JP3427086B2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JP3427086B2 JP3427086B2 JP2000045831A JP2000045831A JP3427086B2 JP 3427086 B2 JP3427086 B2 JP 3427086B2 JP 2000045831 A JP2000045831 A JP 2000045831A JP 2000045831 A JP2000045831 A JP 2000045831A JP 3427086 B2 JP3427086 B2 JP 3427086B2
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- socket
- rubber
- conductive particles
- particles
- resin layer
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L23/00—Details of semiconductor or other solid state devices
- H01L23/32—Holders for supporting the complete device in operation, i.e. detachable fixtures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
- H01R13/2407—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means
- H01R13/2414—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means conductive elastomers
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/04—Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
- G01R1/0408—Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
- G01R1/0433—Sockets for IC's or transistors
- G01R1/0483—Sockets for un-leaded IC's having matrix type contact fields, e.g. BGA or PGA devices; Sockets for unpackaged, naked chips
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7076—Coupling devices for connection between PCB and component, e.g. display
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R2201/00—Connectors or connections adapted for particular applications
- H01R2201/20—Connectors or connections adapted for particular applications for testing or measuring purposes
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- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
検査用ICソケットに係り、特にデバイス電極がエリア
アレイ状に配置された半導体デバイスの検査に用いられ
るICソケットに関する。
検査用ICソケットに係り、特にデバイス電極がエリア
アレイ状に配置された半導体デバイスの検査に用いられ
るICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス(特にVLSI)は、多
機能化,高速化,低消費電力化等の市場の要求により、
従来のように半導体デバイスの周辺に電極のあるQFP
(quadflat array)型パッケージ等から、近年では半導体
デバイス自体の下面にエリアアレイ状に電極が配設され
たBGA(ball grid array)型パッケージやLGA(l
and grid array)型パッケージ等が増えてきている。こ
れらの半導体デバイスの内部に封止されたVLSIの検
査用のICソケットも、従来の単に金属製の板を打ち抜
いて作ったコンタクトピンを埋設したICソケットで
は、電気特性的にも十分とは言えなくなっている。特開
平7―287048号公報には、板状の弾性ゴムの表面
に二次元的にコンタクトピン(バネ)を配置したBGA
型パケージ用のICソケットが開示されている。この種
のICソケットでは使用時間の増加と共に、コンタクト
ピンが変形してICとの接触性信頼性が低下する問題が
あった。
機能化,高速化,低消費電力化等の市場の要求により、
従来のように半導体デバイスの周辺に電極のあるQFP
(quadflat array)型パッケージ等から、近年では半導体
デバイス自体の下面にエリアアレイ状に電極が配設され
たBGA(ball grid array)型パッケージやLGA(l
and grid array)型パッケージ等が増えてきている。こ
れらの半導体デバイスの内部に封止されたVLSIの検
査用のICソケットも、従来の単に金属製の板を打ち抜
いて作ったコンタクトピンを埋設したICソケットで
は、電気特性的にも十分とは言えなくなっている。特開
平7―287048号公報には、板状の弾性ゴムの表面
に二次元的にコンタクトピン(バネ)を配置したBGA
型パケージ用のICソケットが開示されている。この種
のICソケットでは使用時間の増加と共に、コンタクト
ピンが変形してICとの接触性信頼性が低下する問題が
あった。
【0003】この技術を改善する技術として、特開平9
―35789号公報や特開平9―161870号公報に
は、板状の弾性ゴムに金属細線を上下で斜めになるよう
に埋設して異方導電性シートを形成し、これをICソケ
ットに使用した技術が開示されている。
―35789号公報や特開平9―161870号公報に
は、板状の弾性ゴムに金属細線を上下で斜めになるよう
に埋設して異方導電性シートを形成し、これをICソケ
