JPH0330383B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330383B2 JPH0330383B2 JP7903583A JP7903583A JPH0330383B2 JP H0330383 B2 JPH0330383 B2 JP H0330383B2 JP 7903583 A JP7903583 A JP 7903583A JP 7903583 A JP7903583 A JP 7903583A JP H0330383 B2 JPH0330383 B2 JP H0330383B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balls
- ball
- prize ball
- prize
- winning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、パチンコ遊技機の裏機構盤とこれ
に関連した賞品球排出装置およびその排出制御に
関し、特に遊技盤内に打ち込まれた打球が入賞領
域に入つた場合に、これを電気的に検出すると共
に、一旦貯留させておき所定数の賞品球の払出し
が終了したことに基づいて、貯留されている入賞
球の1個宛の流下を解除させる入賞球対応型の賞
品球排出制御であり、これを電子制御化すること
により賞品球の流下経路を従来と異なる構造と
し、その賞品球排出装置を裏面セツト盤の一側方
に偏位させて取付けて中央に広い空部を形成する
と共に、電子制御化に対する弱点である記憶回路
を不要とする排出制御を可能ならしめたパチンコ
遊技機に関する。
に関連した賞品球排出装置およびその排出制御に
関し、特に遊技盤内に打ち込まれた打球が入賞領
域に入つた場合に、これを電気的に検出すると共
に、一旦貯留させておき所定数の賞品球の払出し
が終了したことに基づいて、貯留されている入賞
球の1個宛の流下を解除させる入賞球対応型の賞
品球排出制御であり、これを電子制御化すること
により賞品球の流下経路を従来と異なる構造と
し、その賞品球排出装置を裏面セツト盤の一側方
に偏位させて取付けて中央に広い空部を形成する
と共に、電子制御化に対する弱点である記憶回路
を不要とする排出制御を可能ならしめたパチンコ
遊技機に関する。
パチンコ遊技機は周知のように、遊技客が遊技
盤下部に設けられた発射装置により一個ずつ打球
を遊技盤内に打ち込むと、障害釘に衝突してラン
ダムに方向を変えながら落下して行く途中である
確率をもつて入賞領域に入ることにより所定数の
賞品球が遊技者に与えられるようにしたものであ
る。従来、このような賞品球の払出しは、一般に
遊技盤裏面に取り付けられ、入賞球によつて生ず
る物理的な力が伝達されて動作される例えば第1
図に示すような機械式の賞品球排出装置によつて
行なわれるようにされていた。
盤下部に設けられた発射装置により一個ずつ打球
を遊技盤内に打ち込むと、障害釘に衝突してラン
ダムに方向を変えながら落下して行く途中である
確率をもつて入賞領域に入ることにより所定数の
賞品球が遊技者に与えられるようにしたものであ
る。従来、このような賞品球の払出しは、一般に
遊技盤裏面に取り付けられ、入賞球によつて生ず
る物理的な力が伝達されて動作される例えば第1
図に示すような機械式の賞品球排出装置によつて
行なわれるようにされていた。
つまり、従来のパチンコ機においては、遊技盤
の裏面に取り付けられた裏面セツト盤21の上方
部に予備球の貯留タンク224と、これに連設さ
れて予備球をS字状にUターンさせながら流下、
整列せしめる玉シユート225を設け、裏面セツ
ト盤の中央には賞品球排出機構部および入賞球集
合樋222を設け、また、下部には同時入賞球を
ストツクして一つずつ分離、流下させる制御器2
60と、分離された入賞球の重みによつて回動さ
れる作動レバー265とを設けて、この作動レバ
ー265の端部に連結された連動杆266とリン
ク機構267を介して上記入賞球によつて生じた
物理的な力を、玉シユート225の終端に設けら
れた賞球ケース268に伝達してこれを作動せし
めて、所定数の賞品球をその下方に配設されてい
るダンパー269上に排出させ、さらに賞品球排
出路236を流下させて前面の受皿に賞品球を排
出するようにしていた。
の裏面に取り付けられた裏面セツト盤21の上方
部に予備球の貯留タンク224と、これに連設さ
れて予備球をS字状にUターンさせながら流下、
整列せしめる玉シユート225を設け、裏面セツ
ト盤の中央には賞品球排出機構部および入賞球集
合樋222を設け、また、下部には同時入賞球を
ストツクして一つずつ分離、流下させる制御器2
60と、分離された入賞球の重みによつて回動さ
れる作動レバー265とを設けて、この作動レバ
ー265の端部に連結された連動杆266とリン
ク機構267を介して上記入賞球によつて生じた
物理的な力を、玉シユート225の終端に設けら
れた賞球ケース268に伝達してこれを作動せし
めて、所定数の賞品球をその下方に配設されてい
るダンパー269上に排出させ、さらに賞品球排
出路236を流下させて前面の受皿に賞品球を排
出するようにしていた。
そのため、従来のパチンコ機は、遊技盤裏面に
取り付けられる裏機構盤の機械的構成が複雑とな
り、組立や位置決め調整が面倒であるとともに、
裏機構盤の構成部品の占有空間が大きくなつて遊
技盤背部に充分な空部を有することができない。
つまり、遊技盤背部の有効利用空間が狭くなり、
かつ裏機構盤の保守、点検も困難になるという不
都合があつた。
取り付けられる裏機構盤の機械的構成が複雑とな
り、組立や位置決め調整が面倒であるとともに、
裏機構盤の構成部品の占有空間が大きくなつて遊
技盤背部に充分な空部を有することができない。
つまり、遊技盤背部の有効利用空間が狭くなり、
かつ裏機構盤の保守、点検も困難になるという不
都合があつた。
一方、最近のパチンコ機においては、いわゆる
ラツキーセブンと呼ばれる多量の賞品球が与えら
れる状態を作り出す電気的駆動源を利用した大型
の変動入賞装置を有するものが遊技客の人気の的
となり、ほとんどの機種に大型の変動入賞装置が
取り付けられるようになつてきている。しかる
に、このような大型の変動入賞装置は、その電気
的駆動源が遊技盤を貫通して裏面セツト盤の後方
まで延設されることが多いため、従来の機械式の
賞品球排出装置を備えた裏機構盤では、このよう
な変動入賞装置を延設するスペースが充分とれな
くなる不都合がある。
ラツキーセブンと呼ばれる多量の賞品球が与えら
れる状態を作り出す電気的駆動源を利用した大型
の変動入賞装置を有するものが遊技客の人気の的
となり、ほとんどの機種に大型の変動入賞装置が
取り付けられるようになつてきている。しかる
に、このような大型の変動入賞装置は、その電気
的駆動源が遊技盤を貫通して裏面セツト盤の後方
まで延設されることが多いため、従来の機械式の
賞品球排出装置を備えた裏機構盤では、このよう
な変動入賞装置を延設するスペースが充分とれな
くなる不都合がある。
また、このような大型の変動入賞装置の採用に
伴ない、同時もしくは連続した入賞球が生ずる機
会が極端に多くなる。しかし、従来の機械式の賞
品球排出機構では、排出動作が前記のごとく機械
式リンクモーシヨンのため1排出サイクルが約
1.5秒かかるが、現在の電動式の発射装置では1
分間に100個宛の打球が発射される。つまり、0.6
秒ごとに打球が遊技盤内に打ち上げられるので、
短時間に多量の入賞球が発生し、賞品球の排出が
追いつかず、入賞球が次々と溜まつて行くおそれ
がある。そのため、高速の賞品球排出装置が要望
されるとともに、これに伴なつて多量の賞品球が
遊技者に払い出されるため、賞品球の貯留部の大
型化および構造強化の必要性が生じている。
伴ない、同時もしくは連続した入賞球が生ずる機
会が極端に多くなる。しかし、従来の機械式の賞
品球排出機構では、排出動作が前記のごとく機械
式リンクモーシヨンのため1排出サイクルが約
1.5秒かかるが、現在の電動式の発射装置では1
分間に100個宛の打球が発射される。つまり、0.6
秒ごとに打球が遊技盤内に打ち上げられるので、
短時間に多量の入賞球が発生し、賞品球の排出が
追いつかず、入賞球が次々と溜まつて行くおそれ
がある。そのため、高速の賞品球排出装置が要望
されるとともに、これに伴なつて多量の賞品球が
遊技者に払い出されるため、賞品球の貯留部の大
型化および構造強化の必要性が生じている。
さらに、上記のごとき賞品球排出装置の高速化
と排出回数の増加に伴ない、頻繁な排出動作の繰
返しに充分に耐えうるような排出装置が望まれる
わけであるが、入賞球によつて生ずる物理的な力
の伝達により作動される従来の機械式排出装置
は、各機構部の摩擦等により高速化にも限界があ
るとともに、耐久性も乏しい。しかも、機械式排
出装置を備えた従来のパチンコ機では、各部の摩
耗や変形により作動不能を起こしたり、賞球ケー
スへの異物の混入や球の整列不良等によつていわ
ゆる玉詰まりを起こして、排出機能の停止や排出
不良等のトラブルが生じたりして排出動作が不正
確、不確実であるという弱点があつた。このよう
な弱点を解消するにあたり、賞品球の流下異常を
検出する監視機能が必要となつてくる。
と排出回数の増加に伴ない、頻繁な排出動作の繰
返しに充分に耐えうるような排出装置が望まれる
わけであるが、入賞球によつて生ずる物理的な力
の伝達により作動される従来の機械式排出装置
は、各機構部の摩擦等により高速化にも限界があ
るとともに、耐久性も乏しい。しかも、機械式排
出装置を備えた従来のパチンコ機では、各部の摩
耗や変形により作動不能を起こしたり、賞球ケー
スへの異物の混入や球の整列不良等によつていわ
ゆる玉詰まりを起こして、排出機能の停止や排出
不良等のトラブルが生じたりして排出動作が不正
確、不確実であるという弱点があつた。このよう
な弱点を解消するにあたり、賞品球の流下異常を
検出する監視機能が必要となつてくる。
また、賞品球の排出に関わる電子制御のうち、
最も信頼性を要求されるのは制御装置における正
確かつ確実な入賞球の把握である。しかるに、パ
チンコ遊技機においては、いわゆるパチンコ玉の
表面の静電気等によりノイズが発生し易いので、
正確な入賞球数を把握するためにノイズ対策が必
要とされるとともに、入賞球数の保持に電子的な
記憶回路を用いると、停電時にもその入賞球数を
確実に保持できるようにするためバツテリによる
バツクアツプ等の停電対策も必要となる。さら
に、連続して通過する入賞球を確実に検出するに
は、非常に信頼性の高い検出器を用いなければな
らない。そのため、賞品球の排出に関わる制御を
完全電子化すると、現段階においては非常にコス
トが高くなつてしまう。
最も信頼性を要求されるのは制御装置における正
確かつ確実な入賞球の把握である。しかるに、パ
チンコ遊技機においては、いわゆるパチンコ玉の
表面の静電気等によりノイズが発生し易いので、
正確な入賞球数を把握するためにノイズ対策が必
要とされるとともに、入賞球数の保持に電子的な
記憶回路を用いると、停電時にもその入賞球数を
確実に保持できるようにするためバツテリによる
バツクアツプ等の停電対策も必要となる。さら
に、連続して通過する入賞球を確実に検出するに
は、非常に信頼性の高い検出器を用いなければな
らない。そのため、賞品球の排出に関わる制御を
完全電子化すると、現段階においては非常にコス
トが高くなつてしまう。
この発明は上記のような背景の下になされたも
ので、入賞領域に入つた打球を電気的に検出し
て、この検知信号によつて動作されるような電動
式の賞品球排出装置を設けることにより、裏面セ
ツト盤の機械的構成を簡略化できるようにし、し
かも賞品球排出装置を裏面セツト盤の一側方に偏
位せしめて中央に広い空部を形成するように取り
付けることによつて、遊技盤背部の有効利用空間
を増大させることを目的とする。
ので、入賞領域に入つた打球を電気的に検出し
て、この検知信号によつて動作されるような電動
式の賞品球排出装置を設けることにより、裏面セ
ツト盤の機械的構成を簡略化できるようにし、し
かも賞品球排出装置を裏面セツト盤の一側方に偏
位せしめて中央に広い空部を形成するように取り
付けることによつて、遊技盤背部の有効利用空間
を増大させることを目的とする。
この発明の他の目的は、複数の入賞領域に同時
もしくは連続して入賞した打球を一時的にストツ
クし、一個の入賞球に対して一回の賞品球排出が
行なわれてから出力される排出終了信号により後
続の入賞球を一つずつ分離して通過させる手段
(入賞球分離装置)を設けることによつて、入賞
球数に応じた回数だけ賞品球の排出が正確に行な
われるようにして、入賞球数を電気的に記憶する
記憶回路を省略することができるとともに、予備
球の不足もしくは流下異常をいち早く検出して賞
品球排出に関わる動作を停止させることにより遊
技客に対して迷惑をかけないようなパチンコ遊技
機を提供することにある。
もしくは連続して入賞した打球を一時的にストツ
クし、一個の入賞球に対して一回の賞品球排出が
行なわれてから出力される排出終了信号により後
続の入賞球を一つずつ分離して通過させる手段
(入賞球分離装置)を設けることによつて、入賞
球数に応じた回数だけ賞品球の排出が正確に行な
われるようにして、入賞球数を電気的に記憶する
記憶回路を省略することができるとともに、予備
球の不足もしくは流下異常をいち早く検出して賞
品球排出に関わる動作を停止させることにより遊
技客に対して迷惑をかけないようなパチンコ遊技
機を提供することにある。
さらに、この発明の他の目的は、例えば賞品球
排出装置において排出された賞品球もしくは排出
直前の賞品球を検出して排出終了信号を発生させ
るようにすることにより、賞品球排出装置の誤動
作(空回り)を防止して一層正確かつ確実な払出
しが行なわれるようにすることにある。
排出装置において排出された賞品球もしくは排出
直前の賞品球を検出して排出終了信号を発生させ
るようにすることにより、賞品球排出装置の誤動
作(空回り)を防止して一層正確かつ確実な払出
しが行なわれるようにすることにある。
本発明の上記ならびに他の目的と新規な特徴
は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
以下図面を用いてこの発明を具体的に説明す
る。
る。
第2図〜第4図は本発明に係るパチンコ遊技機
の一実施例の全体構成図を示す。パチンコ遊技機
1は、前後面が開口している機枠2(第3図参
照)に略垂直姿勢を保つて、かつ第2図に示すヒ
ンジ3,3によつて回動自在に取り付けられた額
縁状の前面枠4と、この前面枠4内に開閉可能に
取り付けられたガラス収納枠5と、このガラス収
納枠5の下方に同じく開閉可能に取り付けられた
開閉パネル6と、上記前面枠4の後方に上記ガラ
ス収納枠5内に保持されたガラス板と一定の間隔
を有して固定された遊技盤8とによつて構成され
ている。
の一実施例の全体構成図を示す。パチンコ遊技機
1は、前後面が開口している機枠2(第3図参
照)に略垂直姿勢を保つて、かつ第2図に示すヒ
ンジ3,3によつて回動自在に取り付けられた額
縁状の前面枠4と、この前面枠4内に開閉可能に
取り付けられたガラス収納枠5と、このガラス収
納枠5の下方に同じく開閉可能に取り付けられた
開閉パネル6と、上記前面枠4の後方に上記ガラ
ス収納枠5内に保持されたガラス板と一定の間隔
を有して固定された遊技盤8とによつて構成され
ている。
上記開閉パネル6の前面には、多数の弾性球
(いわゆるパチンコ球)を一時的に収納する受皿
9が設けられ、また、上記前面枠4の下部背面に
は、上記受皿9より一個ずつ供給される弾性球を
弾き飛ばす打球発射装置10が設けられ、前面枠
4の下部前面にはその操作ダイヤル11と補助受
皿12とが設けられている。上記打球発射装置1
