[go: up one dir, main page]

JP2015177025A - 光半導体素子 - Google Patents

光半導体素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2015177025A
JP2015177025A JP2014052308A JP2014052308A JP2015177025A JP 2015177025 A JP2015177025 A JP 2015177025A JP 2014052308 A JP2014052308 A JP 2014052308A JP 2014052308 A JP2014052308 A JP 2014052308A JP 2015177025 A JP2015177025 A JP 2015177025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
pit
active layer
nitride semiconductor
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014052308A
Other languages
English (en)
Inventor
倫也 塩田
Michiya Shioda
倫也 塩田
浩一 橘
Koichi Tachibana
浩一 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2014052308A priority Critical patent/JP2015177025A/ja
Priority to TW103123046A priority patent/TW201535783A/zh
Priority to US14/475,517 priority patent/US20150263232A1/en
Priority to CN201410454176.4A priority patent/CN104916748A/zh
Publication of JP2015177025A publication Critical patent/JP2015177025A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/81Bodies
    • H10H20/819Bodies characterised by their shape, e.g. curved or truncated substrates
    • H10H20/821Bodies characterised by their shape, e.g. curved or truncated substrates of the light-emitting regions, e.g. non-planar junctions
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/01Manufacture or treatment
    • H10H20/011Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers
    • H10H20/013Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers having light-emitting regions comprising only Group III-V materials
    • H10H20/0133Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers having light-emitting regions comprising only Group III-V materials with a substrate not being Group III-V materials
    • H10H20/01335Manufacture or treatment of bodies, e.g. forming semiconductor layers having light-emitting regions comprising only Group III-V materials with a substrate not being Group III-V materials the light-emitting regions comprising nitride materials
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/81Bodies
    • H10H20/822Materials of the light-emitting regions
    • H10H20/824Materials of the light-emitting regions comprising only Group III-V materials, e.g. GaP
    • H10H20/825Materials of the light-emitting regions comprising only Group III-V materials, e.g. GaP containing nitrogen, e.g. GaN
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10HINORGANIC LIGHT-EMITTING SEMICONDUCTOR DEVICES HAVING POTENTIAL BARRIERS
    • H10H20/00Individual inorganic light-emitting semiconductor devices having potential barriers, e.g. light-emitting diodes [LED]
    • H10H20/80Constructional details
    • H10H20/81Bodies
    • H10H20/811Bodies having quantum effect structures or superlattices, e.g. tunnel junctions

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)

Abstract

【課題】実施形態は、結晶欠陥の影響を抑制した高効率の光半導体素子を提供する。
【解決手段】実施形態に係る光半導体素子は、第1導電形の第1窒化物半導体層と、第2導電形の第2窒化物半導体層と、前記第1窒化物半導体層と、前記第2窒化物半導体層と、の間に設けられた活性層と、を備える。前記活性層中に始点を有し、前記始点から前記第2窒化物半導体層に向かう第1方向に拡開したピットを有する。
【選択図】図1