ットに使用した技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この技術においては、
ICとの接触性向上に効果を得ているが、金属配線が弾
性ゴム内に上下斜めに配置されており、接点間距離の低
減が難しく、ICのパッドピッチの微細化への対応に問
題があった。
ICとの接触性向上に効果を得ているが、金属配線が弾
性ゴム内に上下斜めに配置されており、接点間距離の低
減が難しく、ICのパッドピッチの微細化への対応に問
題があった。
【0005】上記問題を解決する技術として、特開平5
―62727号公報には板状の弾性ゴム中にICのパッ
ドと基板の接続端子に対応した位置にワイヤ集合体を局
在して鉛直に埋設異方導電性接続部材が開示されてい
る。この技術では、ワイヤが弾性ゴム中に局在化して鉛
直に配置されているために、微細化パッドピッチを有す
るICの検査や接続用に使用され効果を得ているが、弾
性ゴム中の異方導電接続部材がワイヤ集合体からなるた
めに上下の変形が小さく、BGA型パッケージ等の検査
では大きな押圧が必要であり、パッケージのボール端子
が損傷しやい問題があった。
―62727号公報には板状の弾性ゴム中にICのパッ
ドと基板の接続端子に対応した位置にワイヤ集合体を局
在して鉛直に埋設異方導電性接続部材が開示されてい
る。この技術では、ワイヤが弾性ゴム中に局在化して鉛
直に配置されているために、微細化パッドピッチを有す
るICの検査や接続用に使用され効果を得ているが、弾
性ゴム中の異方導電接続部材がワイヤ集合体からなるた
めに上下の変形が小さく、BGA型パッケージ等の検査
では大きな押圧が必要であり、パッケージのボール端子
が損傷しやい問題があった。
【0006】この問題を解決する方法として弾性ゴムシ
ートのICパッドと基板の接続端子に対応した位置に導
電性粒子を局在化して配置した異方導電性シートを使用
した検査技術が、特開平10―197599号公報や特
開平11―214594号公報等に提案されている。
ートのICパッドと基板の接続端子に対応した位置に導
電性粒子を局在化して配置した異方導電性シートを使用
した検査技術が、特開平10―197599号公報や特
開平11―214594号公報等に提案されている。
【0007】図7は、この技術を使用したICソケット
の主要部を示す断面図である。ICソケット200はシ
リコンゴム等の板状の弾性ゴム204中に直径が数十μ
m(例えば40μm)の導電性粒子203を基板205
の電極206と半導体デバス202の半田ボール201
と対応する位置に局在配置した構造をしている。半導体
デバイス202の上面から押厚して半田ボール201が
導電性粒子203部に押し込まれ接触する。半田ボール
201が上から押されてくることで、導電性粒子203
同士が接触し、基板205の電極206と半田ボール2
01までが電気的に接続される状態となる。
の主要部を示す断面図である。ICソケット200はシ
リコンゴム等の板状の弾性ゴム204中に直径が数十μ
m(例えば40μm)の導電性粒子203を基板205
の電極206と半導体デバス202の半田ボール201
と対応する位置に局在配置した構造をしている。半導体
デバイス202の上面から押厚して半田ボール201が
導電性粒子203部に押し込まれ接触する。半田ボール
201が上から押されてくることで、導電性粒子203
同士が接触し、基板205の電極206と半田ボール2
01までが電気的に接続される状態となる。
【0008】一般的に半田ボール1は、装置基板への実
装時、位置確認のために、センサーでボール先端をチェ
ックすることがある。そのために半田ボールの表面には
キズが少ないことやバリなどの半田屑が出ていないこと
が必要である。
装時、位置確認のために、センサーでボール先端をチェ
ックすることがある。そのために半田ボールの表面には
キズが少ないことやバリなどの半田屑が出ていないこと
が必要である。
【0009】図7のような、ICソケット200の特徴
としては、半田ボール201にキズがつきにくいことが
挙げられるが、次のような問題点が挙げられる。 (1)導電性微粒子203部の電気抵抗が高く、電気的
に良好な特性を得られないため、良品を不良品と誤判定
してしまうことがあり、半導体デバイスの量産ではコス
トが高くなる傾向にあった。 (2)導電性粒子204が小さいため、弾性ゴム204
の圧力に対し強く押さないと、それぞれの粒子が十分接
触せず抵抗値が高くなる。そのために良好な導通を得る
ためには、かなり強めに半導体デバイス202を上から
押す必要があり、長期的には弾性ゴム204の塑性変形
を引き起こしやすく、更に半田ボール201との接触を
悪化させる。 (3)半導体デバイス202を上から強く押し付けるこ
とで、半田ボール201との接触面に半田屑が多く付着
し、これが酸化して電気的接触が悪くなるのを助長す
る。 (4)弾性ゴム204の劣化が進み、取り替えを早くす
る必要があり、検査コストが増加する。 (5)高温で検査する場合には、弾性ゴム04にそりな
どの変形が生じやすい。本発明は、上記の従来例の問題
点を解決し、特に種々の半導体デバイスに対しても適切
に電気的特性検査をすることができるICソケットを提
供することを、目的とする。
としては、半田ボール201にキズがつきにくいことが
挙げられるが、次のような問題点が挙げられる。 (1)導電性微粒子203部の電気抵抗が高く、電気的
に良好な特性を得られないため、良品を不良品と誤判定
してしまうことがあり、半導体デバイスの量産ではコス
トが高くなる傾向にあった。 (2)導電性粒子204が小さいため、弾性ゴム204
の圧力に対し強く押さないと、それぞれの粒子が十分接
触せず抵抗値が高くなる。そのために良好な導通を得る
ためには、かなり強めに半導体デバイス202を上から
押す必要があり、長期的には弾性ゴム204の塑性変形
を引き起こしやすく、更に半田ボール201との接触を
悪化させる。 (3)半導体デバイス202を上から強く押し付けるこ
とで、半田ボール201との接触面に半田屑が多く付着
し、これが酸化して電気的接触が悪くなるのを助長す
る。 (4)弾性ゴム204の劣化が進み、取り替えを早くす
る必要があり、検査コストが増加する。 (5)高温で検査する場合には、弾性ゴム04にそりな
どの変形が生じやすい。本発明は、上記の従来例の問題
点を解決し、特に種々の半導体デバイスに対しても適切
に電気的特性検査をすることができるICソケットを提
供することを、目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のICソケット
は、金属板からなるソケットボデイーと、前記ソケット