0は既に公知の打球発射装置と同一構成のものが
用いられているので詳細な説明は省略する。
(いわゆるパチンコ球)を一時的に収納する受皿
9が設けられ、また、上記前面枠4の下部背面に
は、上記受皿9より一個ずつ供給される弾性球を
弾き飛ばす打球発射装置10が設けられ、前面枠
4の下部前面にはその操作ダイヤル11と補助受
皿12とが設けられている。上記打球発射装置1
0は既に公知の打球発射装置と同一構成のものが
用いられているので詳細な説明は省略する。
前記遊技盤8の前面には、上記打球発射装置1
0により発射された打球を遊技盤8の上方部まで
案内するガイドレール13と、上方より落下して
くる打球の方向を無作為に変更させる多数の障害
釘14が固設され、また盤面の適宜位置に入賞領
域としての入賞チヤツカー15、入口16、回転
式入賞具17および変動入賞装置18が設けら
れ、前面枠4に保持されたガラス板との間の空間
部にガイドレール13に囲まれた遊技部が形成さ
れている。また、この遊技部の下部には、上方か
ら落下してくる途中で偶発的に上記入賞領域15
〜18に入賞できなかつた打球を遊技盤8の後方
へ回収するアウト穴19が設けられている。
0により発射された打球を遊技盤8の上方部まで
案内するガイドレール13と、上方より落下して
くる打球の方向を無作為に変更させる多数の障害
釘14が固設され、また盤面の適宜位置に入賞領
域としての入賞チヤツカー15、入口16、回転
式入賞具17および変動入賞装置18が設けら
れ、前面枠4に保持されたガラス板との間の空間
部にガイドレール13に囲まれた遊技部が形成さ
れている。また、この遊技部の下部には、上方か
ら落下してくる途中で偶発的に上記入賞領域15
〜18に入賞できなかつた打球を遊技盤8の後方
へ回収するアウト穴19が設けられている。
そして上記遊技盤8の裏面には、上記入賞領域
15〜18より入賞した打球が流下可能な間隔を
有する第1空間部A1を形成するように、裏面セ
ツト盤21が全面的に取り付けてあり、この裏面
セツト盤21の背面に裏機構盤20を構成する各
種機構が重合的にセツトされている。
15〜18より入賞した打球が流下可能な間隔を
有する第1空間部A1を形成するように、裏面セ
ツト盤21が全面的に取り付けてあり、この裏面
セツト盤21の背面に裏機構盤20を構成する各
種機構が重合的にセツトされている。
裏面セツト盤21の第1空間部A1の下方には、
集合棚部21aが設けてありその略中央部には第
1空間部A1に連続するように入賞球排出路22
が形成され、第1空間部A1に入つて来た入賞球
はここを流下して機外へ排出されるようになつて
いる。
集合棚部21aが設けてありその略中央部には第
1空間部A1に連続するように入賞球排出路22
が形成され、第1空間部A1に入つて来た入賞球
はここを流下して機外へ排出されるようになつて
いる。
中央部に向かつて下り傾斜となるように形成さ
れた集合棚部21aは、発生した入賞球を順次一
段一列に整流させて、入賞球排出路22へ案内す
る。そして、排出路22の途中に設けられた入賞
球分離器60によつて一旦貯留され、所定数の賞
品球の払出しが終了したことに基づいて、貯留さ
れている入賞球を1個ずつ分離して流下させ、内
部の入賞球検出器55で1個宛検出を行なうよう
になつている。
れた集合棚部21aは、発生した入賞球を順次一
段一列に整流させて、入賞球排出路22へ案内す
る。そして、排出路22の途中に設けられた入賞
球分離器60によつて一旦貯留され、所定数の賞
品球の払出しが終了したことに基づいて、貯留さ
れている入賞球を1個ずつ分離して流下させ、内
部の入賞球検出器55で1個宛検出を行なうよう
になつている。
又、第1空間部A1には、アウト穴19に対応
して、アウト玉樋23が設けられ、アウト玉を機
外へ排出するようになつている。
して、アウト玉樋23が設けられ、アウト玉を機
外へ排出するようになつている。
そして裏面セツト盤21の表面上方には、外部
より補給される予備球を貯えておく予備貯留部2
4が取り付けてあり、第5図で示すように、予備
貯留部24を裏面セツト盤21に腰掛けるように
して固定することにより、予備球の重量に耐える
構造となつている。予備貯留部24の下り傾斜の
先端一側には流出口24aが設けてあり、この流
出口24aの下方には裏面セツト盤21の左から
右方向へ玉が自重で転がる程度に傾斜させられ、
右端で下方へ屈曲され、その後略垂直に降下する
誘導路25が連設され、この誘導路25の終端が
賞品球排出装置40の流入口へ接続されている。
より補給される予備球を貯えておく予備貯留部2
4が取り付けてあり、第5図で示すように、予備
貯留部24を裏面セツト盤21に腰掛けるように
して固定することにより、予備球の重量に耐える
構造となつている。予備貯留部24の下り傾斜の
先端一側には流出口24aが設けてあり、この流
出口24aの下方には裏面セツト盤21の左から
右方向へ玉が自重で転がる程度に傾斜させられ、
右端で下方へ屈曲され、その後略垂直に降下する
誘導路25が連設され、この誘導路25の終端が
賞品球排出装置40の流入口へ接続されている。
誘導路25は、第5図および第6図に示すよう
に、裏面セツト盤21の背面に、樋状の第2空間
部A2を形成するように設けられて、前記流出口
24aに臨む底部に、踏板レバー26が傾動自在
に設けられ、一方の端を誘導路25内部に突出さ
せ、他端にはウエイト27が取り付けてあり、さ
らに踏板レバー26の傾動動作と関連して、玉不
足検出器56が臨ませてある。これは、予備貯留
部24内の玉の有無を検出し、無くなると玉不足
信号を発し、総合管理室(図示せず)に連絡し、
玉補給を促すものである。
に、裏面セツト盤21の背面に、樋状の第2空間
部A2を形成するように設けられて、前記流出口
24aに臨む底部に、踏板レバー26が傾動自在
に設けられ、一方の端を誘導路25内部に突出さ
せ、他端にはウエイト27が取り付けてあり、さ
らに踏板レバー26の傾動動作と関連して、玉不
足検出器56が臨ませてある。これは、予備貯留
部24内の玉の有無を検出し、無くなると玉不足
信号を発し、総合管理室(図示せず)に連絡し、
玉補給を促すものである。
又、誘導路25は予備球を一段二列に自作用的
に整列せしめ誘導するように、仕切壁25aが
徐々に隆起するように設けられて、上記の略垂直
に降下する部分で完全に二列となつている。
に整列せしめ誘導するように、仕切壁25aが
徐々に隆起するように設けられて、上記の略垂直
に降下する部分で完全に二列となつている。
誘導路25の途中には予備貯留部24内の玉の
貯留加減により、誘導路25における玉圧力が微
妙に変化して、玉が二段、三段と重なつて玉止り
現象を起こすのを防止する為に、揺動自在な玉ナ
ラシ28が吊設され、また、一端を軸着すること
により傾動自在な玉押え板29が配設されてい
る。
貯留加減により、誘導路25における玉圧力が微
妙に変化して、玉が二段、三段と重なつて玉止り
現象を起こすのを防止する為に、揺動自在な玉ナ
ラシ28が吊設され、また、一端を軸着すること
により傾動自在な玉押え板29が配設されてい
る。
前記誘導路25の屈曲部25bには、玉抜機構
30を配設すると共に、玉抜路31の受口を臨ま
せてある。屈曲部25bには、外周面の一部を開
閉できるようにされた周壁部32と、これを揺動
自在に保持する揺動杆33と、その上方に傾動自
在な作動杆34が設けてあり、揺動杆33の係止
部33aと作動杆34の凸部34aが係合するよ
うに構成され、外部からの繰作により、その係合
を解くことにより周壁部32を開かせて予備球を
玉抜路31へ導くようにしてある。
30を配設すると共に、玉抜路31の受口を臨ま
せてある。屈曲部25bには、外周面の一部を開
閉できるようにされた周壁部32と、これを揺動
自在に保持する揺動杆33と、その上方に傾動自
在な作動杆34が設けてあり、揺動杆33の係止
部33aと作動杆34の凸部34aが係合するよ
うに構成され、外部からの繰作により、その係合
を解くことにより周壁部32を開かせて予備球を
玉抜路31へ導くようにしてある。
玉抜路31は、上記誘導路25と並設され、流
路の下方部は、第1空間部A1に向かつて折曲さ
れて埋設され、パチンコ機1の下部まで延設され
ており、上記予備球を機外へ抜きとるように構成
されている。
路の下方部は、第1空間部A1に向かつて折曲さ
れて埋設され、パチンコ機1の下部まで延設され
ており、上記予備球を機外へ抜きとるように構成
されている。
それから、上記誘導路25の略垂直に降下する
部分の途中には、各列宛にそれぞれ流路内へ臨む
検出板57aとマイクロスイツチ57bとから成
る流下異常検出器57が設置され、誘導路25内
の玉止りやゴミ等の混入による予備球の流動の異
常を監視し、制御装置50に指令信号を出力する
ようにしてある。
部分の途中には、各列宛にそれぞれ流路内へ臨む
検出板57aとマイクロスイツチ57bとから成
る流下異常検出器57が設置され、誘導路25内
の玉止りやゴミ等の混入による予備球の流動の異
常を監視し、制御装置50に指令信号を出力する
ようにしてある。
すなわち、流下異常検出器57は、誘導路25
内に臨む検出板57aとマイクロスイツチ57b
とからなるので、予備球が正常に流下している場
合には流下球によつて検出板57aが押圧され、
マイクロスイツチ57bから規則的な検出信号が
出力されるが、誘導路25内で玉止まりや異物の
混入のような異常が発生すると、マイクロスイツ
チ57bの検出信号が賞品球排出中でも変化しな
くなつたり、マイクロスイツチ57bの検出信号
が不規則に変化するようになるため、予備球の流
下異常現象を検出できる。さらには、本実施例に
おいては、マイクロスイツチ57aが誘導路25
の屈曲部分に配設されているため、誘導路25内
を流下する予備球1個宛の正常時の通過時間を調
べておき、実際の通過時間が正常時のそれよりも
長くなつてきたときには、予備球自身に付着した
玉アカあるいは誘導路25の壁面に付着した玉ア
カに起因する流下異常として検出することができ
る。
内に臨む検出板57aとマイクロスイツチ57b
とからなるので、予備球が正常に流下している場
合には流下球によつて検出板57aが押圧され、
マイクロスイツチ57bから規則的な検出信号が
出力されるが、誘導路25内で玉止まりや異物の
混入のような異常が発生すると、マイクロスイツ
チ57bの検出信号が賞品球排出中でも変化しな
くなつたり、マイクロスイツチ57bの検出信号
が不規則に変化するようになるため、予備球の流
下異常現象を検出できる。さらには、本実施例に
おいては、マイクロスイツチ57aが誘導路25
の屈曲部分に配設されているため、誘導路25内
を流下する予備球1個宛の正常時の通過時間を調
べておき、実際の通過時間が正常時のそれよりも
長くなつてきたときには、予備球自身に付着した
玉アカあるいは誘導路25の壁面に付着した玉ア
カに起因する流下異常として検出することができ
る。
誘導路25に連設された電動式の賞品球排出装
置40は、一実施例として後で詳述するようにス
プロケツト42と駆動源のパルスモータ41で構
成し、裏面セツト盤21の背面且つ一側に配設可
能に小型化してある。
置40は、一実施例として後で詳述するようにス
プロケツト42と駆動源のパルスモータ41で構
成し、裏面セツト盤21の背面且つ一側に配設可
能に小型化してある。
賞品球排出装置40は、上記入賞領域への打球
の入賞に伴ない遊技者に所定数の賞品球を払い出
す装置であつて、上記入賞検出器55の信号を制
御装置50に連絡して記憶させ、制御装置50の
駆動指令信号に基づいて、1個宛順次、所定数に
達するまでスプロケツト42を回動させるもので
ある。
の入賞に伴ない遊技者に所定数の賞品球を払い出
す装置であつて、上記入賞検出器55の信号を制
御装置50に連絡して記憶させ、制御装置50の
駆動指令信号に基づいて、1個宛順次、所定数に
達するまでスプロケツト42を回動させるもので
ある。
そこで、誘導路25内において前記のような予
備球の流動異常を検知すると、信号形成回路51
が、その時点で賞品球の排出を停止させるか、そ
の排出動作が終了するまで、つまり所定数の賞品
球の排出を待つて次回からの排出を停止させるよ
うにしておいて、信号形成回路51によつて
LED表示素子等の警報ランプ58(第11図参
照)を点灯させて、機能停止の原因がすぐに分る
ようにし、且つ迅速な処置がとれるようにすると
共に、不正確な排出動作による賞品球の不足や、
排出タイミングのずれによるスプロケツト42へ
の玉の噛み込みを確実に防止させるようになつて
いる。
備球の流動異常を検知すると、信号形成回路51
が、その時点で賞品球の排出を停止させるか、そ
の排出動作が終了するまで、つまり所定数の賞品
球の排出を待つて次回からの排出を停止させるよ
うにしておいて、信号形成回路51によつて
LED表示素子等の警報ランプ58(第11図参
照)を点灯させて、機能停止の原因がすぐに分る
ようにし、且つ迅速な処置がとれるようにすると
共に、不正確な排出動作による賞品球の不足や、
排出タイミングのずれによるスプロケツト42へ
の玉の噛み込みを確実に防止させるようになつて
いる。
賞品球排出装置40の下方には、裏面セツト盤
21の背面に、前記第2空間部A2を賞品球排出
装置40の下方まで延長させるように形成された
受皿貯留部36が連設されている。この受皿貯留
部36はS字状に形成された賞品球が整流して流
下できるようにされる共に、流下球を下方に設け
たベル37に衝突させて、爽快音を発生できる構
造となつている。
21の背面に、前記第2空間部A2を賞品球排出
装置40の下方まで延長させるように形成された
受皿貯留部36が連設されている。この受皿貯留
部36はS字状に形成された賞品球が整流して流
下できるようにされる共に、流下球を下方に設け
たベル37に衝突させて、爽快音を発生できる構
造となつている。
さらに、受皿貯留部36は第7図で示すよう
に、ベル37の近傍で、パチンコ機1の前面に設
けてある受皿9へ約90度流路を変換して連通させ
るようにした流路変換部38を有し、流下する賞
品球は、受皿貯留部36の第2空間部A2から、
上記第1空間部A1及び遊技盤8を貫通して、遊
技盤表面に達するようになつている。遊技盤表面
からは、第7図に示すように受皿9と一体に取り
付けた接続樋39により連絡してある。
に、ベル37の近傍で、パチンコ機1の前面に設
けてある受皿9へ約90度流路を変換して連通させ
るようにした流路変換部38を有し、流下する賞
品球は、受皿貯留部36の第2空間部A2から、
上記第1空間部A1及び遊技盤8を貫通して、遊
技盤表面に達するようになつている。遊技盤表面
からは、第7図に示すように受皿9と一体に取り
付けた接続樋39により連絡してある。
そして、遊技中に打球の入賞があると、賞品球
排出装置40が駆動することにより、所定数の賞
品球を受皿貯留部36へ排出し、賞品球は、流下
しベル37に衝突して爽快音を発生し、すみやか
に受皿9へ流出されるようにしてある。
排出装置40が駆動することにより、所定数の賞
品球を受皿貯留部36へ排出し、賞品球は、流下
しベル37に衝突して爽快音を発生し、すみやか
に受皿9へ流出されるようにしてある。
第4図で示すように、受皿貯留部36の流路変
換部38には、左斜め下方に向かつて前記第2空
間部A2を更に延長するように形成され、遊技盤
8前面下部に設けた補助受皿12へ連通する大型
の補助貯留部47が連設されており、受皿9及び
受皿貯留部36が賞品球で満杯になつた時に、自
動的に賞品球が溢れ出て、下方へ流出するように
構成することにより、遊技者の手を煩らわせるこ
となく、たくさんの賞品球を貯留させることがで
き、現在流行中のラツキーセブンと呼ばれるパチ
ンコ機に対処できるようになつている。