Description

実施形態は、光半導体素子に関する。
窒化物半導体を材料とし、可視光領域および紫外領域で動作する光半導体素子の開発が進められている。このような光半導体素子に用いられる窒化ガリウムなどの窒化物半導体は、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を用いてエピタキシャル成長される。そして、エピタキシャル層に含まれる結晶欠陥を低減した良質結晶を得るには、窒化物半導体結晶と同じ格子定数を有する結晶基板を用いることが望ましい。しかしながら、そのような基板は高価であり、例えば、照明、表示など民生用の光半導体素子の製造には適さない。そこで、サファイア基板、シリコン基板などの汎用基板が用いられるが、格子不整合や熱膨張係数の違いに起因する結晶欠陥の発生は避けられない。
特表2008−539585号公報
実施形態は、結晶欠陥の影響を抑制した高効率の光半導体素子を提供する。
実施形態に係る光半導体素子は、第1導電形の第1窒化物半導体層と、第2導電形の第2窒化物半導体層と、前記第1窒化物半導体層と、前記第2窒化物半導体層と、の間に設けられた活性層と、を備える。前記活性層中に始点を有し、前記始点から前記第2窒化物半導体層に向かう第1方向に拡開したピットを有する。
実施形態に係る光半導体素子を例示する模式断面図。 実施形態に係る光半導体素子の製造過程を例示する模式断面図。 図2に続く製造過程を例示する模式断面図。 実施形態に係る活性層の形成方法を例示する模式図。 比較例に係る光半導体素子の断面を例示するTEM(Transmission Electron Microscopy)像。 実施形態に係る光半導体素子の動作を例示する模式図。 実施形態に係る光半導体素子の特性を例示するグラフ。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
図1(a)は、実施形態に係る光半導体素子1を例示する模式断面図である。図1(b)は、図1(a)中に破線で示す領域1Bを拡大した断面を表している。
光半導体素子1は、例えば、窒化ガリウム系半導体を材料とする発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)である。以下、光半導体素子1を例に本実施形態を説明するが、これに限定される訳ではない。例えば、窒化物半導体を材料とするレーザ−ダイオード、または、受光素子であっても良い。本実施形態によれば、LEDおよびレーザーダイオードなどの発光素子では、その発光効率を向上させることが可能である。また、受光素子では、リーク電流、所謂、暗電流を低減し、その受光感度を向上させることができる。また、本実施形態は、光半導体素子の構造に限定される訳ではなく、その技術的範囲は、光半導体素子を製作するための半導体ウェハや光半導体素子を用いる照明装置、また、光半導体素子の製造方法、結晶成長装置にも及ぶものである。
図1に示す光半導体素子1は、第1導電形の第1窒化物半導体層(以下、n形層20)と、活性層30と、第2導電形の第2窒化物半導体層(以下、p形層40)と、を備える。活性層30は、n形層20と、p形層40と、の間に設けられる。
ここでは、第1導電形をn形、第2導電形をp形として説明するが、実施形態はこれに限定されるわけではない。すなわち、第1導電形をp形、第2導電形をn形としても良い。
例えば、図1に示すように、n形層20は、基板10の上に設けられる。活性層30は、n形層20の上に設けられ、p形層40は、活性層30の上に設けられる。
基板10は、例えば、サファイア基板、または、シリコン基板である。サファイア基板は、可視光および紫外光に対して透明であり、その上にn形層20を直接形成しても良い。また、サファイア基板と、n形層20と、の間に、図示しないバッファ層を形成しても良い。
一方、シリコン基板は、可視光および紫外光を吸収する。そこで、基板10としてシリコン基板を用いる場合には、シリコン基板と、n形層20と、の間に、反射層を設けることが望ましい。反射層は、活性層30から放射される光をp形層40の方向に反射し、光半導体素子1の出力を向上させる。
n形層は、例えば、n形窒化ガリウム(GaN)層である。p形層40は、例えば、p形GaN層である。p形層40は、例えば、活性層30に接する部分にp形AlGaNを含んでも良い。p形AlGaNは、障壁層33よりもバンドギャップエネルギーが大きい材料であればよく、AlInGaNやInAlNであってもよい。
p形層40の上には、p電極51が設けられる。一方、p形層40および活性層30を選択的にエッチングし、n形層20を露出させた部分20aには、n電極53が設けられる。光半導体素子1では、p電極51と、n電極53と、の間に電圧を印可し、活性層30に電流を流す。これにより、活性層30を発光させ、その光を外部に放射する。
図1(b)に示すように、活性層30は、第1障壁層(以下、障壁層31)と、第1井戸層(以下、井戸層33)と、を含む。障壁層31は、n形層20からp形層40に向かう第1方向(以下、Z方向)に積層される。井戸層33は、複数の障壁層31のそれぞれの間に設けられる。
障壁層31は、例えば、GaN層である。井戸層33は、例えば、InGa1−xN(0<x≦1)層である。井戸層33は、所望の波長の光を放出するようにインジウム(In)組成や井戸層膜厚が制御される。例えば、活性層30から波長450ナノメートル(nm)の青色光を放射させる場合は、Inの比率xは0.15である。井戸層33のZ方向の厚さは、例えば、2〜5nmである。一方、障壁層31のZ方向の厚さは、例えば、2nm〜20nmである。