ボデイーの所定の位置に設けられた貫通孔に充填された
異方導電性樹脂層と、前記ソケットボデイーの周囲に設
けられた半導体デバイス装着用のパッケージガイドとを
有し、金属板からなる前記ソケットボデイーと前記異方
導電性樹脂層が前記貫通孔壁に設けられた絶縁樹脂膜で
電気的に絶縁化され、前記異方導電性樹脂層が弾性ゴム
中に平均粒子径の異なる第1の導電性粒子および第2の
導電性粒子を分散させた構造からなることを特徴とす
る。
は、金属板からなるソケットボデイーと、前記ソケット
ボデイーの所定の位置に設けられた貫通孔に充填された
異方導電性樹脂層と、前記ソケットボデイーの周囲に設
けられた半導体デバイス装着用のパッケージガイドとを
有し、金属板からなる前記ソケットボデイーと前記異方
導電性樹脂層が前記貫通孔壁に設けられた絶縁樹脂膜で
電気的に絶縁化され、前記異方導電性樹脂層が弾性ゴム
中に平均粒子径の異なる第1の導電性粒子および第2の
導電性粒子を分散させた構造からなることを特徴とす
る。
【0011】上記の構成のICソケットにおいて、前記
ソケットボデイーの両面を前記絶縁樹脂膜で被覆しても
よい。
ソケットボデイーの両面を前記絶縁樹脂膜で被覆しても
よい。
【0012】前記第1の導電性粒子および前記第2の導
電性粒子の好ましい大きさ(平均粒子直径)はそれぞれ
60〜200μmおよび1〜30μmである。
電性粒子の好ましい大きさ(平均粒子直径)はそれぞれ
60〜200μmおよび1〜30μmである。
【0013】また、前記第1の導電性粒子として楕円球
形状の金属粒子を使用して該金属粒子を半導体デバイス
の電極等に略垂直に配向させることにより平板電極を有
するLGA型パッケージ検査用のICソケットを構成で
きる。その楕円球形状の第1の導電性粒子の好ましい短
円方向および長円方向の平均粒子径はそれぞれ30〜8
0μmおよび300〜1000μmである。なお、楕円
球形形状の第1の導電性粒子と混合して使用する第2の
導電性粒子の粒子径は、1〜30μmが好ましい。
形状の金属粒子を使用して該金属粒子を半導体デバイス
の電極等に略垂直に配向させることにより平板電極を有
するLGA型パッケージ検査用のICソケットを構成で
きる。その楕円球形状の第1の導電性粒子の好ましい短
円方向および長円方向の平均粒子径はそれぞれ30〜8
0μmおよび300〜1000μmである。なお、楕円
球形形状の第1の導電性粒子と混合して使用する第2の
導電性粒子の粒子径は、1〜30μmが好ましい。
【0014】前記弾性ゴムとしては、スチレンブタジエ
ンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴ
ム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を使
用できる。また、前記絶縁樹脂膜としては、エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂、スチレンブタジエンゴム、アクリ
ロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレ
ンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を使用することができ
る。
ンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエン
ゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴ
ム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を使
用できる。また、前記絶縁樹脂膜としては、エポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂、スチレンブタジエンゴム、アクリ
ロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレ
ンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等を使用することができ
る。
【0015】上記の楕円球形状の第1の導電性粒子を使
用したICソケットにおいては、前記異方導電性樹脂層
を前記ソケットボデイーの上面から突き出して形成した
構造とすることでLGA型パッケージ等の平板電極との
電気的接触性を向上できる。また、上記の本発明の構成
のICソケットにおいては、前記第1の導電性粒子およ
び前記第2の導電性粒子としては、Au,Ni,Ag,
Cu,Wの金属粒子またはNi粒子にAu,Agまたは
Cuめっきした金属粒子等を使用できる。
用したICソケットにおいては、前記異方導電性樹脂層
を前記ソケットボデイーの上面から突き出して形成した
構造とすることでLGA型パッケージ等の平板電極との
電気的接触性を向上できる。また、上記の本発明の構成
のICソケットにおいては、前記第1の導電性粒子およ
び前記第2の導電性粒子としては、Au,Ni,Ag,
Cu,Wの金属粒子またはNi粒子にAu,Agまたは
Cuめっきした金属粒子等を使用できる。
【0016】本発明では、BGA、LGA型パッケージ
等の半導体デバイスを検査する場合、異方導電性樹脂層
を使用するICソケットにおいて、その導電性粒子して
大きさが異なる導電性金属物を2種類使用することによ
り、それぞれが大きさの導電性粒子が補い合って少しの
加重で接触しやすくなり、検査する半導体デバイスと導
通性が向上し、検査の信頼性を向上できる。また、少し
の加重で導通を得られるために、半導体デバイスの導電
性バンプ(半田ボール)を強くICソケットの異方導電
性樹脂層表面に押し付ける必要がなくなる。その結果、
半田ボールとの接触面に対する半田屑付着が減り、その
付着した半田屑酸化による絶縁問題の影響が低減する。
等の半導体デバイスを検査する場合、異方導電性樹脂層
を使用するICソケットにおいて、その導電性粒子して
大きさが異なる導電性金属物を2種類使用することによ
り、それぞれが大きさの導電性粒子が補い合って少しの
加重で接触しやすくなり、検査する半導体デバイスと導
通性が向上し、検査の信頼性を向上できる。また、少し
の加重で導通を得られるために、半導体デバイスの導電
性バンプ(半田ボール)を強くICソケットの異方導電
性樹脂層表面に押し付ける必要がなくなる。その結果、
半田ボールとの接触面に対する半田屑付着が減り、その
付着した半田屑酸化による絶縁問題の影響が低減する。
【0017】さらに本発明のICソケットでは、異方導
電性樹脂層が摩耗して交換する際に、ソケットボデイー
の貫通孔の磨耗した異方導電性樹脂層を部分的に交換す
ればよい。また、ソケットボデイーに金属板を使用する
ことにより、ICソケットが熱による変形を受けにく
い。
電性樹脂層が摩耗して交換する際に、ソケットボデイー
の貫通孔の磨耗した異方導電性樹脂層を部分的に交換す
ればよい。また、ソケットボデイーに金属板を使用する
ことにより、ICソケットが熱による変形を受けにく
い。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施の形態のIC
ソケットの構造を示す断面図である。図1のように、I
Cソケット8は、金属板からなるソケットボデイー5
と、ソケットボデイー5の所定の位置に設けられた貫通
孔17に充填された異方導電性樹脂層7と、ソケットボ
デイー5の周囲に設けられた半導体デバイス装着用のパ
ッケージガイド16とから構成されている。
ソケットの構造を示す断面図である。図1のように、I
Cソケット8は、金属板からなるソケットボデイー5
と、ソケットボデイー5の所定の位置に設けられた貫通
孔17に充填された異方導電性樹脂層7と、ソケットボ
デイー5の周囲に設けられた半導体デバイス装着用のパ
ッケージガイド16とから構成されている。
【0020】異方導電性樹脂層7は、弾性ゴム7aとそ
の中に分散された粒子径の異なる第1の導電性粒子3と
第2の導電性粒子4とから構成されている。また、異方
導電性樹脂層7とソケットボデイー5は貫通孔17壁に
設けられた絶縁樹脂膜6で電気的に絶縁化されている。
の中に分散された粒子径の異なる第1の導電性粒子3と
第2の導電性粒子4とから構成されている。また、異方
導電性樹脂層7とソケットボデイー5は貫通孔17壁に
設けられた絶縁樹脂膜6で電気的に絶縁化されている。
【0021】ソケットボデイー5の金属板としては厚さ
0.1〜0.5mmのアルミニウム板、アルミニウム合
金板、銅板、銅―亜鉛合金板またはステンレスステイー
ル板等を使用できる。異方導電性樹脂層7の弾性ゴム7
aとしては、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリ
ルブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ
素ゴム、ウレタンゴム等の熱硬化性樹脂等から適宜選択
して使用できる。
0.1〜0.5mmのアルミニウム板、アルミニウム合
金板、銅板、銅―亜鉛合金板またはステンレスステイー
ル板等を使用できる。異方導電性樹脂層7の弾性ゴム7
aとしては、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリ
ルブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、
クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ
素ゴム、ウレタンゴム等の熱硬化性樹脂等から適宜選択
して使用できる。
【0022】異方導電性樹脂層7の第1の導電性粒子3
および第2の導電性粒4としては、Au,Ni,Ag,
Cu,W等の金属粒子やNi粒子にAuめっきした金属
粒子が使用できる。第1の導電性粒子の大きさは平均粒
径(直径)60〜200μmが適当であり、また、第2
の導電性粒子の大きさは平均粒径(直径)1〜30μm
が適当である。
および第2の導電性粒4としては、Au,Ni,Ag,
Cu,W等の金属粒子やNi粒子にAuめっきした金属
粒子が使用できる。第1の導電性粒子の大きさは平均粒
径(直径)60〜200μmが適当であり、また、第2
の導電性粒子の大きさは平均粒径(直径)1〜30μm
が適当である。
【0023】第2の導電性粒子4と第1の導電性粒3の
混合比率は重量比で第2の導電性粒子が1に対して第1
の導電性粒子が1〜10が適当である。また、これらの
導電性粒子は弾性ゴム7aに対して体積分率で20〜6
0%の割合で用いられる。
混合比率は重量比で第2の導電性粒子が1に対して第1
の導電性粒子が1〜10が適当である。また、これらの
導電性粒子は弾性ゴム7aに対して体積分率で20〜6
0%の割合で用いられる。
【0024】貫通孔17はドリル孔明け等により半導体
デバイスの導電性バンプのサイズに合わせて形成され
る。
デバイスの導電性バンプのサイズに合わせて形成され
る。
【0025】絶縁樹脂膜6としてはエポキシ樹脂、ポリ
イミド樹脂等の熱硬化性樹脂やスチレンブタジエンゴ
ム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等の熱硬化
性樹脂が使用できる。絶縁樹脂膜6の形成方法として
は、上記の熱硬化性樹脂を電着塗装法によって貫通孔1
7壁に薄膜状に形成する方法やスクリーン印刷法によっ
て上記の熱硬化性樹脂を貫通孔17に充填して硬化後、
貫通孔17中の硬化した樹脂にレーザ孔明け等により貫
通孔17より小さい径で孔明けする方法等が使用するこ
とができる。
イミド樹脂等の熱硬化性樹脂やスチレンブタジエンゴ
ム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等の熱硬化
性樹脂が使用できる。絶縁樹脂膜6の形成方法として
は、上記の熱硬化性樹脂を電着塗装法によって貫通孔1
7壁に薄膜状に形成する方法やスクリーン印刷法によっ
て上記の熱硬化性樹脂を貫通孔17に充填して硬化後、
貫通孔17中の硬化した樹脂にレーザ孔明け等により貫
通孔17より小さい径で孔明けする方法等が使用するこ
とができる。
【0026】次に図1のICソケットの製造方法の具体
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔に充
填して熱硬化後、表面を研磨して平坦化した。
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔に充
填して熱硬化後、表面を研磨して平坦化した。
【0027】次に、炭酸ガス(CO2)レーザを使用し
て貫通孔17中の絶縁樹脂に直径約0.15mmの貫通
孔を形成した。貫通孔17の壁には厚さが約50μmの
絶縁樹脂膜6が形成された。
て貫通孔17中の絶縁樹脂に直径約0.15mmの貫通
孔を形成した。貫通孔17の壁には厚さが約50μmの
絶縁樹脂膜6が形成された。
【0028】次に、熱硬化型液状シリコーンゴムにNi
金属粒子に金めっきした第1の導電性粒子(平均粒径6
0μm)と第2の導電性粒子(平均粒径2μm)をシリ
コーンゴムに対して体積分率約50%になるように添加
して混合し、異方導電性樹脂層7形成用ペーストを調整
した。各導電性粒子の混合割合(重量比)は、第2導電
粒子が1に対して第1の導電性粒子を5の割合とした。
このペーストを絶縁樹脂膜6の形成された貫通孔17に
スクリーン印刷で充填して熱硬化した後、表面を研磨し
て平坦化した。このようにして、貫通孔17には弾性ゴ
ム7aと第1の導電性粒子3と第2の導電性粒子4から
構成される異方導電性樹脂層7を形成した。
金属粒子に金めっきした第1の導電性粒子(平均粒径6
0μm)と第2の導電性粒子(平均粒径2μm)をシリ
コーンゴムに対して体積分率約50%になるように添加
して混合し、異方導電性樹脂層7形成用ペーストを調整
した。各導電性粒子の混合割合(重量比)は、第2導電
粒子が1に対して第1の導電性粒子を5の割合とした。
このペーストを絶縁樹脂膜6の形成された貫通孔17に
スクリーン印刷で充填して熱硬化した後、表面を研磨し
て平坦化した。このようにして、貫通孔17には弾性ゴ
ム7aと第1の導電性粒子3と第2の導電性粒子4から
構成される異方導電性樹脂層7を形成した。
【0029】次に、ソケットボデイー5をパッケージガ
イド16に装着して図1のICソケット8を形成した。
イド16に装着して図1のICソケット8を形成した。
【0030】次に、図1のICソケットの使用方法につ
いて図2を参照して説明する。図2は、図1のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図2では、半導体デ
バイス2にはボールグリッドアレイ(略記:BGA)が
使用されており、導電性バンプ1には半田ボールが使用
されている。まず、ICソケット8が取りつけられた基
板9をLSIテスタ(表示していない)に装着し、検査
の対象となる半導体デバイス2をハンドラーと呼ばれる
半導体デバイス搬送装置により、パッケージガイド16
からICソケット8にセットする。ハンドラーなどの装
置により半導体デバイス2がパッケージガイド16に沿
って上から押し込まれ、導電性バンプ1が下に下がりセ
ットされると、第1の導電性粒子3(粒径大)と第2の
導電性粒子4(粒径小)が弾性ゴム7a中で接触しあ
い、基板9の電極10から第1の導電性粒子3および第
2の導電性粒子を介して、導電性バンプ1(半田ボー
ル)まで通電が可能な状態となり、電気的な評価や検査
などが実施出来る。
いて図2を参照して説明する。図2は、図1のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図2では、半導体デ
バイス2にはボールグリッドアレイ(略記:BGA)が
使用されており、導電性バンプ1には半田ボールが使用
されている。まず、ICソケット8が取りつけられた基
板9をLSIテスタ(表示していない)に装着し、検査
の対象となる半導体デバイス2をハンドラーと呼ばれる
半導体デバイス搬送装置により、パッケージガイド16
からICソケット8にセットする。ハンドラーなどの装
置により半導体デバイス2がパッケージガイド16に沿
って上から押し込まれ、導電性バンプ1が下に下がりセ
ットされると、第1の導電性粒子3(粒径大)と第2の
導電性粒子4(粒径小)が弾性ゴム7a中で接触しあ
い、基板9の電極10から第1の導電性粒子3および第
2の導電性粒子を介して、導電性バンプ1(半田ボー
ル)まで通電が可能な状態となり、電気的な評価や検査
などが実施出来る。
【0031】その後、電気的な信号をLSIテスタから
送り、半導体デバイス2の電気的特性を評価する。
送り、半導体デバイス2の電気的特性を評価する。
【0032】特に粒径が小さい第2の導電性粒子4だけ
であれば、それぞれがかなり移動し、接触しないと導通
が取れないが、粒径が大きい第1の導電性粒子3が混合
されており、その密度が大きい為、わずかな移動量でも
弾性ゴム7a内では電気的な接触が可能となる。
であれば、それぞれがかなり移動し、接触しないと導通
が取れないが、粒径が大きい第1の導電性粒子3が混合
されており、その密度が大きい為、わずかな移動量でも
弾性ゴム7a内では電気的な接触が可能となる。
【0033】また金属などの硬い材質で出来たソケット
ボディー5に導通が必要とされる部分のみ穴をあけて、
異方導電性樹脂層7を挿入している為、高温時でもソケ
ットボデイーの反りが抑制できるために異方導電性樹脂
層7部の変形が少なく、高温でも安定した電気的測定が
できる。
ボディー5に導通が必要とされる部分のみ穴をあけて、
異方導電性樹脂層7を挿入している為、高温時でもソケ
ットボデイーの反りが抑制できるために異方導電性樹脂
層7部の変形が少なく、高温でも安定した電気的測定が
できる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図3は、本発明の第2の実施の形態のIC
ソケットの構造を示す断面図である。図3のように、本
実施の形態は、上記の第1の実施の形態のICソケット
の金属板からなるソケットボデイーの貫通孔17および
その板表面を絶縁樹脂膜6で被覆した場合である。異方
導電性樹脂層7の組成およびその形成方法は上記の第1
の実施の形態と同様である。
ソケットの構造を示す断面図である。図3のように、本
実施の形態は、上記の第1の実施の形態のICソケット
の金属板からなるソケットボデイーの貫通孔17および
その板表面を絶縁樹脂膜6で被覆した場合である。異方
導電性樹脂層7の組成およびその形成方法は上記の第1
の実施の形態と同様である。
【0036】本実施の形態ではソケットボデイー5と検
査する半導体デバイス2と基板9との絶縁性を向上で
き、上記の第1の実施の形態のICソケットよりも半導
体デバイスの検査信頼性を向上できる。
査する半導体デバイス2と基板9との絶縁性を向上で
き、上記の第1の実施の形態のICソケットよりも半導
体デバイスの検査信頼性を向上できる。
【0037】次に図3のICソケットの製造方法の具体
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔17
およびソケットボデイー5表面に約40μm厚さに電着
塗装した後、熱硬化した。
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔17
およびソケットボデイー5表面に約40μm厚さに電着
塗装した後、熱硬化した。
【0038】次に、熱硬化型液状シリコーンゴムにNi
金属粒子に金めっきした第1の導電性粒子(平均粒径3
0μm)と第2の導電性粒子(平均粒径2μm)をシリ
コーンゴムに対して体積分率約50%になるように添加
して混合し、異方導電性樹脂層7形成用ペーストを調整
した。各導電性粒子の混合割合(重量比)は第2導電粒
子が1に対して第1の導電性粒子を5の割合とした。こ
のペーストを絶縁樹脂膜6の形成された貫通孔17にス
クリーン印刷で充填して熱硬化した後、表面を研磨して
平坦化した。このようにして、貫通孔17には弾性ゴム
7aと第1の導電性粒子3と第2の導電性粒子4から構
成される異方導電性樹脂層7を形成した。
金属粒子に金めっきした第1の導電性粒子(平均粒径3
0μm)と第2の導電性粒子(平均粒径2μm)をシリ
コーンゴムに対して体積分率約50%になるように添加
して混合し、異方導電性樹脂層7形成用ペーストを調整
した。各導電性粒子の混合割合(重量比)は第2導電粒
子が1に対して第1の導電性粒子を5の割合とした。こ
のペーストを絶縁樹脂膜6の形成された貫通孔17にス
クリーン印刷で充填して熱硬化した後、表面を研磨して
平坦化した。このようにして、貫通孔17には弾性ゴム
7aと第1の導電性粒子3と第2の導電性粒子4から構
成される異方導電性樹脂層7を形成した。
【0039】次に、ソケットボデイー5をパッケージガ
イド16に装着して図3のICソケット8を形成した。
イド16に装着して図3のICソケット8を形成した。
【0040】次に、図3のICソケットの使用方法につ
いて図4を参照して説明する。図4は、図3のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図4では、半導体デ
バイス2には図2と同様に、ボールグリッドアレイ(略
記:BGA)が使用され、導電性バンプ1には半田ボー
ルが使用されている。まず、ICソケット8が取りつけ
られた基板9をLSIテスタ(表示していない)に装着
し、検査の対象となる半導体デバイス2をハンドラーと
呼ばれる半導体デバイス搬送装置により、パッケージガ
イド16からICソケット8にセットする。ハンドラー
などの装置により半導体デバイス2がパッケージガイド
16に沿って上から押し込まれ、導電性バンプ1が下に
下がりセットされると、第1の導電性粒子3(粒径大)
と第2の導電性粒子4(粒径小)が弾性ゴム7a中で接
触しあい、基板9の電極10から第1の導電性粒子3お
よび第2の導電性粒子を介して、導電性バンプ1(半田
ボール)まで通電が可能な状態となり、電気的な評価や
検査などが実施出来る。
いて図4を参照して説明する。図4は、図3のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図4では、半導体デ
バイス2には図2と同様に、ボールグリッドアレイ(略
記:BGA)が使用され、導電性バンプ1には半田ボー
ルが使用されている。まず、ICソケット8が取りつけ
られた基板9をLSIテスタ(表示していない)に装着
し、検査の対象となる半導体デバイス2をハンドラーと
呼ばれる半導体デバイス搬送装置により、パッケージガ
イド16からICソケット8にセットする。ハンドラー
などの装置により半導体デバイス2がパッケージガイド
16に沿って上から押し込まれ、導電性バンプ1が下に
下がりセットされると、第1の導電性粒子3(粒径大)
と第2の導電性粒子4(粒径小)が弾性ゴム7a中で接
触しあい、基板9の電極10から第1の導電性粒子3お
よび第2の導電性粒子を介して、導電性バンプ1(半田
ボール)まで通電が可能な状態となり、電気的な評価や
検査などが実施出来る。
【0041】その後、電気的な信号をLSIテスタから
送り、半導体デバイス2の電気的特性を評価する。
送り、半導体デバイス2の電気的特性を評価する。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態のICソ
ケットについて図面を参照して説明する。図5は、本発
明の第3の実施の形態のICソケットの構造を示す断面
図である。上記の第1および第2の実施の形態では、B
GA型パッケージ用のICソケットについて説明した
が、本実施の形態のICソケットは、LGA型パッケー
ジに使用される。
ケットについて図面を参照して説明する。図5は、本発
明の第3の実施の形態のICソケットの構造を示す断面
図である。上記の第1および第2の実施の形態では、B
GA型パッケージ用のICソケットについて説明した
が、本実施の形態のICソケットは、LGA型パッケー
ジに使用される。
【0043】図5のように、ICソケット13は、金属
板からなるソケットボデイー5と、ソケットボデイー5
の所定の位置に設けられた貫通孔17に充填され、且つ
ソケットボデイー5の上面より突き出すように形成され
た異方導電性樹脂層7と、ソケットボデイー5の周囲に
設けられた半導体デバイス装着用のパッケージガイド1
6とから構成されている。異方導電性樹脂層7は図5の
ようにソケットボデイー5の上面から突き出すように形
成することがより好ましく、LGA型パッケージの半導
体デバイス電極との接触性が向上する。
板からなるソケットボデイー5と、ソケットボデイー5
の所定の位置に設けられた貫通孔17に充填され、且つ
ソケットボデイー5の上面より突き出すように形成され
た異方導電性樹脂層7と、ソケットボデイー5の周囲に
設けられた半導体デバイス装着用のパッケージガイド1
6とから構成されている。異方導電性樹脂層7は図5の
ようにソケットボデイー5の上面から突き出すように形
成することがより好ましく、LGA型パッケージの半導
体デバイス電極との接触性が向上する。
【0044】異方導電性樹脂層7は、弾性ゴム7aとそ
の中に分散された粒子径の異なる第1の導電性粒子3a
と第2の導電性粒子4aとから構成されている。また、
異方導電性樹脂層7とソケットボデイー5は貫通孔17
壁に設けられた絶縁樹脂膜6で電気的に絶縁化されてい
る。第1の導電性粒子3aは第2の導電性粒子4aより
も平均粒径は大きく、且つ楕円球形状で細長の形状をし
ており、この細長方向(長円方向)が半導体デバイス電
極および基板の電極表面に略垂直になるように配向する
ようにしている。このように第1の導電性粒子を配向さ
せることにより、半田ボールが無いLGA型パッケージ
でも十分コンタクト圧力を得て、導通することが可能と
なる。
の中に分散された粒子径の異なる第1の導電性粒子3a
と第2の導電性粒子4aとから構成されている。また、
異方導電性樹脂層7とソケットボデイー5は貫通孔17
壁に設けられた絶縁樹脂膜6で電気的に絶縁化されてい
る。第1の導電性粒子3aは第2の導電性粒子4aより
も平均粒径は大きく、且つ楕円球形状で細長の形状をし
ており、この細長方向(長円方向)が半導体デバイス電
極および基板の電極表面に略垂直になるように配向する
ようにしている。このように第1の導電性粒子を配向さ
