JP2817051B2 - フォーカルプレーンシャッタ - Google Patents
フォーカルプレーンシャッタInfo
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- JP2817051B2 JP2817051B2 JP3583589A JP3583589A JP2817051B2 JP 2817051 B2 JP2817051 B2 JP 2817051B2 JP 3583589 A JP3583589 A JP 3583589A JP 3583589 A JP3583589 A JP 3583589A JP 2817051 B2 JP2817051 B2 JP 2817051B2
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- JP
- Japan
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- blade
- lever
- driving
- rear blade
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Description
本発明はカメラ用のフォーカルプレーンシャッタに関
し,特に,シャッタ駆動機構のチャージ力量を低減でき
る様にしたフォーカルプレーンシャッタに関する。
し,特に,シャッタ駆動機構のチャージ力量を低減でき
る様にしたフォーカルプレーンシャッタに関する。
近年ではフィルムの巻き上げを自動化するためにモー
タを内蔵したカメラが一般化してきており,特にフォー
カルプレーンシャッタを使用したモータ内蔵型の一眼レ
フカメラにおいては,フィルムの巻き上げ,シャッタの
チャージの他に,ミラー機構や自動絞り機構等のチャー
ジも上記のモータを駆動源として行っている。 従って,モータ内蔵型のこの種のカメラにおいては,
上記のモータや駆動用電源の負担を軽減するために,各
種機構のチャージ力量の低減が求められている。 このため,フォーカルプレーンシャッタにおいては,
羽根の軽量化を図って被駆動部材の慣性モーメントを減
少させることにより,チャージ力量の低減を図っている
が、幕速の上昇が求められる今日においては、羽根の軽
量化によるチャージ力量の低減は最早限界に来ている。
タを内蔵したカメラが一般化してきており,特にフォー
カルプレーンシャッタを使用したモータ内蔵型の一眼レ
フカメラにおいては,フィルムの巻き上げ,シャッタの
チャージの他に,ミラー機構や自動絞り機構等のチャー
ジも上記のモータを駆動源として行っている。 従って,モータ内蔵型のこの種のカメラにおいては,
上記のモータや駆動用電源の負担を軽減するために,各
種機構のチャージ力量の低減が求められている。 このため,フォーカルプレーンシャッタにおいては,
羽根の軽量化を図って被駆動部材の慣性モーメントを減
少させることにより,チャージ力量の低減を図っている
が、幕速の上昇が求められる今日においては、羽根の軽
量化によるチャージ力量の低減は最早限界に来ている。
本発明はこの様な現状に鑑みてなされたものであり,
チャージ力の伝達効率を向上させることによりチャージ
力量の低減を図ろうとするものである。 要約すれば,本発明のフォーカルプレーンシャッタ
は:チャージされた先羽根駆動用スプリングを解放する
ことにより,露出用アパーチュアを遮蔽する状態にある
先羽根群を,前記露出用アパーチュアを開口する方向に
向けて走行させるとともに,前記先羽根駆動用スプリン
グが解放されたタイミングから所望される時間差を置い
たタイミングで,チャージされた後羽根駆動用スプリン
グを解放することにより,前記露出用アパーチュアを開
口する状態にある後羽根群を,前記露出用アパーチュア
を遮蔽する方向に向けて走行させる様にしたフォーカル
プレーンシャッタを前提とするものであり:前記各々の
羽根群毎に:前記各々の羽根群と連結され,その往復動
作によって前記対応する各々の羽根群を前進方向及び後
退方向に作動させる作動部材と:前記各々の駆動用スプ
リングに付勢され,前記対応する各々の作動部材を後退
方向から前進方向に向けて係合する係合部が形成された
駆動部材とを具備するとともに:該各々の駆動部材は,
前記対応する各々の作動部材が前進限に達する以前に前
進動作が終了する様に自身の前進限が規制されたもので
ある。
チャージ力の伝達効率を向上させることによりチャージ
力量の低減を図ろうとするものである。 要約すれば,本発明のフォーカルプレーンシャッタ
は:チャージされた先羽根駆動用スプリングを解放する
ことにより,露出用アパーチュアを遮蔽する状態にある
先羽根群を,前記露出用アパーチュアを開口する方向に
向けて走行させるとともに,前記先羽根駆動用スプリン
グが解放されたタイミングから所望される時間差を置い
たタイミングで,チャージされた後羽根駆動用スプリン
グを解放することにより,前記露出用アパーチュアを開
口する状態にある後羽根群を,前記露出用アパーチュア
を遮蔽する方向に向けて走行させる様にしたフォーカル
プレーンシャッタを前提とするものであり:前記各々の
羽根群毎に:前記各々の羽根群と連結され,その往復動
作によって前記対応する各々の羽根群を前進方向及び後
退方向に作動させる作動部材と:前記各々の駆動用スプ
リングに付勢され,前記対応する各々の作動部材を後退
方向から前進方向に向けて係合する係合部が形成された
駆動部材とを具備するとともに:該各々の駆動部材は,
前記対応する各々の作動部材が前進限に達する以前に前
進動作が終了する様に自身の前進限が規制されたもので
ある。
即ち,本発明のフォーカルプレーンシャッタは,基本
的には,チャージされた先羽根駆動用スプリングを解放
することにより,露出用アパーチュアを遮蔽する状態に
ある先羽根群を前記露出用アパーチュアを開口する前記
方向に向けて走行させて露出動作を開始し,前記先羽根
駆動用スプリングが解放されたタイミングから所望され
る時間差をおいたタイミングで,チャージされた後羽根
駆動用スプリングを解放することにより,前記露出用ア
パーチュアを開口する状態にある後羽根群を前記露出用
アパーチュアを遮蔽する前進方向に向けて走行させて露
出動作を終了させるものである。 各々の羽根群毎に設けられた駆動用スプリングは,対
応する各々の駆動部材を前進方向に付勢し,対応する作
動部材は対応する駆動部材に係合されて前進方向に走行
する。 各々の駆動部材が前進限まで走行して前進を規定され
た後は対応する作動部材は慣性力により自身の前進限ま
で惰走するので,作動部材の作動角度よりも駆動部材の
作動角度を小さくすることができ,初期チャージ時のチ
ャージ力の伝達効率を向上させることができる。
的には,チャージされた先羽根駆動用スプリングを解放
することにより,露出用アパーチュアを遮蔽する状態に
ある先羽根群を前記露出用アパーチュアを開口する前記
方向に向けて走行させて露出動作を開始し,前記先羽根