換部38には、左斜め下方に向かつて前記第2空
間部A2を更に延長するように形成され、遊技盤
8前面下部に設けた補助受皿12へ連通する大型
の補助貯留部47が連設されており、受皿9及び
受皿貯留部36が賞品球で満杯になつた時に、自
動的に賞品球が溢れ出て、下方へ流出するように
構成することにより、遊技者の手を煩らわせるこ
となく、たくさんの賞品球を貯留させることがで
き、現在流行中のラツキーセブンと呼ばれるパチ
ンコ機に対処できるようになつている。
つまり、第2空間部A2における流路変換部3
8と補助貯留部47の連絡部に、規制片48を突
設し、通常は排出された賞品球が乗り越えないよ
うに規制するが、受皿9が満杯になるにつれて、
受皿貯留部36の上流に向つて貯留してきて流路
変換部38も満杯になると、排出された賞品球
が、前記装置規制片48を自動的に乗り越えて、
補助貯留部47へ流出する構造となつている。
8と補助貯留部47の連絡部に、規制片48を突
設し、通常は排出された賞品球が乗り越えないよ
うに規制するが、受皿9が満杯になるにつれて、
受皿貯留部36の上流に向つて貯留してきて流路
変換部38も満杯になると、排出された賞品球
が、前記装置規制片48を自動的に乗り越えて、
補助貯留部47へ流出する構造となつている。
又、補助貯留部47は、第2空間部A2より、
パチンコ機1前面側へ約90度の流路変換して、遊
技盤8下部を通り、さらに前面枠4を貫通して上
記補助受皿12へ接続されている。以上のように
して裏面セツト盤21の背面に第2空間部A2を
形成するるように上方には予備貯留部24と誘導
路25を配設し、一側方には、誘導路25を連続
して設け、賞品球排出装置40、受皿貯留部3
6、補助貯留部47を取り付け、且つ玉抜路31
を並設させることにより、裏機構盤を一層集約で
きると共に、中央部に比較的広い空部Cが構成可
能となる。空部Cは、上記実施例のように裏面セ
ツト盤21を全面的に一体の構造として第1空間
部A1を形成し、裏面セツト盤21の背部に形成
されるようにしてもよいし、又、前記裏面セツト
盤21の背面に第4図に2点鎖線で示すように集
合板49を装着自在に取り付けることができるよ
うに構成して集合板49の背部に形成されるよう
にしてもよい。このようにすると、第3図に示す
ように裏面セツト盤21の後方へ突出する変動入
賞装置18の突出する開口部を分離可能な集合板
49に形成すればよいので穴抜き加工が容易とな
る。
パチンコ機1前面側へ約90度の流路変換して、遊
技盤8下部を通り、さらに前面枠4を貫通して上
記補助受皿12へ接続されている。以上のように
して裏面セツト盤21の背面に第2空間部A2を
形成するるように上方には予備貯留部24と誘導
路25を配設し、一側方には、誘導路25を連続
して設け、賞品球排出装置40、受皿貯留部3
6、補助貯留部47を取り付け、且つ玉抜路31
を並設させることにより、裏機構盤を一層集約で
きると共に、中央部に比較的広い空部Cが構成可
能となる。空部Cは、上記実施例のように裏面セ
ツト盤21を全面的に一体の構造として第1空間
部A1を形成し、裏面セツト盤21の背部に形成
されるようにしてもよいし、又、前記裏面セツト
盤21の背面に第4図に2点鎖線で示すように集
合板49を装着自在に取り付けることができるよ
うに構成して集合板49の背部に形成されるよう
にしてもよい。このようにすると、第3図に示す
ように裏面セツト盤21の後方へ突出する変動入
賞装置18の突出する開口部を分離可能な集合板
49に形成すればよいので穴抜き加工が容易とな
る。
第8図は、上記電動式の賞品球排出装置40の
一構成例を示す拡大斜視図である。
一構成例を示す拡大斜視図である。
誘導路25の終端部は、図示のごとく、斜め下
方に向かつて折曲され、かつ2条の出口部25
c1,25c2が設けられている。この出口部25
c1,25c2に対向するように分離用のスプロケツ
ト42が配設され、スプロケツト42はパルスモ
ータ41の回転軸に固着され、かつモータ41に
はスプロケツト42と適当な間隔をおいて阻止プ
レート43が固着されている。また、上記スプロ
ケツト42の外周には、パチンコ球が係合可能な
例えば6個の凹部42aと6個の爪部42bとが
形成されている。上記誘導路25終端の出口部2
5c1,25c2は、一方が上記スプロケツト42の
凹部42aに対向しているときは他方が爪部42
bに対向するように構成されている。
方に向かつて折曲され、かつ2条の出口部25
c1,25c2が設けられている。この出口部25
c1,25c2に対向するように分離用のスプロケツ
ト42が配設され、スプロケツト42はパルスモ
ータ41の回転軸に固着され、かつモータ41に
はスプロケツト42と適当な間隔をおいて阻止プ
レート43が固着されている。また、上記スプロ
ケツト42の外周には、パチンコ球が係合可能な
例えば6個の凹部42aと6個の爪部42bとが
形成されている。上記誘導路25終端の出口部2
5c1,25c2は、一方が上記スプロケツト42の
凹部42aに対向しているときは他方が爪部42
bに対向するように構成されている。
そして、阻止プレート43と出口部25c1,2
5c2の端部とは球一つ分の間隔を有するように位
置決めされ、その下方には、受皿貯留部36の上
端に接続された排出樋44が設けられており、爪
部42bに当接した賞品球Bは流出しないように
係止され、凹部42aに係合した賞品球B′は阻
止プレート43に当接して後続の賞品球B″との
間に挾持された後、スプロケツト42が回転する
と爪部42bによつて分離され、下方の排出樋4
4に流下せしめられるようになつている。
5c2の端部とは球一つ分の間隔を有するように位
置決めされ、その下方には、受皿貯留部36の上
端に接続された排出樋44が設けられており、爪
部42bに当接した賞品球Bは流出しないように
係止され、凹部42aに係合した賞品球B′は阻
止プレート43に当接して後続の賞品球B″との
間に挾持された後、スプロケツト42が回転する
と爪部42bによつて分離され、下方の排出樋4
4に流下せしめられるようになつている。
第10図は、上記賞品球排出装置40における
排出作用を示すものであり、同図1のごとく先ず
スプロケツト42の凹部42a1に係合した球B1
がスプロケツトの回転に伴なう爪部42b1の移動
によつて送り出されて分離され、次に球B1の後
続の球B3が同図2のごとく爪部42b1に当接す
ると、そのとき凹部42a3に球B2が係合して爪
部42b2によつて下方へ送り出されて分離され
る。そして、球B2の後続の球B4が爪部42b2に
当接すると、球B3が凹部42a2に係合されて爪
部42b2によつて分離される。このようにして、
スプロケツト42の回転に伴なう分離作用によつ
て、出口部25c1と25c2内に整列している賞品
球が一ずつ交互に取り出されて排出樋44に排出
されて行く。
排出作用を示すものであり、同図1のごとく先ず
スプロケツト42の凹部42a1に係合した球B1
がスプロケツトの回転に伴なう爪部42b1の移動
によつて送り出されて分離され、次に球B1の後
続の球B3が同図2のごとく爪部42b1に当接す
ると、そのとき凹部42a3に球B2が係合して爪
部42b2によつて下方へ送り出されて分離され
る。そして、球B2の後続の球B4が爪部42b2に
当接すると、球B3が凹部42a2に係合されて爪
部42b2によつて分離される。このようにして、
スプロケツト42の回転に伴なう分離作用によつ
て、出口部25c1と25c2内に整列している賞品
球が一ずつ交互に取り出されて排出樋44に排出
されて行く。
また、上記阻止プレート43にはL字状の切欠
きが形成され、この切欠きには第9図に示すごと
く、複数個のセンサ45a〜45dを備えた排出
球検出器45が設けられている。上記センサ45
a〜45dのうち45aと45bは、出口部25
c1と25c2内に次に排出されるべき球があるか否
