JP2540563Y2 - 細径樹脂チューブ接続用継手 - Google Patents
細径樹脂チューブ接続用継手Info
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- JP2540563Y2 JP2540563Y2 JP4831291U JP4831291U JP2540563Y2 JP 2540563 Y2 JP2540563 Y2 JP 2540563Y2 JP 4831291 U JP4831291 U JP 4831291U JP 4831291 U JP4831291 U JP 4831291U JP 2540563 Y2 JP2540563 Y2 JP 2540563Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一般に自動車或いは各種
の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設される
太さ20m/m程度以下の比較的細径からなる樹脂チュ
ーブ接続用継手の構造の改良に関するものである。
の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設される
太さ20m/m程度以下の比較的細径からなる樹脂チュ
ーブ接続用継手の構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接続用継手としては例え
ば図9a及び図9bに示すように、軸芯内部の流通孔(1
2)に連って内部に弾性シールリング(14)を内装した筒状
の継手本体(11)の拡径室(13)のなす段付き部に、中央孔
の先端孔周縁を爪壁(15a) となす円板状の把持部材(15)
を係合した状態で、止め具(16)による継手本体(11)側の
後端周縁(11') 部でのカシメによって挾持せしめて構成
されていた。尚(17)は止め具(16)の軸芯孔周縁部とに係
着されて前記爪壁(15a) による樹脂チューブ(P')での喰
い込みを解除する前後に移動する別体の解放具である。
ば図9a及び図9bに示すように、軸芯内部の流通孔(1
2)に連って内部に弾性シールリング(14)を内装した筒状
の継手本体(11)の拡径室(13)のなす段付き部に、中央孔
の先端孔周縁を爪壁(15a) となす円板状の把持部材(15)
を係合した状態で、止め具(16)による継手本体(11)側の
後端周縁(11') 部でのカシメによって挾持せしめて構成
されていた。尚(17)は止め具(16)の軸芯孔周縁部とに係
着されて前記爪壁(15a) による樹脂チューブ(P')での喰
い込みを解除する前後に移動する別体の解放具である。
【0003】しかしながら、このような従来の技術にお
いては、カシメによって挾持される前記把持部材(15)の
固定構造によって、接続時の樹脂チューブ(P')の挿着に
際して、爪壁(15a) の剛性が高いために撓むことがな
く、従って前記樹脂チューブの外周面に爪壁(15a) によ
る管軸方向への擦れ傷を生ぜしめ、加えて把持部材(15)
より先端側にシールリング(14)を内装した構造のため、
爪壁(15a) での把持並びに、特に該シールリングでのシ
ール性の低下を招き、長期に亘ってしばしば洩れを誘発
する問題があった。
いては、カシメによって挾持される前記把持部材(15)の
固定構造によって、接続時の樹脂チューブ(P')の挿着に
際して、爪壁(15a) の剛性が高いために撓むことがな
く、従って前記樹脂チューブの外周面に爪壁(15a) によ
る管軸方向への擦れ傷を生ぜしめ、加えて把持部材(15)
より先端側にシールリング(14)を内装した構造のため、
爪壁(15a) での把持並びに、特に該シールリングでのシ
ール性の低下を招き、長期に亘ってしばしば洩れを誘発
する問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は従来技術の有
する前記問題に鑑みてなされたものであり、取付け、取
外し時に把持部材の爪壁による樹脂チューブの外周面で
の特に管軸方向への擦れ傷の生ずる憂いをなくし、爪壁
での把持並びにシール部材でのシール性の低下を防止せ
しめると共に、引抜き方向への剛性を高めて継手本体か
らの樹脂チューブの離脱を防止し、更に従来例のような
止め具及びそのカシメ作業並びに爪壁と直接当接する別
体の解放具を不要となして製品コストを安価となすこと
のできる細径樹脂チューブ接続用継手を提案することを
目的とするものである。
