JP2868605B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2868605B2 JP2868605B2 JP29303990A JP29303990A JP2868605B2 JP 2868605 B2 JP2868605 B2 JP 2868605B2 JP 29303990 A JP29303990 A JP 29303990A JP 29303990 A JP29303990 A JP 29303990A JP 2868605 B2 JP2868605 B2 JP 2868605B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、球排出装置の異常状態を判定するように
した弾球遊技機に関する。
した弾球遊技機に関する。
(従来の技術) 最近のパチンコ機は、遊技の条件によって入賞率の大
きい特別遊技等を発生し、遊技者に多くの賞品球をもた
らす変動入賞装置を有するものが多くなっている。
きい特別遊技等を発生し、遊技者に多くの賞品球をもた
らす変動入賞装置を有するものが多くなっている。
この種のパチンコ機は、特別遊技が発生すると次々に
入賞球を生じ、この入賞球に応じ連続して多量に賞品球
を排出することになる。そこで、多量の入賞球ならびに
賞品球を高速に処理する装置として、従来型の機械式に
代わって電子制御式のものが提案されている。
入賞球を生じ、この入賞球に応じ連続して多量に賞品球
を排出することになる。そこで、多量の入賞球ならびに
賞品球を高速に処理する装置として、従来型の機械式に
代わって電子制御式のものが提案されている。
例えば、賞球処理の高速化を図るために、入賞球なら
びに賞品球を電気的なセンサを用いて検出すると共に、
入賞球の処理通路と賞品球の排出通路にそれぞれ通路内
に進入可能な流下阻止部材(ストッパ部材)とその電気
的駆動源を設け、センサの検出に基づいて流下阻止部材
を進入、後退させることで、賞球処理を行うことが考え
られている。
びに賞品球を電気的なセンサを用いて検出すると共に、
入賞球の処理通路と賞品球の排出通路にそれぞれ通路内
に進入可能な流下阻止部材(ストッパ部材)とその電気
的駆動源を設け、センサの検出に基づいて流下阻止部材
を進入、後退させることで、賞球処理を行うことが考え
られている。
こうした電子制御式のものは、賞品球の排出のスピー
ドが速いことはもちろん、従来のセーフ球の自重などを
利用した機械式のものと比べて構造が簡単になり、さら
には賞球数の制御もしやすいという利点がある。
ドが速いことはもちろん、従来のセーフ球の自重などを
利用した機械式のものと比べて構造が簡単になり、さら
には賞球数の制御もしやすいという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) このような電子制御式のものは、制御がしやすい反
面、球排出装置の作動中に球詰まり等の異常が発生した
場合には、機械機と比べて大きな問題が生じる。
面、球排出装置の作動中に球詰まり等の異常が発生した
場合には、機械機と比べて大きな問題が生じる。
即ち、球詰まり等の異常が発生した場合、機械式の場
合は単に球詰まりのために機械的動作が停止するだけで
済むが、電子制御式の場合には、球排出装置の駆動源が
ずっと通電したままの状態となり、そのために駆動源が
熱を帯びて駆動源自体を故障に至らしめるというおそれ
がある。
合は単に球詰まりのために機械的動作が停止するだけで
済むが、電子制御式の場合には、球排出装置の駆動源が
ずっと通電したままの状態となり、そのために駆動源が
熱を帯びて駆動源自体を故障に至らしめるというおそれ
がある。
駆動源が故障した場合には、故障した駆動源を遊技店
の係員は交換しなければならず、交換に要する費用と時
間との浪費になると共に、遊技中の遊技者に対しては、
その遊技を長時間中断させてしまい、不快感を与えるこ
ととなり、駆動源交換に伴う出費だけにとどまらず、遊
技店の係員と遊技者との間のトラブルにもなりかねな
い。
の係員は交換しなければならず、交換に要する費用と時
間との浪費になると共に、遊技中の遊技者に対しては、
その遊技を長時間中断させてしまい、不快感を与えるこ
ととなり、駆動源交換に伴う出費だけにとどまらず、遊
技店の係員と遊技者との間のトラブルにもなりかねな
い。
この発明は、上記した問題点を解決することを目的と
している。
している。
(課題を解決するための手段) この発明は、遊技盤に設けられた入賞口に入賞した入
賞球を集合させる案内樋(17)から流下した入賞球を入
賞球検出器(例えば、セーフセンサ21)により1個宛に
検出して処理する入賞球処理装置(15)と、電気的駆動
源の作用により所要数の球を排出可能な球排出装置(例
えば、賞品球排出装置16)と、排出されるべき球数デー
タ(例えば、セット値を)を一時的に記憶する球数デー
タ記憶手段(例えば、排出1,2カウンタ)と、上記入賞
球検出手段による入賞球の検出に起因して上記球排出装
置を作動して球の排出を開始すると共に、上記球排出装
置より排出される球を所定数宛検出するための排出状態
検出手段(例えば、排出センサ74)から送出される検出
信号を逐次演算して、上記球数データ記憶手段に記憶さ
れている球数データが初期値に復帰したことに基づいて
上記球排出装置の排出作動を停止する制御回路(例え
ば、制御装置200)とを備え、上記制御回路は、上記排
出状態検出手段が正常に検出可能な状態にあり、且つ、
上記球排出装置が球の排出を開始してから所定時間経過
したにも拘わらず上記球数データ記憶手段に記憶されて
いる球数データが初期値に復帰しない場合には、異常状
態と判定して当該球排出装置の作動を停止させるように
して構成した。
賞球を集合させる案内樋(17)から流下した入賞球を入
賞球検出器(例えば、セーフセンサ21)により1個宛に
検出して処理する入賞球処理装置(15)と、電気的駆動
源の作用により所要数の球を排出可能な球排出装置(例
えば、賞品球排出装置16)と、排出されるべき球数デー
タ(例えば、セット値を)を一時的に記憶する球数デー
タ記憶手段(例えば、排出1,2カウンタ)と、上記入賞
球検出手段による入賞球の検出に起因して上記球排出装
置を作動して球の排出を開始すると共に、上記球排出装
置より排出される球を所定数宛検出するための排出状態
検出手段(例えば、排出センサ74)から送出される検出
信号を逐次演算して、上記球数データ記憶手段に記憶さ
れている球数データが初期値に復帰したことに基づいて
上記球排出装置の排出作動を停止する制御回路(例え
ば、制御装置200)とを備え、上記制御回路は、上記排
出状態検出手段が正常に検出可能な状態にあり、且つ、
上記球排出装置が球の排出を開始してから所定時間経過
したにも拘わらず上記球数データ記憶手段に記憶されて
いる球数データが初期値に復帰しない場合には、異常状
態と判定して当該球排出装置の作動を停止させるように
して構成した。
(作用) したがって、制御回路の球数データ記憶手段に記憶さ
れている球数データが、球排出装置が球の排出を開始し
てから所定時間経過したにも拘わらず初期値に復帰しな
い場合には、制御回路により異常状態と判定されて球排
出装置の作動が停止される。
れている球数データが、球排出装置が球の排出を開始し
てから所定時間経過したにも拘わらず初期値に復帰しな
い場合には、制御回路により異常状態と判定されて球排
出装置の作動が停止される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、1はパチンコ機の遊技盤、2は
前面側からフレーム3内に遊技盤1を取付ける基盤(前
面枠とも呼ぶ)、4は遊技盤1の前面を覆うカバーガラ
ス、5は基盤2を支持する機枠である。
前面側からフレーム3内に遊技盤1を取付ける基盤(前
面枠とも呼ぶ)、4は遊技盤1の前面を覆うカバーガラ
ス、5は基盤2を支持する機枠である。
遊技盤1は係止部材6a,6bにより基盤2のフレーム3
内に着脱自由に、カバーガラス4はガラス枠7を介して
基盤2に開閉可能に取付けられ、基盤2は機枠5にヒン
ジ8a,8bにより回動可能に組付けられる。9a,9bは基盤2
の施錠フックである。
内に着脱自由に、カバーガラス4はガラス枠7を介して
基盤2に開閉可能に取付けられ、基盤2は機枠5にヒン
ジ8a,8bにより回動可能に組付けられる。9a,9bは基盤2
の施錠フックである。
遊技盤1の表面の遊技部には種々の入賞口やアウト口
および多数の遊技釘等が配列され、遊技盤1の裏面には
各入賞口に入賞した入賞球を案内する集合樋10が形成さ
れる。
および多数の遊技釘等が配列され、遊技盤1の裏面には
各入賞口に入賞した入賞球を案内する集合樋10が形成さ
れる。
基盤2のフレーム後部には遊技盤1の裏面の構造等に
応じて所定の開口部が形成され、開口部後方には遊技盤
1の裏面を覆う開閉カバー11が取付けられる。基盤2の
図左下部には球供給機構、発射杆12、モータ13等からな
る打球発射装置14が配設され、また基盤2のフレーム後
面には下部に入賞球処理装置15が、上部から右側部およ
び下部にかけて球排出装置としての賞球排出装置16が配
設される。
応じて所定の開口部が形成され、開口部後方には遊技盤
1の裏面を覆う開閉カバー11が取付けられる。基盤2の
図左下部には球供給機構、発射杆12、モータ13等からな
る打球発射装置14が配設され、また基盤2のフレーム後
面には下部に入賞球処理装置15が、上部から右側部およ
び下部にかけて球排出装置としての賞球排出装置16が配
設される。
入賞球処理装置15は、遊技盤1の裏面の集合樋10を流
下してきた入賞球を処理するもので、1系統からなり、
第2図において集合樋10に接続する案内樋17と、案内樋
17に続く調流樋18と、調流樋18に続く導出樋19と、調流
樋18に設置したストッパ機構20および入賞球検出手段と
しての入賞球の検出器(セーフセンサ)21とから構成さ
れる。
下してきた入賞球を処理するもので、1系統からなり、
第2図において集合樋10に接続する案内樋17と、案内樋
17に続く調流樋18と、調流樋18に続く導出樋19と、調流
樋18に設置したストッパ機構20および入賞球検出手段と
しての入賞球の検出器(セーフセンサ)21とから構成さ
れる。
案内樋17は、上部の開口形状が集合樋10の下部の開口
形状とほぼ同一に形成され、基盤2のフレーム3に遊技
盤1を取付けた状態で集合樋10に接続されると共に、開
口部の図示左側の曲部22に続いて中央に向けて緩やかに
下り傾斜する底部23と、開口部の図示右側から中央に向
けて緩やかに下り傾斜して底部23に対し所定の段差を形
成する案内部24と、案内部24の終端から底部23の終端に
向けてパチンコ球を整列通過させる整列部25と、底部23
の終端に垂直に続いてパチンコ球を一個ずつ通過可能な
落下部26とが設けられる。
形状とほぼ同一に形成され、基盤2のフレーム3に遊技
盤1を取付けた状態で集合樋10に接続されると共に、開
口部の図示左側の曲部22に続いて中央に向けて緩やかに
下り傾斜する底部23と、開口部の図示右側から中央に向
けて緩やかに下り傾斜して底部23に対し所定の段差を形
成する案内部24と、案内部24の終端から底部23の終端に
向けてパチンコ球を整列通過させる整列部25と、底部23
の終端に垂直に続いてパチンコ球を一個ずつ通過可能な
落下部26とが設けられる。
調流樋18は、案内樋17の落下部26に続いてパチンコ球
を一個ずつ通過可能に緩やかに下り傾斜する誘導部27
と、誘導部27の終端の導入部28に略45度の傾斜角で続い
てパチンコ球を一個ずつ通過可能な調流部29と、調流部
29に垂直に続いてパチンコ球を落下する落下部30とから
形成される。誘導部27の上壁は終端の導入部28に向けて
いくらか通路断面が大きくなるように上り傾斜に、導入
部28の上壁は導入部28にてパチンコ球が後続のパチンコ
球よりも上方に行かないように誘導部27側に前傾して形
成され、これにより誘導部27に入ったパチンコ球は導入
部28にて球詰まりを生じることなくスムーズに調流部29
に流入される。調流部29は直線の通路形状で所定の長さ
に形成され、調流部29の通路断面はほぼ通路の中心にて
パチンコ球を通すようにパチンコ球の径よりもやや大き
い正方形に形成される。落下部30は調流部29からのパチ
ンコ球を素早く落下するように調流部29よりも大きな通
路断面に形成される。
を一個ずつ通過可能に緩やかに下り傾斜する誘導部27
と、誘導部27の終端の導入部28に略45度の傾斜角で続い
てパチンコ球を一個ずつ通過可能な調流部29と、調流部
29に垂直に続いてパチンコ球を落下する落下部30とから
形成される。誘導部27の上壁は終端の導入部28に向けて
いくらか通路断面が大きくなるように上り傾斜に、導入
部28の上壁は導入部28にてパチンコ球が後続のパチンコ
球よりも上方に行かないように誘導部27側に前傾して形
成され、これにより誘導部27に入ったパチンコ球は導入
部28にて球詰まりを生じることなくスムーズに調流部29
に流入される。調流部29は直線の通路形状で所定の長さ
に形成され、調流部29の通路断面はほぼ通路の中心にて
パチンコ球を通すようにパチンコ球の径よりもやや大き
い正方形に形成される。落下部30は調流部29からのパチ
ンコ球を素早く落下するように調流部29よりも大きな通
路断面に形成される。
導出樋19は、調流樋18の落下部30に続く傾斜部31と流
下部32とから形成され、流下部32の出口はパチンコ機後
方の図示しない回収樋に接続される。
下部32とから形成され、流下部32の出口はパチンコ機後
方の図示しない回収樋に接続される。
ストッパ機構20は、第3図(A),(B)のように調
流樋18の側上方より調流部29内に進入してパチンコ球の
流下を阻止する2つの係止爪33,34と、係止爪33,34の駆
動手段としてのソレノイド(セーフソレノイド)35が設
けられる。係止爪33は鉤状部材からなり、調流部29の下
流部側方にて基板(図示しない)に設けた支軸36により
揺動自由に支持され、球阻止部となる進入側外周部が揺
動軌跡と一致するように円弧状に形成され、中央部にそ
の上方にて基板に設置したセーフソレノイド35がピン連
結される。係止爪34は係止爪33の外周部に係合する後方
部を有する半円状部材からなり、係止爪33の斜め上方の
調流部29の側方にて基板に設けた支軸37により揺動自由
に支持され、球阻止部となる進入側外周部が揺動軌跡と
一致するように円弧状におよび後方外周部も円弧状に形
成され、かつ後方部に係止爪34を後退方向に付勢する所
定のウエイト38が取付けられる。
流樋18の側上方より調流部29内に進入してパチンコ球の
流下を阻止する2つの係止爪33,34と、係止爪33,34の駆
動手段としてのソレノイド(セーフソレノイド)35が設
けられる。係止爪33は鉤状部材からなり、調流部29の下
流部側方にて基板(図示しない)に設けた支軸36により
揺動自由に支持され、球阻止部となる進入側外周部が揺
動軌跡と一致するように円弧状に形成され、中央部にそ
の上方にて基板に設置したセーフソレノイド35がピン連
結される。係止爪34は係止爪33の外周部に係合する後方
部を有する半円状部材からなり、係止爪33の斜め上方の
調流部29の側方にて基板に設けた支軸37により揺動自由
に支持され、球阻止部となる進入側外周部が揺動軌跡と
一致するように円弧状におよび後方外周部も円弧状に形
成され、かつ後方部に係止爪34を後退方向に付勢する所
定のウエイト38が取付けられる。
係止爪33,34に対応して調流部29の側壁にはスリット
が設けられ、係止爪33,34が調流部29内に進入した状態
において係止爪33,34の球阻止部先端の間隔がパチンコ
球の径とほぼ一致するように,係止爪33,34やスリット
の位置等が設定される。
が設けられ、係止爪33,34が調流部29内に進入した状態
において係止爪33,34の球阻止部先端の間隔がパチンコ
球の径とほぼ一致するように,係止爪33,34やスリット
の位置等が設定される。
セーフソレノイド35の非通電状態では、第3図(A)
のように係止爪33の球阻止部が調流部29内に所定量進入
する一方、後方部のウエイト38により係止爪34の球阻止
部がスリット内に後退した状態にあり、この状態では調
流部29内に有るパチンコ球は係止爪33の球阻止部により
流下を阻止される。次に、この非通電状態からセーフソ
レノイド35に通電されると、第3図(B)のように係止
爪33が上方に回動して係止爪33の球阻止部がスリット内
に後退すると共に、係止爪33の外周部に押動されて係止
爪34の球阻止部が調流部29内に所定量進入し、このため
調流部29内の後続のパチンコ球は係止爪34の球阻止部に
より流下を阻止される一方、先頭のパチンコ球は係止爪
33から解放され、落下部30に落下する。そして、セーフ
ソレノイド35の通電が断たれると、リターンスプリング
の付勢力により係止爪33が元の第3図(A)の位置に戻
り、係止爪33の球阻止部が調流部29内に所定量進入する
一方、後方部のウエイト38により係止爪34の球阻止部が
スリット内に後退し、このため係止爪34に阻止されてい
た後続のパチンコ球は係止爪33の球阻止部まで下がり流
下を阻止される。
のように係止爪33の球阻止部が調流部29内に所定量進入
する一方、後方部のウエイト38により係止爪34の球阻止
部がスリット内に後退した状態にあり、この状態では調
流部29内に有るパチンコ球は係止爪33の球阻止部により
流下を阻止される。次に、この非通電状態からセーフソ
レノイド35に通電されると、第3図(B)のように係止
爪33が上方に回動して係止爪33の球阻止部がスリット内
に後退すると共に、係止爪33の外周部に押動されて係止
爪34の球阻止部が調流部29内に所定量進入し、このため
調流部29内の後続のパチンコ球は係止爪34の球阻止部に
より流下を阻止される一方、先頭のパチンコ球は係止爪
33から解放され、落下部30に落下する。そして、セーフ
ソレノイド35の通電が断たれると、リターンスプリング
の付勢力により係止爪33が元の第3図(A)の位置に戻
り、係止爪33の球阻止部が調流部29内に所定量進入する
一方、後方部のウエイト38により係止爪34の球阻止部が
スリット内に後退し、このため係止爪34に阻止されてい
た後続のパチンコ球は係止爪33の球阻止部まで下がり流
下を阻止される。
即ち、調流樋18内に入ったパチンコ球(入賞球)は、
セーフソレノイド35のオン、オフに応じて調流部29内で
一時停止されると共に、後続球と分離されて導出樋19に
流出される。また、係止爪33,34を支軸36,37により揺動
自由に支持すると共に、各球阻止部を揺動軌跡と一致す
る円弧状に形成したため、調流部29内への進入時にパチ
ンコ球を噛んだり、後退時にパチンコ球の球圧により抵
抗を受けることがなく、セーフソレノイド35のオン、オ
フに応じて係止爪33,34はスムーズに動作する。
セーフソレノイド35のオン、オフに応じて調流部29内で
一時停止されると共に、後続球と分離されて導出樋19に
流出される。また、係止爪33,34を支軸36,37により揺動
自由に支持すると共に、各球阻止部を揺動軌跡と一致す
る円弧状に形成したため、調流部29内への進入時にパチ
ンコ球を噛んだり、後退時にパチンコ球の球圧により抵
抗を受けることがなく、セーフソレノイド35のオン、オ
フに応じて係止爪33,34はスムーズに動作する。
入賞球検出手段としてのセーフセンサ21は、パチンコ
球が通る検出口を有する近接スイッチからなり、ストッ