かを検出し、センサ45cと45dはその球が排
出されたか否かを確認するためのもので、いずれ
も、光センサや近接スイツチを用いて構成するこ
とができる。
きが形成され、この切欠きには第9図に示すごと
く、複数個のセンサ45a〜45dを備えた排出
球検出器45が設けられている。上記センサ45
a〜45dのうち45aと45bは、出口部25
c1と25c2内に次に排出されるべき球があるか否
かを検出し、センサ45cと45dはその球が排
出されたか否かを確認するためのもので、いずれ
も、光センサや近接スイツチを用いて構成するこ
とができる。
上記賞品球排出装置40は、前記入賞球分離器
60内の入賞球検出器55からの入賞検知信号に
よつてモータ41の駆動が開始され、上記排出球
検出器55から出力される信号をカウントして所
定数に達した時点で出力される排出終了信号によ
つてモータが停止され、一回の排出動作を終了す
る。
60内の入賞球検出器55からの入賞検知信号に
よつてモータ41の駆動が開始され、上記排出球
検出器55から出力される信号をカウントして所
定数に達した時点で出力される排出終了信号によ
つてモータが停止され、一回の排出動作を終了す
る。
上記入賞球分離器60は、例えば第11図のよ
うに構成されている。すなわち、入賞球排出路2
2は入口部において一旦側方へ折曲されて開口部
22aが形成され、この開口部22aの下部に可
動片61が回動可能に設けられている。この可動
片61の下方には、入賞球検出用のマイクロスイ
ツチ55が配設され、更にその下方には、ピン6
2によつて回動可能に取り付けられた分離作動杆
63が設けられている。この作動杆63の先端は
上方へ折曲され、上記可動片61の先端開口部よ
り上記入賞球排出路22内に突出可能な折曲片6
3aが形成され、この折曲片63aから球一つ分
だけ離れた位置に阻止片63bが形成されてい
る。
うに構成されている。すなわち、入賞球排出路2
2は入口部において一旦側方へ折曲されて開口部
22aが形成され、この開口部22aの下部に可
動片61が回動可能に設けられている。この可動
片61の下方には、入賞球検出用のマイクロスイ
ツチ55が配設され、更にその下方には、ピン6
2によつて回動可能に取り付けられた分離作動杆
63が設けられている。この作動杆63の先端は
上方へ折曲され、上記可動片61の先端開口部よ
り上記入賞球排出路22内に突出可能な折曲片6
3aが形成され、この折曲片63aから球一つ分
だけ離れた位置に阻止片63bが形成されてい
る。
そして、上記分離作動杆63はその下方に配設
されたソレノイド64によつて回動され、入賞球
を一つずつ分離するようになつている。つまり、
入賞球が排出路22内に入つて来る前は作動杆6
3が上方へ回動されて先端の折曲片63aが排出
路22内に突出している。そのため、同時もしく
は連続した入賞球は第11図1のように折曲片6
3aに当接して止まり一列に整列されるととも
に、先頭の入賞球の自重によつて可動片61が下
方へ回動されマイクロスイツチ55がオンされ
る。
されたソレノイド64によつて回動され、入賞球
を一つずつ分離するようになつている。つまり、
入賞球が排出路22内に入つて来る前は作動杆6
3が上方へ回動されて先端の折曲片63aが排出
路22内に突出している。そのため、同時もしく
は連続した入賞球は第11図1のように折曲片6
3aに当接して止まり一列に整列されるととも
に、先頭の入賞球の自重によつて可動片61が下
方へ回動されマイクロスイツチ55がオンされ
る。
すると、前記賞品球排出装置40が駆動される
とともに、ソレノイド64が励磁されて作動杆6
3が下方へ回動され、先頭の入賞球が第11図2
のごとく排出路22内に流下させられるととも
に、後続の入賞球は阻止片63bによつて流下が
阻止される。しかして、賞品球の排出終了信号が
出力されると、ソレノイド64への通電が遮断さ
れ、作動杆63はスプリング64aの反発力によ
つて上方へ回動される。すると、阻止片63bの
係合が外れて次の入賞球が可動片61上へ移動し
てきてマイクロスイツチ55をオンさせる。
とともに、ソレノイド64が励磁されて作動杆6
3が下方へ回動され、先頭の入賞球が第11図2
のごとく排出路22内に流下させられるととも
に、後続の入賞球は阻止片63bによつて流下が
阻止される。しかして、賞品球の排出終了信号が
出力されると、ソレノイド64への通電が遮断さ
れ、作動杆63はスプリング64aの反発力によ
つて上方へ回動される。すると、阻止片63bの
係合が外れて次の入賞球が可動片61上へ移動し
てきてマイクロスイツチ55をオンさせる。
このようにして、入賞球分離器60において入
賞球が一つずつ分離されて入賞球ごとに検知信号
が出力され、賞品球の排出が行なわれて行く。
賞球が一つずつ分離されて入賞球ごとに検知信号
が出力され、賞品球の排出が行なわれて行く。
第12図は上記賞品球排出装置40および入賞
球分離器60の電気的な制御システムの一例を示
すブロツク図である。
球分離器60の電気的な制御システムの一例を示
すブロツク図である。
入賞球検出器(マイクロスイツチ)55から
個々の入賞球ごとに発生される入賞検知信号(パ
ルス)は、信号形成回路51に供給される。この
入賞検知信号に基づいて駆動信号が形成されて、
賞品球排出装置40内のモータ41に供給され、
排出が開始される。しかして、このとき、誘導路
25内に予備球がない場合には、入賞検知信号が
入つて来ても駆動信号は形成されずモータ41お
よび入賞球分離器60内のソレノイド64は駆動
されないようにすることもできる。
個々の入賞球ごとに発生される入賞検知信号(パ
ルス)は、信号形成回路51に供給される。この
入賞検知信号に基づいて駆動信号が形成されて、
賞品球排出装置40内のモータ41に供給され、
排出が開始される。しかして、このとき、誘導路
25内に予備球がない場合には、入賞検知信号が
入つて来ても駆動信号は形成されずモータ41お
よび入賞球分離器60内のソレノイド64は駆動
されないようにすることもできる。
一方、モータ41が駆動されて排出が開始され
ると、排出検出器45から排出球ごとにパルス信
号が出力され、カウンタ52に供給されて計数さ
れる。カウンタ52の計数値は、設定器53内の
設定値とともに比較回路54に供給されて比較さ
れる。設定器53には一個の入賞球に対して払い
出すべき賞品球数がセツトされるようになつてお
り、カウンタ52の計数値が設定値に一致すると
比較回路54から排出終了信号が出力される。こ
の終了信号によつて賞品球排出装置のモータ41
が停止されるとともに、入賞球分離器60内のソ
レノイド64が消磁される。
ると、排出検出器45から排出球ごとにパルス信
号が出力され、カウンタ52に供給されて計数さ
れる。カウンタ52の計数値は、設定器53内の
設定値とともに比較回路54に供給されて比較さ
れる。設定器53には一個の入賞球に対して払い
出すべき賞品球数がセツトされるようになつてお
り、カウンタ52の計数値が設定値に一致すると
比較回路54から排出終了信号が出力される。こ
の終了信号によつて賞品球排出装置のモータ41
が停止されるとともに、入賞球分離器60内のソ
レノイド64が消磁される。
そのため、排出球が所定数に達すると、賞品球
の排出が終了され、入賞球分離器60において後
続の入賞球の分離検出が行なわれ、再び上記動作
を繰り返して所定数の賞品球の排出が行なわれ
る。
の排出が終了され、入賞球分離器60において後
続の入賞球の分離検出が行なわれ、再び上記動作
を繰り返して所定数の賞品球の排出が行なわれ
る。
また、信号形成回路51は、誘導路25の途中
に設けられた流下異常検出器57からの信号に基
づいて球の流下異常を監視していて異常信号が入
つて来た場合には入賞検知信号が入つて来ても排
出装置40を動作させないようになつている。上
記流下異常検出器57は誘導路25内を2列に整
