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JP3172364U - 杖 - Google Patents

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JP3172364U
JP3172364U JP2011005793U JP2011005793U JP3172364U JP 3172364 U JP3172364 U JP 3172364U JP 2011005793 U JP2011005793 U JP 2011005793U JP 2011005793 U JP2011005793 U JP 2011005793U JP 3172364 U JP3172364 U JP 3172364U
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Japan
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cane
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JP2011005793U
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English (en)
Inventor
篤史 安江
篤史 安江
Original Assignee
株式会社幸和製作所
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Publication date
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Abstract

【課題】高齢者、病人、または脚が不自由な人が自らの体を支える際に、より高い安定性を実現することができる杖を提供する。【解決手段】杖100は、支柱101,102と、後部に支柱の上端部が固設される握り部104とを備える。握り部の後部の左右方向の幅が握り部の前部の左右方向の幅よりも広い。好ましくは、杖は、使用者の手首にかけるための、握り部の後部の上面から上方へと延設されるストラップ111とをさらに備える。【選択図】図1

Description

本考案は、高齢者、病人、または脚が不自由な人が、自らの体を支えるために利用する杖に関する。
従来から、高齢者、病人、または脚が不自由な人が自らの体を支えるために利用する杖が知られている。そのような杖の中には、支柱(杖本体)と、当該支柱に固設される握り部と、を有するものがある。
たとえば、特開2002−065326号公報(特許文献1)には、杖の把握部構造が開示されている。特開2002−065326号公報(特許文献1)によると、杖本体の把持部に挿通孔を設けて、その挿通孔に杖を使用者の手首に繋留するための1本の繋留紐を挿通する。そのとき、繋留紐を二つ折りに屈曲させて挿通孔に挿通することにより、1個のループ部を前記把握部の一側部側に形成し、他方、前記繋留紐の二つの自由端を前記把握部の他の側部側に出し、第一の自由端を第二の自由端より短くして前記挿通孔に係止可能にし、第二の自由端を前記使用者が杖の使用時において前記把握部を握る際、その把握部とともに把握できるようにする。
特開2002−065326号公報
しかしながら、高齢者、病人、または脚が不自由な人が自らの体を支える際に、より高い安定性を実現することができる杖が求められている。
本考案は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、高齢者、病人、または脚が不自由な人が自らの体を支える際に、より高い安定性を実現することができる杖を提供することである。
この考案のある局面に従うと、支柱と、後部に支柱の上端部が固設される握り部とを備える杖が提供される。握り部の後部の左右方向の幅が握り部の前部の左右方向の幅よりも広い。
好ましくは、杖は、使用者の手首にかけるための、握り部の後部の上面から上方へと延設されるストラップとをさらに備える。
好ましくは、握り部の後部には、上下方向へ貫通する孔が形成される。ストラップは、孔を通って握り部の下方から上方へと配置される。
好ましくは、ストラップは、握り部の上面に固設される。
好ましくは、ストラップのうちの、使用者の手首にかかる部分の長さを調整するための調整部材をさらに備える。
以上のように、この考案によれば、高齢者、病人、または脚が不自由な人が自らの体を支える際に、より高い安定性を実現することができる杖が提供される。
本実施の形態に係る杖100の全体構成を示す斜視図である。 本実施の形態に係る杖100の全体構成を示す左側面図である。 本実施の形態に係る握り部104を示す平面図である。 本実施の形態に係るストラップ111の握り部104への取り付け構造を示す斜視図である。 本実施の形態に係るストラップ111が取り付けられた杖100の使用方法を示すイメージ図である。 本実施の形態に係るストラップ111の握り部104への取り付け構造の変形例を示すイメージ図である。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<杖100の全体構成>
まず、本実施の形態に係る杖100の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る杖100の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る杖100の全体構成を示す左側面図である。図3は、本実施の形態に係る握り部104を示す平面図である。
図1から図3を参照して、杖100は、上支柱101と、下支柱102と、接地部材103と、握り部104とを含む。
握り部104の下面の後部に、上支柱101の上端が固設される。より詳細には、握り部104は、横部材104Hと縦部材104Vとを含む。縦部材104Vは、横部材104Hの後部から下方へと延設される。上支柱101の上部を縦部材104Vの下方から握り部104に挿入することによって、握り部104に上支柱101が固設される。
上支柱101には、下方から下支柱102が挿入される。杖100の使用者は、下支柱102の上支柱101への挿入量を変更することによって、杖100の長さを調整することができる。下支柱102の下端に接地部材103が固設される。
本実施の形態に係る握り部104は、平面視において、後部の左右方向の幅が前部の左右方向の幅よりも広く形成されている。これによって、使用者は、握り部104のうちの上支柱101よりも前方の部分を、全ての指(親指、人指し指、中指、薬指、小指)で握持し易くなる。縦部材104Vの上端部の前面には、使用者が握り部104を握ったときに、小指の後面が当接する。
