JPH04231628A - フォークリフト用荷役制御装置 - Google Patents
フォークリフト用荷役制御装置Info
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- JPH04231628A JPH04231628A JP40919090A JP40919090A JPH04231628A JP H04231628 A JPH04231628 A JP H04231628A JP 40919090 A JP40919090 A JP 40919090A JP 40919090 A JP40919090 A JP 40919090A JP H04231628 A JPH04231628 A JP H04231628A
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- Japan
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- throttle valve
- opening
- sensor
- lever
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 7
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Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォークリフト用荷役制
御装置に係り、詳しくは、荷役操作によりエンジンがオ
ーバーヒートするのを未然に防止する装置を備えたフォ
ークリフト用荷役制御装置に関する。
御装置に係り、詳しくは、荷役操作によりエンジンがオ
ーバーヒートするのを未然に防止する装置を備えたフォ
ークリフト用荷役制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フォークリフト用荷役制御装置において
、荷役操作中にエンジンがオーバーヒートするのを未然
に防止する装置としては、従来の技術としては特開昭5
9−7700号公報に開示されたものがある。該装置に
おいてはクラッチペダルを踏んでクラッチを切るか、又
はミッションレバーを中立位置に操作した状態でリフト
レバーかチルトレバーを操作したときに、アクセル開度
調整用のソレノイドに通電励磁されるようになっており
、これにより、リフトレバーやチルトレバーによりフォ
ークを動かすときに自動的にエンジン回転数可変用のア
クセルペダルを踏み込んだのと同じ状態にして油圧ポン
プの回転を上げ、油圧を高めるようにしてある。
、荷役操作中にエンジンがオーバーヒートするのを未然
に防止する装置としては、従来の技術としては特開昭5
9−7700号公報に開示されたものがある。該装置に
おいてはクラッチペダルを踏んでクラッチを切るか、又
はミッションレバーを中立位置に操作した状態でリフト
レバーかチルトレバーを操作したときに、アクセル開度
調整用のソレノイドに通電励磁されるようになっており
、これにより、リフトレバーやチルトレバーによりフォ
ークを動かすときに自動的にエンジン回転数可変用のア
クセルペダルを踏み込んだのと同じ状態にして油圧ポン
プの回転を上げ、油圧を高めるようにしてある。
【0003】また、該装置には、エンジン油温、エンジ
ン冷却水温度、油圧ポンプの作動油の温度をそれぞれ検
出するセンサが備えられ、各センサの検出温度が適正範
囲を越えたときに開成するスイッチがそれぞれ備えられ
、これ等のスイッチ群は前記アクセル開度調整用のソレ
ノイドと電源との間で直列に接続され、各センサのうち
いづれか一つでも異常温度を検出したときには前記スイ
ッチのいづれかが開成し、ソレノイドと電源との間は遮
断されアクセルペダルはリターンスプリングによりアイ
ドル回転の状態に戻され、オーバーヒートを未然に防止
することができる。
ン冷却水温度、油圧ポンプの作動油の温度をそれぞれ検
出するセンサが備えられ、各センサの検出温度が適正範
囲を越えたときに開成するスイッチがそれぞれ備えられ
、これ等のスイッチ群は前記アクセル開度調整用のソレ
ノイドと電源との間で直列に接続され、各センサのうち
いづれか一つでも異常温度を検出したときには前記スイ
ッチのいづれかが開成し、ソレノイドと電源との間は遮
断されアクセルペダルはリターンスプリングによりアイ
ドル回転の状態に戻され、オーバーヒートを未然に防止
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記フォークリフトに