さらに、活性層30は、複数のピット60を有する。ピット60は、活性層30の内部に始点60aを有し、始点60aからp形層40に向かうZ方向に拡開した形状に設けられる。そして、活性層30の上に設けられるp形層40は、ピット60の内部を埋め込んだ部分43を有する。
ピット60は、所謂Vピットであり、その側面にファセット(結晶面)を有し、例えば、始点60aを頂点とする六角錘の形状を有する。ピットは形成過程の条件により、円錐状の形を有することもある。貫通転位に由来した凹型構造を有していればよい。
活性層30は、図1(b)に示す例に限定される訳ではなく、少なくとも1つの井戸層33を含めば良い。すなわち、活性層30は、Z方向に積層された2つの障壁層31と、2つの障壁層31の間に設けられた井戸層33を含む。ピット60は、少なくとも1つの井戸層33を貫通するように形成される。
また、図1(b)に示すように、n形層20は、第2障壁層(以下、障壁層21)と、第2井戸層(井戸層23)と、を含んでも良い。障壁層21は、例えば、Z方向に積層される。井戸層23は、複数の障壁層21のそれぞれの間に設けられる。
n形層20の内の障壁層21および井戸層23を含む領域は、所謂、超格子層20sである。超格子層20sは、例えば、n形GaN層20bの上に設けられる。超格子層20sは、例えば、n形GaN層20bの格子定数と、活性層30の格子定数と、の間の中間の格子定数を有するように設けられる。すなわち、超格子層20sは、n形GaN層20bと、活性層30と、の間の格子定数の差に起因する歪みを緩和する。これにより、活性層30に生じる歪みによるピエゾ電界を低減し、光学特性を向上させることができる。また、これにより、活性層30に生じるミスフィット転位を減らすことができる。
なお、ここで言う活性層30および超格子層20sの「格子定数」は、例えば、障壁層および井戸層の厚さと、それぞれの格子定数と、から算出される平均格子定数である。
障壁層21は、例えば、GaN層である。井戸層23は、例えば、InGa1−yN(0<y<1)層である。井戸層23に含まれるインジウムの割合yは、例えば、0.01〜0.1である。井戸層23のZ方向の厚さは、例えば、1〜3nmである。一方、障壁層21のZ方向の厚さは、例えば、1nm〜10nmである。障壁層21と、井戸層23と、は必要に応じてn形不純物、例えばSiを含むことができる。
また、発光素子の場合、好ましくは、超格子層20sの井戸層23のバンドギャップは、活性層30の井戸層33のバンドギャップよりも広くする。これにより、活性層30から放射される光の超格子層20sにおける吸収を抑制することができる。言い換えれば、超格子層20sの井戸層23に含まれるインジウムの含有率yは、活性層30の井戸層33に含まれるインジウムの含有率xよりも小さいことが望ましい。量子井戸構造中のバンドギャップエネルギーは、主に井戸層33のバンドギャップエネルギーと井戸幅とで決まり、量子構造としての超格子層20sが有するバンドギャップエネルギーが、活性層のものより大きければ好ましい。また、このような構成に依れば、超格子層20sの平均格子定数は、n形GaN層20bの平均格子定数と、活性層30の平均格子定数との間の値となり、活性層30にとって歪みを吸収する効果を有することができる。
本実施形態における活性層30は、所望の波長の光を放射するように調整された井戸層33を含む範囲である。所望の波長とは、例えば、最終的な用途において得られる発光波長である。例えば、350mAの電流注入によって得られる光の発光波長である。駆動条件によっては同一構成条件内においても発光波長は若干変化することがあり、前記所望の発光波長より±5nmの範囲であれば、本実施形態における活性層30からの発光とみなすことができる。図1(b)に示す例において、n形層20と活性層30との境界は、例えば、超格子層20sにおける活性層30に最も近い井戸層23と、障壁層21と、の界面である。すなわち、超格子層20sの障壁層21と、活性層30の障壁層31とは、共にGaN層であり、超格子層20sと活性層30との間に位置する障壁層21および31は、実質的に一体である。したがって、活性層30に最も近い位置に設けられる障壁層21と井戸層23と、の界面を、n形層20側の境界とすることが適切である。一方、活性層30のp形層40側の境界は、例えば、p形層40に最も近い障壁層31および井戸層33の界面とすることができる。
次に、図2〜図4を参照して、実施形態に係る光半導体素子の製造方法を説明する。図2(a)〜図3(b)は、実施形態に係る光半導体素子の製造過程を例示する模式断面図である。図4は、実施形態に係る活性層の形成方法を例示する模式図である。
図2(a)に示すように、基板100の上にn形層20を形成する。n形層20は、例えば、MOCVD法を用いて形成され、n形GaN層20bと、超格子層20sと、を含む(図1(b)参照)。n形GaN層20bは、基板100の上に形成され、超格子層20sは、n形GaN層20bの上に形成される。
基板100は、例えば、シリコン基板である。基板100と、n形層20と、の間に図示しないバッファ層を形成しても良い。バッファ層は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)およびAlGaNを含む多層構造を有する。Siやその他不純物のδドープ層やSiN層などが含まれていても良い。これらの層を含むことで、Siと窒化物半導体間における熱膨張係数差に起因して発生するクラックや、格子定数差に起因して発生する貫通転位を抑制することができる。