駆動用スプリングが解放されたタイミングから所望され
る時間差をおいたタイミングで,チャージされた後羽根
駆動用スプリングを解放することにより,前記露出用ア
パーチュアを開口する状態にある後羽根群を前記露出用
アパーチュアを遮蔽する前進方向に向けて走行させて露
出動作を終了させるものである。 各々の羽根群毎に設けられた駆動用スプリングは,対
応する各々の駆動部材を前進方向に付勢し,対応する作
動部材は対応する駆動部材に係合されて前進方向に走行
する。 各々の駆動部材が前進限まで走行して前進を規定され
た後は対応する作動部材は慣性力により自身の前進限ま
で惰走するので,作動部材の作動角度よりも駆動部材の
作動角度を小さくすることができ,初期チャージ時のチ
ャージ力の伝達効率を向上させることができる。
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に説明す
るが,具体的な実施例の説明に先立って本発明の基本原
理を第1図を参照して説明する。 先ず,第1図においてA(A1・A2・A3)は軸Bに枢支
された被チャージ部材であり,角度θ1の範囲で揺動す
る。 被チャージ部材Aの例えば先端部分にはカムフォロア
P(P1・P2・P3)が設けられ,走行完了時のカムフォロ
アの位置を点P1とした場合には,カムフォロアPは被チ
ャージ部材Aの長さを半径とする円弧C上の点P2を通過
して,初期セット位置P3まで復帰する。 次に,D(D1・D2・D3)は被チャージ部材Aをチャージ
するためのセットカムであり,軸E上に枢支されてい
る。セットカムDをD1の位置からD3の位置に向けて右旋
させると,セットカムDはカムフォロアPと点P1・P2・
P3の位置で順次当接しながら,被セット部材AをA1の位
置からA3の位置に向けて左旋させる。 即ち,セットカムDの回転力が被チャージ部材Aをチ
ャージするためのチャージ駆動力となる。 今,カムフォロアPが点P1・P2・P3の位置にある時
に,セットカムDの回転力であるチャージ駆動力Fは各
点P1・P2・P3におけるセットカムDの旋回軌跡の接線方
向を向く。 一方,カムフォロアPが点P1・P2・P3の位置にある時
に,セットカムDから被チャージ部材Aに伝達されるチ
ャージ力fは各点P1・P2・P3における被チャージ部材A
の旋回軌跡の接線方向を向く。 そして,各点P1・P2・P3におけるチャージ力fの大き
さは,各点P1・P2・P3における被チャージ部材Aの旋回
軌跡の接線とセットカムDの旋回軌跡の接線とが形成す
る角度をθ2と定義した場合に,f=Fcosθ2で示され
る。 即ち,セットカムDが発生するチャージ駆動力Fから
被チャージ部材Aのチャージ力fへの伝達効率はカムフ
ォロアPが軸Bと軸Eを結ぶ線分上の点P2の位置にある
時が最大で,カムPの位置が上記のP2の位置から離れる
ほど伝達効率は低下する。 従って,被チャージ部材Aのセット角θ1を狭小なら
しめることができれば,チャージ駆動力Fからチャージ
力fへの伝達効率は全体として向上することになる。 しかしながら,従来のシャッタ機構では被チャージ部
材Aが直接的にシャッタ羽根の開閉機構と連結され,被
チャージ部材Aのセット角θ1がシャッタ羽根の開閉機
構の作動角と一対一に対応していたので,被チャージ部
材Aのセット角θ1を狭小ならしめた場合にはシャッタ
羽根の開閉機構の作動角も狭小ならしめることになるの
で,シャッタ羽根の開閉機構における作動量の増幅率を
上昇させる必要があり,チャージ駆動力Fからチャージ
力fへの伝達効率の向上がシャッタ羽根の開閉機構にお
ける作動量の増幅率の上昇によって相殺され,結果的に
はチャージ力量を低減することができなかった。 本発明はシャッタ羽根の開閉機構から被チャージ部材
を分離して,シャッタ羽根の開閉機構が走行途中にある
時に既に被チャージ部材の旋回を停止させるとともに,
それ以後はシャッタ羽根の開閉機構を慣性力によって惰
走させる様にすることにより,シャッタ羽根の開閉機構
の作動角は維持しながら,被チャージ部材のセット角θ
1を狭小ならしめることによって,チャージ駆動力Fか
らチャージ力fへの伝達効率を向上させ,チャージ力量
を低減させる様にしたものである。 次に,第2図は本発明の1実施例に係るフォーカルプ
レーンシャッタの先羽根1及び後羽根2を構成する羽根
群並びに先羽根1を走行させるための連結レバー3・4
及び後羽根2を走行させるための連結レバー5・6の初
期状態を示す平面図であり,地板7の中央部分に形成さ
れた露出用のアパーチュア7aは初期状態では先羽根1に
よって遮蔽されている。 先ず,連結レバー3は軸8によって,連結レバー4は
軸9によって,各々地板7に揺動自在に支持されてい
る。 先羽根1を構成する羽根1a・1b・1c・1dは,各々ビス
3a・3b・3c・3dによって連結レバー3に回転カシメされ
るとともに,各々ビス4a・4b・4c・4dによって連結レバ
ー4に回転カシメされている。 又,地板7に形成されたスロット7bを貫通した先羽根
駆動ピン10が連結レバー3に係合されており,先羽根駆
動ピン10をスロット7bに沿って下降させると連結レバー
3は軸8を中心に右旋し,これに連動して連結レバー4
も軸9を中心にて右旋するので,先羽根1を構成する羽
根1a・1b・1c・1dは下方に走行してアパーチュア7aを開
口する。 同様に,連結レバー5は軸11によって,連結レバー6
は軸12によって,各々地板7に揺動自在に支持されてい
る。 後羽根2を構成する羽根2a・2b・2c・2dは,各々5a・
5b・5c・5dによって連結レバー5に回転カシメされると
ともに,各々ビス6a・6b・6c・6dによって連結レバー6
に回転カシメされている。 又,地板7に形成されたスロット7cを貫通した後羽根
駆動ピン13が連結レバー5に係合されており,後羽根駆
動ピン13をスロット7cに沿って下降させると連結レバー
5は軸11を中心に右旋し,これに連動して連結レバー6
も軸12を中心にして右旋するので,後羽根2を構成する
羽根2a・2b・2c・2dは下方に走行してアパーチュア7aを
遮蔽する。 次に,第3図乃至第5図は第2図に示すシャッタ機構
を駆動するための駆動機構の1実施例を示す平面図であ
り,これらの図面中で,第3図はシャッタがチャージさ
れた状態を,第4図は先羽根が走行を終了するとともに
後羽根が走行を開始する以前の状態を,第5図は後羽根
が走行を終了した状態を各々示す。又,第3図乃至第5
図中に示す機構要素中にはスプリングによって付勢され
ている要素が多く存在するが,図面の煩雑化を避けるた
め本発明にとって重要なスプリング以外は矢印によって
単に付勢方向のみを表示する。更に,図面の煩雑化を避
けるために,第4図及び第5図においては各々の動作状
態の説明時に説明書本文で言及する要素に関してのみ符
号を付す。 先ず,先羽根の駆動機構に関して説明する。 地板7上の軸14には裏面に既述の先羽根駆動ピン10が
植設された先羽根作動レバー15が揺動自在に支持され,
先羽根作動レバー15の手前側に先羽根駆動レバー16(本
実施例では,この先羽根駆動レバー16が第1図に示した
被チャージ部材Aに相当する。)が同じく軸14に揺動自
在に支持されており,先羽根作動のレバー15と先羽根駆
動レバー16の間には弱いスプリング18が架け渡されてい
る。 次に,19は先羽根1の駆動力源となる捩じりバネであ
り,捩じりバネ19の固定端は図外のカメラボディに固着
されたピン20に係合され,捩じりバネ19の作動端は先羽
根駆動レバー16に植設されたピン17に係合されており,
先羽根駆動レバー16は軸14を中心とした右旋力を捩じり
バネ19から受けている。 そして,先羽根作動レバー15に形成された立曲部15a
は先羽根駆動レバー16に形成されたアーム16aに係合さ
れているので,先羽根作動レバー15も先羽根駆動レバー
16を介して軸14を中心とした右旋力を捩じりバネ19から
受けることになる。 しかしながら,初期状態においては先羽根駆動レバー
16に形成された立曲部16bが軸21に軸支された係止レバ
ー22に係合されて上記右旋を規制されており,係止レバ
ー22が図外の電磁レリーズ部材によって右旋して立曲部
16bの係合が解除された後に上記右旋が可能となる。 次に,23はストッパであり,先羽根作動レバー15及び
先羽根駆動レバー16はストッパ23に当接して停止する。 従って,先羽根作動レバー15及び先羽根駆動レバー16
にはストッパ23に当接する接触面15b及び16cが各々形成
されているが,本実施例ではその特徴点として先羽根動
作レバー15に形成された接触面15bは先羽根駆動レバー1
6に形成された接触面16cよりも初期状態において後退し
ており、接触面16cがストッパ23に当接して先羽根駆動
レバー16が走行を停止した後は,先羽根作動レバー15は
接触面15bがストッパ23に当接するまで慣性力によって
惰走する。即ち,本実施例では第1図の被チャージ部材
Aに相当する先羽根駆動レバー16の作動角度は先羽根1
に連結された部材である先羽根作動レバー15の作動角度
よりも小さい。 次に,後羽根の駆動機構に関して説明する。 地板7上の軸24には裏面に既述の後羽根駆動ピン13が
植設された後羽根作動レバー25が揺動自在に支持され,
この後羽根作動レバー25の手前側に後羽根駆動レバー26
(本実施例では,この後羽根駆動レバー26も第1図に示
した被チャージ部材Aに相当する。)が同じく軸24に揺
動自在に支持されており,後羽根動作レバー25と後羽根
駆動レバー26の間には弱いスプリング28が架け渡されて
いる。 次に,29は後羽根2の駆動力源となる捩じりバネであ
り,捩じりバネ29の固定端は図外のカメラボディに固着
されたピン30に係合され,捩じりバネ29の作動端は後羽
根駆動レバー26に植設されたピン27に係合されており,
後羽根駆動レバー26は軸24を中心とした右旋力を捩じり
バネ29から受けている。 そして,後羽根作動レバー25に植設ピンた25aは後羽
根駆動レバー26に形成されたアーム26aに係合されてい
るので,後羽根作動レバー25も後羽根駆動レバー26を介
して軸24を中心とした右旋力を捩じりバネ29から受けと
ることになる。 しかしながら,初期状態においては後羽根駆動レバー
26に形成されと立曲部26bが軸31に軸支された係止レバ
ー32に係合されて上記右旋を規制されており,係止レバ
ー32が図外の電磁レリーズ部材によって右旋して立曲部
26bの係合が解除された後に上記右旋が可能となる。 次に,33はストッパであり,後羽根作動レバー25及び
後羽根駆動レバー26はストッパ33に当接して停止する。 従って,後羽根作動レバー25及び後羽根駆動レバー26
にはストッパ33に当接する接触面25及び26cが各々形成
されているが,本実施例ではその特徴点として後羽根作
動レバー25に形成された接触面25bは後羽根駆動レバー2
6に形成された接触面26cよりも初期状態において後退し
ており,本発明では接触面26cがストッパ33に当接して
御羽根駆動レバー26が走行を停止した後は,後羽根作動
レバー25は接触面25bがストッパ33に当接するまで慣性
力によって惰走する。即ち,本実施例では第1図の被チ
ャージ部材Aに相当する後羽根駆動レバー26の作動角度
は後羽根2に連結された部材である後羽根作動レバー25
の作動角度よりも小さい。 次に,34はシャッタ機構を初期セットするためのセッ
トレバーである。 このセットレバー34は軸35に揺動自在に支持され,セ
ットリンク36を介してセットカム37(本実施例では,こ
のセットカム37が第1図に示したセットカムDに相当す
る。)と連結されており,スプリングの付勢力に抗して
セットレバー34を軸35を中心に右旋させると,セットカ
ム37は軸38を中心に右旋する。セットカム37に形成され
たカム面37aは先羽根駆動レバー16に回転自在に軸支さ
れたセットローラ16dと当接しており,セットカム37の
右旋時に先羽根駆動レバー16を左旋させる。又,セット
カム37に形成されたカム面37bは後羽根駆動レバー26に
回転自在に軸支されとセットローラ26dと当接してお
り,セットカム37の右旋時に後羽根駆動レバー26を左旋
させる。 更に,41は先羽根1が走行を終了した後後羽根2が走
行を終了する迄の期間において先羽根作動レバー15を係
合することにより先羽根1が逆走することを防止する先
羽根バウンドストッパであり,先羽根バウンドストッパ
41は軸38に回転自在に支持されるとともに,スプリング
によって右旋習性を与えられているが,ストッパ42に当
接して右旋を規制されている。尚,この先羽根バウンド
ストッパ41の詳細は後述する。 次に,上記事項を参照して本実施例の動作を説明す
る。 先ず,初期セット状態においてシャッタ羽根の周辺機
構は第2図に示す状態にある。又,その駆動機構は第3
図に示す状態にあり,第3図の状態では,先羽根駆動レ
バー16は捩じりバネ19から,後羽根駆動レバー26は捩じ
りバネ29から,各々右旋力を受けているが,先羽根駆動
レバー16に形成された立曲部16bが係止レバー22に係合
され,又,後羽根駆動レバー26に形成された立曲部26b
が係止レバー32に係合されているので,先羽根1及び後
羽根2は初期状態を維持している。 さて,シャッタレリーズ操作に連動して図外の先羽根
レリーズ用のマグネットが作動することによってスプリ
ングの付勢力に抗して係止レバー22が軸21を中心にして
右旋し,係止レバー22による先羽根駆動レバー16の係合
が解除される。 従って,先羽根駆動レバー16は捩じりバネ19からの付
勢力によって軸14を中心に右旋し,先羽根作動レバー15
も立曲部15aが先羽根駆動レバー16のアーム16aに係合さ
れながら,軸14を中心として右旋する。 従って,先羽根作動レバー15の裏面に植設された先羽
根駆動ピン10はスロット7bに沿って下降するので,連結
レバー3は軸8を中心に右旋し,これに連動して連結レ
バー4も軸9を中心にして右旋するので,先羽根1を構