おいては、エンジンのスロットルバルブを開き回転を上
昇させる手段としては、前記の手動によりリフトレバー
やチルトレバーの操作によりソレノイドを用いて行うほ
かに、車両の走行のためにアクセルペダルを足で踏み込
みスロットルバルブを開く手段が当然備えられている。 このときのアクセルペダルとスロットルバルブとの間は
ワイヤ又はリンク機構により機械的に連結されており、
したがってこの場合、荷役作業時のエンジンの回転数の
調整は足踏みによるアクセルペダルの操作によっても行
うことができ、前述のように、エンジンがオーバーヒー
トした時に前記ソレノイドバルブの回路が開いて回転上
昇をとめても、その時アクセルペダルを踏んだ状態であ
るとエンジンはアイドル回転に戻ることがなく、回転上
昇はしたまゝであり、このために、オーバーヒートを未
然に防止することが出来ない。
おいては、エンジンのスロットルバルブを開き回転を上
昇させる手段としては、前記の手動によりリフトレバー
やチルトレバーの操作によりソレノイドを用いて行うほ
かに、車両の走行のためにアクセルペダルを足で踏み込
みスロットルバルブを開く手段が当然備えられている。 このときのアクセルペダルとスロットルバルブとの間は
ワイヤ又はリンク機構により機械的に連結されており、
したがってこの場合、荷役作業時のエンジンの回転数の
調整は足踏みによるアクセルペダルの操作によっても行
うことができ、前述のように、エンジンがオーバーヒー
トした時に前記ソレノイドバルブの回路が開いて回転上
昇をとめても、その時アクセルペダルを踏んだ状態であ
るとエンジンはアイドル回転に戻ることがなく、回転上
昇はしたまゝであり、このために、オーバーヒートを未
然に防止することが出来ない。
【0005】上記の通り、従来の方法では、前記のリフ
トレバー、チルトレバーによる手段とアクセルペダルに
よる手段との荷役作業に係わる区別ができず、このため
にアクセル操作による荷役作業時のオーバーヒートが防
止できないことが起こる。上記の問題点に鑑み、本発明
においては、アクセルペダル、リフトレバー、チルトレ
バーのいづれの操作においても常にエンジンのオーバー
ヒートが防止できる手段を提供することを目的とする。
トレバー、チルトレバーによる手段とアクセルペダルに
よる手段との荷役作業に係わる区別ができず、このため
にアクセル操作による荷役作業時のオーバーヒートが防
止できないことが起こる。上記の問題点に鑑み、本発明
においては、アクセルペダル、リフトレバー、チルトレ
バーのいづれの操作においても常にエンジンのオーバー
ヒートが防止できる手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明においては、エンジンのアクセルペダル及び
フォークのリフトレバーとチルトレバーの操作量を検出
する手段と、エンジンの温度を検知する手段と、前記ア
クセルペダル、リフトレバー及びチルトレバーの操作量
に応じてエンジンのスロットルバルブの開度を制御する
手段とを具備し、エンジンの温度が作動に適正な温度範
囲以上に上昇した時に、前記スロットルバルブの開度制
御手段によりエンジンがアイドル回転状態になるように
前記スロットルバルブの開度を保持するように構成した
ことを特徴とするフォークリフト用荷役制御装置を提供
する。
めに本発明においては、エンジンのアクセルペダル及び
フォークのリフトレバーとチルトレバーの操作量を検出
する手段と、エンジンの温度を検知する手段と、前記ア
クセルペダル、リフトレバー及びチルトレバーの操作量
に応じてエンジンのスロットルバルブの開度を制御する
手段とを具備し、エンジンの温度が作動に適正な温度範
囲以上に上昇した時に、前記スロットルバルブの開度制
御手段によりエンジンがアイドル回転状態になるように
前記スロットルバルブの開度を保持するように構成した
ことを特徴とするフォークリフト用荷役制御装置を提供
する。
【0007】また、前記荷役制御装置において、エンジ
ンのスロットルバルブ開度制御手段には、ステップモー
タより成る単体のアクチュエータを用いることが好まし
い。
ンのスロットルバルブ開度制御手段には、ステップモー
タより成る単体のアクチュエータを用いることが好まし
い。
【0008】
【作用】エンジンの温度が作動に適正な温度範囲内にあ
る時には、アクセルペダル、リフトレバー及びチルトレ
バーの操作量に応じた目標回転数でエンジンが回転をす
るようにエンジンのスロットルバルブの開度が制御され
