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JPH0661390U - 油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具 - Google Patents

油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具

Info

Publication number
JPH0661390U
JPH0661390U JP97893U JP97893U JPH0661390U JP H0661390 U JPH0661390 U JP H0661390U JP 97893 U JP97893 U JP 97893U JP 97893 U JP97893 U JP 97893U JP H0661390 U JPH0661390 U JP H0661390U
Authority
JP
Japan
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hydraulic pump
squeeze
squeeze bar
fixed
movable
Prior art date
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Application number
JP97893U
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JP2574032Y2 (ja
Inventor
尾崎洋一郎
博 清水
洋幸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Maxell Izumi Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Izumi Products Co
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Publication date
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性,操作性,利便性に優れ、省力化が図
れると共に、単一の工具により各種形状,寸法の管体を
安全に、かつ確実に圧縮して管路を閉塞出来る油圧式ポ
ンプ一体型スクイズオフ工具を提供する。 【構成】 油圧ポンプ部2にシリンダ機構部3を回動可
能に連結し、その先端側に逆U字形のヘッド部4を連結
し、ヘッド部4に固定スクイズバー5を固定し、これに
対向してシリンダ機構部3のピストン44に取り付けら
れる可動スクイズバー6には、作業対象の管体に対応し
回動させて所要のストップ面を選択出来る段状のストッ
パ8と可動スクイズバー6を所定の圧縮厚さ位置に固持
するロック機構部9が設けられ、管体10はガイド機構
部7により所定位置に保持される。油圧式ポンプ2を操
作することにより、管体10を固定スクイズバー5と可
動スクイズバー6に挟持する形で圧縮する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ポリエチレン管のような弾性体からなるガス管等の管体を一時的に 圧縮して押しつぶし、ガス等流体の遮断を行うためのスクイズオフ工具に係り、 特に、油圧式ポンプを一体的に設けた油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具に関 する。
【0002】
【従来の技術】
ガス管等の管体の一部に修理を要する箇所が生じた場合等においては、前記箇 所の前後をスクイズオフ工具により圧縮する一時的な流体遮断作業が行われる。 この場合、確実に流体を遮断し、また管体を必要以上に潰さないようにし、管体 修理後、圧縮した管体が完全に復元できるようにする必要がある。このようなス クイズオフ工具としては各種のものがあるが、管体を鋼棒または鋼パイプからな るスクイズバーの間に挾み、可動側のスクイズバーをねじ軸に固定し、該ねじ軸 を手動ハンドルでねじ送りして圧縮する万力のような手動式スクイズオフ工具や 、実公昭63−25429号公報に開示されている「樹脂管用スクイズ工具」の ように、スクイズ工具と油圧ポンプを別体とし、作業現地において可動側のスク イズバーに油圧ポンプをその都度連結して作業を行う油圧式スクイズ工具が採用 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、手動式のスクイズオフ工具は人力により可動側のスクイズバー を移動させるためには極めて大きな労力を必要としている。即ち前記管体は弾性 体から形成されているが、比較的剛性が高く、流体を完全に遮断するまでには大 きな力を必要としている。そのため、手動式のものでは前記したように労力を必 要とすると共に、作業性が悪いという問題点がある。また、実公昭63−254 29号公報に開示するものは、油圧ポンプが別体となっており、管体の圧縮時や 圧縮の戻り防止の監視のためにもスクイズオフ工具の保持とポンプ操作に2名の 作業員を必要とし,埋設されている管体のスクイズ作業等の場合には、特に利便 性及び作業性が悪いという問題点がある。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、作業性,操作性が良く、省力化が 図れると共に、各種サイズの管体に適用され、確実な圧縮と圧縮閉塞状態の維持 が出来る油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するために、油圧ポンプ部と、該油圧ポンプ部にシ リンダ機構部を介して連結するヘッド部を備え、該ヘッド部は、圧縮される管体 を支持する固定スクイズバーと、前記シリンダ機構部に連結する可動スクイズバ ーと、前記管体を所定位置に保持するガイド機構部と、前記管体の圧縮厚さを規 制するストッパを有し、該ストッパは前記可動スクイズバーに回動可能に支持さ れ、前記固定スクイズバーと相対向する位置に配設されると共に、その移動方向 に面して複数の段部が形成されてなる油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具を、 また、前記ヘッド部が、前記可動スクイズバーを前記管体の圧縮厚さ位置を維持 するロック機構部を有する油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具を、またさらに 、前記ヘッド部は前記油圧ポンプ部の軸方向を中心に回動可能に、且つ、軸方向 の上下に回動可能に構成した油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具を提案するも のである。
【0006】
【作用】
圧縮閉塞を必要とする管体にヘッド部をかぶせ、該管体をガイド機構部により ガイド保持すると共に固定スクイズバーと可動スクイズバー間に当該管体を挿入 位置決めする。油圧ポンプを作動し、シリンダ機構部により可動スクイズバーを 固定スクイズバー側に移動し、両スクイズバー間で管体を挟持する。油圧ポンプ による送油を続行し、ストッパが固定スクイズバーに当接するまで可動スクイズ バーを前進させる。前進端においてロック機構部により可動スクイズバーを固持 する。管体を元の状態に復帰させるには、ロック機構部を解放した後、油圧ポン プによる押圧力を除去することにより管体の弾性力で自然に復帰する。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づき、ポリエチレン管を圧縮してガス流を遮断するスクイズオ フ工具による実施例について本考案を説明する。図1は本実施例の全体概要構造 を示す一部縦断面図、図2はストッパの一実施例を示す斜視図、図3および図4 は本実施例の詳細構造を示す分離縦断面図、図5および図6は本実施例の分離水 平断面図、図7および図8は本実施例による圧縮動作を説明するための説明用部 分側面図である。
【0008】 図1に示すように、本実施例の油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具1は、油 圧ポンプ部2と、シリンダ機構部3と、ヘッド部4等から概略構成される。ヘッ ド部4には、固定スクイズバー5と、シリンダ機構部3に連結される可動スクイ ズバー6と、ポリエチレン管による管体10を保持するガイド機構部7と、図2 に単体構造が示されているストッパ8と、可動スクイズバー6を所定位置に固持 するロック機構部9等が配設される。
【0009】 まず、油圧ポンプ部2を主に図4および図6により説明する。細長な固定ハン ドル11には作動油が貯留されるオイルタンク12が内装され、このオイルタン ク12はOリング15によりボディ14に固定されている。固定ハンドル11の 後端側には把持用のグリップ13が挿着され、また、先端側はボディ14に螺着 手段により連結される。ボディ14のほぼ中央にはラム16Aを収装するラム室 16が図の垂直方向に沿って設けられ、ラム16Aには加圧ハンドル17がピン 結合される。ボディ14にはジョイント18が螺着されると共に、このジョイン ト18に回動可能に螺着されるシリンダヘッド19が連結される。シリンダヘッ ド19内には、図6にも示すように、油室20と油室20に連結する油路21が 形成される。また、ボディ14内には、図4に示すように、ラム室16側とオイ ルタンク12側を連通するボールとばねとからなる吸入弁22と、ラム室16と 油室20側を連通するボールとばねとからなる吐出弁23がそれぞれ設けられて いる。一方、図6に示すように、ボディ14にはラム室16と直交する方向に沿 って油路を兼ねる戻し弁24が設けられ、ボールバルブ25,押圧ピン26等が 内装される。また、戻し弁24とオイルタンク12間および油室20間には油路 27および油路28が設けられている。更に、図6に示すように、ラム室16に 連通する油路29とオイルタンク12間にはリリーフバルブ30が介設される。 なお、押圧ピン26には戻しレバー31が連結される。一方、ジョイント18に は、図4に示すように、止めねじ32が対向して一対設けられ、この止めねじ3 2に当接可能にシリンダヘッド19側に溝付ピン33(図6)が一対に打ち込ま れる。以上の構造によりシリンダヘッド19は溝付ピン33が止めねじ32に当 接するまで正逆方向に約180°づつ回動することが出来る。
【0010】 加圧ハンドル17を揺動させるとラム16Aが上下動する。それにより、オイ ルタンク12内の作動油が吸入弁22によりラム室16に吸引され、吐出弁23 を介してシリンダヘッド19の油室20,油路21及びシリンダ室39側に送ら れる。一方、逆に戻しレバー31を押動し押圧ピン26を下動させて戻し弁24 のボール25を開放するとシリンダヘッド19の油室20内の作動油は油路28 から戻し弁24部分を経由して、油路27を通ってオイルタンク12側に戻入さ れる。また、ラム室16からシリンダヘッド19内の油室20及びシリンダ室3 9に送り出された作動油の圧力が規定値以上に高まった場合にはリリーフバルブ 30がオイルタンク12側に作動油を還流させて規定圧力以上の上昇を防止する 。
【0011】 次に、シリンダ機構部3を図3および図5により説明する。シリンダヘッド1 9の突出部19a,19a間に形成される嵌合溝34にはアウタシリンダ35の 舌部36が回動可能に嵌まり込んで連結される。ジョイントピン37は突出部1 9a,19aおよび舌部36を貫通し、両者をピン結合する。ジョイントピン3 7内には油路38が形成され、油路38はシリンダヘッド19側の油路21に連 通すると共にアウタシリンダ35のシリンダ室39側に連通する油路40に連通 する。一方、舌部36には複数個(図示では5個)のピン孔41が凹設される。 突出部19aに取り付けられる位置決めピン42の先端部42aはばね作用によ り出没可能にピン孔41に嵌合するようにされている。以上の構造により、アウ タシリンダ35は油室20とシリンダ室39間を連通した状態でジョイントピン 37を中心に回動し、その回動位置は位置決めピン42とピン孔41との嵌合位 置により特定される。インナシリンダ43はその後端側をアウタシリンダ35に 螺着され、インナシリンダ43内には挿通穴45を内設したピストン44が軸線 方向に沿って摺動自在に収装される。挿通穴45内には戻しスプリング46が挿 入され、戻しスプリング46の後端側はインナシリンダ43側に固定するスプリ ング掛け47に掛止し、先端側は挿通穴の先端側の端面においてピストン44に 固定されたボルト48により保持される。
【0012】 次に、ヘッド部4を図1,図3および図5により説明する。インナシリンダ4 3の先端側には略U字形のヘッド49が螺着される。ヘッド49の先端部内側面 には管体10の基準支承点となる断面略半月状の固定スクイズバー5が固定され る。一方、ヘッド49を貫通するピストン44の先端側には前記固定スクイズバ ー5と相対向して断面略半月状の可動スクイズバー6が固定される。可動スクイ ズバー6の上部には左右一対のガイドプレート50がボルト51により固定され る。ガイドプレート50はヘッド49のガイド面52に当接係合し、可動スクイ ズバー6の周方向の回転を防止し円滑に前後移動が出来るようにしている。
【0013】 ガイド機構部7はヘッド49にボルト53により固定され管体10の軸線方向 に沿って互いに逆方向に伸延する一対のガイド54,54と、ガイド54端部に ボルト55によりその基端側を固定し管体10の半径方向(ピストン44の移動 方向)に沿って伸延する一対のガイド板56,56と、L字形状に形成され、そ の一面側をガイド板56の伸延方向に沿わせて配置され、他端側を前記一面側と 直交する方向に折曲されるL形ガイド板57,57から構成される。なお、L形 ガイド板57にはピストン44の移動方向に沿う長孔58が形成され、長孔58 に挿着されるちょうねじ68により管体10の直径に対応する所定の位置におい て左右のガイド板56側に固定される。圧縮作業に際して、管体10は図1およ び図3に示すように固定スクイズバー5とガイド板56とL形ガイド板57とに よって保持される形になる。管体10の直径の大小により、L形ガイド板57を 長孔58に沿って移動することにより、管体10は常に3点支持型式にヘッド部 4内に収装される。
【0014】 次に、ストッパ8を主に図2,図3により説明する。ストッパ8は図3に示す ように可動スクイズバー6の図の上下位置に支軸59により取り付けられ、支軸 59まわりに回動可能に支持される。図2に示すように、取り付け面60と反対 面には複数の段部61(図示では3箇所)が形成される。取り付け面60から各 段部61a,61b,61cまでの高さはa1,a2,a3 で表示するようにそれぞ れ相異し、これ等の寸法は管体10の押しつぶし厚さに対応して形成される。ま た、ストッパ8の回動位置決めは、取り付け面60に窪み69を凹設し、可動ス クイズバー6側にボールプランジャ70を埋設し、相互に係合させることによっ て行われる。一方、図3に示すように、可動スクイズバー6に取り付け面60を 当接して取り付けられたストッパ8の段部61と相対向する固定スクイズバー5 側には段部61が当接係合する当接面62が形成される。
【0015】 次に、図3によりロック機構部9を説明する。スタッドボルト63はヘッド部 4のヘッド49にピストン44を挟んでその軸線方向に沿って上下一対に貫通し た貫通孔64に挿通され、それぞれ両端側にねじ部65,66を形成する。先端 側のねじ部65は可動スクイズバー6に螺着される。可動スクイズバー6を所定 位置で固持しない状態ではねじ部65にはロックナット67が螺合し、他端側の ねじ部66は自由状態に保持される。一方、後に説明するように可動スクイズバ ー6をロックする場合には他端側のねじ部66にロックナット67を螺着し、ロ ックナット67をヘッド49の内面側に圧接させて可動スクイズバー6の後退を 規制する。
【0016】 次に、本実施例の作用を主に図1,図7,図8により説明する。管体10の直 径を基にしてガイド機構部7のガイド板56およびL形ガイド板57の位置調整 を行うと共にストッパ8を回動してその段部61を管体10の押しつぶし寸法に 見合うものを選定する。ロック機構部9のロックナット67はスタットボルト6 3の可動スクイズバー6側のねじ部65に螺着する。次に管体10の設置位置に 合わせてシリンダヘッド19を180°の範囲で回動すると共にアウタシリンダ 35をジョイントピン37回りに回動し、ピン孔41の位置を所望の場所に動か し位置決めピン42により固定する。以上の段取り作業が終了したら図1,図3 および図7に示すようにヘッド部4を管体10上にかぶせて係合させる。図7に 示すように管体10は固定スクイズバー5の弧状の当接面5aにA点で接し、1 対のガイド板56とB点で接し、1対のL形ガイド板57とC点で接する。すな わち、管体10はA,B,Cの3点型式に計5点で所定位置に保持されると共に 、スクイズオフ工具1もまた、管体10に対して5点で接するので、管体10の 軸線方向に対するスクイズオフ工具1の倒れが防止され、安定的な状態で作業を 行うことができる。次に、油圧ポンプ部2の加圧ハンドル17を揺動しオイルタ ンク12内のオイルを吸入弁22,吐出弁23を介してシリンダヘッド19の油 室20および油路21側に送る。油路21に入ったオイルは図5等に示すジョイ ントピン37の油路38内に入り、油路40からシリンダ室39内に導入され、 ピストン44を戻しスプリング46のばね力に抗して前進させる。ピストン44 には可動スクイズバー6が連結されているため可動スクイズバー6が固定スクイ ズバー5の方向に移動し、管体10を押圧する。この場合、可動スクイズバー6 に固定されるガイドプレート50がガイド面52に案内され、可動スクイズバー 6の移動の円滑化を図る。図8に示したように、可動スクイズバー6に固定され たストッパ8の段部61が固定スクイズバー5の当接面62に衝突した位置で管 体10の圧縮が終了することになる。次に、ロック機構部9のロックナット67 をねじ部65側から外し、ねじ部66側に螺着し、ロックナット67の端面をヘ ッド49に当接させる。以上により、可動スクイズバー6はスタッドボルト63 とロックナット67により所定位置に固持され後退が規制される。管体10の圧 縮閉塞に続いて所定の修理作業が行われる。なお、修理作業が長期間にわたって も、可動スクイズバー6がロック機構部9により所定位置に固持されるため、修 理作業中管体10は図8に示された一定の圧縮厚さを保持する。
【0017】 次に、管体10の復帰作用について説明する。ロックナット67をねじ部66 側から外し、ねじ部65側に螺着し可動スクイズバー6の拘束を解除する。図6 に示す戻しレバー31を作動し、油路28と油路27を連通させる。それにより 、シリンダ室39内の作動油がオイルタンク12側に戻入される。インナシリン ダ43内の戻しスプリング46はピストン44の復帰を促進させる。以上により 、可動スクイズバー6が後退する。管体10は弾性体から形成されるため、可動 スクイズバー6による押圧力が解除されると、その弾性力により元の状態に自然 復帰する。ヘッド部4を管体10から取り外すことにより所定作業が終了する。
【0018】 以上のように、本実施例のスクイズオフ工具によれば油圧ポンプ部2とヘッド 部4等が一体構造になり、かつヘッド部4が回動可能の構造に形成されるため極 めて操作性がよい。また、ガイド機構部7やストッパ8が管体10の直径に対応 して調整自在のため、一台のスクイズオフ工具により各種寸法の管体10の圧縮 閉塞が出来る。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような顕著な効果を奏する。 (1)油圧ポンプ部とシリンダ機構部およびヘッド部等が一体構造にまとめられ ているため操作性がよく、管体のスクイズオフ動作が容易に、かつ効率的に行わ れる。 (2)使用の都度、油圧供給源と本体側とを連結する必要がなく、利便性が向上 する。 (3)一体式の油圧ポンプを使用するため省力化が図れる。 (4)回動して各種管体の寸法に容易に対応できるストッパを設けることにより 各種形状,寸法の管体を単一の工具によりスクイズオフすることが出来る。それ により設備費の低減が図れる。また、ストッパを用いることにより過圧縮が防止 される。 (5)ロック機構部を設けることにより、長期間使用時における油漏れ等による 可動部の後退による押圧力の低下が防止される。 (6)ヘッド部が回動可能の構造からなるため、管体の埋設状態に合わせて容易 にヘッド部を管体に係合出来、作業性が向上する。 (7)ヘッド部がU字形に形成され、かつガイド機構部があるため管体への係合 が容易に出来、かつ管体を所定位置に安定支持することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す縦断面図。
