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JP2009038665A - 無線通信装置およびその制御方法 - Google Patents

無線通信装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信パラメータの設定間違いを早期にユーザに通知する。
【解決手段】第2のパラメータを入力する入力手段と、第1のパラメータに基づいて周囲を探索しネットワークに接続する接続手段と、ネットワークに接続した後、該ネットワークに対し第2のパラメータに基づく少なくとも1個の探索パケットを送信する送信手段と、探索パケットに対する前記ネットワークからの応答結果に基づいて、第2のパラメータが一致するか否かを判定する判定手段と、第2のパラメータが一致していないと判定された場合その旨をユーザに通知する通知手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信装置による通信に用いられる通信パラメータの設定技術に関するものである。
無線通信システムの一形態であるIEEE802.11グループに準拠した無線LANネットワークでは、主に2つの通信形態(モード)が存在する。1つは各無線クライアントを制御するアクセスポイントを有したインフラストラクチャモードであり、もう1つは各無線クライアント同士が直接通信を行うアドホックモードである。以降、インフラストラクチャモードおよびアドホックモードを、無線LANのネットワークモードと称する。
どちらの無線LANのネットワークモードであっても、無線クライアントが、無線ネットワークに接続するためには、ネットワーク識別子であるSSID(Service Set Identifier)やネットワークモードなどの無線パラメータの設定が必要である。また、通信路の暗号化のために、暗号方式や暗号鍵の設定がさらに必要になる。
これらの無線パラメータの設定は煩雑であり、誤った値を設定すると通信することができない。そのため、SSIDやネットワークモードについては、周囲の無線ネットワークを探索して得られる値を自動的に入力する仕組みがよく使用されている。また、特許文献1には、SSID、ネットワークモード、暗号方式を判別し、ユーザによる無線パラメータの設定を補助する仕組みが開示されている。
特開2005−176320号公報
しかしながら、上述の技術により、SSID、ネットワークモード、暗号方式についてはユーザによる設定の負担を削減できるが、暗号鍵は手動で入力しなければならない。また、暗号鍵は一般的に桁数も多くユーザによる入力の誤入力等も発生しうる。
ネットワークへの接続認証を必要としない場合(オープン認証)においては、暗号鍵が誤っていても無線ネットワークへの接続自体は完了する。しかし、暗号鍵が異なっている場合、ネットワーク接続後の上位プロトコルによる通信は不可能である。このような場合、例えば上位プロトコルによる通信においてタイムアウトが発生することにより、ユーザは初めて通信不可能であることが分かる。しかし、タイムアウト発生の要因が、上位プロトコルにおける通信相手が存在しないのか、無線ネットワークでの暗号鍵が間違っていたのかなどの原因の判別は困難であり、ユーザの操作性を低下させストレスを与えてしまう。
また、ネットワークモードがアドホックモードである場合、SSIDおよび周波数チャンネルの設定が同一であっても通信が出来ない場合がある。具体的には、BSSID(Basic Service Set Identifier)が異なると、論理的に別々の無線ネットワークを構築してしまって通信が出来ない。一般的に、SSIDはユーザが設定することもできるし、予め装置に記憶された値を設定することも出来るパラメータである。一方、BSSIDはアドホックモードにおける無線LANネットワークを構築する際に識別子として自動的に設定されるパラメータであるため、ユーザが原因を特定するのは困難である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザが設定したパラメータの設定間違いを早期にユーザに通知することを目的とする。
上述の問題点を1つ以上解決するため、本発明の無線通信装置は以下の構成を備える。すなわち、第1のパラメータに基づいて該第1のパラメータが設定されたネットワークに接続し、第2のパラメータに基づいて前記ネットワーク内の他の装置と通信を行う無線通信装置であって、第2のパラメータを入力する入力手段と、前記第1のパラメータに基づいて周囲を探索しネットワークに接続する接続手段と、前記接続手段によりネットワークに接続した後予め指定された期間内に、該ネットワークに対し前記第2のパラメータに基づく少なくとも1個の探索パケットを送信する送信手段と、前記探索パケットに対する前記ネットワークからの応答結果に基づいて、前記入力手段により入力された前記第2のパラメータと前記ネットワーク内の他の装置に設定された第2のパラメータとが一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記第2のパラメータが一致していないと判定された場合、その旨をユーザに通知する通知手段と、を備える。
