JP2760740B2 - ディープ紫外線リソグラフィー - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新しい短波長リソグラフ
システムに関する。 【0002】 【発明の背景】本発明は光学リソグラフィー、より詳細
には高品質細線半導体デバイスを製造するために採用さ
れる短波長光学リソグラフィー用の装置および方法に関
する。 【0003】光学写像システムにおける等しい線及び間
隔の分解能限界(Lmin)は以下によって表わされる
ことが知られている。 【0004】 Lmin=Kλ/NA (1) ここで、Kは定数であり、この値は典型的には0.4か
ら1.0の範囲にあり製造及び照射条件並びにレジスト
特性に依存し、λは露出放射線の波長であり、そしてN
Aは投影光学装置の開口数である。 【0005】(1)式より、印刷可能な最少形状はλを
減少させるか、あるいはNAを増加することによって縮
小できることがわかる。しかし、システムの焦点の深度
は(NA)2に逆比例して変化するため、通常、実際の
高分解能システムにおいては所望のLminを達成する
のにはNAを増加するのではなくλを減少する方が有利
である。本発明は新しい短波長リソグラフシステムに関
する。 【0006】 【発明の要約】本発明によるリソグラフシステムはディ
ープ紫外線の範囲の波長にて動作する狭バンド幅可調節
レーザーを含む。単色の石英ガラスのみで製造されたレ
ンズアセンブリがレーザーの出力を移動可能な支持体、
例えば、周知の“スピッピングテーブル”上に搭載され
たレジスト被覆ウエーハの連続部分に当てるのに使用さ
れる。 【0007】本発明に従って狭バンド幅レーザーと単色
レンズアセンブリとを組合せて使用することによって、
システムの焦点追跡を迅速にかつ簡単に行なうことが可
能となる。これはレーザーの出力を投影レンズを介して
加工物の表面に当て、レーザーの波長をレンズの焦点長
とレンズから加工物面までの間隔とが等しく保持される
ように制御することによって遂行される。本発明による
システムの他の特徴は後に説明される。 【0008】本発明は周知のタイプの“ステップアンド
リピード”リソグラフィックシステムとの関連で説明さ
れる。 【0009】本発明の一面によると、レーザー照射源が
物理的にシステムの可動テーブル部分から離される。従
って、例えば、図1に示されるパルスレーザー12を含
む装置10は、好ましくは、図2に示されるステッピン
グ テーブル16を含む装置14から離された所に位置
される。この構成においては、装置10によって提供さ
れるレーザービームは図1の矢印18によって示される
ごとく、空気あるいは制御された空間を通って装置14
に伝播される。(実際には、後に明らかになるように、
2つの同軸に配置されたレーザービームが装置10から
矢印18の方向に伝播される。片方のビームは露出放射
線として使用され、他方のビームは単に整合制御の目的
に使用される。) 【0010】前述の装置10と14を物理的に離すのに
は幾つかの理由がある。例えば、図1に示されるレーザ
ー12は有毒成分を含み、安全上、これを作業員から離
れた所に位置することが必要とされる。 【0011】動作においては、ステッピング テーブル
によってレジスト被覆半導体ウエーハ40の連続部分を
照射線の経路内に移動される。従来は、テーブルの割出
しの度に、ビームの照射を行なう前にテーブルの移動に
起因する振動が止まるのを待つことが必要であった。こ
れは時間のかかる作業である。 【0012】本発明の一面においては、装置10及び1
4にレーザービームをテーブル16の振動に合せて瞬時
に移動することによってレーザービーム18のテーブル
に対する整合を確保するための装置が提供される。従っ
て、個々のテーブルの割出しの後にただちにビームの照
射を行なうことができる。一例として、この装置には、
装置10内の標準駆動ガルバノメータミラー20及び2
2、及びテーブル16上に搭載された従来の象限光検出
器あるいはポジションセンシティブ光検出器24を含
む。この光検出器24によって提供される電気信号はそ
れぞれガルバノメータモータ30及び32を制御するフ
ィードバックループ内の差動増幅器26及び28に加え
られる。モータ30はY軸に平行のシャフト34を介し
て機械的にミラー20に結合され、モータ32はZ軸に
平行のシャフト36を介してミラー22に結合される。
ミラー20及び22を選択的に回転することによって、
装置10から放射されるレーザービーム18の方位がテ
ーブル16の振動による移動を補正するように制御的に
変化される。 【0013】静止状態において、テーブル16に対して
要求されるレーザービーム18の方位が制御コンピュー
ター38からガルバノメータモータ30及び32に加え
られる定常信号によって確立される。差動増幅器26及
び28によってモータ30及び32に供給される追加の
可変信号はコンピュータによって供給される定常信号に
重複される。このプロセスに関しては後に詳細に説明さ
れる。 【0014】図2の装置14内に含まれる個々のレンズ
は石英ガラスのみから製造される。石英ガラスは短波長
光に対して高度に透明な高安定材質である、さらに、石
英ガラスは指定のレンズ設計に従って精密に加工するこ
とができる。このような明白な長所を持つのにもかかわ
らず、レーザー照射に基づく短波長(例えば、ディープ
UV)光学リソグラフィー用の高品質レンズアセンブリ
を製造するのに単一の光学材質(石英ガラス)の使用を
提唱するのは本出願人が初めてである。従来は、色収差
を補正するために複合材質を使用してレンズを製造する
のが通常であった。 【0015】本出願人は石英ガラスのみから製造される
レンズアセンブリを設計してみて、このアセンブリと結
合されるレーザー源が、単一の光学材質アセンブリにて
色収差の問題を回避するためには、実用上極度に狭いバ
ンド幅を持つことが要求されることを認識した。レーザ
ー源のバンド幅が十分に狭くないときは、色収差の問題
を回避できなく、従って、レーザービームが照射される
ウエーハ40(図2)上の投射像がボケてしまう結果と
なる。 【0016】しかし、本出願人は十分なパワーを持つ適
当な短波長レーザー源は全て本質的に極度に広いバンド
幅を持つことを発見した。この時点でとるべき1つの明
白な行動は、他の研究者のように、利用できるレーザー
源のバンド幅の範囲内で色収差の問題を回避するために
レンズアセンブリを再設計することである。しかし、こ
れは石英ガラス以外の光学材質を併用することを必要と
する。このため、本出願人は、石英ガラスのみによるレ
ンズ設計はそのままとし、レーザー源を十分に狭いバン
ド幅を示すように再設計する明白でない方法をとった。
この独特のアプローチによってより優れたレンズの設計
が実現されたばかりか、さらに、電子的焦点追跡、並び
にレーザー源の電子的調節を達成する道が開かれた。レ
ーザー源の電子的調節によって、後に詳細に説明される
ように、レーザー源をレンズアセンブリの動作特性に合
致させることが可能となる。 【0017】一例として、図1の装置10に含まれるレ
ーザー12はエクサイマーレーザーから構成される。こ
の分類のレーザーは例えば、4000オングストローム
以下から2000オングストローム以下の範囲の波長に
はUV放射を行なう能力を持つ。エクサイマーレーザー
及びこれらのリソグラフィーへの応用は多数の文献に紹
介されている。これらには、G.M.ジューブローク
(G.M.Dubroeucq)らによって、マイクロ
回路エンジニアリング会議、アーヘン、ドイツ、197
9年、9月の議事録(Proceeding of M
icrocircuit Engineering C
onference)、ページ328−337に発表の
論文〔レーザー投射プリンティング(Laser Pr
ojection Printing)〕;T.マクグ
レース(T.Mc Grath)によってソリッド ス
テート テクノロジー(Solid State Te
chnology)、1983年、12月号、ページ1
65−169に発表の論文〔エクサイマーレーザーのマ
イクロエレクトロニクスの応用(Applicatio
ns of Excimer Lasers in M
icroelectronics)〕;K.J.ポラス
コ(K.J.Polasko)らによってIEEE エ
レクトロン デバイス レターズ(IEEE Elec
tron Device Letters)、Vol.
DEL−5、No.1、1984年1月号、ページ24
−26に発表の論文〔エクサイマーレーザーを使用して
のAg2Se/GeSeのディープUV露出(Deep
UV Exposure ofAg2Se/GeSe
2 Utilizing an Excimer La
ser);及びK.ジェイン(K.Jain)らによっ
てアプライド オプテイクス(Applied Opt
ics)、Vol.23、No.5、1984年3月1
日号、ページ648−650に発表の論文〔エクサイマ
ーレーザー投影リソグラフィー(Excimer La
ser Projection Lithograph
y)等が含まれる。一例として、図1のレーザー12は
2484オングストロームの公称中心波長にて動作する
ように設計されたパルスKrFガスエクサイマーレーザ
ーから構成される。(KrF内のフッ素成分は非常に有
毒である。)一例として、レーザー12のパルス反復速
度は約1000パルス/秒に選択される。 【0018】本質的には、KrFエクサイマーレーザー
12(図1)は電力半値点で約10オングストロームの
スペクトルバンド幅を持つ。しかし、高分解能リソグラ
フィー用の石英ガラスのみのレンズアセンブリは色収差
の問題を回避するためには約0.1オングストローム以
下のレーザー源バンド幅が必要であることが再確認され
たため、本出願人はレーザー12とバンド幅狭化手段と
を結合することによって、2484オングストロームの
所でたった0.05オングストロームの電力半値点バン
ド幅を特徴とする出力を得ることに成功した。1000
パルス/秒の反復速度における、これら個々のパルスの
パワーは約5ミリジュールであるが、これは均質の高分
解能高スループットリソグラフィーに対して十分なもの
である。 【0019】レーザー12の固有のバンド幅を狭化する
ためには、幾つかの方法が使用できる。図3にはこれを
遂行するための1つの適当なアセンブリが示される(こ
の図面にはレーザーの部分42及び44も示される)。
レーザーから放射されるビーム46は標準低長短比エタ
ロン48を通じて伝播され、従来のかすめ入射線回折格
子50に入射するが、これと対面して高反射率ミラー5
2が位置する。一例として、回折格子50は1ミリメー
トル当たり3000から4000の溝を持つ。要素4
8、50及び52はそれぞれ調節及びバンド幅狭化手段
を構成する。このアセンブリは図1にも示され、参照番
号54が与えられている(“バンド幅狭化”は当分野に
おいては、“線幅狭化”とも呼ばれる)。 【0020】所望の狭バンド幅出力がバンド幅狭化手段
54から放射され、図3の矢印55によって示される方
向に伝播する。矢印55は図1にも示されるが、ここで
は、これはX軸に平行の方位を持つ。バンド幅狭化手段
54はまたレーザー出力55の中心波長を所定の値に
し、その後、波長をこの値に正確に保持する(あるいは
電子焦点追跡を達成する目的で意図的にこの値から波長
を外す)ための装置を提供する。これは要素48、50
及び52の任意の1つあるいは幾つかを図3の図面の平
面に垂直な軸を中心として回転することによって達成さ
れる。例えば、大まかな調節は、ミラー52及び/ある
いは回折格子50を回転することで十分に達成できる。
微調節はエタロン48のみを回転することによって達成
される。実際に使用する場合は、要素50及び52の片
方あるいは両方を回転することによって最初に所定の中
心波長が確立される。その後、レーザーがこの波長のと
ころに保持、あるいはエタロンの方位のみを選択的に制
御することによってこの波長から外れて微調節される。 【0021】図3に簡略的に示されるごとく、微細位置
決め装置56は機械式結合器58によってエタロン48
に接続される。微細位置決め装置56に加えられるライ
ン60上の信号に応答して、エタロンの方位がレーザー
ビーム55の波長が所定の値に保持されるように、ある
いは電子焦点追跡を遂行するために波長をこの値から指
定の量だけ外れた所に移動するように制御される。微細
位置決め装置56が制御される方法については後に詳細
に説明される。 【0022】当技術においては、バンド幅狭化手段54
によって遂行されるような短波長レーザーの出力の調節
あるいはバンド幅狭化を遂行するための幾つかの装置が
知られている。これに関しては、例えば、J.ゴールド
ハー(J.Goldhar)らによってオプティクス
レターズ(Optics Letters)、Vol.
1、No.6、1977年、12月号、ページ199−
201に発表の論文〔不安定共震器間隙を使用するイン
ジェクション ロック、峡バンドKrF放電レーザー
(Injection−Locked.Narrow−
Band KrFDischarge Laser U
sing an Unstable Resonato
r Cavity)〕;T.J.マッキー(T.J.M
ckee)らによって、IEEE ジャーナル オブ
クゥオンタム エレクトロニクス(IEEE Jour
nalof Quantum Electronic
s)、Vol.1、QE−15,No.5、1979年
5月号、ページ332−334に発表の論文〔TEA稀
ガスハロゲン化物エクサイマーレーザーのスペクトル狭
化を含む動作及びビーム特性(Operating a
nd Beam Characteristics,I
ncluding Spectral Narrowi
ng of a TER Rare−Gas Hali
de Excimer Laser)〕;K.R.ジャ
ーマン(K.R.German)によってアプライド
オプティクス(Applied Optics)、Vo
l.20、No.18、1981年9月15日号、ペー
ジ3168−3171に発表の論文〔CWレーザー用か
すめ入射角チューナー(Grazing Angle
Tuner for CW Lasers)〕;及び
R.G.カロ(R.G.Caro)らによって、ジャー
ナル フィジクス D:アプライド フィジクス(Jo
urnal Physics D:Applied P
hysics)、15、1982年、ページ767−7
73に発表の論文〔狭バンド幅及び限定回折発散を持つ
単純な可調節KrFレーザーシステム(A Simpl
e Tunable KrF Laser Syste
m with Narrow Bandwidth a
nd Diffraction−Limited De
vergence)〕を参照すること。 【0023】上述のガルバノメータモータ30及び32
(図1)を制御するためのフィードバックループは連続
電気入力信号を必要とする。しかし、パルスレーザー1
2は検出器24(図2)を介してこのような信号を提供
する能力を持たない。従って、装置10には連続波(C
W)レーザー62(例えば、6328オングストローム
にて動作する標準ヘリウム−ネオンレーザー)も含まれ
る。レーザー62は前述の2484オングストロームの
ビームと同軸の連続基準ビームを提供するように設計さ
れる。一方、6328オングストロームビームは検出器
24によって連続電気信号に変換され、フィードバック
ループに加えられるが、このループがそれぞれガルバノ
メータモータ30及び32を制御する。 【0024】検出器24によって6328オングストロ
ームの基準ビームが検出器24との所定の整合から外れ
ていることが検出されるたびに、所定の整合を再確立す
るために修正信号がモータ30及びあるいはモータ32
に加えられる。この6328オングストロームビームと
2484オングストロームビームは装置10内で同軸的
に伝播されるため、この修正信号は2484オングスト
ロームの露出ビームの所定の整合を再確立するのに使用
することができる。 【0025】CWレーザー62(図1)の出力は高反射
率ミラー64を介して二色性ミラー66に向けられる。
ミラー66は6328オングストロームの入射ビームを
矢印68によって示されるX方向経路に沿って右方向に
反射するように設計される。ミラー66はまたアセンブ
リ54から放射される2484オングストロームの入射
ビームの殆どを同一のX方向に沿って伝送するように設
計される。従って、矢印68は6328オングストロー
ムのCWビーム及び2484オングストロームのパルス
ビームが同軸的に伝播し続けてガルバノメータミラー2
0及び22に入射する進路を示す。ミラー20及び22
によって反射された後、この同軸ビームは装置10から
外に伝播されるが、この同軸ビームが前述のビーム18
を構成する。 【0026】図1のバンド幅狭化手段54から放射され
る2484オングストロームのビームの少量(例えば、
約1パーセント)がミラー66によって矢印69によっ
