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JP2010270081A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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JP2010270081A
JP2010270081A JP2009125171A JP2009125171A JP2010270081A JP 2010270081 A JP2010270081 A JP 2010270081A JP 2009125171 A JP2009125171 A JP 2009125171A JP 2009125171 A JP2009125171 A JP 2009125171A JP 2010270081 A JP2010270081 A JP 2010270081A
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Daishi Sakurai
大志 櫻井
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Kao Corp
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Abstract

【課題】高い整髪保持力及び優れた毛髪セット性を有しながら、ごわつきがない仕上がりを実現し、べたつきがなく、のびが良いといった使用性に優れ、保存安定性が良い毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)〜(E)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
(A)ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、及びN−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体から選ばれる1種以上の被膜形成剤、
(B)常温で固形のロウ類、
(C)常温で固形又はペースト状の炭化水素、
(D)高級脂肪酸塩、
(E)水
【選択図】なし

Description

本発明は、ヘアワックス、ヘアクリームなどの整髪料として、又はその基剤として用いられる毛髪化粧料に関する。
整髪料は、毛髪を思い通りの形状に整え維持する目的で使用され、スプレータイプ、ローションタイプ、ジェルタイプ、フォームタイプなど様々な形態のものがある。従来、頭髪に整髪性を付与するために、被膜形成剤や固形油分が汎用されている。被膜形成剤は、毛髪上に被膜を形成して毛髪を固定するものであり、アニオン性、ノニオン性、両性、カチオン性等の性質を有する各種の毛髪固定用ポリマーをセット剤として用い、これらを水、低級アルコール等の溶媒に溶解したものを骨格として、さらに増粘剤、場合により噴射剤等を適宜配合して製造されている(例えば特許文献1、2参照)。しかしながら、このような毛髪固定用ポリマーをセット剤として用いた整髪料は、毛髪同士を固着してセットを保持させる作用を有するものであってセット保持力には優れるものの、毛髪に塗布してから乾燥仕上げするまでの過程ではべたつきがあり、しかもなめらかではなく、さらに乾燥後には毛髪がごわつき、再整髪性に欠けるという欠点があった。
一方、ロウ類やワックス類などの固形油分は、その粘着性により毛髪を固定するため、被膜形成剤を用いた場合に比べ、整髪保持力は劣るものの、再整髪が容易であるという利点がある。しかしながら、固形油性成分を多く配合し整髪保持力を上げると固形油分特有のごわつきが生じ易いだけでなく、べたつき感があり、のばしにくいといった製品としての使用性も悪くなるといった問題があった(例えば特許文献3、4、5参照)。また、のびを良くするため、液状油を配合し、使用性を向上させた毛髪化粧料もあるが、整髪保持力などが劣り、うねりやはねが発生し、毛髪がまとまりにくいといった問題もあった。
このような問題点を解決するために、整髪保持力を維持しながら油分特有のべたつき感を低減させる試みがなされている。例えば、シリコーン等の油分と高分子化合物と組み合わせた毛髪化粧料(例えば特許文献6参照)、常温で固体ないし半固体のワックスと、炭化水素油及び/又はエステル油とを含有した水中油型毛髪化粧料(例えば特許文献7参照)、ワックス類とシリコーンオイルとを含有したヘアクリーム(例えば特許文献8参照)などが提案されている。
特開2003−171235号公報 特許第4074607号公報 特開2001−213742号公報 特開2007−297300号公報 特開2009−13125号公報 特許第2722221号公報 特許第3600437号公報 特開2002−370937号公報
しかしながら、これらの試みに拠っても、整髪保持力やセット性といった機能性と、べたつき感がなくのびがよいといった使用性とを両立させるには十分ではなく、未だ満足しうるものではない。さらには、油性成分を高配合量としていることから、製品保存中の温度変化により、製剤の生地荒れ、粘度低下及び液状化などと言った保存安定性の問題も有していた。
