JP2591090Y2 - 車両用変速指示装置 - Google Patents
車両用変速指示装置Info
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- JP2591090Y2 JP2591090Y2 JP1993008487U JP848793U JP2591090Y2 JP 2591090 Y2 JP2591090 Y2 JP 2591090Y2 JP 1993008487 U JP1993008487 U JP 1993008487U JP 848793 U JP848793 U JP 848793U JP 2591090 Y2 JP2591090 Y2 JP 2591090Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- shift
- shift lever
- instruction device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、機械式変速機を電子制
御する半自動変速機に係り、詳細にはギヤセットの完了
を運転者に告知する指示装置に関する。
御する半自動変速機に係り、詳細にはギヤセットの完了
を運転者に告知する指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ギヤセット完了を運転者に知らせる手段
としては、ブザ−による告知、クラッチペダルの反力に
よる告知、シフトレバー反力によるもの等が知られてい
る(特開昭57−104417号公報、特開昭63−8
3440号公報等参照)。
としては、ブザ−による告知、クラッチペダルの反力に
よる告知、シフトレバー反力によるもの等が知られてい
る(特開昭57−104417号公報、特開昭63−8
3440号公報等参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ブザー
によると耳の障害がある人には機能を果たさない、ある
いは音色が耳障りであったり、反応が遅れる場合があっ
たりする。クラッチペダルは底の厚い靴では認知しずら
く、シフトレバーの操作力が過大になると、構造的にフ
ルストロークしてしまう等、それぞれ問題を有してい
る。
によると耳の障害がある人には機能を果たさない、ある
いは音色が耳障りであったり、反応が遅れる場合があっ
たりする。クラッチペダルは底の厚い靴では認知しずら
く、シフトレバーの操作力が過大になると、構造的にフ
ルストロークしてしまう等、それぞれ問題を有してい
る。
【0004】したがって、本考案は、クラッチペダルを
有する機械式半自動変速機において、コンパクトで確実
にギヤセットを運転者に告知できる車両用変速指示装置
を提供する事を目的としている。
有する機械式半自動変速機において、コンパクトで確実
にギヤセットを運転者に告知できる車両用変速指示装置
を提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、クラッ
チペダルを有する機械式変速機を電子制御する半自動変
速機のギヤセットの完了を運転者に告知するための車両
用変速指示装置において、シフトレバー(15)のシフ
ト通路の途中にシフトレバー(15)がその位置に動い
た事を検知するセンサ(19a、19b)が設けられ、
それらのセンサ(19a、19b)から出力でギヤシフ
トユニット(26)のシフト作業を行う制御装置(4
0)を設け、さらにギヤシフトユニット(26)にはギ
ヤセットが完了したことを検出するギヤポジションスイ
ッチが設けられ、そのギヤポジションスイッチからの信
号作動するソレノイドアクチュエータ(4)を設け、シ
フトレバー(15)でスライドするスライドプレート
(17)のスライドを規制するローラ(5)が前記アク
チュエータ(4)で作動するストッパプレート(2)で
取付けられ、前記ソレノイドアクチュエータ(4)はポ
ジションスイッチからの信号でスライドプレート(1
7)がローラ(5)の規制から解除されてシフトレバー
(15)のフルストロークが可能となるようになってい
る。
チペダルを有する機械式変速機を電子制御する半自動変
速機のギヤセットの完了を運転者に告知するための車両
用変速指示装置において、シフトレバー(15)のシフ
ト通路の途中にシフトレバー(15)がその位置に動い
た事を検知するセンサ(19a、19b)が設けられ、
それらのセンサ(19a、19b)から出力でギヤシフ
トユニット(26)のシフト作業を行う制御装置(4
0)を設け、さらにギヤシフトユニット(26)にはギ
ヤセットが完了したことを検出するギヤポジションスイ
ッチが設けられ、そのギヤポジションスイッチからの信
号作動するソレノイドアクチュエータ(4)を設け、シ
フトレバー(15)でスライドするスライドプレート
(17)のスライドを規制するローラ(5)が前記アク
チュエータ(4)で作動するストッパプレート(2)で
取付けられ、前記ソレノイドアクチュエータ(4)はポ
ジションスイッチからの信号でスライドプレート(1
7)がローラ(5)の規制から解除されてシフトレバー
(15)のフルストロークが可能となるようになってい
る。
【0006】
【作用】したがって、運転者がシフトレバーを所定位置
まで動かすと、センサが作動して制御装置はギヤシフト
信号を出力する。またストッパプレートのローラがスラ
イドプレートを規制しているので、シフトレバーはその
位置で停止する。そしてギヤセットが完了すると、ソレ
ノイドアクチュエータはローラの規制を解除するので、
シフトレバーはフルストロークを行うことができる。こ
のようにギヤセットが完了した後に、シフトレバーは揺
動できるので、運転車はシフト作業の完了を知ることが
でき、そこでクラッチペダルを離してクラッチを接続す
ればよい。
まで動かすと、センサが作動して制御装置はギヤシフト
信号を出力する。またストッパプレートのローラがスラ