成する羽根1a・1b・1c・1dは下方に走行してアパーチュ
ア7aを開口する。 さて,既述の通り,先羽根作動レバー15に形成された
接触面15bは先羽根駆動レバー16に形成された接触面16c
よりも初期状態において後退しているので,接触面16c
がストッパ23に当接して先羽根駆動レバー16の右旋が停
止した後にも,先羽根1や連結レバー3・4や先羽根作
動レバー15は自身の慣性力によってスプリング18を伸ば
しながら(従って,スプリング18の張力は先羽根1や連
結レバー3・4や先羽根作動レバー15の慣性力よりも小
さいことが要求される。)走行を続け,先羽根作動レバ
ー15に形成された接触面15bがストッパ23に当接した時
点で先羽根1や連結レバー3・4や先羽根作動レバー15
の走行は終了する。 そして,先羽根作動レバー15に形成された接触面15b
がストッパ23に当接するまで先羽根1や連結レバー3・
4や先羽根作動レバー15の走行が走行した時点で,先羽
根作動レバー15に形成された係合面15cが先羽根バウン
ドストッパ41のアーム41aに係合されるので,スプリン
グ18から受ける左旋力による先羽根作動レバー15の反転
が防止される。 尚,先羽根作動レバー15が,上記の様にして先羽根バ
ウンドストッパ41に係合された状態が第4図に示される
状態である。 続いて適正露出秒時が経過したタイミング(適正露出
秒時は図外の露出制御回路が作成する。)で図外の後羽
根レリーズ用のマグネットが作動することによって,係
止レバー32はスプリングの付勢力に抗して軸31を中心に
して右旋し,係止レバー32による後羽根駆動レバー26の
係合が解除される。 従って,後羽根駆動レバー26は捩じりバネ29からの付
勢力によって軸24を中心に右旋し,後羽根作動レバー25
もピン25aが後羽根駆動レバー26のアーム26aに係合され
ながら,軸24を中心として右旋する。 従って,後羽根作動レバー25の裏面に植設された後羽
根駆動ピン13はスロット7cに沿って下降するので,連結
レバー5は軸11を中心に右旋し,これに連動して連結レ
バー6も軸12を中心にして右旋するので,後羽根2を構
成する羽根2a・2b・2c・2dは下方に走行してアパーチュ
ア7aを遮蔽する。 さて,既述の通り,後羽根作動レバー25に形成された
接触面25bは後羽根駆動レバー26に形成された接触面26c
よりも初期状態において後退しているので,接触面26c
がストッパ33に当接して後羽根駆動レバー26の右旋が停
止した後にも,後羽根2や連結レバー5・6や後羽根作
動レバー25は自身の慣性力によってスプリング28を伸ば
しながら(従って,スプリング28の張力は後羽根2や連
結レバー5・6や後羽根作動レバー25の慣性力よりも小
さいことが要求される。)走行を続け,後羽根作動レバ
ー25に形成された接触面25bがストッパ33に当接した時
点で後羽根1や連結レバー5・6や後羽根作動レバー25
の走行は終了する。 又,後羽根作動レバー25に形成された接触面25bがス
トッパ33に当接するまで後羽根作動レバー25が右旋した
時点で後羽根作動レバー25に形成された突起25cが先羽
根バウンドストッパ41の係合部41bを係合して,先羽根
バウンドストッパ41を軸38を中心に右旋させるので,先
羽根バウンドストッパ41による先羽根作動レバー15の係
合が解除される。 第5図はこの様にして後羽根2の走行が終了した状態
を示している。 尚,先羽根作動レバー15の係合解除によって先羽根作
動レバー15はスプリング18の張力によって左旋し,先羽
根1を上昇方向(閉鎖方向)に走行させるが,この時点
ではアパーチュア7aは後羽根2によって遮蔽されている
ので,実質的な影響は全く受けない。 さて,上記の如くして一回の露出動作が終了した後
に,モータによるフィルム巻き上げ動作に連動してセッ
トレバー34がスプリングの付勢力に抗して軸35を中心に
して右旋すると,セットリンク36を介してセットカム37
が右旋する。 このセットカム37の右旋に伴って,セットカム37に形
成されたカム面37aが先羽根駆動レバー16に回転自在に
軸支されたセットローラ16dと当接して先羽根駆動レバ
ー16を左旋させ,又,セットカム7に形成されたカム面
37bが後羽根駆動レバー26に回転自在に軸支されたセッ
トローラ26dと当接して後羽根駆動レバー26を左旋させ
る。 先羽根駆動レバー16が左旋すると,先羽根作動レバー
15もスプリング18の張力によって立曲部15aがアーム16a
に追従しながら左旋し,連結レバー3・4も左旋して先
羽根1を初期位置に向けて復帰させる。 同様に,後羽根駆動レバー26が左旋すると,後羽根作
動レバー25もスプリング28の張力によってピン25aがア
ーム26aに追従しながら左旋し,連結レバー5・6も左
旋して後羽根2を初期位置に向けて復帰させる。 さて,既述の様に本実施例では,先羽根1と連結され
た部材である先羽根作動レバー15に形成された接触面15
bがストッパ23に接触して先羽根作動レバー15が走行を
停止する以前に,被チャージ部材である先羽根駆動レバ
ー16に形成された接触面16cがストッパ23に接触して走
行を停止する様になされているので,先羽根1の作動ス
トロークと直接的に対応する先羽根作動レバー15の作動
角度よりも被チャージ部材である先羽根駆動レバー16の
作動角度の方が少ない。 同様に,既述の様に本実施例では,後羽根2と連結さ
れた部材である後羽根作動レバー25に形成された接触面
25bがストッパ33に接触して後羽根作動レバー25が走行
を停止する以前に,被チャージ部材である後羽根駆動レ
バー26に形成された接触面26cがストッパ33に接触して
走行を停止する様になされているので,後羽根2の作動
ストロークと直接的に対応する後羽根作動レバー25の作
動角度よりも被チャージ部材である後羽根駆動レバー26
の作動角度の方が少ない。 第1図を参照して既に考察した様に,羽根に連結され
た部材の作動角度を維持しながら,被チャージ部材Aの
作動角度を狭小ならしめることができれば,セットカム
Dの回転力であるチャージ駆動力Fから被チャージ部材
Aの回転力であるチャージ力fへの伝達効率が向上し,
全体としてのチャージ力量を低減することができる。 そして,上述の様に本実施例では,先羽根1と連結さ
れた部材である先羽根作動レバー15の作動角度自体は従
前通り維持しながら,被チャージ部材である先羽根駆動
レバー16の作動角度を狭小ならしめることが可能である
ので,初期チャージ動作においてセットカム37の回転力
の先羽根駆動レバー16に伝達する際の伝達効率が向上
し,同様に,後羽根2と連結された部材である後羽根作
動レバー25の作動角度自体は従前通り維持しながら,被
チャージ部材である後羽根駆動レバー26の作動角度を狭
小ならしめることが可能であるので,初期チャージ動作
においてセットカム37の回転力を後羽根駆動レバー26に
伝達する際の伝達効率も向上し,全体としてチャージ力
量を低減することが可能になる。
