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JP2014062791A - 試料分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消耗品が誤投入された場合でも、その後の措置を円滑に進めることが可能な試料分析装置を提供する。
【解決手段】免疫分析装置は、キュベットC1を用いて試料測定を行うための測定機構部と、キュベットC1を投入するための投入口と、投入口から投入されたキュベットC1を測定機構部に供給するキュベット供給部と、キュベットC1と形状が異なるチップC2と、キュベットC1とを仕分ける移送レール531と、収容部と、移送レール531によって仕分けられたチップC2を収容部に誘導する誘導部55と、を備える。これにより、ユーザは、誤投入したチップC2を取り除くために煩雑な復旧作業を行う必要がなく、収容部内のチップC2を取り除くだけで、誤投入されたチップC2を取り出すことができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、消耗品を用いて分析を行う試料分析装置に関する。
従来、無作為に収容された多数のピペットチップやキュベット(消耗品)を一列に整列させて一本ずつ所定の位置に供給し、これら消耗品を用いて分析を行う分析装置が知られている(たとえば、特許文献1、2参照)。
特許文献1および特許文献2には、ピペットチップ供給ユニットおよびキュベット供給ユニットを備える自動分析装置が開示されている。特許文献2には、所定量のキュベットを一つずつに仕分け、仕分けたキュベットを所定の位置に移送するキュベット仕分機構部が記載されている。これらピペットチップとキュベットは、別々の投入口から分析装置に補充される。
特開2003−83999号公報 特開2007−240466号公報
上記特許文献1および特許文献2に記載の装置では、本来投入されるべき投入口とは異なる投入口に消耗品が誤投入されることがある。たとえば、キュベット投入口に誤ってピペットチップが投入されることがあり、そのままキュベット供給ユニットの供給動作が継続されると、誤投入されたピペットチップによって装置の動作に異常が生じる惧れがある。この場合、ピペットチップを取り除くために煩雑な復旧作業が必要になることがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、消耗品が誤投入された場合でも、その後の措置を円滑に進めることが可能な試料分析装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、試料を分析する試料分析装置に関する。この態様に係る試料分析装置は、第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、第1消耗品を投入するための投入口と、前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、収容部と、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を前記収容部に誘導する誘導部と、を備える。
本態様に係る試料分析装置によれば、第1消耗品と形状が異なる第2消耗品が、投入口に投入された場合であっても、第2消耗品が第1消耗品と仕分けされて収容部に誘導される。これにより、ユーザは、誤って投入口に第2消耗品を投入しても、収容部に収容された第2消耗品を取り除けば良く、その後の措置を円滑に進めることができる。
また、本態様に係る試料分析装置において、前記供給部が前記仕分け部を備える構成とされ得る。
また、本態様に係る試料分析装置において、前記仕分け部は、第2消耗品は通過させる
が第1消耗品は通過させない隙間を有する構成とされ得る。こうすると、簡易な構成で第1消耗品と第2消耗品とを仕分けることができる。
また、本態様に係る試料分析装置は、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を検知する検知部と、前記検知部による検知結果を通知する通知部と、をさらに備える構成とされ得る。こうすると、第2消耗品が投入口に誤って投入されたことをユーザにすぐに知らせることができるため、ユーザは、装置の停止等の対処を迅速に取ることができる。
ここで、本態様に係る試料分析装置は、前記検知部が第2消耗品を検知した場合に、前記供給部による供給動作を停止させるための指示入力を受け付ける受付部をさらに備える構成とされ得る。こうすると、第2消耗品が投入口に誤って投入されたことを知ったユーザは、試料分析装置の消耗品供給動作をすぐに停止させることができ、その後の措置を円滑に進めることができる。
また、本態様に係る試料分析装置は、前記検知部が第2消耗品を検知した場合に、前記供給部による供給動作を自動的に停止させる制御部、をさらに備える構成とされ得る。こうすると、第2消耗品が検知されると、供給部による供給動作が自動で停止されるので、ユーザの負担なく迅速に供給動作を停止させることができる。
ここで、前記供給部は、供給動作を停止する場合にも、既に所定位置に移送された第1消耗品を前記測定機構部に供給する構成とされ得る。こうすると、供給部による全ての移送動作が停止される場合と異なり、所定位置にある第1消耗品を用いて、測定機構部による動作を継続することができる。
また、本態様に係る試料分析装置において、前記誘導部は、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を滑落させて前記収容部に誘導する滑落部を含む構成とされ得る。こうすると、第2消耗品の自重を利用して簡単に収容部に誘導することができる。
また、本態様に係る試料分析装置において、前記収容部は、装置内部に設置され、且つ、装置外部に取り出し可能に構成され得る。こうすると、ユーザは、簡単に第2消耗品を取り除くことができる。
本態様に係る試料分析装置において、前記供給部は、第1消耗品に係合して第1消耗品を1つずつ移送する一対の移送レールを含み、前記隙間は、前記一対の移送レールの間の空間である構成とされ得る。こうすると、第1消耗品を移送するための移送レールを利用して、第1消耗品と第2消耗品とを仕分けることができるため、試料分析装置の簡略化を図ることができる。
ここで、第1消耗品は、測定試料の調製に用いられるキュベットであり、第2消耗品は、吸引ノズルの先端に装着されるピペットチップであっても良い。
この場合に、前記一対の移送レールの間に、第1消耗品の最大径より小さく、且つ、第2消耗品の最大径よりも大きい隙間が設けられている構成とされ得る。
本発明の第2の態様は、試料を分析する試料分析装置に関する。この態様に係る試料分析装置は、第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、第1消耗品を投入するための投入口と、前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を装置外部に誘導する誘導部と、を備える。
本態様に係る試料分析装置によれば、誤って投入された第2消耗品がユーザの手を介することなく装置外部に誘導されるので、ユーザは第2消耗品を装置内部から取り除く必要がなく、その後の措置を円滑に進めることができる。
本発明の第3の態様は、試料を分析する試料分析装置に関する。この態様に係る試料分析装置は、第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、第1消耗品を投入するための投入口と、前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を検知する検知部と、前記検知部による検知結果を通知する通知部と、を備える。
本態様に係る試料分析装置によれば、第2消耗品が投入口に誤って投入されたことをユーザにすぐに知らせることができるため、ユーザは、誤投入された第2消耗品の除去動作等の対処を迅速に取ることができる。