パ機構20の係止爪33と34の球阻止部の間にて、調流樋18
の調流部29に設けた収納部39に設置される。係止爪33と
34の球阻止部の間にパチンコ球が有ればセーフセンサ21
はオン信号を出力し、無ければセーフセンサ21はオフ信
号を出力する。
球が通る検出口を有する近接スイッチからなり、ストッ
パ機構20の係止爪33と34の球阻止部の間にて、調流樋18
の調流部29に設けた収納部39に設置される。係止爪33と
34の球阻止部の間にパチンコ球が有ればセーフセンサ21
はオン信号を出力し、無ければセーフセンサ21はオフ信
号を出力する。
球排出装置としての賞球排出装置16は、遊技盤1の各
入賞口への入賞により賞品球の排出を行うもので、第2
図において基盤2のフレーム上部に賞品球を貯留する上
タンク40と、上タンク40からの賞品球を導く誘導樋41
と、誘導樋41に続いて基盤2のフレーム右側部に賞品球
の排出機構42a,42bと、排出機構42a,42bに続いて賞球排
出樋43と、基盤2のフレーム下部に賞球排出樋43の分配
樋44と、賞球排出樋43から分岐する球抜き樋45とが設け
られる。排出機構42a,42bは2系統からなるが、第2図
では1系統のみ図示している。
入賞口への入賞により賞品球の排出を行うもので、第2
図において基盤2のフレーム上部に賞品球を貯留する上
タンク40と、上タンク40からの賞品球を導く誘導樋41
と、誘導樋41に続いて基盤2のフレーム右側部に賞品球
の排出機構42a,42bと、排出機構42a,42bに続いて賞球排
出樋43と、基盤2のフレーム下部に賞球排出樋43の分配
樋44と、賞球排出樋43から分岐する球抜き樋45とが設け
られる。排出機構42a,42bは2系統からなるが、第2図
では1系統のみ図示している。
上タンク40は、第4図、第5図のように位置決めピン
を設けた前端の取付基板46a,46bを基盤2のフレーム3
に形成した取付溝48a,48bに挿入し、係止具49a、49bを
設けた中間部の取付座50a,50bをフレーム3の取付面に
合わせ、係止具49a,49bをフレーム3の係止孔51a,51bに
押し込むことで取付けられる。上タンク40の傾斜する底
壁の最下部(図左側)には誘導樋41の上流部に開口する
落下部52が形成され、落下部52には誘導樋41側に設けた
スイッチ(補給センサ)53を動作する踏板54がタンク40
の上部から回動自由に吊設される。上タンク40内に賞品
球が無くなると、踏板54がコイルバネ(図示しない)の
作用により反時計方向に跳ね上がって補給センサ53から
離れ、補給センサ53がオン信号を出力する。55は誘導樋
41に向けて吊設された球ナラシである。
を設けた前端の取付基板46a,46bを基盤2のフレーム3
に形成した取付溝48a,48bに挿入し、係止具49a、49bを
設けた中間部の取付座50a,50bをフレーム3の取付面に
合わせ、係止具49a,49bをフレーム3の係止孔51a,51bに
押し込むことで取付けられる。上タンク40の傾斜する底
壁の最下部(図左側)には誘導樋41の上流部に開口する
落下部52が形成され、落下部52には誘導樋41側に設けた
スイッチ(補給センサ)53を動作する踏板54がタンク40
の上部から回動自由に吊設される。上タンク40内に賞品
球が無くなると、踏板54がコイルバネ(図示しない)の
作用により反時計方向に跳ね上がって補給センサ53から
離れ、補給センサ53がオン信号を出力する。55は誘導樋
41に向けて吊設された球ナラシである。
誘導樋41は、第5図〜第8図(A),(B)のように
取付基板56に上流部から下流部(図右側)に向けて緩や
かな下り傾斜に形成され、上流部の樋壁は取付基板56と
で上タンク40の落下部52を囲う所定高さに形成され、誘
導樋41の中央に途中から誘導樋41内を奥側と手前側の2
条平行の通路57a,57bに形成する分流壁58が設けられ
る。
取付基板56に上流部から下流部(図右側)に向けて緩や
かな下り傾斜に形成され、上流部の樋壁は取付基板56と
で上タンク40の落下部52を囲う所定高さに形成され、誘
導樋41の中央に途中から誘導樋41内を奥側と手前側の2
条平行の通路57a,57bに形成する分流壁58が設けられ
る。
分流壁58は上タンク40の落下部52の踏板54の対向側の
開口縁部に対応する位置から斜めにパチンコ球の径以上
の高さに立ち上がり、樋壁に応じて高さを低くし、下流
部にてパチンコ球の径の半分以下の高さとなるように形
成される。分流壁58を上タンク40の落下部52の開口縁部
下方にて立ち上がらせるので、上タンク40から誘導樋41
へのパチンコ球の流入がスムーズとなり、下流部に行く
にしたがって分流壁58の高さをパチンコ球の径の半分以
下まで徐々に低くするので、パチンコ球が途中でこぼれ
ることがなく、2条の通路57a,57bに適確に分離、整流
される。
開口縁部に対応する位置から斜めにパチンコ球の径以上
の高さに立ち上がり、樋壁に応じて高さを低くし、下流
部にてパチンコ球の径の半分以下の高さとなるように形
成される。分流壁58を上タンク40の落下部52の開口縁部
下方にて立ち上がらせるので、上タンク40から誘導樋41
へのパチンコ球の流入がスムーズとなり、下流部に行く
にしたがって分流壁58の高さをパチンコ球の径の半分以
下まで徐々に低くするので、パチンコ球が途中でこぼれ
ることがなく、2条の通路57a,57bに適確に分離、整流
される。
誘導樋41の2条の通路57a,57bには、それぞれパチン
コ球が接触する通路底面に金属板からなる導電性プレー
ト59a,59bが貼付もしくは一体的に取付けられる。導電
性プレート59a,59bは、図ではほぼ通路57a,57bの全長に
渡って設けられているが、通路57a,57bの途中に所定の
区間設けても良い。導電性プレート59a,59bは電気的に
接続され、少なくとも一方のプレートの裏面に通路底面
を貫通する端子部60が形成される。そして、端子部60に
途中に抵抗器等の減衰器61を設けた配線部材62が嵌着、
接続され、配線部材62を介して導電性プレート59a,59b
は後述する制御装置200のケース216に接続される。
コ球が接触する通路底面に金属板からなる導電性プレー
ト59a,59bが貼付もしくは一体的に取付けられる。導電
性プレート59a,59bは、図ではほぼ通路57a,57bの全長に
渡って設けられているが、通路57a,57bの途中に所定の
区間設けても良い。導電性プレート59a,59bは電気的に
接続され、少なくとも一方のプレートの裏面に通路底面
を貫通する端子部60が形成される。そして、端子部60に
途中に抵抗器等の減衰器61を設けた配線部材62が嵌着、
接続され、配線部材62を介して導電性プレート59a,59b
は後述する制御装置200のケース216に接続される。
誘導樋41の下流部には球ナラシを兼ねる球止め装置63
と、半端球を検出するためのスイッチ(半端センサ)64
が配設される。球止め装置63は先端側を反り曲げた曲板
65が通路57a,57b上に架設した支軸66に回動自由に取付
けられ、通常時には曲板65の側部の突起67と樋壁との間
に張設したバネ68によって、曲板65が第8図(A)のよ
うに先端側を反り上げて通路57a,57b上にかぶさる球ナ
ラシ位置に保持され、通路57a,57bでのパチンコ球の重
なりを防止してパチンコ球をスムーズに流下させる。ま
た、先端側を手動により持ち上げて曲板65を第8図
(B)のように起立させると、バネ68の付勢方向が変わ
って曲板65が直立状態に、つまり後端側が通路57a,57b
内に進入してパチンコ球の流下を阻止する球止め位置に
保持され、これにより賞球排出装置の保守点検時や故障
時等にパチンコ球を遮断して作業を容易に行えるように
なる。半端センサ64は通路57a,57bの底部に配設したウ
エイトを有する踏板69a,69bに応動するレバー70に対向
して配置され、踏板69a,69bは球止め装置63の直立状態
での曲板65の直下流にて傾動自由に配設される。パチン
コ球が踏板69a,69b上に有れば第8図(A)のように踏
板69a,69bが通路57a,57bと連続し、レバー70がバランス
して半端センサ64がオフ信号を出力し、無ければ第8図
(B)のように踏板69a,69bがウエイトにより傾動して
レバー70の後部が半端センサ64を押動し、半端センサ64
がオン信号を出力する。
と、半端球を検出するためのスイッチ(半端センサ)64
が配設される。球止め装置63は先端側を反り曲げた曲板
65が通路57a,57b上に架設した支軸66に回動自由に取付
けられ、通常時には曲板65の側部の突起67と樋壁との間
に張設したバネ68によって、曲板65が第8図(A)のよ
うに先端側を反り上げて通路57a,57b上にかぶさる球ナ
ラシ位置に保持され、通路57a,57bでのパチンコ球の重
なりを防止してパチンコ球をスムーズに流下させる。ま
た、先端側を手動により持ち上げて曲板65を第8図
(B)のように起立させると、バネ68の付勢方向が変わ
って曲板65が直立状態に、つまり後端側が通路57a,57b
内に進入してパチンコ球の流下を阻止する球止め位置に
保持され、これにより賞球排出装置の保守点検時や故障
時等にパチンコ球を遮断して作業を容易に行えるように
なる。半端センサ64は通路57a,57bの底部に配設したウ
エイトを有する踏板69a,69bに応動するレバー70に対向
して配置され、踏板69a,69bは球止め装置63の直立状態
での曲板65の直下流にて傾動自由に配設される。パチン
コ球が踏板69a,69b上に有れば第8図(A)のように踏
板69a,69bが通路57a,57bと連続し、レバー70がバランス
して半端センサ64がオフ信号を出力し、無ければ第8図
(B)のように踏板69a,69bがウエイトにより傾動して
レバー70の後部が半端センサ64を押動し、半端センサ64
がオン信号を出力する。
誘導樋41の通路57a,57bは、排出機構42a,42bの流入樋
71a,71bにスムーズにつながるように、下流端の樋壁が
上部後方に斜めに切り欠かれ、これに合わせて排出機構
42a,42bの流入樋71a,71bは、流入端の樋壁が上部前方に
斜めに突出される。
71a,71bにスムーズにつながるように、下流端の樋壁が
上部後方に斜めに切り欠かれ、これに合わせて排出機構
42a,42bの流入樋71a,71bは、流入端の樋壁が上部前方に
斜めに突出される。
排出機構42a,42bは、第9図、第10図のように基盤2
のフレーム3に取付けるユニットケース75に2系統並列
に設けられ、誘導樋41の通路57a,57bに接続する流入樋7
1a,71bと、流入樋71a,71bに続く調流樋72a,72bと、調流
樋72a,72bに設置した排出ストッパ機構73a,73bおよび排
出球の検出器(排出センサ)74a,74bとから構成され
る。なお、流入樋71a、調流樋72a、排出ストッパ機構73
a、排出センサ74aは図示してない。
のフレーム3に取付けるユニットケース75に2系統並列
に設けられ、誘導樋41の通路57a,57bに接続する流入樋7
1a,71bと、流入樋71a,71bに続く調流樋72a,72bと、調流
樋72a,72bに設置した排出ストッパ機構73a,73bおよび排
出球の検出器(排出センサ)74a,74bとから構成され
る。なお、流入樋71a、調流樋72a、排出ストッパ機構73
a、排出センサ74aは図示してない。
ユニットケース75は中央基枠76と、フレーム3側の裏
カバー77と、表カバー78からなり、流入樋71a、調流樋7
2aは裏カバー77が合わさる中央基枠76の裏面側に一体的
に形成され、流入樋71b、調流樋72bは表カバー78が合わ
さる中央基枠76の表面側に一体的に形成される。排出ス
トッパ機構73a、排出センサ74aは中央基枠76の裏面側に
配置され、排出ストッパ機構73b、排出センサ74bは中央
基枠76の表面側に配置される。
カバー77と、表カバー78からなり、流入樋71a、調流樋7
2aは裏カバー77が合わさる中央基枠76の裏面側に一体的
に形成され、流入樋71b、調流樋72bは表カバー78が合わ
さる中央基枠76の表面側に一体的に形成される。排出ス
トッパ機構73a、排出センサ74aは中央基枠76の裏面側に
配置され、排出ストッパ機構73b、排出センサ74bは中央
基枠76の表面側に配置される。
流入樋71a,71bは、誘導樋41の通路57a,57bに続いて流
入部から図右側に緩やかに下り傾斜する傾斜部79と、傾
斜部79の下流部に続いて通路方向を略180度反転させる
第1屈曲部80と、第1屈曲部80に続いて図左側に緩やか
に下り傾斜する傾斜部81と、傾斜部81の下流端に続いて
通路方向を再び略180度反転させる第2屈曲部82とから
形成される。
入部から図右側に緩やかに下り傾斜する傾斜部79と、傾
斜部79の下流部に続いて通路方向を略180度反転させる
第1屈曲部80と、第1屈曲部80に続いて図左側に緩やか
に下り傾斜する傾斜部81と、傾斜部81の下流端に続いて
通路方向を再び略180度反転させる第2屈曲部82とから
形成される。
第1屈曲部80および第2屈曲部82によりそれぞれ傾斜
部79,80からのパチンコ球の流下速度が減少されると共
に、後述する排出ストッパ機構73a,73bによる流下阻止
状態にて誘導樋41側からの球圧を軽減する。
部79,80からのパチンコ球の流下速度が減少されると共
に、後述する排出ストッパ機構73a,73bによる流下阻止
状態にて誘導樋41側からの球圧を軽減する。
調流樋72a,72bは、第2屈曲部82に続いて通路方向を
略90度転換させ垂直下方に向かう垂直部83と、垂直部83
の終端の側部に続く誘導部84と、誘導部84に略45度の傾
斜角で続く調流部85と、調流部85に垂直に続く落下部86
とから形成される。
略90度転換させ垂直下方に向かう垂直部83と、垂直部83
の終端の側部に続く誘導部84と、誘導部84に略45度の傾
斜角で続く調流部85と、調流部85に垂直に続く落下部86
とから形成される。
垂直部83の終端の底壁87は誘導部84側に緩やかに下り
傾斜に形成され、垂直部83の誘導部84と対向側の壁面88
は誘導部84側にいくらか迫り出させて形成される。これ
により、垂直部83の底壁87上に乗ったパチンコ球の中心
は後続のパチンコ球の中心よりも誘導部84側に位置する
ことになり、垂直部83内のパチンコ球は終端部分にて球
詰まりを生じることなく誘導部84に流入される。
傾斜に形成され、垂直部83の誘導部84と対向側の壁面88
は誘導部84側にいくらか迫り出させて形成される。これ
により、垂直部83の底壁87上に乗ったパチンコ球の中心
は後続のパチンコ球の中心よりも誘導部84側に位置する
ことになり、垂直部83内のパチンコ球は終端部分にて球
詰まりを生じることなく誘導部84に流入される。
誘導部84の上壁89は略45度傾斜して形成され、誘導部
84にてパチンコ球が後続の垂直部83の底壁87上のパチン
コ球よりも上方に行かないようにすると共に、垂直部83
の底壁87にて方向を変えながら誘導部84に流入するパチ
ンコ球を略45度傾斜した上壁89に当てることで、誘導部
84でパチンコ球を一定の間隔で流下させ、かつパチンコ
球の流下速度を調速する。これにより、垂直部83から誘
導部84に入ったパチンコ球は誘導部84を所定の速度およ
び間隔で流下し、スムーズに調流部85に流入される。ま
た、垂直部83の側部に誘導部84を接続することで、後述
する排出ストッパ機構73a,73bによる流下阻止状態にて
調流部85側での球圧を軽減する。
84にてパチンコ球が後続の垂直部83の底壁87上のパチン
コ球よりも上方に行かないようにすると共に、垂直部83
の底壁87にて方向を変えながら誘導部84に流入するパチ
ンコ球を略45度傾斜した上壁89に当てることで、誘導部
84でパチンコ球を一定の間隔で流下させ、かつパチンコ
球の流下速度を調速する。これにより、垂直部83から誘
導部84に入ったパチンコ球は誘導部84を所定の速度およ
び間隔で流下し、スムーズに調流部85に流入される。ま
た、垂直部83の側部に誘導部84を接続することで、後述
する排出ストッパ機構73a,73bによる流下阻止状態にて
調流部85側での球圧を軽減する。
調流部85は直線の通路形状で所定の長さ(パチンコ球
2個分)に形成され、落下部86は調流部85からのパチン
コ球を素早く落下するように調流部85よりも大きな通路
断面に形成される。
2個分)に形成され、落下部86は調流部85からのパチン
コ球を素早く落下するように調流部85よりも大きな通路
断面に形成される。
そして、この並列の排出路間の隔壁に、即ち流入樋71
a,71bの流入部から傾斜部79、第1屈曲部80、傾斜部8
1、第2屈曲部82および調流樋72a,72bの垂直部83、誘導
部84、調流部85にかけて中央基枠76の裏表の両通路側壁
に、第11図のように帯状に突起部90a,90bが設けられ
る。
a,71bの流入部から傾斜部79、第1屈曲部80、傾斜部8
1、第2屈曲部82および調流樋72a,72bの垂直部83、誘導
部84、調流部85にかけて中央基枠76の裏表の両通路側壁
に、第11図のように帯状に突起部90a,90bが設けられ
る。
突起部90a,90bは、誘導樋41の通路57a,57bから流入し
たパチンコ球がそれぞれの排出路を流下する際に、パチ
ンコ球をそれぞれ中央基枠76側から徐々にカバー77,78
側に変位させると共に、後述する排出センサ74a,74bの
設置部の両排出路の間隔を所定量広げるためのもので、
流入樋71a,71bの流入端部にて誘導樋41の分流壁58に連
続するようにつまり誘導樋41の分流壁58の肉厚と等し
く、流入部から傾斜部79の下流にかけて徐々に隆起し、
傾斜部79の終端にて所定の高さとなり、後はその所定の
高さのまま調流樋72a,72bの調流部85まで形成される。
たパチンコ球がそれぞれの排出路を流下する際に、パチ
ンコ球をそれぞれ中央基枠76側から徐々にカバー77,78
側に変位させると共に、後述する排出センサ74a,74bの
設置部の両排出路の間隔を所定量広げるためのもので、
流入樋71a,71bの流入端部にて誘導樋41の分流壁58に連
続するようにつまり誘導樋41の分流壁58の肉厚と等し
く、流入部から傾斜部79の下流にかけて徐々に隆起し、
傾斜部79の終端にて所定の高さとなり、後はその所定の
高さのまま調流樋72a,72bの調流部85まで形成される。
ただし、突起部90a,90bは、排出センサ74a,74bの設置
部にてセンサ74a,74bの厚み分、切り欠き形成される。
また、裏カバー77、表カバー78の通路側壁は、誘導樋41
の樋壁に連続する流入樋71a,71bの流入部から突起部90
a,90bに合わせて徐々に後退するように形成され、突起
部90a,90bと平行面に形成される。
部にてセンサ74a,74bの厚み分、切り欠き形成される。
また、裏カバー77、表カバー78の通路側壁は、誘導樋41
の樋壁に連続する流入樋71a,71bの流入部から突起部90
a,90bに合わせて徐々に後退するように形成され、突起
部90a,90bと平行面に形成される。
これにより、排出センサ74a,74bの設置部の両排出路
の間隔が広がる一方、誘導樋41の両通路57a,57bに整列
されたパチンコ球は、バラツイたり球詰まりを起こすこ
となく、両通路57a,57bからそれぞれ流入樋71a,71bにス
ムーズに流入し、そのまま突起部90a,90bに沿いそれぞ
れ徐々に間隔が開く流入樋71a,71b、調流樋72a,72bをス
ムーズに流下する。なお、突起部90a,90bは流入樋71a,7
