JP2520673B2 - 調理容器の調理時間を制御する装置 - Google Patents
調理容器の調理時間を制御する装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B1/00—Details of electric heating devices
- H05B1/02—Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D23/00—Control of temperature
- G05D23/19—Control of temperature characterised by the use of electric means
- G05D23/1951—Control of temperature characterised by the use of electric means with control of the working time of a temperature controlling device
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J36/00—Parts, details or accessories of cooking-vessels
- A47J36/32—Time-controlled igniting mechanisms or alarm devices
- A47J36/321—Time-controlled igniting mechanisms or alarm devices the electronic control being performed over a network, e.g. by means of a handheld device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24C—DOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
- F24C15/00—Details
- F24C15/10—Tops, e.g. hot plates; Rings
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、制御回路を備えた電気式調理板によって加
熱できる調理容器の調理時間を制御する装置であって、
調理容器の温度を検知し、制御回路を介して調理板の熱
出力の調節に利用し、調節可能な時限素子によって調理
時間を設定し、加熱段階における温度上昇速度に逆比例
する長さの時間間隔だけ設定調理時間の終了時点よりも
早く調理板をオフし、調理板のオフ時に被調理物中に含
まれる熱含量を利用して調理プロセスを設定調理時間ま
で延長する形式のものに関する。
熱できる調理容器の調理時間を制御する装置であって、
調理容器の温度を検知し、制御回路を介して調理板の熱
出力の調節に利用し、調節可能な時限素子によって調理
時間を設定し、加熱段階における温度上昇速度に逆比例
する長さの時間間隔だけ設定調理時間の終了時点よりも
早く調理板をオフし、調理板のオフ時に被調理物中に含
まれる熱含量を利用して調理プロセスを設定調理時間ま
で延長する形式のものに関する。
加熱段階における温度上昇から、調理容器に含まれ
る、好ましくは、液状の、被調理物の量に関する情報を
得ることができ、かくして、調理板のオフ後に進行する
冷却プロセスに関する情報を得ることができるこの種の
装置は、西独公関第3,314,398号から公知である。かく
して、冷却プロセスを利用して調理時間を延長できる。
この場合、食物に対する調理作用は、約10℃の降温毎に
Y2になると云うことを考慮する必要がある。従って、調
理板のオフから水の沸点への降温点での(圧力鍋の場合
は無圧圧状態までの)後調理を考慮するのが合目的的で
ある。かくして、調理プロセスの消費エネルギが最小に
減少され且つ冷却プロセスによる調理プロセスの好まし
くない延長が避けられる。従って、調理時間によって決
まる調理プロセスは、調理容器内の被調理物の量および
現れる冷却現象を考慮して維持される。
る、好ましくは、液状の、被調理物の量に関する情報を
得ることができ、かくして、調理板のオフ後に進行する
冷却プロセスに関する情報を得ることができるこの種の
装置は、西独公関第3,314,398号から公知である。かく
して、冷却プロセスを利用して調理時間を延長できる。
この場合、食物に対する調理作用は、約10℃の降温毎に
Y2になると云うことを考慮する必要がある。従って、調
理板のオフから水の沸点への降温点での(圧力鍋の場合
は無圧圧状態までの)後調理を考慮するのが合目的的で
ある。かくして、調理プロセスの消費エネルギが最小に
減少され且つ冷却プロセスによる調理プロセスの好まし
くない延長が避けられる。従って、調理時間によって決
まる調理プロセスは、調理容器内の被調理物の量および
現れる冷却現象を考慮して維持される。
西独公関第3,316,799号には、本質的な水蒸気発生の
開始に必要な温度の達成から水の沸点の達成までの期間
を利用して、水浴上にある、好ましくは、固体の、被調
理物の量に関する情報を得る形式の圧力鍋用装置が記載
してある。被調理物の量が増加すると、対応して、上記
期間が長くなり、対応して、被調理物中に蓄積される熱
量が増加するので、対応して、調理板を早期にオフでき
る。対応して、所定の調理時間が、冷却段階によって延
長され、従って、維持される。期間が長くなるととも
に、対応して、調理板を早期にオフできる。
開始に必要な温度の達成から水の沸点の達成までの期間
を利用して、水浴上にある、好ましくは、固体の、被調
理物の量に関する情報を得る形式の圧力鍋用装置が記載