るが,具体的な実施例の説明に先立って本発明の基本原
理を第1図を参照して説明する。 先ず,第1図においてA(A1・A2・A3)は軸Bに枢支
された被チャージ部材であり,角度θ1の範囲で揺動す
る。 被チャージ部材Aの例えば先端部分にはカムフォロア
P(P1・P2・P3)が設けられ,走行完了時のカムフォロ
アの位置を点P1とした場合には,カムフォロアPは被チ
ャージ部材Aの長さを半径とする円弧C上の点P2を通過
して,初期セット位置P3まで復帰する。 次に,D(D1・D2・D3)は被チャージ部材Aをチャージ
するためのセットカムであり,軸E上に枢支されてい
る。セットカムDをD1の位置からD3の位置に向けて右旋
させると,セットカムDはカムフォロアPと点P1・P2・
P3の位置で順次当接しながら,被セット部材AをA1の位
置からA3の位置に向けて左旋させる。 即ち,セットカムDの回転力が被チャージ部材Aをチ
ャージするためのチャージ駆動力となる。 今,カムフォロアPが点P1・P2・P3の位置にある時
に,セットカムDの回転力であるチャージ駆動力Fは各
点P1・P2・P3におけるセットカムDの旋回軌跡の接線方
向を向く。 一方,カムフォロアPが点P1・P2・P3の位置にある時
に,セットカムDから被チャージ部材Aに伝達されるチ
ャージ力fは各点P1・P2・P3における被チャージ部材A
の旋回軌跡の接線方向を向く。 そして,各点P1・P2・P3におけるチャージ力fの大き
さは,各点P1・P2・P3における被チャージ部材Aの旋回
軌跡の接線とセットカムDの旋回軌跡の接線とが形成す
る角度をθ2と定義した場合に,f=Fcosθ2で示され
る。 即ち,セットカムDが発生するチャージ駆動力Fから
被チャージ部材Aのチャージ力fへの伝達効率はカムフ
ォロアPが軸Bと軸Eを結ぶ線分上の点P2の位置にある
時が最大で,カムPの位置が上記のP2の位置から離れる
ほど伝達効率は低下する。 従って,被チャージ部材Aのセット角θ1を狭小なら
しめることができれば,チャージ駆動力Fからチャージ
力fへの伝達効率は全体として向上することになる。 しかしながら,従来のシャッタ機構では被チャージ部
材Aが直接的にシャッタ羽根の開閉機構と連結され,被
チャージ部材Aのセット角θ1がシャッタ羽根の開閉機
構の作動角と一対一に対応していたので,被チャージ部
材Aのセット角θ1を狭小ならしめた場合にはシャッタ
羽根の開閉機構の作動角も狭小ならしめることになるの
で,シャッタ羽根の開閉機構における作動量の増幅率を
上昇させる必要があり,チャージ駆動力Fからチャージ
力fへの伝達効率の向上がシャッタ羽根の開閉機構にお
ける作動量の増幅率の上昇によって相殺され,結果的に
はチャージ力量を低減することができなかった。 本発明はシャッタ羽根の開閉機構から被チャージ部材
を分離して,シャッタ羽根の開閉機構が走行途中にある
時に既に被チャージ部材の旋回を停止させるとともに,
それ以後はシャッタ羽根の開閉機構を慣性力によって惰
走させる様にすることにより,シャッタ羽根の開閉機構
の作動角は維持しながら,被チャージ部材のセット角θ
1を狭小ならしめることによって,チャージ駆動力Fか
らチャージ力fへの伝達効率を向上させ,チャージ力量
を低減させる様にしたものである。 次に,第2図は本発明の1実施例に係るフォーカルプ
レーンシャッタの先羽根1及び後羽根2を構成する羽根
群並びに先羽根1を走行させるための連結レバー3・4
及び後羽根2を走行させるための連結レバー5・6の初
期状態を示す平面図であり,地板7の中央部分に形成さ
れた露出用のアパーチュア7aは初期状態では先羽根1に
よって遮蔽されている。 先ず,連結レバー3は軸8によって,連結レバー4は
軸9によって,各々地板7に揺動自在に支持されてい
る。 先羽根1を構成する羽根1a・1b・1c・1dは,各々ビス
3a・3b・3c・3dによって連結レバー3に回転カシメされ
るとともに,各々ビス4a・4b・4c・4dによって連結レバ
ー4に回転カシメされている。 又,地板7に形成されたスロット7bを貫通した先羽根
駆動ピン10が連結レバー3に係合されており,先羽根駆
動ピン10をスロット7bに沿って下降させると連結レバー
3は軸8を中心に右旋し,これに連動して連結レバー4
も軸9を中心にて右旋するので,先羽根1を構成する羽
根1a・1b・1c・1dは下方に走行してアパーチュア7aを開
口する。 同様に,連結レバー5は軸11によって,連結レバー6
は軸12によって,各々地板7に揺動自在に支持されてい
る。 後羽根2を構成する羽根2a・2b・2c・2dは,各々5a・
5b・5c・5dによって連結レバー5に回転カシメされると
ともに,各々ビス6a・6b・6c・6dによって連結レバー6
に回転カシメされている。 又,地板7に形成されたスロット7cを貫通した後羽根
駆動ピン13が連結レバー5に係合されており,後羽根駆
動ピン13をスロット7cに沿って下降させると連結レバー
5は軸11を中心に右旋し,これに連動して連結レバー6
も軸12を中心にして右旋するので,後羽根2を構成する
羽根2a・2b・2c・2dは下方に走行してアパーチュア7aを
遮蔽する。 次に,第3図乃至第5図は第2図に示すシャッタ機構
を駆動するための駆動機構の1実施例を示す平面図であ
り,これらの図面中で,第3図はシャッタがチャージさ
れた状態を,第4図は先羽根が走行を終了するとともに
後羽根が走行を開始する以前の状態を,第5図は後羽根
が走行を終了した状態を各々示す。又,第3図乃至第5
図中に示す機構要素中にはスプリングによって付勢され
ている要素が多く存在するが,図面の煩雑化を避けるた
め本発明にとって重要なスプリング以外は矢印によって
単に付勢方向のみを表示する。更に,図面の煩雑化を避
けるために,第4図及び第5図においては各々の動作状
態の説明時に説明書本文で言及する要素に関してのみ符
号を付す。 先ず,先羽根の駆動機構に関して説明する。 地板7上の軸14には裏面に既述の先羽根駆動ピン10が
植設された先羽根作動レバー15が揺動自在に支持され,
先羽根作動レバー15の手前側に先羽根駆動レバー16(本
実施例では,この先羽根駆動レバー16が第1図に示した
被チャージ部材Aに相当する。)が同じく軸14に揺動自
在に支持されており,先羽根作動のレバー15と先羽根駆
動レバー16の間には弱いスプリング18が架け渡されてい
る。 次に,19は先羽根1の駆動力源となる捩じりバネであ
り,捩じりバネ19の固定端は図外のカメラボディに固着
されたピン20に係合され,捩じりバネ19の作動端は先羽
根駆動レバー16に植設されたピン17に係合されており,
先羽根駆動レバー16は軸14を中心とした右旋力を捩じり
バネ19から受けている。 そして,先羽根作動レバー15に形成された立曲部15a
は先羽根駆動レバー16に形成されたアーム16aに係合さ
れているので,先羽根作動レバー15も先羽根駆動レバー
16を介して軸14を中心とした右旋力を捩じりバネ19から
受けることになる。 しかしながら,初期状態においては先羽根駆動レバー
