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JP3297087B2 - 高耐圧半導体装置 - Google Patents

高耐圧半導体装置

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JP3297087B2
JP3297087B2 JP25658692A JP25658692A JP3297087B2 JP 3297087 B2 JP3297087 B2 JP 3297087B2 JP 25658692 A JP25658692 A JP 25658692A JP 25658692 A JP25658692 A JP 25658692A JP 3297087 B2 JP3297087 B2 JP 3297087B2
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region
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electrode
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光彦 北川
一郎 大村
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/80Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials
    • H10D62/83Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge
    • H10D62/832Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers characterised by the materials being Group IV materials, e.g. B-doped Si or undoped Ge being Group IV materials comprising two or more elements, e.g. SiGe
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D12/00Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
    • H10D12/411Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
    • H10D12/441Vertical IGBTs
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10D62/00Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
    • H10D62/10Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
    • H10D62/113Isolations within a component, i.e. internal isolations
    • H10D62/115Dielectric isolations, e.g. air gaps
    • H10D62/116Dielectric isolations, e.g. air gaps adjoining the input or output regions of field-effect devices, e.g. adjoining source or drain regions

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Thyristors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高耐圧半導体装置に係
り、特に接合終端部に十分なpn接合が無い高耐圧半導
体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パワー素子は、電流増幅,電源装置,電
動制御などに使われ、高耐圧で大電流動作を目的とした
構造設計がなされる。
【0003】高耐圧化のためには、例えば、バイポーラ
トランジスタの場合、コレクタ低不純物濃度層を厚く高
抵抗にして降状電圧を上げ、ベース層を大きくとってパ
ンチパンチスールーを防ぐ手法がある。しかし、この種
の手法は大電流化や高速化と相反するので、トランジス
タの使用目的に応じた最適のトレードオフ設計がなされ
る。
【0004】また、高耐圧化のためには、従来より、フ
ィールドプレートやガードリングなどの手法が用いられ
ている。
【0005】フィールドプレートは、図9(a)に示す
ように、ベース電極81をn型コレクタ層82の上部8
3まで引き出すことにより、空乏層84をn型コレクタ
層82の上部83まで延ばし、p型ベース層85とn型
コレクタ層82とのpn接合部分、つまり、接合終端部
の空乏層電界を緩和し、電界集中を防止する。なお、図
中、86はn型エミッタ層,87は酸化膜を示してい
る。
【0006】ガードリングは、図9(b)に示すよう
に、p型ベース層85を囲んで1ないし数個のフローテ
