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JPH0822875A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

Info

Publication number
JPH0822875A
JPH0822875A JP6175972A JP17597294A JPH0822875A JP H0822875 A JPH0822875 A JP H0822875A JP 6175972 A JP6175972 A JP 6175972A JP 17597294 A JP17597294 A JP 17597294A JP H0822875 A JPH0822875 A JP H0822875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
bare chip
socket
lead
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6175972A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawakami
洋司 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP6175972A priority Critical patent/JPH0822875A/ja
Publication of JPH0822875A publication Critical patent/JPH0822875A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体チップの電気的試験の際に、半導体チ
ップの電極部をバンプを介して検査用基板に接続する必
要がないようにする。 【構成】 ICソケット1は基板ホルダ5に保持された
接続用基板6を備え、接続用基板6には、検査すべきベ
アチップ7の複数の電極部に対応して複数の貫通孔8部
分の各々に金属球10が配列接合され、かつ、金属球1
0に接続された引き出し配線9が設けられている。引き
出し配線9は外部コネクタ端子11の接触部11aに圧
接されている。ベアチップ7の電極部を半田等のバンプ
を介して検査用基板に仮接続することなく、ベアチップ
7の電極部から金属球10及び引き出し配線9を介し
て、外部コネクタ端子11への電気的導通が得られる。
試験後における半田の溶融や良品ベアチップ7へのバン
プの再形成等が不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の電気的試
験の際に用いられるICソケットに係り、特に、外部接
続用リードを用いずに回路基板等に実装されるベアチッ
プの検査に最適なICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を回路基板等に実装する方法
の一つとして、リードフレームやTAB等による外部接
続用リードを用いずに、半導体チップの電極部に形成さ
れた半田等のバンプを介して回路基板等に接続する、い
わゆるフリップチップ実装が知られている。なお、この
ような方法で実装される半導体チップは、通常、ベアチ
ップと称されている。
【0003】一方、半導体チップは、通常、その製造工
程中或いは最終工程で、いわゆるバーインテストという
電気的試験が、全品または所定の抜取り品に対して行わ
れている。
【0004】従来、上述したようなベアチップを検査す
る際には、図8(a)に示すように、バーインテスト用
配線基板31上に配線基板32を実装し、この配線基板
32の配線パターン33にベアチップ36をその半田バ
ンプ37により実装するようにしている。
【0005】或いは、図8(b)に示すように、バーイ
ンテスト用配線基板31上にコネクタ38を実装すると
共に、配線基板32の配線パターン33にベアチップ3
6を上述と同様に半田バンプ37により実装し、配線基
板32を押圧して配線パターン33をコネクタ38の端
子に接続するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のベアチップの検査においては、ベアチッ
プ36を半田バンプ37を介して配線基板32の配線パ
ターン33に仮接続するため、試験後、半田を溶融して
からベアチップ36を取外し、良品のベアチップ36に
新たなバンプを再度形成する必要がある。このため、バ
ンプ形成の再処理時における不良の確認を行うことがで
きず、また、検査工程ひいては製造工程が煩雑になる等
の問題があった。
【0007】そこで本発明は、半導体チップの電気的試
験の際に、半導体チップの電極部をバンプを介して検査
用基板に仮接続する必要がないICソケットを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるICソケットは、検査すべき半導体チ
ップの電極部に対応して導電性突状体が配列され、か
つ、その導電性突状体に接続された引き出し配線を有す
る接続用基板を備えたものである。
【0009】なお、前記接続用基板の導電性突状体は金
属球であることが好ましい。
【0010】また、前記接続用基板の引き出し配線はソ
ケット本体の外部コネクタ端子に圧接されているとよ
い。
【0011】さらに、前記接続用基板の引き出し配線と
ソケット本体の外部コネクタ端子とは可撓性を有する配
線基板を介して接続されていてもよい。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明のICソケット
によれば、接続用基板に配列された導電性突状体が半導
体チップの電極部に接触され、接続用基板に設けられて
導電性突状体に接続された引き出し配線が、例えばソケ
ット本体の外部コネクタ端子に圧接或いは可撓性を有す
る配線基板を介して接続される。これにより、半導体チ
ップの電極部を半田等のバンプを介して検査用基板に仮
接続することなく、半導体チップの電極部から外部コネ
クタ端子への電気的導通が得られる。従って、試験後に
おける半田の溶融や良品チップへのバンプの再形成等が
不要になる。
