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JP2579989B2 - 静電破壊保護装置 - Google Patents

静電破壊保護装置

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Publication number
JP2579989B2
JP2579989B2 JP63038489A JP3848988A JP2579989B2 JP 2579989 B2 JP2579989 B2 JP 2579989B2 JP 63038489 A JP63038489 A JP 63038489A JP 3848988 A JP3848988 A JP 3848988A JP 2579989 B2 JP2579989 B2 JP 2579989B2
Authority
JP
Japan
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region
diode
type
protection device
diffusion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63038489A
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English (en)
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JPH01214055A (ja
Inventor
安彦 丹藤
親寛 瀬戸
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01214055A publication Critical patent/JPH01214055A/ja
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 半導体集積回路に対する静電破壊保護装置に関し、 サブアースあるいは素子分離領域(アイソレーション
領域)も保護素子の一部として利用することにより該素
子領域の有効利用をはかることを目的とし、 第1のP+領域およびn+領域で形成された第1のダイオ
ードの周りに第2のn+領域が形成され、更に該第2のn+
領域の周りに、該第2のn+領域との側面接合部に第2の
ダイオードを形成しかつサブアースおよび素子分離領域
をも兼用する第2のP+領域が形成され、該第1のP+領域
と該第2のn+領域とが短絡されることにより構成され
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体集積回路(例えばメモリなど)に対す
る静電破壊保護装置に関する。
〔従来の技術〕
一般にこの種の静電破壊保護装置として第5図に示さ
れるような回路がしばしば用いられる。該第5図中、T
は所定の内部回路(例えばメモリなど)に対する外部入
力端子(あるいは出力端子)であって、該端子Tから該
内部回路に至る配線にダイオードD1,D2が接続され、ダ
イオードD1のカソード側はアース電位とされ、一方ダイ
オードD2のアノード側は半導体基板に印加される電位V
EE(例えば−5.2Vで、通常サブアースと称する)が印加
される。
このようにして該集積回路の組立工程などにおいて、
人体あるいはパッケージなどを介して該外部端子Tから
侵入する正側の静電気はダイオードD1を介してアース側
に流され、一方負側の静電気はダイオードD2を介してサ
ブアースVEE側から該端子T側に流され、これによって
該静電気による該端子の大巾な電位変化を抑制し、該内
部回路が静電破壊から保護される。
なお該ダイオードには常時逆バイアス電位が印加され
ており、該内部回路に対しては該ダイオードは何等の影
響も与えない。
この場合、該ダイオードを該半導体基板内に形成する
にあたっては、第6図に示されるような構成が通常使用
される。すなわち第6図において、71はP-形半導体基
板、72はn+形の埋込層、73はn-形のエピタキシャル層、
74および75はそれぞれn+形およびP+形の拡散領域、76は
シリコン酸化膜などの絶縁膜、77および78はそれぞれア
ルミニウムの配線端子を示しており、該P+形拡散層75と
n+形埋込層72との接合部にダイオードが形成される。
第7図は、上記ダイオードの構成を利用した従来技術
における静電破壊保護装置の構成を例示するもので、該
第7図中、51はP-形半導体基板、52および53はn+形埋込
層、54はn-形エピタキシャル層、55および56はそれぞれ
n+形およびP+形拡散領域で、該P+形拡散領域56とn+形埋
込層52との接合部に上記ダイオードD1が形成される。57
はP+形のアイソレーション領域(素子分離領域)であっ
て、その内部領域を取り囲むように形成されている。更
に58および59はそれぞれn+形およびP+形拡散領域で、上
記ダイオードD2は上記P-形半導体基板51とn+形埋込層53
との接合部に形成される。また60はシリコン酸化膜など
の絶縁膜、61は該ダイオードD2に対するアノード側の配
線端子で基板電位VEE(例えば−5.2V)が印加されるサ
ブアース側の端子である。62は上記内部回路にアルミニ
ウム配線を介して接続される外部入出力端子Tであっ
て、該ダイオードD1のアノード側と該ダイオードD2のカ
ソード側とに接続される。63は該ダイオードD1に対する
カソード側の配線端子でグラウンド電位が印加されるア
ース側の端子である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記第7図に示されるような従来技術の構成による
と、サブアース側(VEEが印加されている)の端子61
や、グラウンド電位側の端子63が保護素子(ダイオード
D1およびD2)部分とかなり離れており、それだけ各ダイ
オードの寄生抵抗(各ダイオードと直列に接続される)
が増大し、したがって各保護素子(各ダイオードの接合
部)に直接印加される静電気による電圧が降下して静電
破壊保護特性が劣化するとともに、上記アイソレーショ
ン領域(素子分離領域)を設けることによって保護装置
全体の面積が増大し、更にP-形半導体基板とn+形埋込層
53との接合部に形成されるダイオードD2の容量を十分に
大きくとることが困難で、特に負側の静電気に対する静
電耐量が減少してしまうなどの課題を有している。
本発明はかかる課題を解決するためになされたもの
で、上記サブアース領域やアイソレーション領域を保護
素子(この場合ダイオードD2)の一部として一体的に形
成することにより、該素子領域の有効利用をはかるとと
もに各ダイオードの寄生抵抗を減少させ、更に上記VEE
側のダイオードD2の容量をも十分に大きくとるようにし
て、負側の静電気に対する静電耐量をも増大させるよう
にしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明によれば、第1のP+
領域およびn+領域で形成された第1のダイオードの周り
に第2のn+領域が形成され、更に該第2のn+領域の周り
に、該第2のn+領域との側面接合部に第2のダイオード
を形成しかつサブアースおよび素子分離領域をも兼用す
る第2のP+領域が形成され、該第1のP+領域と第2のn+
領域とが短絡されている、静電破壊保護装置が提供され
る。
〔作 用〕
上記構成によれば、該第1のn+領域がダイオードD1
(正側の静電気に対する保護素子)のカソード側(グラ
ウンド電位側)に対応し、互いに短絡されている該第1
のP+領域と該第2のn+領域とがそれぞれ該ダイオードD1
のアノード側と該ダイオードD2(負側の静電気に対する
保護素子)のカソード側に対応して該外部入出力端子T
に接続される。更に該第2のn+領域の周りに第2のP+
域を形成することによって、これら第2のn+領域および
P+領域の側面接合部に形成されるダイオードD2の容量を
十分に大きくとることができ、更に該第2のP+領域が該
ダイオードD2のアノード側(サブアース側)に対応し、
かつアイソレーション領域としても機能する。
〔実施例〕
第1図は本発明の1実施例としての静電破壊保護装置
を示すもので、11はP-形半導体基板、12はn+形埋込層、
13はn-形エピタキシャル層、16はP+形拡散領域、17は該
拡散領域16の上部に形成されるn+形拡散領域で、該拡散
領域16,17の接合部にダイオードD1が形成される。15は
該P+形拡散領域16の周りに形成されるn+形拡散領域で、
該拡散領域15,16はともにアルミニウムの配線端子20,2
0′を介して外部入出力端子Tに接続される。換言すれ
ば該拡散領域15,16およびその下部に存在する埋込層12
は互に短絡されており、該ダイオードD1のアノード側と
該ダイオードD2のカソード側の接続点に対応する。
更に14は該n+形拡散領域15の周りに形成されたP+形拡
散領域で、該拡散領域14および15の側面(周面)に形成
される接合部がダイオードD2として機能する。ここで該
P+形拡散領域14はアイソレーション領域としても機能し
ており、更に該拡散領域14は基板電位VEEが印加される
配線端子19,19′に接続されて、所謂サブアース領域と
しても機能している。すなわち該P+形拡散領域14は、保
護素子であるダイオードD2の構成要素であると同時に、
サブアース領域およびアイソレーション領域としても機
能する。なおダイオードD1の構成要素であるn+形拡散領
域17は、グラウンド電位が印加される配線端子21に接続
