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JP2015502414A - 洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としてのアクリレートコポリマーの使用 - Google Patents

洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としてのアクリレートコポリマーの使用 Download PDF

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JP2015502414A
JP2015502414A JP2014537589A JP2014537589A JP2015502414A JP 2015502414 A JP2015502414 A JP 2015502414A JP 2014537589 A JP2014537589 A JP 2014537589A JP 2014537589 A JP2014537589 A JP 2014537589A JP 2015502414 A JP2015502414 A JP 2015502414A
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Abstract

本発明は、洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としてのアクリレートコポリマーに関する。本発明のさらなる態様は、洗濯プロセスにおいて、汚れの再付着を防ぐ、およびより容易に汚れを布地から剥離する方法、および前記アクリレートコポリマーを含有する洗剤の配合である。
【選択図】なし

Description

本発明は、洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としてのアクリレートコポリマーに関する。本発明のさらなる態様は、洗濯プロセスにおける汚れ再付着を防ぐ、およびより容易に汚れを布地から剥離する方法、および前記アクリレートコポリマーを含有する洗剤配合物である。
通例の家庭での洗浄方法では、汚れは汚れた布地から洗浄液中に剥離された後、再び布地上に再付着する可能性があり、特に、最適以下の洗剤配合物を用いる場合および/またはより低い洗浄温度での場合にその可能性がある。この場合、洗濯物が灰色になることは、多数回洗浄した後で明らかになる。さらなる問題は、いくつかのタイプの汚れまたは汚物は、これらの汚れおよび汚物は繊維の表面に強く密着しているかまたは繊維の内部に強く吸収されているため、最適以下の洗剤配合剤を用いる場合および/またはより低い洗浄温度での場合に、布地から取り除くことが難しいということである。
洗濯プロセスにおける、汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤として、いくつかの薬剤を使用することは公知である。例として、カルボキシメチルセルロース、またはテレフタル酸およびポリエチレングリコール由来のポリマーのアニオン誘導体がある(例えば、「Laundry Detergents」Wiley-VCH Verlag GmbHの中のE. Smulders、2002、88ページを参照のこと)。汚れ再付着防止剤は、様々なメカニズムによって作用することができる。汚れ剥離剤に関しては、これらは、洗濯による洗浄の間に、繊維の表面に析出して堆積し、それにより繊維の表面特性を変性させるとしばしばみなされている。この変性された繊維の表面上に続いて析出した汚れおよび汚物は、続く洗浄サイクルにおいてより容易に剥離される。
「Laundry Detergents」Wiley-VCH Verlag GmbHの中のE. Smulders、2002、88ページ
本発明の目的は、それによって洗濯プロセスにおいて汚れ再付着を防止することができ、およびより容易に汚れおよび汚物を布地の繊維から剥離することができる、家庭セクターのために好適な、改善された方法を提供することである。さらなる目的は、その方法のために好適な洗浄配合物を提供することである。
驚くべきことに、特定のアクリレートコポリマーの使用によって、言及された目的が、かなりの程度において、達成することができることが現在見出されている。
本発明の一態様は、水での洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としての1種以上の式(I)であるアクリレートコポリマーの使用であって、
Figure 2015502414
式中、u、v、w、x、yおよびzは、各繰返し単位または誘導されたモノマーがコポリマー内に含有される重量パーセンテージを表し、
u、v、w、x、yおよびzは合計で、コポリマーの総重量に対して総100重量パーセントまでであり、
yは、コポリマーの約0から約40重量%であり、
vは、コポリマーの約5重量%から約75重量%であり、
uは、コポリマーの約5重量%から約80重量%であり、
zは、コポリマーの約0重量%から約60重量%であり、
xは、コポリマーの約1重量%から約50重量%であり、
wは、コポリマーの約0重量%から約50重量%であり、
*は、例えば触媒残基(catalyst residue)である、末端基であり、
M、T、D、E、GおよびHは互いに共有結合していて、
Mは、式(II)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
式中、T6、T7およびT8は、C1〜C4アルキルまたは水素であり、Yは直接結合、-O-、
-S-、-N(H)-または-N(T1)-であり、T1は、水素またはC1〜C4アルキルであり、Jは窒素または炭素原子であり、
T、DおよびEは、独立して、式(III)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
式中、R5、R6およびR7は同じであってもまたは異なっていてもよく、水素またはC1〜C22アルキルを表し、
R8はC1〜C30アルキル、C6〜C15シクロアルキルまたはC6〜C15アリールであり、前記置換されたアルキル、前記シクロアルキルまたは前記アリールは、1種以上の-OHおよび/またはNH2基によってまた置換されてもよく、または前記アルキルまたは前記シクロアルキルは1種以上の-O-基および/または-N(H)-基で中断されてもよく、wは、アルキルまたはシクロアルキルが1種以上の-OHおよび/またはNH2基によって置換される場合は、ゼロよりも大きく、
Gは、少なくとも1つの塩基性環窒素原子を有する複素環式基を含む、または重合に続いてそのような複素環式基が結合している、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Hは、トルエンジイソシアネート(全ての異性体)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、m-キシリレンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、1-クロロ-2,4-フェニレンジイソシアネート、3,3’-ジメチル-4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メチルイソシアナトフェニル)メタン、4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メトキシイソシアナトフェニル)メタン、1-ニトロフェニル-3,5-ジイソシアネート、4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルメタン、4,4’-ジイソシアナトジベンジル、3,3’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジクロロ-5,5’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-メチル-1,2-ナフタレンジイソシアネート、1,5-ナフタレンジイソシアネート、1,6-ナフタレンジイソシアネート、1,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,8-ナフタレンジイソシアネート、2,3-ナフタレンジイソシアネート、2,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ジニトロ-2,7-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-2,4-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-5,7-ナフタレンジイソシアネート、6-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、7-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、1,2-エタンジイソシアネート、1,3-プロパンジイソシアネート、1,4-ブタンジイソシアネート、2-クロロプロパン-1,3-ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、プロピレン-1,2-ジイソシアネート、1,8-オクタンジイソシアネート、1,10-デカンジイソシアネート、1,12-ドデカンジイソシアネート、1,16-ヘキサデカンジイソ