、運転が続けられる。エンジンの温度が作動に適正な温
度範囲以上に上昇した時には前記スロットルバルブ開度
制御手段によりスロットルバルブの開度がエンジンがア
イドル回転になるように閉じられ、アイドル回転状態と
なり、エンジンのオーバーヒートが抑制される。このと
きは、アクセルペダル、リフトレバー、チルトレバーい
づれの操作に対してもエンジンの回転がアイドル回転以
上に上昇することは無い。
る時には、アクセルペダル、リフトレバー及びチルトレ
バーの操作量に応じた目標回転数でエンジンが回転をす
るようにエンジンのスロットルバルブの開度が制御され
、運転が続けられる。エンジンの温度が作動に適正な温
度範囲以上に上昇した時には前記スロットルバルブ開度
制御手段によりスロットルバルブの開度がエンジンがア
イドル回転になるように閉じられ、アイドル回転状態と
なり、エンジンのオーバーヒートが抑制される。このと
きは、アクセルペダル、リフトレバー、チルトレバーい
づれの操作に対してもエンジンの回転がアイドル回転以
上に上昇することは無い。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。図
1にそのフォークリフト用荷役制御装置10の駆動シス
テム構成図の一例を示す。図において、1はエンジン、
2は油圧ポンプ、3はコントロールバルブ、3aは作動
油温センサ、4はリフトシリンダ、5はチルトシリンダ
、6はクラッチ、7はトランスミッション、8はアクセ
ルペダル、9は制御回路(コントローラ)、11はキャ
ブレタ、12はステップモータより成るアクチュエータ
、13はエンジンの水温センサ、14エンジンの油温セ
ンサ、15はエンジンの回転センサ、16はフライホイ
ールである。
1にそのフォークリフト用荷役制御装置10の駆動シス
テム構成図の一例を示す。図において、1はエンジン、
2は油圧ポンプ、3はコントロールバルブ、3aは作動
油温センサ、4はリフトシリンダ、5はチルトシリンダ
、6はクラッチ、7はトランスミッション、8はアクセ
ルペダル、9は制御回路(コントローラ)、11はキャ
ブレタ、12はステップモータより成るアクチュエータ
、13はエンジンの水温センサ、14エンジンの油温セ
ンサ、15はエンジンの回転センサ、16はフライホイ
ールである。
【0010】本装置において、アクセル開度、リフトレ
バー開度、チルトレバー開度を開いて大きくすれば、そ
れぞれエンジン回転数が上昇するが、アイドル(IDL
E)回転からその最高回転数(NMRすなわちNo L
oad Maximum Revolution、無負
荷最高回転数)に達するまでの前記レバー等の開度とエ
ンジン回転数との関係は、それぞれ異り、その標準的な
特性図は図3(A),(B),(C)に示す通りとなる
。本実施例では、先づこの線図をもとにしてアクセル又
はレバーのそれぞれの開度に応じた望ましい目標回転数
を設定し、制御回路9内にマップとして入力する。次に
、それぞれのレバー等の操作時の開度をそれぞれのセン
サ、すなわちアクセルセンサ8a、リフトセンサ4b、
チルトセンサ5bにより検出して制御回路9に入力し、
また、フライホイール16に取り付けたエンジン回転セ
ンサ15からその時のエンジンの実回転数を制御回路9
に入力し、この実回転数と、その時の開度に応じた前記
目標回転数との差によりPID演算を実施しその実回転
数が目標回転数となるようなスロットル開度とするため
のアクチュエータの移動量を算出しその分だけアクチュ
エータ12を移動させてスロットル開度を調整し、レバ
ー等の操作中、エンジンの実回転数が常に目標回転数と
なるように設定されている。
バー開度、チルトレバー開度を開いて大きくすれば、そ
れぞれエンジン回転数が上昇するが、アイドル(IDL
E)回転からその最高回転数(NMRすなわちNo L
oad Maximum Revolution、無負
荷最高回転数)に達するまでの前記レバー等の開度とエ
ンジン回転数との関係は、それぞれ異り、その標準的な
特性図は図3(A),(B),(C)に示す通りとなる
。本実施例では、先づこの線図をもとにしてアクセル又
はレバーのそれぞれの開度に応じた望ましい目標回転数
を設定し、制御回路9内にマップとして入力する。次に
、それぞれのレバー等の操作時の開度をそれぞれのセン
サ、すなわちアクセルセンサ8a、リフトセンサ4b、
チルトセンサ5bにより検出して制御回路9に入力し、
また、フライホイール16に取り付けたエンジン回転セ
ンサ15からその時のエンジンの実回転数を制御回路9
に入力し、この実回転数と、その時の開度に応じた前記