例えば、基板100の上にバッファ層およびn形層20を形成する間に、基板100と、窒化物半導体と、の格子不整合に起因する数多くの転位が形成される。そして、それらの転位は、複数の貫通転位に集約され上層に至る。例えば、n形層20には、10〜1010cm−2の密度を有する貫通転位が形成される。
次に、n形層20の上に活性層30を形成する。例えば、図2(b)に示すように、障壁層31と、井戸層33と、を交互に成長する。この例では、障壁層31は、GaN層であり、井戸層33は、InGaN層である。
図4は、活性層30の形成過程においてMOCVD装置の反応室に導入される原料ガスの供給シーケンスを表す模式図である。図4中に示す複数のチャートの横軸は、成長時間(Growth Time)であり、縦軸は、各原料ガスの供給量(任意単位)を表している。
各チャートは、障壁層31の成長セグメントBLと、井戸層33の成長セグメントQWと、に区切られている。例えば、原料のキャリアである窒素(N)ガスおよびV族原料となるアンモニア(NH)ガスは、成長の全セグメントに渡って供給される。
障壁層31の成長セグメントBLでは、例えば、TMG(Trimethylgallium)と、アンモニア(NH)が供給される。これにより、GaN層が形成される。一方、井戸層33の成長セグメントQWでは、TMG(Trimethylgallium)と、TMI(Trimethylindium)と、アンモニア(NH)と、が供給される。これにより、InGaN層が形成される。
そして、図4に示すように、成長セグメントBLと、成長セグメントQWと、を交互に繰り返すことにより、活性層30を形成する。さらに、本実施形態では、活性層30を成長する過程の途中において、水素ガス(H)を反応室に導入する。例えば、図4に示すように、障壁層31の成長セグメントBL2において、水素ガスの導入を開始する。これにより、ピット60の形成を開始することができる。水素ガスは、例えば、障壁層31の成長セグメントBLにおいて供給し、井戸層33の成長セグメントでは供給しないように制御することか好ましい。
例えば、図2(c)に示すように、水素ガスの供給を開始したセグメントにおいて成長された障壁層31を起点としてピット60が形成される。そして、ピット60は、井戸層33および、再び水素ガスを供給しながら障壁層31を積層するにしたがって、Z方向に拡開するように形成される。ピット60は、例えば、水素ガスの流量によりその大きさを制御することができる。水素ガスは微弱なエッチング効果を有しており、ファセットへの成長を抑制する効果を有している。例えば、水素ガスの流量を多くすることにより、ファセットへの成長を抑制し、ピット内部を埋め込む効果をなくすことができる。これにより、積層膜厚が増大するにしたがってピット60をZ方向に垂直な方向に大きく開かせることができる。
また、活性層30内での水素ガスの導入を開始するタイミングによって、ピット形成の起点を変えることができる。例えば、図4のように、第2障壁層BL2から水素ガスを供給することで、第2障壁層をピットの起点とすることができる。また、障壁層31と井戸層33との界面からピットが形成される例を図3において示しているが、本実施形態はこれに限らない。例えば、障壁層31の形成過程の中間から水素ガスを導入することで障壁層31の中間をピット60の起点とすることができる。また、水素ガスを供給しながら障壁層31を形成する工程の後に、再び水素ガスを供給しないで障壁層31を形成する工程を含むことで、ピット60を埋め込むように成長し、ピットのサイズを制御することもできる。
続いて、図3(a)に示すように、最後の障壁層31を成長し、活性層30の形成を完了する。これにより、活性層30中に始点を有し、Z方向に拡開したピット60を形成することができる。ピット60の始点60aは、例えば、n形層20から活性層30に至る貫通転位の位置に対応する。
次に、図3(b)に示すように、活性層30の上にp形層40を形成する。p形層40は、好ましくは、ピット60の内部を埋め込むように形成する。具体的には、例えば、p形層40の成長において、活性層30よりも高い温度で成長することや、水素ガスの供給量を相対的に少なくする。これにより、ピットのファセット上にも成長が開始され、ピット60の拡大を止めて、その内部を埋め込むことができる。すなわち、p形層40は、ピット60の内部を埋め込む部分43を有するように形成される。
p形層40は、例えば、活性層30に接する部分にp形AlGaNを含むように形成することが好ましい。例えば、p形AlGaNにより活性層30からp形層40への電子の移動が制限され、井戸層33における電子と正孔との発光再結合を促進する。これにより、活性層30の発光効率を向上させることができる。
ここでは、活性層30を成長する過程の途中で水素ガスを供給し、活性層30中にピット60を形成する方法を示したが、実施形態はこの方法に限定される訳ではない。例えば、MOCVD装置の反応室において、基板100を載置するサセプタの回転数を制御することにより、ピット60を形成することも可能である。すなわち、サセプタの回転数を大きくするとピット60は形成されなくなり、回転数を小さくするとピット60を形成することが可能となる。また、ピット60の形成は、活性層30の成長速度や、アンモニア供給量、またはIn組成により制御することもできる。
