JP3114398U - 隠蔽機能付き圧着往復はがき及び返信部分を有する圧着はがき - Google Patents
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Abstract
【課題】返信はがきの秘匿情報欄に貼る隠蔽シールにつき、貼るときに位置がずれないようにして確実に情報が隠蔽できるようにするとともに、返信はがきを軽量して送付コストを低減する。
【解決手段】縦長にしたはがき二枚分の基材1の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シート2を剥離可能に貼り付けた粘着シート3を仮接着して往復はがきの往信部分イとし、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して往復はがきの返信部分ロとするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしてこの記入欄を剥離シート2を剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き圧着往復はがき。
【選択図】図1
【解決手段】縦長にしたはがき二枚分の基材1の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シート2を剥離可能に貼り付けた粘着シート3を仮接着して往復はがきの往信部分イとし、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して往復はがきの返信部分ロとするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしてこの記入欄を剥離シート2を剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き圧着往復はがき。
【選択図】図1
Description
本考案は、返信はがきに記載された情報を隠蔽する機能を有する隠蔽機能付き圧着往復はがき及び返信部分を有する圧着はがきに関するものである。
商品やサービスをダイレクトメールでセールスすることが行われており、この場合、封書にカタログ等を封入するとともに、はがき形式の注文書を同封している。ところが、最近では、注文書に住所や氏名を記載することはもちろんのこと、金融カードの番号の記載や金融機関への届出印を押したりすることが求められることがある。これらの情報は、秘匿される必要があることから、注文用のはがきの情報記載欄を隠蔽シールで覆って投函するようなことが行われている。
これにより、情報は隠蔽されるものの、封書であるから、郵送コストが高くなるといった問題がある。そこで、往復はがきを用いたりしているが、往復はがきは、重量の制限もあって葉数が限られているから、隠蔽するのが難しい。一番多いのは、往復はがきの適所に隠蔽シールを貼り付けておき、これを剥がして返信はがきに記載した情報欄に貼り付けるものであるが、剥がした隠蔽シールを情報記載欄に貼り付ける際に狙いが狂って位置がずれ、十分に隠蔽できないといったことがある。加えて、隠蔽シールには、再接着不能な接着剤等を使用していることもあり、このような場合には、貼り直しがきかず、隠蔽ができない。
このため、下記特許文献1には、往信はがきに返信はがきとなる拡張部分を設け、この拡張部分の表面に粘着剤層を介在させてその上に往信はがきを剥離可能に貼着した往復はがきが示されている。そして、返信に際しては、返信はがきに所要の秘匿情報を記載した後、往信はがきを剥がして粘着剤層を露出させた拡張部分を返信はがきの情報欄の上に折り返して粘着させ、当該情報を隠蔽するようにしている。
しかし、この先行例における返信はがきは、折り返された拡張部分と粘着剤層との都合三葉になり、重量が重くなるという問題がある。郵便法では、返信はがきは、往復はがき同様にその重量は制限されているから(往復はがきは12g以下、返信はがきは6g以下)、返信はがきとその拡張部分にあまり厚い(強い)紙は使えず、強度的に弱いという欠点がある。さらに、情報が記載できる面は、返信はがきの表裏面と往信はがきの表面及び拡張部分の裏面の四面に限られ、あまり多くの情報が記載できない。
特開2001−334777号公報
本考案は、このような課題に対処するものであり、隠蔽するためめの粘着シートをはがきから分離させないという長所は有していて、なおかつ、返信はがきをできるだけ軽量にできるようにするとともに、多くの情報が記載できるようにしたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、縦長にしたはがき二枚分の基材の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シートを剥離可能に貼り付けた粘着シートを仮接着して往復はがきの往信部分とし、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して往復はがきの返信部分とするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしてこの記入欄を剥離シートを剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き圧着往復はがきを提供するとともに、これにおいて、請求項2の、基材の一方にエクストラ部を連続させ、エクストラ部を一方の裏面に仮接着した手段を提供したものである。
また、本考案は、請求項3に記載した、横長にしたはがき二枚分の基材の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シートを剥離可能に貼り付けた粘着シートを仮接着する他、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して返信部分とするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしたものを一方の裏面に仮接着しておき、一方を他方から剥がした後、記入欄を剥離シートを剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き返信部分を有する圧着はがきを提供するとともに、これにおいて、請求項4の、秘匿情報記入欄が基材の他方の一部であり、粘着シート及び剥離シートがこれに応じた大きさである手段、請求項5の、基材の一方又は他方にエクストラ部を連続させ、エクストラ部を他方又は一方の裏面に仮接着した手段を提供したものである。
請求項1の手段によると、返信はがきとなる秘匿情報記入欄は、剥離シートを剥がした粘着シートにそのまま折り返せばよく(分離する必要がない)、貼り付けるときに位置がずれたりすることがない。また、秘匿情報を隠蔽された返信はがきは、基材の一方と切り離されるから、軽量になる。したがって、請求項2のような手段をとることができ、情報量を多く記載できる。
請求項3及び5の手段によると、上記と同様の効果を有するものを往信部分のみからなる一枚の圧着はがきで構成できるから、郵送コストは更に安くなる。また、横長にすることで、請求項4のような手段をとることができ、価格の高い剥離シート及び粘着シートのサイズを小さくできて一層の低コストにできる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び2は本考案の第一例に係る圧着往復はがきから返信部分(返信はがき)を作成する手順を示す説明図であるが、この圧着往復はがき(以下、往復はがき)は、縦長にしたはがき二枚分の基材1の一方1aの表面に、表面に宛名が記載された剥離シート2を剥離可能に貼り付けた粘着シート3を粘着剤で仮接着(圧着)して往復はがきの往信部分(イ)とし、基材1の他方1bの裏面に返信先の宛名を記して往復はがきの返信部分(ロ)とするとともに、表面を秘匿情報記入欄(ハ)にしたものである(一方1aと他方1bの境目には縦に折り目4が付けられている)。
これにおいて、郵便往復ハガキであることから、往信部分(イ)には、剥離シート2の適所に孔等をあけ、下の粘着シート3に記載された郵便往復ハガキの文字(a)が見えるようにしているし、別納郵便であれば、その旨のスタンプ(b)を記したり、往信の文字(c)を記している。また、返信部分(ロ)にも、郵便往復ハガキの文字(d)が印刷してあるし、切手添付欄マーク(e)や返信の文字(f)を記している。
なお、本例のものは、基材1の一方1aの端にエクストラ部1cを連続させてあり、これを一方1aの裏面に折り返して仮接着(圧着)してある。これにおいて、商品情報等の宛名人への情報は、基材1の一方1aの裏面やエクストラ部1cの表裏面ということになる。この場合、往復はがきを受け取った宛名人は、このエクストラ部1cを剥がして表裏面に記載された情報を読み取ることになる。この点で、エクストラ部1cを設けるものは、この情報量が多くなる利点がある。ただし、以上は、一例であって、エクストラ部1cがないものもある。その場合でも、一方1aの裏面に必要な情報は記載できる。
以上の往復はがきから返信はがきを作成するには、まず、秘匿情報記入欄(ハ)に所定の事項を記入し、次いで、剥離シート2を剥がす。そして、基材1の他方1b(秘匿情報記入欄)を折り返して粘着シート3に貼り付けて(折り返すのは逆であってもよい)秘匿情報を隠蔽する。この貼り付けの際、折り目4によって粘着シート3と秘匿情報記入欄(ハ)の位置がずれることはない。
次に、粘着シート3を基材1の一方1aから剥がして他方1bに転写した後、折り目4の部分を切り離す(これを容易にするため、折り目4をミシン目としていてもよい)。これにより、他方1bは、粘着シート3が貼られた一枚のはがきになるから、これを投函すればよい。この返信はがきは、その秘匿情報記入欄(ハ)には、粘着シート3が貼られてその内容が隠蔽されているし、余分な一方1aやエクストラ部1cは切り離されているから、軽量になっている。
ところで、以上の操作において、最初に粘着シート3を基材1から剥がすのは適当ではない。そうすると、剥離シート2が貼られたままの粘着シート3が一方1aから分離してしまい、秘匿情報記入欄(ハ)に貼り付ける際に位置がずれる虞があるからである。この他、エクストラ部1cは、必ずしも必要ではないのは上述したとおりである。
図3及び4は本考案の第二例に係る圧着はがきから返信部分(返信はがき)を作成する手順を示す説明図であるが、この圧着はがきは、横長にした二枚分の基材1の一方1aの表面に、表面に宛名が記載された剥離シート2を剥離可能に貼り付けた粘着シート3を粘着剤で仮接着(圧着)して往信部分(イ)とし、基材1の他方1bの裏面に返信先の宛名を記して返信部分(ロ)とするとともに、表面を秘匿情報記入欄(ハ)にしたものである(一方1aと他方1bの境目には縦に折り目4が付けられている)。
そして、他方1bと一方1aとは、粘着剤で仮接着(圧着)されている。したがって、この圧着はがきは、一枚のはがきの態様をしていることになり、受取人は、他方1bと一方1aを剥がし、所定の情報を読み取ることになる。なお、一方1aの往信部分(イ)に記す郵便ハガキの文字(a´)や別納郵便である旨のスタンプ(b´)、返信部分(ロ)に記す郵便ハガキの文字(d´)や切手添付欄マーク(e´)については、上記した第一例の場合と同じである。
