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JP3357672B2 - アンチスキッド制御装置 - Google Patents

アンチスキッド制御装置

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JP3357672B2
JP3357672B2 JP51636791A JP51636791A JP3357672B2 JP 3357672 B2 JP3357672 B2 JP 3357672B2 JP 51636791 A JP51636791 A JP 51636791A JP 51636791 A JP51636791 A JP 51636791A JP 3357672 B2 JP3357672 B2 JP 3357672B2
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Japan
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brake pressure
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slip
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エルバン,アンドレアス
ミチ,ハラルド
フォルケルト,マティアス
カオ,チートゥアン
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/176Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS
    • B60T8/1763Brake regulation specially adapted to prevent excessive wheel slip during vehicle deceleration, e.g. ABS responsive to the coefficient of friction between the wheels and the ground surface
    • B60T8/17636Microprocessor-based systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T8/17Using electrical or electronic regulation means to control braking
    • B60T8/172Determining control parameters used in the regulation, e.g. by calculations involving measured or detected parameters

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 従来の技術 いわゆる滑り制御装置は既知であり、かかる滑り制御
装置において、車輪速度と、車輪速度から導かれ且つ車
両速度に近似する基準速度とから、車輪滑りが形成され
る。車輪滑りが閾値を超えたりまた下回ったりしたとき
に、弁が作動されてブレーキ圧力が変化される。
【0002】 発明の利点 本発明において、車輪滑りは、制御される変数として
使用される。この場合、制御のための滑り設定(目標)
値は、車両速度、ブレーキ圧力および車輪速度から求め
られる。本発明は、利用可能な摩擦係数の良好な利用を
保証し、また変化される摩擦係数への自動的かつ迅速な
適応を保証する。本発明は、とくにELBブレーキ装置
(電子制御式ブレーキ装置)を備えたトラックに関する
ものである。
【0003】 本発明において、ドライバは、初期ブレーキ・フェー
ズの間に、ブレーキ制御弁を介してブレーキ圧力を特定
する。これに並行して、上層の制御によって最大摩擦係
数値μmaxと、この最大摩擦係数値μmaxにおける滑りと
が与えられる。
【0004】 スイッチング閾値が超えられると(不安定状態が存
在)、圧力調節が作動される。求められたμmaxから、
そのような圧力調節を介してブレーキ圧力が与えられ
る。車両が安定したのちに制御装置が作動され、この制
御装置は、初期ブレーキ・フェーズの間に得られた設定
滑りに対してブレーキ圧力を制御する。
【0005】 走行路面状態の変化により、または適応作用により、
車輪は短時間に不安定領域に到達し、結果として、制御
フェーズの終端が得られる。各制御フェーズの間で、μ
maxおよび滑り値SKを求める(記録する)ことが新たに
スタートされるので、圧力調節フェーズに対しておよび
それに続く新たな制御フェーズに対して、μmaxおよびS