列されて流下してくる予備球の列ごとに設けられ
ている。
に設けられた流下異常検出器57からの信号に基
づいて球の流下異常を監視していて異常信号が入
つて来た場合には入賞検知信号が入つて来ても排
出装置40を動作させないようになつている。上
記流下異常検出器57は誘導路25内を2列に整
列されて流下してくる予備球の列ごとに設けられ
ている。
以上説明したようにこの発明においては、パチ
ンコ遊技機の裏機構盤とこれに関連した賞品球排
出装置およびその排出制御を、従来の入賞球自身
による純機械式のものから、シンプルな入賞球分
離器と、モータ等を駆動手段とした小型かつ高速
排出可能な電動式の賞品球排出装置とし、これら
の装置とその制御を司どる制御装置とを、裏面セ
ツト盤上に機能的且つ有効的に集約配設したので
従来にない新規な種々の効果を奏するものであ
る。
ンコ遊技機の裏機構盤とこれに関連した賞品球排
出装置およびその排出制御を、従来の入賞球自身
による純機械式のものから、シンプルな入賞球分
離器と、モータ等を駆動手段とした小型かつ高速
排出可能な電動式の賞品球排出装置とし、これら
の装置とその制御を司どる制御装置とを、裏面セ
ツト盤上に機能的且つ有効的に集約配設したので
従来にない新規な種々の効果を奏するものであ
る。
例えば、従来のパチンコ遊技機における賞品球
排出機構に比べて部品点数が少なくなり、装置全
体をコンパクトに構成できるとともに、これによ
つて裏機構盤の構成が簡略化され、組立や位置決
め調整等が容易になる。しかも、賞品球排出装置
を裏面セツト盤の一側方に偏位せしめて取り付
け、該賞品球排出装置の上方には賞品球の予備貯
留部を設けて、且つ該予備貯留部内の予備球を自
作用的に整流せしめて誘導する誘導路を連設し、
その流下端部を上記偏位された賞品球排出装置の
流入口に接続させ、上記賞品球排出装置の下方に
設けた受皿貯留部に賞品球排出装置の排出口を連
通せしめ、該受皿貯留部には補助受皿に連通する
補助貯留部を連設することによつて、裏面セツト
盤の中央に広い空部を形成させることができる。
その結果、裏面セツト盤の保守、点検が容易にな
ると共にこの空部を利用して例えば遊技盤中央に
裏面セツト盤側へ大きく突出するような大型のや
く物と呼ばれる変動入賞装置やデイスプレイ装置
を取り付けることができる。
排出機構に比べて部品点数が少なくなり、装置全
体をコンパクトに構成できるとともに、これによ
つて裏機構盤の構成が簡略化され、組立や位置決
め調整等が容易になる。しかも、賞品球排出装置
を裏面セツト盤の一側方に偏位せしめて取り付
け、該賞品球排出装置の上方には賞品球の予備貯
留部を設けて、且つ該予備貯留部内の予備球を自
作用的に整流せしめて誘導する誘導路を連設し、
その流下端部を上記偏位された賞品球排出装置の
流入口に接続させ、上記賞品球排出装置の下方に
設けた受皿貯留部に賞品球排出装置の排出口を連
通せしめ、該受皿貯留部には補助受皿に連通する
補助貯留部を連設することによつて、裏面セツト
盤の中央に広い空部を形成させることができる。
その結果、裏面セツト盤の保守、点検が容易にな
ると共にこの空部を利用して例えば遊技盤中央に
裏面セツト盤側へ大きく突出するような大型のや
く物と呼ばれる変動入賞装置やデイスプレイ装置
を取り付けることができる。
従来のパチンコ機にあつては、裏面セツト盤の
中央に充分な空部を形成できないため遊技盤に変
動入賞装置を取り付ける場合にもその大きさに制
約があつたが、本発明によれば、大型の変動入賞
装置を取り付けることができるようになり、これ
によつて遊技客を充分に満足させることができる
趣向性の高い変動入賞装置を付加することがで
き、パチンコ機の娯楽性を高め、商品価値を向上
させることが可能となる。
中央に充分な空部を形成できないため遊技盤に変
動入賞装置を取り付ける場合にもその大きさに制
約があつたが、本発明によれば、大型の変動入賞
装置を取り付けることができるようになり、これ
によつて遊技客を充分に満足させることができる
趣向性の高い変動入賞装置を付加することがで
き、パチンコ機の娯楽性を高め、商品価値を向上
させることが可能となる。
また、裏面セツト盤を第1、第2空間部の重合
構造として強度の向上を図るとともに有効利用空
間を広くさせたことにより、大型の変動入賞装置
の採用に伴なう多量の入賞球の発生に対応して受
皿貯留部および補助貯留部を大型化させることも
できるようになる。
構造として強度の向上を図るとともに有効利用空
間を広くさせたことにより、大型の変動入賞装置
の採用に伴なう多量の入賞球の発生に対応して受
皿貯留部および補助貯留部を大型化させることも
できるようになる。
しかも、この発明においては、予備球や賞品球
の流下を監視して予備球の不足や、異物の混入等
による玉詰まりなどの異常を検出した場合には、
直ちに賞品球の排出に関わる動作を停止するよう
にしているので、空排出や中途半端な賞球排出が
防止され、遊技客に対し不公平な結果をもたらす
ことがない。
の流下を監視して予備球の不足や、異物の混入等
による玉詰まりなどの異常を検出した場合には、
直ちに賞品球の排出に関わる動作を停止するよう
にしているので、空排出や中途半端な賞球排出が
防止され、遊技客に対し不公平な結果をもたらす
ことがない。
さらに、この発明においては、複数の入賞球が
連続して発生した場合これを一旦貯留させてお
き、賞品球排出装置において例えば排出直前もし
くは直後の賞品球を検出することにより排出状態
を検出し、所定数の賞品球の払出しが終了したと
きに排出終了信号を発生させ、この信号に基づい
て貯留されている入賞球を一個宛通過させて次の
入賞検知信号を発生させるようにしたので、賞品
球排出装置における排出を確認してから次の排出
動作が行なわれるようになる。しかも、このよう
な入賞球対応型の排出制御方式をとることによつ
て、ノイズ対策や停電対策を必要とする電子的な
記憶回路が不要となり、かつ入賞球を1個ずつ分
離して検出するためそれほど高性能の検出器を設
ける必要がないので裏機構盤全体のコストアツプ
を抑えることができる。
連続して発生した場合これを一旦貯留させてお
き、賞品球排出装置において例えば排出直前もし
くは直後の賞品球を検出することにより排出状態
を検出し、所定数の賞品球の払出しが終了したと
きに排出終了信号を発生させ、この信号に基づい
て貯留されている入賞球を一個宛通過させて次の
入賞検知信号を発生させるようにしたので、賞品
球排出装置における排出を確認してから次の排出
動作が行なわれるようになる。しかも、このよう
な入賞球対応型の排出制御方式をとることによつ
て、ノイズ対策や停電対策を必要とする電子的な
記憶回路が不要となり、かつ入賞球を1個ずつ分
離して検出するためそれほど高性能の検出器を設
ける必要がないので裏機構盤全体のコストアツプ
を抑えることができる。
第1図は従来のパチンコ遊技機の裏面セツト盤
の一構成例を示す背面図、第2図はパチンコ遊技
機の遊技盤の構成の一例を示す正面図、第3図は
本発明の一実施例を示す裏面セツト盤の斜視図、
第4図は同じくその背面図、第5図は第4図にお
ける−線断面図、第6図は同じく−線断
面図、第7図は−線断面図、第8図は賞品球
排出装置の一構成例を示す斜視図、第9図は排出
球検出器の取付例を示す斜視図、第10図は賞品
球排出装置における排出作用を示す作用説明図、
第11図は入賞球分離器の一実施例を示す拡大説
明図、第12図は本発明における裏機構盤の制御
システムの構成の一例を示すブロツク図である。 8……遊技盤、9……受皿、12……補助受
皿、14……障害部材、15〜18……入賞領
域、21……裏面セツト盤、24……予備貯留
部、25……誘導路、26……受皿貯留部、40
……賞品球排出装置、41……モータ、42……
スプロケツト、45……排出球検出器、47……
補助貯留部、55……入賞球検出器(信号発生手
段)、57……流下異常検出器(流動監視手段)、