シアネート、1,3-および1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4-および2,4,4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジイソシアネートまたはその混合物、二量体化リノール酸から得たダイマー酸ジイソシアネート、4, 4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、3-イソシアナトメチル-3, 5, 5-トリメチルシクロヘキシルジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、ビス(2-イソシアナトエチル)フマレート、ビス(2-イソシアナトエチル)カルボネート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアネート、アクリロニトリルおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
但し、T、DおよびEは互いに異なる。
式(I)のアクリレートコポリマーに関しては、コポリマーの総重量に対して、u+v+w+x+y+z=100重量パーセントである。
本発明による式(I)のアクリレートコポリマーは、少なくとも3つの異なるモノマーから誘導される。本発明の別の態様は、式(I)のアクリレートコポリマーは、少なくとも4つの異なるモノマーから誘導されることである。
例えば、Mはスチレン、アルファ-メチルスチレン、2-ビニルトルエン、3-ビニルトルエン、4-ビニルトルエン、エチルビニルベンゼンおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
例えば、DおよびEは、独立して、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、EO-PO-モノ(メタ)アクリレートおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
通常、Gは、ビニルイミダゾール、2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、2-メチル-N-ビニルイミダゾール、ビニルピロリドン、ビニルカルバゾールおよびその混合物からなる群から選択される。
特定の実施形態では、Gは、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピロリジン、2-(1-ピロリジル)-エチルアミン、2-(1-ピペリジル)-エチルアミン、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピペリジン、1-(2-アミノプロピル)-ピペリジン、N-(2-ヒドロキシエチル)-ヘキサメチレンイミン、4-(2-ヒドロキシエチル)-モルホリン、2-(4-モルホリニル)-エチルアミン、4-(3-アミノプロピル)-モルホリン、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピペラジン、1-(2-アミノエチル)-ピペラジン、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-アルキルイミダゾリン、1-(3-アミノプロピル)-イミダゾール、(2-アミノエチル)-ピリジン、(2-ヒドロキシエチル)ピルジン、(3-ヒドロキシプロピル)-ピリジン、(ヒドロキシメチル)-ピリジン、N-メチル-2-ヒドロキシ-メチル-ピペリジン、1-(2-ヒドロキシエチル)-イミダゾール、2-アミノ-6-メトキシベンゾチアゾール、4-アミノメチル-ピリジン、4-アミノ-2-メトキシピリミジン、2-メルカプトピリミジン、2-メルカプト-ベンゾイミダゾール、3-メルカプト-1,2,4-トリアゾール、3-アミノ-1,2,4-トリアゾール、2-イソプロピル-イミダゾール、2-エチル-イミダゾール、4-メチル-イミダゾール、2-メチル-イミダゾール、2-エチル-4-メチル-イミダゾール、2-フェニル-イミダゾール、4-ニトロ-イミダゾールおよびその混合物からなる群から選択される。
例えば、Hは、トルエンジイソシアネート、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、m-キシリレンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、1-クロロ-2,4-フェニレンジイソシアネート、3,3’-ジメチル-4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メトキシイソシアナトフェニル)メタン、4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、4,4’-ジイソシアナトジベンジル、3,3’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジクロロ-5,5’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、1,3-プロパンジイソシアネート、1,4-ブタンジイソシアネート、2-クロロプロパン-1,3-ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、プロピレン-1,2-ジイソシアネート、1,8-オクタンジイソシアネート、1,10-デカンジイソシアネート、1,12-ドデカンジイソシアネート、1,16-ヘキサデカンジイソシアネート1,3-および1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4-および2,4,4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、4,4’-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、3-イソシアナトメチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシルジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアネートおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態では、Mは式(II)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
式中、T6、T7およびT8は、メチル、エチルまたは水素であり、Yは直接結合であり、T1は、水素またはC1〜C4アルキルであり、Jは炭素原子である。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態では、Mは式(II)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