されており、18はシリコン酸化膜などの絶縁膜を示す。
なおn+形拡散領域15の形成には、従来のコレクタコンタ
クト用拡散技術が用いられるが、従来のようなコレクタ
コンタクト領域としては使われていない。
このようにアイソレーションおよびサブアース兼用の
拡散領域14と上記拡散領域15の側面に形成されるPn接合
をダイオードD2に利用することで、ダイオードD2の容量
を十分に大きくするとともに、その寄生抵抗を減少させ
て負の静電気に対する耐量を向上させることができる。
第2図および第3図は、それぞれ第1図における拡散
領域14乃至17の部分の平面図を示すもので、第2図に示
されるような正方形あるいは短形の平面構造とすること
もでき、また第3図に示されるような同心円状の平面構
造とすることもできる。そして後者のような同心円状の
平面構造とした場合には電界集中を避けることができ、
それによる素子の破壊を防ぐ上で有利となる。
第4図は本発明の他の実施例としての静電破壊保護装
置を示すもので、第3図中、符号11乃至15は第1図にお
ける符号11乃至15に対応し、第1のダイオードD1を構成
するためのP+形領域16′は、ベース拡散工程又は抵抗拡
散工程を利用して形成され、その上部に形成されるn+
拡散領域17との接合部に該ダイオードD1が形成される。
更に符号18乃至21は第1図における符号18乃至21に対応
する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、サブアース領域と、アイソレーショ
ン(素子分離)領域と、負の静電気に対する保護用ダイ
オードD2のP+領域とを1つのP+拡散領域でまかなえるた
め、無駄な領域がなく、これによって各ダイオードの寄
生抵抗が減少し、静電気に対する耐圧を向上させること
ができる。またダイオードD2として、上記P+拡散領域の
側面に形成されるPn接合を利用しているため、ダイオー
ドD2の容量を増大することができ、特に負の静電気に対
する耐量を増大させることができる。しかも、すべてIC
製造のための通常プロセス(素子分離拡散、コレクタ補
償拡散、ベース拡散、抵抗拡散等)を用いればよく、本
装置を形成するのに特別な工程を要することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例としての静電破壊保護装置
を示す断面図、 第2図および第3図は、それぞれ第1図の要部の平面構
造を例示する図、 第4図は、本発明の他の実施例としての静電破壊保護装
置を示す断面図、 第5図は、この種の静電破壊保護装置の一般的な回路
図、 第6図は、この種の静電破壊保護装置に用いられるダイ
オードの構成を例示する図、 第7図は、従来技術におけるこの種の静電破壊保護装置
の構成を例示する図である。 (符号の説明) 11,51,71:半導体基板、 12,52,53,72:n+形埋込層、 14:アイソレーションおよびサブアース兼用P+形拡散領
域、 15:P+形領域14との間でダイオードD2を形成するn+形拡
散領域、 16,16′:ダイオードD1を形成するP+形拡散領域、 17:ダイオードD1を形成するn+形拡散領域、 57:アイソレーション領域、 59:サブアース側P+形拡散領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/04 27/088 27/092

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のP+領域およびn+領域で形成された第
    1のダイオードの周りに第2のn+領域が形成され、更に
    該第2のn+領域の周りに、該第2のn+領域との側面接合
    部に第2のダイオードを形成しかつサブアースおよび素
    子分離領域をも兼用する第2のP+領域が形成され、該第
    1のP+領域と該第2のn+領域とが短絡されていることを
    特徴とする静電破壊保護装置。
JP63038489A 1988-02-23 1988-02-23 静電破壊保護装置 Expired - Lifetime JP2579989B2 (ja)

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US5591661A (en) * 1992-04-07 1997-01-07 Shiota; Philip Method for fabricating devices for electrostatic discharge protection and voltage references, and the resulting structures
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