て示されるY軸に沿って波長計70に向けて上方向に反
射される。これに応答して、波長計70は差動増幅器7
2の1つの入力に電気信号を提供する。増幅器72への
もう1つの入力は制御コンピュータ38によって供給さ
れる。こうして、リード60に加えられる増幅器72の
出力によってバンド幅狭化手段54の出力がコンピュー
タ38によって規定される所定の中心波長に保持され
る。また、後に詳細に説明されるごとく、コンピュータ
38によって増幅器72に加えられる信号を使用して、
電子焦点追跡を行うために中心波長を意図的に変化させ
ることも可能である。 【0027】さらに、前述のコンピュータ38(図1)
のバンド幅狭化手段54から放射されるビームの中心波
長を簡単に制御及び調節することのできる能力はここに
説明の装置の全体としての設計及び製造を簡単にする。
これは、実際には、石英ガラスのみで製造されるレンズ
アセンブリを所定の仕様に正確に製造することは非常に
困難であるためである。従来の方法では、製造させたレ
ンズアセンブリが装置に搭載され、このアセンブリが指
定の中心周波数にてテストされ、再びバンド幅狭化手段
が分解され、さらに調節のための加工、ポリシング等が
行われる。 【0028】次に、レンズアセンブリが再度搭載され、
さらに装置のテストが行われ、これがレンズアセンブリ
と中心波長が概ね合致するまで反復される。このように
固定の中心波長を得るために機械的にレンズアセンブリ
の調節及びマッチングを行うことは、時間的にもコスト
的にも明らかに割高となる。 【0029】これに対し、本出願人の設計によると、多
くの場合、石英ガラスのみで製造されたレンズアセンブ
リを前述の装置に最初に一度搭載するだけで、レンズア
センブリを再度分解することなく装置をほぼ理想的に調
節することが可能である。これは搭載されたアセンブリ
をそのままとし、露出ビームの中心波長をコンピュータ
38の制御下で最初に製造されたレンズアセンブリの動
作特性と装置の動作波長の間でほぼ最適の合致が得られ
るように調節することによって達成される。このような
機械的でなく電子的な装置の調節は本質的に有利であ
る。 【0030】装置10から矢印18の方向に放射される
2484オングストローム及び6328オングストロー
ムのレーザビームは図2に示される装置14に向けられ
る。より詳細には、これらビームは装置14内のミラー
74に向けられる。ミラー74は6328オングストロ
ームの波長では高度に反射性であり、2484オングス
トロームの波長では高度に透過性であるように設計され
る。結果として、6328オングストロームのビームは
殆どは矢印76の方向に右に向けられ、2484オング
ストロームビームの殆どは矢印78の方向に下方に向け
られる。 【0031】図2の矢印76の方向に伝播される632
8オングストロームビームはフィルタ80を通過する。
フィルタ80は6328オングストロームビームは通過
するが、ミラー74によって矢印76の方向に反射され
た2484オングストロームビームはブロックするよう
に設計される。従って、6328オングストロームのC
Wビームのみが検出器24に当たる。一方、前述したご
とく、検出器24は図1に示されるフィードバックルー
プに連続電気信号を提供し、ガルバノメータモータ30
及び32の動作を制御する。こうして、テーブル16に
対する6328オングストロームビーム76の方位、従
って、同軸的に置かれる2484オングストロームの露
出ビーム78の方位がテーブル14が振動している間で
も一定に保持される。 【0032】図2の矢印78の方向に下方に伝播する2
484オングストロームビームは可調節視野ストップあ
るいは間隙82に向けられる。一例として、ストップ8
2の所のビームの直径はストップの開口部の直径よりも
大きく設計される。 【0033】実際には、図2のストップ82を通って伝
播される2484オングストロームビームの等強度線は
ストップ内の開口部に対して非対称的となる。さらに、
この非対称性はパルスによって異なる傾向を持つ。補正
しなければ、この要因によって、照射の均質性が満たさ
れず、この結果、ウエーハ40の表面の所の線幅の制御
が不十分となる。 【0034】本発明の一面によると、ストップ82に向
けられた少しサイズの大きなビームが少量ΔX及びΔZ
だけデイザー、つまりシステマテイクに移動される。例
えば、数百の連続レーザーパルスを含む露出では、この
移動によってストップ82を通じて伝播されるパルスの
面積の平均化を行うことが可能である。この平均化によ
って、ウエーハ40の表面により均質の照射が得られる
こととなる。 【0035】面積の平均化を遂行するためにストップ8
2(図2)に向けられる2484オングストロームビー
ム78の移動はコンピュータ38(図1)によって制御
される。コンピュータ38によってリード86及び87
を介してガルバノメータモータ30及び32に加えられ
る信号によって、ストップ82内の開口部を横断しての
ビームの前述の移動ΔZ及びΔXが実現される。 【0036】ストップ82を通過する2484オングス
トロームビーム78は図2に示されるミラー88に当た
る。このミラーは入射ビームの比較的小さな量(例え
ば、約1パーセント)を反射するように設計される。こ
うして反射された部分は、フィルタ90を通過して光ダ
イオード92に向けられる。フィルタ90は2489オ
ングストロームの光は通過するが、6328オングスト
ロームの光はブロックするように設計される。こうし
て、ストップ82によって伝播されたビームの6328
オングストローム成分の全てが光ダイオード92に当た
ることから阻止される。 【0037】図2の光ダイオード92は吸収線量制御及
びレーザートリガ装置の部分を構成する。光ダイオード
92は個々の2484オングストロームパルスの部分を
標本し、これに応答して、光積分器94(図1)に加え
られる電気信号を生成する。制御コンピュータ38は第
2の制御入力信号(吸収線量制御信号)を光積分器94
に供給する。一方、積分器94の出力はトリガ信号とし
てレーザー12に加えられる。 【0038】吸収量線制御及びレーザートリガ装置の動
作は以下の通りである。コンピュータ制御の下で、ステ
ッピングテーブル16が微細位置決め装置95によって
レジストを被覆されたウエーハ40のチップ位置が十字
線84上に含まれるパターンに露出される位置に移動さ
れる。(一例として、この十字線はこの上に単一チップ
パターンを含むものと仮定される。)コンピュータ38
は次に積分器94を起動し、2484オングストローム
のパルスの放射を開始するためにレーザー12をトリガ
する。光ダイオード92によって標本された個々のパル
スの部分及びこれを表す信号が積分器94に加えられ
る。積分器94がコンピュータ38によってセットされ
た所定の吸収線量が達成されたことを検出すると、レー
ザー12にパルスの放射を停止する信号が送られる。次
に、テーブル16がウエーハ40上の別のチップ位置を
次の露出のための位置に位置するように移動される。 【0039】露出はコンデンサーレンズ110、ウエー
ハ40上に写されるパターンを含む十字線84、及び投
影レンズ108を通じて行われる。次にレンズ110に
対する照射の仮想源について説明する。 【0040】図2に示されるごとく、ミラー88を通過
して伝播される2484オングストロームビーム78は
コリメーティングレンズに向けられる。レンズ96はビ
ームを小さなスポットに集め、これをミラーあるいはプ
リズム要素98に向ける機能を持つ。この小さなスポッ
トは照射の第1の仮想源を構成する。要素98はビーム
をここでは視野レンズ100及び追加のレンズ要素10
2及び104によって代表される走査レンズアセンブリ
101の視野のエツジに偏向するように設計される。一
方、このビームは、走査ミラーアセンブリ106によっ
て走査レンズアセンブリ101に反射される。 【0041】投影レンズ108の入射ひとみの十分な照
射、従って、ウエーハ40上の適切な像特性を達成する
ためには、レンズ108の入射ひとみの直径の約50か
ら75パーセントを照射することが有効である。一例と
して、開口ストップ109(図2に簡略的に示される)
として定義される入射ひとみは直径約100ミリメート
ルとされる。従って、これより、単に小さな第1の仮想
源をレンズ108に再照準するだけでは、レンズ108
の入射ひとみの十分な照射を得ることができないことが
明かである。 【0042】本発明の一面によると、投影レンズ108
に実際に再照準される仮想源の有効サイズがレンズ96
によって生成される第1の仮想源の有効サイズよりも大