Kに対するそのときの値が再び利用可能である。ドライ
バによって要求されたブレーキ圧力が、存在するブレー
キ圧力より小さかったり、あるいは車両速度の下限閾値
(最小値Vmin)を下回ると、上層の制御は、ブレーキ圧
力をドライバの特定した圧力に切り替えて、システム全
体を初期化する。
【0006】 個々の変数の取得、および制御ないし調節に関して以
下に詳細な説明を行う。 車輪リムにおいて測定された車輪速度(ハブ速度)VN
から、「ハブ滑り」SNが以下の式で求められる。
【0007】 SN=1−(VN/VRE) (1.1) ここで、VREFは基準速度である。
【0008】 「ハブ滑り」は車輪リムにおいて測定される滑りであ
るが、実際の関心はタイヤ接面と路面との間の車輪滑り
であり、この車輪滑りの正確な決定は、タイヤの動特性
を考慮しなければならない。このタイヤ接面における車
輪滑りの近似値Sが、平均値形成器として動作するフィ
ルタを使用して、「ハブ滑り」SNをフィルタ処理するこ
とによって得られる。タイヤ接面とは、タイヤの自立面
(タイヤと路面との接触面)を意味する。可変の「時定
数」を備えたフィルタが、実施例として示されている。
フィルタの時定数は、ブラシ部材のモデルを用いて決定
される。
【0009】 フィルタに対する微分方程式は次のとおりとなる。 S(k+1)=S(k)+TSL・[SN(k)−S(k)] (1.2) 但し、k=1,2,3,……、である。 フィルタの時定数は、ブラシ部材がタイヤ接面を通過す
る時間に連続的に適合され、従って、車両速度に依存し
ている。フィルタ・パラメータTSLに対しては次式が成
立する。
【0010】 TSL=h・(|VF|/LA) (1.3) ここで、 h :サンプリング時間 VF:車両速度 LA:タイヤ接面の長さ である。
【0011】 ブレーキ圧力PBおよび車輪減速度BRの変数から、安定
領域における摩擦係数μが近似的に次式で与えられる。
【0012】
【数3】 ここで、 FZ :車輪荷重 θR:車輪の慣性モーメント r :タイヤ半径 CP :比例係数 である。
【0013】 この式において、パラメータの変動は求めることがで
きないので、数式(1.4)は、μに対する限定された精
度をもつμの値を与えるのに過ぎない。 一方、パラメータのドリフト(主として温度および経
年変化による)は、利用される摩擦係数の変動に比較し
て遅いので、瞬間的に利用される摩擦係数の変動はよく
シミュレートされる。
【0014】 初期ブレーキ・フェーズの間に、数式(1.4)によ
り、瞬間的に利用される摩擦係数μが得られる。車輪減
速度が固定された閾値を下回るか、または滑りが固定閾
値より大きくなると、初期ブレーキ・フェーズは終了さ
れる。このとき車輪は、明確な最大値を有するμ−滑り
曲線の安定領域に入る。
【0015】 得られた最大摩擦係数値μmaxは、圧力上昇フェーズ
の間に、最大値指示の原理に従って求めることができ
る。尚、最大値指示の原理とは、米国特許第5,312,170
号に記載のように、圧力上昇フェーズの間に、最大摩擦
係数値が記憶されることを意味し、この記憶された値よ
り大きい摩擦係数値が新たに決定されると、この大きい
摩擦係数値が最大摩擦係数値として新たに記憶される。
これに並行して、固定のアイドルタイムTDだけ時間的に
シフトされた、数式(1.2)によりフィルタリングされ
た滑り値は、μが最大に達したときの滑りの測定値SKと
して得られる。μmaxが更新されたときはいつでも、SK
は、フィルタリングされた値S(t−TD)から同時的に
再度決定される。
【0016】 前述のように、タイヤ接面と路面との間の車輪滑りの
正確な決定は、タイヤの動特性を考慮しなければならな
い。従って、タイヤ接面における滑り値と「ハブ滑り」
とは、運動学的に異なってくる。ハブ滑りは、時間に関
して、タイヤ接面における実際の滑りの前に発生する。
これは、μmaxを、アイドルタイムTDだけ時間シフトし
たSKに関連させる方法によりほぼ補償される。
【0017】 TDの値は、タイヤモデルを用いて求めるか、または実
験的に決定される。μmaxおよびSKを求めることは、各
初期ブレーキ・フェーズおよび各制御フェーズで同時に
行われる。各制御フェーズのはじめに、そのような値を
求めることが再スタートされかつ初期化される。SKおよ
びμmaxの値は、物理的に意義のある値に制限される。
【0018】 車輪が高い滑り領域に入ると、一義的に不安定領域を
規定している固定の滑り閾値(S)を超えたのちに、制
御は圧力調節により引き継がれる。これは調節要素の負
荷を軽減するために行われ、これにより車両が減速する
ことを回避する。高い滑りの増加に先立って、車輪が安
定フェーズにあり且つ滑りが閾値Sより大きくなると、
再作用の圧力PSおよび最小圧力Pminは、μmaxの関数と
して計算される。再作用の圧力PSは、ブレーキトルクが
最大可能な円周トルクに等しくなるように選択される。
【0019】 車輪におけるトルク均衡のために、次式が適用されな
ければならない。 r・μ・FZ=CP・PB (1.5) これからPBが次式のように求められる。
【0020】
【数4】 ここで、 r :車輪半径 FZ:車輪荷重 CP:ブレーキ圧力とブレーキトルクとの間の比例係数 である。
【0021】 PSに対しては、次式が得られる。 PS=PF・FP・μmax (1.7) ここで、 μmax:最大摩擦係数値 PF:安全係数(<1) FP:定数 である。
【0022】 値CPは、ブレーキ圧力とブレーキトルクとの間のヒス
テリシスに基づく関係に対する近似であり、すなわち、
係数CPは、ブレーキ圧力とブレーキトルクとの間のヒス
テリシスの平均勾配を与える。定数FPを形成する場合
に、車輪荷重FZに対しては、簡単にするために静的車輪
荷重が使用される。
【0023】 摩擦係数が低い路面上では、移行フェーズにおいて圧
力PSが継続して保持されるならば、車輪はもはや安定領
域には戻らないことがあろう。したがって、このような
場合には、圧力はもう一度最小圧力値Pminに減少され
る。この最小圧力値Pminに対して、次の実験式が好まし
いことがわかっている。
【0024】 Pmin=PS・(μmax+μo) (1.8) ここで次の条件が存在する。 Pmin≦PS ここで、 μmax:最大摩擦係数値 PS:再作用の圧力 μo:定数 である。
【0025】 μoを適切に選定すると、摩擦係数の高い路面上にお
いて、PminはPSにほぼ等しくなる。摩擦係数の小さい路
面上において、Pminは明らかに再作用の圧力PSより小さ
い。
【0026】 最小圧力値Pminは、次式が成立するときに設定され
る。 S>SB 再作用の圧力PSは、次式が成立するときに、圧力調節が
アクティブになったときに設定される。
【0027】 S<SB 圧力と並行して、調節−制御の間のなめらかな移行を補
償するために、制御装置の積分器は、PSの値に設定され
る。
【0028】 変数μmaxはその絶対精度内に制限されているので、
特定の期間以上の長い間にわたって、車輪がSBより大き
い滑り値で走行すると、エラー・モニタ装置が圧力を有
効に低減する。したがって、車輪はエラーの場合におい
ても安定領域内に戻される。
【0029】 新たな制御フェーズは、次式が成立するときに開始さ
れる。 S<SK 制御装置の構成自体は利用可能な調節装置の構成に依
存してくる。実施例として、二次的な圧力調節を伴って
作動する滑り制御装置を説明する。滑り制御装置の出力
変数は、二次的なブレーキ圧力調節に対する圧力設定値
をあらわす。滑り制御装置は、積分成分の制限と出力信
号の制限とを有する簡単なPID制御装置として設計され
る。安全係数をかけた滑り値SKが設定値SSOLLとして使
用される。
【0030】 SSOLL=SKF・SK (1.9) (安全係数 SKF<1) 制御装置のパラメータである増幅度KPおよびリセット
タイムTIは、状況に応じて切り替えられる。
【0031】 S<SSOLL(圧力上昇)が成立すると、 KP=KP_Lおよび TI=TI_L が成立する。
【0032】 S>SSOLL(圧力降下)が成立すると、 KP=KP_S KI=TI_S が成立する。この場合、KP_L<KP_SおよびTI_L>TI_Sで
ある。
【0033】 不安定領域に対する制御パラメータはやや「厳しく」
選択される。 車輪を対応の滑り設定値に保持しようと常に試みがな
されるので、摩擦係数の変化は制御装置により平滑化さ
れる。滑りSKが変化するときに、次のケースが発生す
る。
【0034】 1.高いSKから低いSKへ移行 2.低いSKから高いSKへ移行。 第1のケースで、車輪は不安定領域に入り、制御装置
は直ちに圧力を低減し、新たな滑り設定値が得られる。
第2のケースにおいては、特定の対策が行われないかぎ
り、滑り制御装置は車輪がブレーキ不足であることに応
答しない。この場合に、瞬間的な走行滑り設定値が常に
チェックされなければならない。これは、車輪が速度を
再び下降しようとするまで、滑り設定値を連続的に上昇
することによって行われる。 実施例 図面により本発明の実施例を説明する。図1におい
て、端子1において制御信号が発生され、該制御信号の
値がブレーキにおける特定の設定圧力を与えるものであ
ると仮定する。この値は、比較器3においてセンサ2に
より測定された車輪ブレーキ圧力と比較される。設定ブ
レーキ圧力が働くようになるまで弁4を介してブレーキ
に圧力が導入される。
【0035】 初期ブレーキ・フェーズ(図2におけるt1ないしt2
において、ドライバにより(端子5およびスイッチ装置
6を介して)与えられた設定圧力信号は、比較器3の入
力に与えられる。これと並行して、車輪速度VRが測定さ
れまた基準速度VREFが既知の方法で形成される。
【0036】 これらの変数(VREF,VR)は端子7および8に供給さ
れる。別の端子9に圧力センサ2の信号(PB)が供給さ
れる。信号評価装置10において、(VREFおよびVRから)
滑り信号Sおよび車輪減速度BR(BR=VR')が求められ
る。値BRおよびPBを用いてブロック11は、利用される摩
擦係数μを連続的に求める。ブロック12は、初期ブレー
キ・フェーズの間に発生するμの最大値μmaxを記録
し、またその瞬間に存在する滑り値SKも記録する。
【0037】 制御装置において、高い滑りSBへの増大、または大き
な車輪減速度への増大が記録されると、スイッチ装置6
は圧力調節装置14の方向へ切り替えられ(圧力調節フェ
ーズ)、一方圧力調節装置14はμmaxに対する値を受け
取って、この値から圧力PminおよびPSに対応する信号を
発生する。ブレーキ圧力調節フェーズ(図2におけるt2
ないしt3)において、まずPminがブレーキにおいて設定
される。滑り値SBを再び下回ると、PSが働くようにな
る。ブロック12は既に述べたようにSKを記録している。
ブロック15においてこのSKから滑り設定値SSOLLが形成
されると、この滑り設定値SSOLLは、制御装置16に設定
値として供給される。滑りSが値SKを下回ると、このこ
とがブロック12により調節装置13に通知され、調節装置
13は、ここでスイッチ装置6を制御装置16に切り替え、
制御装置16を活性化しかつブロック12を初期化する。制
御装置16は、新たな外乱により再びブレーキ圧力調節に
切り替えられる(t4)まで、車輪の滑りSを設定値S
SOLLに制御する(制御フェーズ:図2におけるt3ないし
t4)。制御装置の積分器は、制御の開始前に、値PSに設
定される。制御装置16はまた、入力変数として瞬間的な
車輪の滑りSも受け取る。
【0038】 図3において、ブロック10',11'および15'と共に、図
1のブロック12がやや詳細に示されている(ブロック1
2'および12")。ここでブロック 12'はμmaxの検出のみを含み、一方ブロック12"にはフ
ィルタ(TSL)、TDだけ時間的にシフトするための要素
(TD)、およびトリガ(SK)が記載されており、このト
リガは、μmaxが発生したときに値SKを記録する。パラ
メータKPおよびTIの上記の切替えは制御装置16により自
動的に行われる。
【0039】 調節装置13は時間要素を含み、この時間要素は、調節
のときに、SがSBより大きい時間長さを測定する。この
時間が所定時間より長い場合、調節装置13は制御装置16
に作用してブレーキ圧力が低下されるようにする。設定
値形成器(SSOLL)であるブロック15は、その内部に一
部として、得られた設定滑り値から出発してこれを制御
フェーズ中常にたとえばステップ状に上昇させる手段を
含む。 [図面の簡単な説明]
【図1】 図1は、本発明のアンチスキッド制御装置の実施例を
示すブロック回路図である。
【図2】 図2は、本発明のアンチスキッド制御装置の動作に関
して、ABS調節サイクルを示す線図である。
【図3】 図3は、図1に示された実施例における一部を詳細に
示すブロック回路図である。
フロントページの続き (72)発明者 ミチ,ハラルド ドイツ連邦共和国 デー―7531 エルブ ロン―デュルン,ヴァインベルクシュト ラーセ 6 (72)発明者 フォルケルト,マティアス ドイツ連邦共和国 デー―7140 ルート ヴィヒスブルク,ゾネンハルデ 31 (72)発明者 カオ,チートゥアン ドイツ連邦共和国 デー―7015 コルン タル―ミュンヒンゲン 1,ツビツェル シュトラーセ 35 (56)参考文献 特開 昭56−34551(JP,A) 特開 昭56−53943(JP,A) 特開 平1−127447(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/66 B60T 8/58

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪速度VRおよびブレーキ圧力PBが求めら
    れ、また基準速度VREFを用いて実際の滑り値Sが形成さ
    れ、実際の滑り値Sが車輪ブレーキにおけるブレーキ圧
    力PBの制御に使用される、車両車輪用のアンチスキッド
    制御装置において、 制御フェーズおよびブレーキ圧力調節フェーズが交互に
    生じること、 前記制御フェーズの間にブレーキ圧力PBおよび車輪減速
    度VR'とから連続的に摩擦係数μが求められること、 これらのフェーズにおいて、それぞれ最大摩擦係数値μ
    maxと、さらにこの最大摩擦係数値に到達した際の滑り
    値SKとが求められること、 それぞれ滑り値SKから、次に続く制御フェーズにおい
    て、滑り制御装置に対する設定滑り値としてやや小さい
    設定滑り値SSOLLが形成されること、 前記制御フェーズの間に、実際の滑り値Sが所定滑り値
    SBより上昇した場合に、ブレーキ圧力調節に切り替えら
    れ、その間に減少されたブレーキ圧力Pminが導入される
    こと、 実際の滑り値Sが所定滑り値SB以下に下がった後に、ブ
    レーキ圧力Pminに対して上昇されたブレーキ圧力PSが導
    入されること、および 実際の滑り値Sが滑り値SKより小さくなったときに、前
    記滑り制御装置が新たな設定滑り値SSOLLを用いて作動
    すること、 を特徴とするアンチスキッド制御装置。
  2. 【請求項2】実際の滑り値Sが、平均値形成器として作
    用するフィルタを介して供給されることを特徴とする請
    求項1のアンチスキッド制御装置。
  3. 【請求項3】摩擦係数μが次の関係式、即ち 【数1】 ここで、 θR:車輪の慣性モーメント FZ :車輪荷重 r :タイヤ半径 BR :車輪減速度 CP :比例係数 PB :ブレーキ圧力、 により求められることを特徴とする請求項1または2の
    アンチスキッド制御装置。
  4. 【請求項4】所定滑り値SBおよび所定の車輪減速度に到
    達したときに、またはそのいずれかに到達したときに、
    初期ブレーキ・フェーズが終了し、かつブレーキ圧力調
    節に切り替えられ、初期ブレーキ・フェーズにおいて最
    大摩擦係数値μmaxおよび滑り値SKが求められることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかのアンチスキッ
    ド制御装置。
  5. 【請求項5】滑り値SKが、前記フィルタを介して得られ
    た実際の滑り値から時間的にアイドルタイムだけシフト
    されて求められることを特徴とする請求項2のアンチス
    キッド制御装置。
  6. 【請求項6】ブレーキ圧力調節フェーズにおいて、ブレ
    ーキ圧力Pminが次の関係式、即ち Pmin=PS・(μmax+μo) およびブレーキ圧力PSが次の関係式、即ち 【数2】 ここで μo:定数 PF :安全係数(<1) CP :ブレーキ圧力とブレーキトルクとの間のヒステリシ
    スの平均勾配、 により求められることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかのアンチスキッド制御装置。
  7. 【請求項7】実際の滑り値Sが所定の時間より長い間に
    わたって所定滑り値SBより大きいときに、圧力低下が導
    入されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    のアンチスキッド制御装置。
  8. 【請求項8】前記滑り制御装置のパラメータである増幅
    度KPおよびリセットタイムTI、またはそのいずれかが、
    圧力上昇および圧力下降の場合に、異なる値に設定され
    ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかのアン
    チスキッド制御装置。
  9. 【請求項9】前記制御の進行中に、前記設定滑り値が連
    続的に上昇されることを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれかのアンチスキッド制御装置。
JP51636791A 1990-11-02 1991-10-25 アンチスキッド制御装置 Expired - Fee Related JP3357672B2 (ja)

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DE4034814A DE4034814A1 (de) 1990-11-02 1990-11-02 Antiblockierregelsystem
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JPH05502840A JPH05502840A (ja) 1993-05-20
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EP (1) EP0509069A1 (ja)
JP (1) JP3357672B2 (ja)
DE (1) DE4034814A1 (ja)
WO (1) WO1992007741A1 (ja)

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