してある。被調理物の量が増加すると、対応して、上記
期間が長くなり、対応して、被調理物中に蓄積される熱
量が増加するので、対応して、調理板を早期にオフでき
る。対応して、所定の調理時間が、冷却段階によって延
長され、従って、維持される。期間が長くなるととも
に、対応して、調理板を早期にオフできる。
更に、装置において、調理板の早期オフに、加熱段階
における温度上昇および本質的な水蒸気発生の開始に必
要な温度の達成から水の沸点の達成までの期間を利用す
ることも公知である(例えば、西独公関第3,323,399
号)。この場合、調理板のオン時間の短縮時間間隔は、
双方の情報から誘導する。この場合、加熱段階におて温
度が所定の如く最大に上昇した際は、検知した期間のみ
を利用して時間間隔を誘導する。
における温度上昇および本質的な水蒸気発生の開始に必
要な温度の達成から水の沸点の達成までの期間を利用す
ることも公知である(例えば、西独公関第3,323,399
号)。この場合、調理板のオン時間の短縮時間間隔は、
双方の情報から誘導する。この場合、加熱段階におて温
度が所定の如く最大に上昇した際は、検知した期間のみ
を利用して時間間隔を誘導する。
加熱段階における温度上昇を検知する際に、調理板の
オン時に被調理物のスタート温度が室温よりも高い場合
は、間違った測定結果が現れると云うことが判った。温
度測定範囲における温度上昇は、被調理物の量が同一の
場合、スタート温度に依存する。スタート温度が高くな
ると、温度測定範囲における温度上昇が減速される。従
って、被調理物の量が、間違って実際よりも多量に検知
され、従って、誘導される時間間隔が過大となる。その
結果、冷却プロセスが、短くなり、調理板を早期にオフ
した場合、設定調理時間に対応する調理がなされるまで
調理プロセスを維持するのに不十分となる。しかも、よ
り高いスタート温度は、しばしば現れる。さて、調理容
器における食物の焙焼を取り上げる。この場合、調理容
器は十分に加熱される。次いで、例えば、高温のスープ
中で食物を煮込む。
オン時に被調理物のスタート温度が室温よりも高い場合
は、間違った測定結果が現れると云うことが判った。温
度測定範囲における温度上昇は、被調理物の量が同一の
場合、スタート温度に依存する。スタート温度が高くな
ると、温度測定範囲における温度上昇が減速される。従
って、被調理物の量が、間違って実際よりも多量に検知
され、従って、誘導される時間間隔が過大となる。その
結果、冷却プロセスが、短くなり、調理板を早期にオフ
した場合、設定調理時間に対応する調理がなされるまで
調理プロセスを維持するのに不十分となる。しかも、よ
り高いスタート温度は、しばしば現れる。さて、調理容
器における食物の焙焼を取り上げる。この場合、調理容
器は十分に加熱される。次いで、例えば、高温のスープ
中で食物を煮込む。
本発明の目的は、調理板のオン時のスタート温度が室
温よりも高い場合も、加熱段階における温度測定範囲の
温度上昇を検知して、調理容器内の被調理物の量に関す
るデータを得て、調理板の早期のオフに伴い予想冷却プ
ロセスに関するデータを得ることができる、冒頭に述べ
た種類の装置を創生することにある。
温よりも高い場合も、加熱段階における温度測定範囲の
温度上昇を検知して、調理容器内の被調理物の量に関す
るデータを得て、調理板の早期のオフに伴い予想冷却プ
ロセスに関するデータを得ることができる、冒頭に述べ
た種類の装置を創生することにある。
この目的は、本発明にもとづき、nケの順次の測定値
を含む測定サイクルから、本質的な水蒸気発生の開始に
必要な温度の直下の温度測定範囲における温度の上昇を
求め、調理板をオンした際、スタート温度を測定し、ス
タート温度が温度下限値よりも低い場合は、温度上昇が
最も急激なKケ(K<n)の測定値から温度の上昇を求
め、スタート温度が温度下限値よりも高いが温度上限値
よりも低い場合は、温度上昇が最も速いmケ(m<k)
の測定値から温度の上昇を求め、スタート温度が温度上
限値よりも高い場合は、水の沸点の達成から沸点直上の
所定の測定温度の達成までの期間を測定し、温度のこの
ように修正した上昇または測定した期間から調理板の早
期のオフのための時間間隔を誘導し、この場合、温度の
修正せる上昇の速度が低ければ低い程、あるいは、期間
が長ければ長い程、時間間隔を長くすることによって、
達成される。
を含む測定サイクルから、本質的な水蒸気発生の開始に
必要な温度の直下の温度測定範囲における温度の上昇を
求め、調理板をオンした際、スタート温度を測定し、ス
タート温度が温度下限値よりも低い場合は、温度上昇が
最も急激なKケ(K<n)の測定値から温度の上昇を求
め、スタート温度が温度下限値よりも高いが温度上限値
よりも低い場合は、温度上昇が最も速いmケ(m<k)
の測定値から温度の上昇を求め、スタート温度が温度上
限値よりも高い場合は、水の沸点の達成から沸点直上の
所定の測定温度の達成までの期間を測定し、温度のこの
ように修正した上昇または測定した期間から調理板の早
期のオフのための時間間隔を誘導し、この場合、温度の
修正せる上昇の速度が低ければ低い程、あるいは、期間
が長ければ長い程、時間間隔を長くすることによって、
達成される。
本質的な水蒸気発生の開始に必要な温度の直下の範囲
に温度測定範囲を延長することによって、ほぼ温度測定
範囲までの加熱段階における温度の上昇を修正を行うこ
とができる。温度上昇についてこのように求めた測定値
から、被調理物の量を求め、調理板のオン時間の短縮の
ための時間間隔を誘導できる。スタート温度が温度上限
値よりも高い場合は、水の沸点の達成から所定の測定温
度の達成までの期間から時間間隔を誘導する。測定温度
は約104℃に設定する。何故ならば、水の沸点の達成直
後に調理板をオフした際の以降の温度上昇は、加熱され
た被調理物に関するデータを与え、従って、調理板の早
期のオフのために利用できる情報を含む。なま物の調理
の場合、この測定温度は、選択せる調理温度と一致す
る。かくして、スタート温度が室温よりも高い場合も、
被調理物中に含まれる熱量を調理板の早期のオフおよび
調理プロセスの延長のために十分な精度で使用できる。
に温度測定範囲を延長することによって、ほぼ温度測定
範囲までの加熱段階における温度の上昇を修正を行うこ
とができる。温度上昇についてこのように求めた測定値
から、被調理物の量を求め、調理板のオン時間の短縮の
ための時間間隔を誘導できる。スタート温度が温度上限
値よりも高い場合は、水の沸点の達成から所定の測定温
度の達成までの期間から時間間隔を誘導する。測定温度
は約104℃に設定する。何故ならば、水の沸点の達成直
後に調理板をオフした際の以降の温度上昇は、加熱され
た被調理物に関するデータを与え、従って、調理板の早
期のオフのために利用できる情報を含む。なま物の調理
の場合、この測定温度は、選択せる調理温度と一致す
る。かくして、スタート温度が室温よりも高い場合も、
被調理物中に含まれる熱量を調理板の早期のオフおよび
調理プロセスの延長のために十分な精度で使用できる。
1つの実施例の場合、測定サイクルを3つの温度範
囲、即ち、Tm1=65℃〜Tm2=70℃とTm2=70℃〜Tm3=80
℃とTm3=80℃〜Tm4=85℃とに分割し、上記温度範囲の
通過に必要な測定時間を温度上昇の基準として測定し、
修正せる上昇について、時間間隔の誘導のため、それぞ
れ、測定サイクルのK=2またはm=1の最小測定時間
を利用する。かくして、測定点を簡単に定めることがで
き、測定サイクルにおける温度上昇を測定時間として求
めることができる。
囲、即ち、Tm1=65℃〜Tm2=70℃とTm2=70℃〜Tm3=80
℃とTm3=80℃〜Tm4=85℃とに分割し、上記温度範囲の
通過に必要な測定時間を温度上昇の基準として測定し、
修正せる上昇について、時間間隔の誘導のため、それぞ
れ、測定サイクルのK=2またはm=1の最小測定時間
を利用する。かくして、測定点を簡単に定めることがで
き、測定サイクルにおける温度上昇を測定時間として求
めることができる。
別の実施例にもとづき、測定サイクルにおいて測定時
間の最小値を下回った場合は、時間間隔の誘導時に、求
めた上昇を考慮し、本質的な水蒸気発生の開始に必要な
温度の達成から水の沸点の達成までの期間が長ければ長
い程、時間間隔を長くする。かくして、時間間隔の誘導
時、水浴として使用される被調理物の影響を考慮する必
要はなく、時間間隔は、蒸気チャンバ内の被調理物の量
のみに依存する。
間の最小値を下回った場合は、時間間隔の誘導時に、求
めた上昇を考慮し、本質的な水蒸気発生の開始に必要な
温度の達成から水の沸点の達成までの期間が長ければ長
い程、時間間隔を長くする。かくして、時間間隔の誘導
時、水浴として使用される被調理物の影響を考慮する必
要はなく、時間間隔は、蒸気チャンバ内の被調理物の量
のみに依存する。
調理プロセスの所定の開始点および終了点を得るた
め、別の実施例にもとづき、調理時間の測定をほぼ調理
温度の達成とともに開始し、冷却段階においてほぼ沸点
の超過とともに終了する。
め、別の実施例にもとづき、調理時間の測定をほぼ調理
温度の達成とともに開始し、冷却段階においてほぼ沸点
の超過とともに終了する。
水の沸点の達成から調理温度の達成までの期間と同様
に正確に加熱段階における温度上昇を検知すれば、調理
板の早期のオフのための時間間隔の誘導操作が簡単とな
る。即ち、スタート温度が温度下限値よりも低い場合
は、時間間隔はKケの測定値の加算した測定時間の和に
対応し、スタート温度が温度下限値よりも高いが温度上
限値よりも低い場合は、時間間隔はmケの測定値の測定
時間の2倍に対応し、スタート温度が温度上限値よりも
高い場合は、時間間隔は沸点の達成から測定温度の達成
までの期間に対応する。
に正確に加熱段階における温度上昇を検知すれば、調理
板の早期のオフのための時間間隔の誘導操作が簡単とな
る。即ち、スタート温度が温度下限値よりも低い場合
は、時間間隔はKケの測定値の加算した測定時間の和に
対応し、スタート温度が温度下限値よりも高いが温度上
限値よりも低い場合は、時間間隔はmケの測定値の測定
時間の2倍に対応し、スタート温度が温度上限値よりも
高い場合は、時間間隔は沸点の達成から測定温度の達成
までの期間に対応する。
図示の実施例を参照して以下に本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図に、調理プロセスの温度−時間曲線T=f
(t)を示した。時点t=0に装置をオンすると、調理
板が、調理板上に置いた調理容器および内容物を加熱す
る。調理容器の温度を測定する。スタート温度が室温Tr
に対応する場合の温度−時間曲線を実線で示した。曲線
は、本質的な水蒸気発生が始まる温度Tdまでほぼ直線状
に立上っている。この温度は約90°〜92℃である。次い
で、温度が水の沸点Tsに達するまでの時間t1が続く。次
いで、温度は、水の沸点Tsから選択せる測定温度Tn10
4℃まで期間t2で同じくほぼ直線状に上昇する。水の調
理時間Tgに達したならば、時点taにおいて設定調理時間
tgの測定を開始する。時点tsにおいて調理板をオフする
と、冷却プロセスが、被調理物、調理容器および調理板
の熱含量に応じて異なる時間にわたって続き、温度は、
再び、水の沸点Tsに降下する。冷却段階のこの部分は、
時間間隔Δtで示してあり、時点tsに早期に調理板をオ
フした場合に、冷却段階の有効時間成分を考慮して設定
調理時間tgに対応する調理プロセスが時点teまで続くよ
う、選択してある。
(t)を示した。時点t=0に装置をオンすると、調理
板が、調理板上に置いた調理容器および内容物を加熱す
る。調理容器の温度を測定する。スタート温度が室温Tr
に対応する場合の温度−時間曲線を実線で示した。曲線
は、本質的な水蒸気発生が始まる温度Tdまでほぼ直線状
に立上っている。この温度は約90°〜92℃である。次い
で、温度が水の沸点Tsに達するまでの時間t1が続く。次
いで、温度は、水の沸点Tsから選択せる測定温度Tn10
4℃まで期間t2で同じくほぼ直線状に上昇する。水の調
理時間Tgに達したならば、時点taにおいて設定調理時間
tgの測定を開始する。時点tsにおいて調理板をオフする
と、冷却プロセスが、被調理物、調理容器および調理板
の熱含量に応じて異なる時間にわたって続き、温度は、
再び、水の沸点Tsに降下する。冷却段階のこの部分は、
時間間隔Δtで示してあり、時点tsに早期に調理板をオ
フした場合に、冷却段階の有効時間成分を考慮して設定
調理時間tgに対応する調理プロセスが時点teまで続くよ
う、選択してある。
冷却段階のこの時間間隔Δt1は、調理板を早期にオフ
した際の系の熱含量に依存するので、加熱段階において
すでに、系のこの慣性に関する情報が得られる。加熱段
階における温度上昇は、系の慣性に関する情報を与える
第1の基準である。この場合、温度範囲Tm1=65℃〜Tm4
=85℃において、測定サイクルの3回の測定における3
つの測定値ΔT1′、ΔT2、ΔT3から上昇ΔTを求める。
この場合、部分範囲は、Tm1=65℃〜Tm2=70℃、Tm2=7
0℃〜Tm3=80℃およびTm3=80℃〜Tm4=85℃である。ス
タート温度が室温Trに等しい場合は、3つのすべての測
定値は同一の温度上昇を示す。しかしながら、調理プロ
セスが、室温Trと温度下限値Tstuとの間のより高い温度
から始まった場合は、温度−時間曲線の破線部分から明
らかな如く、温度測定範囲Tm1〜Tm2における上昇ΔT1′
は、温度測定範囲Tm2〜Tm3およびTm3〜Tm4の上昇ΔT2′
およびΔT3′とは異なる。従って、系の慣性の基準とな
る修正せる上昇ΔT′を求める場合、数値ΔT1′は考慮
しない。スタート温度Txが、約50℃の温度下限値Tstuと
約60℃の温度上限値Tstoとの間にある場合は、温度−時
間曲線から明らかな如く、測定値ΔT3″のみが、冷却段
階における系の慣性の基準となる本来の上昇に対応す
る。従って、このスタート範囲の場合、修正せる上昇Δ
Tの誘導には測定値ΔT3″のみを使用する。スタート
温度が温度上限値Tstoよりも高い場合は、修正する上昇
ΔTを誘導できない。何故ならば、すべての測定値Δ
T1、ΔT2およびΔT3が、原曲線からはずれている
からでる。この場合、温度上昇は、冷却プロセスにおけ
る系の慣性を示さない。従って、この場合は、期間t2か
ら時間間隔Δtを誘導する。期間はt2は、水の沸点Tsの
達成から所定の測定温度Tn104℃の達成までの間で求
める。期間t2の増加とともに、時間間隔Δtも比例して
増加する。この関係は、系について求め、調理板の制御
回路に入力できる。
した際の系の熱含量に依存するので、加熱段階において
すでに、系のこの慣性に関する情報が得られる。加熱段
階における温度上昇は、系の慣性に関する情報を与える
第1の基準である。この場合、温度範囲Tm1=65℃〜Tm4
=85℃において、測定サイクルの3回の測定における3
つの測定値ΔT1′、ΔT2、ΔT3から上昇ΔTを求める。
この場合、部分範囲は、Tm1=65℃〜Tm2=70℃、Tm2=7
0℃〜Tm3=80℃およびTm3=80℃〜Tm4=85℃である。ス
タート温度が室温Trに等しい場合は、3つのすべての測
定値は同一の温度上昇を示す。しかしながら、調理プロ
セスが、室温Trと温度下限値Tstuとの間のより高い温度
から始まった場合は、温度−時間曲線の破線部分から明
らかな如く、温度測定範囲Tm1〜Tm2における上昇ΔT1′
は、温度測定範囲Tm2〜Tm3およびTm3〜Tm4の上昇ΔT2′
およびΔT3′とは異なる。従って、系の慣性の基準とな
る修正せる上昇ΔT′を求める場合、数値ΔT1′は考慮
しない。スタート温度Txが、約50℃の温度下限値Tstuと
約60℃の温度上限値Tstoとの間にある場合は、温度−時
間曲線から明らかな如く、測定値ΔT3″のみが、冷却段
階における系の慣性の基準となる本来の上昇に対応す
る。従って、このスタート範囲の場合、修正せる上昇Δ
Tの誘導には測定値ΔT3″のみを使用する。スタート
温度が温度上限値Tstoよりも高い場合は、修正する上昇
ΔTを誘導できない。何故ならば、すべての測定値Δ
T1、ΔT2およびΔT3が、原曲線からはずれている
からでる。この場合、温度上昇は、冷却プロセスにおけ
る系の慣性を示さない。従って、この場合は、期間t2か
ら時間間隔Δtを誘導する。期間はt2は、水の沸点Tsの
達成から所定の測定温度Tn104℃の達成までの間で求
める。期間t2の増加とともに、時間間隔Δtも比例して
増加する。この関係は、系について求め、調理板の制御
回路に入力できる。
圧力鍋として構成された調理容器内に水蒸気発生のた
めの水浴として極く少量の水しか含まれてない場合は、
温度−時間曲線は加熱段階において急激に立上る。この
場合、上記水浴は、冷却プロセスに顕著な影響を与えな
い。一方、水浴上の蒸気チャンバ内に奘入された被調理
物が、冷却プロセスを対応して延長する。しかも、この
慣性は、加熱段階においてすでに検知され、本質的な水
蒸気発生の開始に必要な約90°〜92℃の温度Tdの達成か
ら水の沸点Ts(例えば、約98°〜100℃)の達成までの
期間t1から誘導できる。この期間t1は、系の熱含量の増
加とともに増加するので、時間間隔Δtも対応して比例
して大きく選択できる。期間t1と時間間隔Δtとの関係
は、系に依存し、求めて制御回路に入力できる。
めの水浴として極く少量の水しか含まれてない場合は、
温度−時間曲線は加熱段階において急激に立上る。この
場合、上記水浴は、冷却プロセスに顕著な影響を与えな
い。一方、水浴上の蒸気チャンバ内に奘入された被調理
物が、冷却プロセスを対応して延長する。しかも、この
慣性は、加熱段階においてすでに検知され、本質的な水
蒸気発生の開始に必要な約90°〜92℃の温度Tdの達成か
ら水の沸点Ts(例えば、約98°〜100℃)の達成までの
期間t1から誘導できる。この期間t1は、系の熱含量の増
加とともに増加するので、時間間隔Δtも対応して比例
して大きく選択できる。期間t1と時間間隔Δtとの関係
は、系に依存し、求めて制御回路に入力できる。
修正せる上昇ΔT、ΔT′およびΔT″を求める場
合、簡単化のため、温度Tm1〜Tm4を定め、関連の部分測
定範囲の関連の通過時間を測定時間として測定する。こ
の測定時間は、系の当該の熱含量に比例する。求めた時
間は、系の係数を使用して関連の時間間隔Δtに簡単に
変換できる。
合、簡単化のため、温度Tm1〜Tm4を定め、関連の部分測
定範囲の関連の通過時間を測定時間として測定する。こ
の測定時間は、系の当該の熱含量に比例する。求めた時
間は、系の係数を使用して関連の時間間隔Δtに簡単に
変換できる。
スタート温度が温度下限値Tstuよりも低い場合は、温
度範囲Tm2〜Tm3およびTm3〜Tm4について、即ち、上昇Δ
T2′およびΔT3′について求めた測定時間を加算し、対
応する時間間隔Δtに変換する。スタート温度が温度下
限値Tstoと温度上限値Tstuとの間にある場合は、温度範
囲Tm3〜Tm4、即ち、上昇ΔT3″のみについて測定時間を
求め、2倍して時間間隔Δtを得る。
度範囲Tm2〜Tm3およびTm3〜Tm4について、即ち、上昇Δ
T2′およびΔT3′について求めた測定時間を加算し、対
応する時間間隔Δtに変換する。スタート温度が温度下
限値Tstoと温度上限値Tstuとの間にある場合は、温度範
囲Tm3〜Tm4、即ち、上昇ΔT3″のみについて測定時間を
求め、2倍して時間間隔Δtを得る。
第2図に、装置の方式構成図を示した。温度センサTF
は、調理容器の温度を検知し、ワイヤから成るまたはワ
イヤレスの伝送器Ueを介して温度信号受信器TEに対応す
る電気信号を与える。選択可能な温度について、温度信
号受信機TEの出力信号から制御信号を誘導できる。温度
測定回路TM1は、温度信号受信器TEの出力信号を受信
し、調理容器の温度Tが、室温Trよりも低いが、50℃の
温度下限値Tstuと60℃の温度上限値Tstoとの間にある
か、60℃の温度上限値よりも高いかを示す3つの出力信
号を発生する。温度が温度測定範囲Tm1、Tm2、Tm3、Tm4
に達すると、時間測定回路TM2が制御信号を発生する。
上記温度は、Tm1=65℃、Tm2=70℃、Tm3=80℃および
本質的な水蒸気発生が始まる約90°〜92℃の温度Tdの直
下のTm4=85℃である。更に、約90°〜92℃の上記温度T
d、約98°〜100℃の水の沸点Tsおよび約104℃の所定の
測定温度Tnに達すると、第3温度測定回路TM3が制御信
号を発生する。
は、調理容器の温度を検知し、ワイヤから成るまたはワ
イヤレスの伝送器Ueを介して温度信号受信器TEに対応す
る電気信号を与える。選択可能な温度について、温度信
号受信機TEの出力信号から制御信号を誘導できる。温度
測定回路TM1は、温度信号受信器TEの出力信号を受信
し、調理容器の温度Tが、室温Trよりも低いが、50℃の
温度下限値Tstuと60℃の温度上限値Tstoとの間にある
か、60℃の温度上限値よりも高いかを示す3つの出力信
号を発生する。温度が温度測定範囲Tm1、Tm2、Tm3、Tm4
に達すると、時間測定回路TM2が制御信号を発生する。
上記温度は、Tm1=65℃、Tm2=70℃、Tm3=80℃および
本質的な水蒸気発生が始まる約90°〜92℃の温度Tdの直
下のTm4=85℃である。更に、約90°〜92℃の上記温度T
d、約98°〜100℃の水の沸点Tsおよび約104℃の所定の
測定温度Tnに達すると、第3温度測定回路TM3が制御信
号を発生する。
時間測定回路TM1、TM2は、調節可能な時限素子Zをト
リガする。この時限素子は、調理プロセス前に所望の調
理時間tgに設定される。上昇測定回路ΔTMは、加熱段階
において、スタート温度に関するデータを与える信号を
温度測定回路TM1から受信する。温度範囲Tm1〜Tm4を通
過した際、上昇測定回路TMにおいて、関連の時間間隔t
を得るため、部分範囲について通過時間を測定時間とし
て求め、検知せるスタート温度に依存して評価する。時
限素子Zに至る制御線路ΔT′、ΔT″から明らかな如
く、修正した時間値として上限を時限素子Zに送り、上
記時限素子において入力値から減算する。時限素子Zを
リセットすると、調理板の加熱素子HEが制御回路STによ
ってオフされる。以後の冷却プロセスが、調理プロセス
を時間間隔Δtだけ延長し、かくして、冷却プロセスに
おいて減少された調理作用を考慮して、選択せる調理時
間tgに対応する調理プロセスが得られる。従って、実際
の調理時間tg′は、対応して、時限素子Zに設定した調
理時間よりも長い。
リガする。この時限素子は、調理プロセス前に所望の調
理時間tgに設定される。上昇測定回路ΔTMは、加熱段階
において、スタート温度に関するデータを与える信号を
温度測定回路TM1から受信する。温度範囲Tm1〜Tm4を通
過した際、上昇測定回路TMにおいて、関連の時間間隔t
を得るため、部分範囲について通過時間を測定時間とし
て求め、検知せるスタート温度に依存して評価する。時
限素子Zに至る制御線路ΔT′、ΔT″から明らかな如
く、修正した時間値として上限を時限素子Zに送り、上
記時限素子において入力値から減算する。時限素子Zを
リセットすると、調理板の加熱素子HEが制御回路STによ
ってオフされる。以後の冷却プロセスが、調理プロセス
を時間間隔Δtだけ延長し、かくして、冷却プロセスに
おいて減少された調理作用を考慮して、選択せる調理時
間tgに対応する調理プロセスが得られる。従って、実際
の調理時間tg′は、対応して、時限素子Zに設定した調
理時間よりも長い。
スタート温度が温度上限値Tstoよりも高い場合は、上
昇測定回路ΔTMが阻止されるので、温度測定範囲におい
て時間は測定されず、評価されない。所定の測定温度Tn
に達するまでの期間t2は、時間測定回路tMで測定する。
この期間t2から対応する時間間隔Δtを誘導し、時限素
子Zにおいて入力された調理時間tgから減算する。期間
t2は、スタート温度が高い場合も、予想冷却プロセスの
基準を与え、上昇ΔTの測定時間と同様、加熱素子HEの
早期のオフにために利用される。この場合、時間間隔Δ
tは、減少する調理作用を考慮して、時点teまで、即
ち、冷却プロセスにおいて沸点Tdに達するまで続く。
昇測定回路ΔTMが阻止されるので、温度測定範囲におい
て時間は測定されず、評価されない。所定の測定温度Tn
に達するまでの期間t2は、時間測定回路tMで測定する。
この期間t2から対応する時間間隔Δtを誘導し、時限素
子Zにおいて入力された調理時間tgから減算する。期間
t2は、スタート温度が高い場合も、予想冷却プロセスの
基準を与え、上昇ΔTの測定時間と同様、加熱素子HEの
早期のオフにために利用される。この場合、時間間隔Δ
tは、減少する調理作用を考慮して、時点teまで、即
ち、冷却プロセスにおいて沸点Tdに達するまで続く。
温度−時間曲線が、加熱段階において極めて急激に上
昇して、上昇、即ち、部分測定範囲の測定時間が所定値
以下になった場合は、上記測定時間から加熱素子HEを早
期にオフする量も誘導することはできない。この場合、
予想冷却プロセスは、水蒸気発生の開始に必要な温度Td
の達成から水の沸点Tsの達成までの期間t1のみから誘導
できる。この場合、破線で示した如く、時間測定回路tM
が、指定の調理時間tgから減算するため、期間t1に対応
する時間間隔Δtを時限素子Zに送る。上昇測定回路Δ
Tmの出力ΔTmaxから明らかな如く、加熱段階における温
度上昇から、調理板を早期にオフする量は予想される。
昇して、上昇、即ち、部分測定範囲の測定時間が所定値
以下になった場合は、上記測定時間から加熱素子HEを早
期にオフする量も誘導することはできない。この場合、
予想冷却プロセスは、水蒸気発生の開始に必要な温度Td
の達成から水の沸点Tsの達成までの期間t1のみから誘導
できる。この場合、破線で示した如く、時間測定回路tM
が、指定の調理時間tgから減算するため、期間t1に対応
する時間間隔Δtを時限素子Zに送る。上昇測定回路Δ
Tmの出力ΔTmaxから明らかな如く、加熱段階における温
度上昇から、調理板を早期にオフする量は予想される。
スイッチSは、オンとともに、調理プロセスの開始を決
定し、スタート温度に、温度測定回路TM1によって測定
される。
定し、スタート温度に、温度測定回路TM1によって測定
される。
第1図は、調理プロセスの温度−時間曲線を示すグラ
フ、第2図は、装置の方式構成図である。 TF…温度センサ、TE…温度信号受信器、TM1;TM2;TM3…
温度測定回路、ΔTM…上昇測定回路、tM…時間測定回
路、Z…時限素子、ST…スイッチ、HE…加熱素子
フ、第2図は、装置の方式構成図である。 TF…温度センサ、TE…温度信号受信器、TM1;TM2;TM3…
温度測定回路、ΔTM…上昇測定回路、tM…時間測定回
路、Z…時限素子、ST…スイッチ、HE…加熱素子
Claims (6)
- 【請求項1】制御回路を備えた電気式調理板によって加
熱できる調理容器の調理時間を制御する装置であって、
調理容器の温度を検知し、制御回路を介して調理板の熱
出力の調節に利用し、調節可能な時限素子によって調理
時間を設定し、加熱段階における温度上昇速度に逆比例
する長さの時間間隔だけ設定調理時間の終了時点よりも
早く調理板をオフし、調理板のオフ時に被調理物中に含
まれる熱含量を利用して調理プロセスを設定調理時間ま
で延長する形式のものにおいて、nケ(例えば、3つ)
の順次の測定値(ΔT1、ΔT2、ΔT3)を含む測定サイク
ルから、本質的な水蒸気発生の開始に必要な温度(Td
90°〜92℃)の直下の温度測定範囲(Tm1〜Tm4、例え
ば、65℃〜85℃)における温度(T)の上昇(ΔT)求
め、調理板をオフした際、スタート温度(Tst)を測定
し、スタート温度が温度下限値(Tstu50℃)よりも低
い場合は、温度上昇が最も急激なKケ(K<n、例え
ば、K=2)の測定値から温度(T)の上昇ΔT′)を
求め、スタート温度(Tx)が温度下限値(Tstu)よりも
高いが温度上限値(Tsto60℃)よりも低い場合は、温
度上昇が最も速いmケ(m<kcn、例えば、m=1)の
測定値から温度(T)の上昇(ΔT″)を求め、スター
ト温度(Tx)が温度上限値(Tsto)よりも高い場合は、
水の沸点(Ts)の達成から沸点直上の所定の測定温度
(Tn104℃)の達成までの期間(t2)を測定し、温度
(T)のこのように修正した上昇(ΔT′、ΔT″)ま
たは測定した(t2)から調理板の早期のオフのための時
間間隔(Δt)を誘導し、この場合、温度(T)の修正
せる上昇(ΔT′、ΔT″)の速度が低ければ低い程、
あるいは、期間(T2)が長ければ長い程、時間間隔(Δ
t)を長くすることを特徴とする装置。 - 【請求項2】測定サイクルを3つの温度範囲、即ち、Tm
1=65℃〜Tm2=70℃とTm2=70℃〜Tm3=80℃とTm3=80
℃〜Tm4=85℃とに分割し、上記温度範囲の通過に要す
る測定時間を温度の上昇(ΔT′、ΔT″)の基準とし
て測定し、修正せる上昇(ΔT′、ΔT″)について、
時間間隔(Δt)の誘導のため、それぞれ、測定サイク
ルのK=2またはm=1の最小測定時間を利用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 - 【請求項3】測定サイクルにおいて測定時間の最小値を
下回った場合は、時間間隔(Δt)の誘導時に、求めた
上昇を考慮し、本質的な蒸気発生の開始に必要な温度
(Td)の達成から水の沸点(Ts)の達成までの期間(t
1)が長ければ長い程、時間間隔(Δt)を長くするこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項またが第2項記載
の装置。 - 【請求項4】調理時間(tg)が、ほぼ、水が調理温度
(Tg)に達成するとともに始まり、冷却段階において、
水の沸点(Ts)を下回るとともに終わることを特徴とす
る特許請求の範囲第1〜3項の1つに記載の装置。 - 【請求項5】スタート温度が温度下限値(Tstu50℃)
よりも低い場合は、時間間隔(Δt)が、Kケ(K=
2)の測定値の加算した測定時間の和に対応し、スター
ト温度が温度下限値(Tstu)50℃)よりも高いが温度
上限値(Tsto60℃)よりも低い場合は、時間間隔(Δ
t)が、mケ(m=1)の測定値の測定時間の2倍に対
応することを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項の1
つに記載の装置。 - 【請求項6】スタート温度が温度上限値(Tsto)よりも
高い場合は、時間間隔(Δt)が、沸点(Ts)の達成か
ら測定温度(Tn)の達成までの期間(t2)に対応するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項の1つに記載
の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3642181.2 | 1986-12-10 | ||
DE3642181A DE3642181C1 (de) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | Anordnung zum Beeinflussen der Gar- bzw. Kochzeit bei einem Kochgefaess |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63194134A JPS63194134A (ja) | 1988-08-11 |
JP2520673B2 true JP2520673B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=6315889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62306020A Expired - Lifetime JP2520673B2 (ja) | 1986-12-10 | 1987-12-04 | 調理容器の調理時間を制御する装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4803344A (ja) |
JP (1) | JP2520673B2 (ja) |
KR (1) | KR910001340B1 (ja) |
CH (1) | CH675660A5 (ja) |
DE (1) | DE3642181C1 (ja) |
FR (1) | FR2608345B1 (ja) |
IT (1) | IT1226069B (ja) |
SE (1) | SE460246B (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3804267C1 (ja) * | 1988-02-11 | 1989-02-23 | Friedhelm 5920 Bad Berleburg De Meyer | |
KR940003016B1 (ko) * | 1990-06-29 | 1994-04-11 | 마쯔시다덴기산교 가부시기가이샤 | 조리기 |
US5179265A (en) * | 1990-08-21 | 1993-01-12 | United Electric Controls Company | Cooking time control system for conveyor ovens |
JPH04244521A (ja) * | 1991-01-29 | 1992-09-01 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
JP3096743B2 (ja) * | 1991-06-28 | 2000-10-10 | 光洋精工株式会社 | ランプアニール炉の温度制御装置 |
US5186097A (en) * | 1992-03-23 | 1993-02-16 | Prince Castle | Fryer controller |
DE4217943A1 (de) * | 1992-05-30 | 1993-12-02 | Miele & Cie | Backofen oder Mikrowellenofen mit Temperatursonde |
DE4435100A1 (de) * | 1994-09-30 | 1996-04-04 | Braun Ag | Verfahren zur Regelung der Wassertemperatur in einer Brühgetränkemaschine |
GB9501638D0 (en) * | 1995-01-27 | 1995-03-15 | Prestige Group Uk Plc | Pressure cooker control arrangement |
GB9503256D0 (en) * | 1995-02-20 | 1995-04-12 | Pifco Ltd | Improvements to liquid boiling apparatus |
EP0806887B1 (de) * | 1996-05-11 | 2004-05-19 | AEG Hausgeräte GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen des Kochpunktes von Kochgut |
US6818867B2 (en) * | 2001-06-09 | 2004-11-16 | Braun Gmbh | Method for heating liquid in an electric kettle |
CN101088441B (zh) * | 2006-06-15 | 2010-12-08 | 刘小勇 | 一种自动烧焖烹调方法 |
DE102006057923A1 (de) | 2006-12-08 | 2008-06-19 | Rational Ag | Verfahren zum Anzeigen insbesondere eines Aufheiz- oder Abkühlfortschrittes und Gargerät zum Durchführen solch eines Verfahrens |
PL2519773T3 (pl) * | 2009-12-30 | 2016-11-30 | Piekarnik | |
DE102012013275B4 (de) | 2011-07-05 | 2016-08-04 | MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG | Verfahren zum Durchführen eines Garvorgangs mit einem Koch- und/oder Bratgerät |
US20130269539A1 (en) * | 2011-09-17 | 2013-10-17 | B. Robert Polt | Variable Temperature Cooking Method and Apparatus |
US11064833B2 (en) * | 2013-05-23 | 2021-07-20 | Meyer Intellectual Properties Limited | Low-pressure cooking method and cookware vessel adapted for the same |
IN2015CH02730A (ja) * | 2015-05-30 | 2015-07-10 | Wipro Ltd | |
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---|---|---|---|---|
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US4492336A (en) * | 1982-03-17 | 1985-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cooker with heating control system |
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DE3341234C1 (de) * | 1983-11-15 | 1985-05-15 | Kurt Wolf & Co Kg, 7547 Wildbad | Anordnung zum Messen der Temperatur in einem Heizsystem aus Heizplatte und Kochtopf |
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-
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- 1986-12-10 DE DE3642181A patent/DE3642181C1/de not_active Expired
-
1987
- 1987-11-19 KR KR1019870013011A patent/KR910001340B1/ko not_active Expired
- 1987-11-26 CH CH4605/87A patent/CH675660A5/de not_active IP Right Cessation
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- 1987-12-02 SE SE8704816A patent/SE460246B/sv not_active IP Right Cessation
- 1987-12-04 JP JP62306020A patent/JP2520673B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-09 FR FR878717165A patent/FR2608345B1/fr not_active Expired
- 1987-12-09 US US07/130,784 patent/US4803344A/en not_active Expired - Lifetime
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