きくなるように増大される。これは走査レンズアセンブ
リ101及び走査ミラーアセンブリ106によって遂行
される。後に詳細の説明のこれらアセンブリの動作によ
って、有効仮想源のサイズ及び形状の両方がコンピュー
タ38からアセンブリ106に加えられる信号の制御下
で選択的に変化される。重要なことは、このような変化
を与える過程において、2484オングストロームのレ
ーザー光が説明の装置内で消費されないことである。従
って、投影レンズ108の入射ひとみに再照準される照
射のサイズ及び形状が変化されても得られる露出光の全
てがウエーハ40の表面に照射される。投影レンズ10
8の入射ひとみの照射部分のサイズ及び形状の両方を変
化できる能力は、これによって、例えば、ウエーハ40
上の幾つかの重要な部分の分解能を最適化するように照
射を調節でき、またウエーハ40上のレジスト層の非線
形特性を最大限に活用できるという点において非常に大
きな意味を持つ。 【0043】図2に簡略的に示される走査ミラーアセン
ブリ106はミラー112及び2つの独立的に回転可能
な回転シャフト114及び116を含む。シャフト11
4はX軸に対して平行に方位し、一方、シャフト116
はX軸に対して垂直方位する。シャフト116の後方及
び前方への回転によって、ミラー112が2つの頭を持
つ矢印118によって示されるように後方及び前方にロ
ックされる。このロックキングが起こるのと同時に、シ
ャフト114が、矢印120にて示されるように回転さ
れる。換言すると、ミラーがシャフト116の回転に応
答してロックすると、ロックキングミラーが独立的にシ
ャフト114によって回転される。この結果、レンズ1
00のすぐ左のY−Z平面内の比較的大きな領域Aが図
1のレーザー12によって供給される連続パルスによっ
て実質的に満たされ、大きな面積の仮想源が形成され
る。一例として、ウエーハ40上のチップ位置が露出さ
れる個々の期間内にレーザー12によって数百の連続パ
ルスが供給される。 【0044】前述の大きな面積の仮想源のサイズはシャ
フト116によってミラー112がロックされる程度を
変えることによって変化することができる。これに加え
て、仮想源の形状はミラー112がロックされている間
のシャフト114の回転速度を変えることによって変化
できる。 【0045】レンズ100(図2)の左に形成される比
較的大きな面積の仮想源から放射される光は再照準レン
ズ110によって十字線84上に含まれるパターンを照
射するように向けられる。十字線48を通過して伝播さ
れる光はレンズ109によってウエーハ40の表面上の
チップ位置に映像される。一例として、レンズ109は
ウエーハ表面上に十字線パターンの減少変形(例えば、
5から1への減少)を形成する。 【0046】標準露出システムにおいては、通常、焦点
の追跡は機械的にプロジェクションレンズからウエーハ
までの距離を変化することによって達成される。通常、
これは、システムの光学コラムを移動するか、あるいは
ウエーハを移動することによって行われる。いずれの場
合も調節には時間がかかりシステム内に好ましくない機
械的共振が与えられる。 【0047】本発明の一面においては、焦点の追跡は非
機械的に迅速に遂行される。この能力は単一光学材質か
ら製造されるレンズが使用されることによって得られ
る。このようなレンズは、色収差を補正されたレンズと
異なり、波長と焦点距離との間にほぼ線形的な関係を示
す。従って、レーザー12(図1)の波長を電子的に変
化させることによって、投影レンズ108(図2)の焦
点面をも変化することができる。 【0048】焦点追跡装置の動作は以下の通りである。
最初に、標準焦点センサ111が投影レンズ108とウ
エーハ40の表面との間の距離が所定の値から異なるか
否かを検出する。例えば、この距離が例えば、ウエーハ
40のそりなどに起因して1ミクロンだけ変化(減少)
されたものと仮定する。すると、この変動を表す信号が
リード122を介してコンピュータ38に送られる。こ
れに応答して、コンピュータは前述の周波数制御ループ
内に含まれる差動増幅器72(図1)に対応する修正信
号を加える。すると、増幅器72によって調節及び線幅
狭化アセンブリ54から放射されるパルスの中心波長を
増加するための信号が加えられる。一例として、中心波
長が0.1オングストロームだけ増加される。これによ
って、レンズの焦点距離が1ミクロンだけ減少され、こ
うして、レンズ−ウエーハ間距離の想定された1ミクロ
ンの減少が正確に補正される。
システムに関する。 【0002】 【発明の背景】本発明は光学リソグラフィー、より詳細
には高品質細線半導体デバイスを製造するために採用さ
れる短波長光学リソグラフィー用の装置および方法に関
する。 【0003】光学写像システムにおける等しい線及び間
隔の分解能限界(Lmin)は以下によって表わされる
ことが知られている。 【0004】 Lmin=Kλ/NA (1) ここで、Kは定数であり、この値は典型的には0.4か
ら1.0の範囲にあり製造及び照射条件並びにレジスト
特性に依存し、λは露出放射線の波長であり、そしてN
Aは投影光学装置の開口数である。 【0005】(1)式より、印刷可能な最少形状はλを
減少させるか、あるいはNAを増加することによって縮
小できることがわかる。しかし、システムの焦点の深度
は(NA)2に逆比例して変化するため、通常、実際の
高分解能システムにおいては所望のLminを達成する
のにはNAを増加するのではなくλを減少する方が有利
である。本発明は新しい短波長リソグラフシステムに関
する。 【0006】 【発明の要約】本発明によるリソグラフシステムはディ
ープ紫外線の範囲の波長にて動作する狭バンド幅可調節
レーザーを含む。単色の石英ガラスのみで製造されたレ
ンズアセンブリがレーザーの出力を移動可能な支持体、
例えば、周知の“スピッピングテーブル”上に搭載され
たレジスト被覆ウエーハの連続部分に当てるのに使用さ
れる。 【0007】本発明に従って狭バンド幅レーザーと単色
レンズアセンブリとを組合せて使用することによって、
システムの焦点追跡を迅速にかつ簡単に行なうことが可
能となる。これはレーザーの出力を投影レンズを介して
加工物の表面に当て、レーザーの波長をレンズの焦点長
とレンズから加工物面までの間隔とが等しく保持される
ように制御することによって遂行される。本発明による
システムの他の特徴は後に説明される。 【0008】本発明は周知のタイプの“ステップアンド
リピード”リソグラフィックシステムとの関連で説明さ
れる。 【0009】本発明の一面によると、レーザー照射源が
物理的にシステムの可動テーブル部分から離される。従
って、例えば、図1に示されるパルスレーザー12を含
む装置10は、好ましくは、図2に示されるステッピン
グ テーブル16を含む装置14から離された所に位置
される。この構成においては、装置10によって提供さ
れるレーザービームは図1の矢印18によって示される
ごとく、空気あるいは制御された空間を通って装置14
に伝播される。(実際には、後に明らかになるように、
2つの同軸に配置されたレーザービームが装置10から
矢印18の方向に伝播される。片方のビームは露出放射
線として使用され、他方のビームは単に整合制御の目的
に使用される。) 【0010】前述の装置10と14を物理的に離すのに
は幾つかの理由がある。例えば、図1に示されるレーザ
ー12は有毒成分を含み、安全上、これを作業員から離
れた所に位置することが必要とされる。 【0011】動作においては、ステッピング テーブル
によってレジスト被覆半導体ウエーハ40の連続部分を
照射線の経路内に移動される。従来は、テーブルの割出
しの度に、ビームの照射を行なう前にテーブルの移動に
起因する振動が止まるのを待つことが必要であった。こ
れは時間のかかる作業である。 【0012】本発明の一面においては、装置10及び1
4にレーザービームをテーブル16の振動に合せて瞬時
に移動することによってレーザービーム18のテーブル
に対する整合を確保するための装置が提供される。従っ
て、個々のテーブルの割出しの後にただちにビームの照
射を行なうことができる。一例として、この装置には、
装置10内の標準駆動ガルバノメータミラー20及び2
2、及びテーブル16上に搭載された従来の象限光検出
器あるいはポジションセンシティブ光検出器24を含
む。この光検出器24によって提供される電気信号はそ
れぞれガルバノメータモータ30及び32を制御するフ
ィードバックループ内の差動増幅器26及び28に加え
られる。モータ30はY軸に平行のシャフト34を介し