する前記問題に鑑みてなされたものであり、取付け、取
外し時に把持部材の爪壁による樹脂チューブの外周面で
の特に管軸方向への擦れ傷の生ずる憂いをなくし、爪壁
での把持並びにシール部材でのシール性の低下を防止せ
しめると共に、引抜き方向への剛性を高めて継手本体か
らの樹脂チューブの離脱を防止し、更に従来例のような
止め具及びそのカシメ作業並びに爪壁と直接当接する別
体の解放具を不要となして製品コストを安価となすこと
のできる細径樹脂チューブ接続用継手を提案することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
拡径した小径室及び大径室とを連設し、且つ該大径室の
後端周壁部を掛支壁となす継手本体の内部に、内周面と
接続される樹脂チューブの外周面との間に環状の弾性シ
ール部材と、その後部の小径室に位置して該樹脂チュー
ブの外周面に喰い込む爪壁を有する把持部材を内装し
て、該把持部材を継手本体側の前記掛支壁部に係着して
なる接続用継手において、前記把持部材をその軸芯先端
側に内方に突設する樹脂チューブに喰い込む複数の舌片
状の爪壁と、該爪壁の後方に前記小径室より小径の環状
壁と、更に後方で外方に突き出して継手本体の前記小径
室と大径室間の壁部と係合可能なアームと、更に外部に
突出する筒壁とを有して構成した細径樹脂チューブ接続
用継手を要旨とするものであり、更に前記把持部材は金
属バネ板材によりその周壁の一部に軸芯方向へのスリッ
トを設けたり、また爪壁部のなす根元附近に縮径壁を設
けたり、更にまた樹脂材によりその爪壁をなす先端部に
金属爪片を鋳着して形成して構成したり、把持部材の後
端に外方へ突出する押圧壁部を設けたり、小径室と大径
室の間に後方へ開口するテーパ部を設けたりするもので
ある。
するため、軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に連る
拡径した小径室及び大径室とを連設し、且つ該大径室の
後端周壁部を掛支壁となす継手本体の内部に、内周面と
接続される樹脂チューブの外周面との間に環状の弾性シ
ール部材と、その後部の小径室に位置して該樹脂チュー
ブの外周面に喰い込む爪壁を有する把持部材を内装し
て、該把持部材を継手本体側の前記掛支壁部に係着して
なる接続用継手において、前記把持部材をその軸芯先端
側に内方に突設する樹脂チューブに喰い込む複数の舌片
状の爪壁と、該爪壁の後方に前記小径室より小径の環状
壁と、更に後方で外方に突き出して継手本体の前記小径
室と大径室間の壁部と係合可能なアームと、更に外部に
突出する筒壁とを有して構成した細径樹脂チューブ接続
用継手を要旨とするものであり、更に前記把持部材は金
属バネ板材によりその周壁の一部に軸芯方向へのスリッ
トを設けたり、また爪壁部のなす根元附近に縮径壁を設
けたり、更にまた樹脂材によりその爪壁をなす先端部に
金属爪片を鋳着して形成して構成したり、把持部材の後
端に外方へ突出する押圧壁部を設けたり、小径室と大径
室の間に後方へ開口するテーパ部を設けたりするもので
ある。
【0006】
【作用】本考案はこのように構成されているため、把持
部材を軸芯先端側に内方に突設した複数の舌片状の爪壁
と、該爪壁の後方で外方に突き出してその端部を継手本
体の小径室と大径室の壁部と係合するアームと、更に外
部に突出する筒壁とを有する構造とによって、樹脂チュ
ーブ接続時の挿着にあって継手本体に把持部材とともに
樹脂チューブを挿入したり、或いは樹脂チューブを挿入
後に把持部材のみを押圧して前方へ移動するに伴いアー
ムの根元附近で前記壁部へ当接して把持部材の爪壁部を
開口せしめ、従って取付け、取外し時に樹脂チューブの
外周面での爪壁による、特に管軸方向の擦れ傷の生ずる
憂いを略なくし、爪壁での把持並びにシール部材でのシ
ール性の低下を防止することができ、また従来例で用い
る止め具及びそのカシメ作業並びに爪壁と当接する別体
の解放具を不要となして製品コストを安価となすことが
できる。
部材を軸芯先端側に内方に突設した複数の舌片状の爪壁
と、該爪壁の後方で外方に突き出してその端部を継手本
体の小径室と大径室の壁部と係合するアームと、更に外
部に突出する筒壁とを有する構造とによって、樹脂チュ
ーブ接続時の挿着にあって継手本体に把持部材とともに
樹脂チューブを挿入したり、或いは樹脂チューブを挿入
後に把持部材のみを押圧して前方へ移動するに伴いアー
ムの根元附近で前記壁部へ当接して把持部材の爪壁部を
開口せしめ、従って取付け、取外し時に樹脂チューブの
外周面での爪壁による、特に管軸方向の擦れ傷の生ずる
憂いを略なくし、爪壁での把持並びにシール部材でのシ
ール性の低下を防止することができ、また従来例で用い
る止め具及びそのカシメ作業並びに爪壁と当接する別体
の解放具を不要となして製品コストを安価となすことが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
すれば、図1は本考案の細径樹脂チューブ接続用継手の
接続状態の縦断面図、図2は図1の把持部材単体の正面
図、図3は図1の接続時の挿着に伴う状態図、図4は他
の実施例の同上図1相当図、図5aは図4の把持部材単
体の正面図、図5bは図5aの把持部材の展開図、図6
及び図7は把持部材の他の実施例の部分拡大断面図、図
8は図7の拡大正面図であり、(1) は継手本体であり、
軸芯内部に先端側の連結筒壁(3) の流通孔(2) に連って
拡径した小径室(2')と大径室(2")とを連設して小径室
(2')と大径室(2")の間に壁部、好ましくは後方へ開口し
たテーパ部(2"') を形成し、且つ該大径室の後端周壁部
を内方に突出する掛支壁(1')となして形成するものであ
る。そして内部の溝(4) 部にゴム材等による環状の弾性
シール部材(5) を該溝の内周面と接続される樹脂チュー
ブ(P) の外周面との間に内装してある。(6) は把持部材
であり、その軸芯先端側に内方に突設した樹脂チューブ
(P) に喰い込む複数の舌片状の爪壁(6a)と、該爪壁(6a)
の後方に環状壁(6d)を、更に後方で外方に突き出してそ
の後端を掛支壁(1')と掛支されると共に継手本体(1) 側
の前記小径室(2')と大径室(2")の間のテーパ部(2"') と
係合可能なアーム(6b)と、更に外部に突出する筒壁(6c)
とを有し、且つ環状壁(6d)を小径室(2')より小径に形成
され、好ましくはその後端に外方へ突出する押圧壁部
(8) を有するものある。そして樹脂チューブ(P) の接続
時の挿着に際して、樹脂チューブ(P) と共に、或いは樹
脂チューブ挿入後に把持部材(6) の筒壁(6c)、好ましく
は押圧壁部(8) をもって押圧し、前方へ移動するに伴い
アーム(6b)の根元附近での前記テーパ部(2"') への当接
により爪壁(6a)を開口するように構成されている。
すれば、図1は本考案の細径樹脂チューブ接続用継手の
接続状態の縦断面図、図2は図1の把持部材単体の正面
図、図3は図1の接続時の挿着に伴う状態図、図4は他
の実施例の同上図1相当図、図5aは図4の把持部材単
体の正面図、図5bは図5aの把持部材の展開図、図6
及び図7は把持部材の他の実施例の部分拡大断面図、図
8は図7の拡大正面図であり、(1) は継手本体であり、
軸芯内部に先端側の連結筒壁(3) の流通孔(2) に連って
拡径した小径室(2')と大径室(2")とを連設して小径室
(2')と大径室(2")の間に壁部、好ましくは後方へ開口し
たテーパ部(2"') を形成し、且つ該大径室の後端周壁部
を内方に突出する掛支壁(1')となして形成するものであ
る。そして内部の溝(4) 部にゴム材等による環状の弾性
シール部材(5) を該溝の内周面と接続される樹脂チュー
ブ(P) の外周面との間に内装してある。(6) は把持部材
であり、その軸芯先端側に内方に突設した樹脂チューブ
(P) に喰い込む複数の舌片状の爪壁(6a)と、該爪壁(6a)
の後方に環状壁(6d)を、更に後方で外方に突き出してそ
の後端を掛支壁(1')と掛支されると共に継手本体(1) 側
の前記小径室(2')と大径室(2")の間のテーパ部(2"') と
係合可能なアーム(6b)と、更に外部に突出する筒壁(6c)
とを有し、且つ環状壁(6d)を小径室(2')より小径に形成
され、好ましくはその後端に外方へ突出する押圧壁部
(8) を有するものある。そして樹脂チューブ(P) の接続
時の挿着に際して、樹脂チューブ(P) と共に、或いは樹
脂チューブ挿入後に把持部材(6) の筒壁(6c)、好ましく
は押圧壁部(8) をもって押圧し、前方へ移動するに伴い
アーム(6b)の根元附近での前記テーパ部(2"') への当接
により爪壁(6a)を開口するように構成されている。
【0008】また図4及び図5に示すように、把持部材
(6) は、平板状のばね材をプレス加工をした後カーリン
グすることにより容易に形成することもでき、この際カ
ーリングにより把持部材(6) の周壁にはスリット(7) が
設けられるため継手本体(1)への把持部材(6) の着脱は
一層容易となる。更に把持部材(6) の先端にスペーサ
(9) を設けて弾性シール部材(5) を押圧するよう構成す
れば小径室(2')における溝(4) の加工の手間が省け、ま
た樹脂チューブ(P) の接続端部の内周面にインサート(1
0)を挿嵌するよう構成することもできる。
(6) は、平板状のばね材をプレス加工をした後カーリン
グすることにより容易に形成することもでき、この際カ
ーリングにより把持部材(6) の周壁にはスリット(7) が
設けられるため継手本体(1)への把持部材(6) の着脱は
一層容易となる。更に把持部材(6) の先端にスペーサ
(9) を設けて弾性シール部材(5) を押圧するよう構成す
れば小径室(2')における溝(4) の加工の手間が省け、ま
た樹脂チューブ(P) の接続端部の内周面にインサート(1
0)を挿嵌するよう構成することもできる。
【0009】また爪壁(6a)部の根元附近に縮径壁(6e)
(図6乃至図8)を設けて樹脂チューブ(P) の挿着時に
樹脂チューブの外周面との摩擦力により把持部材(6) に
管軸方向へのスラスト力を与えたり、図4に示すように
把持部材(6) を樹脂材による射出成型により爪壁(6a)を
先端部に金属爪片を鋳着して設け、好ましくは後端に押
圧壁部(8) を具備してもよい。
(図6乃至図8)を設けて樹脂チューブ(P) の挿着時に
樹脂チューブの外周面との摩擦力により把持部材(6) に
管軸方向へのスラスト力を与えたり、図4に示すように
把持部材(6) を樹脂材による射出成型により爪壁(6a)を
先端部に金属爪片を鋳着して設け、好ましくは後端に押
圧壁部(8) を具備してもよい。
【0010】尚本考案では押圧壁部(8) を管軸方向へ押
圧すると図8のように爪壁(6a)の先端部の樹脂チューブ
(P) の外周面への喰い込みが解除され樹脂チューブ(P)
を容易に引き抜くこともできる。
圧すると図8のように爪壁(6a)の先端部の樹脂チューブ
(P) の外周面への喰い込みが解除され樹脂チューブ(P)
を容易に引き抜くこともできる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案による細径樹
脂チューブ接続用継手は、特に把持部材(6) を前記複数
の舌片状の爪壁(6a)と、該爪壁から後方で外方に突き出
して前記小径室と大径室間の壁部に係合可能なアーム(6
b)と、更に外部に突出する筒壁(6c)とを有して構成する
ため、樹脂チューブ(P) の挿着に際して把持部材(6) の
前方への移動に伴うアーム(6b)の根元附近での前記壁部
への当接により爪壁(6a)を開口することとなり、従って
樹脂チューブ(P) の外周面での該爪壁による、特に管軸
方向への擦れ傷の生ずる憂いを略なくして爪壁(6a)での
把持並びにシール部材(5) でのシール性の低下を防止す
ることができると共に、引抜き方向には剛性が高いため
継手本体(1) からの樹脂チューブ(P) の離脱を効果的に
防止し、また従来例のような止め具及びそのカシメ作業
並びに爪壁と直接当接する別体の解放具を不要となして
製品コストを安価となすことができる等、極めて有用な
細径樹脂チューブ接続用継手である。
脂チューブ接続用継手は、特に把持部材(6) を前記複数
の舌片状の爪壁(6a)と、該爪壁から後方で外方に突き出
して前記小径室と大径室間の壁部に係合可能なアーム(6
b)と、更に外部に突出する筒壁(6c)とを有して構成する
ため、樹脂チューブ(P) の挿着に際して把持部材(6) の
前方への移動に伴うアーム(6b)の根元附近での前記壁部
への当接により爪壁(6a)を開口することとなり、従って
樹脂チューブ(P) の外周面での該爪壁による、特に管軸
方向への擦れ傷の生ずる憂いを略なくして爪壁(6a)での
把持並びにシール部材(5) でのシール性の低下を防止す
ることができると共に、引抜き方向には剛性が高いため
継手本体(1) からの樹脂チューブ(P) の離脱を効果的に
防止し、また従来例のような止め具及びそのカシメ作業
並びに爪壁と直接当接する別体の解放具を不要となして
製品コストを安価となすことができる等、極めて有用な
細径樹脂チューブ接続用継手である。
【図1】細径樹脂チューブ接続用継手の接続状態の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1の把持部材単体の正面図である。
【図3】図1の接続時の挿着に伴う状態図である。
【図4】他の実施例の同上図1相当図である。
【図5a】図4の把持部材単体の正面図である。
【図5b】図5aの把持部材の展開図である。
