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JP2010184270A - 回転型塑性加工装置 - Google Patents

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JP2010184270A
JP2010184270A JP2009030259A JP2009030259A JP2010184270A JP 2010184270 A JP2010184270 A JP 2010184270A JP 2009030259 A JP2009030259 A JP 2009030259A JP 2009030259 A JP2009030259 A JP 2009030259A JP 2010184270 A JP2010184270 A JP 2010184270A
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Hiroaki Ishida
博昭 石田
Shigeo Murata
重雄 村田
Tsugumasa Matsuda
承真 松田
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】複数のローラを共通の機構上に支持する場合にも、重量及びコストの軽減が図れるとともに、用途に応じた適切な配置関係とされる回転型塑性加工装置を得る。
【解決手段】被加工材4を主軸D回りに回転させる駆動回転機構16、被加工材4を塑性加工するローラ2、ローラ2をX軸方向・Z軸方向及びY軸方向の3軸方向で位置決めする3軸位置決め機構3を備え、ローラ2として、重加工用ローラ2aと軽加工用ローラ2bとを備え、両ローラをY軸方向に移動させて被加工材4の加工を行うローラを選択的に決定する移動選択機構S1を備え、主軸Dからみて移動選択機構S1側のY軸方向において、主軸Dの回転基端側に重加工用ローラ2aが、回転先端側に軽加工用ローラ2bが配設され、重加工用ローラ2aを使用する重加工状態において移動選択機構S1による重加工用ローラ2aの回転先端側への更なる移動を規制する機械的規制機構S1dを設ける。
【選択図】図8

Description

本発明は、スピニング加工装置あるいは転造装置等の回転型塑性加工装置に関する。
以下、回転型塑性加工装置の一例としてのスピニング加工装置を例にとって説明する。
スピニング加工装置は、ローラを被加工材を介在させた状態で成形型の外周面に押し付け、その外周面に沿わせて移動させることで、被加工材を成形型の外周面に沿う形状にスピニング加工(いわゆる塑性加工)するものである(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、複数のローラを備えたスピニング加工装置が開示されている。
本件と同一の出願人による出願であり、この文献に開示のスピニング加工装置は、同特許文献1の図3に示すように、マンドレルの周りに3つのローラRを備えて加工を行うことが可能とされている。ここで、スピニング加工装置に異なったローラが装備している理由は、例えば、重加工用ローラ、軽加工用ローラを、加工の進展や加工後の形状などに合わせて適宜選択使用して加工を進めるためである。
同特許文献1に開示のスピニング加工装置では、同特許文献1の図4に示されるように、ローラは、主軸に対して近接・離間する方向であるX方向及び主軸に沿った方向であるZ方向とに、移動・位置決め自在とされている。
どのローラを加工に使用するかは、X方向における各ローラの位置を適切に選択して、加工を行うこととなる。
特開2007−283381号公報
特許文献1に記載のスピニング加工装置は、ローラを3種備える構成とされるが、その構成に起因して、ローラ個別に3つの2軸位置決め機構を設ける必要があった。即ち、ローラをX軸方向及びZ軸方向でそれぞれ移動・位置決め可能な2軸位置決め機構を、ローラの数だけ装備する必要があるが、この装置は自ずと重量が大きく、コスト高なものとなっていた。
さらに、例えば、重加工用ローラと軽加工用ローラとでは、加工時に受ける加工反力は、その用途等に起因して異なる。通常、重加工用ローラは、被加工材をその元形状から所定の中間形状まで粗加工するため、加工反力が大きく、受けるべきトルクも大きい。一方、軽加工用ローラは粗加工を終了した被加工材の形状を調整することを目的として使用されるため、加工反力が小さく、受けるべきトルクも小さい。
従って、これらローラの配置構成は、その用途目的に合致したものとすべきであるが、従来、複数のローラを共通のフレームに支持する場合に、主軸周りに回転する被加工材との位置関係で、この種の問題は検討されていず、改良の余地があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のローラを共通の機構上に支持する場合にも、重量及びコストの軽減が図れるとともに、用途に応じた適切な配置関係とされる回転型塑性加工装置を得ることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る回転型塑性加工装置の特徴構成は、
成形型及び前記成形型の形状に沿って塑性加工される被加工材を主軸回りに回転させる駆動回転機構と、
回転状態にある前記被加工材に当接して、前記被加工材を前記成形型の形状に沿った形状に塑性加工するローラと、
前記ローラを、前記主軸に対して近接・離間するX軸方向、前記主軸と平行なZ軸方向、及びX軸方向及びZ軸方向に対して直交するY軸方向の3軸方向で位置決めする3軸位置決め機構と、
前記3軸位置決め機構を働かせて、前記被加工材を前記成形型の形状に沿った形状に塑性加工すべく前記3軸位置決め機構を働かせる制御装置を備えて構成され、
前記ローラとして、重加工用ローラと軽加工用ローラとを備え、
前記重加工用ローラ及び前記軽加工用ローラの両方を、前記Y軸方向に移動させて、前記被加工材の加工を行うローラを選択的に決定する移動選択機構を備え、
前記主軸からみて前記移動選択機構側の前記Y軸方向において、前記主軸の回転基端側に前記重加工用ローラが、回転先端側に前記軽加工用ローラが配設され、
前記重加工用ローラを使用する重加工状態において、前記移動選択機構による前記重加工用ローラの前記回転先端側への更なる移動を規制する機械的規制機構が設けられることにある。
この回転型塑性加工装置でも、被加工材は、駆動回転機構により回転されながら、ローラがその外面に当接して加工される。
ローラの位置は、制御装置からの制御指令に従った3軸位置決め機構により決定される。
ここで、X軸方向及びZ軸方向に関しては、先に説明した従来技術の場合と同様である。
さて、この回転型塑性加工装置では、ローラとしては、重加工用ローラと軽加工用ローラとが備えられており、これらローラの選択が移動選択機構によるY軸方向の位置決め選択で決定されるように構成されている。理解を容易とするため、実施の形態において、移動選択機構がシリンダ機構である図8に基づいて説明すると、ピストンロッドが伸出した姿勢での加工時には、重加工用ローラが被加工材に当接する構造とされ、ピストンロッドが引退した姿勢での加工時には、軽加工用ローラが被加工材に当接する構造とされる。図8は、それぞれの状態を示しており、(a)が前者の重加工状態に対応し、(b)が後者の軽加工状態に対応している。
被加工材が主軸周りに回転する状態(図8において時計回りの矢印で回転方向を示す)で、その被加工材にローラが当接すると、その回転軌跡の接線方向の力がローラに働く。この力の方向は、Y軸方向における回転先端側への方向であり、図8に示す状況では、実線白抜き矢印で示すように同図下方向の力である。
重加工用ローラと軽加工用ローラとを比較すると、上記の接線方向の力(図8の構成では、下向きの力)は、重加工用ローラの方が大きい。
そして、被加工材の加工を考えた場合、本来的には、Y軸方向における重加工用ローラの被加工材との当接位置は変わらないことが原則とされる。
そこで、本願にあっては、機械的規制機構を設けて、重加工用ローラの回転先端側への更なる移動を規制する。結果、機械的規制機構により重加工状態でローラが受ける大きなひきずり力を確実に受け止め、安定したローラの位置を確保して加工を行える。
上記の構成において、
前記移動選択機構が、前記Y軸方向に設けられるシリンダ機構であり、
前記重加工用ローラが前記被加工材を塑性加工する重加工状態で、前記シリンダ機構のピストンロッドがシリンダから伸出した伸出姿勢に維持され、
前記軽加工用ローラが前記被加工材を塑性加工する軽加工状態で、前記シリンダ機構のピストンロッドがシリンダ側に引退した引退姿勢に維持されることが好ましい。
この構成では、シリンダ機構を利用して、加工に使用するローラの選択が可能となる。さらに、回転基端側から回転先端側へピストンロッドが伸出するシリンダ機構の配置で、ローラの移動選択が可能な構成を容易に実現できる。
移動選択機構としてシリンダ機構を採用する場合、重加工状態で使用するローラのY軸方向での位置決めは、基本的に機械的規制機構により決定するものとでき、軽加工状態で使用するローラのY軸方向での位置決めは、シリンダ機構に供給される流体圧によるものとできるため、シリンダ機構として小型のものを使用でき、同時にコンパクトな装置を実現できる。
さらに、前記重加工状態において、前記ピストンロッドに備えられるピストンがシリンダの端部に当接し、前記シリンダの端部が前記機械的規制機構となる構成を採用することが好ましい。
この構成では、シリンダ機構を構成するシリンダの端部により機械的規制機構を実現するため、別途、機械的規制機構用の部材を設けることなく、シリンダ機構のみで本願の目的を達成することができる。
一方、機械的規制機構を別部材で実現する場合は、前記重加工状態において、前記ピストンロッドがストッパーに当接し、前記ストッパーが前記機械的規制機構となる構成を採用しておけばよい。
また、移動選択機構としてシリンダ機構を採用する場合、前記軽加工状態において、前記ピストンロッドのY軸方向での位置が、シリンダ機構に供給される流体により調整されることが、上述の通り好ましい。
本願に係る縦型スピニング加工装置の正面図 本願に係る縦型スピニング加工装置の平面図 3軸位置決め機構の作動状態を示す斜視図 3軸位置決め機構の分解斜視図 3軸位置決め機構のX軸方向に沿った縦断面図 Z軸方向上側のスライダー位置での3軸位置決め機構のY軸方向に沿った水平断面図 Z軸方向下側のスライダー位置での3軸位置決め機構のY軸方向に沿った水平断面図 重加工用ローラ及び軽加工用ローラの作動状態を示す図 重加工用ローラ及び軽加工用ローラの軸方向断面の構造を示す図 別実施形態の説明図
以下、本願に係る回転型塑性加工装置の一例としての縦型スピニング加工装置1を図面に基づいて説明する。
図1は、具体的には、縦型スピニング加工装置1を使用して、被加工材4であるアルミ鋳造素材をスピニング加工して車両用ホイールを形成している状態を示している。
説明に際しては、先ず、縦型スピニング加工装置1の概略構成を説明し、その後、本願の特徴構成であるローラ2(加工体の一例)の支持構造に関して説明する。
〔縦型スピニング加工装置の概略構成〕
フレーム構造
図1、図2に示すように、縦型スピニング加工装置1は、装置下部に備えられる下部固定フレーム5と、当該下部固定フレーム5に立設される3本の柱状固定フレーム6と、これら3本の柱状固定フレーム6の上部に配設される上部固定フレーム7とを備えて構成されている。前記柱状固定フレーム6は、左側に備えられる単一の柱状固定フレーム6aと、右側に備えられる一対の柱状固定フレーム6bとが備えられている。
下部固定フレーム5、柱状固定フレーム6及び上部固定フレーム7は、本願における加工装置基体を成す。
前記下部固定フレーム5の左側には、被加工材4を主軸周りに回転させるための主軸モータM1が配設されている。
下部固定フレーム5は、正面視、方形に形成されており、平面視、その左側に成形型17の幅に概略一致された幅狭架台部5aを、その右側に、一対の柱状固定フレーム6bを支持することが可能な幅を有する幅広架台部5bを備えて構成されている。これら一対の柱状固定フレーム6bの間には、後述する、第1保持フレーム10、第2保持フレーム11が位置されるように構成されている。幅狭架台部5aと幅広架台部5bとの間は、下部固定フレーム5の幅が順次、拡大する構成が採用されている。
前記下部固定フレーム5の右側および上側の周部(図1において右側の領域及び図2において上側の領域)には、所定の機器が載置される機器載置架台13が設けられている。図示する例では、下部固定フレーム5に対して右側に位置される機器載置架台13の上部には、加工装置1で使用する油圧を発生する油圧発生機器14が載置されている。図2において、下部固定フレーム5に対して上側に位置される機器載置架台13の上部には、装置の移動の際に機器載置架台13に固定される制御装置ケース15が載置されている。制御装置ケース15内には制御装置Cが収納される。
従って、前記上部固定フレーム7も、平面視、下部固定フレーム5の形状に対して相似な形状とされている。
主要加工機構
主要加工機構として、本願に係る縦型スピニング加工装置1は、駆動回転機構16、ローラ2、3軸位置決め機構3及び制御装置Cを備えて構成されている。
縦型スピニング加工装置1は、主軸D周りに回転するアダプター9を備えて構成されており、アダプター9上に成形型17を配設し、その成形型17に当接させた状態で被加工材4をスピニング加工(塑性加工)する。本例の場合は、被加工材4は一端側(図1に示す上端側)の加工を施したホイール素材である。前記アダプター9の回転は、先に説明した主軸モータM1により実行される。
従って、駆動回転機構16は、成形型17及び成形型17の形状に沿って塑性加工される被加工材4を主軸D回りに回転させる構成とされている。
さらに図1に示すように、主軸Dの上方には、成形型17に取り付けた被加工材4を上側から押圧して固定するための心押機構18が配設されている。この心押機構18には、被加工材4に当接してアダプター9側に付勢する押圧具18aと、該押圧具18aを上下に移行させる油圧シリンダ等の移動機構18bとから構成されている。押圧具18aは、被加工材4の回転に伴って従動回転するように構成されている。
加工体、3軸位置決め機構及び制御装置
縦型スピニング加工装置1は、アダプター9上で主軸D周りに回転する被加工材4をスピニング加工(塑性加工)するローラ2を備えて構成されている。このローラ2も、被加工材4の回転に伴って従動回転するように構成されている。
さらに、縦型スピニング加工装置1は、前記ローラ2を、主軸Dに対して近接・離間するX軸方向(図1の左右方向)、主軸Dと平行なZ軸方向(図1の上下方向)及びX軸方向及びZ軸方向に対して直交するY軸方向(図1の紙面表裏方向)の3軸方向で位置決めする3軸位置決め機構3及び被加工材4を成形型17の形状に沿った形状に塑性加工すべく3軸位置決め機構3を働かせる制御装置Cが備えられている。
即ち、縦型スピニング加工装置1では、制御装置Cには、予め、被加工材4に対するローラ2の位置を加工に適した位置に維持すべき情報が記憶されており、この情報が3軸位置決め機構3に送られることで、ローラ2の位置を適切に設定しながら加工を行うことができる。
3軸位置決め機構3に関して簡単に説明すると、ローラ2は、第3保持フレーム12に保持され、当該第3保持フレーム12が第2保持フレーム11に、第2保持フレーム11が第1保持フレーム10に、入れ子状態で保持され、これら3つの保持フレーム10,11,12を適切に位置決めすることで、ローラ2の位置が位置決めされる。
前記主軸Dと平行なZ軸方向に関しては、Z軸モータM3により、一対の柱状固定フレーム6bに対して第1保持フレーム10がZ軸方向に移動可能、位置決め可能に構成されている。
前記主軸Dに対する近接・離間方向であるX軸方向に関しては、X軸モータM2により、第1保持フレーム10に対して第2保持フレーム11がX軸方向に移動可能、位置決め可能に構成されている。
前記Y軸方向に関しては、Y軸油圧シリンダS1により、第2保持フレーム11に対して第3保持フレーム12がY軸方向に移動可能、位置決め可能に構成されている。
主軸Dの方向及びZ軸方向が鉛直方向であり、X軸方向が水平面内で規定され、主軸Dに対して近接・離間する方向である。従って、Y軸方向は、水平面内でX軸に直交する方向となる。
図4、図8、図9等に示すように、本例では、ローラ2として一対のローラ2a,2bが第3保持フレーム12に保持されている。即ち、前記ローラ2として、図9に示すように、ローラ軸に沿った断面で、加工端の曲率半径が大きな重加工用ローラ2a、及び重加工用ローラ2aより加工端の曲率半径が小さな軽加工用ローラ2bが備えられている。そして、上記のY軸方向の位置決めにより、重加工用ローラ2aと軽加工用ローラ2bとを選択的に使用して、スピニング加工を行うことができる。図8(a)は、重加工用ローラ2aにより加工を行っている状態を示しており、図8(b)は、軽加工用ローラ2bにより加工を行っている状態を示している。
さらに、図6に示すように、主軸Dに対して第3保持フレーム12が配設される側(図6における主軸Dより右側)では、Y軸方向において、主軸Dの回転基端側(図6の時計方向の矢印基端側)に重加工用ローラ2aが、回転先端側(図6の矢印先端側)に軽加工用ローラ2bが配設されている。
そして、通常の加工にあっては、加工処理には、重加工用ローラ2aをY軸方向の所定位置に固定して加工を行う。一方、重加工用ローラ2aによる加工の後、軽加工用ローラ2bをY軸方向で可変設定しながら加工が行われる。
加熱機構
縦型スピニング加工装置1には、アダプター9上の被加工材4を加熱するための加熱機構19が設けられており、加熱機構19に備えられるバーナ19aにより形成される火炎で、被加工材4を適切に加熱することができる。この加熱機構19による加熱部位は、図2に示すように、前記ローラ2が被加工材4に当接する当接部位とは異なった周方向の位置とされている。
操作装置
縦型スピニング加工装置1には、別体の操作盤20が設けられており、操作盤20から加工の開始・終了等の操作を実行可能に構成されている。
以上が、本願に係る縦型スピニング加工装置1の概略構成であるが、以下、本願の特徴である、3軸位置決め機構3を中心とする構成に関して説明する。
上記のように、本例では、一対の柱状固定フレーム6bに対して第1保持フレーム10がZ軸方向に、第1保持フレーム10に対して第2保持フレーム11がX軸方向に、さらに、第2保持フレーム11に対して第3保持フレーム12がY軸方向に、それぞれ移動可能、位置決め可能に構成されている。
各フレームの接続は、一方のフレームに配設されるレールRと、当該レールRの長手方向に移動自在なスライダーLとを備えたスライド機構SMによるものとされている。以下、個々に説明する。
図3、図4に示すように、一対の柱状固定フレーム6bのそれぞれにレールR1を、第1保持フレーム10に4個(二対)のスライダーL1を備えて、一対の柱状固定フレーム6bに対して第1保持フレーム10をZ軸方向に移動自在としている。
具体的には、前記一対の柱状固定フレーム6bのそれぞれは、主軸側の面に、Z軸方向に一対のレールR1を備えている。
前記第1保持フレーム10は、図3、図4、図5等に示すように、中央側に方形の第2保持フレーム挿通孔10aを有する主軸側プレート10bと、当該主軸側プレート10bの反主軸側に伸出され、上部に開いた概略函状の第2保持フレーム収納部10cとを備えて構成されている。この第2保持フレーム収納部10cは、主軸側プレート10bに主軸側が連結された底プレート101及び一対の側プレート102と、底プレート101及び一対の側プレート102の反主軸側に連結される反主軸側プレート103を備えて構成されている。
前記主軸側プレート10bの反主軸側の面で、前記第2保持フレーム挿通孔10aのZ軸方向下側及び上側それぞれに、Y軸方向で対を成す一対のスライダーL1が備えられている。
図5に示すように、第2保持フレーム11を第1保持フレーム10に対してX軸方向に移動させるボールネジ型の直動機構(X軸方向駆動機構の一例)RDxは、前述のX軸モータM2から伸びるネジ軸であるX軸方向回転駆動軸(駆動軸の一例)Dx及び第2保持フレーム11に備えられる実質的にボールネジナットである被駆動部104から構成されている。
さらに、前記Z軸モータM3は、前記上部固定フレーム7に固定されており、このZ軸モータM3からZ軸方向に延設されるボールネジ型の直動機構RDzにより、前記第1保持フレーム10はZ軸方向に移動可能・位置決め可能である。ボールネジ型の直動機構RDzは、前述のZ軸モータM3から伸びるネジ軸であるZ軸方向回転駆動軸Dz及び第1保持フレーム10に備えられる実質的にボールネジナットである被駆動部111から構成されている。
図7に示すように、第1保持フレーム10を構成する底プレート101の上側に4個(二対)のスライダーL2を、第2保持フレーム11の下側に一対のレールR2を備えて、第1保持フレーム10に対して第2保持フレーム11をX軸方向に移動自在としている。
前記第2保持フレーム11は、図5、図6、図7に示すように、概略函状に構成されており、その底面の下側に、X軸方向に延びる一対のレールR2が備えられている。
従って、第2保持フレーム11は、第1保持フレーム10に設けられたスライダーL2上をX軸方向でガイドされながら、X軸モータM2の回転に伴ってX軸方向に移動可能・位置決め可能である。
第2保持プレート11の主軸側面には、4個(二対)のスライダーL3を備えている。この二対のスライダーL3は、それら一対がそれぞれ、Y軸方向に配設されている。第3保持フレーム12の反主軸側にY軸方向に延びる一対のレールR3を備えて、第2保持フレーム11に対して第3保持フレーム12をY軸方向に移動自在としている。
前記第3保持フレーム12は、図5、図6、図7に示すように、概略プレート状に構成されており、その主軸側面に、ローラ2を支持するローラ支持部2sを備えるとともに、反主軸側面にY軸方向に延びるレールR3を備えている。さらに、第2保持フレーム11には、Y軸方向に延びるY軸油圧シリンダS1(シリンダ機構、移動選択機構の一例)のシリンダ本体S1aを固定して備えられており、当該Y軸油圧シリンダS1のピストンロッドS1bが第3保持フレーム12に連結して備えられている。
従って、第3保持フレーム12は、第2保持フレーム11に設けられたスライダーL3上をY軸方向にガイドされながら、Y軸油圧シリンダS1に設けられるピストンロッドS1bの伸出・引退に伴って、前記第3保持フレーム12はY軸方向に移動可能・位置決め可能である。
図6から判明するように、一対設けられるローラ支持部2sは、一対のローラ2(2a,2b)を支持する構成とされているが、この支持部2sに対して、一対のローラ2は、それぞれ自由に回転するように構成されている。
以上が、3軸位置決め機構3の構成であるが、本願にあっては、ローラ2が被加工材4に当接する当接部(加工作用位置30)と、各スライダー機構SM及びボールネジ型の直動機構RDx、RDzの位置関係が独特の構成が採用されている。
Z軸方向に関しては、以下の独特の構成が採用されている。
図5に示すように、Z軸方向において、加工作用位置30が、柱状固定フレーム6b(加工装置基体)に対する第1保持フレーム10の支持部間(第1保持フレーム10にZ軸方向に一対設けられるスライダーL1の間)の位置とされている。この支持部を本願ではZ軸方向支持部と呼ぶ。
さらに、Z軸方向において、加工作用位置30が、ボールネジ型の直動機構RDxに備えられる駆動軸Dxの軸線上に位置されるように構成されている。
また、第2保持フレーム11と第3保持フレーム12との間では、前記加工作用位置30は、Z軸方向に一対設けられるスライダーL3で下側スライダーL3の位置に設定されている。この支持部も本願におけるZ軸方向支持部の一例である。
一方、Y軸方向に関しては、図6から判明するように、前記加工作用位置30は、一対の第3保持フレーム12の支持部間(Y軸方向に設けられる一対のスライダーL3の間)に位置される構成が採用されている。この支持部を本願ではY軸方向支持部と呼ぶ。
さらに、図6に示すように、Y軸方向で、加工作用位置30が、Z軸方向駆動機構RDzの駆動軸Dzと同一位置にされる。
このように加工作用位置30を、適正な位置とすることにより、加工に伴うひずみ変形を最小として、加工の信頼性を確保するとともに、加工に伴う振動の発生を抑制することができる。
本願に係る縦型スピニング加工装置1には、第3保持フレーム12には、Y軸方向において、主軸Dの回転基端側に重加工用ローラ2aが、回転先端側に前記軽加工用ローラ2bが配設されているが、これら加工用ローラ2の使用時に、各ローラ2について、Y軸油圧シリンダS1に備えられるピストンロッドS1bが、シリンダ本体S1aに対して、特別の位置関係を取るように構成されている。
図7及び図8に示すように、スピニング加工を重加工用ローラ2aを使用して実行する状態、即ち、重加工用ローラ2aが被加工材4を塑性加工する重加工状態において、当該Y軸油圧シリンダS1に関してピストンロッドS1bがシリンダ本体S1aから伸出した伸出姿勢に維持される(図8(a)参照)。一方、スピニング加工を軽加工用ローラ2bを使用して実行する状態、即ち、軽加工用ローラ2bが被加工材4を塑性加工する軽加工状態で、Y軸油圧シリンダS1に関してピストンロッドS1bがシリンダ本体S1a側に引退した引退姿勢に維持される構成が採用されている(図8(b)参照)。ここでいう引退状態とは、重加工状態におけるピストンロッドS1bの伸出量より、その伸出量が小さいことを意味する。
そして、この例では、前記重加工状態において、ピストンロッドS1bに備えられるピストンS1cがシリンダ本体S1aの端部S1dに当接し、シリンダの端部S1dが機械的規制機構となる構成が採用されている。従って、重加工状態においては、ピストンロッドS1bの伸出側への更なる伸出を規制する機械的規制機構により、その位置が設定される。
一方、前記軽加工状態において、ピストンロッドS1bのY軸方向での位置が、Y軸油圧シリンダS1に供給される流体により調整される構成が採用されている。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(A) 上記の実施の形態では、回転型塑性加工装置がスピニング加工装置である場合を示したが、被加工材を軸周り回転させながら、当該被加工材に何らかの部材(この部材を本願では加工体と呼んでいる)を当接させて塑性加工する装置に、本願構造を採用できる。
(B) 上記の実施の形態では、主軸周りに被加工材を回転させるための駆動回転機構を設け、加工体であるローラの回転は、当該被加工材の回転により起こされる従動回転形態の構成を採用したが、ローラ側から被加工材を回転するものとしてもよい。
(C) 上記の実施の形態では、X軸方向駆動機構を、X軸方向の所定位置で軸線周りに回転される駆動軸と、この駆動軸の回転に伴ってX軸方向に移動される被駆動部とを備えて構成し、被加工材に対する加工体の加工作用位置を、X軸方向駆動機構の軸線上に位置される構成とした。この構成が好ましいが、スライド機構であっても、ある程度のモーメントを受けることが可能であるため、第2保持フレームと第1保持フレームとの間に、第1保持フレームから第2保持フレームを前記X軸方向に移動自在に保持するスライド機構を設けるとともに、第1保持フレームに対して第2保持フレームをX軸方向に移動させるX軸方向駆動機構を設け、Z軸方向において、被加工材に対する加工体の加工作用位置が、スライド機構と前記X軸方向駆動機構との間に位置される構成としてもよい。
(D) 上記の実施の形態では、第2保持フレームと第3保持フレームとの間では、加工操作位置は、Z軸方向に一対設けられるスライダーL3で下側スライダーL3の位置としているが、一対設けられるスライダーL3間の位置としてもよい。
(E) 上記の実施の形態では、Y軸油圧シリンダS1(シリンダ機構)の端部を機械的規制機構として使用する例を示したが、図10に示すように、Y軸油圧シリンダS1とは独立にストッパーstを配設して、重加工状態において、ピストンロッドS1bがストッパーstに当接し、このストッパーstが機械的規制機構となる構成を採用してもよい。
以上説明したように、複数のローラを共通の機構上に支持する場合にも、重量及びコストの軽減が図れるとともに、用途に応じた適切な配置関係とされる回転型塑性加工装置を得ることができた。
1 スピニング加工装置(回転型塑性加工装置)
2 ローラ(加工体)
2a 重加工用ローラ
2b 軽加工用ローラ
3 3軸位置決め機構
4 被加工材
6b 柱状固定フレーム(加工装置基体)
10 第1保持フレーム
11 第2保持フレーム
12 第3保持フレーム
17 成形型
30 加工作用位置
104 被駆動部
111 被駆動部
Dx 駆動軸
Dz 駆動軸
L1 スライダー(Z軸方向支持部)
L2 スライダー(Z軸方向支持部・Y軸方向支持部)
SM スライド機構
R3 レール
RDx X軸方向駆動機構
RDz Z軸方向駆動機構
S1 Y軸油圧シリンダ(シリンダ機構、移動選択機構)
S1a シリンダ本体
S1b ピストンロッド
S1c ピストン
S1d シリンダの端部(機械的規制機構)
st ストッパー(機械的規制機構)
C 制御装置

Claims (5)

  1. 成形型及び前記成形型の形状に沿って塑性加工される被加工材を主軸回りに回転させる駆動回転機構と、
    回転状態にある前記被加工材に当接して、前記被加工材を前記成形型の形状に沿った形状に塑性加工するローラと、
    前記ローラを、前記主軸に対して近接・離間するX軸方向、前記主軸と平行なZ軸方向、及びX軸方向及びZ軸方向に対して直交するY軸方向の3軸方向で位置決めする3軸位置決め機構と、
    前記3軸位置決め機構を働かせて、前記被加工材を前記成形型の形状に沿った形状に塑性加工すべく前記3軸位置決め機構を働かせる制御装置を備えて構成され、
    前記ローラとして、重加工用ローラと軽加工用ローラとを備え、
    前記重加工用ローラ及び前記軽加工用ローラの両方を、前記Y軸方向に移動させて、前記被加工材の加工を行うローラを選択的に決定する移動選択機構を備え、
    前記主軸からみて前記移動選択機構側の前記Y軸方向において、前記主軸の回転基端側に前記重加工用ローラが、回転先端側に前記軽加工用ローラが配設され、
    前記重加工用ローラを使用する重加工状態において、前記移動選択機構による前記重加工用ローラの前記回転先端側への更なる移動を規制する機械的規制機構が設けられる回転型塑性加工装置。
  2. 前記移動選択機構が、前記Y軸方向に設けられるシリンダ機構であり、
    前記重加工用ローラが前記被加工材を塑性加工する重加工状態で、前記シリンダ機構のピストンロッドがシリンダから伸出した伸出姿勢に維持され、
    前記軽加工用ローラが前記被加工材を塑性加工する軽加工状態で、前記シリンダ機構のピストンロッドがシリンダ側に引退した引退姿勢に維持される請求項1記載の回転型塑性加工装置。
  3. 前記重加工状態において、前記ピストンロッドに備えられるピストンがシリンダの端部に当接し、前記シリンダの端部が前記機械的規制機構となる請求項2記載の回転型塑性加工装置。
  4. 前記重加工状態において、前記ピストンロッドがストッパーに当接し、前記ストッパーが前記機械的規制機構となる請求項2記載の回転型塑性加工装置
  5. 前記軽加工状態において、前記ピストンロッドのY軸方向での位置が、シリンダ機構に供給される流体により調整される請求項2〜4の何れか1項記載の回転型塑性加工装置。
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