式中、T6、T7およびT8は、メチルまたは水素であり、Yは直接結合であり、T1は、水素、メチルまたはエチルであり、Jは炭素原子である。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態では、Mは、スチレン、アルファ-メチルスチレン、2-ビニルトルエン、3-ビニルトルエン、4-ビニルトルエン、エチルビニルベンゼンおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態では、T、DおよびEは、独立して、式(III)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
式中、R5、R6およびR7は同じであってもまたは異なっていてもよく、水素またはC1〜C12アルキルを表し、
R8はC1〜C18アルキルまたはC6〜C15シクロアルキルであり、前記置換されたアルキルまたは前記シクロアルキルは、1種以上の-OHおよび/またはNH2基によってまた置換されてもよく、前記アルキルまたは前記シクロアルキルは1種以上の-O-基および/または-N(H)-基で中断されてもよい。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態では、T、DおよびEは、独立して、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、EO-PO-モノ(メタ)アクリレートおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。括弧は、式(III)のモノマーが、メタクリル酸かまたはアクリル酸のいずれかをベースとしたエステルであることを示している。
本発明の別の実施形態は、塩基性窒素原子を有する複素環式基を含有するGから誘導されたモノマーを結合させたポリマー鎖からなる、式(I)のアクリレートコポリマーである。ビニル基およびそのような複素環式基を両方含有する化合物を重合することによるか、または対応する反応基を含有するポリマー鎖に複素環式基を後から結合させることにより、そのような鎖を得ることができる。
好ましいのは、pKa値が2から14、より好ましくは特に5から14、最も好ましくは5から12の塩基性窒素基を有する複素環式基である。これらのpKa値は、それらを25℃で、水中0.01モル濃度で測定したものに関している。これらの塩基性基は、本発明によるアクリレートコポリマーに塩基性の性質を付与する。これらの塩基性基によって、アクリレートコポリマーが有機および/または無機塩を形成することもまた可能になる。従って、アクリレートコポリマーはそのような塩の形態で用いることができる。
これらの塩は、有機酸、例えば25個以下の炭素原子を有する芳香族酸または22個以下の炭素原子を有する脂肪酸および脂環式酸を有するポリマーの中和によって得られる。有機モノカルボン酸を有するポリマーの塩が好ましい。無機酸は、例えば、塩酸、臭化水素酸、亜硫酸、硫酸等である。
重合されるべき式(I)Gの好適な化合物は、ビニルイミダゾール、2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、2-メチル-N-ビニルイミダゾール、ビニルピロリドン、ビニルカルバゾールおよびその混合物からなる群から選択される。
少なくとも1つの塩基性窒素原子を含有し、式(I)Gのポリマー鎖に結合することができる好適な化合物は、数ある中で、EP-A-154,678に記載されている。
少なくとも1つの塩基性窒素原子を含有し、式(I)Gのポリマー鎖に結合することができる好適な化合物は、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピロリジン、2-(1-ピロリジル)-エチルアミン、2-(1-ピペリジル)-エチルアミン、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピペリジン、1-(2-アミノプロピル)-ピペリジン、N-(2-ヒドロキシエチル)-ヘキサメチレンイミン、4-(2-ヒドロキシエチル)-モルホリン、2-(4-モルホリニル)-エチルアミン、4-(3-アミノプロピル)-モルホリン、1-(2-ヒドロキシエチル)-ピペラジン、1-(2-アミノエチル)-ピペラジン、1-(2-ヒドロキシエチル)-2-アルキルイミダゾリン、1-(3-アミノプロピル)-イミダゾール、(2-アミノエチル)-ピリジン、(2-ヒドロキシエチル)-ピリジン、(3-ヒドロキシプロピル)-ピリジン、(ヒドロキシメチル)-ピリジン、N-メチル-2-ヒドロキシ-メチル-ピペリジン、1-(2-ヒドロキシエチル)-イミダゾール、2-アミノ-6-メトキシベンゾチアゾール、4-アミノメチル-ピリジン、4-アミノ-2-メトキシピリミジン、2-メルカプトピリミジン、2-メルカプト-ベンゾイミダゾール、3-メルカプト-1,2,4-トリアゾール、3-アミノ-1,2,4-トリアゾール、2-イソプロピル-イミダゾール、2-エチル-イミダゾール、4-メチル-イミダゾール、2-メチル-イミダゾール、2-エチル-4-メチル-イミダゾール、2-フェニル-イミダゾール、4-ニトロ-イミダゾールおよびその混合物からなる群から選択される。
式(I)の化合物に対する本発明の別の実施形態においては、Hは、トルエンジイソシアネート(全ての異性体)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、m-キシリレンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、1-クロロ-2,4-フェニレンジイソシアネート、3,3’-ジメチル-4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メトキシイソシアナトフェニル)メタン、4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルメタン、4,4’-ジイソシアナトジベンジル、3,3’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジクロロ-5,5’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、1,2-エタンジイソシアネート、1,3-プロパンジイソシアネート、1,4-ブタンジイソシアネート、2-クロロプロパン-1,3-ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、プロピレン-1,2-ジイソシアネート、1,8-オクタンジイソシアネート、1,10-デカンジイソシアネート、1,12-ドデカンジイソシアネート、1,16-ヘキサデカンジイソシアネート1,3-および1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4-および2,4,4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジイソシアネートまたはその混合物、二量体化リノール酸から得たダイマー酸ジイソシアネート、4, 4'-ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、3-イソシアナトメチル-3, 5, 5-トリメチルシクロヘキシルジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアネートおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
本発明による式(I)のアクリレートコポリマーは、多官能性モノマーによって架橋されることができる。これらの多官能性モノマーは、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、ジビニルトルエン、ジビニルピリジン、ジビニルナフタレン、ジビニルキシレン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリビニルシクロヘキサン、アリル(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、2,2-ジメチル-プロパン-1,3-ジ(メタ)アクリレート、1,3-ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4-ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール200ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール600ジ(メタ)アクリレート、エトキシル化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ポリ(ブタンジオール)ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリエトキシトリ(メタ)アクリレート、グリセリルプロポキシトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、ジビニルシラン、トリビニルシラン、ジメチルジビニルシラン、ジビニルメチルシラン、メチルトリビニルシラン、ジフェニルジビニルシラン、ジビニルフェニルシラン、トリビニルフェニルシラン、ジビニルメチルフェニルシラン、テトラビニルシラン、ジメチルビニルジシロキサン、ポリ(メチルビニルシロキサン)、ポリ(ビニルハイドロシロキサン)、ポリ(フェニルビニルシロキサン)およびその混合物からなる群から選択される。
通常、添え字x、y、z、u、v、wは、次の意味を有する。
yは、式(I)のコポリマーの約0.1から約35重量%であり、
vは、式(I)のコポリマーの約5重量%から約70重量%であり、
uは、式(I)のコポリマーの約5重量%から約75重量%であり、
zは、式(I)のコポリマーの約0.1重量%から約50重量%であり、
xは、式(I)のコポリマーの約1重量%から約40重量%であり、
wは、式(I)のコポリマーの約0.1重量%から約重量45%である。
式(I)による成分(b)のランダムコポリマーの重量平均分子量は、約500 amuから約1,000,000原子質量単位(amu)の重量平均分子量を示す。本発明の別の態様において、式(I)による成分(b)のランダムコポリマーの重量平均分子量は、約500 amuから約500,000 amuの重量平均分子量を示す。本発明のさらに別の態様では、式(I)による成分(b)のランダムコポリマーの重量平均分子量は、約500 amuから約100,000 amuの重量平均分子量を示す。本発明のさらに別の態様では、式(I)による成分(b)のランダムコポリマーの重量平均分子量は、約1,000 amuから約75,000 amuの重量平均分子量を示す。
アクリレートコポリマーは公知であり、部分的に商業の商品である。それらは、例えば、WO 08/122517に記載されている。
特に好ましいランダムコポリマーは、WO 08/122517に記載されている、例13のランダムコポリマーである。このコポリマーは、古典的なラジカル重合によって調製される。
例えば、式(I)のランダムコポリマーは、両親媒性特性を有する。
水での洗濯プロセスは、家庭での洗濯プロセスであることが意図されている。
例えば、布地は、ポリエステル、ポリアクリル、綿、ウール、ポリアミドまたはその混合物から作られ、好ましくは、布地は綿である。
本発明の別の態様は、水での洗濯プロセスの間に、布地への汚れの再付着を防ぐ、および布地から汚れを剥離する方法であって、この方法は、式(I)である、水での洗濯プロセスにおける、汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としての1種以上のアクリレートコポリマーを適用することを含み、
Figure 2015502414
ただし、u、v、w、x、yおよびzは、各繰返し単位または誘導されたモノマーがコポリマー内に含有される重量パーセンテージを表し、
u、v、w、x、yおよびzは合計で、コポリマーの総重量に対して総100重量パーセントまでであり、
yは、コポリマーの約0から約40重量%であり、
vは、コポリマーの約5重量%から約75重量%であり、
uは、コポリマーの約5重量%から約80重量%であり、
zは、コポリマーの約0重量%から約60重量%であり、
xは、コポリマーの約1重量%から約50重量%であり、
wは、コポリマーの約0重量%から約50重量%であり、
*は、例えば触媒残基(catalyst residue)である、末端基であり、
M、T、D、E、GおよびHは互いに共有結合していて、
Mは、式(II)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
ただし、T6、T7およびT8は、C1〜C4アルキルまたは水素であり、Yは直接結合、-O-、
-S-、-N(H)-または-N(T1)-であり、T1は、水素またはC1〜C4アルキルであり、Jは窒素または炭素原子であり、
T、DおよびEは、独立して、式(III)の少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Figure 2015502414
ただし、R5、R6およびR7は同じであってもまたは異なっていてもよく、水素またはC1〜C22アルキルを表し、
R8はC1〜C30アルキル、C6〜C15シクロアルキルまたはC6〜C15アリールであり、前記置換されたアルキル、前記シクロアルキルまたは前記アリールは、1種以上の-OHおよび/またはNH2基によってまた置換されてもよく、または前記アルキルまたは前記シクロアルキルは1種以上の-O-基および/または-N(H)-基で中断されてもよく、
Gは、少なくとも1つの塩基性環窒素原子を有する複素環式基を含む、または重合に続いてそのような複素環式基が結合している、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
Hは、T、DおよびEが互いに異なるという条件において、トルエンジイソシアネート(全ての異性体)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、m-キシリレンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、1-クロロ-2,4-フェニレンジイソシアネート、3,3’-ジメチル-4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メチルイソシアナトフェニル)メタン、4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メトキシイソシアナトフェニル)メタン、1-ニトロフェニル-3,5-ジイソシアネート、4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルメタン、4,4’-ジイソシアナトジベンジル、3,3’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジクロロ-5,5’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-メチル-1,2-ナフタレンジイソシアネート、1,5-ナフタレンジイソシアネート、1,6-ナフタレンジイソシアネート、1,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,8-ナフタレンジイソシアネート、2,3-ナフタレンジイソシアネート、2,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ジニトロ-2,7-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-2,4-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-5,7-ナフタレンジイソシアネート、6-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、7-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、1,2-エタンジイソシアネート、1,3-プロパンジイソシアネート、1,4-ブタンジイソシアネート、2-クロロプロパン-1,3-ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、プロピレン-1,2-ジイソシアネート、1,8-オクタンジイソシアネート、1,10-デカンジイソシアネート、1,12-ドデカ
ンジイソシアネート、1,16-ヘキサデカンジイソシアネート1,3-および1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4-および2,4,4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジイソシアネートまたはその混合物 二量体化リノール酸から得たダイマー酸ジイソシアネート、4, 4'-ジシクロヘキシルメタンジイソアネート、イソホロンジイソシアネート、3-イソシアナトメチル-3, 5, 5-トリメチルシクロヘキシルジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、ビス(2-イソシアナトエチル)フマレートビス(2-イソシアナトエチル)カルボネート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアネート、アクリロニトリルおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導される。
ランダムコポリマーが洗剤の部分として用いられる場合、総洗剤組成物の重量を基準として0.05から20重量%の量で存在してよい。
本発明の態様はさらに、
I)組成物の総重量を基準として1から50重量%の、少なくとも1つの界面活性剤であるA)、
II)組成物の総重量を基準として0から70重量%の、少なくとも1つのビルダー物質であるB)、
III)組成物の総重量を基準として0〜30重量%の、少なくとも1つの過酸化物および/または1つの過酸化物形成物質であるC)、
IV)組成物の総重量を基準として0.05から10重量%、好ましくは0.05から5重量%、より好ましくは0.1から4重量%の、請求項1に定義される少なくとも1つのランダムコポリマーであるD)、
V)組成物の総重量を基準として0〜60重量%の、少なくとも1つのさらなる添加剤であるE)、
VI)組成物の総重量を基準として0〜90重量%の、水F)
を含む洗剤組成物である。
本発明による組成物は、例えば、固体の過酸化物含有重質洗剤、デリケートな布地のための粉末洗剤、着色された物品のための洗濯用粉末洗剤、または構造化された(すなわち混濁状の)もしくは構造化されない(すなわち透明な)水性液体洗剤であってよい。
成分A)の界面活性剤
洗剤配合物は通常、陰イオン性、陽イオン性、非イオン性または両性であり得る少なくとも1つの界面活性剤を含む。
陰イオン性界面活性剤は、例えば、硫酸塩、スルホン酸塩もしくはカルボン酸塩界面活性剤またはその混合物であってよい。アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、脂肪酸塩、アルキルおよびアルケニルエーテルカルボン酸塩またはα-スルホン脂肪酸塩またはそのエステルが好ましい。
好ましいスルホン酸塩は、例えば、アルキル基に10から20個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル基に8から18個の炭素原子を有するアルキル硫酸塩、アルキル基に8から18個の炭素原子を有するアルキルエーテル硫酸塩、およびヤシ油または獣脂から誘導され、アルキル部分に8から18個の炭素原子を有する脂肪酸塩である。アルキルエーテル硫酸塩に加えられたエチレンオキシド単位の平均モル数は1から20、好ましくは1から10である。陰イオン性界面活性剤における陽イオンは、好ましくはアルカリ金属陽イオン、特にナトリウムまたはカリウム、さらに特にナトリウムである。好ましいカルボン酸塩は、式R19'-CON(R20')CH2COOM1のアルカリ金属サルコシネートであり、ただしR19'はC9〜C17アルキルまたはC9〜C17アルケニルであり、R20'はC1〜C4アルキルであり、M1はアルキル金属、特にナトリウムである。
非イオン性界面活性剤は、例えば、第一級アルコールエトキシレートまたは第二級アルコールエトキシレート、特にアルコール基1個につき平均1から20molのエチレンオキシドでエトキシ化されたC8〜C20脂肪族アルコールである。アルコール基1個につき平均1から10molのエチレンオキシドでエトキシ化された第一級C10〜C20脂肪族アルコールおよび第二級C10〜C20脂肪族アルコールが好ましい。エトキシ化されていない非イオン性界面活性剤、例えば、アルキルポリグリコシド、グリセロールモノエーテルおよびポリヒドロキシアミド(グルカミド)も同様に用いてもよい。
陰イオン性および/または非イオン性界面活性剤に加えて、組成物は陽イオン性界面活性剤を含有してもよい。可能な陽イオン性界面活性剤として、全ての一般的な陽イオン性界面活性化合物、特に布地柔軟効果を有する界面活性剤が挙げられる。
陽イオン性界面活性剤の限定されない例が、下の式に挙げられる。
Figure 2015502414
式中、各基Rαは、他のC16-アルキル-、-アルケニル-または-ヒドロキシアルキルから独立しており;各基Rβは他のC828-アルキル-または-アルケニルから独立しており;
RγはRαまたは(CH2)n-T-Rβであり;
RδはRαまたはRβまたは(CH2)n-T-Rβであり;T = -CH2-、-O-CO-または-CO-O-であり、
nは0から5である。
本発明による組成物中に存在する好ましい陽イオン性界面活性剤として、ヒドロキシアルキル-トリアルキル-アンモニウム-化合物が挙げられ、特にC1218アルキル(ヒドロキシエチル)ジメチルアンモニウム化合物、特に好ましいのは相応する塩化物塩である。
本発明の組成物は、組成物の総重量を基準として、0.5重量%から15重量%の陽イオン性界面活性剤を含有することができる。
界面活性剤の総重量は、好ましくは1から50重量%、特に1から40重量%、さらに特に1から30重量%である。
ビルダー物質B)
ビルダー物質B)として、例えば、アルカリ金属リン酸塩、特にトリポリリン酸塩、炭酸塩および炭酸水素塩、特にそれらのナトリウム塩、ケイ酸塩、ケイ酸アルミニウム、ポリカルボン酸塩、ポリカルボン酸、有機ホスホン酸塩、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)およびそのような化合物の混合物が考慮に入れられる。
特に好適なケイ酸塩は、式NaHSitO2t+1・pH2OまたはNa2SitO2t1+1・pH2Oの結晶性層状ケイ酸塩であるナトリウム塩であり、ただしtは1.9から4の数であり、pは0から20の数である。
ケイ酸アルミニウムの中で、ゼオライトA、B、XおよびHSの名前で市販されているもの、またそのような成分を2つ以上含む混合物が好ましい。ゼオライトAが特に好ましい。
ポリカルボン酸塩の中で、ポリヒドロキシカルボン酸塩、特にクエン酸塩、アクリレート、またそれの無水マレイン酸とのコポリマーが好ましい。好ましいポリカルボン酸は、ラセミ体形態であるかまたは鏡像異性的に純粋な(S,S)形態であるニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、およびエチレンジアミンジコハク酸である。
特に好適なホスホン酸塩またはアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)は、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、またその塩である。次の式
Figure 2015502414
を有するポリホスホン酸塩もまた好ましく、ただし
R18はCH2PO3H2またはその水溶性塩であり、
dは値0、1、2または3の整数である。
bが値1の整数であるポリホスホン酸塩が特に好ましい。
過酸化物成分C)
過酸化物成分C)として、水溶液中に過酸化水素を生じることができる全ての化合物、例えば、文献で公知の、慣例の洗浄温度で、例えば、10から95℃で布地材料を漂白する市販されている有機過酸化物および無機過酸化物が考慮に入れられる。しかしながら、好ましくは、無機過酸化物、例えば、過硫酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩および/または過ケイ酸塩が用いられる。
これら全てのペルオキシ化合物は、単独で、またはペルオキシ酸漂白前駆物質および/もしくは漂白触媒と共に利用することができる。ペルオキシ酸前駆物質は、しばしば漂白活性化剤と呼ばれる。好適な漂白活性化剤として、O-および/またはN-アシル基および/または非置換のもしくは置換されたベンゾイル基を持つ漂白活性化剤が挙げられる。ポリアシル化されたアルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED);アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウレア(TAGU)、N-N-ジアセチル-N,N-ジメチルウレア(DDU);スルホン酸ナトリウム-4-ベンゾイルオキシベンゼン(SBOBS);ナトリウム-1-メチル-2-ベンゾイルオキシベンゼン-4-スルホン酸塩;ナトリウム-4-メチル-3-ベンゾールオキシ(benzoloxy)ベンゾエート;トリメチルアンモニウムトルイルオキシ(toluyloxy)-ベンゼンスルホン酸塩;アクリル化トリアジン誘導体、特に1,5-ジアセチル-2,4-ジオキソヘキサヒドロ-1,3,5-トリアジン(DADHT);式(6)
Figure 2015502414
の化合物が好ましく、ただしR22はスルホン酸基、カルボン酸基(carboxylic acid group)またはカルボキシレート基(carboxylate group)であり、R21は直鎖(C7〜C15)アルキルまたは分岐鎖(C7〜C15)アルキルであり、特にSNOBS、SLOBSおよびDOBAの名前で知られる活性化剤であり;過酸化物と共にペリミン酸を形成するニトリル化合物もまた漂白活性化剤として考慮に入れられる。これらの漂白活性化剤は、組成物の総重量を基準として12重量%まで、好ましくは2〜10重量%の量で用いることができる。
さらなる漂白触媒を用いることもまた可能であり、これらの漂白触媒は普通に知られており、例えばEP 1194514、EP 1383857またはWO 04/007657に開示されている遷移金属錯体である。
さらなる漂白触媒が、US2001044401、EP0458397、WO9606154、EP1038946、EP0900264、EP0909809、EP1001009、WO9965905、WO0248301、WO0060045、WO02077145、WO0185717、WO0164826、EP0923635、DE 19639603、DE102007017654、DE102007017657、DE102007017656、US20030060388、EP0918840B1、EP1174491A2、EP0805794B1、 WO9707192A1、US6235695B1、EP0912690B1、EP832969B1、US6479450B1、WO9933947A1、WO0032731A1、WO03054128A1、DE102004003710、EP1083730、EP1148117、EP1445305、US6476996、EP0877078、EP0869171、EP0783035、EP0761809およびEP1520910に開示されている。
本発明による組み合わせに加えて、組成物は、例えばビス-トリアジニルアミノ-スチルベンジスルホン酸、ビス-トリアゾリル-スチルベンジスルホン酸、ビス-スチリル-ビフェニル、ビス-ベンゾフラニルビフェニル、αビス-ベンゾオキサリル誘導体、ビス-ベンゾイミダゾリル誘導体、クマリン誘導体またはピラゾリン誘導体といったクラスからの1種以上の光学増白剤を含むことができる。
組成物は、1種以上のさらなる添加剤をさらに含むことができる。そのような添加剤は、例えば、汚物懸濁剤であり、例えばナトリウムカルボキシメチルセルロース;pH調整剤であり、例えばアルカリ金属またはアルカリ土類金属ケイ酸塩;気泡調整剤であり、例えば石鹸;噴霧乾燥および造粒特性を調整するための塩であり、例えば硫酸ナトリウム;香料であり;また、適切な場合には、例えばスメクタイトなどの静電気防止剤および軟化剤であり;漂白剤であり;着色料;および/または調色剤である。これらの構成成分は用いられるいかなる漂白剤に対しても特に安定でなければならない。
このような助剤を用いる場合は、それらは、洗剤配合物の総重量を基準として、0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%、特に0.5〜5重量%の総量で加えられる。
さらに、洗剤は、任意選択により酵素もまた含むことができる。酵素はしみを取り除くために加えることができる。酵素は、通常は、例えば、血液、牛乳、草または果汁などのタンパク質またはデンプンによって生じたしみに対する作用を改善する。好ましい酵素は、セルラーゼおよびプロテアーゼであって、特にプロテアーゼである。セルラーゼはセルロースおよびその誘導体と反応する酵素であって、それらを加水分解してグルコース、セロビオースおよびセロオリゴ糖を形成する。セルラーゼは汚物を取り除き、加えて、織物の柔らかな感触を増す効果を有する。
通例の酵素の例として、決してこれらに限られるものではないが、次のもの:
US-B-6 242 405、14列、21行から32行に記載のプロテアーゼ;
US-B-6 242 405、14列、33行から46行に記載のリパーゼ;
US-B-6 242 405、14列、47行から56行に記載のアミラーゼ;
US-B-6 242 405、14列、57列から64列に記載のセルラーゼ;
例えばNOVOZYMES A/Sによって販売されている、Alcalase(登録商標)、Esperase(登録商標)、Everlase(登録商標)、Savinase(登録商標)、Kannase(登録商標)およびDurazym(登録商標)などの、市販されている洗剤用プロテアーゼ;
例えばNOVOZYMES A/Sによって販売されている、Termamyl(登録商標)、Duramyl(登録商標)、Stainzyme(登録商標)、Natalase(登録商標)、Ban(登録商標)およびFungamyl(登録商標)などの、市販されている洗剤用アミラーゼ;
例えばNOVOZYMES A/Sによって販売されている、Celluzyme(登録商標)、Carezyme(登録商標)およびEndolase(登録商標)などの、市販されている洗剤用エルラーゼ(ellulases);
例えばNOVOZYMES A/Sによって販売されている、Lipolase(登録商標)、Lipolase Ultra(登録商標)およびLipoprime(登録商標)などの、市販されている洗剤用リパーゼ;
NOVOZYMES A/Sによって販売されている、Mannanaway(登録商標)などの好適なマンナナーゼが挙げられる。
酵素は、用いられる場合、洗剤配合物の総重量を基準として、0.01から5重量%、特に0.05から5重量%、さらに特に0.1から4重量%の総量で存在してよい。
本発明による組成物へのさらに好ましい添加物は、染料固着剤および/またはポリマーであり、これらは布地の洗浄中に、洗浄条件の下で布地から剥離された洗浄液中の染料が原因によるしみが付くことを防ぐ。このようなポリマーは、好ましくはポリビニルピロリドン、ポリビニルイミダゾールまたはポリビニルピリジン-N-オキシドであり、特に5,000から60,000、さらに特に10,000から50,000の範囲の分子量を有する陰イオン性または陽イオン性置換基を組込むことによって、変性され得た。そのようなポリマーが用いられる場合は、それらは、普通は、洗剤配合物の総重量を基準として、0.01から5重量%、特に0.05から5重量%、さらに特に0.1から2重量%の総量で用いられる。好ましいポリマーは、WO-A-02/02865で言及されているもの(特に1ページ、最終段落、2ページ、最初の段落を参照のこと)およびWO-A-04/05688のものである。
本明細書の発明の組成物は、ヒドロキシエチルジホスホン酸(HEDP)などの1種以上の重金属キレート薬剤を任意選択により含有することができる。より一般的には、本明細書での使用に好適なキレート薬剤は、アミノカルボン酸塩、アミノホスホン酸塩、多官能的に置換された芳香族キレート薬剤およびその混合物からなる群から選択することができる。他の本明細書での使用に好適なキレート薬剤は、市販用のDEQUESTシリーズおよびNalco, Inc.からのキレート薬剤である。
任意選択によるキレート剤として有用なアミノカルボン酸塩として、エチレンジアミン四酢酸塩、N-ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ニトリル三酢酸塩、エチレンジアミンテトラプロプリオネート、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢酸塩、エタノールジグリシン、アルカリ金属、アンモニウム、その置換されたアンモニウム塩およびその混合物が挙げられる。
少なくとも低いレベルのリン全体が洗剤組成物中に許容される場合、アミノホスホン酸塩は、本発明の組成物中のキレート薬剤としての使用にまた好適であり、エチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホン酸塩)を含む。
さらなる生分解性金属イオン封鎖剤は、例えば、Trilon M(BASF)およびDissolvine GL(AKZO)などのアミノ酸アセテート、ならびにBaypure CXなどのアスパラギン酸誘導体である。
好ましくは、アミノホスホン酸塩は、約6個超の炭素原子を有するアルキル基またはアルケニル基を含有しない。
本明細書での使用のための高度に好ましい生分解性キレート化剤は、エチレンジアミンジコハク酸塩(“EDDS")である。
使用される場合は、これらのキレート薬剤または遷移金属選択的金属イオン封鎖剤は、一般的に、本明細書の洗濯洗剤組成物の約0.001重量%から約10重量%、より好ましくは約0.05重量%から約1重量%を構成するであろう。
本明細書で好ましい組成物は、加えて分散ポリマーを含有することができる。存在する場合は、分散ポリマーは、通常、洗剤組成物の0重量%から約25重量%、好ましくは約0.5
重量%から約20重量%、より好ましくは約1重量%から約8重量%の範囲のレベルである。
好適なポリマーは、好ましくは少なくとも部分的に中和されたまたはアルカリ金属、アンモニウムまたは置換されたアンモニウム(例えば、モノ-、ジ-またはトリエタノールアンモニウム)のポリカルボン酸の塩である。アルカリ金属、特にナトリウム塩は最も好ましい。ポリマーの分子量は広い範囲にわたって変動することができる一方、ポリマーの分子量は、好ましくは約1,000から約500,000、より好ましくは約1,000から約250,000である。
重合して好適な分散ポリマーを形成することができる不飽和モノマー酸として、アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸、メチレンマロン酸が挙げられる。メチルビニルエーテル、スチレン、エチレン等のカルボキシレートラジカル(carboxylate radical)を含有しないモノマーセグメントの存在は、このようなセグメントが約50重量%より多い分散ポリマーを構成しないという条件において、好適である。
約3,000から約100,000、好ましくは約4,000から約20,000の分子量を有し、アクリルアミド含有量が分散ポリマーの約50重量%よりも少ない、好ましくは約20重量%よりも少ない、アクリルアミドとアクリレートとのコポリマーもまた用いることができる。最も好ましくは、このような分散ポリマーは、約4,000から20,000の分子量を有し、アクリルアミド含有量は、ポリマーの総重量を基準として、約0重量%から約15重量%である。
特に好ましい分散ポリマーは、低分子量変性ポリアクリレートコポリマーである。そのようなコポリマーは、モノマー単位として、a)約90重量%から約10重量%、好ましくは約80重量%から約20重量%のアクリル酸またはその塩およびb)約10重量%から約90重量%、好ましくは約20重量%から約80重量%の置換されたアクリルモノマーまたはその塩を含有し、および一般式-[C(Ra')C(Rb')(C(O)ORc')]を有し、ただし見かけ上は満たされていない原子価は、実際は水素および置換基Ra'、Rb'またはRc'のうち少なくとも1つによって占められていて、好ましくはRa'またはRb'は炭素数1から4のアルキルまたはヒドロキシアルキル基であり;Ra'またはRb'は水素であってよく、Rc'は水素またはアルカリ金属塩であってよい。最も好ましいのは、置換されたアクリルモノマーであり、ただしRa'はメチル、Rb'は水素、およびRc'はナトリウムである。
好適な低分子量ポリアクリレート分散ポリマーは、約15,000よりも少ない、好ましくは約500から約10,000の、最も好ましくは約1,000から約5,000の分子量を好ましくは有する。本明細書で用いられる最も好ましいポリアクリレートコポリマーは、約3,500の分子量を有し、約70重量%のアクリル酸および約30重量%のメタクリル酸を含むポリマーの完全に中和された形である。
本明細書で有用な他の分散ポリマーは、約950から約30,000の分子量を有するポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコールを含む。
本明細書で有用な他の分散ポリマーとして、酢酸硫酸セルロース、硫酸セルロース、硫酸セルロースヒドロキシエチル、硫酸メチルセルロースおよび硫酸ヒドロキシプロピルセルロースなどの硫酸セルロースエステルが挙げられる。硫酸セルロースナトリウムが、この群の中で最も好ましいポリマーである。
他の好適な分散ポリマーは、カルボキシル化された多糖、特にデンプン、セルロースおよびアルジネートである。
他の群の許容できる分散剤は、ポリアスパルテートなどの、有機分散ポリマーである。
本発明による清浄配合物に用いることができる有機溶媒として、特に清浄配合物が液状またはペースト状の形を取る場合に、1から4個の炭素原子を有するアルコール、特にメタノール、エタノール、イソプロパノールおよびtert-ブタノール、2から4個の炭素原子を有するジオール、特にエチレングリコールおよびプロピレングリコールおよびその混合物、ならびに化合物の言及されたクラスからのエーテル誘導体が挙げられる。そのような水混和性溶媒は、本発明による清浄配合物中に、好ましくは20重量%を超えない量で、特に1重量%から15重量%の量で存在する。
洗剤配合物は、様々な物理的な形を取ることができ、例えば、粉粒体、錠剤(tabs)、ゲルおよび液体がある。その例として、とりわけ、従来の高性能洗剤粉末、超コンパクトな高性能洗剤粉末、従来の重質液体洗剤、高度に濃縮したゲルおよび錠剤が挙げられる。
洗剤配合物は、また5重量%から90重量%、好ましくは10重量%から70重量%の水を含有する水性液体の形で、または5重量%未満、好ましくは0重量%から1重量%の水を含有する非水性液体の形であってよい。非水性液体洗剤配合物は、担体として他の溶媒を含むことができる。低分子量第一級アルコールまたは第二級アルコール、例えばメタノール、エタノール、プロパノールおよびイソプロパノールが、この目的のために好適である。用いられる可溶化界面活性剤は、好ましくはモノヒドロキシアルコールであるが、2から6個の炭素原子および2から6個のヒドロキシ基を含有するもの(例えば、1,3-プロパンジオール、エチレングリコール、グリセロールおよび1,2-プロパンジオール)などの多価アルコールも用いることができる。そのような担体は、普通、洗剤配合物の総重量を基準として、5重量%から90重量%、好ましくは10重量%から50重量%の総量で用いられる。洗剤配合物は、いわゆる「単位液体用量」の形でも用いることができる。
上に与えられた定義および選択は、本発明の全ての態様に対して等しく適用される。
以下の実施例が、本発明を例示する。
ランダムコポリマー
WO 08/122517の実施例13に従って調製される化合物D1。
適用結果
洗剤における本発明のコポリマーの再付着防止効果のテスト
16度のドイツ硬度の水、4.7g/lの濃度の標準洗浄剤(AATCC 2003 Standard Liquid Reference Detergent WOB Order No.08804)、0.03g/lの濃度の煤(Corax N65)および任意選択により0.075g/lの本発明の活性ポリマーの1つを含有する洗浄液を調製する。最初に、洗浄液を10分の間、磁気撹拌棒で撹拌し、続いて、10分の間、超音波浴中で処理し、最後に、再び10分の間、磁気撹拌棒で撹拌する。撹拌しながら100gの洗浄液を、リニテスト装置のビーカーの中に充填し、5gの白い綿の織物(WfK 13AK)の布を加える。ビーカーに蓋をして、白い綿を、洗浄液中で、40℃で、30分の間処理する。その後、布地を、水道からの流水ですすぎ、45℃で30分の間、脱水機にかけて乾燥する。この手順を、同じ布に対して、新たな洗浄液および新たな煤を用いて、2度繰り返した(従って、全体で3回の洗浄サイクル)。続いて、布のCIE明度Yを、DATA-COLOR Spectra Flash SF500規約反射率分光計を用いて測定する。
3回の洗浄サイクル後の綿布の明度Yによって、本発明のコポリマーを含有する洗浄液の再付着防止性能を測定する。布を、同じ方法によってであるが、煤を加えないで洗浄した場合、布は約89の明度Yを有する。
本発明のポリマー、化合物D1に対するY値を表1に表す。
Figure 2015502414
3回の洗浄サイクル後の綿布の明度Yが有意に増加することが、本発明のポリマーを含有する洗浄液に関して観察される。カルボキシメチルセルロースナトリウムをめぐる有意の改善さえも、現時点の技術水準において、観察される。

Claims (6)

  1. 水での洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としての1種以上の式(I):
    Figure 2015502414
    [式中、
    u、v、w、x、yおよびzは、各繰返し単位または誘導されたモノマーがコポリマー内に含有される重量パーセンテージを表し、
    u、v、w、x、yおよびzは合計で、コポリマーの総重量に対して総100重量パーセントまでであり、
    yは、コポリマーの約0から約40重量%であり、
    vは、コポリマーの約5重量%から約75重量%であり、
    uは、コポリマーの約5重量%から約80重量%であり、
    zは、コポリマーの約0重量%から約60重量%であり、
    xは、コポリマーの約1重量%から約50重量%であり、
    wは、コポリマーの約0重量%から約50重量%であり、
    *は、例えば触媒残基である、末端基であり、
    M、T、D、E、GおよびHは互いに共有結合していて、
    Mは、スチレン、アルファ-メチルスチレン、2-ビニルトルエン、3-ビニルトルエン、4-ビニルトルエン、エチルビニルベンゼンおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
    T、DおよびEは、独立して、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、EO-PO-モノ(メタ)アクリレートおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
    Gは、ビニルイミダゾール、2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、2-メチル-N-ビニルイミダゾール、ビニルピロリドン、ビニルカルバゾールおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導され、
    Hは、トルエンジイソシアネート(全ての異性体)、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、m-キシリレンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、m-フェニレンジイソシアネート、1-クロロ-2,4-フェニレンジイソシアネート、3,3’-ジメチル-4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メチルイソシアナトフェニル)メタン、4,4’-ビスフェニレンジイソシアネート、4,4’-ビス(2-メトキシイソシアナトフェニル)メタン、1-ニトロフェニル-3,5-ジイソシアネート、4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルエーテル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニルメタン、4,4’-ジイソシアナトジベンジル、3,3’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジメチル-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、2,2’-ジクロロ-5,5’-ジメトキシ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、3,3’-ジクロロ-4,4’-ジイソシアナトジフェニル、1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,2-ナフタレンジイソシアネート、4-メチル-1,2-ナフタレンジイソシアネート、1,5-ナフタレンジイソシアネート、1,6-ナフタレンジイソシアネート、1,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ナフタレンジイソシアネート、4-クロロ-1,8-ナフタレンジイソシアネート、2,3-ナフタレンジイソシアネート、2,7-ナフタレンジイソシアネート、1,8-ジニトロ-2,7-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-2,4-ナフタレンジイソシアネート、1-メチル-5,7-ナフタレンジイソシアネート、6-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、7-メチル-1,3-ナフタレンジイソシアネート、1,2-エタンジイソシアネート、1,3-プロパンジイソシアネート、1,4-ブタンジイソシアネート、2-クロロプロパン-1,3-ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート、プロピレン-1,2-ジイソシアネート、1,8-オクタンジイソシアネート、1,10-デカンジイソシアネート、1,12-ドデカンジイソシアネート、1,16-ヘキサデカンジイソ
    シアネート1,3-および1,4-シクロヘキサンジイソシアネート、1,6-ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4-および2,4,4-トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ジイソシアネートまたはその混合物、二量体化リノール酸から得たダイマー酸ジイソシアネート、4, 4'-ジシクロヘキシルメタンジイソアネート、イソホロンジイソシアネート、3-イソシアナトメチル-3, 5, 5-トリメチルシクロヘキシルジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネート、ビス(2-イソシアナトエチル)フマレートビス(2-イソシアナトエチル)カルボネート、m-テトラメチルキシリレンジイソシアネート、アクリロニトリルおよびその混合物からなる群から選択される、少なくとも1つのモノマーから誘導され;
    但し、T、DおよびEは互いに異なる]
    であるアクリレートコポリマーの使用。
  2. 式(I)の化合物が、約500 amuから約1,000,000原子質量単位(amu)の重量平均分子量を有する、請求項1に記載の使用。
  3. 式(I)のランダムコポリマーが、両親媒性特性を有する、請求項1または2に記載の使用。
  4. 水での洗濯プロセスが、家庭での洗濯プロセスである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使用。
  5. 水での洗濯プロセスの間に、布地への汚れの再付着を防ぐ、および布地から汚れを剥離する方法であって、請求項1に定義される、水での洗濯プロセスにおける汚れ再付着防止剤および汚れ剥離剤としての1種以上の式(I)のアクリレートコポリマーを適用することを含む、上記方法。
  6. I)組成物の総重量を基準として1から50重量%の、少なくとも1つの界面活性剤であるA)、
    II)組成物の総重量を基準として0から70重量%の、少なくとも1つのビルダー物質であるB)、
    III)組成物の総重量を基準として0〜30重量%の、少なくとも1つの過酸化物および/または1つの過酸化物形成物質であるC)、
    IV)組成物の総重量を基準として0.05から10重量%、好ましくは0.05から5重量%、より好ましくは0.1から4重量%の、請求項1に定義される少なくとも1つのアクリレートコポリマーであるD)、
    V)組成物の総重量を基準として0〜60重量%の、少なくとも1つのさらなる添加剤であるE)、および
    VI)組成物の総重量を基準として0〜90重量%の、水F)
    を含む洗剤組成物。
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