1bの第1屈曲部80や傾斜部81や第2屈曲部82および調流
樋72a,72b側にて徐々に隆起させるようにしても良い。
の間隔が広がる一方、誘導樋41の両通路57a,57bに整列
されたパチンコ球は、バラツイたり球詰まりを起こすこ
となく、両通路57a,57bからそれぞれ流入樋71a,71bにス
ムーズに流入し、そのまま突起部90a,90bに沿いそれぞ
れ徐々に間隔が開く流入樋71a,71b、調流樋72a,72bをス
ムーズに流下する。なお、突起部90a,90bは流入樋71a,7
1bの第1屈曲部80や傾斜部81や第2屈曲部82および調流
樋72a,72b側にて徐々に隆起させるようにしても良い。
排出ストッパ機構73a,73bは、調流樋72a,72bの調流部
85の側上方より調流部85内に進入してそれぞれパチンコ
球の流下を阻止する係止爪91a,91bと、それぞれ係止爪9
1a,91bの駆動手段としてのソレノイド(排出ソレノイ
ド)92a,92bが設けられる。係止爪91a,91bは扇状部材か
らなり、調流部85の下流部側方にて中央基枠76に突設し
た支軸93により揺動自由に支持され、球阻止部となる扇
状外周部が揺動軌跡と一致するように形成され、中央部
にリンク94を介して排出ソレノイド92a,92bがピン連結
される。係止爪91a,91bに対応して調流部85の側壁には
スリットが設けられ、係止爪91a,91bが調流部85内に進
入した状態において調流部85内に流下を阻止されたパチ
ンコ球2個が並ぶように係止爪91a,91bやスリットの位
置等が設定される。排出ソレノイド92a,92bは支軸93の
上方にて中央基枠76に設けた嵌合枠95に嵌装され、嵌合
枠95にボルト止めされる。なお、支軸93、嵌合枠95はも
ちろん中央基枠76の両面に設けられる。
85の側上方より調流部85内に進入してそれぞれパチンコ
球の流下を阻止する係止爪91a,91bと、それぞれ係止爪9
1a,91bの駆動手段としてのソレノイド(排出ソレノイ
ド)92a,92bが設けられる。係止爪91a,91bは扇状部材か
らなり、調流部85の下流部側方にて中央基枠76に突設し
た支軸93により揺動自由に支持され、球阻止部となる扇
状外周部が揺動軌跡と一致するように形成され、中央部
にリンク94を介して排出ソレノイド92a,92bがピン連結
される。係止爪91a,91bに対応して調流部85の側壁には
スリットが設けられ、係止爪91a,91bが調流部85内に進
入した状態において調流部85内に流下を阻止されたパチ
ンコ球2個が並ぶように係止爪91a,91bやスリットの位
置等が設定される。排出ソレノイド92a,92bは支軸93の
上方にて中央基枠76に設けた嵌合枠95に嵌装され、嵌合
枠95にボルト止めされる。なお、支軸93、嵌合枠95はも
ちろん中央基枠76の両面に設けられる。
排出ソレノイド92a,92bの非通電状態では、第12図
(A)のように係止爪91a,91bの球阻止部が調流部85内
に所定量進入した状態にあり、この状態では調流部85内
のパチンコ球は係止爪91a,91bの球阻止部により流下を
阻止される。そして、非通電状態から排出ソレノイド92
a,92bに通電されると、第12図(B)のようにリンク94
の引動により係止爪91a,91bが上方に回動して係止爪91
a,91bの球阻止部がスリット内に後退し、このため調流
部85内のパチンコ球は係止爪91a,91bから解放され、落
下部86に落下する。そして、排出ソレノイド92a,92bの
通電が断たれると、リターンスプリングの付勢力により
係止爪91a,91bが元の第12図(A)の位置に戻り、球阻
止部により調流部85内のパチンコ球は流下を阻止され
る。
(A)のように係止爪91a,91bの球阻止部が調流部85内
に所定量進入した状態にあり、この状態では調流部85内
のパチンコ球は係止爪91a,91bの球阻止部により流下を
阻止される。そして、非通電状態から排出ソレノイド92
a,92bに通電されると、第12図(B)のようにリンク94
の引動により係止爪91a,91bが上方に回動して係止爪91
a,91bの球阻止部がスリット内に後退し、このため調流
部85内のパチンコ球は係止爪91a,91bから解放され、落
下部86に落下する。そして、排出ソレノイド92a,92bの
通電が断たれると、リターンスプリングの付勢力により
係止爪91a,91bが元の第12図(A)の位置に戻り、球阻
止部により調流部85内のパチンコ球は流下を阻止され
る。
係止爪91a,91bを支軸93に揺動自由に支持すると共
に、各球阻止部を揺動軌跡と一致する扇状に形成したた
め、各球阻止部はパチンコ球に対して常に接線方向に動
くことになり、このため調流部85内への進入時に調流部
85内のパチンコ球を噛んだり、後退時に流下を阻止して
いたパチンコ球の球圧により抵抗を受けることがなく、
係止爪91a,91bは排出ソレノイド92a,92bのオン、オフに
応じてスムーズに動作する。
に、各球阻止部を揺動軌跡と一致する扇状に形成したた
め、各球阻止部はパチンコ球に対して常に接線方向に動
くことになり、このため調流部85内への進入時に調流部
85内のパチンコ球を噛んだり、後退時に流下を阻止して
いたパチンコ球の球圧により抵抗を受けることがなく、
係止爪91a,91bは排出ソレノイド92a,92bのオン、オフに
応じてスムーズに動作する。
排出センサ74a,74bは、パチンコ球が通る検出口96の
周囲四方を囲った構造の所定の近接スイッチからなり、
排出ストッパ機構73a,73bの係止爪91a,91bが調流樋72a,
72bの調流部85内に進入した状態において、それぞれ流
下を阻止された先頭に続く2番目のパチンコ球のほぼ中
央を囲う位置にて、調流樋72a,72bの調流部85の底壁側
に形成した収納部97にセンサ基部98を、その対向側の凹
部99にセンサ先端部100を差し込み、調流部85の側壁の
突起部90a,90bの切り欠き部101に検出口96の一方の側部
102を、カバー77,78に形成した凹部103に検出口96およ
びセンサの他方の側部104を嵌め合い、並列に設置され
る。
周囲四方を囲った構造の所定の近接スイッチからなり、
排出ストッパ機構73a,73bの係止爪91a,91bが調流樋72a,
72bの調流部85内に進入した状態において、それぞれ流
下を阻止された先頭に続く2番目のパチンコ球のほぼ中
央を囲う位置にて、調流樋72a,72bの調流部85の底壁側
に形成した収納部97にセンサ基部98を、その対向側の凹
部99にセンサ先端部100を差し込み、調流部85の側壁の
突起部90a,90bの切り欠き部101に検出口96の一方の側部
102を、カバー77,78に形成した凹部103に検出口96およ
びセンサの他方の側部104を嵌め合い、並列に設置され
る。
排出センサ74a,74bの検出口96の四方の内面(隅部を
除く)のうち、中央基枠76側の内面は突起部90a,90bの
表面に、他の三方の内面はそれぞれ調流部85の底壁、上
壁、カバー77,78の側壁に連続し、調流部85を流下する
パチンコ球がスムーズに検出口96を通るようになってい
る。連続するパチンコ球を検出するために、両排出路に
検出口96の周囲を囲った排出センサ74a,74bを並設する
場合、所定の間隔を必要とするが、突起部90a,90bを介
して両排出路の間隔を広げることで、排出センサ74a,74
bを並設可能になる。各排出センサ74a,74bは、パチンコ
球がセンサの検出口96の通過中にあるときを含め検出口
96内にあるときはオン信号を出力し、無いときはオフ信
号を出力する。
除く)のうち、中央基枠76側の内面は突起部90a,90bの
表面に、他の三方の内面はそれぞれ調流部85の底壁、上
壁、カバー77,78の側壁に連続し、調流部85を流下する
パチンコ球がスムーズに検出口96を通るようになってい
る。連続するパチンコ球を検出するために、両排出路に
検出口96の周囲を囲った排出センサ74a,74bを並設する
場合、所定の間隔を必要とするが、突起部90a,90bを介
して両排出路の間隔を広げることで、排出センサ74a,74
bを並設可能になる。各排出センサ74a,74bは、パチンコ
球がセンサの検出口96の通過中にあるときを含め検出口
96内にあるときはオン信号を出力し、無いときはオフ信
号を出力する。
このように、並列の排出路に、即ち流入樋71a,71bに
続く調流樋72a,72bの両調流部85に排出センサ74a,74bを
並設するのであり、流入樋71a,71bから調流樋72a,72bの
両排出路間の隔壁に徐々に隆起する帯状の突起部90a,90
bを形成し、この突起部90a,90bを介して両排出路を徐々
に離間しながらセンサ設置部つまり両調流部85の間隔を
広げるので、流入樋71a,71b、調流樋72a,72bをパチンコ
球がスムーズに流下可能としつつ、所定の幅の排出セン
サ74a,74bを両調流部85に容易に並設することができ
る。
続く調流樋72a,72bの両調流部85に排出センサ74a,74bを
並設するのであり、流入樋71a,71bから調流樋72a,72bの
両排出路間の隔壁に徐々に隆起する帯状の突起部90a,90
bを形成し、この突起部90a,90bを介して両排出路を徐々
に離間しながらセンサ設置部つまり両調流部85の間隔を
広げるので、流入樋71a,71b、調流樋72a,72bをパチンコ
球がスムーズに流下可能としつつ、所定の幅の排出セン
サ74a,74bを両調流部85に容易に並設することができ
る。
また、両排出路間の隔壁に徐々に隆起する帯状の突起
部90a,90bを形成することでセンサ設置部の間隔を広げ
るので、流入樋71a,71b、調流樋72a,72b間の全体の隔壁
の厚さを増やさなくとも良く、このため製作コストを低
減できる。
部90a,90bを形成することでセンサ設置部の間隔を広げ
るので、流入樋71a,71b、調流樋72a,72b間の全体の隔壁
の厚さを増やさなくとも良く、このため製作コストを低
減できる。
一方、誘導樋41の通路57a,57bにつながら流入樋71a,7
1bの流入端部にて、帯状の突起部90a,90bが誘導樋41の
分流壁58に等しく連続するので、誘導樋41の通路57a,57
bを2方向に分離形成する必要はなく、このため誘導樋4
1の製作が容易になると共に、誘導樋41の通路57a,57bか
らのパチンコ球が流入樋71a,71bにスムーズに流入する
ので、流入する際にパチンコ球の流れが変動したり、誘
導樋41や流入樋71a,71b等が部分的に摩耗することを十
分に防止できる。
1bの流入端部にて、帯状の突起部90a,90bが誘導樋41の
分流壁58に等しく連続するので、誘導樋41の通路57a,57
bを2方向に分離形成する必要はなく、このため誘導樋4
1の製作が容易になると共に、誘導樋41の通路57a,57bか
らのパチンコ球が流入樋71a,71bにスムーズに流入する
ので、流入する際にパチンコ球の流れが変動したり、誘
導樋41や流入樋71a,71b等が部分的に摩耗することを十
分に防止できる。
また、誘導樋41の両通路57a,57bの間隔を広げずに済
むため、その分流壁58を適正な厚さに設定することがで
き、これにより両通路57a,57bにパチンコ球が適確に分
配、整列されると共に、整列状態で流入樋71a,71bに誘
導され、誘導樋41にて球が重なったり、球詰まりを起こ
すことを防止できる。
むため、その分流壁58を適正な厚さに設定することがで
き、これにより両通路57a,57bにパチンコ球が適確に分
配、整列されると共に、整列状態で流入樋71a,71bに誘
導され、誘導樋41にて球が重なったり、球詰まりを起こ
すことを防止できる。
この排出機構42a,42bならびに排出機構42a,42b内のパ
チンコ球の動きを説明すると、排出ストッパ機構73a,73
bの係止爪91a,91bが調流樋72a,72bの調流部85内に進入
してパチンコ球の流下を阻止している状態では、係止爪
91a,91bに当接するパチンコ球を先頭に調流樋72a,72bお
よび流入樋71a,71b内にパチンコ球が隙間なく整列し、
静止している。この際、誘導樋41側のパチンコ球からの
球圧は流入樋71a,71bの第1屈曲部80および第2屈曲部8
2により軽減され、調流樋72a,72b側にかかることはな
い。また、排出ストッパ機構73a,73bの係止爪91a,91bに
かかる球圧は調流樋72a,72bの調流部85内および誘導部8
4内のパチンコ球のみとなる。
チンコ球の動きを説明すると、排出ストッパ機構73a,73
bの係止爪91a,91bが調流樋72a,72bの調流部85内に進入
してパチンコ球の流下を阻止している状態では、係止爪
91a,91bに当接するパチンコ球を先頭に調流樋72a,72bお
よび流入樋71a,71b内にパチンコ球が隙間なく整列し、
静止している。この際、誘導樋41側のパチンコ球からの
球圧は流入樋71a,71bの第1屈曲部80および第2屈曲部8
2により軽減され、調流樋72a,72b側にかかることはな
い。また、排出ストッパ機構73a,73bの係止爪91a,91bに
かかる球圧は調流樋72a,72bの調流部85内および誘導部8
4内のパチンコ球のみとなる。
そして、排出ストッパ機構73a,73bの排出ソレノイド9
2a,92bがオンされ係止爪91a,91bが調流部85内から後退
されると、調流部85内の先頭のパチンコ球および先頭に
続く調流部85、誘導部84内のパチンコ球が速やかに流下
し始め、これに続いて垂直部83内のパチンコ球が誘導部
84内に流入し、誘導部84の上壁89により速度、間隔を調
整されて誘導部84内を落下し、調流部85内を速やかに流
下する。さらに、これに続いて流入樋71a,71bの第2屈
曲部82内のパチンコ球が垂直部83内に速やかに流入し、
傾斜部81内のパチンコ球が第2屈曲部82内に、第1屈曲
部80内のパチンコ球が傾斜部81内にそれぞれ速やかに流
入し、傾斜部79内のパチンコ球がカバー77,78側に変位
しながら第1屈曲部80内に速やかに流入する。この際、
係止爪91a,91bの後退により、先頭のパチンコ球と先頭
に続く調流部85内のパチンコ球はほぼ接しながら調流部
85内を流下し、誘導部84からのパチンコ球は略45度の角
度で調流部85が続くため、方向を変えつつ前方のパチン
コ球と漸次離間して調流部85内を流下し、さらに垂直部
83からのパチンコ球は誘導部84の上壁89により速度、間
隔を調整されるため、それぞれ所定の離間距離で調流部
85内を流下するようになる。また、調流部85、誘導部8
4、垂直部83、屈曲部82、傾斜部81等、各部での球圧は
小さいため、パチンコ球はスムーズに流下する。
2a,92bがオンされ係止爪91a,91bが調流部85内から後退
されると、調流部85内の先頭のパチンコ球および先頭に
続く調流部85、誘導部84内のパチンコ球が速やかに流下
し始め、これに続いて垂直部83内のパチンコ球が誘導部
84内に流入し、誘導部84の上壁89により速度、間隔を調
整されて誘導部84内を落下し、調流部85内を速やかに流
下する。さらに、これに続いて流入樋71a,71bの第2屈
曲部82内のパチンコ球が垂直部83内に速やかに流入し、
傾斜部81内のパチンコ球が第2屈曲部82内に、第1屈曲
部80内のパチンコ球が傾斜部81内にそれぞれ速やかに流
入し、傾斜部79内のパチンコ球がカバー77,78側に変位
しながら第1屈曲部80内に速やかに流入する。この際、
係止爪91a,91bの後退により、先頭のパチンコ球と先頭
に続く調流部85内のパチンコ球はほぼ接しながら調流部
85内を流下し、誘導部84からのパチンコ球は略45度の角
度で調流部85が続くため、方向を変えつつ前方のパチン
コ球と漸次離間して調流部85内を流下し、さらに垂直部
83からのパチンコ球は誘導部84の上壁89により速度、間
隔を調整されるため、それぞれ所定の離間距離で調流部
85内を流下するようになる。また、調流部85、誘導部8
4、垂直部83、屈曲部82、傾斜部81等、各部での球圧は
小さいため、パチンコ球はスムーズに流下する。
そして、排出ストッパ機構73a,73bの排出ソレノイド9
2a,92bがオフされ係止爪91a,91bが調流部85内に進入さ
れると、調流部85内を流下途中のパチンコ球が係止爪91
a,91bに衝突して流下を阻止され、これに続いて調流部8
5、誘導部84、垂直部83、屈曲部82、傾斜部81、屈曲部8
0、傾斜部79内のパチンコ球も流下を阻止され、元の静
止状態に戻る。係止爪91a,91bの球阻止部は揺動軌跡と
一致するため、パチンコ球の衝突による衝撃力を支軸93
により受けることができ、耐久性が向上すると共に、球
阻止部はパチンコ球に対して接線方向に動くため、係止
爪91a,91bの調流部85内進入時にパチンコ球と衝突して
も、パチンコ球を噛んだりすることなく係止爪91a,91b
はスムーズに進入する。
2a,92bがオフされ係止爪91a,91bが調流部85内に進入さ
れると、調流部85内を流下途中のパチンコ球が係止爪91
a,91bに衝突して流下を阻止され、これに続いて調流部8
5、誘導部84、垂直部83、屈曲部82、傾斜部81、屈曲部8
0、傾斜部79内のパチンコ球も流下を阻止され、元の静
止状態に戻る。係止爪91a,91bの球阻止部は揺動軌跡と
一致するため、パチンコ球の衝突による衝撃力を支軸93
により受けることができ、耐久性が向上すると共に、球
阻止部はパチンコ球に対して接線方向に動くため、係止
爪91a,91bの調流部85内進入時にパチンコ球と衝突して
も、パチンコ球を噛んだりすることなく係止爪91a,91b
はスムーズに進入する。
即ち、誘導樋41に続く排出機構42a,42bの流入樋71a,7
1bに2つの屈曲部80,82を、屈曲部82に続いて垂直部83
を設け、垂直部83の下部側壁88を迫り出させて対抗側に
上壁89を傾斜した誘導部84を設け、さらに誘導部84の下
方に略45度傾斜した調流部85に排出ストッパ機構73a,73
bを配設したので、排出ソレノイド92a,92bのオン時にパ
チンコ球のスムーズな流下を確保できると共に、排出ソ
レノイド92a,92bのオフ時に係止爪91a,91b等にかかる球
圧を軽減してパチンコ球の流下を適確に阻止することが
でき、信頼性が大幅に向上する。また、排出機構42a,42
bはユニット構造となっており、このため各部品が故障
したとき等、ユニットごと簡単に交換できるため、故障
等に対し迅速に対応できる。また、各ソレノイドを垂直
に配置したため、内部へのごみの侵入やロッド等の片減
りを防止できる。
1bに2つの屈曲部80,82を、屈曲部82に続いて垂直部83
を設け、垂直部83の下部側壁88を迫り出させて対抗側に
上壁89を傾斜した誘導部84を設け、さらに誘導部84の下
方に略45度傾斜した調流部85に排出ストッパ機構73a,73
bを配設したので、排出ソレノイド92a,92bのオン時にパ
チンコ球のスムーズな流下を確保できると共に、排出ソ
レノイド92a,92bのオフ時に係止爪91a,91b等にかかる球
圧を軽減してパチンコ球の流下を適確に阻止することが
でき、信頼性が大幅に向上する。また、排出機構42a,42
bはユニット構造となっており、このため各部品が故障
したとき等、ユニットごと簡単に交換できるため、故障
等に対し迅速に対応できる。また、各ソレノイドを垂直
に配置したため、内部へのごみの侵入やロッド等の片減
りを防止できる。
排出機構42a,42bに続く賞球排出樋43は、第2図のよ
うに1系統からなるもので、排出機構42a,42bの調流樋7
2a,72bの両落下部86に接続する流入部105と、基盤2の