上述の問題点を1つ以上解決するため、本発明の無線通信装置の制御方法は以下の構成を備える。すなわち、第1のパラメータに基づいて該第1のパラメータが設定されたネットワークに接続し、第2のパラメータに基づいて前記ネットワーク内の他の装置と通信を行う無線通信装置の制御方法であって、第2のパラメータを入力する入力工程と、前記第1のパラメータに基づいて周囲を探索しネットワークに接続する接続工程と、前記接続工程によりネットワークに接続した後予め指定された期間内に、該ネットワークに対し前記第2のパラメータに基づく少なくとも1個の探索パケットを送信する送信工程と、前記探索パケットに対する前記ネットワークからの応答結果に基づいて、前記入力工程により入力された前記第2のパラメータと前記ネットワーク内の他の装置に設定された第2のパラメータとが一致するか否かを判定する判定工程と、前記判定工程により前記第2のパラメータが一致していないと判定された場合、その旨をユーザに通知する通知工程と、を備える。
本発明によれば、通信パラメータの設定間違いを早期にユーザに通知することを可能とする技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る無線通信装置の第1実施形態として、IEEE802.11規格の無線LANを利用する無線通信端末を例に挙げて以下に説明する。また、ネットワークに接続する第1のパラメータとしてSSID、第2のパラメータとしてWEP(Wired Equivalent Privacy)の暗号鍵を例に挙げて説明する。
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係る無線通信装置を含む無線LANシステムの全体構成を示す図である。第1実施形態においては、各無線通信装置同士が直接通信を行うアドホックモードで動作している場合について説明する。つまり、複数のクライアント101(クライアント101a、クライアント101b、およびクライアント101cの3つ)が、アドホックモードの無線LANネットワークを構成している。アドホックモードでは、無線LANシステム内の各端末は直接通信を行う。
このようなアドホックモードの無線LANネットワークを構成する場合以下のような動作をする。つまり、クライアント101aがアドホックモードの無線LANネットワークを新規に構築した後、この構築されたネットワークに対し他のクライアントである101bおよび101cが参加するという形をとることが多い。
図2は、第1実施形態に係る無線通信装置(クライアント101)の内部ブロック図である。
201は中央演算処理装置(CPU)、202はRAM、203はROM、204は入力部、205は無線通信部、206は表示部、209はバスである。
CPU201は、ROM203に格納された制御プログラムを実行することにより、クライアント101の各部を制御する。RAM202は、後述するパラメータの一時記憶に利用されるほか、CPU201のワークメモリとして利用される。
入力部204はキーボードなどにより構成され、入力部204を介してユーザからの設定入力を受け付ける。表示部206は、入力部204を介して設定入力されたパラメータなどを表示するほか、後述するようにユーザに対して設定誤りなどの警告表示を行う。
無線通信部205は、他の無線通信装置と無線通信を行う機能部であり、ここでは無線LAN(IEEE802.11)規格の無線通信方式を使用するものとする。なお、前述したように、CPU201が制御プログラムを実行することにより、無線通信部205の動作が制御される。
<装置の動作>
図11は、無線通信装置における各種パラメータを設定するフローチャートである。なお、以下の動作は無線通信装置(クライアント101)がユーザから入力部204を介して入力を受け付ける。
ステップS1101では、SSID(Service Set Identifier)を設定する。後述するアドホックモードでは、SSIDは、IBSS(Independent Basic Service Set)の識別子として使用される。インフラストラクチャモードでは、SSIDは、BSS(Basic Service Set)またはESS(Extended Service Set)の識別子として使用される。なお、通信を行う装置間で予め共通のSSIDをROM203に記憶しておき、当該記憶されているSSIDを自動的にROM203から読み出し設定するよう構成してもよい。
ステップS1102では、ネットワークモードを設定する。ここでは、複数のクライアント101同士が直接通信を行う”アドホックモード”または、複数のクライアント101同士がアクセスポイントを介して通信する”インフラストラクチャモード”の何れかを選択する。
ステップS1103では、暗号方式を設定する。具体的には、”暗号なし”、”WEP(Wired Equivalent Privacy)”、”WPA(Wi-Fi Protected Access)”の何れかが設定される。
ステップS1104では、ステップS1103で、”WEP”または”WPA”を選択した場合、暗号鍵(またはパスフレーズ)を設定する。
以上の手順で、無線通信装置におけるパラメータを設定する。なお、周波数チャンネルなどを合わせて指定しても良い。これらのパラメータ設定動作は無線LAN準拠の従来の無線通信装置と同様の手順である。
図3は、第1実施形態における、クライアント101の動作フローチャートである。なお、ここではクライアント101aに着目して説明を行うが、他のクライアント(101bおよび101c)も同様である。
以下の各ステップは、クライアント101aのCPU201が制御プログラムを実行することにより各部を制御することで実現される。なお、以下のフローに先立って、図11を参照して説明したパラメータ設定がなされているものとする。
以下では、SSID、周波数チャンネル、ネットワークモード、BSSIDの全てが同一である無線LANネットワークを、同じネットワークに属すると称する。一方、SSID、周波数チャンネル、ネットワークモードは同一であるが、BSSIDは異なる無線LANネットワークを、設定が同一だが、異なる別の無線LANネットワークと称する。
ステップS301では、既存の無線LANネットワークに参加あるいは新規に無線LANネットワークを構築するため、ユーザが指定したSSIDおよび周波数チャンネルと同一の無線LANネットワークの検索を行う。具体的には、当該SSID及び周波数チャンネルを指定したプローブ要求(Probe Request)を送信し、他の装置からのプローブ応答(Probe Response)を待ち受ける。この場合、プローブ応答を返信する装置は、当該SSID及び周波数チャンネルを設定している装置である。
ステップS302では、ステップS301でのプローブ要求送信時点で既存の無線LANネットワークが存在するか否かを判定する。他のクライアント(例えば101b)からプローブ応答を受信し、既存のネットワークが存在すると判定した場合はステップS309に進む。一方、プローブ応答を受信せず、既存のネットワークが存在しないと判定した場合はステップS303に進む。
ステップS303では、ランダムにBSSIDを設定した後、当該パラメータを用いて新規の無線LANネットワークを構築する。なお、アドホックモードにおいては、このネットワークをIBSSともいう。なお、新規の無線LANネットワークを構築後、ビーコン(Beacon)の送信を開始する。
ステップS304では、新規の無線LANネットワークを構築後、探索パケットとしてのブロードキャストパケットを当該無線LANネットワークに向けて少なくとも1個送信する。このとき、予め指定された期間内に送信するよう構成するとよい。なお無線通信環境によってはパケットロスが発生するため、複数個の探索パケットを送信するよう構成するとよい。
ステップS305では、ステップS304で送信したブロードキャストパケットに対して応答を受信したか否かを判定する。受信した場合は、接続処理を完了する。例えば、クライアント101bから応答を受信した場合、自身(クライアント101a)のパラメータとクライアント101bのパラメータとは同一と判定できるからである。つまり、探索パケットに対する応答結果に基づいて、BSSIDおよび暗号鍵についても同一であることが確認できるため、以降、問題無く通信が行えると判定することができる。
一方、応答を受信しなかった場合はステップS306に進む。この場合、自身(クライアント101a)のパラメータとクライアント101bのパラメータについて少なくとも暗号鍵およびBSSIDの何れか一方が異なることが考えられる。または、新規の無線LANネットワークに自身(クライアント101a)以外参加していないことが考えられる。
ステップS306では、再度、無線LANネットワークの検索を行う。この動作はステップS301と同様である。この動作により、ステップS305で応答を受信しなかった要因が暗号鍵の不一致にあるか否かを特定可能である。
ステップS307では、ステップS306でのプローブ要求送信時点で、同一SSID、周波数チャンネル、およびBSSIDの無線LANネットワークが存在するか否かを判定する。具体的には、他のクライアントからプローブ応答を受信した場合、当該プローブ応答に含まれるBSSIDを確認し、クライアント101aが構築したネットワークのBSSIDと同一か否かを判定する。BSSIDも同一であると判定した場合は、暗号鍵が異なることがプローブ応答を受信しなかった要因だと推定できるため、ステップS308に進む。一方、プローブ応答を受信しなかった場合、又は受信したプローブ応答に含まれるBSSIDが異なる場合は、暗号鍵の不一致以外の要因であると判定し接続処理を完了する。つまり、アドホックモードネットワークにおけるクリエイターとして接続処理を完了し、2台目以降のクライアント(例えば101b)の無線LANネットワークへの参加を待ち受ける。