【0013】
【実施例】以下、本発明によるICソケットの実施例に
ついて、図1〜図7を参照して説明する。
【0014】まず、図1は第1実施例におけるICソケ
ットの断面図である。このICソケット1は、ソケット
本体2と、このソケット本体2に対して開閉自在の蓋体
3と、蓋体3を閉蓋状態でロックするロック片4とによ
って構成されている。ソケット本体2には基板ホルダ5
が上下方向に摺動自在に嵌合され、その基板ホルダ5に
接続用基板6が保持されている。
【0015】図2は接続用基板の断面図、図3は接続用
基板の裏面を示す平面図である。接続用基板6には、検
査すべきベアチップ7(図1参照)における複数の電極
部に対応して、複数の貫通孔8が形成されている。そし
て、接続用基板6には、貫通孔8部分の各々から引き出
し配線9が設けられている。この引き出し配線9は、接
続用基板6の表面で貫通孔8の周囲に形成された導体層
9aと、貫通孔8の内周に形成された導体層9bと、接
続用基板6の裏面で貫通孔8の周囲から外方へ延設され
た導体パターン9cとが、一体に連続したものであり、
導体パターン9cの先端が電極パッド9dとなってい
る。
【0016】そして、図2(b)に示すように、接続用
基板6の表面における貫通孔8部分の各々に、それぞれ
ベアチップ7の電極部に接触する金属球10が接合され
ている。なお、接続用基板6は、絶縁性を有すると共
に、金属球10を配列する貫通孔8を高精度に形成する
ために、変形等が極力少ない材料例えばガラスによって
形成するのが好ましい。また、金属球10は、突出高さ
を均一に揃えるために真球に極力近い形状がよく、導電
性や耐蝕性等に優れた材料例えば金を用いるのが好まし
い。
【0017】上記の接続用基板6は、図1に示すよう
に、基板ホルダ5に保持されている。そして、ソケット
本体2に配設された複数の外部コネクタ端子11の弾性
を有する接触部11aが、基板ホルダ5に設けられた開
孔5a内に挿入されて、接続用基板6の引き出し配線9
の電極パッド9dに弾性的に圧接されている。
【0018】上記のように構成された本実施例のICソ
ケット1においては、接続用基板6上にベアチップ7を
搭載し、このベアチップ7の電極部を接続用基板6の金
属球10に接触させ、蓋体3を閉める。この状態で、ベ
アチップ7の電極部から金属球10及び引き出し配線9
を介して、外部コネクタ端子11への電気的導通が得ら
れる。従って、ICソケット1をその外部コネクタ端子
11の端子ピン11bを介してテスタ(図示せず)に装
着し、ベアチップ7の電気的試験を行う。
【0019】このように本実施例のICソケット1によ
れば、金属球10が配列された接続用基板6を備えるこ
とによって、ベアチップ7の電極部を半田等のバンプを
介して検査用基板に仮接続する必要はなく、ベアチップ
7を接続用基板6上に載置するだけで検査を行うことが
でき、また、半田の溶融を行うことなく試験後のベアチ
ップ7を簡単に取り出すことができる。
【0020】なお、接続用基板6に金属球10が設けら
れているので、ベアチップ7の電極部におけるバンプの
有無にかかわらず、そのベアチップ7の検査を容易かつ
確実に行うことができる。そして、接続用基板6の金属
球10は、高精度な配列位置及び均一な突出高さにする
ことが可能なので、ベアチップ7の電極部に対する接触
を極めて確実に行うことができる。
【0021】次に、図4は第2実施例におけるICソケ
ットの断面図である。この例においては、金属球10に
接続された引き出し配線9が接続用基板6の表面に形成
されている。従って、この接続用基板6の表面を示す平
面図は図3と同様になる。そして、引き出し配線9の電
極パッド9dと外部コネクタ端子11とが、可撓性を有
する配線基板12によって接続されている。この配線基
板12は、例えばポリイミド等からなるフィルム基材1
3にリード14を形成したものを用いることができる。
なお、この例の場合は、基板ホルダ5とソケット本体2
との間に付勢用のバネ15を設ける。
【0022】この第2実施例によれば、可撓性を有する
配線基板12を用いることによって、接続用基板6は、
金属球10を備えた表面側のみに引き出し配線9を形成
すればよいので、その製造が簡単になる。また、複数の
外部コネクタ端子11の接触部を接続用基板6の表面ま
で屈曲延長させる場合よりも、構造が簡単になる。
【0023】次に、図5は接続用基板への金属球の接合
方法を示す要部の拡大断面図である。まず、同図(a)
に示すように、金属球10を貫通孔8部分の各々に配列
する。この配列には貫通孔8を介して真空吸引により金
属球10を一括して吸着する手法を用いることができ
る。次に、同図(b)に示すように、金属球10を上方
から押圧して、金属球10を引き出し配線9の導体層9
aに接合する。
【0024】なお、図6に示すように、金属球10の押
圧接合時に、金属球10の上端をベアチップ7の電極部
に整合する形状、例えば同図(a)に示すような平坦面
10a、或いは同図(b)に示すような凹状面10bに
形成してもよい。
【0025】また、図7(a)に示すように、接合した
金属球10の表面に保護用のメッキ16を施し、金属球
10の硬度の向上、金属球10と導体層9aとの接合強
度や導通性能の向上を図ってもよい。また、同図(b)
に示すように、金属球10の表面にメッキ16を施すと
同時に、接続用基板6の貫通孔8内の導体層9bにメッ
キ17を施してもよい。さらに、同図(c)に示すよう
に、金属球10と導体層9aとの接合部分に段部18を
設け、両者の接合面積を増加させてもよい。
【0026】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の有効な変更並びに応用が
可能である。例えば、本発明における導電性突状体とし
て実施例では金属球を用いたが、これは各種の有効な材
質及び形状の突状体を用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査すべき半導体チップの電極部に対応して導電性突状
体が配列された接続用基板を備えることによって、試験
時に半導体チップの電極部を半田等のバンプを介して検
査用基板に仮接続する必要がないので、試験後における
