JP3322965B2 - 酸洗装置の運転方法および酸洗装置 - Google Patents
酸洗装置の運転方法および酸洗装置Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G3/00—Apparatus for cleaning or pickling metallic material
- C23G3/02—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
- C23G3/024—Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously by a combination of dipping and spraying
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストリップ(鋼板)が
酸洗槽を通過し、ストリップ走行面の少なくとも側方、
上方、下方に位置するように酸洗槽に設けられた噴射ノ
ズルから酸を含む酸洗媒体が酸洗槽内に噴射される、前
後に並べて配置され酸を含む酸洗媒体を充填した特に複
数の酸洗槽内で、圧延されたストリップを酸洗するため
の酸洗装置を運転する方法、並びにこの方法を実施する
ための酸洗装置に関する。
酸洗槽を通過し、ストリップ走行面の少なくとも側方、
上方、下方に位置するように酸洗槽に設けられた噴射ノ
ズルから酸を含む酸洗媒体が酸洗槽内に噴射される、前
後に並べて配置され酸を含む酸洗媒体を充填した特に複
数の酸洗槽内で、圧延されたストリップを酸洗するため
の酸洗装置を運転する方法、並びにこの方法を実施する
ための酸洗装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延されたストリップを更に加工する前
に、ストリップの表面はスケールを取り除かなければな
らない。熱間ストリップの例では、スケールは熱間ライ
ンを通過するとき、冷却ローラテーブル上でそして一部
はストリップをコイルに巻き取るための巻取り機におい
て、いわゆる二次スケールとして発生する。熱間圧延さ
れたストリップの材料の質、最終厚さおよび圧延速度に
応じて、スケールは異なる層厚になり、異なる化学的形
成物を有する。
に、ストリップの表面はスケールを取り除かなければな
らない。熱間ストリップの例では、スケールは熱間ライ
ンを通過するとき、冷却ローラテーブル上でそして一部
はストリップをコイルに巻き取るための巻取り機におい
て、いわゆる二次スケールとして発生する。熱間圧延さ
れたストリップの材料の質、最終厚さおよび圧延速度に
応じて、スケールは異なる層厚になり、異なる化学的形
成物を有する。
【0003】従って、スケールを除去するために、今日
では主として酸洗装置が用いられる。この酸洗装置は偏
平型酸洗装置として形成され、以前から知られている深
底型酸洗装置に取って代わっている。この種の偏平型酸
洗装置は前後に並べて設けられた複数の偏平な酸洗槽か
らなっている。この酸洗槽は例えば18パーセントの予
熱された塩酸で運転される。ストリップは酸洗槽を通っ
て引き出されるかあるいは押し出され、その際、スケー
ル層が酸に溶ける。酸洗の間、酸の濃度が低下するの
で、新しい酸を連続的に供給する必要がある。
では主として酸洗装置が用いられる。この酸洗装置は偏
平型酸洗装置として形成され、以前から知られている深
底型酸洗装置に取って代わっている。この種の偏平型酸
洗装置は前後に並べて設けられた複数の偏平な酸洗槽か
らなっている。この酸洗槽は例えば18パーセントの予
熱された塩酸で運転される。ストリップは酸洗槽を通っ
て引き出されるかあるいは押し出され、その際、スケー
ル層が酸に溶ける。酸洗の間、酸の濃度が低下するの
で、新しい酸を連続的に供給する必要がある。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3629
894号によって知られている偏平型酸洗装置の場合に
は、処理容器、すなわち槽の中に特殊な処理通路を設け
ることにより、ストリップ状圧延材と処理液の間の境界
相内で迅速なストリップ加熱と媒体交換が改善される。
この処理通路はストリップ状圧延材を取り囲み、蓋によ
って上側が閉鎖されている。処理液は入口側と出口側に
設けられたノズル付梁から噴射される。入口側では噴射
ノズルがストリップ走行方向に向いていて、出口側では
ストリップ走行方向と反対方向に向いている。入口側と
出口側のノズル付梁を補助するために、熱間圧延された
ストリップの下方に、処理液、すなわち酸洗媒体のため
の付加的な側方の噴射部を設けることができる。この酸
洗装置の場合には、それにもかかわらず、ストリップの
加熱のために非常に長い時間がかかり、更に、処理液が
ストリップに対して不均一に作用する。
894号によって知られている偏平型酸洗装置の場合に
は、処理容器、すなわち槽の中に特殊な処理通路を設け
ることにより、ストリップ状圧延材と処理液の間の境界
相内で迅速なストリップ加熱と媒体交換が改善される。
この処理通路はストリップ状圧延材を取り囲み、蓋によ
って上側が閉鎖されている。処理液は入口側と出口側に
設けられたノズル付梁から噴射される。入口側では噴射
ノズルがストリップ走行方向に向いていて、出口側では
ストリップ走行方向と反対方向に向いている。入口側と
出口側のノズル付梁を補助するために、熱間圧延された
ストリップの下方に、処理液、すなわち酸洗媒体のため
の付加的な側方の噴射部を設けることができる。この酸
洗装置の場合には、それにもかかわらず、ストリップの
加熱のために非常に長い時間がかかり、更に、処理液が
ストリップに対して不均一に作用する。
【0005】複数の槽からなる実際に知られている酸洗
装置の実施形では、酸は最後の酸洗槽に供給される。そ
れによって、ストリップの表面は酸洗装置から出る前に
最終的な処理を受ける。酸洗媒体は最後の槽から向流式
に、その手前に接続配置された槽に循環させられる。そ
れによって、酸は前方に位置する槽ほど濃度が低くな
る。
装置の実施形では、酸は最後の酸洗槽に供給される。そ
れによって、ストリップの表面は酸洗装置から出る前に
最終的な処理を受ける。酸洗媒体は最後の槽から向流式
に、その手前に接続配置された槽に循環させられる。そ
れによって、酸は前方に位置する槽ほど濃度が低くな
る。
【0006】酸洗時間を短縮するため、ひいては酸洗装
置または酸洗ラインによる処理能力を高めるためには、
ストリップ表面と酸洗溶液の間の接触範囲において酸の
量を充分に維持することがきわめて重要である。酸洗過
程でこの接触範囲には、酸の減少が生じる。この酸の減
少は連続的な交換、すなわち酸洗槽内での循環によって
除かなければならない。酸洗槽の側壁からストリップ走
行方向に対して直角に酸洗溶液を噴射すると、きわめて
効果的であることが判った。従って、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4031234号によって知られている
偏平型酸洗装置の場合には、処理容器内の液面の下方に
しかも処理材の上方と下方においてノズルが槽の縦方向
両側に設けられている。このノズルは反対方向に向けて
処理材に対して角度をなして処理液を噴射する。噴射さ
れた酸は酸洗浴に渦を発生し、接触範囲における酸濃度
を均一化する。
置または酸洗ラインによる処理能力を高めるためには、
ストリップ表面と酸洗溶液の間の接触範囲において酸の
量を充分に維持することがきわめて重要である。酸洗過
程でこの接触範囲には、酸の減少が生じる。この酸の減
少は連続的な交換、すなわち酸洗槽内での循環によって
除かなければならない。酸洗槽の側壁からストリップ走
行方向に対して直角に酸洗溶液を噴射すると、きわめて
効果的であることが判った。従って、ドイツ連邦共和国
特許出願公開第4031234号によって知られている
偏平型酸洗装置の場合には、処理容器内の液面の下方に
しかも処理材の上方と下方においてノズルが槽の縦方向
両側に設けられている。このノズルは反対方向に向けて
処理材に対して角度をなして処理液を噴射する。噴射さ
れた酸は酸洗浴に渦を発生し、接触範囲における酸濃度
を均一化する。
【0007】酸洗装置を通過するストリップの速度に応
じて、槽内の乱流に対して適切な影響を与えると合目的
である。ヨーロッパ特許出願公開第0482725号に
より、ストリップの速度に依存して槽内の乱流を変える
ことが知られている。
じて、槽内の乱流に対して適切な影響を与えると合目的
である。ヨーロッパ特許出願公開第0482725号に
より、ストリップの速度に依存して槽内の乱流を変える
ことが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の根底
をなす課題は、冒頭に述べた酸洗装置の運転方法を改良
し、特に酸洗時間を短縮するよう、その都度の酸洗課題