て機械的にミラー20に結合され、モータ32はZ軸に
平行のシャフト36を介してミラー22に結合される。
ミラー20及び22を選択的に回転することによって、
装置10から放射されるレーザービーム18の方位がテ
ーブル16の振動による移動を補正するように制御的に
変化される。 【0013】静止状態において、テーブル16に対して
要求されるレーザービーム18の方位が制御コンピュー
ター38からガルバノメータモータ30及び32に加え
られる定常信号によって確立される。差動増幅器26及
び28によってモータ30及び32に供給される追加の
可変信号はコンピュータによって供給される定常信号に
重複される。このプロセスに関しては後に詳細に説明さ
れる。 【0014】図2の装置14内に含まれる個々のレンズ
は石英ガラスのみから製造される。石英ガラスは短波長
光に対して高度に透明な高安定材質である、さらに、石
英ガラスは指定のレンズ設計に従って精密に加工するこ
とができる。このような明白な長所を持つのにもかかわ
らず、レーザー照射に基づく短波長(例えば、ディープ
UV)光学リソグラフィー用の高品質レンズアセンブリ
を製造するのに単一の光学材質(石英ガラス)の使用を
提唱するのは本出願人が初めてである。従来は、色収差
を補正するために複合材質を使用してレンズを製造する
のが通常であった。 【0015】本出願人は石英ガラスのみから製造される
レンズアセンブリを設計してみて、このアセンブリと結
合されるレーザー源が、単一の光学材質アセンブリにて
色収差の問題を回避するためには、実用上極度に狭いバ
ンド幅を持つことが要求されることを認識した。レーザ
ー源のバンド幅が十分に狭くないときは、色収差の問題
を回避できなく、従って、レーザービームが照射される
ウエーハ40(図2)上の投射像がボケてしまう結果と
なる。 【0016】しかし、本出願人は十分なパワーを持つ適
当な短波長レーザー源は全て本質的に極度に広いバンド
幅を持つことを発見した。この時点でとるべき1つの明
白な行動は、他の研究者のように、利用できるレーザー
源のバンド幅の範囲内で色収差の問題を回避するために
レンズアセンブリを再設計することである。しかし、こ
れは石英ガラス以外の光学材質を併用することを必要と
する。このため、本出願人は、石英ガラスのみによるレ
ンズ設計はそのままとし、レーザー源を十分に狭いバン
ド幅を示すように再設計する明白でない方法をとった。
この独特のアプローチによってより優れたレンズの設計
が実現されたばかりか、さらに、電子的焦点追跡、並び
にレーザー源の電子的調節を達成する道が開かれた。レ
ーザー源の電子的調節によって、後に詳細に説明される
ように、レーザー源をレンズアセンブリの動作特性に合
致させることが可能となる。 【0017】一例として、図1の装置10に含まれるレ
ーザー12はエクサイマーレーザーから構成される。こ
の分類のレーザーは例えば、4000オングストローム
以下から2000オングストローム以下の範囲の波長に
はUV放射を行なう能力を持つ。エクサイマーレーザー
及びこれらのリソグラフィーへの応用は多数の文献に紹
介されている。これらには、G.M.ジューブローク
(G.M.Dubroeucq)らによって、マイクロ
回路エンジニアリング会議、アーヘン、ドイツ、197
9年、9月の議事録(Proceeding of M
icrocircuit Engineering C
onference)、ページ328−337に発表の
論文〔レーザー投射プリンティング(Laser Pr
ojection Printing)〕;T.マクグ
レース(T.Mc Grath)によってソリッド ス
テート テクノロジー(Solid State Te
chnology)、1983年、12月号、ページ1
65−169に発表の論文〔エクサイマーレーザーのマ
イクロエレクトロニクスの応用(Applicatio
ns of Excimer Lasers in M
icroelectronics)〕;K.J.ポラス
コ(K.J.Polasko)らによってIEEE エ
レクトロン デバイス レターズ(IEEE Elec
tron Device Letters)、Vol.
DEL−5、No.1、1984年1月号、ページ24
−26に発表の論文〔エクサイマーレーザーを使用して
のAg2Se/GeSeのディープUV露出(Deep
UV Exposure ofAg2Se/GeSe
2 Utilizing an Excimer La
ser);及びK.ジェイン(K.Jain)らによっ
てアプライド オプテイクス(Applied Opt
ics)、Vol.23、No.5、1984年3月1
日号、ページ648−650に発表の論文〔エクサイマ
ーレーザー投影リソグラフィー(Excimer La
ser Projection Lithograph
y)等が含まれる。一例として、図1のレーザー12は
2484オングストロームの公称中心波長にて動作する
ように設計されたパルスKrFガスエクサイマーレーザ
ーから構成される。(KrF内のフッ素成分は非常に有
毒である。)一例として、レーザー12のパルス反復速
度は約1000パルス/秒に選択される。 【0018】本質的には、KrFエクサイマーレーザー
12(図1)は電力半値点で約10オングストロームの
スペクトルバンド幅を持つ。しかし、高分解能リソグラ
フィー用の石英ガラスのみのレンズアセンブリは色収差
の問題を回避するためには約0.1オングストローム以
下のレーザー源バンド幅が必要であることが再確認され
たため、本出願人はレーザー12とバンド幅狭化手段と
を結合することによって、2484オングストロームの
所でたった0.05オングストロームの電力半値点バン
ド幅を特徴とする出力を得ることに成功した。1000
パルス/秒の反復速度における、これら個々のパルスの
パワーは約5ミリジュールであるが、これは均質の高分
解能高スループットリソグラフィーに対して十分なもの
である。 【0019】レーザー12の固有のバンド幅を狭化する
ためには、幾つかの方法が使用できる。図3にはこれを
遂行するための1つの適当なアセンブリが示される(こ
の図面にはレーザーの部分42及び44も示される)。
レーザーから放射されるビーム46は標準低長短比エタ
ロン48を通じて伝播され、従来のかすめ入射線回折格
子50に入射するが、これと対面して高反射率ミラー5
2が位置する。一例として、回折格子50は1ミリメー
トル当たり3000から4000の溝を持つ。要素4
8、50及び52はそれぞれ調節及びバンド幅狭化手段
を構成する。このアセンブリは図1にも示され、参照番
号54が与えられている(“バンド幅狭化”は当分野に
おいては、“線幅狭化”とも呼ばれる)。 【0020】所望の狭バンド幅出力がバンド幅狭化手段
54から放射され、図3の矢印55によって示される方
向に伝播する。矢印55は図1にも示されるが、ここで
は、これはX軸に平行の方位を持つ。バンド幅狭化手段
54はまたレーザー出力55の中心波長を所定の値に
し、その後、波長をこの値に正確に保持する(あるいは
電子焦点追跡を達成する目的で意図的にこの値から波長
を外す)ための装置を提供する。これは要素48、50
及び52の任意の1つあるいは幾つかを図3の図面の平
面に垂直な軸を中心として回転することによって達成さ
れる。例えば、大まかな調節は、ミラー52及び/ある
いは回折格子50を回転することで十分に達成できる。
微調節はエタロン48のみを回転することによって達成
される。実際に使用する場合は、要素50及び52の片
方あるいは両方を回転することによって最初に所定の中
心波長が確立される。その後、レーザーがこの波長のと
ころに保持、あるいはエタロンの方位のみを選択的に制
御することによってこの波長から外れて微調節される。 【0021】図3に簡略的に示されるごとく、微細位置
決め装置56は機械式結合器58によってエタロン48
に接続される。微細位置決め装置56に加えられるライ
ン60上の信号に応答して、エタロンの方位がレーザー
ビーム55の波長が所定の値に保持されるように、ある
いは電子焦点追跡を遂行するために波長をこの値から指
定の量だけ外れた所に移動するように制御される。微細
位置決め装置56が制御される方法については後に詳細
に説明される。 【0022】当技術においては、バンド幅狭化手段54
によって遂行されるような短波長レーザーの出力の調節
あるいはバンド幅狭化を遂行するための幾つかの装置が
知られている。これに関しては、例えば、J.ゴールド
ハー(J.Goldhar)らによってオプティクス
レターズ(Optics Letters)、Vol.
