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JP2007169230A - 整髪剤組成物 - Google Patents

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JP2007169230A
JP2007169230A JP2005371439A JP2005371439A JP2007169230A JP 2007169230 A JP2007169230 A JP 2007169230A JP 2005371439 A JP2005371439 A JP 2005371439A JP 2005371439 A JP2005371439 A JP 2005371439A JP 2007169230 A JP2007169230 A JP 2007169230A
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hair
composition
alkyl
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wax
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JP2005371439A
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Taketoshi Ito
武利 伊藤
Megumi Aono
恵 青野
Arinori Miyahara
有紀 宮原
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

【課題】ロウ類及び油脂類を用いた整髪剤組成物のべたつきを低減し、髪のまとまりが良く、かつ組成物の保存安定性に優れた整髪剤組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】(A)融点20〜50℃のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上と、(B)アルキル変性シリコーンとを含有する整髪剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は整髪剤組成物に関し、より詳細には、髪のまとまりが良く、べたつきが低減され、かつ組成物の保存安定性に優れた整髪剤組成物に関するものである。
従来、整髪剤組成物として、毛髪のまとまり、セット保持性等の整髪性を得るためにセット樹脂による高分子化合物の被膜を利用した毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1:特開平6−287116号公報、特許文献2:特開平9−20626号公報参照)。しかしながら、セット樹脂による整髪は毛髪同士を接着してしまうため、自然な風合いに欠けるうえ、櫛通り・指通りが悪く、一度櫛通し等で被膜をはがしてしまうと、整髪性は失われるという欠点があった。このような欠点を克服するために、常温固体のロウ状物質を整髪剤として用いる方法が提案されている(例えば、特許文献3:特開平10−45546号公報、特許文献4:特開平11−124316号公報参照)。しかしながら、これらロウ状物質を用いた整髪剤では、べたつきが生じてしまい、その改善が望まれていた。これに対して、ジメチルポリシロキサンを併用することですべり性を向上させ、べたつき感を低減させる方法が提案されている(例えば、特許文献5:特開2002−370937号公報参照)。しかしながら、この方法においては、整髪剤としての保存安定性が必ずしも十分とはいえず、成分の分離や組成物粘度の変化が生じてしまう場合があった。なお、本発明に関連する先行技術文献としては下記が挙げられる。
特開平6−287116号公報 特開平9−20626号公報 特開平10−45546号公報 特開平11−124316号公報 特開2002−370937号公報 特開2005−213252号公報
本発明は、上記事情に鑑み成されたもので、ロウ類及び油脂類を用いた整髪剤組成物のべたつきを低減し、髪のまとまりが良く、かつ組成物の保存安定性に優れた整髪剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、(A)融点が20〜50℃である比較的融点の低いロウ類又は油脂類と(B)アルキル変性シリコーンとを含有する整髪剤組成物とすることで、髪に塗布した際のべたつきのない良好な感触と、まとまりの良さ、整髪剤組成物としての保存安定性を両立できることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
従って、本発明は
[1].(A)融点20〜50℃のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上と、(B)アルキル変性シリコーンとを含有する整髪剤組成物、
[2].(B)アルキル変性シリコーンが炭素数8〜28のアルキル基を有するオルガノポリシロキサンである請求項1記載の整髪剤組成物を提供する。
本発明によれば、ロウ類及び油脂類を用いた整髪剤組成物のべたつきを低減し、髪のまとまりが良く、かつ組成物の保存安定性に優れた整髪剤組成物を提供することができる。