本発明の第4の態様は、試料を分析する試料分析装置に関する。この態様に係る試料分析装置は、第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、第1消耗品を投入するための投入口と、前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、第1消耗品を移送するとともに、第1消耗品よりも小さい第2消耗品を落下させる仕分け部と、収容部と、前記仕分け部から落下した第2消耗品を前記収容部に誘導する誘導部と、を備える。
本態様に係る試料分析装置によれば、上記第1の態様に係る試料分析装置と同様の効果が奏され得る。
上記第1ないし第4の態様に係る試料分析装置は、前記測定機構部において用いられる第2消耗品を投入するための他の投入口と、前記他の投入口から投入された第2消耗品を前記測定機構部に供給する他の供給部と、をさらに備える構成とされ得る。
ここで、第1消耗品を投入するための前記投入口と、第2消耗品を投入するための前記他の投入口が、互いに隣り合うように配置されても良い。こうすると、一連の作業によって、投入口に対する第1消耗品の補充と、他の投入口に対する第2消耗品の補充を行うことができる。なお、このように構成すると、第2消耗品を第1消耗品の投入口に誤って投入することが起こり易くなる。しかしながら、誤って第1消耗品の投入口に第2消耗品を投入しても、ユーザは、上述したように、収容部に収容された第2消耗品を取り除けば良く、第2消耗品を装置内部から取り除く必要がなく、または、通知部からの通知により誤って第2消耗品を投入したことを知ることができるため、その後の措置を円滑に進めることができる。
以上のとおり、本発明によれば、消耗品が誤投入された場合でも、その後の措置を円滑に進めることが可能な試料分析装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態により何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る免疫分析装置の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る蓋と扉の構成を示す図およびキュベットとチップの構成を示す図である。 実施の形態に係る測定部を上側から見た場合の構成を示す平面図である。 実施の形態に係るキュベット供給部の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るキュベット供給部を側面から見たときの断面図および揺動レールと移送レールの構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るキュベットおよびチップが揺動部により送り出される手順を示す図である。 実施の形態に係る測定部の構成を示す図である。 実施の形態に係る制御装置の構成を示す図である。 実施の形態に係るキュベットの移送に関するキュベット供給部の制御を示すフローチャートである。 実施の形態に係る誤投入されたチップに関するキュベット供給部の制御を示すフローチャートである。 実施の形態に係る異常処理を示すフローチャートである。 実施の形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートおよびダイアログを示す図である。 変更例に係る外部に設置された廃棄箱およびダイアログを示す図である。
本実施の形態は、血液などの検体を用いてB型肝炎、C型肝炎、腫瘍マーカおよび甲状腺ホルモンなど種々の項目の検査を行うための免疫分析装置に本発明を適用したものである。以下、本実施の形態に係る免疫分析装置について、図面を参照して説明する。
図1は、免疫分析装置1の全体構成を示す斜視図である。免疫分析装置1は、検体搬送部(サンプラ)2と、測定部3と、タッチパネルからなる表示入力部41を備えている。
検体搬送部2は、検体を収容した検体容器が保持された検体ラックを搬送可能に構成されている。測定部3は、検体搬送部2によって搬送され所定位置に位置付けられた検体容器から、検体を吸引して測定を行う。測定部3の上部と下部には、それぞれ、上方向に開閉可能な蓋301a、301bと、横方向に開閉可能な扉302が形成されている。
蓋301a、301bが開けられると、図2(a)に示すように、それぞれ、測定部3の内部に設置された第1ホッパー511とホッパー611の上方が開放される。これにより、第1ホッパー511上端の投入口511aと、ホッパー611上端の投入口611aが、それぞれ、外部に臨む。ユーザは、蓋301aを開けて、測定動作で用いるキュベットC1を投入口511aから第1ホッパー511内に投入し、蓋301bを開けて、測定動作で用いるチップC2(ピペットチップ)を投入口611aからホッパー611内に投入する。
扉302が開けられると、図2(b)に示すように、測定部3の内部に設置された収容部(収容ボックス)380の前方が開放される。収容部380は、使用済みとなったキュベットC1とチップC2を収容しており、扉302を介して外部に取り出し可能に構成されている。ユーザは、扉302を開けて収容部380を外部に取り出し、使用済みとなったキュベットC1とチップC2を廃棄する。
図2(c)、(d)は、それぞれ、キュベットC1とチップC2の構成を示す図である。
キュベットC1は、直径d11である鍔部C11と、直径d11よりも小さい直径d1
2である胴部C12から構成されている。チップC2は、直径d11よりも小さい直径d21である装着部C21と、直径d21よりも小さい直径である胴部C22から構成されている。
キュベットC1は、検体と試薬を反応させるために用いられ、各検体の測定が終了すると廃棄される。チップC2は、検体の吸引と吐出に用いられ、検体の吸引と吐出が行われる度に廃棄される。すなわち、キュベットC1とチップC2は消耗品であり、検体が混ざり合うのを防ぐために、測定部3において使い捨てとされる。このため、ユーザは測定の前に予め必要な数のキュベットC1とチップC2を、第1ホッパー511とホッパー611に投入する。
なお、キュベットC1とチップC2は、それぞれ500個入りの袋に収容されている。ユーザは、キュベットC1が収容された袋を開けて、複数のキュベットC1を第1ホッパー511に投入し、チップC2が収容された袋を開けて、複数のチップC2をホッパー611に投入する。
図1に戻り、測定部3の前面には、インジケータ303と、測定開始ボタン304aと、緊急停止ボタン304bが設置されている。ユーザは、測定開始ボタン304aが押すことにより測定動作を開始させることができ、緊急停止ボタン304bを押すことにより測定部3内の測定動作を全て停止させることができる。表示入力部41は、検体の解析結果を表示すると共に、ユーザからの指示を受け付ける。
図3は、測定部3を上側から見た場合の構成を示す平面図である。
測定部3は、キュベット供給部5と、チップ供給部6とを備えるとともに、キュベット供給部5から供給されたキュベットC1およびチップ供給部6から供給されたチップC2を用いて検体測定を行うための測定機構部として、検体分注アーム311と、R1試薬分注アーム312と、R2試薬分注アーム313と、R3試薬分注アーム314と、反応部320と、1次BF(Bound Free)分離部331と、2次BF分離部332と、R4/R5試薬供給部340と、試薬設置部350と、検出部360と、を備えている。また、測定部3には、廃棄口371、372が設けられている。
免疫分析装置1では、測定対象である血液等の検体と緩衝液(R1試薬)とを混合させ、得られた混合液に、検体に含まれる抗原に結合する捕捉抗体を担持した磁性粒子を含む試薬(R2試薬)を添加する。抗原と結合した捕捉抗体を担持する磁性粒子を1次BF分離部331の磁石に引き寄せることにより、捕捉抗体と結合しなかった検体内の成分を除去する。そして、標識抗体(R3試薬)をさらに添加した後に、標識抗体および抗原に結合した捕捉抗体を担持する磁性粒子を2次BF分離部332の磁石に引き寄せることにより、未反応の標識抗体を含むR3試薬を除去する。さらに、分散液(R4試薬)および標識抗体との反応過程で発光する発光基質(R5試薬)を添加した後、標識抗体と発光基質との反応によって生じる発光量を測定する。このような過程を経て、標識抗体に結合する検体に含まれる抗原が定量的に測定される。
キュベット供給部5は、第1貯留部51と、第2貯留部52と、移送部53と、切り出し部54を備えている。なお、キュベット供給部5の移送部53の下方(Z軸負方向側)には誘導部55(図4参照)が設けられている。