【図2】本実施例のストッパの斜視図。
【図3】本実施例のヘッド部とシリンダ機構部を示す拡
大部分縦断面図。
【図4】本実施例の油圧ポンプ部まわりを示す拡大部分
縦断面図。
【図5】本実施例のヘッド部とシリンダ機構部を示す拡
大部分水平断面図。
【図6】本実施例の油圧ポンプ部まわりを示す拡大部分
水平断面図。
【図7】本実施例の作用を説明する説明用部分側面図。
【図8】本実施例による管体の圧縮状態を示す説明用部
分側面図。
【符号の説明】
1 油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具 2 油圧ポンプ部 3 シリンダ機構部 4 ヘッド部 5 固定スクイズバー 5a 当接面 6 可動スクイズバー 7 ガイド機構部 8 ストッパ 9 ロック機構部 10 管体 11 固定ハンドル 12 オイルタンク 13 グリップ 14 ボディ 15 Oリング 16 ラム室 16A ラム 17 加圧ハンドル 18 ジョイント 19 シリンダヘッド 19a 突出部 20 油室 21 油路 22 吸入弁 23 吐出弁 24 戻し弁 25 ボール 26 押圧ピン 27 油路 28 油路 29 油路 30 リリーフバルブ 31 戻しレバー 32 止めねじ 33 溝付ピン 34 嵌合溝 35 アウタシリンダ 36 舌部 37 ジョイントピン 38 油路 39 シリンダ室 40 油路 41 ピン孔 42 位置決めピン 43 インナシリンダ 44 ピストン 45 挿通穴 46 戻しスプリング 47 スプリング掛け 48 ボルト 49 ヘッド 50 ガイドプレート 51 ボルト 52 ガイド面 53 ボルト 54 ガイド 55 ボルト 56 ガイド板 57 L形ガイド板 58 長孔 59 支軸 60 取り付け面 61 段部 61a 段部 61b 段部 61c 段部 62 当接面 63 スタッドボルト 64 貫通孔 65 ねじ部 66 ねじ部 67 ロックナット 68 ちょうねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 7/04 (72)考案者 渡辺 洋幸 長野県松本市大字笹賀3039番地 株式会社 泉精器製作所内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ部と、該油圧ポンプ部にシリ
    ンダ機構部を介して連結するヘッド部を備え、該ヘッド
    部は、圧縮される管体を支持する固定スクイズバーと、
    前記シリンダ機構部に連結する可動スクイズバーと、前
    記管体を所定位置に保持するガイド機構部と、前記管体
    の圧縮厚さを規制するストッパを有し、該ストッパは前
    記可動スクイズバーに回動可能に支持され、前記固定ス
    クイズバーと相対向する位置に配設されると共に、前記
    可動スクイズバーの移動方向に面する複数の段部が形成
    されるものからなることを特徴とする油圧式ポンプ一体
    型スクイズオフ工具。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド部が、前記可動スクイズバー
    を前記管体の圧縮厚さを固持するロック機構部を有する
    ものである請求項1の油圧式ポンプ一体型スクイズオフ
    工具。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド部は、前記油圧ポンプ部の軸
    方向を中心に回動可能に、且つ、軸方向の上下に回動可
    能に連結されることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具。
JP1993000978U 1993-01-19 1993-01-19 油圧式ポンプ一体型スクイズオフ工具 Expired - Lifetime JP2574032Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184270A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 回転型塑性加工装置
JP2015001242A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 株式会社交通建設 携帯型高圧ホース応急遮断工具及びこれを用いた高圧ホースの交換方法

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