目標回転数との差によりPID演算を実施しその実回転
数が目標回転数となるようなスロットル開度とするため
のアクチュエータの移動量を算出しその分だけアクチュ
エータ12を移動させてスロットル開度を調整し、レバ
ー等の操作中、エンジンの実回転数が常に目標回転数と
なるように設定されている。
【0011】次に、図2に、図1に示すアクセルペダル
8により制御回路9を経てスロットルバルブの開度を調
整するエンジン回転数の制御システム構成図を示す。ア
クセルペダル8の開度がアクセルセンサ8aにより制御
回路9に入力されてA/D変換器20でA/D変換され
、また、フライホイール16に取り付けられた回転セン
サ15によりエンジン回転数が制御回路9の波形整形回
路21に入力されついで演算部22でその時のエンジン
の実回転数と前記目標回転数との差によりPID演算が
実施され、目標回転数になるようにアクチュエータ12
の移動量を算出し、これが駆動部23を経て制御回路9
よりステップモータにより構成されたアクチュエータ1
2に出力されスチールワイヤ19、スロットルレバー1
8を経てキャブレター11内のスロットルバルブ17の
開閉を行いエンジンの回転数を目標回転数となるように
制御している。
8により制御回路9を経てスロットルバルブの開度を調
整するエンジン回転数の制御システム構成図を示す。ア
クセルペダル8の開度がアクセルセンサ8aにより制御
回路9に入力されてA/D変換器20でA/D変換され
、また、フライホイール16に取り付けられた回転セン
サ15によりエンジン回転数が制御回路9の波形整形回
路21に入力されついで演算部22でその時のエンジン
の実回転数と前記目標回転数との差によりPID演算が
実施され、目標回転数になるようにアクチュエータ12
の移動量を算出し、これが駆動部23を経て制御回路9
よりステップモータにより構成されたアクチュエータ1
2に出力されスチールワイヤ19、スロットルレバー1
8を経てキャブレター11内のスロットルバルブ17の
開閉を行いエンジンの回転数を目標回転数となるように
制御している。
【0012】また、クラッチペダル6aが踏み込まれた
状態にあってクラッチスイッチ6bがONのとき、また
シフトレバー7aが中立の状態にあってシフトギヤスイ
ッチ7bがONのとき、言いかえればエンジンと車輪と
の間につながりが無く車輌が走行状態にないと判断され
た場合には荷役作業が可能となり、リフトレバー4a、
チルトレバー5aの操作によりそれぞれの開度に応じた
リフトセンサ4b、チルトセンサ5bよりの開度検出信
号が制御回路9に入力され、これと前記のエンジン回転
センサ15よりの入力信号とにより前記アクセル開度の
場合と同様のPID演算がおこなわれ、それに基いてア
クチュエータ12の移動量が決められスロットルバルブ
17の開度が調整される。この場合アクセルペダル8の
操作によってもエンジン回転数の調整が可能であり、し
たがって上記の場合は前記三者の開度に対する目標回転
数のうち、最大値を選択し、これを目標回転数として前
記PID演算が実施され、アクチュエータ12の移動量
が算出される。
状態にあってクラッチスイッチ6bがONのとき、また
シフトレバー7aが中立の状態にあってシフトギヤスイ
ッチ7bがONのとき、言いかえればエンジンと車輪と
の間につながりが無く車輌が走行状態にないと判断され
た場合には荷役作業が可能となり、リフトレバー4a、
チルトレバー5aの操作によりそれぞれの開度に応じた
リフトセンサ4b、チルトセンサ5bよりの開度検出信
号が制御回路9に入力され、これと前記のエンジン回転
センサ15よりの入力信号とにより前記アクセル開度の
場合と同様のPID演算がおこなわれ、それに基いてア
クチュエータ12の移動量が決められスロットルバルブ
17の開度が調整される。この場合アクセルペダル8の
操作によってもエンジン回転数の調整が可能であり、し
たがって上記の場合は前記三者の開度に対する目標回転
数のうち、最大値を選択し、これを目標回転数として前
記PID演算が実施され、アクチュエータ12の移動量
が算出される。
【0013】上記の構成において、エンジン1のオーバ
ーヒートの異常を検出するためには、エンジン水温セン
サ13、エンジン油温センサ14、作動油温センサ3a
の信号が制御回路9に取り入れられている。これらの信
号により、エンジン1がオーバーヒート異常でない場合
には上記の操作がなされるが、オーバーヒート異常を検
出した場合には、制御回路9により目標回転数を強制的