この圧着はがきから返信はがきを作成するには、まず、秘匿情報記入欄(ハ)に所定の事項を記入し、次いで、剥離シート2を剥がす。そして、基材1の他方1b(秘匿情報記入欄)を折り返して粘着シート3に貼り付けて(折り返すのは逆であってもよい)秘匿情報を隠蔽する。この場合、折り返し線には圧着工程によって折り目4が付いており、粘着シート3と秘匿情報記入欄(ハ)の位置がずれることはない。
次に、粘着シート3を基材1の一方1aから剥がして他方1bに転写した後、折り目4を切り離す(折り目4をミシン目としもよいのは上記と同じ)。これにより、他方1bは、粘着シート3が貼られた一枚のはがきになるから、これを投函すればよい。この返信はがきは、秘匿情報記入欄(ハ)には、粘着シート3が貼られてその内容が隠蔽されているし、余分な一方1aは切り離されているから、軽量になっている。
本例では、粘着シート3と剥離シート2とははがきの全幅に亘っているが、長さは全長には亘っておらず、小さいサイズのものになっている(秘匿情報記入欄もこれに合わせたサイズにしてある)。これら粘着シート2と剥離シート3は、価格が高いことから、これを小さいサイズのものにすると、コストが安くなる利点があるからである(もちろん、同じサイズのものであってもよい)。このような形態は、はがきを横長にしているから可能になる。このはがきの製本は、搬送過程で折りを入れることから、折り目は、搬送方向と直角にする必要があるが、このときの粘着シート3の貼り付けは、部分的にもできるからである。
加えて、本例のものは、基材1が一方1aと他方1bの二枚のみにしたが、一方1a又は他方1bに拡張部分(エクストラ部)を形成してこれを中に折り込んで圧着したものであってもよい。そのようにすると、多くの情報を記載できる。
1 基材
1a 基材の一方、
1b 基材の他方
1c エクストラ部
2 剥離シート
3 粘着シート
4 折り目
イ 往信部分
ロ 返信部分
ハ 秘匿情報記入欄
1a 基材の一方、
1b 基材の他方
1c エクストラ部
2 剥離シート
3 粘着シート
4 折り目
イ 往信部分
ロ 返信部分
ハ 秘匿情報記入欄
Claims (5)
- 縦長にしたはがき二枚分の基材の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シートを剥離可能に貼り付けた粘着シートを仮接着して往復はがきの往信部分とし、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して往復はがきの返信部分とするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしてこの記入欄を剥離シートを剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き圧着往復はがき。
- 基材の一方にエクストラ部を連続させ、エクストラ部を一方の裏面に仮接着した請求項1の隠蔽機能付き圧着往復はがき。
- 横長にしたはがき二枚分の基材の一方の表面に、表面に宛名が記載された剥離シートを剥離可能に貼り付けた粘着シートを仮接着する他、基材の他方の裏面に返信先の宛名を記して返信部分とするとともに、表面を秘匿情報記入欄にしたものを一方の裏面に仮接着しておき、一方を他方から剥がした後、記入欄を剥離シートを剥がした粘着シートに貼り付けてから粘着シートを一方から剥がして他方に転写した後、一方を切り取って他方を返信はがきとすることを特徴とする隠蔽機能付き返信部分を有する圧着はがき。
- 秘匿情報記入欄が基材の他方の一部であり、粘着シート及び剥離シートがこれに応じた大きさである請求項3の隠蔽機能付き返信部分を有する圧着はがき。
- 基材の一方又は他方にエクストラ部を連続させ、エクストラ部を他方又は一方の裏面に仮接着した請求項3又は4の隠蔽機能付き返信部分を有する圧着はがき。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005197U JP3114398U (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | 隠蔽機能付き圧着往復はがき及び返信部分を有する圧着はがき |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005005197U JP3114398U (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | 隠蔽機能付き圧着往復はがき及び返信部分を有する圧着はがき |
Publications (1)
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JP3114398U true JP3114398U (ja) | 2005-10-27 |
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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2005
- 2005-07-04 JP JP2005005197U patent/JP3114398U/ja not_active Expired - Fee Related
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