第1貯留部51は、第1ホッパー511と、発光部と受光部からなるセンサ512と、環状のベルト513を備えている。第1ホッパー511の底面には斜面が形成されており、第1ホッパー511に投入されたキュベットC1は、第1ホッパー511の底面から順
に積み重なって貯留される。センサ512は、第1ホッパー511の底面に位置するキュベットC1を検出する。ベルト513は、第1ホッパー511に貯留されたキュベットC1を第2貯留部52まで移送する。
第2貯留部52に移送されたキュベットC1は、第2貯留部52と、移送部53と、切り出し部54により移送され、R1試薬分注アーム312による試薬吐出位置P1に1つずつ供給される。キュベット供給部5の詳細な構成については、追って図4と図5(a)〜(c)を参照して説明する。
チップ供給部6は、ホッパー611と移送部612を備え、ホッパー611から投入されたチップC2を、移送部612により検体分注アーム311によるチップ装着位置(図示せず)に1つずつ供給する。チップ装着位置に位置付けられたチップC2は、検体分注アーム311のピペット311aの先端に装着される。
R1試薬分注アーム312は、ピペット312aを用いて、試薬設置部350に設置されたR1試薬を吸引し、吸引したR1試薬を試薬吐出位置P1のキュベットC1に吐出する。R1試薬が吐出されたキュベットC1は、図示しないキャッチャにより検体の位置P2に位置付けられる。検体分注アーム311は、装着されたチップC2を用いて、検体搬送部2により位置P3に搬送された検体容器内の検体を吸引し、吸引した検体を位置P2のキュベットC1に吐出する。このキュベットC1は、図示しないキャッチャにより、反応部320に移送される。検体分注アーム311による1つの検体の分注が終了すると、この検体の分注に使用されたチップC2は、廃棄口371に廃棄される。
R2試薬分注アーム313は、ピペット313aを用いて、試薬設置部350に設置されたR2試薬を吸引し、吸引したR2試薬を、R1試薬および検体を収容するキュベットC1に吐出する。
反応部320は、試薬設置部350の周囲を取り囲むように円環状に形成されており、外形に沿って所定間隔に配置された複数のキュベット設置部320aを有する。また、反応部320は、回転可能に構成されており、キュベット設置部320aを、各種処理(試薬の分注など)が行われるそれぞれの処理位置まで移動させる。キュベット設置部320aにセットされたキュベットC1は約42℃に加温される。これにより、キュベットC1内の検体と各種試薬との反応が促進される。
検体、R1試薬およびR2試薬を収容するキュベットC1は、図示しないキャッチャにより反応部320から1次BF分離部331に移送される。1次BF分離部331は、キュベットC1内の試料から捕捉抗体と結合しなかった検体内の成分を除去する。R3試薬分注アーム314は、ピペット314aを用いて、試薬設置部350に設置されたR3試薬を吸引し、吸引したR3試薬を1次BF分離部331から反応部320に移送されたキュベットC1に吐出する。
1次BF分離部331による除去処理後の試料とR3試薬とを収容するキュベットC1は、図示しないキャッチャにより反応部320から2次BF分離部332に移送される。2次BF分離部332は、未反応の標識抗体を含むR3試薬を除去する。R4/R5試薬供給部340は、図示しないチューブにより、2次BF分離部332による除去処理後の試料を収容するキュベットC1に、R4試薬およびR5試薬を順に分注する。
検出部360は、キュベットC1内の所定の処理が行われた検体の抗原に結合する標識抗体と発光基質との反応過程で生じる光を、光電子増倍管(Photo Multiplier Tube)で
取得することにより、その検体に含まれる抗原の量を測定する。検出部360による1つ
の検体の測定が終了すると、この検体を収容するキュベットC1は、図示しないキャッチャにより廃棄口372に廃棄される。
廃棄口371、372は、図2(b)に示した収容部380へと続く廃棄経路に接続されている。廃棄口371に廃棄されたチップC2と、廃棄口372に廃棄されたキュベットC1は、かかる廃棄経路を通り収容部380に収容される。
ここで、図2(a)に示すように、ユーザにより蓋301aが開けられ、第1ホッパー511にキュベットC1が投入される場合、誤って第1ホッパー511にチップC2が投入されてしまうことが起こり得る。この場合、誤投入されたチップC2が、キュベット供給部5によって移送されることにより、チップC2がキュベット供給部5の内部で詰まってしまう惧れがある。また、誤投入されたチップC2が、キュベット供給部5によって測定部3の内部にまで移送されてしまう惧れがある。このような場合には、チップC2を取り除くために煩雑な復旧作業が必要になる。
そこで、本実施の形態の免疫分析装置1では、誤って第1ホッパー511にチップC2が投入されてしまった場合でも、キュベットC1とチップC2が仕分けられるようキュベット供給部5が構成されている。以下、キュベット供給部5の構成と共に、キュベットC1とチップC2の仕分けについて説明する。
図4は、キュベット供給部5の構成を示す斜視図であり、図5(a)は、キュベット供給部5を側面から見たときの断面図である。図5(b)、(c)は、揺動レール523と移送レール531の構成を示す斜視図である。なお、図4において、第1貯留部51の図示は、便宜上省略されている。また、図4と図5(a)では、図1と図3に示した座標軸(XYZ)とは異なる座標軸(xyz)が示されている。
まず、キュベット供給部5の構成と共に、キュベット供給部5によってキュベットC1が移送される手順について説明する。
第1貯留部51の第1ホッパー511に投入されたキュベットC1は、上述したようにベルト513(図3参照)によって第2貯留部52に移送される。
図4と図5(a)を参照して、第2貯留部52は、第2ホッパー521と、発光部と受光部からなるセンサ522と、揺動レール523と、揺動ガイド524を備えている。第2ホッパー521の底面には斜面が形成されている。第2ホッパー521には、数個のキュベットC1が貯留されるよう、第1貯留部51からキュベットC1が移送される。第1貯留部51から移送されたキュベットC1は、第2ホッパー521の底面から順に積み重なって貯留される。センサ522は、第2ホッパー521の底面に位置するキュベットC1を検出する。
図5(a)、(b)を参照して、揺動レール523は、一対の扇形状の板523aと、一対の板523aに挟まれるように固定されるスペーサ523bを備えている。一対の板523aの間隔d3(スペーサ523bの厚み)は、キュベットC1の鍔部C11の直径d11よりも小さく、且つ、胴部C12の直径d12よりも大きい。また、一対の板523aには、それぞれ、軸孔523cが形成されている。y軸負方向側の板523aの軸孔523cは、y軸負方向側から軸支され、y軸正方向側の板523aの軸孔523cは、y軸正方向側から軸支される。これにより、揺動レール523は、y軸回りに回動可能となる。また、スペーサ523bには、切欠523dが形成されており、一対の板523aとスペーサ523bにより、空間S1が形成される。なお、空間S1は、請求項に記載の「隙間」に相当する。
揺動ガイド524は、揺動レール523の外側に接する一対の扇形状の板524aと、一対の板524aに挟まれるように固定されるスペーサ524bを備えている。一対の板524aには、それぞれ、軸孔524cが形成されており、一対の板524aは、それぞれ、y軸負方向側とy軸正方向側から軸支される。これにより、揺動ガイド524は、y軸回りに回動可能となる。
このように構成された揺動レール523と揺動ガイド524は、一体的に回動可能となるよう連結されている。キュベットC1は、揺動レール523と揺動ガイド524が揺動されることにより、揺動レール523と揺動ガイド524のスペーサ524bとの間を通って移送部53の移送レール531に送り出される。
図4と図5(a)、(c)を参照して、移送部53は、一対の移送レール531と、カバー532と、反射型のセンサ533、534を備えている。一対の移送レール531の間隔d4は、一対の板523aの間隔d3と同じである。一対の移送レール531の間に設けられた間隔d4により、空間S2が形成される。なお、空間S2は、請求項に記載の「隙間」に相当する。
揺動レール523と揺動ガイド524(以下、「揺動部」という)によって送り出されたキュベットC1は、一対の移送レール531の上辺に沿って自重によって滑り落ち、移送レール531の下から順に一列になって並ぶ。このとき、キュベットC1の胴部C12は空間S2に入り込み、鍔部C11のみが一対の移送レール531の上辺に支持された状態となる。
カバー532は、移送レール531の上方を保護するために設置されている。カバー532の右端は、上方向に折り曲げられた停止部532aが形成されている。センサ533、534は、それぞれ、移送レール531の中段付近と、移送レール531の最下段付近に設置されている。センサ533は、センサ533の正面(y軸正方向)位置(移送レール531の中段位置)にあるキュベットC1を検出し、センサ534は、センサ534の正面(y軸正方向)位置(移送レール531の最下段位置P4)にあるキュベットC1を検出する。
図6(a)、(b)は、第2ホッパー521の底面にあるキュベットC1が、揺動部により送り出される手順を示す図である。
まず、揺動レール523と揺動ガイド524が下方向に回動され、図6(a)に示す位置に位置付けられる。これにより、第2ホッパー521の底面に位置付けられている1個のキュベットC1が、揺動レール523とスペーサ524bとの間に引き込まれる。
続いて、揺動レール523と揺動ガイド524が上方向に回動され、図6(b)に示す位置に位置付けられる。これにより、揺動レール523とスペーサ524bとの間に引き込まれたキュベットC1が、一対の板523aの上辺(スペーサ524bと向かい合う端部)に沿って自重によって滑り落ち、一対の移送レール531上に送り出される。
このとき、滑り落ちるキュベットC1は空間S1に差し掛かると、位置t1のキュベットC1に示すように、鍔部C11が一対の板523aの上辺に支持され、胴部C12が空間S1の間に入り込む。位置t1のキュベットC1は、さらに自重によって滑り落ちると、位置t1と同様、鍔部C11が一対の板523aの上辺に支持され、胴部C12が空間S1の間に入り込んだ状態で位置t2に位置付けられる。位置t2のキュベットC1は、さらに自重によって滑り落ちると、位置t1、t2と同様、鍔部C11が一対の移送レー
ル531に支持され、胴部C12が空間S2の間に入り込んだ状態で位置t3に位置付けられる。
なお、図6(a)、(b)では、キュベットC1が、胴部C12を先頭にして、揺動レール523とスペーサ524bとの間に入る場合について示したが、キュベットC1は、図5(a)に示すように鍔部C11を先頭にして揺動レール523とスペーサ524bとの間に入った場合でも、キュベットC1は、上記の場合と同様にして移送レール531に送り出される。すなわち、鍔部C11を先頭にして空間S1に差し掛かったキュベットC1は、上記と同様に、鍔部C11が一対の板523aの上辺に支持され、胴部C12が空間S1の間に入り込む。このため、移送レール531に送り出されたキュベットC1は、上記と同様、鍔部C11が移送レール531に支持された状態となる。
図4を参照して、切り出し部54は、移送レール531の最も下に位置付けられているキュベットC1を停止させる。また、切り出し部54は、測定動作においてキュベットC1が必要になると、移送レール531に並ぶキュベットC1のうち、最も下に位置付けられているキュベットC1のみを、試薬吐出位置P1(図3参照)まで搬送する。
次に、誘導部55の構成と共に、第1ホッパー511に誤って投入されたチップC2が移送される手順について説明する。
第1貯留部51の第1ホッパー511に誤って投入されたチップC2は、キュベットC1と同様、ベルト513(図3参照)によって第2貯留部52に移送される。第1貯留部51から移送されたチップC2は、キュベットC1と同様、第2ホッパー521の底面から順に積み重なって貯留される。
図4と図5(a)を参照して、誘導部55は、移送部53の下方に設置されており、板551、552、553と、壁部554、555と、発光部と受光部からなるセンサ556を備えている。板551〜553は、xz平面に平行な板である。図5(a)は、板551、552が取り外された状態を示している。壁部554、555は、xz平面に垂直な複数の平面部を有している。板551〜553と壁部554、555により、空間S3が形成される。空間S3は、収容部380へと続く廃棄経路に接続されている。
また、壁部554、555には、それぞれ、孔554a、555aが形成されており、センサ556は、孔554a、555aを介して、空間S3内を通るチップC2を検出することができる。
図6(c)、(d)は、第2ホッパー521の底面にあるチップC2が、揺動部により送り出される手順を示す図である。
揺動レール523と揺動ガイド524が下方向に回動されると、図6(c)に示すように、第2ホッパー521の底面に位置付けられているチップC2が、揺動レール523とスペーサ524bとの間に引き込まれる。続いて、揺動レール523と揺動ガイド524が上方向に回動されると、図6(d)に示すように、揺動レール523とスペーサ524bとの間に引き込まれたチップC2は、一対の板523aの上辺に沿って自重によって滑り落ちる。
このとき、滑り落ちるチップC2は空間S1に差し掛かると、位置t4のチップC2に示すように、チップC2が空間S1に入り込む。上述したように、一対の板523aの間隔d3は、チップC2の装着部C21と胴部C22の直径よりも大きいため、位置t4のチップC2は、空間S1を通り位置t5に位置付けられる。位置t5のチップC2は、さ
らに自重によって滑り落ちると、空間S3に入り込み、壁部554に沿って滑落する。
また、チップC2が一対の板523aの上辺に沿って勢いよく滑り落ちる場合、たとえば、チップC2は、位置t7のチップC2に示すように、移送レール531に差し掛かることがある。この場合も、上述したように、一対の移送レール531の間隔d4は、チップC2の装着部C21と胴部C22の直径よりも大きいため、位置t7のチップC2は、空間S2を通り位置t8に位置付けられる。位置t8のチップC2は、さらに落下して空間S3に入り込み、位置t6のチップC2と同様、壁部554に沿って滑落する。
なお、移送レール531上のキュベットC1は、センサ533の正面(y軸正方向)位置まで並び、センサ533の正面位置よりも高い位置には並ばない。また、移送レール531上には、図4に示すように停止部532aが形成されたカバー532が設置されている。このため、一対の板523aの上辺から勢いよく滑り落ちたチップC2は、キュベットC1に衝突することなく空間S2を通り、空間S3に送られる。
図4と図5(a)に戻り、空間S3に送られ、壁部554に沿って滑落したチップC2は、空間S3内をさらに下方に落下し、センサ556によって検出され、誘導部55の下方から排出される。誘導部55の下方から排出されたチップC2は、廃棄口371、372から収容部380へと続く廃棄経路に送られる。こうして、第1ホッパー511に誤って投入されたチップC2は、収容部380に収容される。
図7は、測定部3の構成を示す図である。
測定部3は、制御部31と、ステッピングモータ部32と、ロータリーエンコーダ部33と、センサ部34と、機構部35と、発光部36を含んでいる。制御部31は、CPU31aと、メモリ31bと、通信インターフェース31cと、I/Oインターフェース31dを含んでいる。
CPU31aは、メモリ31bに記憶されているコンピュータプログラムを実行する。また、CPU31aは、I/Oインターフェース31dを介して、ステッピングモータ部32と、ロータリーエンコーダ部33、センサ部34と、機構部35と、発光部36からの信号を受信すると共に、これらの制御を行う。メモリ31bは、測定動作に必要な各種コンピュータプログラムを記憶すると共に、CPU31aの作業領域としても利用される。
通信インターフェース31cは、検体搬送部2と制御装置4に接続されている。CPU31aは、通信インターフェース31cを介して、検体搬送部2に対して指示信号を送信すると共に、検体搬送部2から送信された指示信号を受信する。また、CPU31aは、通信インターフェース31cを介して、制御装置4に対して指示信号と、検体の光学的な情報(標識抗体と発光基質との反応によって生じる発光量のデータ等)を送信すると共に、制御装置4から送信された指示信号を受信する。
