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JP3209723B2 - 単線スチールコードの製造方法及び製造装置 - Google Patents

単線スチールコードの製造方法及び製造装置

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JP3209723B2
JP3209723B2 JP32515898A JP32515898A JP3209723B2 JP 3209723 B2 JP3209723 B2 JP 3209723B2 JP 32515898 A JP32515898 A JP 32515898A JP 32515898 A JP32515898 A JP 32515898A JP 3209723 B2 JP3209723 B2 JP 3209723B2
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Japan
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wire
machine
steel cord
corrugated
open
Prior art date
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聡 玉田
隆 小原
誠 中山
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Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • D07B7/02Machine details; Auxiliary devices
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    • DTEXTILES; PAPER
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    • D07B2201/2007Wires or filaments characterised by their longitudinal shape
    • D07B2201/2008Wires or filaments characterised by their longitudinal shape wavy or undulated
    • DTEXTILES; PAPER
    • D07ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
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    • D07B2207/20Type of machine
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    • D07B2207/205Double twist winding comprising flyer

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  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車用スチール
ラジアルタイヤの補強材として用いられる三次元のスパ
イラル波付けされた単線スチールコードの製造方法及び
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、地球温暖化防止推進の一環として
排気ガス総量規制が厳しく、自動車の燃費改善に拍車が
かかってきており、タイヤ軽量化の目的からゴム部分の
肉厚を薄くしようとする動きが盛んになってきている。
このため、タイヤ補強材としてのスチールコードの開発
に対して自動車業界から大きな期待が寄せられてきてい
る。今後はクリーンな住み良い地球環境改善運動推進の
観点から、タイヤの薄肉軽量化による自動車燃費節減推
進を強力に遂行することが重要課題とされている。
【0003】乗用車用ラジアルタイヤのベルト層は、ト
レッドとカーカスとの間に設けられ、円周方向に張られ
たベルトとしてカーカスをタガのように強く締め付けて
トレッドの剛性を高める機能を備えている。このベルト
層の機能は、タイヤが車重を支えるために必要不可欠で
あると共に、コーナリングでのパワーを発揮する役目を