従って、本発明は、高い整髪保持力及び優れた毛髪セット性を有しながら、ごわつきがない仕上がりを実現し、べたつきがなく、のびが良いといった使用性に優れ、かつ保存安定性が良い毛髪化粧料を提供することを課題とする。
かかる実情に鑑み本発明者らは鋭意検討した結果、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体及びN−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体から選ばれる被膜形成剤と、常温で固形のロウ類と、常温で固形又はペースト状の炭化水素と、高級脂肪酸塩と、水とを組み合わせることにより、高い整髪保持力及び優れた毛髪セット性を有しながら、ごわつきがない仕上がりを実現し、べたつきがなく、のびが良いといった使用性に優れ、かつ保存安定性が良い毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
即ち本発明は、(A)ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体及びN−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体から選ばれる1種以上の被膜形成剤、(B)常温で固形のロウ類、(C)常温で固形又はペースト状の炭化水素、(D)高級脂肪酸塩、並びに(E)水を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供するものである。
本発明は、ヘアワックス、ヘアクリームなどの整髪料として、又はその基剤として用いられる毛髪化粧料とした場合に、高い整髪保持力と優れた毛髪セット性という機能性を有しながら、ごわつきがない仕上がりを実現し、べたつきがなく、のびが良いといった使用性にも優れ、さらには保存安定性にも優れる毛髪化粧料を提供することができる。
以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられる(A)ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体又はN−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体は、共重合体被膜形成剤である。これらは、それぞれ単独で用いることもできるし併用してもよい。これらの中でも、優れたセット性、ごわつきの抑制の観点から、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体が好ましい。
成分(A)の具体例として、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体は、PVA−6450(大阪有機化学工業社製)、PVP/VA S−630、PVP/VA E−735(ISP社製)、LUVISCOL VA37E、LUVISCOL VA55E、LUVISCOL VA64P、LUVISCOL VA73E(BASF社製)などが例示でき、N−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体はルビセットクリア(BASF社製)などが例示できる。
本発明の毛髪化粧料における被膜形成剤の含有量は、被膜形成剤の純分として、毛髪化粧料全組成中、好ましくは0.005〜10質量%(以下、単に%と略す)、より好ましくは0.1〜5%、さらに好ましくは0.5〜5%である。この含有量においてはごわつき感やフレーキングを抑制し、良好な整髪保持力やセット性を得ることができる。
本発明に用いられる(B)常温で固形のロウ類としては、高級脂肪酸と高級アルコールのエステルを主成分としたもので、一般的に化粧品に使用されるロウエステルであれば良い。具体的には日光ケミカルズ株式会社他、全5社により編集されている「新 化粧品ハンドブック」(平成18年10月30日発行)のI.化粧品原料 2.ロウ類に挙げられているものを指し、植物性ロウ類及び動物性ロウ類が挙げられる。その中でも、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリンなどを好ましく例示することができる。ここでいう常温とは25℃を指す。これら(B)成分は、単独で用いてもよく、また2種以上を適宜組合せて用いることもできるが、整髪保持力、セット性の観点から、2種以上を組み合わせることが好ましく、より好ましくはカルナウバロウ、キャンデリラロウ及びミツロウの中から2種以上を組み合わせることが好ましい。本発明における(B)成分の含有量は、毛髪化粧料全組成中は0.05〜20%、さらに0.8〜15%、特に1.0〜10%が好ましい。これらの含有量であれば、良好な整髪保持力、セット性が得られ、べたつきがなく、伸ばしやすさといった使用性に優れる。
本発明における(C)常温で固形もしくはペースト状の炭化水素としては、一般的に化粧品原料として用いられるものであれば良い。具体的には日光ケミカルズ株式会社他、全5社により編集されている「新 化粧品ハンドブック」(平成18年10月30日発行)のI.化粧品原料 3.炭化水素に挙げられているものを指し、その中でも、セレシン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末、ポリエチレンワックス、ワセリンなどを好ましく例示することができる。ここでいう常温とは、25℃を指す。(C)成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。好適な(C)成分としては整髪保持力や伸ばしやすさといった使用性の観点からパラフィン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックスが好ましい。