また、ピット60の形成は、井戸層33や障壁層32の成長温度によっても制御することができる。例えば、成長温度が高ければ高いほど(例えば、800℃以上1150℃以下)、ファセット上に障壁層が成長しやすく、ピット60の形成を抑えることができる。例えば、複数の障壁層のうち、ある層数以降の成長温度を変化させることで、ピット60の起点を制御することができる。ピットの形成は、井戸層33や障壁層32の積層方向(例えばc面サファイア基板や、(111)シリコン基板を用いた場合、(0001)方向)と、化学的に安定なファセット(例えば(11−22))方向との成長速度のバランスによる。(0001)方向の成長速度が(11−22)方向の成長速度より速くなる成長条件を用いればピット60が拡大する。(0001)方向の成長速度が(11−22)方向の成長速度より遅くなる成長条件を用いればピット60を埋め込むように成長される。このような条件を各層に適宜選択することで、本実施形態を有する発光素子を形成することができる。
図5は、比較例に係る光半導体素子の断面を例示するTEM像である。
図6は、実施形態に係る光半導体素子1の動作を例示する模式図である。
図5に示す例では、n形層20の上に活性層30が形成され、活性層30の上にp形層40が形成されている。活性層30は、複数の井戸層33を含む。そして、ピット60は、活性層30を貫通するように形成されている。
この例では、ピット60の始点60aは、n形層20の中に位置する。始点60aは、例えば、ピット60の両側のファセット60cを延長した交点と定義することができる。また、ピット60の中央には、n形層20からp形層40に至る貫通転位70が存在する。貫通転位70は、ピット60の始点60aを通りp形層40中に延在する。
図6(a)は、ピット60を形成しない場合の活性層30の断面を表す模式図である。図6(b)は、ピット60を形成した活性層30の断面を表す模式図である。簡単のために、2つの障壁層31と、その間に設けられる井戸層33と、を有する例を示している。
図6(a)に示すように、ピット60を形成しない場合、貫通転位70は、活性層30を直接貫通し、n形層20からp形層40に至る。このような構造において、活性層30に電流を流し、井戸層33に電子eと、正孔hと、を注入する場合を考える。
井戸層33では、注入された電子eと正孔hとが発光再結合し、活性層30から光hνが放射される。この例では、活性層30と、貫通転位70と、が接触するため、井戸層33に注入された電子eおよび正孔hの一部は、貫通転位70を介して井戸層33の外に漏れ出す。すなわち、この例では、発光再結合に寄与しないリーク電流が生じる。また、電子eおよび正孔hの一部は、貫通転位70を介して非発光再結合を起こし、フォノンを形成し熱となることでキャリアは失われる。即ち、この例では発光効率が低下する。
これに対し、図6(b)に示す例では、貫通転位70を起点としたピット60が形成されている。そして、活性層30と貫通転位70との間にp形層40の一部43が介在する構造となっている。これにより、活性層30と貫通転位70との接触を回避することが可能となり、貫通転位70を介した電流リークや非発光再結合を抑制することができる。結果として、井戸層33に注入された電子eと正孔nが発光再結合する確率が高くなり、図6(a)に示す例よりも活性層30の発光効率を向上させることができる。
また、p形AlGaN層が、ピット60のファセットを覆うように形成されることで、より上記効果を高めることができる。AlGaNのバンドギャップエネルギーはGaNよりも大きいので電子eの移動を妨げる効果が大きい。このため、p形AlGaN層がピット60のファセットと貫通転位70との間に形成されることで、電子eの貫通転位70への移動を抑制することができる。即ち、高効率な発光を得ることができる。
このように、活性層30を貫通したピット60を形成することにより、貫通転位70を介したリーク電流や非発光再結合を低減し、活性層30の発光効率を向上させることができる。この点を考慮すれば、例えば、図5に示すように、活性層30の全体を貫通するピット60を形成することが有利と考えられる。
しかしながら、ピット60は、Z方向に拡開するように形成される。このため、ピット60がZ方向に長く形成されると、p形層40側におけるピット60の幅Wが広くなる。この結果、例えば、ピット60が活性層30を切り取る面積が大きくなる。前述したように、貫通転位70は、例えば、10〜1010cm−2の高密度で存在する。基板としてシリコンを用いた場合、サファイアを用いる場合と比較して、GaNとの格子定数及び熱膨張係数の差が大きく、貫通転位がより発生しやすく、例えば、5×10cm−2〜2×1010cm−2の高密度で存在する。ピットの面内方向の直径は、ピットの深さとファセット角度との関係で決まる。このため、ピット60による活性層30の面積の減少は無視できないレベルとなる。すなわち、活性層30の発光面積が減少すると共に、活性層30を流れる電流密度が増加し、その発光効率が低下する。図7は、その例を示すグラフである。
図7は、実施形態に係る光半導体素子1の特性を例示するグラフである。縦軸は、PL強度(Photoluminescence Intensity)であり、横軸は、発光波長である。
図7中に示す2つのデータは、本実施形態に係るサンプルEB、および、比較例に係るサンプルCSの特性を示している。サンプルEBのピット60は、9層の井戸層33を含む活性層30において、6層目と7層目との間に始点を有し、7層目〜9層目の井戸層33を貫通するように形成されている。一方、サンプルCSでは、ピット60は、9層の井戸層33の全てを貫通するように形成されている。また、サンプルEBのX線回折によるGaN(102)面の半値全幅は419秒で、刃状貫通転位密度は1.4×10cm−2であった。また、サンプルCSのGaN(102)面の半値全幅は424秒で、刃状貫通転位密度は1.4×10cm−2で、ほぼサンプルEBと同様の貫通転位密度を持っている。
図7から明らかなように、サンプルEBのPL強度は、発光の全波長範囲において、サンプルCSのPL強度を上回っている。波長450nmの近傍に位置する発光ピークの強度で比較すると、サンプルEBのPL強度は、サンプルCSの2倍を超えている。これは、発光に寄与する井戸層33の面積が増大した効果と、面積が増大したことにより単位面積当たりのキャリアが減少し、井戸層33の単位面積あたりの発光効率が向上した効果との相乗効果によるものであると言える。窒化物半導体を用いたの発光素子においては、キャリアの注入量が増大すると発光効率が低下するドループ現象が知られており、実施形態によれば単位面積あたりのキャリア注入量を減らすことができ、発光効率の向上効果を得ることができる。
このように、活性層30中に始点を有し、Z方向に拡開するピット60を形成することにより、活性層30の発光効率を向上させることができる。窒化物半導体を用いた発光素子においては、正孔hの有効質量が大きく、p形層に最も近い井戸層による発光の寄与が大きいことが知られている。即ち、活性層30に含まれる複数の井戸層33の内の発光に寄与するものは、p形層40の近傍に設けられたものである。そして、p形層40に最も近い位置に設けられた井戸層33の寄与が大きい。したがって、ピット60の始点60aは、例えば、活性層30のZ方向の厚さの2分の1よりもp形層40に近い位置に形成することが好ましい。さらに、さらに、ピット60は、少なくとも井戸層33の総数のうち、2分の1以上の井戸層数を貫通するように形成されることが望ましい。ピット60は、少なくともp形層40に最も近い位置に設けられた井戸層33を貫通するように形成されることがより望ましい。そうすることで、p形層40に最も近い位置に設けられた井戸層33の平面の面積を大きくすることができ、高効率な発光素子を得ることができる。また、ピット60と貫通転位70の間にAlGaN層を含むことで、より貫通転位による非発光再結合を抑制し、より高効率な発光素子を得ることができる。
このように、本実施形態によれば、貫通転位が比較的高密度に存在しても、発光効率の低下を抑制し、高効率な発光素子を得ることができる。また、本実施例によると正孔hを適切な深さに設計されたピット60を通じて井戸層に注入することもでき、貫通転位密度が大きくても高効率な発光を得ることができる。貫通転位密度を減らすことが高効率な発光素子を得るために必要であると一般的に考えられているが、本実施形態に依れば、貫通転位密度が4×10cm−2以上であっても、高効率な発光素子を得ることができる。これに対応するGaN(102)面のX線半値全幅は250秒以上である。特に、基板として量産性に優れるシリコン基板を使用すると、窒化ガリウムとの格子定数差および熱膨張係数差がサファイア基板よりも大きく、転位が発生しやすいという問題がある。しかしながら本実施形態をシリコン基板上に形成することで、量産性に優れた高効率な発光素子を作製することが可能となる。シリコン基板上に形成した窒化物半導体の貫通転位密度は、例えば8×10cm−2以上である。これに対応するGaN(102)面のX線半値全幅は330秒以上である。このような場合に本実施形態を適用することで、貫通転位による非発光再結合を抑制する効果と、発光に寄与する井戸層の面積を増大させることによる発光効率を向上さる効果を大きく得ることができる。シリコン基板の直径は8インチ以上であると量産性を向上させる効果が大きい。
上記の通り、本実施形態によれば、結晶欠陥の影響を抑制した高効率の光半導体素子を実現することができる。例えば、LED、レーザーダイオードなどの発光素子では、活性層の発光効率を向上させ、高輝度の発光を実現できる。また、受光素子では、暗電流を低減し、受光感度を向上させることができる。
なお、本願明細書において、「窒化物半導体」とは、BInAlGa1−x−y−zN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦x+y+z≦1)のIII−V族化合物半導体を含み、さらに、V族元素としては、N(窒素)に加えてリン(P)や砒素(As)などを含有する混晶も含むものとする。またさらに、導電型などの各種の物性を制御するために添加される各種の元素をさらに含むもの、及び、意図せずに含まれる各種の元素をさらに含むものも、「窒化物半導体」に含まれるものとする。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・光半導体素子、 10、100・・・基板、 20・・・n形層、 20b・・・n形GaN層、 20s・・・超格子層、 21、31・・・障壁層、 23、33・・・井戸層、 30・・・活性層、 40・・・p形層、 51・・・p電極、 53・・・n電極、 60・・・ピット、 60a・・・始点、 60c・・・ファセット、 70・・・貫通転位

Claims (7)

  1. 第1導電形の第1窒化物半導体層と、
    第2導電形の第2窒化物半導体層と、
    前記第1窒化物半導体層と、前記第2窒化物半導体層と、の間に設けられた活性層と、
    を備え、
    前記活性層中に始点を有し、前記始点から前記第2窒化物半導体層に向かう第1方向に拡開したピットを有する光半導体素子。
  2. 前記第2窒化物半導体層は、前記ピットの内部を埋め込んだ部分を有する請求項1記載の光半導体素子。
  3. 前記活性層は、前記第1方向に積層された2つの第1障壁層と、前記2つの第1障壁層の間に設けられた第1井戸層を含み、
    前記ピットは、前記第1井戸層を貫通する請求項1または2に記載の光半導体素子。
  4. 前記活性層は、前記第1方向に積層された複数の障壁層と、前記複数の障壁層のそれぞれの間に設けられた複数の第1井戸層と、を含み、
    前記ピットは、少なくとも前記第2窒化物半導体層に最も近い位置に設けられた第1井戸層を貫通する請求項1または2に記載の光半導体素子。
  5. 前記第1窒化物半導体層は、前記第1方向に積層された2つの第2障壁層と、前記2つの第2障壁層の間に設けられた第2井戸層と、を含み、
    前記第2井戸層のバンドギャップは、前記第1井戸層のバンドギャップよりも広い請求項3または4に記載の光半導体素子。
  6. 前記第1井戸層および前記第2井戸層は、インジウムを含む窒化物半導体からなり、
    前記第1井戸層のインジウムの含有率は、前記第2井戸層のインジウムの含有率よりも大きい請求項5記載の光半導体素子。
  7. 前記ピットと、前記ピットの起点を通過する貫通転位の間に、アルミニウムを含む窒化物半導体を含む請求項1〜6のいずれか1つに記載の光半導体素子。
JP2014052308A 2014-03-14 2014-03-14 光半導体素子 Pending JP2015177025A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052308A JP2015177025A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 光半導体素子
TW103123046A TW201535783A (zh) 2014-03-14 2014-07-03 光半導體元件
US14/475,517 US20150263232A1 (en) 2014-03-14 2014-09-02 Optical semiconductor element
CN201410454176.4A CN104916748A (zh) 2014-03-14 2014-09-05 光半导体元件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014052308A JP2015177025A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 光半導体素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015177025A true JP2015177025A (ja) 2015-10-05