もっている。
【0004】一般に、乗用車のタイヤベルト層には複数
本のワイヤを撚り合わせた1×n構造のスチールコード
が用いられている。このような撚り線構造のスチールコ
ードは高い剛性を有するが、その反面、路面が凹凸の非
舗装の道路ではタイヤの反発力が強くなりすぎて、乗り
心地がよくない。また、撚り線構造のスチールコードは
トレッド表面に亀裂を生じやすく、亀裂からタイヤ内部
に雨水等が浸入して、早期にコードワイヤが腐食する。
さらに、タイヤが変形したり振動したりすると、撚り合
わせたワイヤ同士が擦れ合って摩耗する所謂フレッティ
ング摩耗を生じて、コードワイヤが大幅に疲労劣化する
という問題がある。
【0005】これらの問題点を解決するために、撚り線
構造のスチールコードよりも軽量で、かつ可撓性に優れ
た単線スチールコードをタイヤのベルト層に用いること
が実開平4−84395号公報(特許第2518730
号)や特開平2−141304号公報(特許第2644
555号)などにおいて提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
単線スチールコードには次に述べるような特性上および
製造上の種々の問題点が存在する。 [疲労特性]スチールラジアルタイヤにおいてはスチー
ルコードの耐疲労特性が良好であることが重要なポイン
トとしてあげられる。特に、単線コードの場合は、疲労
破断による危険回避の点から耐疲労性の高いコードが望
まれる。単線スチールコードの耐疲労特性に影響を及ぼ
す因子としては、波付けピッチPおよび波付け高さhの
2つがあげられるが、これらとコードの疲労特性との関
係につきこれまで調査が行われていないため、その実用
化に当たっては最適条件の確立が重要課題である。 [生産性]現在の製造技術では、単線スチールコードを
丸線から加工して使用する場合に、撚り線機で捻りを与
える方法が採用されている。この場合、一般には3〜1
8mmの波付けピッチが適用されている。
【0007】バンチャータイプの撚り線機を使用する場
合の生産スピードVは次式(1)で与えられる。
【0008】V=P×R×2 …(1) ただし、Pは波付けピッチ長に、Rは撚り線機の回転速
度にあたる。
【0009】上式(1)によれば波付けピッチPが大き
くなればなるほど生産スピードVは速くなり、生産効率
が向上する。
【0010】しかし、撚り線機により単線ワイヤをスパ
イラル波付け加工する場合は、バンチャータイプの撚り
線機の回転速度Vに上限(通常は3000rpm)があ
るため、波付けピッチの短いものは、引き取り速度Dv
が遅くなり、生産スピードVが低下する。
【0011】ここで、撚り線機で捻る理由は、スチール
コードが有する性能としてコード自体に内在する回転ト
ルクの特性評価(以下、キルという)と直線性の特性評
価(以下、アークハイトという)とが重要とされるため
であり、ワイヤに捻りを与えて塑性加工することにより
キル及びアークハイトの改善を同時に行っているからで
ある。
【0012】以下、図を参照しながらキルとアークハイ
トについて脱明する。 [キル]タイヤに使用されるスチールコードの性能とし
て、とくにスチールコードの回転トルク、すなわちコー
ド自体に内在する回転トルク(キル)の評価は重要であ
る。以下、図1を参照しながらキルについて説明する。
【0013】キルの測定方法は、製品仕上げされたスプ
ール1のコード端末部2cをL字に折って固定具(図示
せず)に固定したまま、図1に示すように長さL1 (=
6m)だけスプール1から引き出し、その後にコード端
末部2cを固定具から解放し、コード2の回転数をカウ
ントする方法である。通常のS撚りの場合は、撚り方向
と同じ方向(時計方向)に回転した場合をプラスキル
(+)とし、撚り方向と逆の方向(反時計方向)に回転
した場合をマイナスキル(−)とする。一般的にはキル
は±2回転以内の回転数であれば良好であり、そのコー
ドは実用上問題ないといえる。 [アークハイト]タイヤベルト部に使用されるスチール
コードの性能として、非拘束状態のコードの直線性の評
価(アークハイト)は重要である。以下、図2を参照し
ながらアークハイトについて説明する。
【0014】スチールコードの性能を評価するために用
いられる特性としては「キル」と「アークハイト」の2
つがあげられる。「キル」はコード自体に内在する回転
トルクの評価に用いられるコード特性の1つである。
「アークハイト」はスチールコードの直線性の評価に用
いられるコード特性の1つである。キルにバラツキや偏
りがあったり、アークハイトが大きすぎたりすると、タ
イヤ製造プロセスのカレンダー工程(薄いゴムシート上
にスチールコードを敷き並べ、もう1枚の薄いゴムシー
トをこれに被せ、ゴムシート間にスチールコードを挟み
込む工程)において、カレンダーシートに捻れや膨らみ
などの不良が発生するからである。
【0015】しかしながら、従来の撚り線構造(1×
n)のコードや丸ワイヤ単線のコードでは、ワイヤの材
質要因や伸線機あるいは撚り線機などの機械的要因によ
り、キルやアークハイトに変動が生じやすい。特にキル
は変動が大きいので、一般的な品質保証レベルでも各製
品ごとに検査が行われているのが現状である。
【0016】長さL2 (=400mm)に切断したコー
ド2を、図2に示すように両端を平板3に接触させた状
態でコード2が形成する円弧の高さHがアークハイトに
あたる。通常、アークハイトが30mm以内であれば良
好であり、そのコードは実用上問題ないといえる。
【0017】アークハイトについても、キルと同様に、
ワイヤの時点で内在しており、バンチャータイプのダブ
ルツイスト撚り線機にてワイヤを捻って塑性加工を付与
し、曲がりの方向をランダムに転換することで、直線性
を改善している。 [タイヤゴムの簿肉化]ゴムの肉厚は、波付け高さが増
すとその分だけ余分に厚みが必要となる。今後、地球環
境改善のためにタイヤの軽量化が進み、ゴム肉厚を可能
な限り薄くする改善要求が高まることが予想される。波
付け高さは通常、0.3〜0.6mmの範囲が主流であ
るが、波付け高さ分が肉厚となり、タイヤを重くしてい
る。しかし、従来の撚り線構造コードや丸ワイヤ単線コ
ードでは、タイヤのゴム薄肉化の改善には限界がある。
【0018】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、耐疲労特性および生産性に優れ、良好
なキル特性とアークハイト特性とを示し、かつ、タイヤ
ゴムの簿肉化を図ることができる単線スチールコードの
製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る単線スチー
ルコードの製造方法は、撚り線機側からの単線ワイヤの
捩りが送給機側に伝播しないように1対の撚り戻し防止
ローラを用いて撚り線機に向けて単線ワイヤを送給する
工程と、撚り線機に入る前にオープン型波付け加工機に
より単線ワイヤに二次元の波付けをする工程と、オープ
ン型波付け加工機の入側にて前後にシフトして配置され
た1組の第1の振止ローラにより単線ワイヤの上下方向
の動きを制限して単線ワイヤの振れを防止する第1の拘
束力付与工程と、オープン型波付け加工機の出側に配置
された第2振止ローラにより単線ワイヤの上下方向の動
きを制限して単線ワイヤの振れを防止する第2の拘束力
付与工程と、オープン型波付け加工機により波付けされ
た単線ワイヤに対して撚り線機により捩りを加えながら
巻き取る工程と、を具備することを特徴とする。
【0020】なお、単線ワイヤは上記1対の撚り戻し防
止ローラにたすき掛けに巻き付けられ、撚り線機からの
捻り力が送給機側へ伝播するのを防止するようにしてい
る。
【0021】本発明に係る単線スチールコードの製造装
置は、単線ワイヤを送給する送給機と、単線ワイヤに捩
りを加えながら巻き取る撚り線機と、前記撚り線機側か
らの単線ワイヤの捩りが前記送給機側に伝播しないよう
に単線ワイヤがたすき掛けに巻き付けられた1対の撚り
戻し防止ローラと、この撚り戻し防止ローラと前記撚り
線機との間に設けられ、単線ワイヤに二次元の波付けを
施すオープン型波付け加工機と、このオープン型波付け
加工機の入側にて単線ワイヤの上下方向の動きを制限し
て単線ワイヤの振れを防止するために単線ワイヤに押し
付けられ、単線ワイヤのパスラインに沿ってシフトして
配置され、かつ、単線ワイヤのパスラインの上側と下側
にそれぞれ配置された上下1組の第1の振止ローラと、
前記オープン型波付け加工機の出側にて単線ワイヤの上
下方向の動きを制限して単線ワイヤの振れを防止するた
めに単線ワイヤに押し付けられ、単線ワイヤのパスライ
ンより下側に配置された第2の振止ローラと、を具備す
ることを特徴とする。
【0022】本発明方法で製造された単線スチールコー
ドは、従来のものに比べて波付けピッチが長く、かつ、
波付け高さが低い。このような長ピッチ低高さに波付け
加工された単線スチールコードは従来品よりも高い耐疲