ィングガードリング88を設けることにより、接合終端
部の空乏層電界を緩和する。
【0007】しかしながら、このような高耐圧化の手法
には次のような問題がある。
【0008】即ち、素子の主接合がpn接合ではないパ
ワー素子、例えば、ショットキーバリアダイオード,U
−MOS,埋込みゲート構造MOSサイリスタ,埋込み
ゲート構造IGBTなどの接合終端部は高耐圧化に必要
な十分なpn接合を素子の主な工程とは別に作る必要が
ある。また、Siなどのように不純物拡散が比較的容易
な材料からなる基板の場合には、素子部とは別にpn接
合を形成するのは可能であるが、SiCなどの化合物半
導体や、ダイヤモンドのように不純物拡散が困難な材料
からなる基板の場合には、従来のpn接合を前提とした
高耐圧化の手法は使用が困難である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の半
導体パワー素子の高耐圧化の手法は、接合終端部がpn
接合の場合を前提にしたものであった。このため、接合
終端部に十分なpn接合が無く、拡散係数が小さい基板
の場合には、半導体パワー素子の高耐圧化が困難である
という問題があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、接合終端部に十分なp
n接合が無い場合でも、高耐圧を実現できる構造の高耐
圧半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の高耐圧半導体装置は、半導体基板に形成
され、トレンチ構造を有し、阻止状態で前記トレンチ構
造と前記半導体基板との接合から空乏層が伸び、且つ該
空乏層によって阻止状態の耐圧が決まる高耐圧半導体
子の主電流が流れる領域と、前記主電流が流れる領域を
囲むように形成されると共に前記主電流が流れる電極
形成されていない複数の溝を内部に有し、且つ耐圧向上
用pn接合を含まない接合終端領域とを備えたことを特
徴とする。
【0012】なお、接合終端領域とは、素子の主電流が
流れる領域以外の領域であって、耐圧を大きくするため
の構造を有する領域である。
【0013】
【作用】本発明によれば、接合終端領域内に設けられ
た、主電流が流れる電極と電気的に分離された溝により
接合終端部の空乏層電界の集中が緩和される。このた
め、接合終端部にpn接合が無くても、高耐圧化でき
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例を説明す
る。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例に係る高耐
圧半導体装置の平面図である。
【0016】図中、1は素子の主電流が流れる領域を示
しており、この主電流領域1の回りの領域3は接合終端
領域を示している。接合終端領域3の内部には、複数の
リング状の溝2が主電流領域1と同心的に形成されてい
る。なお、溝の数は、必要な耐圧等に応じて決まるもの
で1個の場合もある。
【0017】図2は、図1の一点鎖線で囲まれた領域の
より詳しい図であり、図2(a)は平面図、図2(b)
は図2(a)のA−A´断面図である。
【0018】図中、10は低濃度のn型SiC基板を示
しており、このn型SiC基板10の主電流領域1の表
面には、内面がSiO2 膜5で被覆された溝4が形成さ
れている。なお、2つの溝4の間のn型SiC基板の表
面には、SiO2 膜5は形成されていない。そして、溝
4の内部は金属材料で充填され、2つの溝4はこの金属
材料で繋がっている。
【0019】即ち、金属材料が充填された2つの溝4の
中に形成された電極に接してアノード電極6が形成さ
れ、そして、このアノード電極6とn型SiC基板10
とのショットキー接合により、ショットキーバリアダイ
オードが形成されている。このショットキーバリアダイ
オードの主電流が流れる電極はアノード電極6である。
【0020】一方、接合終端領域3の溝2も同様にその
内面がSiO2 膜5で被覆され、その内部が金属材料で
充填され、2つの溝2が金属材料で繋がっている。
【0021】即ち、2つの溝2ごとに電位の浮いた電極
7が1つ形成されている。
【0022】また、n型SiC基板10の裏面には、高
濃度のn型半導体膜からなるコンタクト層8を介してカ
ソード電極9が設けられている。このカソード電極9に
は主電流は流れない。
【0023】このようなショットキーバリアダイオード
からなる高耐圧半導体装置に高電圧の逆バイアス電圧が
印加されると、n型SiC基板10内に大きい空乏層が
形成され、高電界が生じる。
【0024】ここで、溝2が無いと各電位の電気力線が
全てアノード電極6の端部下部11に集中し、素子が破
壊される。
【0025】一方、本実施例のように、溝2を設ける
と、各1対の溝ごとに等電位の電気力線が集まり、そし
て、アノード電極11から遠い1対の溝ほど高い電位の
電気力線が集まる。この結果、基板表面の電界強度が小
さくなり、素子の破壊を防止できる。
【0026】かくして本実施例によれば、SiCのよう
に不純物拡散が難しい材料からなる半導体基板を用い、
接合終端部にpn接合が無い場合でも、接合終端領域3
に形成され、アノード電極11と電気的に分離された溝
2により、接合部分の空乏層電界を緩和でき、電界集中
による素子破壊を防止できる。
【0027】図3は、本発明の第2の実施例に係る高耐
圧半導体装置の構造を示す素子断面図である。なお、以
下、前出の図の高耐圧半導体装置と対応する部分には前
出の図と同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0028】本実施例の高耐圧半導体装置が先の実施例
のそれと異なる点は、接合終端領域3内の電位の浮いた
電極7を抵抗体12を介してカソード電極9に接続し、
電極7の電位を固定したことにある。
【0029】このように構成された高耐圧半導体装置で
も先の実施例のそれと同様な効果が得られるのは勿論の
こと、本実施例では、電極7の電位がアノード電位とカ
ソード電位との間の電位に固定されているので、確実に
アノード電極6に遠い1対の溝2ほど大きい電位の電気
力線を集めることができ、空乏層電界を緩和できる電界
分布を確実に形成できる。
【0030】これは先の実施例のように電位に浮いた電
極7の電位が固定されていないと、電極7に電荷が溜ま
った場合に、溝2により形成された電界分布が変化し、
接合終端部の空乏層電界が強くなる恐れがあるからであ
る。
【0031】なお、抵抗体12の代わりにキャパシタ等
を用いても良い。
【0032】図4は、本発明の第3の実施例に係る高耐
圧半導体装置の平面図である。また、図5は、図4の一
点鎖線で囲まれた領域のより詳しい図であり、図5
(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のB−B´断
面図である。
【0033】本実施例の高耐圧半導体装置がこれまでの
実施例のそれと異なる点は、主電流領域1の回りに連続
したリング状の溝の代わり、断続したリング状の溝2a
を設けたことにある。
【0034】このような構成にしても先の実施例と同様
な効果が得られる。なお、図3のように電位の浮いた電
極7aを固定しても良い。また、リング状の代わりに
は、散乱的に溝2aを設けても良い。
【0035】図6は、本発明の第4の実施例に係る高耐
圧半導体装置の断面図である。
【0036】本実施例の高耐圧半導体装置が先の実施例
と異なる点は、1つの溝2bに1つの電位の浮いた電極
7bを設ける共に、電位の浮いた電極7bが溝2bから
横方向に引き出されていることにある。
【0037】このように構成された高耐圧半導体装置で
は、電極7bがフイールドプレートの機能を果たすの
で、先の実施例に比べて、より高い空乏層電界の緩和が
期待できる。
【0038】図7は、本発明の第5の実施例に係る高耐
圧半導体装置の断面図である。
【0039】図中、31は低濃度のn型SiC基板を示
しており、その裏面側にはp型の半導体からなるコンタ
クト層32を介してアノード電極33が設けられてい
る。
【0040】n型SiC基板31の表面下部にはSiO
2 膜等の絶縁膜34が埋め込まれている。また、主電流
領域1のn型SiC基板31上には絶縁層35に埋めこ
まれたゲート電極36が設けられ、そして、カソード電
極37がn型SiC基板31に接して設けられている。
このカソード電極37とn型SiC基板31とでショッ
トキー接合が形成され、先の実施例と同様にショットキ
ーバリアダイオードが形成されいてる。
【0041】一方、接合終端領域3のn型SiC基板3
1上には絶縁膜38が設けられ、この絶縁膜38は電位
の浮いた電極39で覆われている。この電位の浮いた電
極39は絶縁層40によって互いに電気的に分離されて
いる。
【0042】また、主電流領域1と接合終端領域3と境
界ではゲート電極36a,絶縁層35aを共有している
場合もある。
【0043】このように構成された高耐圧半導体装置に
高電圧の逆バイアス電圧が印加されると、接合終端領域
3内の基板表面の絶縁膜38と基板中の2つの絶縁膜3
とからなる1組の絶縁膜が先の実施例の1対の溝と同様
な機能を果たす。
【0044】この結果、接合終端部の空乏層電界を緩和
でき、電界集中による素子破壊を防止できる。なお、主
電流領域の絶縁膜34は無くても良いが、あったほうが
空乏層電界を緩和する効果が高くなる。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。例えば、上記実施例では、2つの溝ご
とに1つの電位が浮いた電極を設けた実施例があった
が、3つ,4つ或いはそれ以上の溝ごとに1つの電位が
浮いた電極を設けても良い。
【0050】更に、2つの溝ごとに1つの電位が浮いた
電極と3つの溝ごとに1つの電位が浮いた電極とのよう
に、溝数の異なる電位の浮いた電極が混在しても良い。
【0051】なお、上記実施例では溝内に金属材料を充
填したが、金属以外の導電材料、更には絶縁材料であっ
ても良い。
【0052】更にまた、上記実施例を適宜組み合わせて
も良い。例えば、主電流領域のコーナー部では溝を断続
的(散乱的)に形成し、他の部分では連続な溝を形成す
る。これは特にコーナー部の曲率が大きい場合に有効で
ある。何故なら曲率が大きい部分があると連続したリン
グ状の溝の形成が困難になるからである。また、従来の
技術と組み合わせても良い。また、本発明は、SiCや
ダイヤモンドなど不純物拡散のしにくいものについて特
に効果があるが、Si等でも良い。
【0053】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施できる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、接
合終端部にpn接合が無い場合や、pn接合の形成が困
難な拡散係数が小さい基板を用いた場合でも、耐圧が十
分大きい高耐圧半導体装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る高耐圧半導体装置
の平面図。
【図2】図1の一点鎖線で囲まれた領域のより詳しい
図。
【図3】本発明の第2の実施例に係る高耐圧半導体装置
の断面図。
【図4】本発明の第3の実施例に係る高耐圧半導体装置
の平面図。
【図5】図4の一点鎖線で囲まれた領域のより詳しい
図。
【図6】本発明の第4の実施例に係る高耐圧半導体装置
の断面図。
【図7】本発明の第5の実施例に係る高耐圧半導体装置
の断面図。
【図8】本発明の第6の実施例に係る高耐圧半導体装置
の断面図。
【図9】従来の高耐圧化の手法を説明するための図。
【符号の説明】
1…主電流領域、2,2a…溝、3…接合終端領域、4
…溝、5…SiO2 膜、6…アノード電極、7,7a…
電位の浮いた電極、8…コンタクト層、9…カソード電
極、10…n型SiC基板、12…抵抗体、31…n型
SiC基板、32…コンタクト層、33…アノード電
極、34…絶縁膜、35…絶縁層、36…ゲート電極、
37…カソード電極、38…絶縁膜、39…電位の浮い
た電極、40…絶縁層、41…p型半導体層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−53969(JP,A) 特開 昭53−20869(JP,A) 特開 昭58−100454(JP,A) 特開 昭53−105383(JP,A) 特開 昭51−35286(JP,A) 特開 昭62−18768(JP,A) 特開 平4−29368(JP,A) 特開 平4−239778(JP,A) 特開 平5−190831(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/331 H01L 29/06 301 H01L 29/73 H01L 29/74

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に形成され、トレンチ構造を有
    し、阻止状態で前記トレンチ構造と前記半導体基板との
    接合から空乏層が伸び、且つ該空乏層によって阻止状態
    の耐圧が決まる高耐圧半導体素子の主電流が流れる領域
    と、 前記主電流が流れる領域を囲むように形成されると共に
    前記主電流が流れる電極が形成されていない複数の溝を
    内部に有し、且つ耐圧向上用pn接合を含まない接合終
    端領域と、 を具備してなることを特徴とする高耐圧半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板に形成され、トレンチ構造を有
    し、阻止状態で前記トレンチ構造と前記半導体基板との
    接合から空乏層が伸び、且つ該空乏層によって阻止状態
    の耐圧が決まる高耐圧半導体素子の主電流が流れる領域
    と、 この主電流が流れる領域に形成された主電極と、 前記主電極が流れる領域を囲むように形成された複数の
    溝と、これらの複数の溝の中に形成されると共に前記主
    電極と電気的に分離された、お互いに分離された複数の
    電極とを有し、且つ耐圧向上用pn接合を含まない接合
    終端領域と、 を具備してなることを特徴とする高耐圧半導体装置。
  3. 【請求項3】SiCから構成された半導体基板に形成さ
    、トレンチ構造を有し、阻止状態で前記トレンチ構造
    と前記半導体基板との接合から空乏層が伸び、且つ該空
    乏層によって阻止状態の耐圧が決まる高耐圧半導体素子
    の主電流が流れる領域と、 前記主電流が流れる領域を囲むように形成されると共に
    前記主電流が流れる電極が形成されていない複数の溝を
    内部に有し、且つ耐圧向上用pn接合を含まない接合終
    端領域と、 を具備してなることを特徴とする高耐圧半導体装置。
  4. 【請求項4】SiCから構成された半導体基板に形成さ
    、トレンチ構造を有し、阻止状態で前記トレンチ構造
    と前記半導体基板との接合から空乏層が伸び、且つ該空
    乏層 によって阻止状態の耐圧が決まる高耐圧半導体素子
    の主電流が流れる領域と、 この主電流が流れる領域に形成された主電極と、 前記主電極が流れる領域を囲むように形成された溝と、
    この溝の中に形成されると共に前記主電極と分離された
    電極とを有し、且つ耐圧向上用pn接合を含まない接合
    終端領域と、 を具備してなることを特徴とする高耐圧半導体装置。
  5. 【請求項5】前記溝は複数の溝からなり、前記主電極と
    分離された電極は、お互いに分離された複数の電極から
    なることを特徴とする請求項に記載の高耐圧半導体装
    置。
  6. 【請求項6】前記複数の電極は、電位の浮いた電極であ
    るか、もしくは抵抗体を介して互いに接続されると共に
    前記主電極に電気的に接続された電極であることを特徴
    とする請求項2又は5に記載の高耐圧半導体装置。
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