前面のパチンコ球の供給皿につながる流下樋106を設け
た排球部107とから形成され、調流樋72a,72bの両落下部
86から流入したパチンコ球を突壁等に当てながら流下樋
106上に落として供給皿へ排出する。分配樋44は、基盤
2の前面下部の受皿につながり、供給皿がパチンコ球で
一杯になると前記流下樋106から溢れたパチンコ球を受
皿へ排出する。また、分配樋44には流下樋106の直下方
にて樋壁を兼ねる検知片108と、検知片108に連動するス
イッチ(オーバーフロースイッチ)109とが設けられ、
分配樋44内がパチンコ球で一杯になり、その押圧力で検
知片108が押動されると、オーバーフロースイッチ109が
オン信号を出力する。
うに1系統からなるもので、排出機構42a,42bの調流樋7
2a,72bの両落下部86に接続する流入部105と、基盤2の
前面のパチンコ球の供給皿につながる流下樋106を設け
た排球部107とから形成され、調流樋72a,72bの両落下部
86から流入したパチンコ球を突壁等に当てながら流下樋
106上に落として供給皿へ排出する。分配樋44は、基盤
2の前面下部の受皿につながり、供給皿がパチンコ球で
一杯になると前記流下樋106から溢れたパチンコ球を受
皿へ排出する。また、分配樋44には流下樋106の直下方
にて樋壁を兼ねる検知片108と、検知片108に連動するス
イッチ(オーバーフロースイッチ)109とが設けられ、
分配樋44内がパチンコ球で一杯になり、その押圧力で検
知片108が押動されると、オーバーフロースイッチ109が
オン信号を出力する。
賞球排出樋43の途中から分岐する球抜き樋45は、分岐
部に第13図(A),(B)のように板状の球抜きゲート
110が支軸111を介して回動自由に配設され、樋壁外部に
て支軸111に固定したクランク112がレバー113に係合さ
れ、レバー113の後端に球抜きゲート110を球抜き樋45の
閉位置(賞球排出樋43が開)に付勢するバネ114が掛合
され、レバー113にバネ114と反対側にリンク115を介し
て球抜きゲート110を駆動する球抜きソレノイド116が連
結される。
部に第13図(A),(B)のように板状の球抜きゲート
110が支軸111を介して回動自由に配設され、樋壁外部に
て支軸111に固定したクランク112がレバー113に係合さ
れ、レバー113の後端に球抜きゲート110を球抜き樋45の
閉位置(賞球排出樋43が開)に付勢するバネ114が掛合
され、レバー113にバネ114と反対側にリンク115を介し
て球抜きゲート110を駆動する球抜きソレノイド116が連
結される。
球抜きソレノイド116に通電されると、リンク115の上
動によりバネ114に抗して球抜きゲート110が球抜き樋45
を開きかつ賞球排出樋43を塞ぐ位置まで回動され、球抜
きソレノイド116の通電が断たれると、バネ114により球
抜きゲート110が球抜き樋45の閉位置に戻される。球抜
きソレノイド116をオン、オフするためのスイッチ(球
抜きセンサ)は、図示しないが基盤2の前面に形成した
操作孔からピンあるいはワイヤのような器具を挿入する
ことにより、動作される。
動によりバネ114に抗して球抜きゲート110が球抜き樋45
を開きかつ賞球排出樋43を塞ぐ位置まで回動され、球抜
きソレノイド116の通電が断たれると、バネ114により球
抜きゲート110が球抜き樋45の閉位置に戻される。球抜
きソレノイド116をオン、オフするためのスイッチ(球
抜きセンサ)は、図示しないが基盤2の前面に形成した
操作孔からピンあるいはワイヤのような器具を挿入する
ことにより、動作される。
なお、球抜き樋45の下流側は、遊技盤1のアウト口11
7(第2図)より回収されたアウト球を導くアウト球導
出樋118と合流され、さらにパチンコ機後方の図示しな
い回収樋に接続される。第14図には入賞球処理装置15、
賞球排出装置16、打球発射装置14等を制御する制御装置
200の回路を示す。
7(第2図)より回収されたアウト球を導くアウト球導
出樋118と合流され、さらにパチンコ機後方の図示しな
い回収樋に接続される。第14図には入賞球処理装置15、
賞球排出装置16、打球発射装置14等を制御する制御装置
200の回路を示す。
排出制御回路としての制御装置200は、内部にROMやRA
Mを備えるCPU(マイクロコンピュータ)201、CPU201の
入出力を処理するインターフェイス202、各入出力端子2
03〜208、タイマ発信回路209、電源回路210等からな
り、CPU201のROMには実行すべきプログラムおよび種々
のデータを設定し、CPU201のRAMはCPU201のワークエリ
アやタイマエリアを提供する。
Mを備えるCPU(マイクロコンピュータ)201、CPU201の
入出力を処理するインターフェイス202、各入出力端子2
03〜208、タイマ発信回路209、電源回路210等からな
り、CPU201のROMには実行すべきプログラムおよび種々
のデータを設定し、CPU201のRAMはCPU201のワークエリ
アやタイマエリアを提供する。
制御装置200の各入出力端子203〜208には、排出機構4
2a(排出1側),42b(排出2側)の排出センサ74a,74b
(排出センサ1,2)、排出ソレノイド92a,92b(排出Sol
1,2)、入賞球処理装置15のセーフセンサ21(セーフセ
ンサ)、セーフソレノイド35(セーフSol)、賞球排出
装置16の球抜きセンサ、球抜きソレノイド116(球抜きS
ol)、発射モータ13等の各電気機器、主電源(24V)な
らびに図示しない遊技盤1側の制御装置が接続され、制
御装置200はROMのプログラムデータ、前記各センサなら
びに遊技盤1側の制御装置等からの信号に基づき、排出
Sol1,2、セーフSol、球抜きSol、発射モータ13等を制御
する。211は制御装置200のリセットスイッチである。な
お、回路中、発射モータ13、賞品球の補給センサ53、誘
導樋41の半端センサ64、賞球排出樋43のオーバーフロー
スイッチ109(オーバーフローSW)等は図示省略してあ
る。
2a(排出1側),42b(排出2側)の排出センサ74a,74b
(排出センサ1,2)、排出ソレノイド92a,92b(排出Sol
1,2)、入賞球処理装置15のセーフセンサ21(セーフセ
ンサ)、セーフソレノイド35(セーフSol)、賞球排出
装置16の球抜きセンサ、球抜きソレノイド116(球抜きS
ol)、発射モータ13等の各電気機器、主電源(24V)な
らびに図示しない遊技盤1側の制御装置が接続され、制
御装置200はROMのプログラムデータ、前記各センサなら
びに遊技盤1側の制御装置等からの信号に基づき、排出
Sol1,2、セーフSol、球抜きSol、発射モータ13等を制御
する。211は制御装置200のリセットスイッチである。な
お、回路中、発射モータ13、賞品球の補給センサ53、誘
導樋41の半端センサ64、賞球排出樋43のオーバーフロー
スイッチ109(オーバーフローSW)等は図示省略してあ
る。
また、制御装置200には、複数の賞球数を設定するた
めの賞球数設定回路212が設けられる。賞球数設定回路2
12は、CPU201につなぐ2群の抵抗213a,213b,214a〜214c
からなり、これらの抵抗置をもとにセーフI側(後述す
る)、セーフII側(後述する)の賞球数が設定される。
即ち、抵抗213a,213bの抵抗値の組み合わせにより、セ
ーフI側の賞球数は4つの数値(例えば10,11,13,15)
の中から、また抵抗214a〜214cの抵抗値の組み合わせに
より、セーフII側の賞球数は8つの数値(例えば1,2,3,
5,6,7,8,10)の中から、それぞれ設定される。なお、各
抵抗213a,213b,214a〜214cは制御装置200内に組入れる
ので、両賞球数は製作時に設定された数値に固定され
る。
めの賞球数設定回路212が設けられる。賞球数設定回路2
12は、CPU201につなぐ2群の抵抗213a,213b,214a〜214c
からなり、これらの抵抗置をもとにセーフI側(後述す
る)、セーフII側(後述する)の賞球数が設定される。
即ち、抵抗213a,213bの抵抗値の組み合わせにより、セ
ーフI側の賞球数は4つの数値(例えば10,11,13,15)
の中から、また抵抗214a〜214cの抵抗値の組み合わせに
より、セーフII側の賞球数は8つの数値(例えば1,2,3,
5,6,7,8,10)の中から、それぞれ設定される。なお、各
抵抗213a,213b,214a〜214cは制御装置200内に組入れる
ので、両賞球数は製作時に設定された数値に固定され
る。
そして、制御装置200は、賞球数設定回路212の両賞球
数を定期的にRAMに書き込むと共に、通常の場合はセー
フI側の賞球数を選択し、遊技盤1側の制御装置から賞
球信号が入力された場合はセーフII側の賞球数を選択
し、その賞球数をもとに賞球排出数を制御する。なお、
この場合賞球数設定回路212に複数のディップスイッチ
を設け、ディップスイッチのオン、オフの組み合わせに
よってセーフI側、セーフII側の賞球数を設定するよう
にしても良い。
数を定期的にRAMに書き込むと共に、通常の場合はセー
フI側の賞球数を選択し、遊技盤1側の制御装置から賞
球信号が入力された場合はセーフII側の賞球数を選択
し、その賞球数をもとに賞球排出数を制御する。なお、
この場合賞球数設定回路212に複数のディップスイッチ
を設け、ディップスイッチのオン、オフの組み合わせに
よってセーフI側、セーフII側の賞球数を設定するよう
にしても良い。
ここで、遊技盤1の例を第18図〜第20図に示す。
これは、遊技部300内に一般入賞口301,302a,302b,303
a,303b、特定入賞口304,305a,305b、中央に可動部材306
a,306bを有する変動入賞装置307を設けたもので、特定
入賞口304,305a,305bと、一般入賞口301,302a,302b,303
a,303bおよび変動入賞装置307とで打球の入賞に対する
賞球数が異なるものである。
a,303b、特定入賞口304,305a,305b、中央に可動部材306
a,306bを有する変動入賞装置307を設けたもので、特定
入賞口304,305a,305bと、一般入賞口301,302a,302b,303
a,303bおよび変動入賞装置307とで打球の入賞に対する
賞球数が異なるものである。
特定入賞口304,305a,305bには入賞球を検出する始動
スイッチ308,309a,309bを配置している。変動入賞装置3
07内には特別入賞口310、特別入賞口310の左右に一般入
賞口311a,311bを形成し、特別入賞口310には入賞球を検
出するサイクルスイッチ312を、これらの下流部には特
別入賞口310および一般入賞口311a,311bの全通過球を検
出するカウントスイッチ313を配置している。
スイッチ308,309a,309bを配置している。変動入賞装置3
07内には特別入賞口310、特別入賞口310の左右に一般入
賞口311a,311bを形成し、特別入賞口310には入賞球を検
出するサイクルスイッチ312を、これらの下流部には特
別入賞口310および一般入賞口311a,311bの全通過球を検
出するカウントスイッチ313を配置している。
遊技部300内に打球が発射され、特定入賞口304,305a,
305bに入賞すると、始動スイッチ308,309a,309bのオン
に応じて、図示しない制御装置が変動入賞装置307の可
動部材306a,306bを1,2回、打球を受け入れない第1状態
から打球を受け入れ易い第2状態に変換駆動する。そし
て、このとき他の打球が変動入賞装置307内に入賞し、
さらに変動入賞装置307内の特別入賞口310に入賞する
と、サイクルスイッチ312がオンし大当たり遊技が発生
する。
305bに入賞すると、始動スイッチ308,309a,309bのオン
に応じて、図示しない制御装置が変動入賞装置307の可
動部材306a,306bを1,2回、打球を受け入れない第1状態
から打球を受け入れ易い第2状態に変換駆動する。そし
て、このとき他の打球が変動入賞装置307内に入賞し、
さらに変動入賞装置307内の特別入賞口310に入賞する
と、サイクルスイッチ312がオンし大当たり遊技が発生
する。
大当たり遊技が発生すると、変動入賞装置307の可動
部材306a,306bが第1状態から第2状態に何回も変換駆
動され、さらにこれがサイクルの継続に応じ繰り返し行
われるため、多数の打球が変動入賞装置307内に入賞す
ることになる。
部材306a,306bが第1状態から第2状態に何回も変換駆
動され、さらにこれがサイクルの継続に応じ繰り返し行
われるため、多数の打球が変動入賞装置307内に入賞す
ることになる。
この各サイクルは、可動部材306a,306bが18回変換駆
動もしくは変動入賞装置307内の下流部のカウントスイ
ッチ313が通過球を10個カウントすると、終了する。な
お、サイクル中に打球が変動入賞装置307内の特別入賞
口310に入賞しなければ、サイクルスイッチ312のオフに
よりそのサイクル終了時点で大当たり遊技が終了する。
動もしくは変動入賞装置307内の下流部のカウントスイ
ッチ313が通過球を10個カウントすると、終了する。な
お、サイクル中に打球が変動入賞装置307内の特別入賞
口310に入賞しなければ、サイクルスイッチ312のオフに
よりそのサイクル終了時点で大当たり遊技が終了する。
一般入賞口301,302a,302b,303a,303b、特定入賞口30
4,305a,305bおよび変動入賞装置307の入賞球は、遊技盤
1の裏面の集合樋10内に入り、集合樋10内に画成したそ
れぞれの通路部314a〜314dを介して基盤2側の入賞球処
理装置15の案内樋17に流入する。
4,305a,305bおよび変動入賞装置307の入賞球は、遊技盤
1の裏面の集合樋10内に入り、集合樋10内に画成したそ
れぞれの通路部314a〜314dを介して基盤2側の入賞球処
理装置15の案内樋17に流入する。
そして、一般入賞口301,302a,302b,303a,303bおよび
変動入賞装置307の入賞球と、特定入賞口304,305a,305b
の入賞球とに対して異なった数の賞球を行うために、遊
技盤1の制御装置は特定入賞口304,305a,305bに入賞し
たときに賞球側の制御装置200に賞球信号を出力する。
即ち、遊技盤1の制御装置は、特定入賞口304,305a,305
bの始動スイッチ308,309a,309bがオンすると、そのオン
毎に賞球信号(セーフII信号等)を賞球側の制御装置20
0に出力するようになっている。この賞球信号が入力さ
れた場合に制御装置200が前述のセーフII側の賞球数を
選択する(後述する)。
変動入賞装置307の入賞球と、特定入賞口304,305a,305b
の入賞球とに対して異なった数の賞球を行うために、遊
技盤1の制御装置は特定入賞口304,305a,305bに入賞し
たときに賞球側の制御装置200に賞球信号を出力する。
即ち、遊技盤1の制御装置は、特定入賞口304,305a,305
bの始動スイッチ308,309a,309bがオンすると、そのオン
毎に賞球信号(セーフII信号等)を賞球側の制御装置20
0に出力するようになっている。この賞球信号が入力さ
れた場合に制御装置200が前述のセーフII側の賞球数を
選択する(後述する)。
なお、例えば一般入賞口301,302a,302b,303a,303bお
よび変動入賞装置307の入賞に対する賞球数が13個の場
合は、予め制御装置200の賞球設定回路212のセーフI側
の賞球数が“13"に、特定入賞口304,305a,305bの入賞に
対する賞球数が7個の場合は、同じく賞球数設定回路21
2のセーフII側の賞球数が“7"に設定される。
よび変動入賞装置307の入賞に対する賞球数が13個の場
合は、予め制御装置200の賞球設定回路212のセーフI側
の賞球数が“13"に、特定入賞口304,305a,305bの入賞に
対する賞球数が7個の場合は、同じく賞球数設定回路21
2のセーフII側の賞球数が“7"に設定される。
一方、制御装置200の構造は、第15図〜第17図のよう
にCPU201、インタフェース202、入出力端子203〜208、
タイマ発信回路209、電源回路210等の各電気部品を配
設、接続した基板215および基板215を収納する金属製の
ケース216からなる。
にCPU201、インタフェース202、入出力端子203〜208、
タイマ発信回路209、電源回路210等の各電気部品を配
設、接続した基板215および基板215を収納する金属製の
ケース216からなる。
CPU201等のIC部品、トランジスタや比較的大きいコン
デンサ等は基板215の表面に、各入出力端子203〜208、
リセットスイッチ211は基板215の表面の四方周辺に配置
され、小さな抵抗、コンデンサ等は基板215の裏面に配
置されている。また、基板215の表面の2つの隅部には
基板215のグランド面に金属の切片217が貼設されてい
る。
デンサ等は基板215の表面に、各入出力端子203〜208、
リセットスイッチ211は基板215の表面の四方周辺に配置
され、小さな抵抗、コンデンサ等は基板215の裏面に配
置されている。また、基板215の表面の2つの隅部には
基板215のグランド面に金属の切片217が貼設されてい
る。
ケース216の本体218は、長手方向の2つの側面219と
1端面220を折り曲げ成形して筐枠としたもので、側面2
19の内側に平行に小さな溝221が設けられ、この溝221に
開口側から基板215をあてがい、差し込むようになって
いる。本体218の側面219および端面220には、外部から
基板215の入出力端子205〜208に配線コネクタを着脱す
ると共に、リセットスイッチ211を操作するための開口
部222〜224が形成されている。
1端面220を折り曲げ成形して筐枠としたもので、側面2
19の内側に平行に小さな溝221が設けられ、この溝221に
開口側から基板215をあてがい、差し込むようになって
いる。本体218の側面219および端面220には、外部から
基板215の入出力端子205〜208に配線コネクタを着脱す
ると共に、リセットスイッチ211を操作するための開口
部222〜224が形成されている。
ケース216の蓋225は、本体218に合わせて側面226、端
面227,228を折り曲げ成形され、このうち一方の端面228
が本体218の開口を覆うように延長され、他の面226,227
が本体218の開口部222〜224に重ならない高さに形成さ
れている。蓋225の端面228には、外部から基板215の入
出力端子203,204に配線コネクタを着脱するための開口
部229が形成されている。また、蓋225の端面228には、
基板215のグランド面に貼設した両切片217に当接する2
つの当接片230が内側に折り曲げ成形されている。
面227,228を折り曲げ成形され、このうち一方の端面228
が本体218の開口を覆うように延長され、他の面226,227
が本体218の開口部222〜224に重ならない高さに形成さ
れている。蓋225の端面228には、外部から基板215の入
出力端子203,204に配線コネクタを着脱するための開口
部229が形成されている。また、蓋225の端面228には、
基板215のグランド面に貼設した両切片217に当接する2
つの当接片230が内側に折り曲げ成形されている。
本体218の側面219には4つの嵌合凹部(小孔)231が
設けられ、蓋225の側面226には内側に嵌合凹部231に嵌
まる各嵌合凸部232が設けられている。