にアイドル回転数とし、このときにはアクセル操作、荷
役レバー(リフト、チルト)操作をしてもエンジンの回
転数は上昇せずオーバーヒートが防止される。
ーヒートの異常を検出するためには、エンジン水温セン
サ13、エンジン油温センサ14、作動油温センサ3a
の信号が制御回路9に取り入れられている。これらの信
号により、エンジン1がオーバーヒート異常でない場合
には上記の操作がなされるが、オーバーヒート異常を検
出した場合には、制御回路9により目標回転数を強制的
にアイドル回転数とし、このときにはアクセル操作、荷
役レバー(リフト、チルト)操作をしてもエンジンの回
転数は上昇せずオーバーヒートが防止される。
【0014】以上のプロセスを示すフローチャートを図
4に示す。ステップ101 でオーバーヒートの異常の
有無を検出し、異常があればステップ103 に移り目
標回転数をアイドルに設定し、異常なければステップ1
02 でアクセル開度を検出し、ステップ104 でク
ラッチスイッチ6b又はトランスミッションスイッチ7
bがONか否かを検出し、ONであれば荷役作業が可能
であるのでステップ105 でリフトレバー4a、チル
トレバー5aの開度を検出してステップ106 に移り
、スイッチ6b,7bのいづれもOFFであればそのま
ゝステップ106 に移り、ステップ6では各開度に対
する目標回転数のうち最大値を選択してそれを目標回転
数とし、ついでステップ107 でその時のエンジンの
実回転数を検出し、ステップ108でこれと目標回転数
との差よりPID演算を実施し、ステップ109 で目
標回転数となるようにアクチュエータ12の移動量を算
出し、ステップ110 でアクチュエータ12によりス
ロットル開度の調整を行う。
4に示す。ステップ101 でオーバーヒートの異常の
有無を検出し、異常があればステップ103 に移り目
標回転数をアイドルに設定し、異常なければステップ1
02 でアクセル開度を検出し、ステップ104 でク
ラッチスイッチ6b又はトランスミッションスイッチ7
bがONか否かを検出し、ONであれば荷役作業が可能
であるのでステップ105 でリフトレバー4a、チル
トレバー5aの開度を検出してステップ106 に移り
、スイッチ6b,7bのいづれもOFFであればそのま
ゝステップ106 に移り、ステップ6では各開度に対
する目標回転数のうち最大値を選択してそれを目標回転
数とし、ついでステップ107 でその時のエンジンの
実回転数を検出し、ステップ108でこれと目標回転数
との差よりPID演算を実施し、ステップ109 で目
標回転数となるようにアクチュエータ12の移動量を算
出し、ステップ110 でアクチュエータ12によりス
ロットル開度の調整を行う。
【0015】上記のルーチンに示すように、本実施例に
おいては、オーバーヒート異常の場合には常にエンジン
をアイドル回転にすることができる。なお、リフトレバ
ー開度、チルトレバー開度を検出するセンサの代りにリ
フトレバー、チルトレバーが引かれたかどうかを判断す
るリフトスイッチ、チルトスイッチを用いてもよい。こ
の場合にはリフトスイッチ、チルトスイッチが入ると目
標回転数をNMRに設定する。
おいては、オーバーヒート異常の場合には常にエンジン
をアイドル回転にすることができる。なお、リフトレバ
ー開度、チルトレバー開度を検出するセンサの代りにリ
フトレバー、チルトレバーが引かれたかどうかを判断す
るリフトスイッチ、チルトスイッチを用いてもよい。こ
の場合にはリフトスイッチ、チルトスイッチが入ると目
標回転数をNMRに設定する。
【0016】上記の構成により、本実施例によれば従来
のようにアクセルペダルとスロットルバルブとが機械的
に連結されている場合とは異りアクセルペダルの開度が
リフトレバー、チルトレバーの開度と共に電子的手段に
より伝達制御され、ひとつのアクチュエータによりスロ
ットルバルブの開閉が行われるようになったことで、エ
ンジンのオーバーヒート時にこれを検知して常にエンジ
ンの回転上昇を抑えることが可能となり、車輌の走行中
にも、荷役作業中にも全ての場合にオーバーヒートの防
止が可能となる。
のようにアクセルペダルとスロットルバルブとが機械的
に連結されている場合とは異りアクセルペダルの開度が
リフトレバー、チルトレバーの開度と共に電子的手段に
より伝達制御され、ひとつのアクチュエータによりスロ
ットルバルブの開閉が行われるようになったことで、エ
ンジンのオーバーヒート時にこれを検知して常にエンジ
ンの回転上昇を抑えることが可能となり、車輌の走行中
にも、荷役作業中にも全ての場合にオーバーヒートの防
止が可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、フォークリフトのア
クセルペダル、リフトレバー、チルトレバーの操作に対
してひとつのアクチュエータによりエンジン回転数を制
御しているために、オーバーヒート異常検知時にはアク
セル操作による回転上昇も抑えることが可能となり、こ
れにより、従来は防止できなかったアクセル操作による
荷役作業でのオーバーヒート、更には坂道走行等の走行
時における高負荷作業中のオーバーヒート等エンジン稼
動中の全ての場合におけるオーバーヒートが未然に防止
できる。
クセルペダル、リフトレバー、チルトレバーの操作に対
してひとつのアクチュエータによりエンジン回転数を制
御しているために、オーバーヒート異常検知時にはアク
セル操作による回転上昇も抑えることが可能となり、こ
れにより、従来は防止できなかったアクセル操作による
荷役作業でのオーバーヒート、更には坂道走行等の走行
時における高負荷作業中のオーバーヒート等エンジン稼
動中の全ての場合におけるオーバーヒートが未然に防止
できる。
【図1】本発明の実施例によるフォークリフト用荷役制
御装置の駆動システム構成図である。
御装置の駆動システム構成図である。
【図2】図1に示す構成におけるアクセルペダルよりス
ロットルバルブに至るまでの電子制御手段によるエンジ
ン回転数制御システム構成図である。
ロットルバルブに至るまでの電子制御手段によるエンジ
ン回転数制御システム構成図である。
【図3】フォークリフトのエンジン加減速手段の開度と
エンジン回転数との関係を示す特性図で、(A)はアク
セル開度−エンジン回転数線図、(B)はリフトレバー
開度−エンジン回転数線図、(C)はチルトレバー開度
−エンジン回転数線図である。
エンジン回転数との関係を示す特性図で、(A)はアク
セル開度−エンジン回転数線図、(B)はリフトレバー
開度−エンジン回転数線図、(C)はチルトレバー開度
−エンジン回転数線図である。
【図4】前記実施例におけるフォークリフト用荷役制御
装置の駆動システムによるエンジン回転数制御プロセス
を示すフローチャートである。
装置の駆動システムによるエンジン回転数制御プロセス
を示すフローチャートである。
1…エンジン
4a…リフトレバー
5a…チルトレバー
12…アクチュエータ
17…スロットルバルブ
Claims (2)
- 【請求項1】エンジンのアクセルペダル及びフォークの
リフトレバーとチルトレバーの操作量を検出する手段と
、エンジンの温度を検知する手段と、前記アクセルペダ
ル、リフトレバー及びチルトレバーの操作量に応じてエ
ンジンのスロットルバルブの開度を制御する手段とを具
備し、エンジンの温度が作動に適正な温度範囲以上に上
昇した時に、前記スロットルバルブの開度制御手段によ
りエンジンがアイドル回転状態になるように前記スロッ
トルバルブの開度を保持するように構成したことを特徴
とするフォークリフト用荷役制御装置。 - 【請求項2】エンジンのスロットルバルブ開度制御手段
がステップモータより成る単体のアクチュエータである
ことを特徴とする請求項1記載のフォークリフト用荷役
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2409190A JP2576289B2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | フォークリフト用荷役制御装置 |
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Cited By (3)
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- 1990-12-28 JP JP2409190A patent/JP2576289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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Publication number | Publication date |
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JP2576289B2 (ja) | 1997-01-29 |
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