せることにより、半田ボールが無いLGA型パッケージ
でも十分コンタクト圧力を得て、導通することが可能と
なる。
【0045】ソケットボデイー5の金属板の材質や異方
導電性樹脂層7の材質は上記の第1の実施の形態と同様
である。
導電性樹脂層7の材質は上記の第1の実施の形態と同様
である。
【0046】異方導電性樹脂層7の第1の導電性粒子3
aおよび第2の導電性粒子4aとしては、上記の第1お
よび第2の実施の形態と同様なAu,Ni,Ag,C
u,W等の金属粒子やNi粒子にAu,AgまたはCu
めっきした金属粒子が使用できる。楕円球形状の第1の
導電性粒子3aの大きさは短円方向平均粒子径30〜8
0μmで長円方向粒子径が300〜1000μmであ
る。また、第2の導電性粒子4aの大きさは平均粒径
(直径)1〜30μmが適当である。
aおよび第2の導電性粒子4aとしては、上記の第1お
よび第2の実施の形態と同様なAu,Ni,Ag,C
u,W等の金属粒子やNi粒子にAu,AgまたはCu
めっきした金属粒子が使用できる。楕円球形状の第1の
導電性粒子3aの大きさは短円方向平均粒子径30〜8
0μmで長円方向粒子径が300〜1000μmであ
る。また、第2の導電性粒子4aの大きさは平均粒径
(直径)1〜30μmが適当である。
【0047】第2の導電性粒子4aと第1の導電性粒3
aの混合比率は重量比で第2の導電性粒子4aが1に対
して第1の導電性粒子3aが10〜100が適当であ
る。また、これらの導電性粒子は弾性ゴム7aに対して
体積分率で20〜60%の割合で用いられる。
aの混合比率は重量比で第2の導電性粒子4aが1に対
して第1の導電性粒子3aが10〜100が適当であ
る。また、これらの導電性粒子は弾性ゴム7aに対して
体積分率で20〜60%の割合で用いられる。
【0048】次に図5のICソケットの製造方法の具体
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔に充
填して熱硬化後、表面を研磨して平坦化した。
例について説明する。まず、ソケットボデイー5用に板
厚0.2mmのAl合金板を用意した。これにNC孔明
けにて直径0.25mmの貫通孔17を形成した。次い
で、熱硬化エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂を貫通孔に充
填して熱硬化後、表面を研磨して平坦化した。
【0049】次に、炭酸ガス(CO2)レーザを使用し
て貫通孔17中の絶縁樹脂に直径約0.15mmの貫通
孔を形成した。貫通孔17の壁には厚さが約50μmの
絶縁樹脂膜6が形成された。
て貫通孔17中の絶縁樹脂に直径約0.15mmの貫通
孔を形成した。貫通孔17の壁には厚さが約50μmの
絶縁樹脂膜6が形成された。
【0050】次に、ソケットボデイー5の表面に厚さ約
40μmのポリスチレン樹脂シート(表示していない)
を圧着して貫通孔17が露出するように、ポリスチレン
樹脂シートに開口を設けた後スクリーン印刷で熱硬化型
液状シリコーンゴムにNi金属粒子に金めっきした第1
の導電性粒子3aと第2の導電性粒子4aをシリコーン
ゴムに対して体積分率約50%になるように添加して混
合し、異方導電性樹脂層7を貫通孔17に充填して硬化
した。
40μmのポリスチレン樹脂シート(表示していない)
を圧着して貫通孔17が露出するように、ポリスチレン
樹脂シートに開口を設けた後スクリーン印刷で熱硬化型
液状シリコーンゴムにNi金属粒子に金めっきした第1
の導電性粒子3aと第2の導電性粒子4aをシリコーン
ゴムに対して体積分率約50%になるように添加して混
合し、異方導電性樹脂層7を貫通孔17に充填して硬化
した。
【0051】次いで、表面を研磨して平坦化した後、ポ
リスチレン樹脂シートを機械的に剥離して図5のよう
に、ソケットボデイー5の上面から突出した形状の異方
導電性樹脂層7を形成した。
リスチレン樹脂シートを機械的に剥離して図5のよう
に、ソケットボデイー5の上面から突出した形状の異方
導電性樹脂層7を形成した。
【0052】次に、ソケットボデイー5をパッケージガ
イド16に装着して図1のICソケット13を形成し
た。
イド16に装着して図1のICソケット13を形成し
た。
【0053】次に、図5のICソケットの使用方法につ
いて図6を参照して説明する。図6は、図5のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図6では、半導体デ
バイス12にはLGA型パッケージが使用されており、
半導体デバイス12のICソケット13の異方導電性樹
脂層7との接触面には電極(半導体デバイス電極15と
いう)が形成されている。まず、ICソケット13が取
りつけられた基板9をLSIテスタ(表示していない)
に装着し、検査の対象となる半導体デバイス12をハン
ドラーと呼ばれる半導体デバイス搬送装置により、パッ
ケージガイド16からICソケット13にセットする。
ハンドラーなどの装置により半導体デバイス12がパッ
ケージガイド16に沿って上から押し込まれ、半導体デ
バイス電極15が下に下がりセットされると、第1の導
電性粒子3a(楕円形状)と第2の導電性粒子4aが弾
性ゴム7a中で接触しあい、基板9の電極10から第1
の導電性粒子3aおよび第2の導電性粒子4aを介し
て、半導体デバイス電極15まで通電が可能な状態とな
り、電気的な評価や検査などが実施出来る。
いて図6を参照して説明する。図6は、図5のICソケ
ットに半導体デバイスを装着して電気検査する方法を説
明するための要部の断面図である。図6では、半導体デ
バイス12にはLGA型パッケージが使用されており、
半導体デバイス12のICソケット13の異方導電性樹
脂層7との接触面には電極(半導体デバイス電極15と
いう)が形成されている。まず、ICソケット13が取
りつけられた基板9をLSIテスタ(表示していない)
に装着し、検査の対象となる半導体デバイス12をハン
ドラーと呼ばれる半導体デバイス搬送装置により、パッ
ケージガイド16からICソケット13にセットする。
ハンドラーなどの装置により半導体デバイス12がパッ
ケージガイド16に沿って上から押し込まれ、半導体デ
バイス電極15が下に下がりセットされると、第1の導
電性粒子3a(楕円形状)と第2の導電性粒子4aが弾
性ゴム7a中で接触しあい、基板9の電極10から第1
の導電性粒子3aおよび第2の導電性粒子4aを介し
て、半導体デバイス電極15まで通電が可能な状態とな
り、電気的な評価や検査などが実施出来る。
【0054】その後、電気的な信号をLSIテスタから
送り、半導体デバイス12の電気的特性を評価する。
送り、半導体デバイス12の電気的特性を評価する。
【0055】なお、上記の第3の実施の形態では、ソケ
ットボデイー5の表面は露出したままであるが、上記の
第2の実施の形態のICソケットのように絶縁樹脂膜で
被覆してもよい。
ットボデイー5の表面は露出したままであるが、上記の
第2の実施の形態のICソケットのように絶縁樹脂膜で
被覆してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では平均粒
子径が2種類の導電性粒子を弾性ゴム中に分散させて形
成した異方導電性樹脂層を半導体デバイスの導電性バン
プ(電極)と対応する金属板からなるソケットボデイー
の位置に設けた貫通孔に選択的充填してICソケットを
構成した。この構成により、次の効果を得ることができ
る。 (1)異方導電性樹脂層の導電性が向上し、半導体デバ
イス検査の接触不良の問題が解消できる。 (2)軽いコンタクトでも十分導通が得られるために、
半田ボールの半田屑付着による接触不良が減り、ICソ
ケットの耐久性が向上する。 (3)ICソケットの部分的な修理ができるために交換
費用が低減できる。 (4)ソケットボデイーに金属板を使用するために、I
Cソケットの熱的寸法安定性が向上する。
子径が2種類の導電性粒子を弾性ゴム中に分散させて形
成した異方導電性樹脂層を半導体デバイスの導電性バン
プ(電極)と対応する金属板からなるソケットボデイー
の位置に設けた貫通孔に選択的充填してICソケットを
構成した。この構成により、次の効果を得ることができ
る。 (1)異方導電性樹脂層の導電性が向上し、半導体デバ
イス検査の接触不良の問題が解消できる。 (2)軽いコンタクトでも十分導通が得られるために、
半田ボールの半田屑付着による接触不良が減り、ICソ
ケットの耐久性が向上する。 (3)ICソケットの部分的な修理ができるために交換
費用が低減できる。 (4)ソケットボデイーに金属板を使用するために、I
Cソケットの熱的寸法安定性が向上する。
【図1】本発明の第1の実施の形態のICソケットの構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図2】図1のICソケットの使用方法を説明するため
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のICソケットの構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図4】図3のICソケットの使用方法を説明するため
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態のICソケットの構
造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
【図6】図5のICソケットの使用方法を説明するため
の要部の断面図である。
の要部の断面図である。
【図7】従来のICソケットの主要部を示す断面図であ
る。
る。
1,201 導電性バンプ
2,202 半導体デバイス
3,3a 第1の導電性粒子
4,4a 第2の導電性粒子
5 ソケットボデイー
6 絶縁樹脂膜
7 異方導電性樹脂層
7a,204 弾性ゴム
8,13,200 ICソケット
9,205 基板
10,206 電極
15 半導体デバイス電極
16 パッケージガイド
17 貫通孔
203 導電性粒子
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
H01R 43/00 H01R 43/00 H
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01R 33/76
G01R 1/073
G01R 31/26
H01R 11/01
H01R 43/00
Claims (8)
- 【請求項1】 金属板からなるソケットボデイーと、前
記ソケットボデイーの所定の位置に設けられた貫通孔に
充填された異方導電性樹脂層と、前記ソケットボデイー
の周囲に設けられた半導体デバイス装着用のパッケージ
ガイドとを有し、金属板からなる前記ソケットボデイー
と前記異方導電性樹脂層が前記貫通孔壁に設けられた絶
縁樹脂膜で電気的に絶縁化され、前記異方導電性樹脂層
が弾性ゴム中に平均粒子径の異なる第1の導電性粒子お
よび第2の導電性粒子を分散させた構造からなることを
特徴とするICソケット。 - 【請求項2】 前記ソケットボデイーの両面が前記絶縁
樹脂膜で被覆されていることを特徴とする請求項1記載
のICソケット。 - 【請求項3】 前記第1の導電性粒子および前記第2の
導電性粒子の大きさ(平均粒子直径)がそれぞれ60〜
200μmおよび1〜30μmである請求項1記載のI
Cソケット。 - 【請求項4】 前記第1の導電性粒子が楕円球形状であ
り、その短円方向および長円方向の平均粒子径がそれぞ
れ30〜80μmおよび300〜1000μmであるこ
とを特徴とする請求項1記載のICソケット。 - 【請求項5】 前記弾性ゴムがスチレンブタジエンゴ
ム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴ
ム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、
シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴムの中から選
択された一つである請求項1記載のICソケット。 - 【請求項6】 前記絶縁樹脂膜がエポキシ樹脂、ポリイ
ミド樹脂、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリル
ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ク
ロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素
ゴム、ウレタンゴムの中から選択された一つである請求
項1または2記載のICソケット。 - 【請求項7】 前記異方導電性樹脂層が前記ソケットボ
デイーの上面から突き出していることを特徴とする請求
項4記載のICソケット。 - 【請求項8】 前記第1の導電性粒子および前記第2の
導電性粒子がAu,Ni,Ag,Cu,Wの金属粒子の
いずれか一つまたはNi粒子にAu,AgまたはCuめ
っきした金属粒子のいずれか一つである請求項1、3ま
たは4記載のICソケット。
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