16に形成された立曲部16bが軸21に軸支された係止レバ
ー22に係合されて上記右旋を規制されており,係止レバ
ー22が図外の電磁レリーズ部材によって右旋して立曲部
16bの係合が解除された後に上記右旋が可能となる。 次に,23はストッパであり,先羽根作動レバー15及び
先羽根駆動レバー16はストッパ23に当接して停止する。 従って,先羽根作動レバー15及び先羽根駆動レバー16
にはストッパ23に当接する接触面15b及び16cが各々形成
されているが,本実施例ではその特徴点として先羽根動
作レバー15に形成された接触面15bは先羽根駆動レバー1
6に形成された接触面16cよりも初期状態において後退し
ており、接触面16cがストッパ23に当接して先羽根駆動
レバー16が走行を停止した後は,先羽根作動レバー15は
接触面15bがストッパ23に当接するまで慣性力によって
惰走する。即ち,本実施例では第1図の被チャージ部材
Aに相当する先羽根駆動レバー16の作動角度は先羽根1
に連結された部材である先羽根作動レバー15の作動角度
よりも小さい。 次に,後羽根の駆動機構に関して説明する。 地板7上の軸24には裏面に既述の後羽根駆動ピン13が
植設された後羽根作動レバー25が揺動自在に支持され,
この後羽根作動レバー25の手前側に後羽根駆動レバー26
(本実施例では,この後羽根駆動レバー26も第1図に示
した被チャージ部材Aに相当する。)が同じく軸24に揺
動自在に支持されており,後羽根動作レバー25と後羽根
駆動レバー26の間には弱いスプリング28が架け渡されて
いる。 次に,29は後羽根2の駆動力源となる捩じりバネであ
り,捩じりバネ29の固定端は図外のカメラボディに固着
されたピン30に係合され,捩じりバネ29の作動端は後羽
根駆動レバー26に植設されたピン27に係合されており,
後羽根駆動レバー26は軸24を中心とした右旋力を捩じり
バネ29から受けている。 そして,後羽根作動レバー25に植設ピンた25aは後羽
根駆動レバー26に形成されたアーム26aに係合されてい
るので,後羽根作動レバー25も後羽根駆動レバー26を介
して軸24を中心とした右旋力を捩じりバネ29から受けと
ることになる。 しかしながら,初期状態においては後羽根駆動レバー
26に形成されと立曲部26bが軸31に軸支された係止レバ
ー32に係合されて上記右旋を規制されており,係止レバ
ー32が図外の電磁レリーズ部材によって右旋して立曲部
26bの係合が解除された後に上記右旋が可能となる。 次に,33はストッパであり,後羽根作動レバー25及び
後羽根駆動レバー26はストッパ33に当接して停止する。 従って,後羽根作動レバー25及び後羽根駆動レバー26
にはストッパ33に当接する接触面25及び26cが各々形成
されているが,本実施例ではその特徴点として後羽根作
動レバー25に形成された接触面25bは後羽根駆動レバー2
6に形成された接触面26cよりも初期状態において後退し
ており,本発明では接触面26cがストッパ33に当接して
御羽根駆動レバー26が走行を停止した後は,後羽根作動
レバー25は接触面25bがストッパ33に当接するまで慣性
力によって惰走する。即ち,本実施例では第1図の被チ
ャージ部材Aに相当する後羽根駆動レバー26の作動角度
は後羽根2に連結された部材である後羽根作動レバー25
の作動角度よりも小さい。 次に,34はシャッタ機構を初期セットするためのセッ
トレバーである。 このセットレバー34は軸35に揺動自在に支持され,セ
ットリンク36を介してセットカム37(本実施例では,こ
のセットカム37が第1図に示したセットカムDに相当す
る。)と連結されており,スプリングの付勢力に抗して
セットレバー34を軸35を中心に右旋させると,セットカ
ム37は軸38を中心に右旋する。セットカム37に形成され
たカム面37aは先羽根駆動レバー16に回転自在に軸支さ
れたセットローラ16dと当接しており,セットカム37の
右旋時に先羽根駆動レバー16を左旋させる。又,セット
カム37に形成されたカム面37bは後羽根駆動レバー26に
回転自在に軸支されとセットローラ26dと当接してお
り,セットカム37の右旋時に後羽根駆動レバー26を左旋
させる。 更に,41は先羽根1が走行を終了した後後羽根2が走
行を終了する迄の期間において先羽根作動レバー15を係
合することにより先羽根1が逆走することを防止する先
羽根バウンドストッパであり,先羽根バウンドストッパ
41は軸38に回転自在に支持されるとともに,スプリング
によって右旋習性を与えられているが,ストッパ42に当
接して右旋を規制されている。尚,この先羽根バウンド
ストッパ41の詳細は後述する。 次に,上記事項を参照して本実施例の動作を説明す
る。 先ず,初期セット状態においてシャッタ羽根の周辺機
構は第2図に示す状態にある。又,その駆動機構は第3
図に示す状態にあり,第3図の状態では,先羽根駆動レ
バー16は捩じりバネ19から,後羽根駆動レバー26は捩じ
りバネ29から,各々右旋力を受けているが,先羽根駆動
レバー16に形成された立曲部16bが係止レバー22に係合
され,又,後羽根駆動レバー26に形成された立曲部26b
が係止レバー32に係合されているので,先羽根1及び後
羽根2は初期状態を維持している。 さて,シャッタレリーズ操作に連動して図外の先羽根
レリーズ用のマグネットが作動することによってスプリ
ングの付勢力に抗して係止レバー22が軸21を中心にして
右旋し,係止レバー22による先羽根駆動レバー16の係合
が解除される。 従って,先羽根駆動レバー16は捩じりバネ19からの付
勢力によって軸14を中心に右旋し,先羽根作動レバー15
も立曲部15aが先羽根駆動レバー16のアーム16aに係合さ
れながら,軸14を中心として右旋する。 従って,先羽根作動レバー15の裏面に植設された先羽
根駆動ピン10はスロット7bに沿って下降するので,連結
レバー3は軸8を中心に右旋し,これに連動して連結レ
バー4も軸9を中心にして右旋するので,先羽根1を構
成する羽根1a・1b・1c・1dは下方に走行してアパーチュ
ア7aを開口する。 さて,既述の通り,先羽根作動レバー15に形成された
接触面15bは先羽根駆動レバー16に形成された接触面16c
よりも初期状態において後退しているので,接触面16c
がストッパ23に当接して先羽根駆動レバー16の右旋が停
止した後にも,先羽根1や連結レバー3・4や先羽根作
動レバー15は自身の慣性力によってスプリング18を伸ば
しながら(従って,スプリング18の張力は先羽根1や連
結レバー3・4や先羽根作動レバー15の慣性力よりも小
さいことが要求される。)走行を続け,先羽根作動レバ
ー15に形成された接触面15bがストッパ23に当接した時
点で先羽根1や連結レバー3・4や先羽根作動レバー15
の走行は終了する。 そして,先羽根作動レバー15に形成された接触面15b
がストッパ23に当接するまで先羽根1や連結レバー3・
4や先羽根作動レバー15の走行が走行した時点で,先羽
根作動レバー15に形成された係合面15cが先羽根バウン
ドストッパ41のアーム41aに係合されるので,スプリン
グ18から受ける左旋力による先羽根作動レバー15の反転
が防止される。 尚,先羽根作動レバー15が,上記の様にして先羽根バ
ウンドストッパ41に係合された状態が第4図に示される
状態である。 続いて適正露出秒時が経過したタイミング(適正露出
秒時は図外の露出制御回路が作成する。)で図外の後羽
根レリーズ用のマグネットが作動することによって,係
止レバー32はスプリングの付勢力に抗して軸31を中心に
して右旋し,係止レバー32による後羽根駆動レバー26の
係合が解除される。 従って,後羽根駆動レバー26は捩じりバネ29からの付
勢力によって軸24を中心に右旋し,後羽根作動レバー25
もピン25aが後羽根駆動レバー26のアーム26aに係合され
ながら,軸24を中心として右旋する。 従って,後羽根作動レバー25の裏面に植設された後羽
根駆動ピン13はスロット7cに沿って下降するので,連結
レバー5は軸11を中心に右旋し,これに連動して連結レ
バー6も軸12を中心にして右旋するので,後羽根2を構
成する羽根2a・2b・2c・2dは下方に走行してアパーチュ
ア7aを遮蔽する。 さて,既述の通り,後羽根作動レバー25に形成された
接触面25bは後羽根駆動レバー26に形成された接触面26c
よりも初期状態において後退しているので,接触面26c
がストッパ33に当接して後羽根駆動レバー26の右旋が停
止した後にも,後羽根2や連結レバー5・6や後羽根作
動レバー25は自身の慣性力によってスプリング28を伸ば
しながら(従って,スプリング28の張力は後羽根2や連
結レバー5・6や後羽根作動レバー25の慣性力よりも小
さいことが要求される。)走行を続け,後羽根作動レバ
ー25に形成された接触面25bがストッパ33に当接した時
点で後羽根1や連結レバー5・6や後羽根作動レバー25
の走行は終了する。 又,後羽根作動レバー25に形成された接触面25bがス
トッパ33に当接するまで後羽根作動レバー25が右旋した
時点で後羽根作動レバー25に形成された突起25cが先羽
根バウンドストッパ41の係合部41bを係合して,先羽根
バウンドストッパ41を軸38を中心に右旋させるので,先
羽根バウンドストッパ41による先羽根作動レバー15の係
合が解除される。 第5図はこの様にして後羽根2の走行が終了した状態
を示している。 尚,先羽根作動レバー15の係合解除によって先羽根作
動レバー15はスプリング18の張力によって左旋し,先羽
根1を上昇方向(閉鎖方向)に走行させるが,この時点
ではアパーチュア7aは後羽根2によって遮蔽されている
ので,実質的な影響は全く受けない。 さて,上記の如くして一回の露出動作が終了した後
に,モータによるフィルム巻き上げ動作に連動してセッ
トレバー34がスプリングの付勢力に抗して軸35を中心に
して右旋すると,セットリンク36を介してセットカム37
が右旋する。 このセットカム37の右旋に伴って,セットカム37に形
成されたカム面37aが先羽根駆動レバー16に回転自在に
軸支されたセットローラ16dと当接して先羽根駆動レバ
ー16を左旋させ,又,セットカム7に形成されたカム面
37bが後羽根駆動レバー26に回転自在に軸支されたセッ
トローラ26dと当接して後羽根駆動レバー26を左旋させ
る。 先羽根駆動レバー16が左旋すると,先羽根作動レバー
15もスプリング18の張力によって立曲部15aがアーム16a
に追従しながら左旋し,連結レバー3・4も左旋して先
羽根1を初期位置に向けて復帰させる。 同様に,後羽根駆動レバー26が左旋すると,後羽根作
動レバー25もスプリング28の張力によってピン25aがア
ーム26aに追従しながら左旋し,連結レバー5・6も左
旋して後羽根2を初期位置に向けて復帰させる。 さて,既述の様に本実施例では,先羽根1と連結され
た部材である先羽根作動レバー15に形成された接触面15
bがストッパ23に接触して先羽根作動レバー15が走行を
停止する以前に,被チャージ部材である先羽根駆動レバ
ー16に形成された接触面16cがストッパ23に接触して走
行を停止する様になされているので,先羽根1の作動ス
トロークと直接的に対応する先羽根作動レバー15の作動
角度よりも被チャージ部材である先羽根駆動レバー16の
作動角度の方が少ない。 同様に,既述の様に本実施例では,後羽根2と連結さ
れた部材である後羽根作動レバー25に形成された接触面
25bがストッパ33に接触して後羽根作動レバー25が走行
を停止する以前に,被チャージ部材である後羽根駆動レ
バー26に形成された接触面26cがストッパ33に接触して
走行を停止する様になされているので,後羽根2の作動
ストロークと直接的に対応する後羽根作動レバー25の作
動角度よりも被チャージ部材である後羽根駆動レバー26
の作動角度の方が少ない。 第1図を参照して既に考察した様に,羽根に連結され
た部材の作動角度を維持しながら,被チャージ部材Aの
作動角度を狭小ならしめることができれば,セットカム
Dの回転力であるチャージ駆動力Fから被チャージ部材
Aの回転力であるチャージ力fへの伝達効率が向上し,
全体としてのチャージ力量を低減することができる。 そして,上述の様に本実施例では,先羽根1と連結さ
れた部材である先羽根作動レバー15の作動角度自体は従
前通り維持しながら,被チャージ部材である先羽根駆動
レバー16の作動角度を狭小ならしめることが可能である
ので,初期チャージ動作においてセットカム37の回転力
の先羽根駆動レバー16に伝達する際の伝達効率が向上
し,同様に,後羽根2と連結された部材である後羽根作
動レバー25の作動角度自体は従前通り維持しながら,被
チャージ部材である後羽根駆動レバー26の作動角度を狭
小ならしめることが可能であるので,初期チャージ動作
においてセットカム37の回転力を後羽根駆動レバー26に
伝達する際の伝達効率も向上し,全体としてチャージ力
量を低減することが可能になる。
以上説明した様に,本発明によれば,シャッタ羽根に
対して直接的に連結された作動部材の作動角度を確保し
ながら,駆動用スプリングによって付勢された駆動部材
の作動角度を狭小ならしめることができるので,初期チ
ャージ動作におけるチャージ力の伝達効率が向上し,チ
ャージ力量を低減することが可能となる。 又,シャッタ羽根に対して連結された作動部材は走行
動作の前半領域においては,駆動部材を介して駆動用ス
プリングから付勢されるが,駆動部材が前進限に達した
後には,上記付勢力から解放され,慣性力によって惰走
するので,前進方向の走行終了時に発生する衝撃や作動
音も低減される。
対して直接的に連結された作動部材の作動角度を確保し
ながら,駆動用スプリングによって付勢された駆動部材
の作動角度を狭小ならしめることができるので,初期チ
ャージ動作におけるチャージ力の伝達効率が向上し,チ
ャージ力量を低減することが可能となる。 又,シャッタ羽根に対して連結された作動部材は走行