1、No.6、1977年、12月号、ページ199−
201に発表の論文〔不安定共震器間隙を使用するイン
ジェクション ロック、峡バンドKrF放電レーザー
(Injection−Locked.Narrow−
Band KrFDischarge Laser U
sing an Unstable Resonato
r Cavity)〕;T.J.マッキー(T.J.M
ckee)らによって、IEEE ジャーナル オブ
クゥオンタム エレクトロニクス(IEEE Jour
nalof Quantum Electronic
s)、Vol.1、QE−15,No.5、1979年
5月号、ページ332−334に発表の論文〔TEA稀
ガスハロゲン化物エクサイマーレーザーのスペクトル狭
化を含む動作及びビーム特性(Operating a
nd Beam Characteristics,I
ncluding Spectral Narrowi
ng of a TER Rare−Gas Hali
de Excimer Laser)〕;K.R.ジャ
ーマン(K.R.German)によってアプライド
オプティクス(Applied Optics)、Vo
l.20、No.18、1981年9月15日号、ペー
ジ3168−3171に発表の論文〔CWレーザー用か
すめ入射角チューナー(Grazing Angle
Tuner for CW Lasers)〕;及び
R.G.カロ(R.G.Caro)らによって、ジャー
ナル フィジクス D:アプライド フィジクス(Jo
urnal Physics D:Applied P
hysics)、15、1982年、ページ767−7
73に発表の論文〔狭バンド幅及び限定回折発散を持つ
単純な可調節KrFレーザーシステム(A Simpl
e Tunable KrF Laser Syste
m with Narrow Bandwidth a
nd Diffraction−Limited De
vergence)〕を参照すること。 【0023】上述のガルバノメータモータ30及び32
(図1)を制御するためのフィードバックループは連続
電気入力信号を必要とする。しかし、パルスレーザー1
2は検出器24(図2)を介してこのような信号を提供
する能力を持たない。従って、装置10には連続波(C
W)レーザー62(例えば、6328オングストローム
にて動作する標準ヘリウム−ネオンレーザー)も含まれ
る。レーザー62は前述の2484オングストロームの
ビームと同軸の連続基準ビームを提供するように設計さ
れる。一方、6328オングストロームビームは検出器
24によって連続電気信号に変換され、フィードバック
ループに加えられるが、このループがそれぞれガルバノ
メータモータ30及び32を制御する。 【0024】検出器24によって6328オングストロ
ームの基準ビームが検出器24との所定の整合から外れ
ていることが検出されるたびに、所定の整合を再確立す
るために修正信号がモータ30及びあるいはモータ32
に加えられる。この6328オングストロームビームと
2484オングストロームビームは装置10内で同軸的
に伝播されるため、この修正信号は2484オングスト
ロームの露出ビームの所定の整合を再確立するのに使用
することができる。 【0025】CWレーザー62(図1)の出力は高反射
率ミラー64を介して二色性ミラー66に向けられる。
ミラー66は6328オングストロームの入射ビームを
矢印68によって示されるX方向経路に沿って右方向に
反射するように設計される。ミラー66はまたアセンブ
リ54から放射される2484オングストロームの入射
ビームの殆どを同一のX方向に沿って伝送するように設
計される。従って、矢印68は6328オングストロー
ムのCWビーム及び2484オングストロームのパルス
ビームが同軸的に伝播し続けてガルバノメータミラー2
0及び22に入射する進路を示す。ミラー20及び22
によって反射された後、この同軸ビームは装置10から
外に伝播されるが、この同軸ビームが前述のビーム18
を構成する。 【0026】図1のバンド幅狭化手段54から放射され
る2484オングストロームのビームの少量(例えば、
約1パーセント)がミラー66によって矢印69によっ
て示されるY軸に沿って波長計70に向けて上方向に反
射される。これに応答して、波長計70は差動増幅器7
2の1つの入力に電気信号を提供する。増幅器72への
もう1つの入力は制御コンピュータ38によって供給さ
れる。こうして、リード60に加えられる増幅器72の
出力によってバンド幅狭化手段54の出力がコンピュー
タ38によって規定される所定の中心波長に保持され
る。また、後に詳細に説明されるごとく、コンピュータ
38によって増幅器72に加えられる信号を使用して、
電子焦点追跡を行うために中心波長を意図的に変化させ
ることも可能である。 【0027】さらに、前述のコンピュータ38(図1)
のバンド幅狭化手段54から放射されるビームの中心波
長を簡単に制御及び調節することのできる能力はここに
説明の装置の全体としての設計及び製造を簡単にする。
これは、実際には、石英ガラスのみで製造されるレンズ
アセンブリを所定の仕様に正確に製造することは非常に
困難であるためである。従来の方法では、製造させたレ
ンズアセンブリが装置に搭載され、このアセンブリが指
定の中心周波数にてテストされ、再びバンド幅狭化手段
が分解され、さらに調節のための加工、ポリシング等が
行われる。 【0028】次に、レンズアセンブリが再度搭載され、
さらに装置のテストが行われ、これがレンズアセンブリ
と中心波長が概ね合致するまで反復される。このように
固定の中心波長を得るために機械的にレンズアセンブリ
の調節及びマッチングを行うことは、時間的にもコスト
的にも明らかに割高となる。 【0029】これに対し、本出願人の設計によると、多
くの場合、石英ガラスのみで製造されたレンズアセンブ
リを前述の装置に最初に一度搭載するだけで、レンズア
センブリを再度分解することなく装置をほぼ理想的に調
節することが可能である。これは搭載されたアセンブリ
をそのままとし、露出ビームの中心波長をコンピュータ
38の制御下で最初に製造されたレンズアセンブリの動
作特性と装置の動作波長の間でほぼ最適の合致が得られ
るように調節することによって達成される。このような
機械的でなく電子的な装置の調節は本質的に有利であ
る。 【0030】装置10から矢印18の方向に放射される
2484オングストローム及び6328オングストロー
ムのレーザビームは図2に示される装置14に向けられ
る。より詳細には、これらビームは装置14内のミラー
74に向けられる。ミラー74は6328オングストロ
ームの波長では高度に反射性であり、2484オングス
トロームの波長では高度に透過性であるように設計され
る。結果として、6328オングストロームのビームは
殆どは矢印76の方向に右に向けられ、2484オング
ストロームビームの殆どは矢印78の方向に下方に向け
られる。 【0031】図2の矢印76の方向に伝播される632
8オングストロームビームはフィルタ80を通過する。
フィルタ80は6328オングストロームビームは通過
するが、ミラー74によって矢印76の方向に反射され
た2484オングストロームビームはブロックするよう
に設計される。従って、6328オングストロームのC
Wビームのみが検出器24に当たる。一方、前述したご
とく、検出器24は図1に示されるフィードバックルー
プに連続電気信号を提供し、ガルバノメータモータ30
及び32の動作を制御する。こうして、テーブル16に
対する6328オングストロームビーム76の方位、従
って、同軸的に置かれる2484オングストロームの露
出ビーム78の方位がテーブル14が振動している間で
も一定に保持される。 【0032】図2の矢印78の方向に下方に伝播する2
484オングストロームビームは可調節視野ストップあ
るいは間隙82に向けられる。一例として、ストップ8
2の所のビームの直径はストップの開口部の直径よりも
大きく設計される。 【0033】実際には、図2のストップ82を通って伝
播される2484オングストロームビームの等強度線は
ストップ内の開口部に対して非対称的となる。さらに、
この非対称性はパルスによって異なる傾向を持つ。補正
しなければ、この要因によって、照射の均質性が満たさ
れず、この結果、ウエーハ40の表面の所の線幅の制御
が不十分となる。 【0034】本発明の一面によると、ストップ82に向
けられた少しサイズの大きなビームが少量ΔX及びΔZ
だけデイザー、つまりシステマテイクに移動される。例
えば、数百の連続レーザーパルスを含む露出では、この
移動によってストップ82を通じて伝播されるパルスの
面積の平均化を行うことが可能である。この平均化によ
って、ウエーハ40の表面により均質の照射が得られる
こととなる。 【0035】面積の平均化を遂行するためにストップ8
2(図2)に向けられる2484オングストロームビー
ム78の移動はコンピュータ38(図1)によって制御
される。コンピュータ38によってリード86及び87
を介してガルバノメータモータ30及び32に加えられ
る信号によって、ストップ82内の開口部を横断しての
ビームの前述の移動ΔZ及びΔXが実現される。 【0036】ストップ82を通過する2484オングス
トロームビーム78は図2に示されるミラー88に当た
る。このミラーは入射ビームの比較的小さな量(例え
ば、約1パーセント)を反射するように設計される。こ
うして反射された部分は、フィルタ90を通過して光ダ
イオード92に向けられる。フィルタ90は2489オ
ングストロームの光は通過するが、6328オングスト
ロームの光はブロックするように設計される。こうし
て、ストップ82によって伝播されたビームの6328
オングストローム成分の全てが光ダイオード92に当た
ることから阻止される。 【0037】図2の光ダイオード92は吸収線量制御及
びレーザートリガ装置の部分を構成する。光ダイオード
92は個々の2484オングストロームパルスの部分を
標本し、これに応答して、光積分器94(図1)に加え
られる電気信号を生成する。制御コンピュータ38は第
2の制御入力信号(吸収線量制御信号)を光積分器94
に供給する。一方、積分器94の出力はトリガ信号とし
てレーザー12に加えられる。 【0038】吸収量線制御及びレーザートリガ装置の動
作は以下の通りである。コンピュータ制御の下で、ステ
ッピングテーブル16が微細位置決め装置95によって
レジストを被覆されたウエーハ40のチップ位置が十字
線84上に含まれるパターンに露出される位置に移動さ
れる。(一例として、この十字線はこの上に単一チップ
パターンを含むものと仮定される。)コンピュータ38
は次に積分器94を起動し、2484オングストローム
のパルスの放射を開始するためにレーザー12をトリガ
する。光ダイオード92によって標本された個々のパル
スの部分及びこれを表す信号が積分器94に加えられ
る。積分器94がコンピュータ38によってセットされ
た所定の吸収線量が達成されたことを検出すると、レー
ザー12にパルスの放射を停止する信号が送られる。次
に、テーブル16がウエーハ40上の別のチップ位置を
次の露出のための位置に位置するように移動される。 【0039】露出はコンデンサーレンズ110、ウエー
ハ40上に写されるパターンを含む十字線84、及び投
影レンズ108を通じて行われる。次にレンズ110に
対する照射の仮想源について説明する。 【0040】図2に示されるごとく、ミラー88を通過
して伝播される2484オングストロームビーム78は
コリメーティングレンズに向けられる。レンズ96はビ
ームを小さなスポットに集め、これをミラーあるいはプ
リズム要素98に向ける機能を持つ。この小さなスポッ
トは照射の第1の仮想源を構成する。要素98はビーム
をここでは視野レンズ100及び追加のレンズ要素10
2及び104によって代表される走査レンズアセンブリ
101の視野のエツジに偏向するように設計される。一
方、このビームは、走査ミラーアセンブリ106によっ
て走査レンズアセンブリ101に反射される。 【0041】投影レンズ108の入射ひとみの十分な照
射、従って、ウエーハ40上の適切な像特性を達成する
ためには、レンズ108の入射ひとみの直径の約50か
ら75パーセントを照射することが有効である。一例と
して、開口ストップ109(図2に簡略的に示される)
として定義される入射ひとみは直径約100ミリメート
ルとされる。従って、これより、単に小さな第1の仮想
源をレンズ108に再照準するだけでは、レンズ108
の入射ひとみの十分な照射を得ることができないことが
明かである。 【0042】本発明の一面によると、投影レンズ108
に実際に再照準される仮想源の有効サイズがレンズ96
によって生成される第1の仮想源の有効サイズよりも大
きくなるように増大される。これは走査レンズアセンブ
リ101及び走査ミラーアセンブリ106によって遂行
される。後に詳細の説明のこれらアセンブリの動作によ
って、有効仮想源のサイズ及び形状の両方がコンピュー
タ38からアセンブリ106に加えられる信号の制御下
で選択的に変化される。重要なことは、このような変化
を与える過程において、2484オングストロームのレ
ーザー光が説明の装置内で消費されないことである。従
って、投影レンズ108の入射ひとみに再照準される照
射のサイズ及び形状が変化されても得られる露出光の全
てがウエーハ40の表面に照射される。投影レンズ10
8の入射ひとみの照射部分のサイズ及び形状の両方を変
化できる能力は、これによって、例えば、ウエーハ40
上の幾つかの重要な部分の分解能を最適化するように照
射を調節でき、またウエーハ40上のレジスト層の非線
形特性を最大限に活用できるという点において非常に大
きな意味を持つ。 【0043】図2に簡略的に示される走査ミラーアセン
ブリ106はミラー112及び2つの独立的に回転可能
な回転シャフト114及び116を含む。シャフト11
4はX軸に対して平行に方位し、一方、シャフト116
はX軸に対して垂直方位する。シャフト116の後方及
び前方への回転によって、ミラー112が2つの頭を持
つ矢印118によって示されるように後方及び前方にロ
ックされる。このロックキングが起こるのと同時に、シ
ャフト114が、矢印120にて示されるように回転さ
れる。換言すると、ミラーがシャフト116の回転に応
答してロックすると、ロックキングミラーが独立的にシ
ャフト114によって回転される。この結果、レンズ1
00のすぐ左のY−Z平面内の比較的大きな領域Aが図
1のレーザー12によって供給される連続パルスによっ
て実質的に満たされ、大きな面積の仮想源が形成され
る。一例として、ウエーハ40上のチップ位置が露出さ
れる個々の期間内にレーザー12によって数百の連続パ
ルスが供給される。 【0044】前述の大きな面積の仮想源のサイズはシャ
フト116によってミラー112がロックされる程度を
変えることによって変化することができる。これに加え
て、仮想源の形状はミラー112がロックされている間
のシャフト114の回転速度を変えることによって変化
できる。 【0045】レンズ100(図2)の左に形成される比
較的大きな面積の仮想源から放射される光は再照準レン
ズ110によって十字線84上に含まれるパターンを照
射するように向けられる。十字線48を通過して伝播さ
れる光はレンズ109によってウエーハ40の表面上の
チップ位置に映像される。一例として、レンズ109は
ウエーハ表面上に十字線パターンの減少変形(例えば、
5から1への減少)を形成する。 【0046】標準露出システムにおいては、通常、焦点
の追跡は機械的にプロジェクションレンズからウエーハ
までの距離を変化することによって達成される。通常、
これは、システムの光学コラムを移動するか、あるいは
ウエーハを移動することによって行われる。いずれの場
合も調節には時間がかかりシステム内に好ましくない機
械的共振が与えられる。 【0047】本発明の一面においては、焦点の追跡は非
機械的に迅速に遂行される。この能力は単一光学材質か
ら製造されるレンズが使用されることによって得られ
る。このようなレンズは、色収差を補正されたレンズと
異なり、波長と焦点距離との間にほぼ線形的な関係を示
す。従って、レーザー12(図1)の波長を電子的に変
化させることによって、投影レンズ108(図2)の焦
点面をも変化することができる。 【0048】焦点追跡装置の動作は以下の通りである。
最初に、標準焦点センサ111が投影レンズ108とウ
エーハ40の表面との間の距離が所定の値から異なるか
否かを検出する。例えば、この距離が例えば、ウエーハ
40のそりなどに起因して1ミクロンだけ変化(減少)
されたものと仮定する。すると、この変動を表す信号が
リード122を介してコンピュータ38に送られる。こ
れに応答して、コンピュータは前述の周波数制御ループ
内に含まれる差動増幅器72(図1)に対応する修正信
号を加える。すると、増幅器72によって調節及び線幅
狭化アセンブリ54から放射されるパルスの中心波長を
増加するための信号が加えられる。一例として、中心波
長が0.1オングストロームだけ増加される。これによ
って、レンズの焦点距離が1ミクロンだけ減少され、こ
うして、レンズ−ウエーハ間距離の想定された1ミクロ
ンの減少が正確に補正される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一体となって本発明による短波長光学リソグラ