【図6】把持部材の他の実施例の拡大断面図である。
【図7】把持部材の更に他の部分拡大断面図である。
【図8】図7の拡大正面図である。
【図9a】従来例の接続用継手の接続状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図9b】図9aで用いた爪壁の部分正面図である。
1 継手本体 2′ 小径室 2″ 大径室 2"' テーパ部 6 把持部材 6a 爪壁 6b アーム 6c 筒壁 6d 環状壁 6e 縮径壁 7 スリット 8 押圧壁部 P 樹脂チューブ
Claims (6)
- 【請求項1】 軸芯内部に先端側の連結筒壁の流通孔に
連る拡径した小径室及び大径室とを連設し、且つ該大径
室の後端周壁部を掛支壁となす継手本体の内部に、内周
面と、接続される樹脂チューブの外周面との間に環状の
弾性シール部材と、その後部の小径室に位置して該樹脂
チューブの外周面に喰い込む爪壁を有する把持部材とを
内装して、該把持部材を継手本体側の前記掛支壁部に係
着してなる接続用継手において、前記把持部材(6) をそ
の軸芯先端側に内方に突設する樹脂チューブ(P) に喰い
込む複数の舌片状の爪壁(6a)と、該爪壁の後方に前記小
径室より小径の環状壁(6d)と、更に後方で外方に突き出
して継手本体(1) の前記小径室(2')と大径室(2")間の壁
部と係合可能なアーム(6b)と、更に外部に突出する筒壁
(6c)とを有して構成したことを特徴とする細径樹脂チュ
ーブ接続用継手。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記把持部材
(6) は金属バネ板材によりその周壁の一部に軸芯方向へ
のスリット(7) を設けたことを特徴とする細径樹脂チュ
ーブ接続用継手。 - 【請求項3】 請求項1記載において、前記把持部材
(6) は爪壁(6a)部のなす根元附近に縮径壁(6e)を設けた
ことを特徴とする細径樹脂チューブ接続用継手。 - 【請求項4】 請求項1記載において、前記把持部材
(6) は樹脂材によりその爪壁(6a)をなす先端部に金属爪
片を鋳着して形成したことを特徴とする細径樹脂チュー
ブの接続用継手。 - 【請求項5】 請求項1記載において、把持部材(6) の
後端に外方へ突出する押圧壁部(8) を設けたことを特徴
とする細径樹脂チューブの接続用継手。 - 【請求項6】 請求項1記載において、小径室(2')と大
径室(2")間に後方へ開口するテーパ部(2"') を設けたこ
とを特徴とする細径樹脂チューブの接続用継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4831291U JP2540563Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 細径樹脂チューブ接続用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4831291U JP2540563Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 細径樹脂チューブ接続用継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132292U JPH04132292U (ja) | 1992-12-07 |
JP2540563Y2 true JP2540563Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31926869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4831291U Expired - Fee Related JP2540563Y2 (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 細径樹脂チューブ接続用継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2540563Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP4831291U patent/JP2540563Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132292U (ja) | 1992-12-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |