JP2017052954A - ポリオレフィン接着剤組成物及びその調製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1ポリマー及び第2ポリマーを含み、第1ポリマーが、プロピレンのホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーであり、第2ポリマーが、プロピレンホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーであり、第1ポリマー及び第2ポリマーが、約25J/g以上の融解熱の違いを有する、ブレンドによる多峰性ポリマー製品等を提供する。
【選択図】図1
Description
本出願は、2012年3月9日に出願された米国特許仮出願第61/609,020号の優先権を主張し、その開示は、全体として、参照により本明細書に組み込まれる。
関連出願の相互参照
本出願は、2011年6月17日に出願された米国特許仮出願第61/498,015号に関連する。
本発明は、オレフィンベースの少なくとも2つのポリマーのブレンドである、ポリオレフィン接着剤(adhesive)成分組成物に関する。さらに、本発明は、並列の反応器を用いる、このようなポリオレフィン接着剤成分組成物を製造するための方法、及び、液相分離器を用いる、溶媒からプロピレンベースポリマーを分離するための方法に関する。
HMA用途では、物理的特性、例えば、短いセットタイム及び向上した機械的強度、の望ましい組合せをもたらす、改良型の接着剤組成物が捜し求められる。いくつかの例において、特定の特徴を有する個々のポリオレフィンが、成分の有望な特質を両立させることを期待して、一緒にブレンドされた。しかし、通常、結果は、個々の樹脂の個々の特性の、重みを加えた平均を示すブレンドである。
新しく興味深い特性を有する多くのポリマーが見出されてきたが、潜在的な利点を有する多くのポリマーは、明らかな加工性の限界を含めて、莫大な数の理由のために、接着剤組成物に用いられていない、又は、別の用途が探究されていない。例えば、いくつかのポリマーは、工業的な処理速度でポリマーをペレット化することが、明らかに実行不可能であるという理由で、加工が困難であり得る。いくつかのポリマー、特に、例外的に小さい融解熱を有するものは、よく定まった形状のペレットを生成することなく、ペレタイザーを、あまりにたやすく通り過ぎることがある。他のポリマー、特に、例外的に大きな融解熱を有するものは、プロセス条件の通常の変動(例えば、温度変化)を許容し得ないので、結果として、ダイプレートを詰まらせることがある。
別の態様において、ブレンドによる多峰性ポリマー製品が提供される。このポリマー製品は、プロピレンホモポリマー、又はプロピレンとエチレン若しくはC4−C10オレフィンとのコポリマーである第1ポリマー、及び、プロピレンホモポリマー、又はプロピレンとエチレン若しくはC4−C10オレフィンとのコポリマーである第2ポリマーを含む。第1ポリマーと第2ポリマーは、約25J/g以上の融解熱の違いを有する。
本発明のこれら及び他の態様は、以下の詳細な説明において、より詳細に記載され、添付図に示される。
本明細書に開示されている方法は、接着剤組成物に用いられると有益である特性の組合せを有する、他の多くの多峰性ポリマーブレンドに、より広く適応可能である。一般的に、ブレンドが、約25J/g以上、又は約30J/g以上の融解熱の違いを有する少なくとも2つのポリマーを含む多峰性ブレンドを製造するための方法が、開示されている。例えば、本明細書において開示されている方法は、1つのポリマーが約30J/g以下の融解熱を有し、第2ポリマーが、約60J/g以上の融解熱を有する、多峰性ポリマーブレンドをペレット化するために用いられ得る。本明細書において開示されている方法は、1つのポリマーが約10J/g〜約20J/gの融解熱を有し、第2ポリマーが、約65J/g〜約85J/gの融解熱を有する、多峰性ポリマーブレンドをペレット化するために用いられ得る。ある実施形態において、ブレンドに存在する第1ポリマーと第2ポリマーの重量比は、10:90〜90:10、又は20:80〜80:20、又は30:70〜70:30、又は40:60〜60:40であり得る。
これらの成果は、また、例外的に低い結晶性のプロピレンベースポリマーに特に有用である。これらのポリマーは、非常にゆっくりと結晶化する傾向があり、そのため、それらが、より高い結晶性のプロピレンベースポリマーとブレンドされなかった時、工業的な処理速度で固化することが不可能であり得る。
ポリオレフィン接着剤成分を調製するための方法が、一般的に、図1に例示されている。例としての実施形態において、この方法は、第1反応器20、第1反応器20に並列の第2反応器40、液相分離器60、揮発分除去槽70、及びペレタイザー80を含むシステム10によって実施される。第1反応器20及び第2反応器40は、例えば、連続撹拌−タンク反応器であってよい。
第1反応器20は、第1モノマーの第1モノマーフィード22、第2モノマーの第2モノマーフィード24、及び第1触媒の触媒フィード26を受け入れ得る。第1反応器20は、また、溶媒及び活性化剤のフィードも受け入れ得る。溶媒及び/又は活性化剤フィードは、第1モノマーフィード22、第2モノマーフィード24、又は触媒フィード26のいずれかと一緒にされてもよい、或いは、溶媒及び活性化剤は、別個のフィード流28、30として反応器に供給されてもよい。第1ポリマーは、第1反応器20において製造され、第1反応器20から、第1生成物流32により排出される。第1生成物流32は、第1ポリマー、溶媒、及び未反応モノマーを含む。
好ましくは、第2ポリマーは、第1ポリマーとは異なる。違いは、2つのポリマーの、例えば、コモノマー含有量、融解熱、結晶化度、分岐指数、重量平均分子量、及び/又は多分散性によって測定され得る。ある実施形態において、第2ポリマーは、第1ポリマーとは異なるコモノマーを含み得る、又は、一方のポリマーは、プロピレンのホモポリマーであり得、他方のポリマーは、プロピレンと、エチレン若しくはC4−C10オレフィンとのコポリマーを含み得る。例えば、第1ポリマーは、プロピレン−エチレンコポリマーを含み得、第2ポリマーは、プロピレン−ヘキセンコポリマーを含み得る。ある実施形態において、第2ポリマーは、第1ポリマーとは異なる重量平均分子量(Mw)、及び/又は、第1ポリマーとは異なる溶融粘度を有し得る。さらに、ある実施形態では、第2ポリマーは、第1ポリマーとは異なる結晶化度及び/又は融解熱を有し得る。利点のある多峰性ブレンドを生成するために一緒にされ得る複数のポリマーのタイプの具体例は、本明細書において、より詳細に記載される。
本明細書に記載されているポリマーを重合するための例示的方法のさらなる説明は、米国特許第6,881,800号に見出すことができ、この特許は、参照によって本明細書に組み込まれる。
多峰性ブレンド流54は、液相分離槽60に供給されて、ポリマーリッチ相及びポリマーリーン相を生成し得る。ポリマーリーン相は、溶媒を含み、実質的にポリマーを含まないということがあり得る。ポリマーリーン相の少なくとも一部は、液相分離槽60から、溶媒再循環流64を通して排出され得る。溶媒再循環流64は、未反応モノマーをさらに含み得る。ポリマーリッチ相の少なくとも一部は、液相分離槽60から、ポリマーリッチ流62を通して排出され得る。
レベルXは、蒸気圧と指示された別の相境界線より上にあり、その境界線の下では、混合物は、それが部分的に蒸気で、部分的に2相の液体である、V−L−L領域に入る。分離器の出口でのレベルXの圧力は、十分に高く、蒸気は生成されない。
典型的には、真空チャンバは、通常、円柱状であり、円柱の軸が水平面にあるように、横になっており、撹拌機シャフトもまた、水平に延び、円柱の軸と一致していてよい。
任意選択で、真空チャンバの内部容積は、少なくとも2m3、例えば、少なくとも4m3であり、任意選択で、大きくても15m3、例えば11m3である。任意選択で、真空チャンバは、通常、少なくとも4m、任意選択で少なくとも6mの長さ、及び少なくとも1mの直径を有する円柱状である。
通常、真空揮発分除去装置は、1つ又は複数の真空ポートを通して、真空チャンバを真空に曝す、少なくとも1つのポンプを含むか、又はそれに連結されている。
シール109は、シール109に潤滑油を供給する専用のオイル注入ポンプ123を備え、こうして、シーリング作用が向上し、シールパッキングの寿命が延長される。ポンプ123は、ストローク毎にシールへの正確なオイル量を計量供給し、こうして、過剰のオイルがシールへ注入されないことを保証する、空気駆動プランジャポンプである。オイル流は、ポリマーにシールオイルが入り込むことを制限するように、注意深く制御される。代わりに、オイルは、潤滑油の貯蔵容器に圧力を加えることによって指定された圧力でオイルをシール109に強制的に送る窒素供給源124により、加圧されてもよい。
同様に、シール110は、オイルポンプ125、及び関連する空気供給源又は窒素供給源126を備え、シール119は、関連する窒素供給源128を有するオイルポンプ127を備える。
本発明において用いられるのに適する揮発分除去デバイスの運転のさらなる実施形態及びより詳細な説明は、米国特許出願第12/972,140号に見出すことができ、これは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。適切な揮発分除去デバイスは、例えば、LIST USA,Inc.から市販されている。
ある実施形態において、ペレット化ダイは、ダイの穴が詰まることを防ぐために、当業者に知られている手段によって、温調され得る。
ある実施形態において、アンダーウォーターペレタイザーユニットは、冷却水スラリー循環ループを有し得る。冷却水は、ペレットが互いにくっ付く傾向を排除する助けとなり、押し出されたポリマーストランドが、よりきれいに切断されることを可能にする。冷却水スラリー循環ループは、アンダーウォーターペレタイザーの水槽と流体連結されており、ペレット−水スラリーを、ペレット乾燥ユニットに運び、次いで、水をリサイクルして、アンダーウォーターペレタイザーに戻し得る。ある実施形態において、冷却水スラリー循環ループ中のペレットの滞留時間は、少なくとも10秒、又は少なくとも20秒、又は少なくとも30秒、又は少なくとも40秒、又は少なくとも50秒或いはこれを超え得る。結晶化し、堅くなるための適切な時間がペレットになかった場合、出来たてのペレットは、互いにくっ付き、塊状化する傾向を有し得るので、ペレットは、ペレット水ループ中で、堅くなるための十分な滞留時間を持つことが好ましい。
ペレット化ダイは、ペレットを、これらに限らないが、球、棒、スラット(slat)、又は多角形を含めて、様々な形状にするために使用され得る。好ましくは、球に近いペレットが製造される。ペレットが流動し易いペレット形状が、好ましい。
ペレットがペレット−水スラリーループを出た後のペレットにおけるポリマー材料の不完全な結晶化は、ペレットの幾何学的形状の悪さ、ペレットの変形、及びペレットの自由流動する能力の低下につながり得る。ペレットにおける結晶化度は、ペレットの滞留時間及び温度によって影響される。さらに、ペレットの堅さは、滞留時間及び温度により変わる。
任意選択で、ブロッキング防止剤が、アンダーウォーター式ペレット化水槽又は冷却水スラリーループの水に添加されてもよい。ペレット水ループへのブロッキング防止剤の添加は、ループにおいてペレットが互いにくっ付くことを防ぐのに有用である。