ステップS308では、暗号鍵が異なる旨のエラーを表示部206に表示して接続処理を停止する。なお、不図示のスピーカを介してアラーム音などを出力しユーザに通知してもよい。なお、このとき併せて接続したネットワークから切断するよう構成してもよい。
ステップS309では、ステップS302で検出した既存の無線LANネットワークに参加する。
ステップS310では、ステップS309における無線LANネットワークへの参加後、探索パケットとしてのブロードキャストパケットを無線LANネットワークに向けて少なくとも1個送信する。このとき、予め指定された期間内に送信するよう構成するとよい。なお無線通信環境によってはパケットロスが発生するため、複数個の探索パケットを送信するよう構成するとよい。
ステップS311では、ステップS310で送信したブロードキャストパケットに対して応答を受信したか否かを判定する。受信した場合は、接続処理を完了する。例えば、クライアント101bから応答を受信した場合、自身(クライアント101a)の暗号鍵とクライアント101bの暗号鍵とは同一と判定できるからである。つまり、以降、問題無く通信が行えると判定することができる。
一方、応答を受信しなかった場合はステップS312に進む。この場合、自身(クライアント101a)の暗号鍵とクライアント101bの暗号鍵とが異なると判定できる。
ステップS312では、暗号鍵が異なる旨のエラーを表示部206に表示して接続処理を停止する。なお、不図示のスピーカを介してアラーム音などを出力しユーザに通知してもよい。なお、このとき併せて接続したネットワークから切断するよう構成してもよい。
なお、ステップS304およびステップS310においてブロードキャストを送信すると説明した。ただし、送信したパケットに対しての応答を要求するようなパケットであれば任意のものが使用可能である。ただし、通信の効率を考慮するとブロードキャストやマルチキャストのパケットとするのが好適である。使用するブロードキャストパケットとして、例えば、ARP(Address Resolution Protocol)パケット、RARP(Reverse Address Resolution Protocol)パケットなどを利用可能である。その他、EAP(Extensible Authentication Protocol)パケット、NetBIOSブロードキャストなどを用いることも出来る。
図4〜図7は、2つのクライアント間の接続処理のシーケンスを示す図である。図3における接続処理を実行する場合、クライアントAの通信可能範囲内に存在する(あるいは存在しない)クライアントBにより、以下の4つのパターンに分類することができる。
・パターン1:クライアントBが既にネットワークを構築しており、クライアントAが当該ネットワークに参加するパターン(図4)。
・パターン2:クライアントAとクライアントBとが、互いの存在を検知せずに独自のネットワーク(IBSS)を構築してしまうパターン(図5)。これは、クライアントAおよびクライアントBがほぼ同時に接続処理を開始する場合に相当する。
・パターン3:クライアントAがネットワークを構築し、当該ネットワークにクライアントBが参加するが、それぞれの暗号鍵が異なっているパターン(図6)。
・パターン4:クライアントAの通信可能範囲内に他のクライアントが存在しないパターン(図7)。
しかしながら、以上の4つのパターンの何れの場合も、図3を参照して説明した処理フローにより、暗号鍵が正しい場合は接続完了に進む。一方、暗号鍵が正しくない場合はエラー通知を行い接続処理を停止することになる。
以上説明したように、第1実施形態に係る無線通信装置によれば、ユーザは暗号鍵の設定が正しいか否かを早期に確認することが出来る。つまり、暗号鍵が正しく無い場合は、接続処理の初期段階でエラー通知を受けることが可能となる。そのため、従来のように、通信不能時のユーザのストレスを軽減することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、確認のためにスキャンを実施することにより、さらに接続を向上させる形態について説明する。
第1実施形態においては、ステップS303でおけるネットワークを構築後は、すぐにブロードキャストパケットを送信している。しかし、無線通信装置の設置されている場所の電波状態等によりネットワークの検出に失敗する可能性が高くなる。
また、2つ以上のクライアントがほぼ同時に新しいネットワークを構築しようとすると、互いにBSSIDが異なる別のネットワークが構築されてしまうことがある。つまり、初期スキャン(ステップS303)時にお互いを認識することができず、異なるBSSIDを設定しまうためである。
<装置の動作>