半田の溶融や良品チップへのバンプの再形成等を行う必
要もなくなる。従って、バンプ形成の再処理による不良
発生がないので、歩留りの大幅な向上を図ることがで
き、また、検査工程ひいては製造工程の著しい簡素化を
図ることができる。
【0028】また、本発明によれば、接続用基板が導電
性突状体を有することによって、半導体チップの電極部
におけるバンプの有無にかかわらず、その半導体チップ
の検査を容易かつ確実に行うことができる。従って、電
極部にバンプを有するベアチップに限らず、電極部から
リードフレームのリードにワイヤボンディングされる半
導体チップ、TAB方式において転写バンプを有するリ
ードが電極部に接続される半導体チップ等、電極部にバ
ンプがない様々なタイプの半導体チップに対しても、適
用範囲が非常に広いものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるICソケットの断
面図である。
【図2】上記第1実施例における接続用基板の断面図で
ある。
【図3】上記接続用基板の裏面を示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるICソケットの断
面図である。
【図5】実施例における接続用基板への金属球の接合方
法を示す要部の拡大断面図である。
【図6】上記金属球の接合における変形例を示す要部の
拡大断面図である。
【図7】上記金属球の接合における変形例を示す要部の
拡大断面図である。
【図8】従来のベアチップの検査方法を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ICソケット 2 ソケット本体 3 蓋体 4 ロック片 5 基板ホルダ 6 接続用基板 7 ベアチップ 8 貫通孔 9 引き出し配線 9a、9b 導体層 9c 導体パターン 9d 電極パッド 10 金属球 11 外部コネクタ端子 11a 接触部 11b 端子ピン 12 配線基板 13 フィルム基材 14 リード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査すべき半導体チップの電極部に対応
    して導電性突状体が配列され、かつ、その導電性突状体
    に接続された引き出し配線を有する接続用基板を備えた
    ことを特徴とするICソケット。
  2. 【請求項2】 前記接続用基板の導電性突状体が金属球
    であることを特徴とする請求項1記載のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記接続用基板の引き出し配線がソケッ
    ト本体の外部コネクタ端子に圧接されていることを特徴
    とする請求項1記載のICソケット。
  4. 【請求項4】 前記接続用基板の引き出し配線とソケッ
    ト本体の外部コネクタ端子とが可撓性を有する配線基板
    を介して接続されていることを特徴とする請求項1記載
    のICソケット。
JP6175972A 1994-07-05 1994-07-05 Icソケット Pending JPH0822875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6175972A JPH0822875A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 Icソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6175972A JPH0822875A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 Icソケット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0822875A true JPH0822875A (ja) 1996-01-23

Family

ID=16005470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6175972A Pending JPH0822875A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 Icソケット

Country Status (1)

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JP (1) JPH0822875A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325038B1 (ko) * 1998-05-19 2002-03-04 루이스 에이. 헥트 집적 회로 시험 소켓
KR100820611B1 (ko) * 2004-04-23 2008-04-10 히로세덴끼 가부시끼가이샤 전자 모듈용 소켓
JP2017157525A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
JP2020009552A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100325038B1 (ko) * 1998-05-19 2002-03-04 루이스 에이. 헥트 집적 회로 시험 소켓
KR100820611B1 (ko) * 2004-04-23 2008-04-10 히로세덴끼 가부시끼가이샤 전자 모듈용 소켓
JP2017157525A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
JP2020009552A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット

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Legal Events

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Effective date: 20000725