動作の前半領域においては,駆動部材を介して駆動用ス
プリングから付勢されるが,駆動部材が前進限に達した
後には,上記付勢力から解放され,慣性力によって惰走
するので,前進方向の走行終了時に発生する衝撃や作動
音も低減される。
第1図は本発明の基本原理を示す説明図,第2図は本発
明の1実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの羽根
周辺機構の平面図,第3図は本発明の1実施例に係る駆
動機構において先羽根の走行開始直前の状態を示す平面
図,第4図は第3図に示す機構の先羽根が走行を終了す
るとともに後羽根が走行を開始する以前の状態を示す平
面図,第5図は第3図及び第4図に示す機構の後羽根が
走行を終了した状態を示す平面図。 1……先羽根 1a・1b・1c・1d……羽根 2……後羽根 2a・2b・2c・2d……羽根 3・4・5・6……連結レバー 7……地板、7a……アパーチュア 7b・7c……スロット、10……先羽根駆動ピン 13……後羽根駆動ピン、15……先羽根作動レバー 15a……立曲部、15b……接触面 16……先羽根駆動レバー 16a……アーム、16c……接触面 18……先羽根制動スプリング 18b……アーム、19……捩じりバネ 22……係止レバー、23……ストッパ 25……後羽根作動レバー 25a……ピン、25b……接触面 26……後羽根駆動レバー 26a……アーム、26c……接触面 28……後羽根制動スプリング 28b……アーム、29……捩じりバネ 32……係止レバー、33……ストッパ 34……セットレバー、36……セットリンク 37……セットカム 41……先羽根バウンドストッパ
明の1実施例に係るフォーカルプレーンシャッタの羽根
周辺機構の平面図,第3図は本発明の1実施例に係る駆
動機構において先羽根の走行開始直前の状態を示す平面
図,第4図は第3図に示す機構の先羽根が走行を終了す
るとともに後羽根が走行を開始する以前の状態を示す平
面図,第5図は第3図及び第4図に示す機構の後羽根が
走行を終了した状態を示す平面図。 1……先羽根 1a・1b・1c・1d……羽根 2……後羽根 2a・2b・2c・2d……羽根 3・4・5・6……連結レバー 7……地板、7a……アパーチュア 7b・7c……スロット、10……先羽根駆動ピン 13……後羽根駆動ピン、15……先羽根作動レバー 15a……立曲部、15b……接触面 16……先羽根駆動レバー 16a……アーム、16c……接触面 18……先羽根制動スプリング 18b……アーム、19……捩じりバネ 22……係止レバー、23……ストッパ 25……後羽根作動レバー 25a……ピン、25b……接触面 26……後羽根駆動レバー 26a……アーム、26c……接触面 28……後羽根制動スプリング 28b……アーム、29……捩じりバネ 32……係止レバー、33……ストッパ 34……セットレバー、36……セットリンク 37……セットカム 41……先羽根バウンドストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 9/36
Claims (1)
- 【請求項1】チャージされた先羽根駆動用スプリングを
解放することにより,露出用アパーチュアを遮蔽する状
態にある先羽根群を,前記露出用アパーチュアを開口す
る方向に向けて走行させるとともに,前記先羽根駆動用
スプリングが解放されたタイミングから所望される時間
差を置いたタイミングで,チャージされた後羽根駆動用
スプリングを解放することにより,前記露出用アパーチ
ュアを開口する状態にある後羽根群を,前記露出用アパ
ーチュアを遮蔽する方向に向けて走行させる様にしたフ
ォーカルプレーンシャッタにおいて、 前記各々の羽根群毎に, 前記各々の羽根群と連結され,その往復動作によって前
記対応する各々の羽根群を前進方向及び後退方向に作動
させる作動部材と, 前記各々の駆動用スプリングに付勢され、前記対応する
各々の作動部材を後退方向から前進方向に向けて係合す
る係合部が形成された駆動部材とを具備するとともに, 該各々の駆動部材は,前記対応する各々の作動部材が前
進限に達する以前に前進動作が終了する様に自身の前進
限が規制されたことを特徴とするフォーカルプレーンシ
ャッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3583589A JP2817051B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フォーカルプレーンシャッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3583589A JP2817051B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フォーカルプレーンシャッタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213824A JPH02213824A (ja) | 1990-08-24 |
JP2817051B2 true JP2817051B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=12453032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3583589A Expired - Fee Related JP2817051B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | フォーカルプレーンシャッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817051B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4841089B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-12-21 | 日本電産コパル株式会社 | カメラ用フォーカルプレンシャッタ |
JP6284035B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2018-02-28 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | シャッタ装置 |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP3583589A patent/JP2817051B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02213824A (ja) | 1990-08-24 |
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