設けられ、蓋225の側面226には内側に嵌合凹部231に嵌
まる各嵌合凸部232が設けられている。
基板215を本体218の開口側から溝221に差し込み、そ
の開口側に蓋225の端面228を合わせながら蓋225をかぶ
せ、蓋225の嵌合凸部232を本体218の嵌合凹部231に嵌め
合うと、基板215がケース216内に収納、支持されると共
に、ケース216が組付けられる。また、この組付けと同
時に蓋225の端面228の当接片230が基板215のグランド面
の切片217に所定の押圧力で当接し、基板215のグランド
がケース216に接続される。これにより、基板215が導電
性のケース216によってシールドされる。
の開口側に蓋225の端面228を合わせながら蓋225をかぶ
せ、蓋225の嵌合凸部232を本体218の嵌合凹部231に嵌め
合うと、基板215がケース216内に収納、支持されると共
に、ケース216が組付けられる。また、この組付けと同
時に蓋225の端面228の当接片230が基板215のグランド面
の切片217に所定の押圧力で当接し、基板215のグランド
がケース216に接続される。これにより、基板215が導電
性のケース216によってシールドされる。
この制御装置200は、第1図のように基盤2の裏面に
配設されるが、この場合基盤2側に2組の弾性掛止部材
(図示しない)が設けられ、その弾性掛止部材の間にケ
ース216を押し込むことで、ケース本体218の突起233つ
まり溝221の加工による外面側の突起233が掛止され、取
付けられる。
配設されるが、この場合基盤2側に2組の弾性掛止部材
(図示しない)が設けられ、その弾性掛止部材の間にケ
ース216を押し込むことで、ケース本体218の突起233つ
まり溝221の加工による外面側の突起233が掛止され、取
付けられる。
そして、この制御装置200のケース216の蓋225の表面
に、前記誘導樋41の導電性プレート59a,59bにつながる
配線部材62がネジ234を介して締結、接続される(第5
図参照)。なお、制御装置200の基板215は制御装置200
の主電源(24V)とグランドを兼ねている。
に、前記誘導樋41の導電性プレート59a,59bにつながる
配線部材62がネジ234を介して締結、接続される(第5
図参照)。なお、制御装置200の基板215は制御装置200
の主電源(24V)とグランドを兼ねている。
このように制御装置200は、コンパクトな基板215をケ
ース本体218の溝221に差し入れ、蓋225をかぶせて嵌合
凸部232を嵌合凹部231に嵌めることで、基板215をケー
ス216に的確に収納、支持でき、かつケース216を容易に
組付けることができる。このため、制御装置200を小型
化、軽量化できると共に、ネジ等の止着部材を必要とせ
ずに制御装置200を簡単に組立てることができ、組付工
程を大幅に削減できる。
ース本体218の溝221に差し入れ、蓋225をかぶせて嵌合
凸部232を嵌合凹部231に嵌めることで、基板215をケー
ス216に的確に収納、支持でき、かつケース216を容易に
組付けることができる。このため、制御装置200を小型
化、軽量化できると共に、ネジ等の止着部材を必要とせ
ずに制御装置200を簡単に組立てることができ、組付工
程を大幅に削減できる。
また、制御装置200の基板215は、ケース216を組付け
れば、蓋225の端面228の当接片230が基板215のグランド
面の切片217に所定の押圧力で当接するので、接続にネ
ジ、アース線等を用いずとも、基板215を収納する導電
性のケース216にてシールドすることができる。このた
め、導電性のケース216全体にて基板215を簡単にシール
ドすることができ、このシールドによって外部からのノ
イズがケース216を透過して基板215のIC部品等に影響を
及ぼすことを確実に防止できる。
れば、蓋225の端面228の当接片230が基板215のグランド
面の切片217に所定の押圧力で当接するので、接続にネ
ジ、アース線等を用いずとも、基板215を収納する導電
性のケース216にてシールドすることができる。このた
め、導電性のケース216全体にて基板215を簡単にシール
ドすることができ、このシールドによって外部からのノ
イズがケース216を透過して基板215のIC部品等に影響を
及ぼすことを確実に防止できる。
また、この制御装置200は基盤2の裏面に配設される
が、小型のため、取付け位置の設定が容易であり、基盤
2を設計する上での自由度が高まる。なお、基盤2への
取付け、取外しは、ケース本体218の溝221の裏側の突起
233を利用することで、簡単に行うことができる。
が、小型のため、取付け位置の設定が容易であり、基盤
2を設計する上での自由度が高まる。なお、基盤2への
取付け、取外しは、ケース本体218の溝221の裏側の突起
233を利用することで、簡単に行うことができる。
この一方、第18図〜第20図の遊技盤1のように大当た
り遊技が可能なものにあっては、多量の入賞球に対し賞
球排出を短時間のうちに行うため、賞球排出系各部と流
動するパチンコ球との摩擦により静電気が大量に発生し
てパチンコ球が帯電してしまうが、この静電気は賞球排
出装置16の誘導樋41から導電性プレート59a,59b、配線
部材62、減衰器61、制御装置200のケース216、基板215
のグランドを介して吸収、放出される。
り遊技が可能なものにあっては、多量の入賞球に対し賞
球排出を短時間のうちに行うため、賞球排出系各部と流
動するパチンコ球との摩擦により静電気が大量に発生し
てパチンコ球が帯電してしまうが、この静電気は賞球排
出装置16の誘導樋41から導電性プレート59a,59b、配線
部材62、減衰器61、制御装置200のケース216、基板215
のグランドを介して吸収、放出される。
即ち、賞品球の貯留タンク40に続く誘導樋41の通路底
面に導電性プレート59a,59bを設け、導電性プレート59
a,59bを抵抗器等の減衰器61を介して制御装置200のケー
ス216に接続し、かつケース216を基板215のグランドに
接続したので、誘導樋41をパチンコ球が流下する際に、
静電気は導電性プレート59a,59bから減衰器61に導かれ
てエネルギを減衰され、さらに制御装置200のケース21
6、基板215のグランドを介して制御装置200の主電源側
から外部に放出されるのである。
面に導電性プレート59a,59bを設け、導電性プレート59
a,59bを抵抗器等の減衰器61を介して制御装置200のケー
ス216に接続し、かつケース216を基板215のグランドに
接続したので、誘導樋41をパチンコ球が流下する際に、
静電気は導電性プレート59a,59bから減衰器61に導かれ
てエネルギを減衰され、さらに制御装置200のケース21
6、基板215のグランドを介して制御装置200の主電源側
から外部に放出されるのである。
このため、パチンコ球が賞球系のセンサ(排出セン
サ、セーフセンサ等)や遊技盤1側のセンサ(始動スイ
ッチ、サイクルスイッチ、カウントスイッチ等)を通過
する際に、パチンコ球から静電気の放電によってセンサ
が破壊されたり、センサが誤動作することを確実に防止
できる。また、導電性プレート59a,59bに放出された静
電気は減衰器61により減衰されるため、静電気のノイズ
により制御装置200の基板215に悪影響を及ぼすことはな
い。
サ、セーフセンサ等)や遊技盤1側のセンサ(始動スイ
ッチ、サイクルスイッチ、カウントスイッチ等)を通過
する際に、パチンコ球から静電気の放電によってセンサ
が破壊されたり、センサが誤動作することを確実に防止
できる。また、導電性プレート59a,59bに放出された静
電気は減衰器61により減衰されるため、静電気のノイズ
により制御装置200の基板215に悪影響を及ぼすことはな
い。
また、導電性プレート59a,59bを基盤2のフレーム側
に接続して静電気をフレームに吸収させ自然放電させる
方式だと、静電気の量が多い場合等には大地アースを接
続しなければならないが、このように制御装置200の主
電源側から放出するため、静電気を確実に逃がすことが
でき、高い信頼度が得られる。
に接続して静電気をフレームに吸収させ自然放電させる
方式だと、静電気の量が多い場合等には大地アースを接
続しなければならないが、このように制御装置200の主
電源側から放出するため、静電気を確実に逃がすことが
でき、高い信頼度が得られる。
また、このように制御装置200の主電源側から放出す
るため、静電気を遊技盤1側の制御装置側から放出する
場合のように、制御装置の構造によってノイズを吸収す
る性能が異なったり、遊技盤1を入れ替える毎に導電性
プレート59a,59bの接続を行わなければならないといっ
た不具合はない。
るため、静電気を遊技盤1側の制御装置側から放出する
場合のように、制御装置の構造によってノイズを吸収す
る性能が異なったり、遊技盤1を入れ替える毎に導電性
プレート59a,59bの接続を行わなければならないといっ
た不具合はない。
次に制御装置200による制御内容を第21図〜第43図
(A)〜(C)のフローチャートに基づいて説明する。
(A)〜(C)のフローチャートに基づいて説明する。
第21図はメインフローを示すもので、電源投入時の
“初期化処理”、各センサ等の監視を行う“バックグラ
ンドジョブ”、“球抜き処理”、賞球排出処理”、およ
び“排出不正処理”等からなる。
“初期化処理”、各センサ等の監視を行う“バックグラ
ンドジョブ”、“球抜き処理”、賞球排出処理”、およ
び“排出不正処理”等からなる。
初期化処理では、第22図のようにスタックポインタが
セットされ、CPU201の入出力ポートが初期化され、各デ
バイスへの出力がオフ状態にされた後、RAMがクリアさ
れ、不正監視用球数が第23図にて排出1側,2側の不正監
視用カウンタにセットされる。
セットされ、CPU201の入出力ポートが初期化され、各デ
バイスへの出力がオフ状態にされた後、RAMがクリアさ
れ、不正監視用球数が第23図にて排出1側,2側の不正監
視用カウンタにセットされる。
この処理時に、賞球数設定回路212により設定されて
いるセーフI側の賞球数とセーフII側の賞球数が読み込
まれ、RAM内に格納される。また、この処理後、定期的
にセーフI側の賞球数とセーフII側の賞球数が読み込ま
れ、RAM内に再書き込みされる。
いるセーフI側の賞球数とセーフII側の賞球数が読み込
まれ、RAM内に格納される。また、この処理後、定期的
にセーフI側の賞球数とセーフII側の賞球数が読み込ま
れ、RAM内に再書き込みされる。
セーフI側とセーフII側の賞球数は、賞球数設定回路
212の抵抗213a,213b,214a〜214bの抵抗値の組み合わせ
を選択することで、自由にかつ簡単に選定でき、このた
め遊技盤1の機種に合った賞球数に設定することが可能
である。また、賞球数設定回路212の賞球数をRAM内に定
期的に再書き込みするので、パチンコ台内部の熱や静電
気等のノイズ、ノイズは前述のように吸収ならびにシー
ルドされるので影響は少ないが、これらによりRAM内に
記憶した賞球数のデータが破壊されることがあっても、
すぐに賞球数をRAM内に再設定することができる。この
ため、RAM内の賞球数の記憶値をもとに賞球排出を行う
際に、賞球数をミスすることはなく、高い信頼性が確保
される。
212の抵抗213a,213b,214a〜214bの抵抗値の組み合わせ
を選択することで、自由にかつ簡単に選定でき、このた
め遊技盤1の機種に合った賞球数に設定することが可能
である。また、賞球数設定回路212の賞球数をRAM内に定
期的に再書き込みするので、パチンコ台内部の熱や静電
気等のノイズ、ノイズは前述のように吸収ならびにシー
ルドされるので影響は少ないが、これらによりRAM内に
記憶した賞球数のデータが破壊されることがあっても、
すぐに賞球数をRAM内に再設定することができる。この
ため、RAM内の賞球数の記憶値をもとに賞球排出を行う
際に、賞球数をミスすることはなく、高い信頼性が確保
される。
第24図はバックグランドジョブを示すもので、一定周
期で実行される“タイマ監視”、“セーフセンサ監
視”、“排出センサ1監視”、“排出センサ2監視”、
“球抜きセンサ監視”、“セーフII信号処理”からな
る。実行周期は第25図にて、タイマは第26図、第27図に
て更新、監視される。
期で実行される“タイマ監視”、“セーフセンサ監
視”、“排出センサ1監視”、“排出センサ2監視”、
“球抜きセンサ監視”、“セーフII信号処理”からな
る。実行周期は第25図にて、タイマは第26図、第27図に
て更新、監視される。
セーフセンサ監視は、入賞球処理装置15の調流樋18の
調流部29に設けられるストッパ機構20の2つの球阻止部
の間にてセーフセンサによるパチンコ球(入賞球)の有
無を精度良く検出するもので、第28図のようにセーフセ
ンサの信号を読込み、一定時間での信号の状態によりパ
チンコ球の検出を行う。セーフセンサの信号がオフから
オンに変わると、オンのまま10m秒経過したときに球有
りと判定する。セーフセンサの信号がオフに変わると、
オフが4m秒経過したときに球無しと判定する。
調流部29に設けられるストッパ機構20の2つの球阻止部
の間にてセーフセンサによるパチンコ球(入賞球)の有
無を精度良く検出するもので、第28図のようにセーフセ
ンサの信号を読込み、一定時間での信号の状態によりパ
チンコ球の検出を行う。セーフセンサの信号がオフから
オンに変わると、オンのまま10m秒経過したときに球有
りと判定する。セーフセンサの信号がオフに変わると、
オフが4m秒経過したときに球無しと判定する。
このセーフセンサの処理では、セーフセンサの信号の
変化が一時的であればノイズと見なして無効とする。調
流樋18の調流部29に入った入賞球はストッパ機構20によ
り一旦流下を阻止されるため、セーフセンサによる球有
りの検出時間は10m秒で十分である。これにより、入賞
球の有無を正確に検出することができる。
変化が一時的であればノイズと見なして無効とする。調
流樋18の調流部29に入った入賞球はストッパ機構20によ
り一旦流下を阻止されるため、セーフセンサによる球有
りの検出時間は10m秒で十分である。これにより、入賞
球の有無を正確に検出することができる。
排出センサ1,2監視は、排出機構42a(排出1側),42b
(排出2側)の調流樋72a,72bの調流部85を流下中のパ
チンコ球(賞品球)を排出ストッパ機構73a,73bの上流
の排出センサ1,2にて精度良く検出するためのもので、
それぞれ第29図、第30図、第31図のように排出センサ1,
2の前回の信号と今回の信号とにより検出(立上り検
出)を行う。即ち、排出センサ1,2の信号がオフからオ
ン(前回)に変わると、今回の排出センサ1,2の信号が
オンであれば球有り、つまりパチンコ球が排出センサ1,
2内に入ったと判定する。排出センサ1,2の信号がオフ
(前回)に変わったときは、今回の排出センサ1,2の信
号がオフであれば球無し、つまりパチンコ球が排出セン
サ1,2内に無いと判定する。
(排出2側)の調流樋72a,72bの調流部85を流下中のパ
チンコ球(賞品球)を排出ストッパ機構73a,73bの上流
の排出センサ1,2にて精度良く検出するためのもので、
それぞれ第29図、第30図、第31図のように排出センサ1,
2の前回の信号と今回の信号とにより検出(立上り検
出)を行う。即ち、排出センサ1,2の信号がオフからオ
ン(前回)に変わると、今回の排出センサ1,2の信号が
オンであれば球有り、つまりパチンコ球が排出センサ1,
2内に入ったと判定する。排出センサ1,2の信号がオフ
(前回)に変わったときは、今回の排出センサ1,2の信
号がオフであれば球無し、つまりパチンコ球が排出セン
サ1,2内に無いと判定する。
第44図(A),(B)に排出センサ1,2の処理の例を
示すと、フレーム2あるいは10の場合は、センサの信号
がオフからオンに変わった後、再びオフとなるので、そ
の信号オンをノイズと見なして無効とする。フレーム5
あるいは13の場合は、センサの信号がオフからオンに変
わった後、信号が今回もオンとなるので、今回の信号入
力時に球有り(立上り)と判定する。フレーム6,7の場
合は、球有りを判定済である。また、フレーム9の場合
は、センサの信号がオンからオフに変わった後、信号が
今回もオフとなるので、今回の信号入力時に球無し(立
下り)と判定する。この排出センサ1,2の処理により、
調流樋72a,72bの調流部85を流下中の賞品球を正確に検
出でき、流下中の賞品球を計数できる。
示すと、フレーム2あるいは10の場合は、センサの信号
がオフからオンに変わった後、再びオフとなるので、そ
の信号オンをノイズと見なして無効とする。フレーム5
あるいは13の場合は、センサの信号がオフからオンに変
わった後、信号が今回もオンとなるので、今回の信号入
力時に球有り(立上り)と判定する。フレーム6,7の場
合は、球有りを判定済である。また、フレーム9の場合
は、センサの信号がオンからオフに変わった後、信号が
今回もオフとなるので、今回の信号入力時に球無し(立
下り)と判定する。この排出センサ1,2の処理により、
調流樋72a,72bの調流部85を流下中の賞品球を正確に検
出でき、流下中の賞品球を計数できる。
また、排出センサ1、2監視にて、立上りの判定時に
排出1側,2側のカウンタを−1する。なお、排出ストッ
パ機構73a,73bによりパチンコ球の流下を阻止している
状態において、排出センサ1,2は先頭に続く2番目のパ
チンコ球を検出する。
排出1側,2側のカウンタを−1する。なお、排出ストッ
パ機構73a,73bによりパチンコ球の流下を阻止している
状態において、排出センサ1,2は先頭に続く2番目のパ
チンコ球を検出する。
球抜きセンサ監視は、基盤2の前面の操作孔より挿入
された器具の操作により球抜きセンサがオンしたか否か
を検出するためのもので、第32図のように球抜きセンサ
の信号がオフからオン(前回)に変わると、今回の球抜
きセンサの信号がオンであれば球抜きセンサのオンを判
定する。球抜きセンサの信号がオフのときは、今回の球
抜きセンサの信号がオフであれば球抜きセンサのオフを
判定する。
された器具の操作により球抜きセンサがオンしたか否か
を検出するためのもので、第32図のように球抜きセンサ
の信号がオフからオン(前回)に変わると、今回の球抜
きセンサの信号がオンであれば球抜きセンサのオンを判
定する。球抜きセンサの信号がオフのときは、今回の球
抜きセンサの信号がオフであれば球抜きセンサのオフを
判定する。
このように、入賞球、排出1側,2側の賞品球、球抜き
センサのオンを正確に検出できる。即ち、セーフセンサ
の信号の一定時間の状態から入賞球を、また排出センサ
1,2、球抜きセンサは前回の信号と今回の信号との比較
により賞品球、センサオンを検出するので、センサ信号
とノイズとを識別することができ、誤信号による制御装
置200の誤動作を確実に防止できる。また、これにより
例えば電子ライタ等によってパチンコ機の金枠等の金属
部分に放電し、ノイズを発生させることで賞球排出装置
16等を誤動作させるといった不正行為等をも確実に防止
できる。
センサのオンを正確に検出できる。即ち、セーフセンサ
の信号の一定時間の状態から入賞球を、また排出センサ
1,2、球抜きセンサは前回の信号と今回の信号との比較
により賞品球、センサオンを検出するので、センサ信号
とノイズとを識別することができ、誤信号による制御装
置200の誤動作を確実に防止できる。また、これにより
例えば電子ライタ等によってパチンコ機の金枠等の金属