本発明の(A)成分は融点20〜50℃のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上である。具体的には、クプアスバター(融点27℃)、ムルムルバター(融点33℃)、シアバター(融点37℃)、ワセリン(融点38℃)、イソパラフィンワックス(融点49℃)、木ロウ(融点50℃)、カカオ脂、パーム油、牛脂、牛骨脂、豚脂、馬脂、羊脂、ラノリン、水添ラノリン等が挙げられる。これらの中でも、クプアスバター、ムルムルバター等の融点のより低いものが特に好ましい。なお、具体的に、クプアスバター(香栄興業(株)製)、ムルムルバター(香栄興業(株)製)、シアバター(一丸ファルコス(株)製)、ワセリン(島貿易)、イソパラフィンワックス(日本精蝋(株)製)、木ロウ(セラリカ、NODA)等を使用することができる。
(A)成分の配合量は、通常整髪剤組成物中0.01〜60質量%、好ましくは0.1〜40質量%、より好ましくは0.2〜30質量%であり、この範囲で、特に髪のまとまり等の整髪効果、べたつき低減効果が得られ、60質量%を超えると毛髪の手触り感にゴワつきやベタつき等の不具合を感じる場合がある。
本発明においては、髪のまとまり等の整髪効果をより高めるため、かつべたつきのなさを両立する点から、(A)融点20〜50℃のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上と、融点50℃を超え90℃以下のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上とを組み合わせることか好ましい。融点50℃を超え90℃以下の融点のロウ類、油脂類としては、例えば、キャンデリラロウ(融点64℃)、硬化ヒマシ油、硬質ラノリン、カルナウバロウ、コメヌカロウ、水素添加コメヌカロウ、イボタロウ、サラシモンタロウ、サトウキビロウ、ベイベリーロウ、オウリキュリーロウ、エスパルトロウ、水添ホホバロウ、ミツロウ、サラシミツロウ、鯨ロウ、セラックロウ、パラフィンロウ、オゾケライト、セレシン、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
融点50℃を超え90℃以下のロウ類及び油脂類の配合量は、整髪剤組成物中0.01〜60質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜40質量%である。(A)融点20〜50℃のロウ類及び油脂類と、融点50℃を超え90℃以下のロウ類及び油脂類との質量比は1:0.3〜1:1の範囲が好ましい。
なお、本発明における融点とは、融点に幅がある場合はその最低温度である。融点の測定法としては、一般の熱分析機器(DTA;示差熱分析計、DSC;示差走査熱量分析計)が使用できる。これら熱分析機器による融点の測定は、一般的な操作範囲であれば特に問題なく行えるが、例えば、10℃から5℃/分で昇温させた時の融解ピークの開始温度から求めることができる。
本発明の整髪剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、上記成分以外の油脂類、ロウ類を配合することができる。具体的には、ごま油、なたね油、とうもろこし油、サフラワー油、大豆油、アホガド油、アーモンド油、オリーブ油、カロット油、キューカンバー油、シソ油、ヤシ油、ククイナッツ油、グレープシード油、小麦胚芽油、米油、コメ胚芽油、サザンカ油、茶油、椿油、ヘーゼルナッツ油、ローズヒップ油等が挙げられる。
本発明の(B)成分はアルキル変性シリコーンであり、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アルキル変性シリコーンとしては、炭素数8〜28のアルキル基を有するオルガノポリシロキサンが好ましい。(B)アルキル変性シリコーンとしては、下記一般式(1)で表されるオルガノポリシロキサンが挙げられる。
Figure 2007169230
(式中、R1〜R5は独立に炭素数1以上のアルキル基又は炭素数2以上のアルケニル基を示す。但し、R1〜R5の中で1つは炭素数2以上のアルキル基である。aは0又は1以上の整数、bは1以上の整数、cは0又は1以上の整数であって、aとcの両方又はどちらか一方は1以上の整数である。)
(B)アルキル変性シリコーンとしては、例えば、degussa社のABIL WAX 9800,9801,9810P,9814,9840、東レ・ダウコーニング(株)製のSF8416、SILSOFT 034等が好適である。(B)アルキル変性シリコーンとしては、炭素数8〜28のアルキル基を有するものが好ましく、例えば、上記一般式(1)中、R1,R2は独立に炭素数1〜28のアルキル基、R3,R4は独立に炭素数1〜7のアルキル基、R5は炭素数8〜28のアルキル基を示すものが好ましい。
(B)アルキル変性シリコーンの配合量は、通常、整髪剤組成物中0.01〜40質量%であり、好ましくは0.1〜30質量%、より好ましくは0.1〜20質量%である。この範囲で、特に髪のまとまり等の整髪効果、べたつき低減効果が得られ、40質量%を超えて配合しても、効果の向上が見込めず不経済となる場合がある。
本発明の整髪剤組成物には、前述の成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲で、一般の毛髪化粧料に配合されている各種添加成分を所望に応じ、配合することができる。
これらの添加成分としては、例えば、(A)成分以外のシリコーン化合物、カチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤、高分子化合物、トリメチルグリシン、ヒアルロン酸等の保湿剤、タンパク加水分解物、生薬、ビタミン、殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、クエン酸やコハク酸等の有機酸及びその塩、炭化水素、エステル油、高級アルコール、着色剤、pH緩衝剤、香料、溶剤(エタノール等)、脂肪酸、微粒子粉末等が挙げられる。
(A)成分以外のシリコーン化合物としては、例えば、ジメチルポリシロキサン等のシリコーン重合体(高重合ジメチルポリシロキサン、シリコーンゴムを含む)、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ベタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン等のアルキル変性シリコーン以外の変性シリコーン、環状シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン、架橋型シリコーン末、メチルシロキサン網状重合体、シリコングラフトポリマー等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジオレイルジメチルアンモニウム、塩化ジデシルジメチルアンモニウム、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン、酢酸ミリスチン酸アミドブチルグアニジン、酢酸パルミチン酸アミドブチルグアニジン、ジステアリルジメチルアンモニウムサルフェート、ステアリルエチルジヒドロキシエチルアンモニウムエチルサルフェート、N−ヤシ油脂肪酸アシルL‐アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸ナトリウム、ステアリン酸アルギニン、パルミチン酸アルギニン、ラウリン酸アルギニン、ヤシ油脂肪酸アルギニン、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル燐酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチル−β−アラニンナトリウム、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸二ナトリウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、スルホコハク酸二ナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、リンゴ酸モノラウリルアミドナトリウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、2−アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、水素添加大豆リン脂質、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、N−[3−アルキルオキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンフィトステロールエーテル、硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等が挙げられる。
高分子化合物としては、ポリビニルピロリドン、アルキル樹脂、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カチオン化セルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、アクリル酸・メタクリル酸共重合体、カルボキシビニルポリマー等が挙げられる。
これらの添加成分は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができ、また、整髪剤組成物を調製する際の適当な段階で配合することができる。
本発明の整髪剤組成物に使用される香料組成物は、特開2003−95895号公報の表5〜19に記載した香料組成物A〜Eに準じ、香料組成物を配合する場合、整髪剤組成物全量に対して香料組成物が0.00001〜50質量%となるように配合すると好適であり、より好ましくは、0.0001〜30質量%配合される。
本発明の整髪剤組成物は、例えば液状、クリーム状、ワックス状、ジェル状、泡状、霧状等の各種形状に調製して利用でき、各剤系の常法に準じて調製することができる。さらに、本発明に係る整髪剤組成物は、ヘアウォーター、ヘアオイル、ヘアクリーム、ヘアワックス、ヘアジェル、ヘアフォーム、ヘアスプレー、ヘアミスト等として利用できる。これらの中で、ヘアワックスが最も好ましい。
また、本発明の整髪剤組成物を例えば泡沫生成エアゾール型として使用する場合、配合する噴射剤としては、例えば液化石油ガス、窒素ガス、二酸化炭素ガス等を使用することができる。
本発明の整髪剤組成物は、毛髪のまとまり、セット保持性、再整髪性等の整髪効果に優れ、べたつきのない良好な感触を有し、かつ優れた組成物の保存安定性を得ることができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示す。
[実施例1〜7、比較例1〜2]
表1に示す組成のヘアワックスを調製し、実施例1〜7及び比較例1〜2のヘアワックス(整髪剤組成物)を得た。各ヘアワックスについて、まとまりの良さ、べたつきのなさ及び組成物の保存安定性を下記方法により評価し、結果を表1に併記する。
(1)まとまりの良さ、べたつきのなさ
女性パネラー20名がジャー容器に充填したヘアワックスを使用し、「まとまりの良さ」、「べたつきのなさ」について評価した。評価を下記評価基準で示す。
〈まとまりの良さ、べたつきのなさ評価基準〉
◎:まとまりの良さ、べたつきのなさが良好と解答したものが20名中16名以上
○:まとまりの良さ、べたつきのなさが良好と解答したものが20名中11〜15名
△:まとまりの良さ、べたつきのなさが良好と解答したものが20名中6〜10名
×:まとまりの良さ、べたつきのなさが良好と解答したものが20名中5名以下
(2)保存安定性
ジャー容器に充填したヘアワックスを40℃・3ヶ月間保存し、保存後のヘアワックスの分離(離水)の有無を目視にて判定した。
Figure 2007169230
[実施例8]
ディスペンサータイプのウォーター剤
下記処方のウォーター剤を調製し、PET製ポンプディスペンサー容器に充填した。
組成 %
アルキル変性シリコーン 0.5
クプアスバター(融点27℃) 0.1
アミノ変性シリコーンエマルション(1)
(SM−8704C、東レ・ダウコーニング(株)製 1.2
没食子酸−3,5−ジグルコシド 0.4
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.5
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 0.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
POE(20)ステアリルエーテル 3.0
N−メタクリロイルオキシジエチル−N,N−ジメチルアミノエチル 0.05
−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体
(ユカフォーマー510、三菱化学(株)製)
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
無水ピロリン酸ナトリウム 0.05
グリコール酸 1.0
香料組成物A 0.1
エタノール 20.0
精製水 残部
合計 100.0
[実施例9]
ノンエアゾールポンプフォーム
下記処方のフォーム剤を調製し、ポリプロピレン製ポンプフォーム容器に充填した。なお、pHは4.5に調整した。
組成 %
アルキル変性シリコーン 0.3
ムルムルバター(融点33℃) 0.2
カチオン化スターチ(センサマーCI−50;30%、オンデオナルコ社製)
1.0
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 0.5
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 3.0
3−メチル−1,3−ブタンジオール 10.0
シリコーンエマルション 2.0
(FZ−4188、東レ・ダウコーニング(株)製)
アミノ変性シリコーンエマルション(2) 2.0
(FZ−4672、東レ・ダウコーニング(株)製)
ポリオキシエチレン(30)ステアリルエーテル 0.9
ラウリルジメチルアミンオキシド 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
クエン酸 0.5
ジエタノールアミン 1.0
香料組成物C 0.1
エタノール 20.0
精製水 残部
合計 100.0
[実施例10]
ジェル
下記処方のジェルを調製し、PET製ポンプタイプ容器に充填した。なお、pHは4.4に調整し、粘度は1.5〜3Pa・sに調整した。
組成 %
アルキル変性シリコーン 0.1
シアバター(融点37℃) 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.5
ポリオキシエチレン(40)硬化ヒマシ油 3.0
シリコーンエマルション 5.0
(FZ−4188、東レ・ダウコーニング(株)製)
テトラオレイン酸POE(30)ソルビット 1.5
デカグリセリルモノイソステアレート 2.0
モノエタノールアミン 0.5
ヒドロキシエチルセルロース 適量
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
無水ピロリン酸ナトリウム 0.2
グリコール酸 適量
エタノール 20.0
香料組成物D 0.05
精製水 残部
合計 100.0
[実施例11]
エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを製造した。なお、容器はアルミニウム製の耐圧缶を用いた。
(原液)
組成 %
アルキル変性シリコーン 1.0
イソパラフィンワックス(融点49℃) 1.0
アミノ変性シリコーン 2.0
(SF8452C、東レ・ダウコーニング(株)製)
テトラオレイン酸POE(6)ソルビット 1.5
カチオン化セルロース(XK−503、ライオン(株)製) 0.1
ジプロピレングリコール 6.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.5
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 2.0
トリエタノールアミン液(30%水溶液) 2.0
香料組成物C 0.1
エタノール 20.0
精製水 残部
合計 92.0
(ガス)
LPGガス 8.0
合計 100.0
[実施例12]
ヘアワックス
下記処方のヘアワックスを調製し、帯電防止剤及び紫外線吸収剤を練り込んだポリプロピレン製のジャータイプ容器に充填した。
組成 %
アルキル変性シリコーン 2.0
クプアスバター(融点27℃) 5.0
ワセリン(融点38℃) 20
木ロウ(融点50℃) 5.0
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 1.0
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 0.5
ジイソステアリン酸デカグリセリル 5.0
カルボキシビニルポリマー 0.5
キサンタンガム 0.25
水溶性固体シリコーン(KF−6004、信越化学工業(株)製) 2.0
シリコーンパウダー 1.0
(トスパール2000B、ジーイー東芝シリコーン(株)製)
スクアラン 2.0
キャンデリラロウ 1.0
リンゴエキス 2.0
ポリオキシプロピレン(14)ジグリセリル 4.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
ジエタノールアミン 1.0
香料組成物B 0.05
エタノール 5.0
精製水 残部
合計 100.0
[実施例13]
ジェル
下記処方のジェルを調製し、ポリプロピレン製チューブ容器に充填した。
組成 %
アルキル変性シリコーン 0.3
木ロウ(融点50℃) 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.5
キサンタンガム 0.25
シリコーンペースト(KSG−21、信越化学工業(株)製) 5.0
ポリオキシエチレン(20)ステアリルエーテル 8.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
トリエタノールアミン 1.5
香料組成物E 0.05
エタノール 15.0
精製水 残部
合計 100.0
[実施例14]
ヘアクリーム
下記A,Bを70℃でそれぞれ溶解し、BにAを加えて均一に乳化し、さらに冷却しながらCを加えて、下記処方のクリームを調製し、アルミラミネートチューブに充填した。
組成 %
(A油相部)
アルキル変性シリコーン 5.0
クプアスバター(融点27℃) 2.0
ワセリン(融点38℃) 5.0
流動パラフィン 1.0
モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40EO) 3.0
ヤシ油脂肪酸ソルビタン 2.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
(B水相部)
ポリオキシエチレン(60)フィトステロール 0.5
テトラオレイン酸POE(60)ソルビット 0.5
塩化パルミチルトリメチルアンモニウム 0.3
ジプロピレングリコール 2.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
精製水 残部
C香料組成物D 0.05
合計 100.0
[実施例15]
エアゾールフォーム
下記処方のエアゾールフォームを調製し、PET製耐圧容器に充填した。
組成 %
(原液)
アルキル変性シリコーン 2.0
ムルムルバター(融点33℃) 1.0
ワセリン(融点38℃) 0.5
アミノ変性シリコーン 1.0
(SF8704C、東レ・ダウコーニング(株)製)
ポリオキシエチレン(30)フィトステロール 1.5
テトラオレイン酸POE(40)ソルビット 0.5
EO変性シリコーン 4.0
ポリオキシエチレン(30)ステアリルエーテル 1.0
モノエタノールアミン 2.5
安息香酸 0.1
香料組成物B 0.2
エタノール 20.0
精製水 残部
合計 80.0
(ガス)
LPG 10.0
DME 10.0
合計 100.0
なお、上記各例で使用した香料組成物A,B,C,D,Eは、特開2003−95895号公報の表5〜19に記載した香料組成物A〜Eを用いた。また、上記以外の香料を本発明の整髪剤組成物に配合する場合も、特開2003−95895号公報に記載した香料、香料組成物を用いた。上記実施例8〜15について、上記実施例1〜6と同様、まとまりの良さ、べたつきの、分離(離水)の有無を評価したところ、いずれも良好であった。
実施例等で使用した原料を下記に示す。なお、例中の各成分の量は成分純分換算した量である。
Figure 2007169230
Figure 2007169230

Claims (2)

  1. (A)融点20〜50℃のロウ類及び油脂類から選ばれる1種又は2種以上と、(B)アルキル変性シリコーンとを含有する整髪剤組成物。
  2. (B)アルキル変性シリコーンが炭素数8〜28のアルキル基を有するオルガノポリシロキサンである請求項1記載の整髪剤組成物。
JP2005371439A 2005-12-26 2005-12-26 整髪剤組成物 Pending JP2007169230A (ja)

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