図8は、第2実施形態における、クライアント101の動作フローチャートである。なお、ここではクライアント101aに着目して説明を行うが、他のクライアント(101bおよび101c)も同様である。
以下の各ステップは、クライアント101aのCPU201が制御プログラムを実行することにより各部を制御することで実現される。なお、以下のフローに先立って、図11を参照して説明したパラメータ設定がなされているものとする。
ステップS801では、既存の無線LANネットワークに参加あるいは新規に無線LANネットワークを構築するため、ユーザが指定したSSIDおよび周波数チャンネルと同一の無線LANネットワークの検索を行う。具体的には、当該SSID及び周波数チャンネルを指定したプローブ要求(Probe Request)を送信し、他の装置からのプローブ応答(Probe Response)を待ち受ける。この場合、プローブ応答を返信する装置は、当該SSID及び周波数チャンネルを設定している装置である。
ステップS802では、ステップS801でのプローブ要求送信時点で既存の無線LANネットワークが存在するか否かを判定する。他のクライアント(例えば101b)からプローブ応答を受信し、既存のネットワークが存在すると判定した場合はステップS809に進む。一方、プローブ応答を受信せず、既存のネットワークが存在しないと判定した場合はステップS803に進む。
ステップS803では、ランダムにBSSIDを設定した後、当該パラメータを用いて新規の無線LANネットワークを構築する。なお、アドホックモードにおいては、このネットワークをIBSSともいう。なお、新規の無線LANネットワークを構築後、ビーコン(Beacon)の送信を開始する。
ステップS804では、再度、無線LANネットワークの検索を行う。この動作はステップS801と同様である。
ステップS805では、ステップS804でのプローブ要求送信時点で、同一SSID、周波数チャンネル、およびBSSIDの無線LANネットワークが存在するか否かを判定する。具体的には、他のクライアントからプローブ応答を受信した場合、当該プローブ応答に含まれるBSSIDを確認し、クライアント101aが構築したネットワークのBSSIDと同一か否かを判定する。他のクライアント(例えば101b)からプローブ応答を受信し、当該プローブ応答に含まれるBSSIDが同一であると判定した場合はステップS806に進む。一方、プローブ応答を受信しなかった場合は、他のクライアントが存在しないと判断し接続処理を完了する。また、受信したプローブ応答に含まれるBSSIDが異なる場合は、BSSIDの異なる他のクライアントのみ存在すると判断し接続処理を停止する。
上述のように、2つ以上のクライアントがほぼ同時に新しいネットワークを構築しようとする場合、SSID、周波数チャンネルが同一であるが、BSSIDの異なる無線LANネットワークが構築されることがある。通信を行う複数の装置においてユーザがほぼ同時に無線通信の開始を指示した場合、このような状況が起こりうるが、このようなBSSIDの異なるネットワークが構築されてしまうと、互いに通信することができなくなってしまう。
従って、無線LANネットワークを自ら構築後S804のスキャンを行うことにより、SSID、周波数チャンネルが同一でBSSIDの異なるネットワークを検出した場合は、直ちに接続処理を終了することにより、早期に再接続処理を行うことが可能となる。
ステップS806では、探索パケットであるブロードキャストパケットを当該無線LANネットワークに向けて少なくとも1個送信する。このとき、予め指定された期間内に送信するよう構成するとよい。
ステップS807では、ステップS806で送信したブロードキャストパケットに対して応答を受信したか否かを判定する。受信した場合は、接続処理を完了する。例えば、クライアント101bから応答を受信した場合、自身(クライアント101a)のパラメータとクライアント101bのパラメータとは同一と判定できるからである。つまり、BSSIDおよび暗号鍵についても同一であることが確認できるため、以降、問題無く通信が行えると判定することができる。
一方、応答を受信しなかった場合はステップS808に進む。この場合、自身(クライアント101a)のパラメータとクライアント101bのパラメータについて暗号鍵が異なることが考えられる。
ステップS808では、暗号鍵が異なる旨のエラーを表示部206に表示して接続処理を停止する。なお、不図示のスピーカを介してアラーム音などを出力しユーザに通知してもよい。
なお、ステップS809以降の接続処理については、第1実施形態におけるステップS309以降の接続処理と同様であるので、説明は省略する。
以上説明したように、第2実施形態に係る無線通信装置によれば、ユーザは暗号鍵の設定が正しいか否かを早期に確認することが出来る。
(第3実施形態)
第3実施形態では、インフラストラクチャモードで動作する無線LANシステムについて説明する。特にWEP鍵による暗号化を行い、かつ、オープン認証を使用するよう設定されたアクセスポイントに接続する場合について説明する。