フィーを達成するための装置を簡略的に示す図である。 【図2】一体となって本発明による短波長光学リソグラ
フィーを達成するための装置を簡略的に示す図である。 【図3】図1の一部の特定の装置をより詳細に示す図で
ある。 【符号の説明】 12 パルスレーザー手段 54 調節及びバンド幅狭化手段 108、110 レンズアセンブリ 62 レーザー 55、64 同軸的に伝播するための装置 20、22 二次元走査アセンブリ 24 レーザーパルス整合保持手段
フィーを達成するための装置を簡略的に示す図である。 【図2】一体となって本発明による短波長光学リソグラ
フィーを達成するための装置を簡略的に示す図である。 【図3】図1の一部の特定の装置をより詳細に示す図で
ある。 【符号の説明】 12 パルスレーザー手段 54 調節及びバンド幅狭化手段 108、110 レンズアセンブリ 62 レーザー 55、64 同軸的に伝播するための装置 20、22 二次元走査アセンブリ 24 レーザーパルス整合保持手段
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(56)参考文献 特開 昭53−72575(JP,A)
特開 昭55−143033(JP,A)
特開 昭58−31305(JP,A)
特開 昭60−117735(JP,A)
特開 昭60−242421(JP,A)
特表 昭58−500727(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.固有のバンド幅を有するレーザー放射を与えるパル
スレーザー12; 放射路に配置され、前記レーザー放射により与えられる
前記固有のバンド幅を持つ放射に応答して許容できない
ほど大きい色収差を示すレンズアセンブリ108,11
0であって、該レンズアセンブリは本質的に単一の光学
物質から形成されているものであり; 前記レーザー12の出力に応答して前記レンズアセンブ
リが許容できるほど低い色収差を示すまで前記放射の固
有のバンド幅を十分に狭くする調節及びバンド幅狭化手
段54; 連続波信号を提供するための連続波信号レーザー62; 前記パルスレーザー及び連続波信号レーザーを同軸的に
伝播するための装置55,64; 前記同軸的に伝播される前記パルスレーザー及び前記連
続波信号レーザーを偏向する二次元走査アセンブリ2
0,22;及び 前記偏向された連続波信号レーザーに応答して所定の整
合から偏差を検出し、前記走査アセンブリに修正信号を
加えて、前記連続波信号レーザーの前記所定の整合及び
前記同軸的に伝播される前記パルスレーザーの整合を保
持する光検出器24を含むことを特徴とする光リソグラ
フィー装置。 2.請求項1に記載の装置において、前記装置は更に、
前記整合されたパルスレーザーの経路内におかれ、それ
に向けられるパルスレーザーの直径より小さな直径の開
口を持つ視野ストップ82、及び 前記二次元走査アセンブリに信号を加え、前記パルスレ
ーザーを前記ストップ内の開口を横断してシステマティ
ックに走査し、前記開口を通過して伝播されるパルスの
強度輪郭の面積の平均化を行うコンピュータ制御手段3
8を含むことを特徴とする装置。 3.請求項2に記載の装置において、前記装置は更に、
前記装置の動作の1サイクルの間に前記パルスレーザー
によって供給される累積エネルギーを測定し、供給され
る総エネルギーが所定の閾値を越えたときに前記サイク
ルを停止する光積分器94を含むことを特徴とする装
置。 4.請求項2に記載の装置において、前記装置は更に、 走査レンズアセンブリ101; 走査ミラーアセンブリ106;及び 前記パルスレーザーを前記走査レンズアセンブリを介し
て前記走査ミラーアセンブリに投影し、前記パルスレー
ザーの連続パルスからなる拡大された仮想源を生成する
手段98を含むことを特徴とする装置。 5.光学リソグラフィー用の装置において、光ビームを
提供するためのパルスレーザー12; 前記光ビームの中心波長に応答して前記光ビームを加工
物の表面と仮定的に同一平面の焦点面に投影する手段; 前記光ビームの焦点面と加工物の表面の間の間隙を検出
し修正信号を提供する手段;及び 前記修正信号に応答して前記光ビームの前記焦点面を移
動し前記間隙を除去するために前記パルスレーザーの中
心波長を変化させる手段を含むことを特徴とする装置。 6.請求項5に記載の装置において、前記パルスレーザ
ーが中心波長がディープ紫外線にあるエクサイマーレー
ザーであり、前記投影手段が石英ガラス製のレンズアセ
ンブリを含むことを特徴とする装置。 7.第1のパルスレーザー12の源は、高分解能フォト
リソグラフィーのための振動離隔領域を含む加工物支持
テーブル16、及び前記第1のパルスレーザー源から前
記テーブルへ光を向ける整合手段を含む光リソグラフィ
ー装置であって、 該第1のパルスレーザー源がパルス紫外線レーザーから
なり、前記テーブルから物理的に分離された状態にあ
り、 前記整合手段が、 (1)連続波信号レーザーから誘導されたフィードバッ
ク信号に応答する二次元走査アセンブリ20,22、 (2)第1のパルスレーザー12の源からの紫外線光と
同時伝播される連続波 信号レーザー62の第2のレーザ
ー源、及び (3)前記第1のパルスレーザー源と前記テーブルの間
の相対的移動の際に所定の整合を維持するために、前記
テーブルでの前記連続波信号レーザーを検出し、前記連
続波信号レーザーから誘導されたフィードバック信号を
前記二次元走査アセンブリへ向けるための手段と含むこ
とを特徴とする光リソグラフィー装置。 8.請求項7に記載の装置において、前記連続波信号レ
ーザーを向けるための手段が、 前記電気信号に応答して応答して前記連続波信号レーザ
ーの伝播の方向を制御する二次元走査アセンブリ20,
22を含むことを特徴とする装置。 9.ウエハ上に線形形状を形成するために、 移動可能
な装置に関連して整合されたレーザーパルスの出力ビー
ムを保持するための方法において、 前記移動可能な装置へ前記レーザーパルスビーム及び連
続波レーザービームよりなる同軸ビームを向けるととも
に、前記連続波レーザービームを前記移動可能な装置に
設けられた光検出器へ導くステップ、ここで、前記検出
器は、前記連続波レーザービームの変動を表す電気信号
を生成し、 前記電気信号をフィードバックループを介して二次元走
査アセンブリに加えることにより、前記検出器に対する
前記連続波レーザービームの整合を維持し、それにより
前記移動可能な装置に対する前記レーザーパルスビーム
を維持するステップを特徴とする方法。 10.請求項9に記載の方法において、前記レーザービ
ームがパルスレーザー及びこのパルスレーザーと同軸的
に伝播される連続波信号レーザーを含み、前期検出器が
前記連続波信号レーザーにのみ応答して前記フィードバ
ックループ内に連続電気信号を生成することを特徴とす
る方法。 11.ウエハ上に細線形状を描くための方法において、 レーザー源から光を供給し、前記光を二次元走査アセン
ブリに向け、更にレンズ及び走査アセンブリへ向けるこ
とにより拡大された仮想源を形成し、及びレクチルを通
過して前記ウエハの表面に前記仮想源を投影する方法で
あって、前記二次元走査アセンブリ(20,22)は、二次元的
に前記レーザー源から の光をシフトし、伝播パルスの面
積の平均化を達成 することを特徴とする方法。 12.デバイスを製造する方法において、 相対的に広いバンド幅を特徴とするレーザー放射を発生
するステップ、 前記放射の少なくとも一部を前記放射の経路内に配置さ
れたレンズアセンブリを介して加工物に向けるステッ
プ、ここで、前記アセンブリは前記相対的に広いバンド
幅放射に応答して許容できないほど大きな色収差を示す
ものであり、 前記アセンブリが許容できるほど低い色収差を示すよう
に前記放射のバンド幅を十分に狭めるステップ、及び 前記加工物から前記デバイスを完成するために前記加工
物をさらに処理するステップを含むことを特徴とする製
造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62324784A | 1984-06-21 | 1984-06-21 | |
US623247 | 1984-06-21 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60502662A Pending JPS61502507A (ja) | 1984-06-21 | 1985-06-12 | ディ−プ紫外線リソグラフィ− |
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