ステッピングモータ部32は、ベルト513と、一体となった揺動レール523と揺動ガイド524と、切り出し部54を駆動するためのステッピングモータと、測定部3内の他のステッピングモータを含んでいる。ロータリーエンコーダ部33は、ステッピングモータ部32に含まれるステッピングモータに対応したロータリーエンコーダを含んでいる。
センサ部34は、測定開始ボタン304aと緊急停止ボタン304bが押されたことを検知するためのセンサと、第1貯留部51のセンサ512と、第2貯留部52のセンサ5
22と、移送部53のセンサ533、534と、誘導部55のセンサ556と、測定部3内の他のセンサを含んでいる。機構部35は、測定部3内の各部を駆動するための機構を含んでいる。発光部36は、インジケータ303(図1参照)を発光させるためのLEDを含んでいる。
図8は、制御装置4の構成を示す図である。
制御装置4は、パーソナルコンピュータからなり、本体40と表示入力部41から構成されている。本体40は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ハードディスク404と、読出装置405と、入出力インターフェース406と、画像出力インターフェース407と、通信インターフェース408を有する。
CPU401は、ROM402に記憶されているコンピュータプログラムおよびRAM403にロードされたコンピュータプログラムを実行する。RAM403は、ROM402およびハードディスク404に記録されているコンピュータプログラムの読み出しに用いられる。また、RAM403は、これらのコンピュータプログラムを実行するときに、CPU401の作業領域としても利用される。
ハードディスク404には、オペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムなど、CPU401に実行させるためのコンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムの実行に用いるデータが記憶されている。読出装置405は、CDドライブまたはDVDドライブ等によって構成されており、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムおよびデータを読み出すことができる。
入出力インターフェース406は、表示入力部410から出力された信号を受け付ける。画像出力インターフェース407は、画像データに応じた映像信号を表示入力部410に出力する。表示入力部410は、画像出力インターフェース407から出力された映像信号をもとに画像を表示するとともに、表示入力部410の画面を介してユーザから受け付けた指示を入出力インターフェース406に出力する。
通信インターフェース408は、測定部3に接続されている。CPU401は、通信インターフェース408を介して、測定部3に対して指示信号を送信すると共に、測定部3から送信された指示信号を受信する。
図9は、キュベットC1の移送に関するキュベット供給部5の制御を示すフローチャートである。
測定部3のCPU31aは、R1試薬を吐出するために試薬吐出位置P1にキュベットC1を移送する必要があるかを判定する(S101)。試薬吐出位置P1にキュベットC1を移送する必要がないと(S101:NO)、処理がS104に進められる。試薬吐出位置P1にキュベットC1を移送する必要があると(S101:YES)、CPU31aは、センサ534の検出信号に基づいて、移送レール531の最下段位置P4にキュベットC1があるかを判定する(S102)。
最下段位置P4にキュベットC1がないと(S102:NO)、処理がS105に進められる。最下段位置P4にキュベットC1があると(S102:YES)、CPU31aは、このキュベットC1を試薬吐出位置P1へ移送する(S103)。続いて、CPU31aは、センサ533の検出信号に基づいて、移送レール531の中段位置にキュベットC1があるかを判定する(S104)。なお、CPU31aは、センサ533が所定の時間に亘ってキュベットC1を検出し続けると、中段位置にキュベットC1があると判定す
る。
中段位置にキュベットC1があると(S104:YES)、CPU31aは、処理をS101に戻して、シャットダウン指示行われるまでS101〜S109の処理を継続する(S110)。中段位置にキュベットC1がないと(S104:NO)、CPU31aは、センサ522の検出信号に基づいて、第2ホッパー521の底面にキュベットC1またはチップC2があるかを判定する(S105)。
第2ホッパー521の底面にキュベットC1またはチップC2があると(S105:YES)、CPU31aは、上述したように揺動部による送り出しを行い、第2ホッパー521の底面にあるキュベットC1またはチップC2を送り出す(S106)。上述したように、キュベットC1が送り出された場合、このキュベットC1は移送レール531に沿って移送され、チップC2が送り出された場合、このチップC2は空間S3に送られる。そして、処理がS110に進められる。他方、第2ホッパー521の底面にキュベットC1とチップC2の何れもないと(S105:NO)、CPU31aは、センサ512の検出信号に基づいて、第1ホッパー511の底面にキュベットC1またはチップC2があるかを判定する(S107)。
第1ホッパー511の底面にキュベットC1またはチップC2があると(S107:YES)、CPU31aは、ベルト513を駆動させて、第1ホッパー511の底面にあるキュベットC1またはチップC2を第2ホッパー521に移送する(S108)。そして、処理がS105に戻される。他方、第1ホッパー511の底面にキュベットC1とチップC2の何れもないと(S107:NO)、CPU31aは、キュベットC1の補充を促すメッセージを表示する(S109)。すなわち、CPU31aは、インジケータ303を赤色に点灯すると共に、制御装置4に対して指示信号を送信する。制御信号4はこの指示信号を受信すると、表示入力部41にユーザに対してキュベットC1の補充を促すためのメッセージを表示する。そして処理がS107に戻される。キュベットC1が補充されると、インジケータ303は正常時の色に戻される。
図10は、誤投入されたチップC2に関するキュベット供給部5の制御を示すフローチャートである。なお、図10に示す制御は、図9に示す制御と並行して行われる。
測定部3のCPU31aは、免疫分析装置1が起動すると、メモリ31bにチップC2をカウントするための変数nに0を代入する(S201)。続いて、CPU31aは、センサ556の検出信号に基づいて、空間S3にチップC2が送られたかを判定する(S202)。空間S3にチップC2が送られると(S202:YES)、CPU31aはnの値を1増やす(S203)。
次に、CPU31aは、nの値が1である場合に(S204:YES)、経過時間Tのカウントを開始する(S205)。すなわち、誤投入されたチップC2が最初に空間S3に入り込んだタイミングからの経過時間Tがカウントされる。
次に、CPU31aは、nの値が1または2である場合に(S206:YES)、経過時間Tが所定値(たとえば3分)以上であるかを判定する(S207)。経過時間Tが所定値以上であると(S207:YES)、CPU31aは、nの値を0に戻す。たとえば、誤投入されたチップC2の数が1本または2本であるような場合、誤投入されたチップC2が空間S3を通るタイミングは一時的なものとなる。この場合、チップC2の誤投入をユーザに気付かせたり、キュベットC1の移送を停止させたりする必要がないと考えられるため、S208において、誤投入されたチップC2の数がリセットされる。
次に、CPU31aは、nの値が3である場合に(S209:YES)、異常処理を行う(S210)。たとえば、ユーザが第1ホッパー511に袋ごとチップC2を誤投入したような場合、経過時間Tが所定値となりnがリセットされる前に、nの値は3以上になるため異常処理が行われる。異常処理については、追って図11を参照して説明する。また、このとき、CPU31aは、インジケータ303を赤色に発光させる。異常処理が終了すると、CPU31aは、動作を再開し(S211)、インジケータ303を正常時の色に戻して、nの値に0を代入する。そして、CPU31aは、処理をS202に戻して、シャットダウン指示が行われるまで、S202〜S212の処理を継続する(S213)。
図11は、異常処理を示すフローチャートである。
測定部3のCPU31aは、制御装置4にエラー信号を送信する(S301)。続いて、CPU31aは、ベルト513を停止することにより、第1ホッパー511から第2ホッパー521へのキュベットC1とチップC2の移送を停止する(S302)。また、CPU31aは、揺動部による送り出しを停止し、キュベットC1とチップC2の送り出しを停止する(S303)。
次に、CPU31aは、図9のS101〜S103の処理のみを継続させる。すなわち、R1試薬を吐出するために試薬吐出位置P1にキュベットC1を移送する必要があると(S304:YES)、CPU31aは、センサ534の検出信号に基づいて、移送レール531の最下段位置P4にキュベットC1があるかを判定する(S305)。最下段位置P4にキュベットC1があると(S305:YES)、CPU31aは、このキュベットC1を試薬吐出位置P1へ移送する(S306)。これにより、移送レール531に貯留しているキュベットC1のみが、後段に送られることになる。
また、CPU31aは、異常処理中に制御装置4から自動復帰信号を受信したかを判定する(S307)。CPU31aは、自動復帰信号を受信すると(S307:YES)、揺動部による送り出しを行い、第2ホッパー521の底面にあるキュベットC1またはチップC2を送り出す(S308)。そして、CPU31aは、センサ522の検出信号に基づいて、第2ホッパー521の底面にキュベットC1とチップC2の何れもないかを判定する(S309)。第2ホッパー521の底面にキュベットC1またはチップC2があると(S309:NO)、処理がS308に戻される。これにより、第2ホッパー521内の全てのキュベットC1が移送レール531に移送され、第2ホッパー521内の全てのチップC2が空間S3に収容される。
なお、S308において、キュベットC1が移送レール531に送り出されると、移送レール531には、移送レール531の中段位置を超えてキュベットC1が貯留される可能性がある。しかしながら、第2ホッパー521には数個のキュベットC1しか貯留されないため、第2ホッパー521内の全てのキュベットC1が移送レール531に移送されることになる。
また、CPU31aは、異常処理中に制御装置4から動作開始信号を受信したかを判定する(S310)。CPU31aは、動作開始信号を受信するまで(S310:YES)、処理をS304に戻してS304〜S309の処理を継続する。
図12(a)は、制御装置4の処理を示すフローチャートである。
制御装置4のCPU401は、シャットダウン指示が行われるまで(S407:YES)、測定部3からエラー信号を受信したかを判定する(S401)。CPU401は、エ
ラー信号を受信すると(S401:YES)、表示入力部41にエラーメッセージを含むダイアログD1を表示する(S402)。
図12(b)は、ダイアログD1を示す図である。ダイアログD1には、チップC2が誤投入された旨を示すエラーメッセージが表示されている。また、ダイアログD1は、自動復帰ボタンD11と動作再開ボタンD12を備えている。
図12(a)に戻り、CPU401は、自動復帰ボタンD11または動作再開ボタンD12が押下されるまで処理を待機する(S403、S405)。CPU401は、自動復帰ボタンD11が押下されると(S403:YES)、測定部3に自動復帰信号を送信し(S404)し、動作再開ボタンD12が押下されると(S405:YES)、測定部3に動作再開信号を送信する(S406)。
以上、本実施の形態によれば、投入口511aから第1ホッパー511に投入されたキュベットC1は、第2ホッパー521まで移送された後、揺動部による送り出しにより、移送レール531上に移送される。また、第1ホッパー511に誤って投入されたチップC2は、第2ホッパー521まで移送された後、揺動部による送り出しにより、空間S1のみまたは空間S1、S2を通って空間S3に送られる。空間S3に送られたチップC2は、収容部380に収容される。これにより、ユーザは、誤投入したチップC2を取り除くために煩雑な復旧作業を行う必要がなく、収容部380内のチップC2を取り除くことにより、誤投入されたチップC2を取り出すことができる。
また、本実施の形態によれば、キュベットC1の鍔部C11の直径d11は、空間S1、S2の間隔d3、d4よりも大きく、キュベットC1の胴部C12の直径d12は、空間S1、S2の間隔d3、d4よりも小さい。これにより、キュベットC1の鍔部C11のみが空間S1、S2に入り込むことなく、キュベットC1は移送レール531上に移送される。また、第2ホッパー521から移送されるチップC2は、空間S1、S2の間隔d3、d4よりも小さい。本実施の形態では、このように簡易な構成によって、キュベットC1と、誤投入されたチップC2とを仕分けることができる。
また、本実施の形態によれば、誘導部55に設けられたセンサ556の検出信号に基づいてチップC2が空間S3に送られた判定されると、表示入力部41にチップC2が誤投入された旨を示すダイアログD1が表示される。これにより、ユーザは、第1ホッパー511にチップC2が誤って投入されたことを迅速に気付くことができるため、その後の対処(たとえば、チップC2を取り除いた後にキュベット供給部5の動作を再開させる処置)を迅速に行うことができる。このため、復旧作業が煩雑になることを抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、異常処理において、第1ホッパー511から第2ホッパー521への移送と、揺動部による送り出しが停止されるが、S304〜S306に示すように、移送レール531上のキュベットC1の移送は適宜継続される。これにより、キュベット供給部5全体の移送動作が停止される場合と異なり、移送レール531上に残っているキュベットC1を用いて、測定動作を継続することができる。
また、本実施の形態によれば、第1ホッパー511に誤投入されたチップC2の移送が自動で停止するため、ユーザが手動で停止させる必要がなく、ユーザの負担が軽くなる。また、誤投入されたチップC2の移送を、迅速に停止することができる。
また、本実施の形態によれば、異常処理が開始されると、図11(b)に示すダイアログD1が表示される。これにより、ユーザは、免疫分析装置1の停止や、チップC2の除
去等の対処を迅速に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、空間S3に送られたチップC2は、空間S3を形成する板551〜553と壁部554、555により、収容部380へと続く廃棄経路に誘導される。本実施の形態では、このようにチップC2の自重を利用する簡易な構成によって、誤投入されたチップC2を容易に収容部380に誘導することができる。
また、本実施の形態によれば、測定部3の内部に設置された収容部380は、扉302を開けることにより外部に取り出し可能に構成されている。これにより、ユーザは扉302を開けて収容部380を取り出すだけで、容易に誤投入されたチップC2を取り除くことができる。
また、本実施の形態によれば、一対の板523aの上辺と一対の移送レール531により、鍔部C11が支持されてキュベットC1が移送される。チップC2は、一対の板523aにより形成される空間S1と、一対の移送レール531により形成される空間S2を通り、空間S3に送られる。このように、キュベットC1を移送するための板523aと移送レール531を利用してチップC2が仕分けられるため、キュベットC1とチップC2を仕分けるための装置を別途利用することがなく、測定部3が簡素に構成される。
また、本実施の形態によれば、図2(a)に示すように、キュベットC1を投入する第1ホッパー511と、チップC2を投入するホッパー611が隣接しているため、キュベットC1の補充とチップC2の補充を、容易に行うことができる。すなわち、本実施の形態では、試料の分析処理において、同じ数ずつキュベットC1とチップC2が消費されるため、第1ホッパー511とホッパー611に対して、略同時期に、キュベットC1とチップC2を補充する必要が生じる。このため、第1ホッパー511とホッパー611を隣接させることにより、一連の作業によって、第1ホッパー511とホッパー611に対するキュベットC1とチップC2の補充を行うことができる。
しかしながら、このように第1ホッパー511とホッパー611が隣接していると、誤ってチップC2を第1ホッパー511に投入することが起こり易くなる。上記のように第1ホッパー511とホッパー611に対するキュベットC1とチップC2の補充は、一連の作業によって行われることが多いため、第1ホッパー511とホッパー611が隣接していると、第1ホッパー511に対するチップC2の誤投入が起こり易くなる。
しかしながら、このようにチップC2の誤投入が起こり易い場合でも、本実施の形態によれば、誤投入されたチップC2がキュベットC1の移送経路から除かれて収容部380へと送られる。また、これと同時に、誤投入があったことが表示され、ユーザに報知される。したがって、ユーザは、万一誤投入が生じた場合にも、誤投入後の措置を円滑に進め易くなる。このように、本実施の形態では、第1ホッパー511とホッパー611を互いに隣接させて配置することによりユーザの利便性を向上させつつ、誤投入が行われた場合にも、ユーザによるその後の措置がとられ易くなっている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態はこれらに限定されるものではない。
たとえば、上記実施の形態では、測定対象として血液を例示したが、尿についても測定対象とされ得る。すなわち、尿を検査する分析装置にも本発明を適用することができ、さらに、他の臨床検体を検査する臨床検体検査装置に本発明を適用することもできる。
また、上記実施の形態では、キュベットC1とチップC2とを仕分けたが、これに限ら
ず、キュベットC1と、免疫分析装置1とは異なる他の装置(たとえば、血液凝固装置)で用いるキュベットとを仕分けるようにしても良い。この場合、仕分け対象となる他の装置のキュベットの直径が、キュベットC1の直径d11よりも小さいものであれば良い。
また、上記実施の形態では、キュベットC1とチップC2の形状の違いに基づいて、キュベットC1とチップC2とを仕分けたが、これに限らず、相似形ではあるが大きさが異なることに基づいて、2種の物品を仕分けるようにしても良い。たとえば、キュベットC1と他の装置で用いるキュベットとを仕分ける場合、他の装置で用いるキュベットの外形は、キュベットC1の外形と相似の関係を有し、大きさが異なるものであっても良い。すなわち、請求項に記載の「形状が異なる」とは、相似形で、大きさが異なることも含むものである。
また、上記実施の形態では、板523aにより形成される空間S1と、移送レール531により形成される空間S2により、キュベットC1とチップC2との仕分けが行われたが、これに限らず、キュベットC1とチップC2とを仕分けるための構成が、第1ホッパー511内または第2ホッパー521内に設けられても良い。この場合、たとえば、第1ホッパー511内または第2ホッパー521内に、細長い開口が複数設けられ、この開口によって形成される隙間が、チップC2は通るが、キュベットC1はその一部をも通さない寸法に設定される。また、開口を通ったチップC2を収容部380へと導く誘導部が設けられる。なお、キュベットC1とチップC2とを仕分けるための構成が、キュベット供給部5とは異なる場所に設けられてもよい。たとえば、キュベット供給部5によってキュベットC1が供給される試薬吐出位置P1に開口を設け、その開口が、チップC2は通るが、キュベットC1の鍔部C11は開口の縁に支持される寸法に設定されてもよい。
また、上記実施の形態では、空間S1、S2によりキュベットC1とチップC2との仕分けが行われたが、これに限らず、他の仕分け構成により仕分けが行われても良い。たとえば、直径がd21より大きくd12よりも小さい開口に対して、キュベットC1とチップC2を上から送り込み、この開口を通過しないキュベットC1を後段の機構に供給し、この開口を通過するチップC2を収容部380に収容しても良い。
すなわち、上記実施の形態では、図5(b)に示すように、一対の板523aを互いに向き合わせることによって、キュベットC1とチップC2とを仕分けるための隙間(空間S1)が形成され、また、図5(c)に示すように一対の移送レール531を互いに向き合わせることによって、キュベットC1とチップC2とを仕分けるための隙間(空間S2)が形成された。しかしながら、キュベットC1とチップC2とを仕分けるための隙間を形成する方法は、これに限らず、この隙間が、開口や切り欠き等によって形成されても良い。すなわち、請求項に記載の「隙間」は、このように開口や切り欠き等によって形成される隙間をも含むものである。
また、キュベットC1とチップC2が形状の違いによって仕分けられたが、キュベットC1とチップC2が、形状とともに重さにおいて互いに異なる場合には、重さによってキュベットC1とチップC2が仕分けられても良い。この場合、たとえば、載置された物体の重さが所定の重さを超えると降下する受け部をキュベットC1の移送経路に配置することにより、キュベットC1とチップC2とを仕分けるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、誤投入されたチップC2のみが空間S3に送られることにより、キュベットC1が後段の機構に供給されたが、これに限らず、空間S3に送られた消耗品が後段の機構に供給され、移送レール531上に送られた消耗品の方が廃棄されるような構成であっても良い。この場合、移送レール531の先に収容部380が設けられ、空間S3の先に、後段の機構に消耗品を送るための機構が配される。
また、上記実施の形態では、板523aにより形成される空間S1と、移送レール531により形成される空間S2により、チップC2が取り除かれたが、これに限らず、空間S1のみによってチップC2が取り除かれるようにしても良い。この場合、たとえば、揺動部による送り出し動作を緩やかに行うことにより、チップC2が空間S2に入らないようにしても良い。また、カバー532の停止部532aを移送レール531の最上段に位置付けることにより、チップC2が空間S2に入らないようにしても良い。
また、上記実施の形態では、空間S3が収容部380へと続く廃棄経路に接続され、空間S3に送られたチップC2が収容部380に収容された。しかしながら、これに限らず、図13(a)に示すように、空間S3が測定部3の外部に繋がる廃棄管305に接続され、空間S3に送られたチップC2が、廃棄管305を通って、測定部3の外部に設置された廃棄箱に収容されるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、異常処理が開始されると、第1ホッパー511から第2ホッパー521への移送と揺動部による送り出しが自動的に停止されたが、かかる移送と送り出しは自動的に停止されなくても良い。この場合、図13(b)に示すように、チップC2が誤投入されたことを通知するダイアログD1に、上記移送と送り出しを停止するための移送停止ボタンD13が設置され、移送停止ボタンD13が押下されると上記移送と送り出しが停止されるようにしても良い。こうすると、ユーザはチップC2が誤投入されたことを知った場合に、迅速に上記移送と送り出しを停止することができる。また、ユーザは、緊急停止ボタン304b(図1参照)を押下する必要がなくなるため、測定部3の全ての動作を停止させることなく、上記移送と送り出しのみを停止させることができる。
また、上記実施の形態では、異常処理が開始されると、表示入力部41にダイアログD1が表示され、インジケータ303が赤色に発光された。しかしながら、これに限らず、測定部3または制御装置4に設けられたスピーカーから、ユーザに異常を報知するための警告音を出力させるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、空間S3に送られたチップC2が最初に検出されてから、経過時間Tが所定値(たとえば3分)以上となると、nの値が0に戻されたが、nの値は0に戻されなくても良い。また、空間S3に送られたチップC2が最初に検出されてから、揺動部の駆動回数が所定値以上になると、nの値が0に戻されても良い。また、ユーザにより、これら所定値が自由に設定されるようにしても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 … 免疫分析装置
3 … 測定部
31a … CPU
380 … 収容部
4 … 制御装置
401 … CPU
41 … 表示入力部
511 … 第1ホッパー
511a … 投入口
521 … 第2ホッパー
523 … 揺動レール
523a … 板
523b … スペーサ
53 … 移送部
531 … 移送レール
55 … 誘導部
551〜553 … 板
554、555 … 壁部
556 … センサ
611 … ホッパー
611a … 投入口
612 … 移送部
C1 … キュベット
C2 … チップ
d11、d21 … 直径
D1 … ダイアログ
D13 … 移送停止ボタン
P4 … 最下段位置
S1〜S3 … 空間

Claims (17)

  1. 試料を分析する試料分析装置において、
    第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、
    第1消耗品を投入するための投入口と、
    前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、
    第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、
    収容部と、
    前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を前記収容部に誘導する誘導部と、を備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  2. 請求項1に記載の試料分析装置において、
    前記供給部が前記仕分け部を備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  3. 請求項1または2に記載の試料分析装置において、
    前記仕分け部は、第2消耗品は通過させるが第1消耗品は通過させない隙間を有する、ことを特徴とする試料分析装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の試料分析装置において、
    前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果を通知する通知部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  5. 請求項4に記載の試料分析装置において、
    前記検知部が第2消耗品を検知した場合に、前記供給部による供給動作を停止させるための指示入力を受け付ける受付部をさらに備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  6. 請求項4に記載の試料分析装置において、
    前記検知部が第2消耗品を検知した場合に、前記供給部による供給動作を自動的に停止させる制御部、をさらに備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  7. 請求項5または6に記載の試料分析装置において、
    前記供給部は、供給動作を停止する場合にも、既に所定位置に移送された第1消耗品を前記測定機構部に供給する、
    ことを特徴試料分析装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか一項に記載の試料分析装置において、
    前記誘導部は、前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を滑落させて前記収容部に誘導する滑落部を含む、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の試料分析装置において、
    前記収容部は、装置内部に設置され、且つ、装置外部に取り出し可能に構成される、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  10. 請求項3に記載の試料分析装置において、
    前記供給部は、第1消耗品に係合して第1消耗品を1つずつ移送する一対の移送レールを含み、
    前記隙間は、前記一対の移送レールの間の空間である、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  11. 請求項10に記載の試料分析装置において、
    第1消耗品は、測定試料の調製に用いられるキュベットであり、
    第2消耗品は、吸引ノズルの先端に装着されるピペットチップである、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  12. 請求項10または11に記載の試料分析装置において、
    前記一対の移送レールの間に、第1消耗品の最大径より小さく、且つ、第2消耗品の最大径よりも大きい隙間が設けられている、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  13. 試料を分析する試料分析装置において、
    第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、
    第1消耗品を投入するための投入口と、
    前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、
    第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、
    前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を装置外部に誘導する誘導部と、を備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  14. 試料を分析する試料分析装置において、
    第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、
    第1消耗品を投入するための投入口と、
    前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、
    第1消耗品と形状が異なる第2消耗品と、第1消耗品とを仕分ける仕分け部と、
    前記仕分け部によって仕分けられた第2消耗品を検知する検知部と、
    前記検知部による検知結果を通知する通知部と、を備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  15. 試料を分析する試料分析装置において、
    第1消耗品を用いて試料測定を行うための測定機構部と、
    第1消耗品を投入するための投入口と、
    前記投入口から投入された第1消耗品を前記測定機構部に供給する供給部と、
    第1消耗品を移送するとともに、第1消耗品よりも小さい第2消耗品を落下させる仕分け部と、
    収容部と、
    前記仕分け部から落下した第2消耗品を前記収容部に誘導する誘導部と、を備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  16. 請求項1ないし15の何れか一項に記載の試料分析装置において、
    前記測定機構部において用いられる第2消耗品を投入するための他の投入口と、
    前記他の投入口から投入された第2消耗品を前記測定機構部に供給する他の供給部と、をさらに備える、
    ことを特徴とする試料分析装置。
  17. 請求項16に記載の試料分析装置において、
    第1消耗品を投入するための前記投入口と、第2消耗品を投入するための前記他の投入口が、互いに隣り合うように配置されている、
    ことを特徴とする試料分析装置。
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