<システム構成>
図9は、第3実施形態に係る無線通信装置を含む無線LANシステムの全体構成を示す図である。第1実施形態においては、各無線通信装置同士が直接通信を行うアドホックモードで動作している場合について説明した。しかし、第3実施形態においては、各クライアントはインフラストラクチャモードで動作するよう設定されており、他の装置との通信は全てアクセスポイントを経由して行われる。
つまり、複数のクライアント901(クライアント901a、クライアント901bの2つ)が、アクセスポイント900に接続し、インフラストラクチャモードの無線LANネットワークを構成している。このようなインフラストラクチャモードの無線LANネットワークを構成するためには、一般的に以下のような動作を行う。つまり、アクセスポイント900がインフラストラクチャモードの無線LANネットワークを新規に構築した後、この構築されたネットワークに対し他のクライアントである901aおよび901bが参加するという形をとる。
なお、ここでは説明を簡単にするために、クライアント901aの通信可能範囲内には1つのアクセスポイント900しかないものとする。また、クライアント901の内部ブロック図は図2と同様であるため説明は省略する。
<装置の動作>
図10は、第3実施形態における、クライアント901の動作フローチャートである。なお、ここではクライアント901aに着目して説明を行うが、他のクライアント(901b)も同様である。
以下の各ステップは、クライアント101aのCPU201が制御プログラムを実行することにより各部を制御することで実現される。なお、以下のフローに先立って、図11を参照して説明したパラメータ設定がなされているものとする。
ステップS1001では、既存の無線LANネットワークに参加あるいは新規に無線LANネットワークを構築するため、ユーザが指定したSSIDおよび周波数チャンネルと同一の無線LANネットワークの検索を行う。具体的には、プローブ要求(Probe Request)を送信し、通信可能範囲内にあるアクセスポイントからのプローブ応答(Probe Response)を待ち受ける。
ステップS1002では、ステップS1001でのプローブ要求送信時点で既存の無線LANネットワーク(BSSまたはESS)が存在するか否かを判定する。アクセスポイント900からプローブ応答を受信し、既存のネットワークが存在すると判定した場合はステップS1003に進む。一方、プローブ応答を受信せず、アクセスポイント(既存のネットワーク)が存在しないと判定した場合は接続処理を停止する。つまり、インフラストラクチャモードではアクセスポイントが存在しない限り通信が不可能だからである。
ステップS1003では、ステップS1002で検出した既存の無線LANネットワークに参加する。
ステップS1004では、ステップS1003における無線LANネットワークへの参加後、探索パケットであるブロードキャストパケットを無線LANネットワークに向けて少なくとも1個送信する。このとき、予め指定された期間内に送信するよう構成するとよい。
ステップS1005では、ステップS1004で送信したブロードキャストパケットに対して応答を受信したか否かを判定する。受信した場合は、接続処理を完了する。つまり、アクセスポイント900から応答を受信した場合、自身(クライアント901a)の暗号鍵とアクセスポイント900の暗号鍵とは同一と判定できるからである。つまり、以降、問題無く通信が行えると判定することができる。
一方、応答を受信しなかった場合はステップS1006に進む。この場合、自身(クライアント901a)の暗号鍵とアクセスポイント900との暗号鍵とが異なると判定できる。
ステップS1006では、暗号鍵が異なる旨のエラーを表示部206に表示して接続処理を停止する。なお、不図示のスピーカを介してアラーム音などを出力しユーザに通知してもよい。
以上説明したように、第3実施形態に係る無線通信装置によれば、ユーザは暗号鍵の設定が正しいか否かを早期に確認することが出来る。つまり、本発明のパラメータ確認手法がインフラストラクチャモードにおいても利用可能であることが分かる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどがある。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
アドホックモードの無線LANネットワークを示す図である。 無線通信装置の内部ブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信装置の動作フローチャートである。 無線通信端末間の通信シーケンス図(正常系)である。 無線通信端末間の通信シーケンス図(NW同時構築)である。 無線通信端末間の通信シーケンス図(暗号鍵不一致)である。 無線通信端末間の通信シーケンス図(NW単独構築)である。 第2実施形態に係る無線通信装置の動作フローチャートである。 インフラストラクチャモードの無線LANネットワークを示す図である。 第3実施形態に係る無線通信装置の動作フローチャートである。 無線通信端末におけるパラメータ設定のフローチャートである。