部分に放電し、ノイズを発生させることで賞球排出装置
16等を誤動作させるといった不正行為等をも確実に防止
できる。
セーフII信号処理は、遊技盤1の特定入賞口304,305
a,305bに打球の入賞があったときに、遊技盤1の制御装
置からのセーフII信号に基づきその入賞球数を記憶し、
セーフII側の賞球数の選出を行う。
a,305bに打球の入賞があったときに、遊技盤1の制御装
置からのセーフII信号に基づきその入賞球数を記憶し、
セーフII側の賞球数の選出を行う。
ここで、遊技盤1の制御装置の動作を述べると、第45
図(A),(B)のように特定入賞口304,305a,305bに
入賞があると、その入賞数を記憶すると共に、その記憶
に応じ制御装置200からのコール信号に同期してセーフI
I信号を300m秒間出力する。この出力後、入賞記憶数を
−1する。
図(A),(B)のように特定入賞口304,305a,305bに
入賞があると、その入賞数を記憶すると共に、その記憶
に応じ制御装置200からのコール信号に同期してセーフI
I信号を300m秒間出力する。この出力後、入賞記憶数を
−1する。
一方、制御装置200は第33図(A),(B)、第34図
のように、処理のタイミングを合わせるために50m秒毎
にコール信号を出力すると共に、遊技盤1の制御装置か
らセーフII信号を受けると、その信号が10m秒間継続し
たときに、セーフII入球有りと判定する。そして、セー
フII入球有りを判定したときは、320m秒間コール信号を
出力し、セーフII入球数を記憶するセーフIIカウンタを
+1する。この後、170m秒間コール信号をオフし、再び
50m秒毎にコール信号を出力する。なお、次のセーフII
信号は、320m秒間コール信号を出力してから170m秒間の
オフ後まで受け付けない。
のように、処理のタイミングを合わせるために50m秒毎
にコール信号を出力すると共に、遊技盤1の制御装置か
らセーフII信号を受けると、その信号が10m秒間継続し
たときに、セーフII入球有りと判定する。そして、セー
フII入球有りを判定したときは、320m秒間コール信号を
出力し、セーフII入球数を記憶するセーフIIカウンタを
+1する。この後、170m秒間コール信号をオフし、再び
50m秒毎にコール信号を出力する。なお、次のセーフII
信号は、320m秒間コール信号を出力してから170m秒間の
オフ後まで受け付けない。
第46図にセーフII信号処理のタイミングチャートを示
す。このようにコール信号を用いることで、信号の授受
を的確に行うことができ、制御が正確かつ容易になる。
なお、遊技盤1の制御装置の中断中は、制御装置からの
レディ信号が“H"に変わり、セーフII信号処理は行わな
い。
す。このようにコール信号を用いることで、信号の授受
を的確に行うことができ、制御が正確かつ容易になる。
なお、遊技盤1の制御装置の中断中は、制御装置からの
レディ信号が“H"に変わり、セーフII信号処理は行わな
い。
そして、セーフセンサ監視にて、入賞球有りを検出す
ると賞球排出処理に入る。賞球排出処理は、第35図のよ
うに賞球排出条件の確認後、セーフII入球無しの場合は
セーフI側の賞球数を、セーフII入球有りの場合はセー
フII側の賞球数をセットし、セットした賞球数の賞球排
出を行うと共に、この排出後入賞球を排出する。
ると賞球排出処理に入る。賞球排出処理は、第35図のよ
うに賞球排出条件の確認後、セーフII入球無しの場合は
セーフI側の賞球数を、セーフII入球有りの場合はセー
フII側の賞球数をセットし、セットした賞球数の賞球排
出を行うと共に、この排出後入賞球を排出する。
賞球排出条件は、第36図のように前回の排出処理終了
から400m秒(排出ウエイトタイマ)経過し、入賞球が有
り、排出センサ1,2が球有り状態を50m秒間継続したとき
に成立する。即ち、前回の排出処理中になく、入賞球の
排出中になく、入賞球が有り、排出機構42a,42bの調流
樋72a,72b内に賞品球が有り、エラー中になければ排出
開始OKである。
から400m秒(排出ウエイトタイマ)経過し、入賞球が有
り、排出センサ1,2が球有り状態を50m秒間継続したとき
に成立する。即ち、前回の排出処理中になく、入賞球の
排出中になく、入賞球が有り、排出機構42a,42bの調流
樋72a,72b内に賞品球が有り、エラー中になければ排出
開始OKである。
賞球数セットは、第37図、第38図(A),(B)にて
賞球数に合った排出方法を選出し、賞球排出を開始す
る。即ち、セーフI側の賞球数(10〜15個)の場合、な
らびにセーフII側の場合でも賞球数が9個以上のとき
は、賞球数を分割(ほぼ半分ずつ)し、分割した球数デ
ータとしての賞球数を球数データ記憶手段としての排出
1側、2側のカウンタにセットして、両排出機構42a,42
bからの併用排出を行う。セーフII側の場合に賞球数が
8個以下のときは、その賞球数を排出1側、2側のカウ
ンタに交互にセットして、排出機構42a,42bからの交互
排出を行う。また、賞球数が1個のときは、同じく1個
排出を行う。この際、対応する排出Sol1,2がオンされ
る。なお、併用排出、交互排出の場合、カウンタのセッ
ト値は予め−1した値がセットされる。
賞球数に合った排出方法を選出し、賞球排出を開始す
る。即ち、セーフI側の賞球数(10〜15個)の場合、な
らびにセーフII側の場合でも賞球数が9個以上のとき
は、賞球数を分割(ほぼ半分ずつ)し、分割した球数デ
ータとしての賞球数を球数データ記憶手段としての排出
1側、2側のカウンタにセットして、両排出機構42a,42
bからの併用排出を行う。セーフII側の場合に賞球数が
8個以下のときは、その賞球数を排出1側、2側のカウ
ンタに交互にセットして、排出機構42a,42bからの交互
排出を行う。また、賞球数が1個のときは、同じく1個
排出を行う。この際、対応する排出Sol1,2がオンされ
る。なお、併用排出、交互排出の場合、カウンタのセッ
ト値は予め−1した値がセットされる。
賞球排出が開始されると、排出センサ1,2監視にて流
下する賞品球の立上りを検出する毎に排出1側,2側のカ
ウンタが−1されると共に、第39図、第40図のように排
出1側,2側のカウンタが“0"になると、排出機構42a,42
b側の賞球排出が終了となり、対応する排出Sol1,2がオ
フされる。この場合、賞球排出開始から3秒経過しても
排出1側,2側のカウンタが“0"にならないときは、排出
Sol1,2をオフした後、排出エラー処理に入る(後述す
る)。
下する賞品球の立上りを検出する毎に排出1側,2側のカ
ウンタが−1されると共に、第39図、第40図のように排
出1側,2側のカウンタが“0"になると、排出機構42a,42
b側の賞球排出が終了となり、対応する排出Sol1,2がオ
フされる。この場合、賞球排出開始から3秒経過しても
排出1側,2側のカウンタが“0"にならないときは、排出
Sol1,2をオフした後、排出エラー処理に入る(後述す
る)。
ここで、1個排出、交互排出、併用排出を説明する。
1個排出(賞球数“1")は、排出機構42a,42bのいず
れかより選択的に賞品球1個を排出するもので、第47図
のタイミングチャートを示すように、排出開始OKで、排
出機構42a,42bの一方の排出Sol1をオンし、35m秒後にそ
の排出Sol1をオフする。次に1個排出を行う場合、再び
排出開始OKで、排出機構42a,42bの他方の排出Sol2をオ
ンし、35m秒後にその排出Sol2をオフする。なお、排出S
ol1,2のオン、オフに応じて排出センサ1,2は一旦オフと
なった後、オンとなる。
れかより選択的に賞品球1個を排出するもので、第47図
のタイミングチャートを示すように、排出開始OKで、排
出機構42a,42bの一方の排出Sol1をオンし、35m秒後にそ
の排出Sol1をオフする。次に1個排出を行う場合、再び
排出開始OKで、排出機構42a,42bの他方の排出Sol2をオ
ンし、35m秒後にその排出Sol2をオフする。なお、排出S
ol1,2のオン、オフに応じて排出センサ1,2は一旦オフと
なった後、オンとなる。
排出Sol1または2をオンすると、排出ストッパ機構73
aまたは73bの係止爪91aまたは91bが対応する調流部85内
から後退して係止爪91aまたは91bにより流下を阻止され
ていたパチンコ球が解放され、この解放により対応する
調流部85内の先頭の球1個が賞球排出樋43へ落下し、続
いて2番目以降の球が流下を始めるものの、35m秒後に
その排出Sol1または2をオフすると、2番目の球が流下
を始めた直後に係止爪91aまたは91bが対応する調流部85
内に進入し、2番目以降の球が係止爪91aまたは91bによ
り流下を阻止される(第12図(A),(B)参照)。こ
れにより賞品球1個が排出される。
aまたは73bの係止爪91aまたは91bが対応する調流部85内
から後退して係止爪91aまたは91bにより流下を阻止され
ていたパチンコ球が解放され、この解放により対応する
調流部85内の先頭の球1個が賞球排出樋43へ落下し、続
いて2番目以降の球が流下を始めるものの、35m秒後に
その排出Sol1または2をオフすると、2番目の球が流下
を始めた直後に係止爪91aまたは91bが対応する調流部85
内に進入し、2番目以降の球が係止爪91aまたは91bによ
り流下を阻止される(第12図(A),(B)参照)。こ
れにより賞品球1個が排出される。
1個排出の場合、排出Sol1,2(選択した側)をオンし
た後、排出センサ1,2の立上りの検出により排出Sol1,2
をオフしたのでは、排出センサ1,2の検出位置(流下を
阻止された状態で先頭に続く2番目の球を検出)に関係
して球2個が排出されてしまうため、1個の排出は無理
であり、また排出センサ1,2の立下りを検出して排出Sol
1,2をオフした場合、調流部85の傾斜を緩くして球の流
下速度を遅くしないと、排出Sol1,2のオフが遅れるた
め、やはり1個の排出は無理であるが、このように排出
Sol1,2を規定時間オンすることで、即ち時間制御とする
ことで賞品球1個を適確に排出することができる。な
お、調流部85の傾斜を緩くして球の流下速度を遅くする
と、賞球数の多い交互排出や併用排出での排出時間およ
び処理時間が長くなってしまうため、不適である。
た後、排出センサ1,2の立上りの検出により排出Sol1,2
をオフしたのでは、排出センサ1,2の検出位置(流下を
阻止された状態で先頭に続く2番目の球を検出)に関係
して球2個が排出されてしまうため、1個の排出は無理
であり、また排出センサ1,2の立下りを検出して排出Sol
1,2をオフした場合、調流部85の傾斜を緩くして球の流
下速度を遅くしないと、排出Sol1,2のオフが遅れるた
め、やはり1個の排出は無理であるが、このように排出
Sol1,2を規定時間オンすることで、即ち時間制御とする
ことで賞品球1個を適確に排出することができる。な
お、調流部85の傾斜を緩くして球の流下速度を遅くする
と、賞球数の多い交互排出や併用排出での排出時間およ
び処理時間が長くなってしまうため、不適である。
交互排出(賞球数“2"〜“8")は、賞球数の“2"〜
“8"に該当する賞品球を排出機構42a,42bのいずれかよ
り選択的に排出するもので、第48図のタイミングチャー
トに示すように(賞球数が3個の場合)、排出開始OK
で、排出機構42a,42bの一方の排出Sol1をオンし、この
オンにより係止爪91aが後退して対応する調流部85から
パチンコ球が流下を始め、これに伴い排出センサ1が流
下するパチンコ球の立上りを検出し、その立上りを所定
回数(賞球数−1)検出すると、排出Sol1をオフする。
また、次に交互排出を行う場合、再び排出開始OKで、排
出機構42a,42bの他方の排出Sol2をオンし、同様に対応
する調流部85からパチンコ球が流下を始め、排出センサ
2が流下するパチンコ球の立上りを検出し、その立上り
を所定回数(賞球数−1)検出すると、排出Sol2をオフ
する。
“8"に該当する賞品球を排出機構42a,42bのいずれかよ
り選択的に排出するもので、第48図のタイミングチャー
トに示すように(賞球数が3個の場合)、排出開始OK
で、排出機構42a,42bの一方の排出Sol1をオンし、この
オンにより係止爪91aが後退して対応する調流部85から
パチンコ球が流下を始め、これに伴い排出センサ1が流
下するパチンコ球の立上りを検出し、その立上りを所定
回数(賞球数−1)検出すると、排出Sol1をオフする。
また、次に交互排出を行う場合、再び排出開始OKで、排
出機構42a,42bの他方の排出Sol2をオンし、同様に対応
する調流部85からパチンコ球が流下を始め、排出センサ
2が流下するパチンコ球の立上りを検出し、その立上り
を所定回数(賞球数−1)検出すると、排出Sol2をオフ
する。
即ち、排出Sol1または2のオンにより、係止爪91aま
たは91bが後退して対応する調流部85から先頭のパチン
コ球が、続いて調流部85上流および誘導部84側から後続
球が流下を始め、これらの球は先頭の球から順に賞球排
出樋43へ落下すると共に、これに伴い当該排出センサ1
または2によるパチンコ球の立上り検出から流下するパ
チンコ球をカウントする。この際、排出センサ1,2の位
置により調流部85の先頭の球および2番目の球はカウン
トされず、3番目の球からカウントされる。そして、パ
チンコ球を該当排出1側または2側のカウンタのセット
値分カウントし、当該排出Sol1または2をオフすると、
前回カウントされた球は対応する係止爪91aまたは91bが
調流部85内に進入する前に賞球排出樋43へ落下し、現カ
ウント時の球およびその後続球は調流部85内に進入した
対応する係止爪91aまたは91bにより流下を阻止される
(第12図(A),(B)参照)。これにより、先頭の球
および2番目の球と合わせ、カウント数に+1した数の
賞品球が排出される。第48図の場合にはカウント数が2
で3個の賞品球が排出される。
たは91bが後退して対応する調流部85から先頭のパチン
コ球が、続いて調流部85上流および誘導部84側から後続
球が流下を始め、これらの球は先頭の球から順に賞球排
出樋43へ落下すると共に、これに伴い当該排出センサ1
または2によるパチンコ球の立上り検出から流下するパ
チンコ球をカウントする。この際、排出センサ1,2の位
置により調流部85の先頭の球および2番目の球はカウン
トされず、3番目の球からカウントされる。そして、パ
チンコ球を該当排出1側または2側のカウンタのセット
値分カウントし、当該排出Sol1または2をオフすると、
前回カウントされた球は対応する係止爪91aまたは91bが
調流部85内に進入する前に賞球排出樋43へ落下し、現カ
ウント時の球およびその後続球は調流部85内に進入した
対応する係止爪91aまたは91bにより流下を阻止される
(第12図(A),(B)参照)。これにより、先頭の球
および2番目の球と合わせ、カウント数に+1した数の
賞品球が排出される。第48図の場合にはカウント数が2
で3個の賞品球が排出される。
このように、交互排出では賞球数から−1した数のパ
チンコ球をカウントして排出Solをオフすることで、賞
球数に該当する賞品球を適確に排出することができる。
なお、排出Sol1,2(選択した側)のオン中、調流部85の
先頭の球と2番目の球はほぼ接しながら調流部85を流下
し、誘導部84からの3番目以降の球は略45度の角度で調
流部85が続くため、方向を変えつつ前方の球と漸次離間
して調流部85を流下し、さらに垂直部83からの後続球は
誘導部84の上壁89により速度、間隔を調整されるため、
それぞれ所定の離間距離で調流部85を流下する。このた
め、排出Sol1,2をオフした際、賞球数が多いときほど係
止爪91a,91bの調流部85内への進入は容易になるもの
の、賞球数が2個の場合でも係止爪91a,91bの進入は容
易である。
チンコ球をカウントして排出Solをオフすることで、賞
球数に該当する賞品球を適確に排出することができる。
なお、排出Sol1,2(選択した側)のオン中、調流部85の
先頭の球と2番目の球はほぼ接しながら調流部85を流下
し、誘導部84からの3番目以降の球は略45度の角度で調
流部85が続くため、方向を変えつつ前方の球と漸次離間
して調流部85を流下し、さらに垂直部83からの後続球は
誘導部84の上壁89により速度、間隔を調整されるため、
それぞれ所定の離間距離で調流部85を流下する。このた
め、排出Sol1,2をオフした際、賞球数が多いときほど係
止爪91a,91bの調流部85内への進入は容易になるもの
の、賞球数が2個の場合でも係止爪91a,91bの進入は容
易である。
また、1個排出ならびに交互排出は、処理に入る毎に
2系統の排出機構42a,42bのいずれかより賞品球の排出
を行うかを選択している。即ち、入賞球に応じて1個排
出が連続して行われる場合、例えば初めの入賞に対して
は排出機構42a側にて排出が行われ、次の入賞に対して
は排出機構42b側にて排出が行われる(第47図参照)。
同様に交互排出が連続して行われる場合、例えば初めの
入賞に対しては排出機構42a側にて排出が行われ、次の
入賞に対しては排出機構42b側にて排出が行われる(第4
8図参照)。また、1個排出と交互排出とが連続する場
合、例えばまず1個排出が排出機構42a側にて行われる
と、次の交互排出が排出機構42b側にて行われる。この
ように、2系統の排出機構42a,42bを交互に使用して賞
品球の排出を行うため、誘導樋41内等で球の流れが偏っ
て球詰まり等を生じるといったことを防止でき、賞品球
のスムーズな排出を保てる。なお、賞球数の設定によっ
て1個排出あるいは交互排出のどちらか一方のみを使用
する場合でも、もちろん排出機構42a,42bは交互に使用
される。
2系統の排出機構42a,42bのいずれかより賞品球の排出
を行うかを選択している。即ち、入賞球に応じて1個排
出が連続して行われる場合、例えば初めの入賞に対して
は排出機構42a側にて排出が行われ、次の入賞に対して
は排出機構42b側にて排出が行われる(第47図参照)。
同様に交互排出が連続して行われる場合、例えば初めの
入賞に対しては排出機構42a側にて排出が行われ、次の
入賞に対しては排出機構42b側にて排出が行われる(第4
8図参照)。また、1個排出と交互排出とが連続する場
合、例えばまず1個排出が排出機構42a側にて行われる
と、次の交互排出が排出機構42b側にて行われる。この
ように、2系統の排出機構42a,42bを交互に使用して賞
品球の排出を行うため、誘導樋41内等で球の流れが偏っ
て球詰まり等を生じるといったことを防止でき、賞品球
のスムーズな排出を保てる。なお、賞球数の設定によっ
て1個排出あるいは交互排出のどちらか一方のみを使用
する場合でも、もちろん排出機構42a,42bは交互に使用
される。
併用排出(賞球数“9"以上)は、賞球数の“9"〜“1
5"に該当する賞品球を両排出機構42a,42bから排出する
もので、第49図のタイミングチャートに示すように(賞
球数が10個の場合と15個の場合)、排出開始OKで、両排
出機構42a,42bの排出Sol1,2をオンし、これらのオンに
より係止爪91a,91bが後退して両調流部85からパチンコ
球が流下を始め、これに伴い排出センサ1,2が流下する
パチンコ球の立上りを検出する。そして、排出センサ1,
2がそれぞれ立上りを所定回数(分割した賞球数−1)
検出すると、この場合賞球数が10個のときは、排出1側
カウンタのセット値=4により排出センサ1が4回、排
出2側カウンタのセット値=4により排出センサ2が4
回立上りを検出すると、それぞれ該当排出Sol1,2をオフ
する。また、賞球数が15個のときは、排出1側カウンタ
のセット値=7により排出センサ1が7回、排出2側カ
ウンタのセット値=6により排出センサ2が6回立上り
を検出すると、それぞれ該当排出Sol1,2をオフする。
5"に該当する賞品球を両排出機構42a,42bから排出する
もので、第49図のタイミングチャートに示すように(賞
球数が10個の場合と15個の場合)、排出開始OKで、両排
出機構42a,42bの排出Sol1,2をオンし、これらのオンに
より係止爪91a,91bが後退して両調流部85からパチンコ
球が流下を始め、これに伴い排出センサ1,2が流下する
パチンコ球の立上りを検出する。そして、排出センサ1,
2がそれぞれ立上りを所定回数(分割した賞球数−1)
検出すると、この場合賞球数が10個のときは、排出1側
カウンタのセット値=4により排出センサ1が4回、排
出2側カウンタのセット値=4により排出センサ2が4
回立上りを検出すると、それぞれ該当排出Sol1,2をオフ
する。また、賞球数が15個のときは、排出1側カウンタ
のセット値=7により排出センサ1が7回、排出2側カ
ウンタのセット値=6により排出センサ2が6回立上り
を検出すると、それぞれ該当排出Sol1,2をオフする。
即ち、両排出Sol1,2のオンにより、係止爪91a,91bが
後退してそれぞれ調流部85から先頭のパチンコ球が、続
いてこれらの後続球が流下を始め、これらの球は先頭の
球から順に賞球排出樋43へ落下するが、これに伴い排出
センサ1,2によるパチンコ球の立上り検出からそれぞれ
調流部85を流下するパチンコ球を、対応する排出1側,2
側のカウンタのセット値分カウントし、それぞれ該当排
出Sol1,2をオフすることで、排出機構42a側の調流部85
から排出1側カウンタのセット値に+1した数の賞品球
が排出され、排出機構42b側の調流部85から排出2側カ
ウンタのセット値に+1した数の賞品球が排出される。
この際、排出センサ1,2の位置によりそれぞれ調流部81
の先頭の球および2番目の球はカウントされず、3番目
の球からカウントされ、またそれぞれ最終カウント時の
球およびその後続球は排出Sol1,2のオフにより流下を阻
止される。これにより、第49図のように賞球数が10個の
ときは両排出機構42a,42bの調流部85からそれぞれ5個
の賞品球が排出され、賞球数が15個のときは排出機構42
aの調流部85から8個の賞品球が、排出機構42bの調流部
85から7個の賞品球が排出される。
後退してそれぞれ調流部85から先頭のパチンコ球が、続
いてこれらの後続球が流下を始め、これらの球は先頭の
球から順に賞球排出樋43へ落下するが、これに伴い排出
センサ1,2によるパチンコ球の立上り検出からそれぞれ
調流部85を流下するパチンコ球を、対応する排出1側,2
側のカウンタのセット値分カウントし、それぞれ該当排
出Sol1,2をオフすることで、排出機構42a側の調流部85
から排出1側カウンタのセット値に+1した数の賞品球
が排出され、排出機構42b側の調流部85から排出2側カ
ウンタのセット値に+1した数の賞品球が排出される。
この際、排出センサ1,2の位置によりそれぞれ調流部81
の先頭の球および2番目の球はカウントされず、3番目
の球からカウントされ、またそれぞれ最終カウント時の
球およびその後続球は排出Sol1,2のオフにより流下を阻
止される。これにより、第49図のように賞球数が10個の
ときは両排出機構42a,42bの調流部85からそれぞれ5個
の賞品球が排出され、賞球数が15個のときは排出機構42
aの調流部85から8個の賞品球が、排出機構42bの調流部
85から7個の賞品球が排出される。
このように、併用排出では賞球数を分割かつ分割後の
賞球数からそれぞれ−1した数だけパチンコ球をカウン
トして排出Sol1,2をオフすることで、賞球数に該当する
賞品球を適確に排出することができる。また、併用排出
は、賞球数が多いときに両排出機構42a,42bを使用して
賞品球を排出するため、排出時間を短縮できる。なお、
併用排出の場合、誘導部84上流の垂直部83以降からの球
が調流部85を流下し、球の間隔が大きいときに排出Sol
1,2をオフするため、もちろん係止爪91a,91bの調流部85
内への進入は容易である。
賞球数からそれぞれ−1した数だけパチンコ球をカウン
トして排出Sol1,2をオフすることで、賞球数に該当する
賞品球を適確に排出することができる。また、併用排出
は、賞球数が多いときに両排出機構42a,42bを使用して
賞品球を排出するため、排出時間を短縮できる。なお、
併用排出の場合、誘導部84上流の垂直部83以降からの球
が調流部85を流下し、球の間隔が大きいときに排出Sol
1,2をオフするため、もちろん係止爪91a,91bの調流部85
内への進入は容易である。
ところで、これらの排出処理中に球詰まりが発生した
場合、規定数の賞品球が排出されないことがある。この
ため、第39図にて排出開始から該当する排出1側,2側の
カウンタの値が“0"になる前に3秒(排出監視タイマ)
経過したときは、球詰まりによる排出エラーを判定して
排出Sol1,2をオフする。
場合、規定数の賞品球が排出されないことがある。この
ため、第39図にて排出開始から該当する排出1側,2側の
カウンタの値が“0"になる前に3秒(排出監視タイマ)
経過したときは、球詰まりによる排出エラーを判定して
排出Sol1,2をオフする。
即ち、所定時間の経過時の該当排出1側,2側のカウン
タの値から球詰まりによる排出エラーを適確に検知する
ことができ、この場合排出Sol1,2をオフ状態に保持した
まま球詰まりを直すことになる。
タの値から球詰まりによる排出エラーを適確に検知する
ことができ、この場合排出Sol1,2をオフ状態に保持した
まま球詰まりを直すことになる。
一方、球詰まりが発生した場合に、該当排出1側,2側
のカウンタの値が“1"のときは、最終のパチンコ球がカ
ウントされないが、その1つ前のパチンコ球まで排出さ
れるため、この場合は規定数の賞品球が排出されること
になる。
のカウンタの値が“1"のときは、最終のパチンコ球がカ
ウントされないが、その1つ前のパチンコ球まで排出さ
れるため、この場合は規定数の賞品球が排出されること
になる。
そして、球詰まりの修正を終えると、排出センサ1,2
が球有り状態を3秒間継続したときに排出エラーからの
復帰となる。この復帰後、エラー前の賞球数を該当排出
1側,2側カウンタに再セットし、再び排出処理に入る。
該当排出1側,2側カウンタの値が“1"の場合は、規定数
の賞品球の排出となるので、排出処理は終了する。
が球有り状態を3秒間継続したときに排出エラーからの
復帰となる。この復帰後、エラー前の賞球数を該当排出
1側,2側カウンタに再セットし、再び排出処理に入る。
該当排出1側,2側カウンタの値が“1"の場合は、規定数
の賞品球の排出となるので、排出処理は終了する。
第50図に排出エラーおよび復帰後のタイミングチャー
トを示すと(併用排出による賞球数が10個の場合)、排
出Sol1,2のオンと同時に排出監視タイマ(3秒)がスタ
ートし、例えば排出センサ2側にてパチンコ球を規定数
カウントすると排出Sol2はオフされるが、排出センサ1
側にてパチンコ球を規定数カウントする前に排出監視タ
イマがタイムアップすると、排出エラーと判定してタイ
ムアップと同時に排出Sol1がオフされ、復旧待ちとな
る。そして、復旧が済めば、該当センサ1が排出監視タ
イマ(3秒)の期間オン状態を継続したときに排出開始
条件が判定され、OKであれば前回規定数の賞品球が排出
されていない場合、再度同じ賞球数にて排出処理を行
う。特に、このようにエラーを生じたとしても復旧後再
度同じ賞球数にて排出処理を行うことで、入賞に対し必
ず所定の賞品球が排出されることになり、このため賞球
による遊技者とのトラブルを防止できる。
トを示すと(併用排出による賞球数が10個の場合)、排
出Sol1,2のオンと同時に排出監視タイマ(3秒)がスタ
ートし、例えば排出センサ2側にてパチンコ球を規定数
カウントすると排出Sol2はオフされるが、排出センサ1
側にてパチンコ球を規定数カウントする前に排出監視タ
イマがタイムアップすると、排出エラーと判定してタイ
ムアップと同時に排出Sol1がオフされ、復旧待ちとな
る。そして、復旧が済めば、該当センサ1が排出監視タ
イマ(3秒)の期間オン状態を継続したときに排出開始
条件が判定され、OKであれば前回規定数の賞品球が排出
されていない場合、再度同じ賞球数にて排出処理を行
う。特に、このようにエラーを生じたとしても復旧後再
度同じ賞球数にて排出処理を行うことで、入賞に対し必
ず所定の賞品球が排出されることになり、このため賞球
による遊技者とのトラブルを防止できる。
なお、賞球排出中にないとき、排出Sol1や2の故障等
により係止爪91aや91bが調流部85から後退したままの状
態となって賞品球が排出されてしまう場合、不正監視用
カウンタによるエラー処理が行われる(後述する)。
により係止爪91aや91bが調流部85から後退したままの状
態となって賞品球が排出されてしまう場合、不正監視用
カウンタによるエラー処理が行われる(後述する)。
そして、排出処理を終了すると、第41図にてストッパ
機構20のセーフSolがオンされる。同時に排出ウエイト
タイマ(400m秒)、セーフ球排出監視タイマ(200m秒)
をセットする。このセーフSolのオンにより、調流樋18
の調流部29内の入賞球が排出され、セーフセンサが球無
しを判定すると,第42図にて100m秒後にセーフSolがオ
フされ入賞球排出が終了となる。賞球排出がセーフII側
の賞球による場合は、終了に伴いセーフIIカウンタを−
1する。
機構20のセーフSolがオンされる。同時に排出ウエイト
タイマ(400m秒)、セーフ球排出監視タイマ(200m秒)
をセットする。このセーフSolのオンにより、調流樋18
の調流部29内の入賞球が排出され、セーフセンサが球無
しを判定すると,第42図にて100m秒後にセーフSolがオ
フされ入賞球排出が終了となる。賞球排出がセーフII側
の賞球による場合は、終了に伴いセーフIIカウンタを−
1する。
第51図にセーフ球排出処理のタイミングチャートを示
すと、賞球排出処理の終了と同時にストッパ機構20のセ
ーフSolがオンされ、このオンにより係止爪33が後退し
て対応する調流部29から入賞球が解放され導出樋19へ排
出されると、入賞球の排出をセーフセンサが4m秒間オフ
状態となることで確認し、その100m秒後にセーフSolが
オフされる。
すと、賞球排出処理の終了と同時にストッパ機構20のセ
ーフSolがオンされ、このオンにより係止爪33が後退し
て対応する調流部29から入賞球が解放され導出樋19へ排
出されると、入賞球の排出をセーフセンサが4m秒間オフ
状態となることで確認し、その100m秒後にセーフSolが
オフされる。
セーフ球排出は賞球排出処理の終了により行うため、
賞球排出処理時に前述したエラー等によって所定の賞品
球が排出されなかった場合、対応する係止爪33により入
賞球は流下を阻止されたままの状態となり、導出樋19側
に排出されることはない。また、セーフSolのオンによ
り係止爪33が後退する一方、上流側の係止爪34が調流部
29内に進入し、セーフSolをオフすると係止爪34が後退
する一方、係止爪33が調流部29内に進入する(第3図
(A),(B)参照)。このため、調流部29内に後続の
入賞球が有るときは、後続の入賞球はセーフSolのオフ
により前の入賞球と入れ代わり、係止爪33にて流下を阻
止される。
賞球排出処理時に前述したエラー等によって所定の賞品
球が排出されなかった場合、対応する係止爪33により入
賞球は流下を阻止されたままの状態となり、導出樋19側
に排出されることはない。また、セーフSolのオンによ
り係止爪33が後退する一方、上流側の係止爪34が調流部
29内に進入し、セーフSolをオフすると係止爪34が後退
する一方、係止爪33が調流部29内に進入する(第3図
(A),(B)参照)。このため、調流部29内に後続の
入賞球が有るときは、後続の入賞球はセーフSolのオフ
により前の入賞球と入れ代わり、係止爪33にて流下を阻
止される。
このようにセーフ球排出を行うが、セーフSolのオン
後、セーフセンサが入賞球有りのままセーフ球排出監視
タイマ(200m秒)がタイムアップした場合、排出エラー
を判定する。
後、セーフセンサが入賞球有りのままセーフ球排出監視
タイマ(200m秒)がタイムアップした場合、排出エラー
を判定する。
この場合、セーフSol等の故障により係止爪33が調流
部29から後退しなくなったときや、セーフセンサがオン
状態で故障したとき等に排出エラーとなるが、これらは
セーフ球排出監視タイマによる所定時間の経過時のセー
フセンサの状態から検知することができる。
部29から後退しなくなったときや、セーフセンサがオン
状態で故障したとき等に排出エラーとなるが、これらは
セーフ球排出監視タイマによる所定時間の経過時のセー
フセンサの状態から検知することができる。
そして、排出エラーがあると、球抜き樋45の球抜きSo
lがオンされ、セーフセンサが球無しを検出するまで、
ストップ状態となる。即ち、球抜きSolのオンにより賞
球系の賞品球は球抜き樋45から回収され、この状態でセ
ーフSolやセーフセンサ等の故障箇所の復旧が行われ
る。復旧後、セーフセンサが球無しを検出すると、第42
図にてセーフSol、球抜きSolがオフ状態に戻される。
lがオンされ、セーフセンサが球無しを検出するまで、
ストップ状態となる。即ち、球抜きSolのオンにより賞
球系の賞品球は球抜き樋45から回収され、この状態でセ
ーフSolやセーフセンサ等の故障箇所の復旧が行われ
る。復旧後、セーフセンサが球無しを検出すると、第42
図にてセーフSol、球抜きSolがオフ状態に戻される。
第52図にセーフ球排出エラー処理のタイミングチャー
トを示すと、セーフSolをオンと同時にセーフ球排出監
視タイマ(200m秒)をスタートし、そのタイムアップ時
までセーフセンサが球無しを検出せずオン状態であれ
ば、排出エラーと判定して球抜きSolをオンし、復旧待
ちとなる。そして、復旧が済みセーフセンサが球無しを
検出すれば、セーフSolならびに球抜きSolをオフしエラ
ー処理を終了する。
トを示すと、セーフSolをオンと同時にセーフ球排出監
視タイマ(200m秒)をスタートし、そのタイムアップ時
までセーフセンサが球無しを検出せずオン状態であれ
ば、排出エラーと判定して球抜きSolをオンし、復旧待
ちとなる。そして、復旧が済みセーフセンサが球無しを
検出すれば、セーフSolならびに球抜きSolをオフしエラ
ー処理を終了する。
即ち、セーフ球排出エラーを適確に検知できると共
に、排出エラー時には待機状態となるので、セーフSol
やセーフセンサの故障状態のまま排出処理に入ることを
防止でき、誤動作により賞品球が排出されることを確実
に防止できる。
に、排出エラー時には待機状態となるので、セーフSol
やセーフセンサの故障状態のまま排出処理に入ることを
防止でき、誤動作により賞品球が排出されることを確実
に防止できる。
なお、賞球排出を終了する毎に不正監視用カウンタが
セットされ、不正監視が行われる。即ち、賞球排出中以
外のときに、排出機構42a,42bから賞品球が排出されて
しまう場合、当該排出1側,2側の不正監視用カウンタが
賞品球5個をカウントすると、不正エラーを判定し、第
21図にて球抜きSolをオンし、ストップ状態となる。賞
球排出中になく、また入賞球がないにもかかわらず、何
らかの異常により賞品球が排出されてしまう場合、また
賞球排出に続いてそのまま賞品球の排出が行われてしま
う場合、またセーフ球排出処理中等に、何らかの異常に
より賞品球が排出されてしまう場合、不正監視用カウン
タのカウント値により不正エラーを判定する。
セットされ、不正監視が行われる。即ち、賞球排出中以
外のときに、排出機構42a,42bから賞品球が排出されて
しまう場合、当該排出1側,2側の不正監視用カウンタが
賞品球5個をカウントすると、不正エラーを判定し、第
21図にて球抜きSolをオンし、ストップ状態となる。賞
球排出中になく、また入賞球がないにもかかわらず、何
らかの異常により賞品球が排出されてしまう場合、また
賞球排出に続いてそのまま賞品球の排出が行われてしま
う場合、またセーフ球排出処理中等に、何らかの異常に
より賞品球が排出されてしまう場合、不正監視用カウン
タのカウント値により不正エラーを判定する。
排出の不正には、排出ストッパ機構73aや73bの係止爪
91aや91bが排出Sol1や2の故障等により調流部85から後
退したままの状態となったり、あるいは不正行為により
係止爪91aや91bが強制的に後退位置に動かされること
で、賞品球が排出されてしまう場合があるが、常に賞品
球の排出を監視しているので、排出に不正が有った場合
に不正を直ちに検知することができる。また、不正を検
知すると球抜きSolをオンするので、賞品球は球抜き樋4
5から回収され、賞品球が供給皿側に排出されることを
防止できる。そして、この状態にて故障等あるいは不正
等に対する復旧が行われ、復旧後リセットスイッチ(第
14図、第15図参照)をオンすると、球抜きSolがオフさ
れ、不正監視処理が終了し、再スタートとなる。
91aや91bが排出Sol1や2の故障等により調流部85から後
退したままの状態となったり、あるいは不正行為により
係止爪91aや91bが強制的に後退位置に動かされること
で、賞品球が排出されてしまう場合があるが、常に賞品
球の排出を監視しているので、排出に不正が有った場合
に不正を直ちに検知することができる。また、不正を検
知すると球抜きSolをオンするので、賞品球は球抜き樋4
5から回収され、賞品球が供給皿側に排出されることを
防止できる。そして、この状態にて故障等あるいは不正
等に対する復旧が行われ、復旧後リセットスイッチ(第
14図、第15図参照)をオンすると、球抜きSolがオフさ
れ、不正監視処理が終了し、再スタートとなる。
第53図に不正監視処理のタイミングチャートを示す
と、排出処理中にないとき、例えば排出センサ1により
球の移動を検出した場合、球の立上りを検出する毎に排
出1側の不正監視カウンタを+1し、該カウンタが“5"
になると同時に球抜きSolをオンし、復旧待ちとなる。
そして、復旧が済み、リセットスイッチをオンすると、
該カウンタをクリアし、球抜きSolをオフし、終了す
る。
と、排出処理中にないとき、例えば排出センサ1により
球の移動を検出した場合、球の立上りを検出する毎に排
出1側の不正監視カウンタを+1し、該カウンタが“5"
になると同時に球抜きSolをオンし、復旧待ちとなる。
そして、復旧が済み、リセットスイッチをオンすると、
該カウンタをクリアし、球抜きSolをオフし、終了す
る。
このように、排出Sol1,2等の故障や不正行為等による
排出の不正を適確に検知できると共に、不正時には球抜
きSolにより賞品球が球抜き樋45から回収され、排出が
直ちに停止され、待機状態となるため、排出Sol1,2等の
故障ならびに不正行為の防止に対し充分に対応できる。
第43図(A)〜(C)には球抜き処理を示し、球抜き処
理は遊技機の打止め時や遊技店の閉店時および各装置の
故障、点検時等に行われる。球抜き処理は入賞球がある
ときや賞球排出中および各エラー処理中は不可である。
排出の不正を適確に検知できると共に、不正時には球抜
きSolにより賞品球が球抜き樋45から回収され、排出が
直ちに停止され、待機状態となるため、排出Sol1,2等の
故障ならびに不正行為の防止に対し充分に対応できる。
第43図(A)〜(C)には球抜き処理を示し、球抜き処
理は遊技機の打止め時や遊技店の閉店時および各装置の
故障、点検時等に行われる。球抜き処理は入賞球がある
ときや賞球排出中および各エラー処理中は不可である。
基盤2の前面の操作孔よりピン等の器具を挿入して球
抜きセンサをオンすると(球抜きセンサ監視による)、
球抜きSolがオンされ、球抜き開始タイマ(1秒)が経
過したときに、排出ストッパ機構73a,73bの両排出Sol1,
2がオンされる。
抜きセンサをオンすると(球抜きセンサ監視による)、
球抜きSolがオンされ、球抜き開始タイマ(1秒)が経
過したときに、排出ストッパ機構73a,73bの両排出Sol1,
2がオンされる。
球抜きSolのオンにより球抜き樋45の分岐部に設けた
球抜きゲート110を開くと共に、球抜きゲート110の開途
中で球を排出することのないように、球抜き開始タイマ
(1秒)の経過後に排出Sol1,2をオンし、調流部85から
係止爪91a,91bを後退させる。これにより、賞球排出装
置16の上タンク40内の賞品球ならびに誘導樋41や排出機
構42a,42b内の賞品球が賞球排出樋43から球抜き樋45へ
と流下し、パチンコ機後方の図示しない回収樋に排出、
回収される。
球抜きゲート110を開くと共に、球抜きゲート110の開途
中で球を排出することのないように、球抜き開始タイマ
(1秒)の経過後に排出Sol1,2をオンし、調流部85から
係止爪91a,91bを後退させる。これにより、賞球排出装
置16の上タンク40内の賞品球ならびに誘導樋41や排出機
構42a,42b内の賞品球が賞球排出樋43から球抜き樋45へ
と流下し、パチンコ機後方の図示しない回収樋に排出、
回収される。
そして、上タンク40、誘導樋41、排出機構42a,42b内
の賞品球が回収樋に排出され、排出センサ1,2がオフす
ると、排出1,2球無タイマ(3秒)がセットされ、この
タイマ経過後に排出Sol1,2をオフし、次いで球抜きSol
をオフする。この際、いったん排出センサ1,2がオフし
ても、上タンク40等で流出せずに残っていた球が遅れて
流下し排出センサ1,2がオンすることがあれば、該当排
出1,2球無タイマが再セットされ、このタイマ経過後に
排出Sol1,2、球抜きSolをオフする。
の賞品球が回収樋に排出され、排出センサ1,2がオフす
ると、排出1,2球無タイマ(3秒)がセットされ、この
タイマ経過後に排出Sol1,2をオフし、次いで球抜きSol
をオフする。この際、いったん排出センサ1,2がオフし
ても、上タンク40等で流出せずに残っていた球が遅れて
流下し排出センサ1,2がオンすることがあれば、該当排
出1,2球無タイマが再セットされ、このタイマ経過後に
排出Sol1,2、球抜きSolをオフする。
これにより、賞品球がすべて排出、回収されると共
に、排出センサ1,2がオフ状態を3秒間継続した後に係
止爪91a,91bが調流部85内に戻り、球抜きゲート110が球
抜き樋45の閉位置(賞球排出樋43は開)に戻り、自動的
に終了となる。なお、回収球がないときは、球抜き開始
タイマの経過時に自動的に終了となる。
に、排出センサ1,2がオフ状態を3秒間継続した後に係
止爪91a,91bが調流部85内に戻り、球抜きゲート110が球
抜き樋45の閉位置(賞球排出樋43は開)に戻り、自動的
に終了となる。なお、回収球がないときは、球抜き開始
タイマの経過時に自動的に終了となる。
第54図に球抜き処理のタイミングチャートを示すと、
球抜きセンサのオン検出により球抜きSolをオンし、こ
の1秒後に排出Sol1,2をオンすることで球抜きが開始さ
れる。そして、球抜きが終了すると、排出センサ1,2が
3秒間オフとなったときに排出Sol1,2、球抜きSolをオ
フし、終了となる。
球抜きセンサのオン検出により球抜きSolをオンし、こ
の1秒後に排出Sol1,2をオンすることで球抜きが開始さ
れる。そして、球抜きが終了すると、排出センサ1,2が
3秒間オフとなったときに排出Sol1,2、球抜きSolをオ
フし、終了となる。
このように、球抜きセンサをオンすれば球抜きを行え
ると共に、賞品球がすべて排出、回収され排出センサ1,
2が3秒間オフすると、排出Sol1,2、球抜きSolのオフに
より係止爪91a,91b、球抜きゲート110がもとの位置に戻
り自動終了となるので、球抜き終了時に何らの確認、操
作等必要なく、作業が楽である。
ると共に、賞品球がすべて排出、回収され排出センサ1,
2が3秒間オフすると、排出Sol1,2、球抜きSolのオフに
より係止爪91a,91b、球抜きゲート110がもとの位置に戻
り自動終了となるので、球抜き終了時に何らの確認、操
作等必要なく、作業が楽である。
また、球抜き処理の途中にて球抜きを強制的に中止し
たい場合には、基盤2の操作孔より再びピン等の器具を
挿入して球抜きセンサを再度オンすることにより、球抜
きが強制的に終了となる。
たい場合には、基盤2の操作孔より再びピン等の器具を
挿入して球抜きセンサを再度オンすることにより、球抜
きが強制的に終了となる。
即ち、球抜きSolのオン後球抜きセンサをオンする
と、第43図(B)にて強制終了タイマ(1秒)がセット
され、賞品球の回収中にあれば、排出センサ1,2が球の
立上りを検出すると同時に該当排出Sol1,2をオフし、ま
た賞品球の回収を終えていれば、強制終了タイマの経過
時点で排出Sol1,2をオフする。そして、球抜き終了タイ
マ(3秒)の経過後に球抜きSolをオフする。
と、第43図(B)にて強制終了タイマ(1秒)がセット
され、賞品球の回収中にあれば、排出センサ1,2が球の
立上りを検出すると同時に該当排出Sol1,2をオフし、ま
た賞品球の回収を終えていれば、強制終了タイマの経過
時点で排出Sol1,2をオフする。そして、球抜き終了タイ
マ(3秒)の経過後に球抜きSolをオフする。
これにより、係止爪91a,91bが調流部85内に戻り、球
抜きゲート110が球抜き樋45の閉位置に戻り、強制終了
となる。
抜きゲート110が球抜き樋45の閉位置に戻り、強制終了
となる。
第55図に球抜き処理の強制終了のタイミングチャート
を示すと(排出1側が賞品球回収中、排出2側が回収後
の場合)、球抜き処理の途中にて球抜きセンサの再度の
オン検出により、排出2側では1秒後に排出Sol2がオフ
され、排出1側では排出センサ1が球の立上りを検出し
た時点で排出Sol1がオフされ、その3秒後に球抜きSol
がオフされる。
を示すと(排出1側が賞品球回収中、排出2側が回収後
の場合)、球抜き処理の途中にて球抜きセンサの再度の
オン検出により、排出2側では1秒後に排出Sol2がオフ
され、排出1側では排出センサ1が球の立上りを検出し
た時点で排出Sol1がオフされ、その3秒後に球抜きSol
がオフされる。
この強制終了では、賞品球回収中の場合立上りを検出
された球および後続球は調流部85内に戻る係止爪91a,91
bにより、難無く流下を阻止される。
された球および後続球は調流部85内に戻る係止爪91a,91
bにより、難無く流下を阻止される。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、遊技盤に設けられた入
賞口に入賞した入賞球を集合させる案内樋から流下した
入賞球を入賞球検出手段により1個宛に検出して処理す
る入賞球処理装置と、電気的駆動源の作用により球を排
出可能な球排出装置と、排出されるべき球数データを一
時的に記憶する球数データ記憶手段と、上記入賞球検出
手段による入賞球の検出に起因して上記球排出装置を作
動して球の排出を開始すると共に、上記球排出装置より
排出される球を所定数宛検出するための排出状態検出手
段から送出される検出信号を逐次演算して上記球数デー
タ記憶手段に記憶されている球数データが初期値に復帰
したことに基づいて上記球排出装置の排出作動を停止す
る制御回路とを備え、上記制御回路は、上記排出状態検
出手段が正常に検出可能な状態にあり、且つ、上記球排
出装置が球の排出を開始してから所定時間経過したにも
拘わらず上記球数データ記憶手段に記憶されている球数
データが初期値に復帰しない場合には、異常状態と判定
して当該球排出装置の作動を停止させるようにしたの
で、球排出装置における球詰まりの時でも、その電気的
駆動源の故障を防止し、球詰まりの対処だけで遊技を行
うことが可能となり、遊技店の係員は簡単に作業を終了
することができて、遊技店側の利益の損失も未然に防止
できると共に、遊技者に対しても長時間遊技の中断をさ
せなくとも済み、遊技者に不快感を与えなくても済むと
いう効果がある。
賞口に入賞した入賞球を集合させる案内樋から流下した
入賞球を入賞球検出手段により1個宛に検出して処理す
る入賞球処理装置と、電気的駆動源の作用により球を排
出可能な球排出装置と、排出されるべき球数データを一
時的に記憶する球数データ記憶手段と、上記入賞球検出
手段による入賞球の検出に起因して上記球排出装置を作
動して球の排出を開始すると共に、上記球排出装置より
排出される球を所定数宛検出するための排出状態検出手
段から送出される検出信号を逐次演算して上記球数デー
タ記憶手段に記憶されている球数データが初期値に復帰
したことに基づいて上記球排出装置の排出作動を停止す
る制御回路とを備え、上記制御回路は、上記排出状態検
出手段が正常に検出可能な状態にあり、且つ、上記球排
出装置が球の排出を開始してから所定時間経過したにも
拘わらず上記球数データ記憶手段に記憶されている球数
データが初期値に復帰しない場合には、異常状態と判定
して当該球排出装置の作動を停止させるようにしたの
で、球排出装置における球詰まりの時でも、その電気的
駆動源の故障を防止し、球詰まりの対処だけで遊技を行
うことが可能となり、遊技店の係員は簡単に作業を終了
することができて、遊技店側の利益の損失も未然に防止
できると共に、遊技者に対しても長時間遊技の中断をさ
せなくとも済み、遊技者に不快感を与えなくても済むと
いう効果がある。
さらに、遊技者に不快感を与えなくても済むので、遊
技者と遊技店の係員とのトラブルも未然に防止でき、遊
技者と遊技店の係員との信頼関係の喪失を防止できると
いう効果がある。
技者と遊技店の係員とのトラブルも未然に防止でき、遊
技者と遊技店の係員との信頼関係の喪失を防止できると
いう効果がある。
第1図は本発明の実施例を示すパチンコ機の分解斜視
図、第2図は基盤の裏面図、第3図(A),(B)はス
トッパ機構の作動説明図、第4図〜第6図(A)〜
(C)は上タンクの斜視図と誘導樋部分の正面図とその
A−A、B−B、C−C線断面図、第7図、第8図
(A),(B)は球止め装置の斜視図と作動説明図、第
9図〜第11図は排出機構の正面図と分解斜視図と突起部
分の構造図、第12図(A),(B)は排出ストッパ機構
の作動説明図、第13図(A),(B)は球抜き部分の分
解斜視図と部分分解図、第14図は制御装置の回路構成
図、第15図〜第17図は制御装置の斜視図と表側ならびに
裏側からの分解斜視図、第18図〜第20図は遊技盤の正面
図とその変動入賞装置の斜視図と裏面図、第21図は制御
のメインフローチャート、第22図〜第34図は初期化処
理、バックグランドジョブ、セーフII信号処理を示すフ
ローチャート、第35図〜第40図は賞球排出処理を示すフ
ローチャート、第41図、第42図はセーフ球排出処理を示
すフローチャート、第43図(A)〜(C)は球抜き処理
を示すフローチャート、第44図(A),(B)はセンサ
入力処理の特性図と表図、第45図(A),(B)は遊技
盤側の制御を示すフローチャート、第46図〜第55図は各
タイミングチャートである。 2……基盤、3……フレーム、10……集合樋、14……打
球発射装置、15……入賞球処理装置、16……賞球排出装
置、17……案内樋、18……調流樋、20……ストッパ機
構、21……セーフセンサ、33,34……係止爪、35……セ
ーフソレノイド、40……上タンク、41……誘導樋、42a,
42b……排出機構、43……賞球排出樋、45……球抜き
樋、57a,57b……通路、58……分流壁、59a,59b……導電
性プレート、61……減衰器、62……配線部材、63……球
止め装置、71a,71b……流入樋、72a,72b……調流樋、73
a,73b……排出ストッパ機構、74a,74b……排出センサ、
75……ユニットケース、76……中央基枠,79,81……傾斜
部、80,82……屈曲部、83……垂直部、84……誘導部、8
5……調流部、86……落下部、90a,90b……突起部、91a,
91b……係止爪、92a,92b……排出ソレノイド、97……収
納部、99,103……凹部、101……切り欠き部、110……球
抜きゲート、116……球抜きソレノイド、200……制御装
置、201……CPU、203〜208……入力端子、211……リセ
ットスイッチ、212……賞球数設定回路、215……基板、
216……ケース、217……切片、218……本体、221……
溝、222〜224,229……開口部、225……蓋、230……当接
片、231……嵌合凹部、232……嵌合凸部
図、第2図は基盤の裏面図、第3図(A),(B)はス
トッパ機構の作動説明図、第4図〜第6図(A)〜
(C)は上タンクの斜視図と誘導樋部分の正面図とその
A−A、B−B、C−C線断面図、第7図、第8図
(A),(B)は球止め装置の斜視図と作動説明図、第
9図〜第11図は排出機構の正面図と分解斜視図と突起部
分の構造図、第12図(A),(B)は排出ストッパ機構
の作動説明図、第13図(A),(B)は球抜き部分の分
解斜視図と部分分解図、第14図は制御装置の回路構成
図、第15図〜第17図は制御装置の斜視図と表側ならびに
裏側からの分解斜視図、第18図〜第20図は遊技盤の正面
図とその変動入賞装置の斜視図と裏面図、第21図は制御
のメインフローチャート、第22図〜第34図は初期化処
理、バックグランドジョブ、セーフII信号処理を示すフ
ローチャート、第35図〜第40図は賞球排出処理を示すフ
ローチャート、第41図、第42図はセーフ球排出処理を示
すフローチャート、第43図(A)〜(C)は球抜き処理
を示すフローチャート、第44図(A),(B)はセンサ
入力処理の特性図と表図、第45図(A),(B)は遊技
盤側の制御を示すフローチャート、第46図〜第55図は各
タイミングチャートである。 2……基盤、3……フレーム、10……集合樋、14……打
球発射装置、15……入賞球処理装置、16……賞球排出装
置、17……案内樋、18……調流樋、20……ストッパ機
構、21……セーフセンサ、33,34……係止爪、35……セ
ーフソレノイド、40……上タンク、41……誘導樋、42a,
42b……排出機構、43……賞球排出樋、45……球抜き
樋、57a,57b……通路、58……分流壁、59a,59b……導電
性プレート、61……減衰器、62……配線部材、63……球
止め装置、71a,71b……流入樋、72a,72b……調流樋、73
a,73b……排出ストッパ機構、74a,74b……排出センサ、
75……ユニットケース、76……中央基枠,79,81……傾斜
部、80,82……屈曲部、83……垂直部、84……誘導部、8
5……調流部、86……落下部、90a,90b……突起部、91a,
91b……係止爪、92a,92b……排出ソレノイド、97……収
納部、99,103……凹部、101……切り欠き部、110……球
抜きゲート、116……球抜きソレノイド、200……制御装
置、201……CPU、203〜208……入力端子、211……リセ
ットスイッチ、212……賞球数設定回路、215……基板、
216……ケース、217……切片、218……本体、221……
溝、222〜224,229……開口部、225……蓋、230……当接
片、231……嵌合凹部、232……嵌合凸部
Claims (1)
- 【請求項1】遊技盤に設けられた入賞口に入賞した入賞
球を集合させる案内樋から流下した入賞球を入賞球検出
手段により1個宛に検出して処理する入賞球処理装置
と、 電気的駆動源の作用により所要数の球を排出可能な球排
出装置と、 排出されるべき球数データを一時的に記憶する球数デー
タ記憶手段と、 上記入賞球検出手段による入賞球の検出に起因して上記
球排出装置を作動して球の排出を開始すると共に、上記
球排出装置より排出される球を所定数宛検出するための
排出状態検出手段から送出される検出信号を逐次演算し
て、上記球数データ記憶手段に記憶されている球数デー
タが初期値に復帰したことに基づいて上記球排出装置の
排出作動を停止する制御回路とを備え、 上記制御回路は、上記排出状態検出手段が正常に検出可
能な状態にあり、且つ、上記球排出装置が球の排出を開
始してから所定時間経過したにも拘わらず上記球数デー
タ記憶手段に記憶されている球数データが初期値に復帰
しない場合には、異常状態と判定して当該球排出装置の
作動を停止させるようにしたことを特徴とする弾球遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29303990A JP2868605B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29303990A JP2868605B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29861697A Division JP2899578B2 (ja) | 1997-10-30 | 1997-10-30 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04164474A JPH04164474A (ja) | 1992-06-10 |
JP2868605B2 true JP2868605B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=17789700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29303990A Expired - Fee Related JP2868605B2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2868605B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4733088B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2011-07-27 | 株式会社平和 | 回路基板ケース |
GB2399763B (en) | 2003-03-28 | 2006-05-10 | Martin Wyeth | Ball feeder |
JP5230036B2 (ja) * | 2011-06-20 | 2013-07-10 | サミー株式会社 | ユニット化球払出機構 |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP29303990A patent/JP2868605B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04164474A (ja) | 1992-06-10 |
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