本発明における(C)成分の含有量は、所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常整髪保持力及びセット性の観点から、毛髪化粧料全組成中、5〜30%が好ましく、より好ましくは10〜25%、さらに好ましくは15〜25%である。これらの含有量であれば、整髪保持力、セット性に優れ及びべたつきを抑制し、所望の効果を得ることができる。
またべたつきの抑制や伸ばしやすさといった使用性、製造の容易性を考慮すると、(B)成分と(C)成分の含有量の合計量は、10〜50%が好ましく、15〜50%がより好ましく、20〜47%がさらに好ましい。さらに(B)成分と(C)成分との含有量の比(質量比)は、(B):(C)=1:0.8〜1:400が好ましく、(B):(C)=1:1〜1:20がより好ましく、(B):(C)=1:2〜1:10であることがさらに好ましい。
(D)成分の高級脂肪酸塩を構成する高級脂肪酸(D1)としては、例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸などの炭素数12〜22の高級脂肪酸;オリーブ油、ヤシ油、パーム油、綿実油などの植物性油脂由来の高級脂肪酸;魚油、牛脂などの動物性油脂由来の高級脂肪酸などを例示することができる。これら成分は、それぞれ単独で用いてもよく、2種以上を適宜組合せて用いることもできる。好適な(D1)成分としては、製剤の保存安定性の観点から、炭素数12〜22の高級脂肪酸が好ましく用いられる。ここで、炭素数12〜22の高級脂肪酸には、飽和又は不飽和の高級脂肪酸が含まれ、また直鎖及び分岐脂肪酸が含まれる。より好ましくは炭素数14〜20の高級脂肪酸であり、さらに好ましくはステアリン酸である。
(D)成分の高級脂肪酸塩の塩(D2)としては、アルカリ金属塩や有機アミン塩などを例示することができる。具体的には、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩などの有機アミン塩などが挙げられる。塩(D2)としては、製剤の保存安定性という観点から、有機アミン塩が好ましく、トリエタノールアミン塩がより好ましい。
これら(D)成分である高級脂肪酸塩は、予め塩の形にしたものを用いても良いし、高級脂肪酸(D1)と中和用の塩(D2)を配合成分とし、組成物中で高級脂肪酸塩を形成させても良い。中和用の塩としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム及び前記の有機アミンが挙げられる。その場合には、高級脂肪酸(D1)と中和用の塩(D2)との配合量の和をもって高級脂肪酸塩の配合量とする。所望の効果が付与されるのであれば特に限定されないが、通常、乳化安定性の観点から、高級脂肪酸塩として、毛髪化粧料全組成中に0.5〜15%が好ましく、1〜15%がより好ましく、3〜10%がさらに好ましい。
本発明に用いられる成分(E)水は、通常化粧料に配合することが可能な水であれば特に限定されないが、蒸留水やイオン交換水等の精製水が好ましく用いられる。
本発明の毛髪化粧料における(E)成分の水の配合量は特に限定されるものではないが、本発明に用いられる(B)、(C)、(D)の種類や配合量に応じて、安定した乳化組成物が形成される領域内となるように、配合量を適宜調整する必要がある。水の含有量は20〜90%、さらに30〜85%、特に40〜80%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料のpHについては、pHが7.0〜9.0に調整することが好ましく、7.5〜9.0であることがより好ましく、7.8〜8.8が最も好ましい。これらの範囲であれば、乳化安定性の良好な毛髪化粧料とすることができる。
本発明の毛髪化粧料には、上記の必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲で、粘度調整剤、髪質改良剤、乳化助剤、水性成分、紫外線吸収剤、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、ヘアケア用の美容成分等、毛髪用の化粧料において汎用である他の成分の配合が可能である。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。
実施例に記載の整髪保持力、セット性、ごわつき、べとつき、のびの良さ、保存安定性に関する試験法について以下に示す。また、以下の表1及び2に示す毛髪化粧料の組成物の配合量は、それぞれ質量%で示す。
(1)官能試験
10名のパネラーを用いて、表1及び2で示した毛髪化粧料を使用して、整髪保持力、セット性、ごわつきのなさ、べとつきのなさ、のびの良さについて官能評価した。
より詳細には、毛髪化粧料約1gを手にとり、毛髪全体に均一に塗布し、塗布時または塗布してから所定時間経過後の状態について聞き取り調査して評価した。
尚、評価基準は以下の通りである。
<整髪保持力>
整髪後、イスに座って安静にして4時間経過した後、再度自分の毛髪の状態を確認して整髪保持力(キープ力)の良否を評価する。
◎:非常に良好〔整髪保持力が良いと答えた被験者が8名以上〕
○:良好 〔整髪保持力が良いと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い 〔整髪保持力が良いと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔整髪保持力が良いと答えた被験者が4名未満〕
<セット性>
整髪時のセット性(思い通りに整髪が可能か)についてその良否を評価する。
◎:非常に良好〔セット性が良いと答えた被験者が8名以上〕
○:良好 〔セット性が良いと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い 〔セット性が良いと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔セット性が良いと答えた被験者が4名未満〕
<ごわつきのなさ>
整髪時のごわつき感についてその良否を評価する。
◎:非常に良好〔ごわつき感がないと答えた被験者が8名以上〕
○:良好 〔ごわつき感がないと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い 〔ごわつき感がないと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔ごわつき感がないと答えた被験者が4名未満〕
<べとつきのなさ>
整髪時のべとつき感についてその良否を評価する。
◎:非常に良好〔べとつき感がないと答えた被験者が9名以上〕
○:良好 〔べとつき感がないと答えた被験者が6名以上9名未満〕
△:やや悪い 〔べとつき感がないと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔べとつき感がないと答えた被験者が4名未満〕
<伸びの良さ>
整髪時の伸びの良さ(塗布のし易さ)についてその良否を評価する。
◎:非常に良好〔伸びが良いと答えた被験者が8名以上〕
○:良好 〔伸びが良いと答えた被験者が6名以上8名未満〕
△:やや悪い 〔伸びが良いと答えた被験者が4名以上6名未満〕
×:悪い 〔伸びが良いと答えた被験者が4名未満〕
(2)保存安定性試験
表1及び2で示した毛髪化粧料を100mLの透明ガラス製容器に入れて密封し、往復恒温槽(5℃〜30℃のサイクル恒温槽)に1ヶ月保存し、視覚判定により下記の基準で評価を行った。
◎:外観の変化がほとんどなく、香りや使用性の変化を感じない。
○:外観の変化はほとんどなく、香りや使用性に若干の変化を感じる。
△:僅かに油浮きや分離が認められる。
×:明らかに油浮きや分離が認められる。
表1及び2に記載の配合組成よりなる毛髪化粧料を常法により調製し、前記各試験実施した。その結果を表1及び2に併せて示す。
実施例1〜12、比較例1〜10
Figure 2010270081
Figure 2010270081
表1及び2より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜12はいずれも優れた性能を示していた。一方、本発明の構成を欠く比較例1〜10では、整髪保持力、セット性、ごわつき、べとつき、のびの良さ、保存安定性のいずれかの点で劣っており、本発明の目的を達成できなかった。
以下、常法により実施例13〜15の毛髪化粧料を製造した。
実施例13<ヘアワックス(ハードタイプ)> 配合量(質量%)
N−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体
(ルビセットクリア、BASF社製、樹脂含有量20%の水溶液)・・・(A)
20.0
キャンデリラロウ・・・(B) 2.0
コメヌカロウ・・・(B) 3.0
カルナウバロウ・・・(B) 2.0
パラフィン・・・(C) 15.0
マイクロクリスタリンワックス・・・(C) 5.0
ステアリン酸・・・(D1) 5.0
トリエタノールアミン・・・(D2) 3.0
ステアリルアルコール 5.0
ミネラルオイル 10.0
グリセリン 2.0
マルチトール液 2.0
プロピレングリコール 1.0
ヒドロキシプロピルトリモニウムハニー
(ハニーコート50、Arch Personal Care Products L.P社製) 0.1
エチルグルコシド液 0.2
加水分解シルク液 0.2
カワラヨモギエキス 0.2
ムラサキセンブリエキス 0.2
ユキノシタエキス 0.2
L−アルギニン 0.01
ハチミツ 0.2
ツバキエキス 0.2
セージ葉エキス 0.2
オレンジ果実エキス 0.2
レモンエキス 0.1
高重合ポリエチレングリコール
(ポリオックスWSR−303、U.C.C.社製) 0.2
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.2
フェノキシエタノール 0.5
香料 0.2
純水 残 部
※pHは8.5。
上記ヘアワックスは、整髪保持力、セット性、ごわつき、べとつき、のびの良さ、保存安定性の全ての項目において、優れた性能を示した。
実施例14<ヘアワックス(ソフトタイプ)> 配合量(質量%)
N−ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体
(PVP/VA S−630、I.S.P社製)・・・(A) 3.0
ミツロウ・・・(B) 5.0
コメヌカロウ・・・(B) 2.0
セレシン・・・(C) 3.0
ポリエチレン末・・・(C) 3.0
ワセリン・・・(C) 10.0
ステアリン酸・・・(D1) 2.0
ミリスチン酸・・・(D1) 2.0
水酸化カリウム・・・(D2) 3.0
セチルアルコール 5.0
オクタン酸セチル(サラコス816、日清オイリオ社製) 5.0
パルミチン酸エチルヘキシル(サラコスP−8、日清オイリオ社製) 5.0
ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/オクチドデシル)
(エルデュウPS−203、味の素社製) 0.2
ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)
(エルデュウPS−306、味の素社製) 0.2
ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ベヘニル)
(Plandool−H、日本精化社製) 0.5
マカデミアナッツ油 0.2
ツバキ油 0.2
ローズピップ油 0.2
ヒマワリ油 0.2
サフラワー油 0.2
アーモンド油 0.2
ヒマシ油 0.2
ホホバ油 0.2
オリーブ油 0.2
スクワラン 0.2
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.05
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
(ユビナールAplus、BASF社製) 0.1
パラベン 0.3
香料 0.2
純水 残 部
※pHは7.8。
上記ヘアワックスは、整髪保持力、セット性、ごわつき、べとつき、のびの良さ、保存安定性の全ての項目において、優れた性能を示した。
実施例15<ヘアワックス(アレンジタイプ)> 配合量(質量%)
N−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体
(ルビセットクリア、BASF社製、樹脂含有量20%の水溶液)・・・(A)
10.0
N−ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体
(PVP/VA S−630、I.S.P社製)・・・(A) 3.0
鯨ロウ・・・(B) 2.0
ラノリン・・・(B) 5.0
ポリエチレンワックス・・・(C) 5.0
マイクロクリスタリンワックス・・・(C) 15.0
ステアリン酸・・・(D1) 1.5
パルミチン酸・・・(D1) 2.5
トリエタノールアミン・・・(D2) 1.8
セチルアルコール 3.0
水添ポリイソブテン 3.0
水添ポリデセン 5.0
イソドデカン 1.0
ポリエーテル変性シリコーン(シリコンFZ-2250、東レ・ダウコーニング社製)1.0
ジメチルポリシロキサン(100mm2/s) 2.0
ホホバワックスPEG−120 0.1
グルコシルトレハロース 0.1
加水分解コンキオリン液 0.2
加水分解大豆タンパク 0.2
加水分解コムギタンパク 0.2
加水分解トウモロコシタンパク 0.1
加水分解コラーゲン 0.1
ローヤルゼリーエキス 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
(ソフトシェードA、味の素社製) 0.05
クロルフェネシン 0.3
香料 0.2
純水 残 部
※pHは8.1。
上記ヘアワックスは、整髪保持力、セット性、ごわつき、べとつき、のびの良さ、保存安定性の全ての項目において、優れた性能を示した。
上記各実施例で用いられた香料は下記のものである。
Figure 2010270081
以上詳述した如く、本発明は、ヘアワックス、ヘアクリームなどの整髪料として、又はその基剤として用いられる毛髪化粧料に関し、さらに詳細には、高い整髪保持力及び優れた毛髪セット性を有しながら、ごわつきがない仕上がりを実現し、べたつきがなく、のびが良いといった使用性に優れ、保存安定性が良い毛髪化粧料として利用可能である。

Claims (3)

  1. 次の成分(A)〜(E)を含有することを特徴とする毛髪化粧料。
    (A)ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、及びN−ビニルピロリドン/(メタ)アクリルアミド/ビニルイミダゾール共重合体から選ばれる1種以上の被膜形成剤、
    (B)常温で固形のロウ類、
    (C)常温で固形又はペースト状の炭化水素、
    (D)高級脂肪酸塩、
    (E)水
  2. 成分(B)及び(C)の合計量が10〜50質量%であり、(B):(C)(質量比)=1:0.8〜1:400である請求項1に記載の毛髪化粧料。
  3. pHが7.0〜9.0である請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
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