Family

ID=54069886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014052308A Pending JP2015177025A (ja) 2014-03-14 2014-03-14 光半導体素子

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20150263232A1 (ja)
JP (1) JP2015177025A (ja)
CN (1) CN104916748A (ja)
TW (1) TW201535783A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017085006A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JPWO2021106928A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015120896A1 (de) * 2015-12-02 2017-06-08 Osram Opto Semiconductors Gmbh Elektronisches Bauteil sowie Verfahren zur Herstellung eines elektronischen Bauteils
CN105470356A (zh) * 2015-12-08 2016-04-06 聚灿光电科技股份有限公司 一种双波长led芯片及其制备方法
CN105720137B (zh) * 2016-02-18 2018-09-14 圆融光电科技股份有限公司 发光二极管外延结构及其生长方法和发光二极管
DE102017124596A1 (de) 2017-10-20 2019-04-25 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelektronisches Halbleiterbauelement und Verfahren zur Herstellung eines optoelektronischen Halbleiterbauelements
EP4216291A1 (en) * 2022-01-19 2023-07-26 Nichia Corporation Light emitting element and method of manufacturing same

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3594826B2 (ja) * 1999-02-09 2004-12-02 パイオニア株式会社 窒化物半導体発光素子及びその製造方法
JP3909811B2 (ja) * 2001-06-12 2007-04-25 パイオニア株式会社 窒化物半導体素子及びその製造方法
US7385226B2 (en) * 2004-03-24 2008-06-10 Epistar Corporation Light-emitting device
US7446345B2 (en) * 2005-04-29 2008-11-04 Cree, Inc. Light emitting devices with active layers that extend into opened pits
US7535031B2 (en) * 2005-09-13 2009-05-19 Philips Lumiled Lighting, Co. Llc Semiconductor light emitting device with lateral current injection in the light emitting region
KR101164026B1 (ko) * 2007-07-12 2012-07-18 삼성전자주식회사 질화물계 반도체 발광소자 및 그 제조방법
KR100877774B1 (ko) * 2007-09-10 2009-01-16 서울옵토디바이스주식회사 개선된 구조의 발광다이오드
KR101521259B1 (ko) * 2008-12-23 2015-05-18 삼성전자주식회사 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
KR20100093872A (ko) * 2009-02-17 2010-08-26 삼성엘이디 주식회사 질화물 반도체 발광소자 및 그 제조방법
US8525221B2 (en) * 2009-11-25 2013-09-03 Toshiba Techno Center, Inc. LED with improved injection efficiency
KR101007136B1 (ko) * 2010-02-18 2011-01-10 엘지이노텍 주식회사 발광 소자, 발광 소자 패키지 및 발광 소자 제조방법
KR101683898B1 (ko) * 2010-06-21 2016-12-20 엘지이노텍 주식회사 발광 소자
KR101692410B1 (ko) * 2010-07-26 2017-01-03 삼성전자 주식회사 발광소자 및 그 제조방법
JP6005346B2 (ja) * 2011-08-12 2016-10-12 シャープ株式会社 窒化物半導体発光素子およびその製造方法
US9012921B2 (en) * 2011-09-29 2015-04-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Light emitting devices having light coupling layers
JP5908979B2 (ja) * 2012-06-13 2016-04-26 シャープ株式会社 窒化物半導体発光素子及びその製造方法
KR20140012538A (ko) * 2012-07-22 2014-02-03 김범 가청주파수 내의 공명을 이용한 오브젝트 파인더.
CN104254951B (zh) * 2013-02-19 2018-06-05 索尔思光电(成都)有限公司 适用于调制激光器系统的可变频带间隙调制器
KR102075987B1 (ko) * 2014-02-04 2020-02-12 삼성전자주식회사 질화물 반도체 발광소자

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017085006A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JPWO2021106928A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03
JP2024042006A (ja) * 2019-11-26 2024-03-27 日亜化学工業株式会社 窒化物半導体素子
JP7469677B2 (ja) 2019-11-26 2024-04-17 日亜化学工業株式会社 窒化物半導体素子
JP7659213B2 (ja) 2019-11-26 2025-04-09 日亜化学工業株式会社 窒化物半導体素子

Also Published As

Publication number Publication date
US20150263232A1 (en) 2015-09-17
TW201535783A (zh) 2015-09-16
CN104916748A (zh) 2015-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4538476B2 (ja) 半導体構造の形成方法
JP4872450B2 (ja) 窒化物半導体発光素子
TWI683448B (zh) Iii族氮化物半導體發光元件及其製造方法
US9293646B2 (en) Method of manufacture for nitride semiconductor light emitting element, wafer, and nitride semiconductor light emitting element
JP5083817B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子及びその製造方法
KR102191213B1 (ko) 자외선 발광 소자
JP5322523B2 (ja) 発光素子及びその製造方法
JP5279006B2 (ja) 窒化物半導体発光素子
CN103996769B (zh) Led外延层结构、生长方法及具有该结构的led芯片
JP2015177025A (ja) 光半導体素子
JP2010080955A (ja) 半導体装置
US8728237B2 (en) Crystal growth method for nitride semiconductor having a multiquantum well structure
JP2010010678A (ja) 量子ドットデバイスおよびその製造方法
JP2008118049A (ja) GaN系半導体発光素子
JP2008288397A (ja) 半導体発光装置
JP5048236B2 (ja) 半導体発光素子、および半導体発光素子を作製する方法
WO2015186478A1 (ja) 窒化物半導体発光素子
JP2015511776A (ja) 発光素子
US8278129B2 (en) Manufacturing method of nitride semi-conductor layer, and a nitride semi-conductor light emitting device with its manufacturing method
JP2012204540A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007200933A (ja) 窒化物系半導体素子の製造方法
JP2009231609A (ja) 半導体発光素子の製造方法
KR101198759B1 (ko) 질화물계 발광 소자
JP2015115343A (ja) 窒化物半導体素子の製造方法
JP2008227103A (ja) GaN系半導体発光素子