このように構成された杖100は、使用者の体重を上支柱101および下支柱102の真上で支え易い。その結果、使用者が杖100を地面についた際に杖100全体の重心がぶれ難くなる。
また、本実施の形態に係る握り部104の前端部は下方へ膨らんでいる。すなわち、握り部104の前端部には、引っかかり部104Fが形成されている。これによって、使用者が杖100を前に出した時に、杖100が使用者の手からすっぽ抜け難くなる。
また、本実施の形態に係る握り部104の上面の中央部は平らに形成される。これによって、体重が握り部104の中央部に分散され、手が痛くなることを防止することができる。
握り部104には、杖100が手から離れないようにするためのストラップ111が取り付けられる。ストラップ111は、握り部104の上面から上方へと伸びる。
<ストラップ111の握り部104への取り付け構造>
次に、本実施の形態に係るストラップ111の握り部104への取り付け構造について説明する。図4は、本実施の形態に係るストラップ111の握り部104への取り付け構造を示す斜視図である。
図4を参照して、握り部104の後部には、握り部104の下面から上面へと貫通する孔104Xが形成される。孔104Xには、ストラップ111が通される。
ストラップ111のうちの、握り部104の上方には、摺動可能に2つのリング113が取り付けられる。
ストラップ111のうちの、握り部104の下方には、ストラップ111の外面を摺動可能な調整部材112が取り付けられる。すなわち、ストラップ111が、調整部材112の中央に通される。使用者は、調整部材112とストラップ111とを互いに固定したり、互いに摺動可能にしたりすることができる。
調整部材112は、握り部104の下面に当接する(握り部104の孔104Xを通ることができない)ことによって、調整部材112の上方のストラップ111の長さと、調整部材112の下方のストラップ111の長さを調整することができる。使用者は、調整部材112をストラップ111の上方や下方に移動させることによって、調整部材112の上方に位置するストラップ111の長さや、握り部104の上方に位置するストラップ111の長さを調整することができる。
なお、調整部材112は、ストラップ111のうちの手首にかかる部分の長さ、たとえば握り部104の上方に位置するストラップ111の長さを調整することができるものであれば、他の形式のストラップであってもよい。
<杖の使用方法>
次に、本実施の形態に係るストラップ111が取り付けられた杖100の使用方法について説明する。図5は、本実施の形態に係るストラップ111が取り付けられた杖100の使用方法を示すイメージ図である。より詳細には、図5(A)は、使用者がストラップ111を手首にかけていない状態で杖100の握り部104を握った状態を示すイメージ図である。図5(B)は、使用者がストラップ111を手首にかけてた状態で杖100の握り部104を握った状態を示すイメージ図である。
図5(A)に示すように、使用者が杖100を握ると、使用者の手のひらがストラップ111またはリング113に当接する。これによって、使用者はストラップ111の存在を思い出し易くなる。その結果、使用者によるストラップ111の付け忘れを防止し易くなる。
本実施の形態に係る杖100は、ストラップ111が握り部104の上面から上方向に伸びているため、使用者が、手の感触に基づいても、視覚的にも、ストラップ111の存在に気が付き易い。その結果、使用者によるストラップ111の手首への付け忘れを防止し易くなる。
図5(B)に示すように、使用者が、ストラップ111を付け忘れていることに気が付くと、ストラップ111を使用者の手首にかける。より好ましくは、使用者は、調整部材112を握り部104の下面に当接する位置まで上昇させる(ストラップ111のうちの手首にかかる部分の長さを絞る)。これによって、杖100が、使用者の手から離れ難くなる。すなわち、本実施の形態に係る杖100は、使用者が、杖100を地面に落してしまう可能性を低減することができる。
<ストラップ111の握り部104への取り付け構造の変形例>
上記の実施の形態においては、ストラップ111を握り部104の後部に貫通させるものであった。しかしながら、ストラップ111は、握り部104の上面に取り付けられていてもよい。
以下では、ストラップ111の握り部104への取り付け構造の変形例について説明する。図6は、ストラップ111の握り部104への取り付け構造の変形例を示すイメージ図である。
図6を参照して、握り部104の上面に、ストラップ111が取り付けられている。すなわち、本変形例においては、握り部104の後部に、孔が形成されていない。ストラップ111には、摺動可能に2つのリング113が取り付けられる。
なお、本変形例においても、ストラップ111に、ストラップ111の長さを調整するための調整部材が取り付けられてもよい。調整部材は、ストラップ111のうちの手首にかかる部分の長さを調整することができるものであれば、どのような形式のものであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した説明ではなく、実用新案登録請求の範囲によって示され、実用新案登録請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 杖
101 上支柱
102 下支柱
103 接地部材
104 握り部
104H 横部材
104V 縦部材
104X 孔
111 ストラップ
112 調整部材
113 リング。

Claims (5)

  1. 支柱と、
    後部に前記支柱の上端部が固設される握り部とを備え、
    前記握り部の後部の左右方向の幅が前記握り部の前部の左右方向の幅よりも広い、杖。
  2. 使用者の手首にかけるための、前記握り部の後部の上面から上方へと延設されるストラップとをさらに備える、請求項1に記載の杖。
  3. 前記握り部の後部には、上下方向へ貫通する孔が形成され、
    前記ストラップは、前記孔を通って前記握り部の下方から上方へと配置される、請求項2に記載の杖。
  4. 前記ストラップは、前記握り部の上面に固設される、請求項2に記載の杖。
  5. 前記ストラップのうちの、前記使用者の手首にかかる部分の長さを調整するための調整部材をさらに備える、請求項2から4のいずれか1項に記載の杖。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015051030A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 株式会社ナイト工芸 ウォーキングポール
JP2016135210A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 泰誉 大久保 一本杖および一本杖の握り

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