労性を示すことが発明者らにより確認されている。ま
た、長ピッチ低高さの波付け加工は、バンチャー等の撚
り線機を高速稼動させることができるので、従来よりも
高能率となり、製造コストが低減されるという利点があ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態について説明する。
【0024】図3及び図4に示すように、単線スチール
コードの製造装置10は、単線ワイヤを送給する送給機
11と、単線ワイヤに捩りを加えながら巻き取る撚り線
機20とを備えている。送給機11は回転速度制御機構
を備えたリール(図示せず)を内蔵しており、回転速度
制御機構はセンサ(図示せず)からの検出信号に基づき
リールの回転速度をフィードバック制御し、これにより
単線ワイヤ2aが送給機11から撚り線機20に向けて
安定に送給されるようになっている。
【0025】左右1対の撚り戻し防止ローラ12a,1
2bが送給機11のすぐ下流側に設けられている。単線
ワイヤ2aは1対のローラ12a,12bにたすき掛け
に巻き付けられている。撚り戻し防止ローラ12a,1
2bの周面には案内溝がそれぞれ形成されており、これ
らの案内溝のなかを次々に通過することにより単線ワイ
ヤ2aは半拘束(不完全拘束)され、撚り線機20側か
らの単線ワイヤ2aの捩りが送給機11側に伝播しない
ようにされている。
【0026】撚り戻し防止ローラ12a,12bと撚り
線機20との間にはオープン型波付け加工機16(プリ
フォーマー)が設けられている。このオープン型波付け
加工機16は、単線ワイヤ2aに二次元の波付けを施す
ための4本のピン16aと、各ピン16aを軸まわりに
回転可能に支持する固定ベース16bとを備えている。
図4に示すように、4本のピン16aは縦ピッチL1及
び横ピッチL2に千鳥配置されている。縦ピッチL1は
約10mmであり、横ピッチL2は約1mmである。図
示の如く単線ワイヤ2aはピン16aとピン16aとの
間をスラローム状に通過するようになっている。
【0027】上下1組の第1の振止ローラ14a,14
bがオープン型波付け加工機16の入側に設けられてい
る。上下ローラ14a,14bは単線ワイヤのパスライ
ンに沿ってシフトして配置され、上ローラ14aは上流
側にて単線ワイヤ2aに上側から押し付けられ、下ロー
ラ14bは下流側にて単線ワイヤ2aに下側から押し付
けられている。各ローラ14a,14bは制御器(図示
せず)により制御される昇降機構(図示せず)によりそ
れぞれ昇降可能に支持されており、ローラ14a,14
bの押込みにより単線ワイヤ2aにかかる上下方向の拘
束力が調整されうるようになっている。
【0028】第2の振止ローラ18はオープン型波付け
加工機16の出側に設けられている。第2の振止ローラ
18は制御器(図示せず)により制御される昇降機構
(図示せず)により昇降可能に支持されており、ローラ
18の押込みにより単線ワイヤ2aにかかる上下方向の
拘束力が調整されうるようになっている。なお、第1及
び第2の振止ローラ14a,14b,18は各昇降機構
によりそれぞれ回転自由に支持されている。
【0029】撚り線機20は、1対のブライドルローラ
22,26と湾曲部24と巻取ドラム28とを備えた所
謂バンチャー型である。
【0030】図7に示すように、最終的に単線ワイヤ2
aは三次元のスパイラル波付けされた単線スチールコー
ド2となる。このような単線スチールコード2は波付け
ピッチPが非常に長く、かつ波付け高さH2が低いの
で、製造ラインにおけるワイヤ送給速度を増大させるこ
とができるとともに、タイヤ製造時におけるゴムシート
上への敷き並べ(カレンダリング)が容易になる。
【0031】次に、図5を参照しながら上記装置を用い
て単線スチールコードを製造する場合について説明す
る。
【0032】単線ワイヤ2aには炭素含有量0.82重
量%高炭素鋼線材(初期直径;約2mm)を素材として
用いる。湿式連続伸線機において高炭素鋼線材を伸線し
(工程S1)、温度950℃に30秒間加熱保持した後
に焼き入れ(工程S2)、さらに伸線した(工程S3)
後に、溶融金属浴中に浸漬してブラスめっき処理し(工
程S4)、さらに0.42mm径まで伸線し(工程S
5)、最終的に単線ワイヤ2aとなったものをリールに
巻き取った(工程S6)。
【0033】この巻取リールを装置10の送給機11の
なかに組み込み、単線ワイヤ2aを撚り線機20に向け
て所定速度で送給する(工程S7)。このとき、撚り戻
し防止ローラ12a,12bで単線ワイヤ2aを拘束す
ることにより、撚り線機20側からの捩り力が送給機1
1のほうに伝播しないようにする(工程S8)。次い
で、波付け加工前に第1の振止ローラ14a,14bに
より単線ワイヤ2aに第1の張力を付与する(工程S
9)。次いで、オープン型波付け加工機16により単線
ワイヤ2aに実質的に二次元の波付けする(工程S1
0)。この波付け加工工程S10においては、4本のピ
ン16aの間を単線ワイヤ2aがジグザグに案内される
ことにより、長ピッチかつ低高さの波付けがなされる。
【0034】波付け加工後に第2の振止ローラ18によ
り単線ワイヤ2aに第2の張力を付与する(工程S1
1)。なお、第1及び第2の張力の大きさは、ワイヤ送
給速度に応じてローラ14a,14b,18の昇降量調
整により最適制御される。
【0035】撚り線機20において、単線ワイヤ2a
は、湾曲部24を通過するときに捻りの力が与えられて
少し偏心し、二次元の波付け形状から三次元のスパイラ
ル形状に変わる塑性加工を受ける(工程S12)。この
工程S12において単線ワイヤ2aが二次元波付け形状
から三次元波付けスパイラル形状になる過程を以下に説
明する。
【0036】図3に示すように、撚り線機20において
ブライドルローラ22,26と湾曲部24とは反時計方
向に同期回転し、単線ワイヤ2aに捻りの力が付加され
る。この場合に撚り線機20の機構上、先ず第1ブライ
ドルローラ22より上流側の第1ツイストポイントTW
1(オープン型波付け加工機16と第1ブライドルロー
ラ22との間の区間)にてワイヤ2aに捻りの力がかか
る。次いで、第2ブライドルローラ26より下流側の第
2ツイストポイントTW2(巻取ドラム28と第2ブラ
イドルローラ26との間の区間)にてワイヤ2aに更に
捻りの力がかかる。これら複数回の捻りの力をうけてワ
イヤ2aが塑性変形することにより、図7に示すように
三次元スパイラル形状のスチールコード2となる。ちな
みに、ワイヤ2aは、オープン型波付け加工機16の出
側では二次元形状であるが、ローラ18を通過後、第1
ツイストポイントTW1に到ると、軸に対して偏心して
回転するため三次元形状となる。
【0037】三次元スパイラル波付け形状の単線スチー
ルコード2を巻取ドラム28に最終的に巻き取る(工程
S13)。このようにして製造した単線スチールコード
2は、平均波付けピッチPが20mmで、平均波付け高
さH2が0.18mmである。
【0038】以下に、本発明の方法及び装置により製造
された単線スチールコードの諸特性について説明する。 [疲労特性]波付けピッチと波付け高さを変化させた、
単線スパイラルコードを製作して、疲労テストを実施し
た。疲労テストは、図11に示すベルト耐久試験機50
により実施した。その結果、波付けピッチPが長いほ
ど、また、波付け高さH2が低いほど、単線コード2の
破断数が少ない。すなわち、耐疲労性が良好である傾向
を示した。
【0039】特に、単線の場合、疲労破断による危険回
避の点から、高い耐疲労性を有するコードの要求度が高
いため、波付けピッチを長く設定することが有効であ
る。 [生産スピード]波付けピッチを長く設定することは、
耐疲労性の向上とともに、バンチャータイプの撚り線機
の生産スピードの点からも有利である。これは、先にも
述べたように、波付けピッチを長くすることで、撚り線
機の引き取り速度が速くなり、生産性が向上するためで
ある。 (実施例)その一例を下記に示す。
【0040】 ピッチP 上限回転速度Vmax 引き取り速度 (mm) (rpm) (m/分) 5 3000 30 10 3000 60 15 3000 90 20 3000 120 ちなみに従来法により製造された単線スチールコードの
波付けピッチは2〜17mm程度であり、波付け高さは
0.3〜0.6mm程度であるのに対して、本発明方法
により製造された単線スチールコードの波付けピッチは
19〜40mmの範囲に、波付け高さは0.05〜0.
2mmの範囲に設定される。また、本発明の単線スチー
ルコードにおける波付けピッチPに対する波付け高さH
2の比率P/H2は95〜800の範囲とする。 [薄肉化]波付け高さを低く設定することは、ゴム肉厚
を薄くすることが可能となり、その結果、タイヤ重量が
軽減され、燃費節減により地球環境改善につながって行
く。
【0041】今後、地球温暖化防止のために、タイヤの
軽量化が進むことが予想され、ゴムの肉厚を可能な眼り
薄くする改善が要求されることが推定され、波付け高さ
の低い単線コードは、有利である。
【0042】波付け高さは通常、0.3〜0.6mmの
範囲が主流であるが、高さの分のゴムが肉厚となり、重
量増となっている。今回の実験で、波付け高さが0.1
8mmの実用化が可能と判明し、今後、タイヤの軽量化
に大きく貢献できる。 (実施例)図8を参照しながら波付けピッチの増長化と
波付け高さの低減化とを行った単線スチールコード2を
タイヤベルト層32,33に埋設した場合について説明
する。
【0043】断面は、ベルト層に単線コードを一定間隔
で配置し、タイヤの回転方向に対しては、斜め方向に並
べて配置されたタイヤ構造を形成している。
【0044】波付け高さを低くしているため、ゴム肉厚
を薄くでき、タイヤ重量の軽減化が図られる。さらに、
耐疲労性が良く、長期の安全走行が期待でき、タイヤ性
能がアップする。 [適用範囲]表1、表2の実験結果から、波付けピッチ
が長いほど、また波付け高さが低いほど、耐疲労性が良
く、しかも生産性にもすぐれ、さらに薄肉軽量化が図ら
れることが分かっている。
【0045】これらの結果に基づき本発明の適用範囲を
次のように決定した。
【0046】適用するスパイラル状の波付けピッチP
は、疲労性を重要視し、従来より長い19〜40mmの
範囲にピッチを設定した。
【0047】上限を40mmとしたのは、40mmを超
えると直線性の確保が難しくなるためである。波付け高
さH2は、0.05〜0.2mmとした。下限を0.0
5mmとしたのは、0.05mmを割るとスパイラルの
長手に渡って波付けピッチの均等配置が困難となり、長
手の所々にムラが発生するためである。
【0048】理由を以下に説明する。
【0049】波付けは、図4に示す波付け加工機16を
用いて波付けの強さを種々変化させて高さ調整を行う。
波付け高さH2の高いものは、型付けを強く(ワイヤヘ
のピンの押し込み幅を大きく)、逆に波付け高さの低い
ものは、型付けを弱く(ワイヤヘのピンの押し込み幅を
小さく)する。このため、波付け高さH2を0.05m
mより低いものを得ようとする場合、押し込み幅が小さ
いため、ピンのワイヤに対するグリップ力が低下し、波
付けピッチPにばらつきが生じるためである。
【0050】表1に実施例及び比較例の単線スチールコ
ードの構成とベルト耐久試験結果とをそれぞれ示す。ベ
ルト耐久試験は図9及び図10に示す試験片40につき
図11に示す試験機50を用いて行なった。試験片40
は、ゴム部材41の腹側に5本の単線スチールコード2
を等ピッチ間隔に一列に埋め込み試料層とし、ゴム部材
41の背側に2+2×0.25構成の5本の撚り線コー
ド43を等ピッチ間隔に一列に均等埋め込み背骨層とし
たものである。ちなみに試験片40の各部寸法は、厚み
Tが6mm、幅Wが12mm、長さL3が400mmで
ある。
【0051】ベルト耐久試験機50は正逆回転の切替え
が可能な駆動ローラ51を備えている。駆動ローラ51
の直径は20mmである。この駆動ローラ51に単線ス
チールコード2を埋設した試料層が腹側(内側)となる
ように試験片40を巻き掛け、両端に重り52をそれぞ
れ取り付けて試験片40に60kgfの荷重が負荷され
るようにした。ストロークを50mmとし、駆動ローラ
51の回転の向きを毎分60回のサイクルで切替え、こ
れを2000回繰り返した。
【0052】試験終了後、単線スチールコード2が埋設
された試料層を試験片40から分離し、試料層に軟エッ
クス線を照射してX線透過写真を撮影した。このX線透
過写真を観察し、コードの破断箇所の数を各試料ごとに
カウントした。試験数は5本を1ロットとし、その平均
値を表1のベルト耐久試験の欄にそれぞれ示した。
【0053】表2に各装置A,B,Cを用いた場合の撚
り改善効果につきそれぞれ調べた結果を示す。表中にて
装置Aは図6(a)に示す従来の装置にあたり、装置B
は図6(b)に示す撚り戻し防止ローラを備えた比較例
の装置にあたり、装置Cは図6(c)、図3及び図4に
示す本発明の装置にあたる。撚り改善効果は、波付けピ
ッチPおよび波付け高さH2を用いてそれぞれ評価し
た。
【0054】表1及び表2の試験結果から、波付けピッ
チPが長くなるほど、また波付け高さH2が低くなるほ
ど、耐疲労性が良好になることが判明した。さらに、本
発明方法は生産性に優れ、タイヤの薄肉軽量化が更に促
進されることが判明した。なお、波付けピッチPを19
〜40mmの範囲に、波付け高さH2を0.05〜0.
20mmの範囲に、波付けピッチPに対する波付け高さ
H2の比率H2/Pを0.01未満にそれぞれ設定する
ことが好ましい。
【0055】ここで、波付けピッチPの上限値を40m
mとしたは、これが40mmを越えるとアークハイトH
1が劣化してコードの直線性の確保が困難になるからで
ある。一方、波付けピッチPの下限値を0.05mmと
したのは、これが0.05mmを下回るとスパイラルの
長手に沿って波付けピッチの均等配分が困難になり、波
付けがバラツキを生じるようになるからである。
【0056】これらの理由を図4を参照しながら説明す
る。
【0057】波付けは、プリフォーマー16による型付
けの強さを変化させて変位量(波付け高さ)を調整して
行なう。波付け高さH2が高いものは型付けを強く(ワ
イヤ2へのピン16aの押込み幅を大きく)、逆に波付
け高さH2が低いものは型付けを弱く(ワイヤ2へのピ
ン16aの押込み幅を小さく)する。このため、波付け
高さH2が0.05mmより低いものを得ようとする場
合は、押し込み幅が小さいためピン16aのワイヤ2に
対するグリップ力が低下して、波付けピッチPにバラツ
キを生じるためである。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、耐疲労特性および生産
性に優れ、良好なキル特性とアークハイト特性とを示
し、かつ、タイヤゴムの簿肉化を図ることができるスチ
ールコードを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スチールコードのキルの測定方法を説明するた
めの模式図。
【図2】スチールコードのアークハイトの測定方法を説
明するための模式図。
【図3】本発明の実施の形態に係る単線スチールコード
の製造装置の概要を示す概略構成図。
【図4】本発明の実施の形態に係る単線スチールコード
の製造装置の要部を示す平面図。
【図5】本発明の実施の形態に係る単線スチールコード
の製造方法を示すフローチャート。
【図6】(a)は表2中の比較例装置Aを示す概略構成
図、(b)は表2中の比較例装置Bを示す概略構成図、
(c)は表2中の実施例装置Cを示す概略構成図。
【図7】三次元のスパイラル波付けされた単線スチール
コードの概要を示す図。
【図8】タイヤのベルト層を拡大して示す部分断面図。
【図9】スチールコードの耐久性試験に用いられる試験
片を示す斜視図。
【図10】スチールコードの耐久性試験に用いられる試
験片を示す断面図。
【図11】スチールコードの耐久性を試験する試験機を
示す概略構成図。
【符号の説明】
2…単線スチールコード、2a…単線ワイヤ、11…送
給機、12a,12b…撚り戻し防止ローラ、14,1
4b,18…振止ローラ、16…オープン型波付け装
置、16a…ピン、16b…固定ベース、20…撚り線
機、22,26…ブライドルローラ、24…湾曲部、2
8…巻取ドラム、30…タイヤ、30a…凹凸パター
ン、31…トレッド、32,33…ベルト層(タイヤベ
ルト部)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−188983(JP,A) 特開 平9−158069(JP,A) 特開 平6−25983(JP,A) 特開 平8−218283(JP,A) 特開 平9−291488(JP,A) 特開 平10−1886(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/00 - 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚り線機側からの単線ワイヤの捩りが送
    給機側に伝播しないように1対の撚り戻し防止ローラを
    用いて撚り線機に向けて単線ワイヤを送給する工程と、 撚り線機に入る前にオープン型波付け加工機により単線
    ワイヤに二次元の波付けをする工程と、 オープン型波付け加工機の入側にて前後にシフトして配
    置された1組の第1の振止ローラにより単線ワイヤの上
    下方向の動きを制限して単線ワイヤの振れを防止する第
    1の拘束力付与工程と、 オープン型波付け加工機の出側に配置された第2振止ロ
    ーラにより単線ワイヤの上下方向の動きを制限して単線
    ワイヤの振れを防止する第2の拘束力付与工程と、 オープン型波付け加工機により波付けされた単線ワイヤ
    に対して撚り線機により捩りを加えながら巻き取る工程
    と、を具備することを特徴とする単線スチールコードの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 単線ワイヤは上記1対の撚り戻し防止ロ
    ーラにたすき掛けに巻き付けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の単線スチールコードの製造方法。
  3. 【請求項3】 単線ワイヤを送給する送給機と、 単線ワイヤに捩りを加えながら巻き取る撚り線機と、 前記撚り線機側からの単線ワイヤの捩りが前記送給機側
    に伝播しないように単線ワイヤがたすき掛けに巻き付け
    られた1対の撚り戻し防止ローラと、 この撚り戻し防止ローラと前記撚り線機との間に設けら
    れ、単線ワイヤに二次元の波付けを施すオープン型波付
    け加工機と、 このオープン型波付け加工機の入側にて単線ワイヤの上
    下方向の動きを制限して単線ワイヤの振れを防止するた
    めに単線ワイヤに押し付けられ、単線ワイヤのパスライ
    ンに沿ってシフトして配置され、かつ、単線ワイヤのパ
    スラインの上側と下側にそれぞれ配置された上下1組の
    第1の振止ローラと、 前記オープン型波付け加工機の出側にて単線ワイヤの上
    下方向の動きを制限して単線ワイヤの振れを防止するた
    めに単線ワイヤに押し付けられ、単線ワイヤのパスライ
    ンより下側に配置された第2の振止ローラと、を具備す
    ることを特徴とする単線スチールコードの製造装置。
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