Claims (11)

  1. 第1のパラメータに基づいて該第1のパラメータが設定されたネットワークに接続し、第2のパラメータに基づいて前記ネットワーク内の他の装置と通信を行う無線通信装置であって、
    第2のパラメータを入力する入力手段と、
    前記第1のパラメータに基づいて周囲を探索しネットワークに接続する接続手段と、
    前記接続手段によりネットワークに接続した後、予め指定された期間内に、該ネットワークに対し前記第2のパラメータに基づく少なくとも1個の探索パケットを送信する送信手段と、
    前記探索パケットに対する前記ネットワークからの応答結果に基づいて、前記入力手段により入力された前記第2のパラメータと前記ネットワーク内の他の装置に設定された第2のパラメータとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第2のパラメータが一致していないと判定された場合、その旨をユーザに通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記判定手段は、前記送信手段により送信された複数個の探索パケットの何れにも応答が無い場合に、前記第2のパラメータが一致していないと判定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第2のパラメータは、前記ネットワーク内における通信を暗号化するために使用される暗号鍵であることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記探索パケットは、前記ネットワークに対するブロードキャストパケットであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記判定手段により、前記第2のパラメータが一致しないと判定された場合、前記接続手段により接続したネットワークを切断するよう制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 第1のパラメータに基づいて該第1のパラメータが設定されたネットワークに接続し、第2のパラメータに基づいて前記ネットワーク内の他の装置と通信を行う無線通信装置の制御方法であって、
    第2のパラメータを入力する入力工程と、
    前記第1のパラメータに基づいて周囲を探索しネットワークに接続する接続工程と、
    前記接続工程によりネットワークに接続した後、予め指定された期間内に、該ネットワークに対し前記第2のパラメータに基づく少なくとも1個の探索パケットを送信する送信工程と、
    前記探索パケットに対する前記ネットワークからの応答結果に基づいて、前記入力工程により入力された前記第2のパラメータと前記ネットワーク内の他の装置に設定された第2のパラメータとが一致するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記第2のパラメータが一致していないと判定された場合、その旨をユーザに通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置の制御方法。
  7. 前記判定工程は、前記送信工程により送信された複数個の探索パケットの何れにも応答が無い場合に、前記第2のパラメータが一致していないと判定することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置の制御方法。
  8. 前記第2のパラメータは、前記ネットワーク内における通信を暗号化するために使用される暗号鍵であることを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置の制御方法。
  9. 前記探索パケットは、前記ネットワークに対するブロードキャストパケットであることを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置の制御方法。
  10. 前記判定工程により、前記第2のパラメータが一致しないと判定された場合、前記接続工程により接続したネットワークを切断するよう制御する制御工程をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置の制御方法。
  11. コンピュータに請求項6乃至請求項10の何れか1項に記載の無線通信装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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