60……入賞球分離器、A1……第1空間部、A2
……第2空間部、C……空部。
の一構成例を示す背面図、第2図はパチンコ遊技
機の遊技盤の構成の一例を示す正面図、第3図は
本発明の一実施例を示す裏面セツト盤の斜視図、
第4図は同じくその背面図、第5図は第4図にお
ける−線断面図、第6図は同じく−線断
面図、第7図は−線断面図、第8図は賞品球
排出装置の一構成例を示す斜視図、第9図は排出
球検出器の取付例を示す斜視図、第10図は賞品
球排出装置における排出作用を示す作用説明図、
第11図は入賞球分離器の一実施例を示す拡大説
明図、第12図は本発明における裏機構盤の制御
システムの構成の一例を示すブロツク図である。 8……遊技盤、9……受皿、12……補助受
皿、14……障害部材、15〜18……入賞領
域、21……裏面セツト盤、24……予備貯留
部、25……誘導路、26……受皿貯留部、40
……賞品球排出装置、41……モータ、42……
スプロケツト、45……排出球検出器、47……
補助貯留部、55……入賞球検出器(信号発生手
段)、57……流下異常検出器(流動監視手段)、
60……入賞球分離器、A1……第1空間部、A2
……第2空間部、C……空部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 遊技盤の裏面に取り付けられる裏面セツト盤
に、一側方に偏位させて中央に空部を形成するよ
うに賞品球排出装置を取り付けるとともに、該賞
品球排出装置の上方には賞品球の予備貯留部を設
け、かつ該予備貯留部内の予備球を自作用的に整
流せしめて誘導する誘導路を連設し、その流下端
部を上記偏位された賞品球排出装置の流入口に接
続させ、上記賞品球排出装置の下方に設けた受皿
貯留部に賞品球排出装置の排出口を連通せしめ、
上記受皿貯留部には補助受皿に連通する補助貯留
部を連設するとともに、上記遊技盤に打ち込まれ
た打球の入賞を個別的に検出して対応する入賞検
知信号を発生する信号発生手段と、上記入賞検知
信号に基づいて賞品球の排出を開始する上記賞品
球排出装置の排出状態を検出し、所定数の賞品球
が排出されたときに排出終了信号を発生する手段
と、連続もしくは同時入賞球を一時的にストツク
し、上記排出終了信号を受けて後続の入賞球を一
個宛通過させる手段と、予備球の流下異常を検出
する流動監視手段とを設け、流下する予備球の異
常を検出した場合には少なくとも上記賞品球の排
出に関わる作動を停止させるようにしたことを特
徴とするパチンコ遊技機。 2 前記賞品球排出装置が、予備球の誘導路の終
端に配置されたスプロケツトと、上記駆動指令信
号によつて駆動され上記スプロケツトを回動可能
にさせる駆動手段とにより構成されてなることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のパチンコ
遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7903583A JPS59203581A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パチンコ遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7903583A JPS59203581A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パチンコ遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8948392A Division JPH0661386B2 (ja) | 1992-03-12 | 1992-03-12 | パチンコ遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59203581A JPS59203581A (ja) | 1984-11-17 |
JPH0330383B2 true JPH0330383B2 (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=13678660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7903583A Granted JPS59203581A (ja) | 1983-05-06 | 1983-05-06 | パチンコ遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59203581A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2585538B2 (ja) * | 1986-06-18 | 1997-02-26 | 株式会社 ソフイア | パチンコ遊技機 |
JP2579287B2 (ja) * | 1995-03-20 | 1997-02-05 | 株式会社三共 | 弾球遊技機 |
JP2545343B2 (ja) * | 1995-07-20 | 1996-10-16 | 株式会社三洋物産 | パチンコ遊技機 |
JP2720337B2 (ja) * | 1996-03-08 | 1998-03-04 | 株式会社ソフィア | 遊技機 |
-
1983
- 1983-05-06 JP JP7903583A patent/JPS59203581A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59203581A (ja) | 1984-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0330382B2 (ja) | ||
JPH0330383B2 (ja) | ||
JPH0332388B2 (ja) | ||
JP2620217B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH054117B2 (ja) | ||
JP2511248B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JPH05146548A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JPH03195583A (ja) | 遊技機 | |
JPH0596052A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2566110B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH047238B2 (ja) | ||
JPH0671493B2 (ja) | パチンコ遊技機 | |
JP2880985B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPS60199481A (ja) | パチンコ遊技機における球払出方法 | |
JP2511248C (ja) | ||
JPH04164474A (ja) | 弾球遊技機 | |
JPS60193484A (ja) | パチンコ遊技機における賞品球払出装置 | |
JP2514436B2 (ja) | パチンコ機 | |
JPH0450033B2 (ja) | ||
JPH04241890A (ja) | パチンコ機 | |
JP2748021B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH0453821Y2 (ja) | ||
JP2796989B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH04174691A (ja) | パチンコ機 | |
JPH02295584A (ja) | 弾球遊技機 |