本発明での方法のいずれかによって製造される、及び/又は、本発明の組成物のいずれかに用いられるポリマーは、好ましくは、プロピレン、エチレン、C4−C20線状若しくは分岐状オレフィン及びジオレフィン(特に、C4−C10オレフィン)からなる群から選択される1種又は複数のモノマーから誘導される。本明細書で用いられる場合、用語「モノマー」又は「コモノマー」は、前記ポリマーを生成するために用いられるモノマー、すなわち、重合の前の状態の未反応化合物を指すこともできるし、また、モノマーがポリマーに組み込まれた後のモノマー(本明細書において「[モノマー]−由来単位」とも呼ばれる)も指すことができ、これは、重合反応のせいで、重合反応の前に有するより少数の水素原子を通常有する。
好ましくは、ポリマーは、主モノマーがプロピレンである。好ましいコモノマーには、エチレン、ブテン、ヘキセン、及びオクテンが含まれ、エチレンが最も好ましいコモノマーである。プロピレンベースのポリマーでは、ポリマーの結晶化度及び融解熱は、コモノマー含有量、及びポリマー内のコモノマーの連鎖分布によって影響を受ける。通常、コモノマーレベルの増加は、立体規則性のプロピレン由来連鎖の結晶化によってもたらされる結晶化度を低下させるであろう。
ポリマーのトリアドタクチシチー及びタクチシチー指数は、触媒(これは、プロピレンの付き方の立体規則性に影響を及ぼす)、重合温度(温度を上げることによって、それに応じて、立体規則性は低下し得る)によって、また、コモノマー(これは、より長いプロピレン由来連鎖のレベルを低下させる傾向がある)のタイプ及び量によって、制御され得る。
非配位性陰イオン活性化剤は、式I、式II、及び式IIIの触媒と共に用いられ得る。特に利点のある活性化剤は、ジメチルアニリニウムテトラキス(へプタフルオロナフチル)ボレートである。
さらに、本発明において用いられるのに適する触媒系は、前記の遷移金属化合物及び活性化剤に加えて、さらなる活性化剤(共−活性化剤)、及び/又は捕捉剤を含み得る。共−活性化剤は、活性化剤と組み合わせて用いられた時、活性触媒が生成されるように、遷移金属錯体と反応できる化合物である。共−活性化剤には、アルミノキサン及びアルキルアルミニウムが含まれる。
本発明での反応系に用いられる溶媒は、ポリマーの分解温度未満の温度に加熱することによって、及び/又は、溶媒/ポリマー混合物の圧力を下げることによって、ポリマー組成物から除去されることが可能である如何なる非ポリマー化学種であってもよい。ある実施形態において、溶媒は、脂肪族又は芳香族炭化水素流体であり得る。
揮発分除去装置への入口で、ポリマーと一緒に存在する溶媒の最適量は、通常、揮発分除去装置内のポリマー溶融物の望ましい温度変化に依存するであろうが、当業者によって容易に決定され得る。例えば、ポリマー組成物は、揮発分除去装置の入口で、約1重量%〜約50重量%の溶媒、又は、約5重量%〜約45重量%の溶媒、又は、約10重量%〜約40重量%の溶媒、又は約10重量%〜約35重量%の溶媒を含み得る。
本明細書に開示されている方法で製造され得る新規のポリマーには、一般に、本明細書に開示されているモノマーから生成されるポリマーのいずれも含まれる。好ましいポリマーは、半結晶性のプロピレンベースのポリマーである。ある実施形態において、これらのポリマーは、比較的低い分子量、好ましくは約100,000g/mol以下を有し得る。ある実施形態では、ポリマーは、エチレン、並びに線状若しくは分岐状C4−C20オレフィン及びジオレフィンからなる群から選択されるコモノマーを含み得る。ある実施形態では、コモノマーは、エチレン、又はC4−C10オレフィンであり得る。
ある実施形態において、ブレンドのポリマーの1つ又は複数は、少なくとも約5モル%、少なくとも約6モル%、少なくとも約7モル%、又は少なくとも約8モル%、又は少なくとも約10モル%、又は少なくとも約12モル%のエチレン由来若しくはヘキセン由来単位を含み得る。これら及び他の実施形態において、コポリマーは、約30モル%まで、又は約25モル%まで、又は約22モル%まで、又は約20モル%まで、又は約19モル%まで、又は約18モル%まで、又は約17モル%までのエチレン由来若しくはヘキセン由来単位を含み得るが、ここで、重量パーセントは、プロピレン由来及びα−オレフィン由来単位の全重量に対するものである。別の言い方をすると、プロピレンベースのポリマーは、少なくとも約70モル%、又は少なくとも約75モル%、又は少なくとも約80モル%、又は少なくとも約81モル%のプロピレン由来単位、又は少なくとも約82モル%のプロピレン由来単位、又は少なくとも約83モル%のプロピレン由来単位を含んでいてもよく;これら及び他の実施形態において、コポリマーは、約95モル%まで、又は約94モル%まで、又は約93モル%まで、又は約92モル%まで、又は約90モル%まで、又は約88モル%までのプロピレン由来単位を含んでいてもよく、ここで、重量パーセントは、プロピレン由来及びアルファ−オレフィン由来単位の全重量に対するものである。ある実施形態において、プロピレンベースのポリマーは、約5モル%〜約25モル%のエチレン由来又はヘキセン由来単位、又は約8モル%〜約20モル%のエチレン由来又はヘキセン由来単位、又は約12モル%〜約18モル%のエチレン由来又はヘキセン由来単位を含み得る。
ある実施形態において、ブレンドのポリマーの1つ又は複数のTm(DSCによって求めて)は、約115℃未満、又は約110℃未満、又は約100℃未満、又は約90℃未満であり得る。ある実施形態において、ブレンドのポリマーの1つ又は複数のTmは、約25℃を超え、又は約30℃を超え、又は約35℃を超え、又は約40℃を超え得る。
他の実施形態において、ポリマーのTc1の下限値は、0℃、5℃、10℃、20℃、30℃、40℃、50℃、60℃、及び70℃であり得;Tc1の上限温度は、100℃、90℃、80℃、70℃、60℃、50℃、40℃、30℃、25℃、及び20℃であり得、任意の下限から任意の上限までの範囲が想定されている。
半結晶性ポリマーは、4、又は6の下限から、8、又は10、又は12の上限までの範囲のタクチシチー指数(m/r)を有し得る。本明細書では、「m/r」として表されるタクチシチー指数は、13C核磁気共鳴(「NMR」)によって求められる。タクチシチー指数(m/r)は、H. N. Cheng, 17 MACROMOLECULES, 1950 (1984)(参照によって本明細書に組み込まれる)に定められるように計算される。呼称「m」又は「r」は、隣接するプロピレングループ対の立体化学を記述し、「m」は、メソを、「r」はラセミを指す。1.0のm/rの比は、一般に、シンジオタクチックポリマーを、2.0のm/rの比は、アタクチック材料を表す。アイソタクチック材料は、理論的には、無限大に近い比を有することができ、また、多くの副生成物のアタクチックポリマーは、50を超える比を生じるのに十分なアイソタクチック含有量を有する。
1つ又は複数の実施形態において、半結晶性ポリマーは、約5,000〜約500,000g/mol、又は約7,500〜約300,000g/mol、又は約10,000〜約200,000g/mol、又は約25,000〜約175,000g/molの重量平均分子量(Mw)を有し得る。
分子量を求めるための技法は、米国特許第4,540,753号(Cozewith、Ju、及びVerstrate)、及びMacromolecules, 1988, Vol. 21, p. 3360 (Verstrate et al.)に見出すことができる。例えば、分子量は、示差屈折率検出器を装備し、ポリスチレン標準を用い較正されたWaters 150ゲル浸透クロマトグラフを用いることによる、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によって決定され得る。
1つ又は複数の実施形態において、半結晶性ポリマーは、190℃でのその粘度によって特徴付けられ得る。1つ又は複数の実施形態において、半結晶性ポリマーは、少なくとも約0.1Pa・秒(約100cP(センチポアズ))、又は少なくとも約0.5Pa・秒(約500cP)、又は少なくとも約1Pa・秒(約1,000cP)、又は少なくとも約1.5Pa・秒(約1,500cP)、又は少なくとも約2Pa・秒(約2,000cP)、又は少なくとも約3Pa・秒(約3,000cP)、又は少なくとも約4Pa・秒(約4,000cP)、又は少なくとも約5Pa・秒(約5,000cP)である粘度を有し得る。これら又は他の実施形態において、半結晶性ポリマーは、約100Pa・秒(約100,000cP)未満、又は約75Pa・秒(約75,000cP)未満、又は約50Pa・秒(約50,000cP)未満、又は約25Pa・秒(約25,000cP)未満、又は約20Pa・秒(約20,000cP)未満、又は約15Pa・秒(約15,000cP)未満、又は約10Pa・秒(約10,000cP)未満、又は約5Pa・秒(約5,000cP)未満の190℃での粘度によって特徴付けることができ、任意の下限から任意の上限までの範囲が想定されている。
ある実施形態において、ポリマーの物理的ブレンド、好ましくは多峰性ポリマーブレンドを製造するために、本明細書に記載されている1つ又は複数のポリマーが、別のポリマー、例えば、本明細書に記載されている別のポリマーとブレンドされ得る。本明細書で用いられる場合、用語「ブレンド」は、2つ以上のポリマーの混合物を指す。本明細書で用いられる場合、用語「多峰性」は、2つ以上の異なるポリマー化学種のブレンドを指し、それぞれの化学種は、分子量、溶融粘度、コモノマー含有量、融解熱及び結晶化度からなる群から選択される、少なくとも1つの化学的又は物理的特性に基づいて、そのブレンド中に存在する別の化学種と区別できる。
ブレンドによる多峰性ポリマー製品もまた提供される。ある実施形態において、多峰性ポリマー製品は、上記の方法のいずれかによって製造され得る。例えば、多峰性ポリマー製品は、先に記載されたモノマーのいずれかを用い、記載された触媒系のいずれかを用い、及び/又は、先に記載されたポリマーブレンドのいずれかを用い、製造され得る。ある実施形態において、多峰性ポリマー製品は、並列の2つ以上の反応器の生成物流を一緒にして、ブレンド流を生成し、次いで、ブレンド流をペレット化してポリマーペレットを製造することによって製造され得る。ある実施形態において、ブレンド流は、ペレット化の前にブレンド流から溶媒の一部を除去するために、液相分離器に供給され得る。ある実施形態において、ブレンド流は、流れの温度を下げ、ペレット化の前にブレンド流から溶媒を除去するために、揮発分除去デバイスに供給され得る。
ある実施形態において、第1ポリマーは、約60J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーは、約30J/g以下の融解熱を有し得る。ある実施形態では、第1ポリマーは、約80J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーは、約50J/g以下の融解熱を有し得る。ある実施形態では、第1ポリマーは、約50J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーは、約15J/g以下の融解熱を有し得る。ある実施形態では、第1ポリマーは、約65J/g〜約85J/gの融解熱を有し、第2ポリマーは、約10J/g〜約20J/gの融解熱を有し得る。
ある実施形態において、ペレットは、接着剤を製造するためのホットメルト接着剤塗布システムに使用され得る。接着剤は、これらに限らないが、紙ベースのパッケージ、ポリマーフィルム、セルロース及びポリマー不織材料、製本材及び木材を含めて、様々な基材に塗布され、それらを互いに接合するために使用され得る。
本発明は、また、以下の具体的実施形態に関連させて理解され得る。
パラフラフA:エチレン又はC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンのプロピレンコポリマーである第1ポリマーを、第1反応器において製造すること;
エチレン又はC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンのプロピレンコポリマーである第2ポリマーを、第1反応器と並列の第2反応器において製造すること;
を含み、ここで、第1ポリマーと第2ポリマーは、約25J/g以上の融解熱の違いを有し、
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成すること;及び
多峰性ポリマーブレンドをペレット化して、多峰性ポリマーブレンドを含む複数のペレットを生成すること;
を含む、多峰性ポリマー製品の製造方法。
パラグラフB:第1ポリマーと第2ポリマーの間の融解熱の違いが、約30J/g以上である、パラグラフAの方法。
パラグラフC:第1ポリマーが約60J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約30J/g以下の融解熱を有する、パラグラフBの方法。
パラグラフE:第1ポリマーが約80J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約50J/g以下の融解熱を有する、パラグラフBの方法。
パラグラフF:第1ポリマーが約50J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約15J/g以下の融解熱を有する、パラグラフBの方法。
パラグラフG:入口及び出口を有する槽を準備すること;
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成した後で、多峰性ポリマーブレンドをペレット化する前に、多峰性ポリマーブレンド及び溶媒を含む第1ポリマー組成物を、槽の入口に導入すること;
溶媒の少なくとも一部が第1ポリマー組成物から除去され、第1ポリマー組成物の温度が下げられ、こうして、多峰性ポリマーブレンドを含み、第1ポリマー組成物より低い溶媒含有量及び低い温度を有する第2ポリマー組成物を生成するように、槽内において第1ポリマー組成物を真空に曝すこと;及び
第2ポリマー組成物を、槽の出口から排出すること;
をさらに含む、パラグラフA〜Fのいずれかの方法。
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
をさらに含む、パラグラフA〜Gのいずれかの方法。
パラグラフI:第1反応器に、非担持第1触媒を導入すること;及び
第2反応器に、非担持第2触媒を導入すること;
をさらに含み、非担持第1触媒が非担持第2触媒と異なる、パラグラフA〜Hのいずれかの方法。
パラグラフJ:第1反応器に、非担持第1触媒を導入すること;及び
第2反応器に、非担持第2触媒を導入すること;
をさらに含み、非担持第1触媒が非担持第2触媒と同じである、請求項パラグラフA〜Hのいずれかの方法。
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;及び
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド
からなる群から選択される、パラグラフI又はJの方法。
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジメチル;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド;及び 1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジメチル
からなる群から選択される、パラグラフI〜Kのいずれかの方法。
パラグラフN:第1ポリマーがプロピレンを主モノマーとする、パラグラフA〜Mのいずれかの方法。
パラグラフO:第2ポリマーがプロピレンとエチレンのコポリマーである、パラグラフA〜Nのいずれかの方法。
パラグラフP:第2ポリマーがプロピレンを主モノマーとする、パラグラフA〜Oのいずれかの方法。
パラグラフQ:第1ポリマーが約2Pa・秒(約2000cP)以下の溶融粘度を有する、パラグラフA〜Pのいずれかの方法。
パラグラフR:第1ポリマーが約1Pa・秒(約1000cP)以下の溶融粘度を有する、パラグラフQの方法。
パラグラフS:第2ポリマーが約2Pa・秒(約2000cP)以下の溶融粘度を有する、パラグラフA〜Qのいずれかの方法。
パラグラフT:第2ポリマーが約2Pa・秒〜20Pa・秒(約2000cP〜20,000cP)の溶融粘度を有する、パラグラフA〜Qのいずれかの方法。
パラグラフV:第2ポリマーが、多峰性ポリマーブレンドの約10〜約90重量%である、パラグラフA〜Uのいずれかの方法。
パラグラフW:主張A〜Vのいずれかの方法によって製造される多峰性ポリマー製品。
パラグラフX:プロピレンとエチレン又はC4−C10オレフィンとのコポリマーである、第1ポリマー;及び
プロピレンとエチレン又はC4−C10オレフィンとのコポリマーである、第2ポリマー;
を含み、第1ポリマーと第2ポリマーが約25J/g以上の融解熱の違いを有する、ブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフY:第1ポリマーと第2ポリマーの間の融解熱の違いが約30J/g以上である、パラグラフXのブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフZ:第1ポリマーが約60J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約30J/g以下の融解熱を有する、パラグラフXのブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフAB:第1ポリマーが約80J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約50J/g以下の融解熱を有する、パラグラフXのブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフAC:第1ポリマーが約50J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約15J/g以下の融解熱を有する、パラグラフXのブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフAD:製品が、ペレットの形態にある、パラグラフX〜ACのいずれかのブレンドによる多峰性ポリマー製品。
パラグラフAE:入口、溶媒出口、及び生成物出口を有する液相分離器を準備すること;
1つ又は複数の反応器の下流で、液相分離器の入口に、生成物流を供給すること;
を含み、ここで、生成物流はプロピレンベースポリマー、溶媒、及び未反応プロピレンモノマーを含み、プロピレンベースポリマーは約100,000g/モル以下の重量平均分子量を有し;
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
を含む、ポリマーの処理方法。
パラグラフAF:プロピレンベースポリマーが、約60,000g/モル以下の重量平均分子量を有する、パラグラフAEの方法。
パラグラフAG:ポリマーリーン液相におけるポリマー濃度が、約7,000wppm未満である、パラグラフAE又はAFの方法。
パラグラフAH:ポリマーリーン液相におけるポリマー濃度が、約1,000wppm未満である、パラグラフAGの方法。
パラグラフAI:1つ又は複数の反応器の少なくとも1つにおいて、触媒が用いられ、触媒が、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド、及びジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチルの群から選択される、パラグラフAE〜AHのいずれかの方法。
パイロットプラントにおいて、プロピレンのフィード流とエチレンのフィード流を、式(I)の触媒の存在下に反応させることによって、プロピレン−エチレンコポリマーを製造した。フィード速度及びフィード温度は、約45J/molの目標融解熱を有するコポリマーを生成するように制御した。運転の継続期間に渡って、溶融粘度は、反応器温度を上げることによって、約20Pa・秒(約20,000cP)から約1Pa・秒(約1000cP)に下降した。
運転の継続期間に渡って、生成物の分子量は連続的に低下し、リーン相におけるポリマーの量もまた減少した。これらの結果は、分子量が低下するにつれて、10,000g/モル未満の低分子量ポリマーが、ポリマーのより多くの量を占めるので、ポリマーリーン相に、より多くの量のポリマーが見出されると予想されるという理由で、直観に反している。理論には拘束されないが、より高いレベルの未反応プロピレンが、リッチ相へのポリマーの分配を、より良く促進し、リーン相のポリマー濃度を低く保ったと考えられる。このように、大きな濃度の未反応プロピレンが生成物流に残っている低反応器転化率条件下では特に、プロピレンベースポリマーによる高圧分離器の使用は、高圧分離器における分離を向上させ、また、生成物流から除去され、再循環ループを通して運ばれるポリマーに関連する問題を、軽減する、又は防ぐ。
パイロットプラントにおける2つの反応器システムで、高圧分離器のリーン相におけるポリマーの濃度が、やはり分析された。5つの異なる触媒レジームが評価された。それぞれの系において、ポリマーの溶融粘度は、約2Pa・秒(約2,000cP)で一定に保たれた。
第2のレジームでは、プロピレン−エチレンコポリマーが、1つの反応器において、式(II)の触媒を用い、製造された。約25J/g、及び70J/gの融解熱を有するコポリマーが、製造された。コポリマーの融解熱は、運転の間に、コモノマーフィード速度及びフィード温度を制御することによって、変えられた。
第3のレジームでは、プロピレン−エチレンコポリマーが、2つの反応器において、式(II)の触媒を用い、製造され、次いでブレンドされた。ブレンドされたコポリマーの全体としての融解熱は、約45J/gであった。
第5のレジームでは、プロピレンコポリマーが、2つの反応器において、式(I)の触媒を用い、製造され、次いでブレンドされた。ブレンドされたコポリマーの全体としての融解熱は、約45J/gであった。
それぞれのレジームで、9〜16重量%のポリマーを含む反応器生成物流は、約1600psigの圧力で、約200℃〜約205℃の間に加熱された。流れは、高圧分離器に供給され、そこでの運転圧力は600psigであった。圧力の低下は、流れを、下限臨界溶液温度を越えて2相領域に誘導し、生成物を、密度に基づいて、2つの液相に分離させた。分離安定後、生成物流は、高圧分離器の底部を出て行く、ポリマーリッチ相と、高圧分離器のオーバーヘッドを出て行くポリマーリーン相とに分離した。
請求項において用いられている用語が上で定義されていないのであれば、それは、関連技術における人物が、少なくとも1つの印刷された刊行物又は登録特許に示された、その用語に与えた最も広い定義を与えられるべきである。さらに、本出願において引用された全ての特許、試験手順、及び他の文書は、このような開示が、本出願と矛盾しない範囲で、またこのような組入れが許される全ての法域で、参照によって全体が組み込まれる。
〔1〕プロピレンホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーである第1ポリマーを、第1反応器において製造すること;
プロピレンホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーである第2ポリマーを、第1反応器と並列の第2反応器において製造すること;
を含み、ここで、第1ポリマーと第2ポリマーは、約25J/g以上の融解熱の違いを有し、
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成すること;及び
多峰性ポリマーブレンドをペレット化して、多峰性ポリマーブレンドを含む複数のペレットを生成すること;
を含む、多峰性ポリマー製品の製造方法。
〔2〕第1ポリマーと第2ポリマーの間の融解熱の違いが、約30J/g以上である、前記〔1〕に記載の方法。
〔3〕第1ポリマーが約60J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約30J/g以下の融解熱を有する、前記〔2〕に記載の方法。
〔4〕第1ポリマーが約65J/g〜約85J/gの融解熱を有し、第2ポリマーが約10J/g〜約20J/gの融解熱を有する、前記〔3〕に記載の方法。
〔5〕第1ポリマーが約80J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約50J/g以下の融解熱を有する、前記〔2〕に記載の方法。
〔6〕第1ポリマーが約50J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが約15J/g以下の融解熱を有する、前記〔2〕に記載の方法。
〔7〕入口及び出口を有する槽を準備すること;
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成した後で、多峰性ポリマーブレンドをペレット化する前に、多峰性ポリマーブレンド及び溶媒を含む第1ポリマー組成物を、槽の入口に導入すること;
溶媒の少なくとも一部が第1ポリマー組成物から除去され、第1ポリマー組成物の温度が下げられ、こうして、多峰性ポリマーブレンドを含み、第1ポリマー組成物より低い溶媒含有量及び低い温度を有する第2ポリマー組成物を生成するように、槽内において第1ポリマー組成物を真空に曝すこと;及び
第2ポリマー組成物を、槽の出口から排出すること;
をさらに含む、前記〔1〕に記載の方法。
〔8〕入口、溶媒出口、及び生成物出口を有する液相分離器を準備すること;
入口を通して液相分離器に、多峰性ポリマーブレンド及び溶媒を導入すること;
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
をさらに含む、前記〔1〕に記載の方法。
〔9〕第1反応器に、非担持第1触媒を導入すること;及び
第2反応器に、非担持第2触媒を導入すること;
をさらに含み、非担持第1触媒が非担持第2触媒と異なる、前記〔1〕に記載の方法。
〔10〕第1反応器に、非担持第1触媒を導入すること;及び
第2反応器に、非担持第2触媒を導入すること;
をさらに含み、非担持第1触媒が非担持第2触媒と同じである、前記〔1〕に記載の方法。
〔11〕非担持第1触媒が、
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;及び
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド
からなる群から選択される、前記〔9〕に記載の方法。
〔12〕非担持第2触媒が、
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジメチル;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド;及び 1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジメチル
からなる群から選択される、前記〔10〕のいずれかに記載の方法。
〔13〕第1ポリマーがプロピレンとエチレンのコポリマーである、前記〔1〕に記載の方法。
〔14〕第2ポリマーがプロピレンとエチレンのコポリマーである、前記〔13〕に記載の方法。
〔15〕第1ポリマーが約2Pa・秒以下の溶融粘度を有する、前記〔1〕に記載の方法。
〔16〕第1ポリマーが約1Pa・秒以下の溶融粘度を有する、前記〔15〕に記載の方法。
〔17〕第2ポリマーが約2Pa・秒以下の溶融粘度を有する、前記〔1〕に記載の方法。
〔18〕第2ポリマーが約2Pa・秒〜20Pa・秒の溶融粘度を有する、前記〔15〕に記載の方法。
〔19〕第1ポリマーが、多峰性ポリマーブレンドの約10重量%〜約90重量%である、前記〔1〕に記載の方法。
〔20〕第2ポリマーが、多峰性ポリマーブレンドの約10重量〜約90重量%である、前記〔19〕に記載の方法。
〔21〕入口、溶媒出口、及び生成物出口を有する液相分離器を準備すること;
1つ又は複数の反応器の下流で、液相分離器の入口に、生成物流を供給すること;
を含み、ここで、生成物流はプロピレンベースポリマー、溶媒、及び未反応プロピレンモノマーを含み、プロピレンベースポリマーは約100,000g/モル未満の重量平均分子量を有し;
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
を含む、ポリマーの処理方法。
〔22〕プロピレンベースポリマーが、約60,000g/モル以下の重量平均分子量を有する、前記〔21〕に記載の方法。
〔23〕ポリマーリーン液相におけるポリマー濃度が、約7,000wppm未満である、前記〔21〕に記載の方法。
〔24〕ポリマーリーン液相におけるポリマー濃度が、約1,000wppm未満である、前記〔23〕に記載の方法。
〔25〕1つ又は複数の反応器の少なくとも1つにおいて、触媒が用いられ、触媒が、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル、ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド、及びジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチルの群から選択される、前記〔21〕に記載の方法。
Claims (10)
- プロピレンホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーである第1ポリマーを、第1反応器において製造すること; プロピレンホモポリマー、又はエチレン若しくはC4−C10オレフィンコモノマーを有するプロピレンコポリマーである第2ポリマーを、第1反応器と並列の第2反応器において製造すること;
を含み、ここで、第1ポリマーと第2ポリマーは、25J/g以上の融解熱の違いを有し、
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成すること;及び
多峰性ポリマーブレンドをペレット化して、多峰性ポリマーブレンドを含む複数のペレットを生成すること;
を含み、前記第2ポリマーが2Pa・秒〜20Pa・秒の溶融粘度を有する、多峰性ポリマーのホットメルト接着剤の製造方法。 - 第1ポリマーが60J/g以上の融解熱を有し、第2ポリマーが30J/g以下の融解熱を有する、請求項1に記載の方法。
- 入口及び出口を有する槽を準備すること;
第1ポリマーと第2ポリマーを一緒にして、多峰性ポリマーブレンドを生成した後で、多峰性ポリマーブレンドをペレット化する前に、多峰性ポリマーブレンド及び溶媒を含む第1ポリマー組成物を、槽の入口に導入すること;
溶媒の少なくとも一部が第1ポリマー組成物から除去され、第1ポリマー組成物の温度が下げられ、こうして、多峰性ポリマーブレンドを含み、第1ポリマー組成物より低い溶媒含有量及び低い温度を有する第2ポリマー組成物を生成するように、槽内において第1ポリマー組成物を真空に曝すこと;及び
第2ポリマー組成物を、槽の出口から排出すること;
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 入口、溶媒出口、及び生成物出口を有する液相分離器を準備すること;
入口を通して液相分離器に、多峰性ポリマーブレンド及び溶媒を導入すること;
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 第1反応器に、非担持第1触媒を導入すること;及び
第2反応器に、非担持第2触媒を導入すること;
をさらに含み、非担持第1触媒が非担持第2触媒と異なる又は同じである、請求項1に記載の方法。 - 非担持第1触媒が、
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;及び
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド
からなる群から選択され、
非担持第2触媒が、
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ジルコニウムジメチル; ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(2−メチル−5−フェニルインデニル)ハフニウムジクロリド; ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジメチル;
ジメチルシリルビス(インデニル)ハフニウムジクロリド;
ジメチルシリルビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジメチル;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ハフニウムジクロリド;
1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド;及び 1,1’−ビス(4−トリエチルシリルフェニル)メチレン−(シクロペンタジエニル)(2,7−ジ−tert−ブチル−9−フルオレニル)ジルコニウムジメチル
からなる群から選択される、請求項5に記載の方法。 - 第1ポリマーがプロピレンとエチレンのコポリマーであり、第2ポリマーがプロピレンとエチレンのコポリマーである、請求項1に記載の方法。
- 第1ポリマーが2Pa・秒以下の溶融粘度を有する、請求項1に記載の方法。
- 第1ポリマーが、多峰性ポリマーブレンドの10重量%〜90重量%であり、第2ポリマーが、多峰性ポリマーブレンドの10重量〜90重量%である、請求項1に記載の方法。
- 入口、溶媒出口、及び生成物出口を有する液相分離器を準備すること;
1つ又は複数の反応器の下流で、液相分離器の入口に、請求項1に記載の方法で得られた多峰性ポリマーブレンドのペレットの生成物流を供給すること;
を含み、ここで、生成物流はプロピレンベースポリマー、溶媒、及び未反応プロピレンモノマーを含み、プロピレンベースポリマーは100,000g/モル未満の重量平均分子量を有し;
液相分離器を、ポリマーリーン液相及びポリマーリッチ液相を生じるのに適する条件下に、運転すること;
液相分離器から、溶媒出口を通して、溶媒の一部を除去すること;及び
液相分離器から、生成物出口を通して、ポリマーリッチ相を排出すること;
を含む、請求項1に記載の方法で得られた多峰性ポリマーの処理方法。
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