にフレキシブルに適合させることができる方法と装置を
提供することである。
をなす課題は、冒頭に述べた酸洗装置の運転方法を改良
し、特に酸洗時間を短縮するよう、その都度の酸洗課題
にフレキシブルに適合させることができる方法と装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
た種類の方法の場合には、噴射ノズル部を可変制御し
て、該噴射ノズル部ごとに予め任意に選定可能な量で酸
洗媒体を噴射させ、噴射の際、酸濃度と酸洗媒体の温度
と酸洗媒体のノズル流出速度との少なくとも1つを予め
選定することによって解決される。また、この方法を実
施するための酸洗装置においては、酸洗槽の両側におい
て可変制御可能な噴射ノズル部がストリップ走行面の上
方および下方に、しかも酸洗槽内にある床スライダ
(6)の前方または後方に設けられ、酸洗槽に接続され
たポンプ装置の管に切換弁が組み込まれていることによ
って解決される。この場合、可能な手段の重要なポテン
シャルが運転時間の短縮のために今までは有効利用され
なかったという、このような装置の長年にわたる運転か
ら得られた知識が本発明の基礎となっている。このポテ
ンシャルは、スケール層と酸洗媒体の間の迅速に進行す
る異なる化学反応に存し、材料の質、スケール層の厚
さ、スケールの組織、酸洗媒体の鉄含有量、酸含有量お
よび酸洗媒体の温度に依存する。特に個々の槽への側方
に設けた噴射部を、本発明に従って選択的に開放および
可変制御し、噴射される酸洗媒体の量を任意に予備選定
可能にすることにより、ストリップ上面と下面上に最適
な渦を形成することができる。その結果、予め定めた酸
濃度が境界層に生じる。
た種類の方法の場合には、噴射ノズル部を可変制御し
て、該噴射ノズル部ごとに予め任意に選定可能な量で酸
洗媒体を噴射させ、噴射の際、酸濃度と酸洗媒体の温度
と酸洗媒体のノズル流出速度との少なくとも1つを予め
選定することによって解決される。また、この方法を実
施するための酸洗装置においては、酸洗槽の両側におい
て可変制御可能な噴射ノズル部がストリップ走行面の上
方および下方に、しかも酸洗槽内にある床スライダ
(6)の前方または後方に設けられ、酸洗槽に接続され
たポンプ装置の管に切換弁が組み込まれていることによ
って解決される。この場合、可能な手段の重要なポテン
シャルが運転時間の短縮のために今までは有効利用され
なかったという、このような装置の長年にわたる運転か
ら得られた知識が本発明の基礎となっている。このポテ
ンシャルは、スケール層と酸洗媒体の間の迅速に進行す
る異なる化学反応に存し、材料の質、スケール層の厚
さ、スケールの組織、酸洗媒体の鉄含有量、酸含有量お
よび酸洗媒体の温度に依存する。特に個々の槽への側方
に設けた噴射部を、本発明に従って選択的に開放および
可変制御し、噴射される酸洗媒体の量を任意に予備選定
可能にすることにより、ストリップ上面と下面上に最適
な渦を形成することができる。その結果、予め定めた酸
濃度が境界層に生じる。
【0010】特に酸洗媒体がプロセスによる設定に従っ
て一方の槽から他方の槽へ循環させられ、特に酸洗媒体
の噴射量およびまたは循環方法が、プロセスコンピュー
タによって予め調節および選定可能であると、酸洗槽の
全長にわたって特に複数の個所で側方から酸洗媒体を噴
射することにより、および一方の槽から他方の槽への酸
洗媒体の循環方式により、酸洗装置の運転方法をその都
度の酸洗課題に最適に適合させることができる。材料の
質、スケール槽の厚さおよびスケールの組織の組み合わ
せによって生じる条件が、酸洗の目的であると見なされ
る。従って、本発明による手段は、酸洗の課題に依存し
て酸洗ラインを予備調節することを可能にする。それに
よって、本発明の手段は、その都度の酸洗課題に対する
フレキシブルな適合を可能にし、酸洗時間を短縮し、過
剰酸洗を防ぐことができる。
て一方の槽から他方の槽へ循環させられ、特に酸洗媒体
の噴射量およびまたは循環方法が、プロセスコンピュー
タによって予め調節および選定可能であると、酸洗槽の
全長にわたって特に複数の個所で側方から酸洗媒体を噴
射することにより、および一方の槽から他方の槽への酸
洗媒体の循環方式により、酸洗装置の運転方法をその都
度の酸洗課題に最適に適合させることができる。材料の
質、スケール槽の厚さおよびスケールの組織の組み合わ
せによって生じる条件が、酸洗の目的であると見なされ
る。従って、本発明による手段は、酸洗の課題に依存し
て酸洗ラインを予備調節することを可能にする。それに
よって、本発明の手段は、その都度の酸洗課題に対する
フレキシブルな適合を可能にし、酸洗時間を短縮し、過
剰酸洗を防ぐことができる。
【0011】そのために必要な調節部材は本発明に従っ
て、槽の両側において噴射部がストリップ走行面の上方
および下方に、しかも槽内にある床スライダの前方また
は後方に設けられていることによって提供される。噴射
部が槽の全長にわたって互いにずらしておよびまたはス
トリップ走行面の上方および下方に交互に配置されてい
ると有利である。その際、槽の少なくとも出口側に、互
いに対向する噴射ノズルを備えた二連の噴射部を設ける
ことが推奨される。二連の噴射部とは、各々の側に下側
の噴射部と上側の噴射部が設けられ、両噴射部が同じ平
面内にあることを意味する。
て、槽の両側において噴射部がストリップ走行面の上方
および下方に、しかも槽内にある床スライダの前方また
は後方に設けられていることによって提供される。噴射
部が槽の全長にわたって互いにずらしておよびまたはス
トリップ走行面の上方および下方に交互に配置されてい
ると有利である。その際、槽の少なくとも出口側に、互
いに対向する噴射ノズルを備えた二連の噴射部を設ける
ことが推奨される。二連の噴射部とは、各々の側に下側
の噴射部と上側の噴射部が設けられ、両噴射部が同じ平
面内にあることを意味する。
【0012】噴射部は床スライダの前方または後方に0
〜2000mmの距離をおいて設けることができる。スト
リップ走行方向に対して横方向に設けた床スライダは一
方では、下側からストリップを支持し、他方では酸洗媒
体を混合する働きをする。この混合は、床スライダから
離して噴射部を配置することによって、一層良好とな
る。なぜなら、床スライダの範囲にはもはや、酸の少な
い処理液を含む死領域が発生せず、そこで浴液が強力に
混合および渦流化されるからである。
〜2000mmの距離をおいて設けることができる。スト
リップ走行方向に対して横方向に設けた床スライダは一
方では、下側からストリップを支持し、他方では酸洗媒
体を混合する働きをする。この混合は、床スライダから
離して噴射部を配置することによって、一層良好とな
る。なぜなら、床スライダの範囲にはもはや、酸の少な
い処理液を含む死領域が発生せず、そこで浴液が強力に
混合および渦流化されるからである。
【0013】槽の出口側に設けられた少なくとも二連の
噴射部は、強い渦流を発生する。なぜなら、一直線上で
対向する液体噴射流が処理液の渦発生を補助し、一様な
温度、すなわち温度平衡を生じるからである。二連噴射
部の代わりに、あるいは二連噴射部に補足して、槽の全
長にわたって噴射部を互いにずらして設けることができ
る。
噴射部は、強い渦流を発生する。なぜなら、一直線上で
対向する液体噴射流が処理液の渦発生を補助し、一様な
温度、すなわち温度平衡を生じるからである。二連噴射
部の代わりに、あるいは二連噴射部に補足して、槽の全
長にわたって噴射部を互いにずらして設けることができ
る。
【0014】槽に接続されたポンプ装置の管に、切換弁
を統合配置することが推奨される。この場合、ポンプ装
置が酸洗課題に従って切換弁を制御するプロセスコンピ
ュータに接続されていると有利である。それによって目
的にかなった統合された切換弁を有する管によって、酸
洗課題を達成するために、いろいろな方式を実現可能で
あり、例えば供給される酸洗媒体の量と濃度を変えるこ
とができる。
を統合配置することが推奨される。この場合、ポンプ装
置が酸洗課題に従って切換弁を制御するプロセスコンピ
ュータに接続されていると有利である。それによって目
的にかなった統合された切換弁を有する管によって、酸
洗課題を達成するために、いろいろな方式を実現可能で
あり、例えば供給される酸洗媒体の量と濃度を変えるこ
とができる。
【0015】他の切換弁は一方の槽から他方の槽への酸
洗媒体の循環のためのいろいろな循環方式を可能にす
る。これは実質的に、槽の循環がストリップの走行方向
と同じ方向に、反対方向にあるいは同じ方向と反対方向
を組み合わせて行うことができることにある。その都度
選択された方式によって、酸洗課題は最適に解決され
る。走行するストリップと並行流で酸を濃くする場合に
は、第1の槽に酸を導入し、それぞれ槽の端部から後続
の槽に供給すると有利である。
洗媒体の循環のためのいろいろな循環方式を可能にす
る。これは実質的に、槽の循環がストリップの走行方向
と同じ方向に、反対方向にあるいは同じ方向と反対方向
を組み合わせて行うことができることにある。その都度
選択された方式によって、酸洗課題は最適に解決され
る。走行するストリップと並行流で酸を濃くする場合に
は、第1の槽に酸を導入し、それぞれ槽の端部から後続
の槽に供給すると有利である。
【0016】酸の噴射を含む循環方式の予備調節は、得
られた経験に基づいて手動で行うことができるがそれに
もかかわらず、プロセスコンピュータを使用することが
推奨される。
られた経験に基づいて手動で行うことができるがそれに
もかかわらず、プロセスコンピュータを使用することが
推奨される。
【0017】
【実施例】本発明の他の特徴と効果は、特許請求の範囲
と以下の記載から明らかである。以下の記載において、
本発明の対象物の実施例を詳しく説明する。
と以下の記載から明らかである。以下の記載において、
本発明の対象物の実施例を詳しく説明する。
【0018】図1には、酸洗装置1のうち槽2だけが示
してある。この槽2には、それぞれ液面3まで酸洗媒体
を充填した他の槽を接続することができる。例えば熱間
ストリップ仕上げ圧延機で圧延されたストリップ4は、
図示していない手段によって、矢印5方向に槽2を通過
する。この通過は例えば引張ってあるいは押して行われ
る。ストリップ4は床スライダ6に支持されている。こ
の床スライダは互いに間隔をおいてかつストリップ走行
方向5に対して横方向に槽の床上に配置されている。
してある。この槽2には、それぞれ液面3まで酸洗媒体
を充填した他の槽を接続することができる。例えば熱間
ストリップ仕上げ圧延機で圧延されたストリップ4は、
図示していない手段によって、矢印5方向に槽2を通過
する。この通過は例えば引張ってあるいは押して行われ
る。ストリップ4は床スライダ6に支持されている。こ
の床スライダは互いに間隔をおいてかつストリップ走行
方向5に対して横方向に槽の床上に配置されている。
【0019】槽2の入口側、すなわち図1において左端
には、ストリップ4の下方において、噴射部8が側壁7
(図3参照)に互いに一直線上に対向配置されている。
出口側には二連の噴射部9が設けられている。この噴射
部9はストリップ走行面の上方および下方において槽2
の両側に設けられた噴射ノズル10からなっている。こ
の噴射ノズルは新しい酸を液体浴内に噴射する。新しい
酸は更に、入口側と出口側において液面3の上方に設置
された、分配ノズル12を有する供給管11から導入さ
れる。入口側の分配ノズル12はストリップ4の表面へ
向けてストリップ走行方向5に配向され、出口側の分配
ノズル12はストリップ4の表面へ向けてストリップ走
行方向5と反対方向に配向されている。
には、ストリップ4の下方において、噴射部8が側壁7
(図3参照)に互いに一直線上に対向配置されている。
出口側には二連の噴射部9が設けられている。この噴射
部9はストリップ走行面の上方および下方において槽2
の両側に設けられた噴射ノズル10からなっている。こ
の噴射ノズルは新しい酸を液体浴内に噴射する。新しい
酸は更に、入口側と出口側において液面3の上方に設置
された、分配ノズル12を有する供給管11から導入さ
れる。入口側の分配ノズル12はストリップ4の表面へ
向けてストリップ走行方向5に配向され、出口側の分配
ノズル12はストリップ4の表面へ向けてストリップ走
行方向5と反対方向に配向されている。
【0020】図2〜4に示した酸洗装置100の槽10
2は、噴射部8の配置だけが図1の実施例と異なってい
る。従って、同じ部品には同じ参照符号が付けてある。
噴射部8はストリップ4の上側と下側に交互に配置され
ている。勿論、縦方向において互いにずれていない。こ
れは同様な変形例である。図3から判るように、走行方
向5において槽102の右側の側壁7には、噴射部8ま
たは噴射ノズル10が床スライダ6から離して、先ず最
初にストリップ5の上方に設けられ、その後下方に設け
られ(破線参照)、そして再びストリップの上方に設け
られている。槽102の左側の側壁7には、これとは逆
に配置されている。すなわち、下方、上方および下方の
順に噴射部8または噴射ノズル10が設けられている。
新しい酸はストリップ4に対してほぼ平行に噴射される
(図4の噴射流13参照)。これは酸洗媒体の渦形成を
良好にする。
2は、噴射部8の配置だけが図1の実施例と異なってい
る。従って、同じ部品には同じ参照符号が付けてある。
噴射部8はストリップ4の上側と下側に交互に配置され
ている。勿論、縦方向において互いにずれていない。こ
れは同様な変形例である。図3から判るように、走行方
向5において槽102の右側の側壁7には、噴射部8ま
たは噴射ノズル10が床スライダ6から離して、先ず最
初にストリップ5の上方に設けられ、その後下方に設け
られ(破線参照)、そして再びストリップの上方に設け
られている。槽102の左側の側壁7には、これとは逆
に配置されている。すなわち、下方、上方および下方の
順に噴射部8または噴射ノズル10が設けられている。
新しい酸はストリップ4に対してほぼ平行に噴射される
(図4の噴射流13参照)。これは酸洗媒体の渦形成を
良好にする。
【0021】図に示すように、噴射部8は管14を介し
てポンプ装置15に接続されている。このポンプ装置は
貯蔵タンク16から新しい酸を管14と噴射ノズルまた
は噴射部8,9を経て浴液体に供給する。噴射部には、
管14に統合された制御可能な切換弁17が付設されて
いる。この切換弁は噴射ノズル10を選択的に開放し、
噴射される酸量を変えることができる。ポンプ装置15
は図1と図2において破線の制御導線で示すように、ブ
ラックボックスで示したプロセスコンピュータ18に接
続されている。
てポンプ装置15に接続されている。このポンプ装置は
貯蔵タンク16から新しい酸を管14と噴射ノズルまた
は噴射部8,9を経て浴液体に供給する。噴射部には、
管14に統合された制御可能な切換弁17が付設されて
いる。この切換弁は噴射ノズル10を選択的に開放し、
噴射される酸量を変えることができる。ポンプ装置15
は図1と図2において破線の制御導線で示すように、ブ
ラックボックスで示したプロセスコンピュータ18に接
続されている。
【0022】従って、ポンプ装置15を介してプロセス
コンピュータ18に接続され、かつ統合された切換弁1
7を有する管14は、噴射ノズル10の選択的な開放を
可能にする。更に、個々の槽を相互に接続する管に設け
られた図示していない他の切換弁は、異なる循環方式に
従って、一方の槽から他方の槽へ酸洗媒体を循環するこ
とを可能にする。この循環方式は、槽の酸洗媒体の循環
が帯体4の走行方向5と同じ方向に行われるかあるいは
反対方向に行われるかあるいはこの両方向を組み合わせ
て行われるかに対応するものである。酸洗装置1,10
0を所望の循環方式および果たすべき酸洗程度に予め調
節すると、個々の槽2内の酸濃度の全体レベルを酸洗装
置1,100の全長にわたってその都度の要求に適合さ
せ、かつ一定にすることができ、そしてストリップ4の
表面と酸洗媒体および特に床スライダ6の範囲の死領域
との間の境界層の酸濃度を低下を少なくすることができ
る。
コンピュータ18に接続され、かつ統合された切換弁1
7を有する管14は、噴射ノズル10の選択的な開放を
可能にする。更に、個々の槽を相互に接続する管に設け
られた図示していない他の切換弁は、異なる循環方式に
従って、一方の槽から他方の槽へ酸洗媒体を循環するこ
とを可能にする。この循環方式は、槽の酸洗媒体の循環
が帯体4の走行方向5と同じ方向に行われるかあるいは
反対方向に行われるかあるいはこの両方向を組み合わせ
て行われるかに対応するものである。酸洗装置1,10
0を所望の循環方式および果たすべき酸洗程度に予め調
節すると、個々の槽2内の酸濃度の全体レベルを酸洗装
置1,100の全長にわたってその都度の要求に適合さ
せ、かつ一定にすることができ、そしてストリップ4の
表面と酸洗媒体および特に床スライダ6の範囲の死領域
との間の境界層の酸濃度を低下を少なくすることができ
る。
【0023】本発明による酸洗装置の運転方法と酸洗装
置の有利な構成を挙げると、次の通りである。
置の有利な構成を挙げると、次の通りである。
【0024】1.酸洗媒体が噴射部毎に任意に予備選定
可能な量でもって噴射されることを特徴とする方法。
可能な量でもって噴射されることを特徴とする方法。
【0025】2.酸濃度およびまたは媒体温度およびま
たは酸媒体のノズル流出速度が予備選定可能であること
を特徴とする方法。
たは酸媒体のノズル流出速度が予備選定可能であること
を特徴とする方法。
【0026】3.酸洗媒体が一方の槽から他方の槽へプ
ロセスの設定に従って循環させられることを特徴とする
方法。
ロセスの設定に従って循環させられることを特徴とする
方法。
【0027】4.槽の循環がストリップの走行方向と同
じ方向に行われることを特徴とする方法。
じ方向に行われることを特徴とする方法。
【0028】5.酸洗媒体の噴射量およびまたは循環方
式が、プロセスコンピュータによって予備調節および予
備選定されることを特徴とする方法。
式が、プロセスコンピュータによって予備調節および予
備選定されることを特徴とする方法。
【0029】6.噴射部8,9,10が床スライダ6の
前方または後方に0〜2000mmの距離をおいて設けら
れていることを特徴とする酸洗装置。
前方または後方に0〜2000mmの距離をおいて設けら
れていることを特徴とする酸洗装置。
【0030】7.槽2,102の出口側に少なくとも二
連の噴射部9が設けられ、この噴射部が互いに対向する
噴射ノズル10を備えていることを特徴とする酸洗装
置。
連の噴射部9が設けられ、この噴射部が互いに対向する
噴射ノズル10を備えていることを特徴とする酸洗装
置。
【0031】8.噴射部8,9,10が槽2,102の
全長にわたって互いにずらして設けられていることを特
徴とする酸洗装置。
全長にわたって互いにずらして設けられていることを特
徴とする酸洗装置。
【0032】9.噴射部8,9,10がストリップ走行
面の上方および下方に交互に設けられていることを特徴
とする酸洗装置。
面の上方および下方に交互に設けられていることを特徴
とする酸洗装置。
【0033】10.槽2,102に接続されたポンプ装置
15の管14に、切換弁17が統合配置されていること
を特徴とする酸洗装置。
15の管14に、切換弁17が統合配置されていること
を特徴とする酸洗装置。
【0034】11.ポンプ装置15がプロセスコンピュー
タ18に接続されていることを特徴とする酸洗装置。
タ18に接続されていることを特徴とする酸洗装置。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の酸洗装置
とこの酸洗装置の運転方法は、酸洗時間を短縮するよ
う、その都度の酸洗課題にフレキシブルに適合させるこ
とができるという利点がある。
とこの酸洗装置の運転方法は、酸洗時間を短縮するよ
う、その都度の酸洗課題にフレキシブルに適合させるこ
とができるという利点がある。
【図1】入口側から見て両側に二連の噴射部を備えた本
発明による酸洗装置の実施例の概略側面図である。
発明による酸洗装置の実施例の概略側面図である。
【図2】ストリップ走行面の上方と下方に交互に配置さ
れた噴射部を有する本発明による酸洗装置の他の実施例
の概略側面図である。
れた噴射部を有する本発明による酸洗装置の他の実施例
の概略側面図である。
【図3】図2に示した槽の平面図である。
【図4】図3の酸洗装置の槽をIV−IV線に沿って切
断した概略横断面図である。
断した概略横断面図である。
1,100 酸洗装置 2,102 槽 3 液面 4 ストリップ 5 ストリップ走行方向 6 床スライダ 7 側壁 8 噴射部 9 二連の噴射部 10 噴射ノズル 11 供給管 12 分配ノズル 13 噴射流 14 管 15 ポンプ装置 16 貯蔵タンク 17 切換弁 18 プロセスコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト ゲルトナー ドイツ連邦共和国 デー・40229 デュ ッセルドルフ アウフム グローセンフ ェルト 4 (72)発明者 フリードリヒ ホルマン ドイツ連邦共和国 デー・41516 グレ ーフェンブロイヒ ミュンヒラーター シュトラーセ 9 (72)発明者 ラファエル リトゥーパー ドイツ連邦共和国 デー・56244 エー ツィンゲンビルケンヴェーク 20 (72)発明者 ボード ブロック ドイツ連邦共和国 デー・51503 レー スラート バイエンブルガー シュトラ ーセ 38アー (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23G 3/02 B05B 15/02 B08B 3/10
Claims (2)
- 【請求項1】 前後に並べて配置され酸を含む酸洗媒体
を充填した特に複数の酸洗槽(2,102)内で、圧延
されたストリップ(4)を酸洗するための酸洗装置を運
転する方法であって、ストリップ(4)が酸洗槽(2,
102)を通過し、ストリップ走行面の少なくとも側
方、上方、下方に位置するように酸洗槽(2,102)
に設けられた噴射ノズル部(8,9,10)から酸を含
む酸洗媒体が酸洗槽(2,102)内に噴射される方法
において、噴射ノズル部(8,9,10)を可変制御し
て、該噴射ノズル部ごとに予め任意に選定可能な量で酸
洗媒体を噴射させ、噴射の際、酸濃度と酸洗媒体の温度
と酸洗媒体のノズル流出速度との少なくとも1つを予め
選定することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前後に並べて配置され酸を含む酸洗媒体
を充填した特に複数の酸洗槽(2,102)内で、圧延
されたストリップ(4)を酸洗するための酸洗装置であ
って、ストリップ(4)が酸洗槽(2,102)を通過
し、ストリップ走行面の少なくとも側方、上方、下方に
位置するように酸洗槽(2,102)に設けられた噴射
ノズル部(8,9,10)から酸を含む酸洗媒体が酸洗
槽内に噴射される、請求項1に記載の方法を実施するた
めの酸洗装置において、酸洗槽(2,102)の両側に
おいて可変制御可能な噴射ノズル部(8,9,10)が
ストリップ走行面の上方および下方に、しかも酸洗槽
(2,102)内にある床スライダ(6)の前方または
後方に設けられ、酸洗槽(2,102)に接続されたポ
ンプ装置(15)の管(14)に切換弁(17)が組み
込まれていることを特徴とする酸洗装置。
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FR2721328B1 (fr) * | 1994-06-15 | 1996-09-06 | Ugine Sa | Procédé de décapage de matériaux métalliques, notamment en acier allié, en acier inoxydable ou en alliage de titane, par une solution du type contenant des ions ferriques en milieu acide. |
AT404030B (de) * | 1995-02-15 | 1998-07-27 | Andritz Patentverwaltung | Verfahren zur beize von materialien aus stahl, insbesondere edelstahl |
AT403699B (de) * | 1996-03-14 | 1998-04-27 | Andritz Patentverwaltung | Vorrichtung zum oberflächenbehandeln mit flüssigkeiten |
DE19842971A1 (de) * | 1998-09-19 | 2000-04-13 | Gewerk Keramchemie | Verfahren und Vorrichtung zum Beizen von ebenflächigem, insbesondere bandförmigem Behandlungsgut |
FR2784998B1 (fr) | 1998-10-22 | 2001-01-12 | Kvaerner Metals Clecim | Installation de decapage d'une bande metallique |
IT1302912B1 (it) * | 1998-12-10 | 2000-10-10 | Ct Sviluppo Materiali Spa | Procedimento accelerato per il decapaggio di nastri d'acciaio edispositivo per realizzarlo. |
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DE10021789A1 (de) * | 2000-05-10 | 2001-11-15 | Sms Demag Ag | Anlage für die Oberflächenbehandlung eines Metallstranges, insbesondere zum Beizen eines Stahlbandes |
KR100825283B1 (ko) * | 2001-12-01 | 2008-04-28 | 주식회사 포스코 | 전해청정라인에서의 냉연강판 세정장치 및 이를 이용한세정방법 |
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-
1992
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