イドプレートを規制しているので、シフトレバーはその
位置で停止する。そしてギヤセットが完了すると、ソレ
ノイドアクチュエータはローラの規制を解除するので、
シフトレバーはフルストロークを行うことができる。こ
のようにギヤセットが完了した後に、シフトレバーは揺
動できるので、運転車はシフト作業の完了を知ることが
でき、そこでクラッチペダルを離してクラッチを接続す
ればよい。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の実施例を説
明する。
明する。
【0008】図1において、エンジン21にはメカニカ
ルクラッチ22を介してトランスミッション23が取付
けられ、そのトランスミッション23にはサブトランス
ミッション23Aが取付けられ、その出力軸はプロペラ
シャフト24を介して図示しないリアアクスルに連結さ
れ、エンジン21には燃料噴射ポンプ25が設けられて
る。
ルクラッチ22を介してトランスミッション23が取付
けられ、そのトランスミッション23にはサブトランス
ミッション23Aが取付けられ、その出力軸はプロペラ
シャフト24を介して図示しないリアアクスルに連結さ
れ、エンジン21には燃料噴射ポンプ25が設けられて
る。
【0009】また、トランスミッション23の上部には
ギヤシフトユニット26が設けられ、そのギヤシフトユ
ニット26にはギヤセット完了を検出する検出手段であ
るギヤポジションスイッチが設けられている。
ギヤシフトユニット26が設けられ、そのギヤシフトユ
ニット26にはギヤセット完了を検出する検出手段であ
るギヤポジションスイッチが設けられている。
【0010】そして、サブトランスミッション23Aに
はギヤチェンジをスプリッタタイプとレンジタイプとに
作動するスプリッタアクチュエータ28とレンジアクチ
ュエータ29とが設けられている。
はギヤチェンジをスプリッタタイプとレンジタイプとに
作動するスプリッタアクチュエータ28とレンジアクチ
ュエータ29とが設けられている。
【0011】さらに、シフトタワー34のレバー位置に
基いてトランスミッションをコントロールするコントロ
ーラ40には、それぞれギヤシフトユニット26、ギヤ
回転センサ30、表示モニター32、マグネチックバル
ブ33、シフトタワー34とクラッチペダル31のオ
ン、オフを検出するスイッチに接続されている。
基いてトランスミッションをコントロールするコントロ
ーラ40には、それぞれギヤシフトユニット26、ギヤ
回転センサ30、表示モニター32、マグネチックバル
ブ33、シフトタワー34とクラッチペダル31のオ
ン、オフを検出するスイッチに接続されている。
【0012】そのシフトタワー34は、図2、図3およ
び図4をも参照して、そのケーシング18の下部にはU
字状に形成されたブラケット1が取付けられている。
び図4をも参照して、そのケーシング18の下部にはU
字状に形成されたブラケット1が取付けられている。
【0013】また、そのブラケット1には阻止板である
ストッパプレート2がブラケット1の長穴1aとストッ
パプレート2の長穴2aとでピン10を介して上下方向
に移動自在に設けられている。
ストッパプレート2がブラケット1の長穴1aとストッ
パプレート2の長穴2aとでピン10を介して上下方向
に移動自在に設けられている。
【0014】またそのストッパプレート2には上下4か
所に回転自在にローラ5が取付けられると共に、一端に
長穴3aを有する2つのロックリンク3の他端がピン8
で2つの長穴3aが重なるように軸支されている。
所に回転自在にローラ5が取付けられると共に、一端に
長穴3aを有する2つのロックリンク3の他端がピン8
で2つの長穴3aが重なるように軸支されている。
【0015】そして、そのロックリンク3の重なった長
穴3aにはスライドピン6が挿入され、そのスライドピ
ン6はストッパプレート2を介してブラケット1の長穴
1bに挿入されCリングで抜け止めされている。
穴3aにはスライドピン6が挿入され、そのスライドピ
ン6はストッパプレート2を介してブラケット1の長穴
1bに挿入されCリングで抜け止めされている。
【0016】また、そのスライドピン6は上下方向にス
ライドするようソレノイドアクチュエータ4に固定さ
れ、リタンスプリング11でストッパプレート2を介し
て上方に付勢されている。
ライドするようソレノイドアクチュエータ4に固定さ
れ、リタンスプリング11でストッパプレート2を介し
て上方に付勢されている。
【0017】さらに、シフトレバー15がシフトノブ2
0で左右に動かされたときその動きを検出するセンサで
ある検出スイッチ19a、19bは制御装置40に電気
回路で接続され、シフトレバーで左右にスライドするス
ライドプレート17は、ストッパプレート2のローラ5
でスライドが規制されるよう構成されている。
0で左右に動かされたときその動きを検出するセンサで
ある検出スイッチ19a、19bは制御装置40に電気
回路で接続され、シフトレバーで左右にスライドするス
ライドプレート17は、ストッパプレート2のローラ5
でスライドが規制されるよう構成されている。
【0018】したがって、シフトレバー15を、例えば
図の左側に動かすと、検出スイッチ19aをスライドプ
レート17が作動させて制御装置40に信号を送り、制
御装置40はギヤシフトの信号をギヤシフトユニット2
6に送る。
図の左側に動かすと、検出スイッチ19aをスライドプ
レート17が作動させて制御装置40に信号を送り、制
御装置40はギヤシフトの信号をギヤシフトユニット2
6に送る。
【0019】一方、シフトレバー15はスライドプレー
ト17がストッパプレート2のローラ5で規制されてい
るが、ギヤシフトが完了すると図示しないポジションス
イッチからの信号でソレノイドアクチュエータ4がロッ
クリンク3をを介してストッパプレート2を引き下げる
ので、スライドプレート17はローラ5の規制を解除さ
れてフルストロークが可能になり、運単者はギヤシフト
完了を知りそこでクラッチを接続すればよい。
ト17がストッパプレート2のローラ5で規制されてい
るが、ギヤシフトが完了すると図示しないポジションス
イッチからの信号でソレノイドアクチュエータ4がロッ
クリンク3をを介してストッパプレート2を引き下げる
ので、スライドプレート17はローラ5の規制を解除さ
れてフルストロークが可能になり、運単者はギヤシフト
完了を知りそこでクラッチを接続すればよい。
【0020】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば下記のすぐ
れた効果を奏する。 (a) シフトレバーを途中まで動かすとギヤシフト作
業が行われ、ギヤシフトが完了するとシフトレバーがフ
ルストロークできるようになるので、運転者は確実にギ
ヤシフト完了を知ることができる。 (b) したがって、機械式半自動変速機において、ク
ラッチペダルの操作を適確に行うことができる。 (c) シフトレバーに設けたスライドプレートをアク
チュエータにより規制するので構造が簡単である。 (d) 運転者に確実にギヤシフトを告知でき、操作に
違和感がなく、機械式半自動変速機を有する車両に極め
て好適である。
れた効果を奏する。 (a) シフトレバーを途中まで動かすとギヤシフト作
業が行われ、ギヤシフトが完了するとシフトレバーがフ
ルストロークできるようになるので、運転者は確実にギ
ヤシフト完了を知ることができる。 (b) したがって、機械式半自動変速機において、ク
ラッチペダルの操作を適確に行うことができる。 (c) シフトレバーに設けたスライドプレートをアク
チュエータにより規制するので構造が簡単である。 (d) 運転者に確実にギヤシフトを告知でき、操作に
違和感がなく、機械式半自動変速機を有する車両に極め
て好適である。
【0021】
【図1】本考案の一実施例を示す変速指示装置の全体構
成図。
成図。
【図2】図1の変速指示装置の側面図。
【図3】図2の後面図。
【図4】図2の変速指示装置の分解斜視図。。
1…ブラケット 2…ストッパプレート 3…ロックリンク 4…ソレノイドアクチュエータ 5…ローラ 6…スライドピン 11…リターンスプリング 15…シフトレバー 17…スライドプレート 19…検出スイッチ 22…メカニカルクラッチ 26…ギヤシフトユニット 34…シフトタワー 40…制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 クラッチペダルを有する機械式変速機を
電子制御する半自動変速機のギヤセットの完了を運転者
に告知するための車両用変速指示装置において、シフト
レバー(15)のシフト通路の途中にシフトレバー(1
5)がその位置に動いた事を検知するセンサ(19a、
19b)が設けられ、それらのセンサ(19a、19
b)から出力でギヤシフトユニット(26)のシフト作
業を行う制御装置(40)を設け、さらにギヤシフトユ
ニット(26)にはギヤセットが完了したことを検出す
るギヤポジションスイッチが設けられ、そのギヤポジシ
ョンスイッチからの信号作動するソレノイドアクチュエ
ータ(4)を設け、シフトレバー(15)でスライドす
るスライドプレート(17)のスライドを規制するロー
ラ(5)が前記アクチュエータ(4)で作動するストッ
パプレート(2)で取付けられ、前記ソレノイドアクチ
ュエータ(4)はポジションスイッチからの信号でスラ
イドプレート(17)がローラ(5)の規制から解除さ
れてシフトレバー(15)のフルストロークが可能とな
ることを特徴とする車両用変速指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008487U JP2591090Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 車両用変速指示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008487U JP2591090Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 車両用変速指示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667956U JPH0667956U (ja) | 1994-09-22 |
JP2591090Y2 true JP2591090Y2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=18528530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993008487U Expired - Fee Related JP2591090Y2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 車両用変速指示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591090Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6554907B2 (ja) * | 2015-05-20 | 2019-08-07 | 株式会社豊田中央研究所 | 変速制御装置及び変速制御方法 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP1993008487U patent/JP2591090Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0667956U (ja) | 1994-09-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |