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JP2008296323A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの回転開始時における回転数の制御を容易にするために、トリガスイッチの操作性を改善したトリガスイッチ制御回路を具備する電動工具を提供する。
【解決手段】
制御回路部3は、トリガスイッチ部13のトリガ押込量dが第1の押込量D1以下の低速域押込範囲d1では、モータ1の回転数Nを、先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数N1と、全速回転数Nmより低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数N2との第1の回転数範囲内において、所定の第1の回転数上昇率で上昇させるか、または一定回転数となるように前記トリガ押込量dに応答して制御し、かつ、前記第1の押込量D1を超えて最大の押込量Dmに至る高速域押込範囲d2内では、モータ回転数Nを、上限回転数N2と全速回転数Nmとの第2の回転数範囲内において、低速域押込範囲d1における回転数上昇率より高い第2の回転数上昇率で上昇させるように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネジ締付用ビット等の先端工具を駆動する電動工具に関し、特に、先端工具を駆動するための電動モータの回転数をトリガスイッチの押込量に応答して制御する制御回路部を有する電動工具に関する。
電動モータにより駆動されるドリル、ドライバ等の回転先端工具を有する電動工具において、トリガ操作部をもつトリガスイッチの操作により、電動工具の動力源となる電動モータの回転数を制御する技術が、例えば下記特許文献1に開示されている。この技術ではトリガスイッチの押込量(操作量)、すなわち変位量に応答して電動モータに供給する印加電圧を可変させることによってモータの回転数を制御している。
一般的には、トリガスイッチのトリガ押込量の上昇とともに、トリガ押込量に比例して印加電圧を上昇させ、結果的にトリガ押込量に比例してモータ回転数を増加させるように制御している。このような制御は、作業開始時に、モータの回転数が急速に立上るのを防止して低い回転数でモータを回転させることによって、ネジ締め、穴あけ、切削等の作業において先端工具を被加工物に対して位置決めもしくは加工をし易くするためである。
特開平8−66084号公報
上述したような従来のトリガスイッチによるモータ制御方式では、トリガ操作部の押込量(操作量)とともにモータ回転数が比例的に急上昇するので、電動工具を使用する作業者には、トリガ押込量を小さくするようにトリガスイッチを把持して、モータ回転数を所望の低速領域に保持する微妙なトリガ操作が要求された。
しかしながら、実際には作業者がトリガ押込量を小さく保持する操作は難しく、微妙なトリガ押込量の変動により電動モータの回転動作が不安定になってしまうという問題があった。例えば、トリガ押込量が小さくしすぎてモータが停止し、または電動モータの印加電圧がモータを起動できないように制御する場合がある。逆に、トリガ押込量を大きくしすぎてモータ回転数を急激に上昇させる場合には、電動工具のドライバビット等の先端工具が被加工部材の所定位置決め箇所から外れてしまい、先端工具が被加工部材を損傷させるという問題を生じた。さらに、電動工具の操作性が損なわれ、作業効率が低下するという問題を招く場合もあった。
従って、本発明の一つの目的は、電動モータの回転開始時における回転数の制御を容易にするために、トリガスイッチの操作性を改善したトリガスイッチ制御回路を具備する電動工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、従来の上記問題点を解決するために、トリガスイッチの押込量に基づくモータの回転数制御を改善したブラシレス直流モータを具備する電動工具を提供することにある。
上記本発明の目的を達成するために、本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次のとおりである。
本発明の一つの特徴によれば、ハウジング部内に装着される電動モータと、該電動モータによって回転駆動される前記ハウジング部に設けられた先端工具と、ハウジング部に設けられたトリガスイッチ部と、該トリガスイッチ部のトリガ押込量によって前記電動モータの回転数を回転開始から全速回転数まで制御するための制御回路部とを有する電動工具において、前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が第1の押込量以下の第1の押込範囲では、前記電動モータの回転数を、前記先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数と、前記全速回転数より低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数との間の第1の回転数範囲内において、所定の第1の回転数上昇率で上昇させるか、または一定回転数となるように前記トリガ押込量に応答して制御し、かつ、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が前記第1の押込量を超えて最大の押込量に至る第2の押込範囲内では、前記電動モータの回転数を、前記上限回転数と前記全速回転数との間の第2の回転数範囲内において、前記第1の押込範囲における前記第1の回転数上昇率より高い第2の回転数上昇率で上昇させるように前記トリガ押込量に応答して制御する。
本発明の他の特徴によれば、前記電動モータの回転数を、前記第1の押込範囲では一定回転数に制御し、前記第2の押込範囲では前記一定回転数より前記全速回転数へ上昇させるように制御する。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量は、ポテンショメータによって電圧の高さに変換し、該変換電圧を制御信号として前記電動モータの印加電圧を可変させることによって前記電動モータの回転数を制御する。
本発明のさらに他の特徴によれば、永久磁石を備えた回転子、および複数相の電機子巻線を備えた固定子を有するブラシレス直流モータと、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子から構成され、直流電圧をスイッチングして前記各相の電機子巻線へ電力を供給するインバータと、前記複数のスイッチング素子をパルス幅変調信号で駆動するインバータ駆動部と、トリガ操作のトリガ押込量により前記ブラシレス直流モータの回転数を制御するためのトリガスイッチ部と、前記トリガスイッチ部のトリガ押込量に基づいて前記ブラシレス直流モータの回転数を回転開始から全速回転数まで制御するための制御回路部と、前記ブラシレスDCモータによって回転伝達機構部を介して回転駆動される先端工具と、を具備する電動工具において、前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が第1の押込量以下の第1の押込範囲では、前記電動モータの回転数を、前記先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数と、前記全速回転数より低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数との間の第1の回転数範囲内において、所定の第1の回転数上昇率で上昇させるか、または一定回転数となるように、前記トリガ押込量に応答して前記複数のスイッチング素子を駆動する前記パルス幅変調信号のデューティ比を制御し、かつ、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が前記第1の押込量を超えて最大の押込量に至る第2の押込範囲内では、前記ブラシレス直流モータの回転数を、前記上限回転数と前記全速回転数との間の第2の回転数範囲内において、前記第1の押込範囲における前記第1の回転数上昇率より高い第2の回転数上昇率で上昇させるように、前記トリガ押込量に応答して前記複数のスイッチング素子を駆動する前記パルス幅変調信号のデューティ比を制御する。
本発明のさらに他の特徴によれば、前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量に対する前記パルス幅変調信号のデューティ比の変化を予め設定する印加電圧設定部を有し、該印加設定部の出力によって駆動信号形成部を制御することによって前記パルス幅変調信号のデューティ比を可変させる。
本発明の上記一つの特徴によれば、トリガスイッチのトリガ押込量が押込開始から所定の第1の押込量以下の第1の押込範囲では、電動モータの回転数を、前記先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数と、全速回転数より低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数との間の第1の回転数範囲内において制御することにより、電動工具の作業者はモータ回転数を所望の低速領域にトリガ操作を保持することができる。
すなわち、モータ回転開始時における許容される押込範囲が実質的に広くなるので、トリガスイッチの押込量を小さく保持するための微妙な操作が不必要となる。この場合、モータ回転数は下限値を設けることで、先端工具による負荷の影響によってモータが停止するという問題が解決できる。また、トリガ押込量の第1の押込範囲においてモータ回転数の上限値を設けているので、モータ回転数の急速な上昇を防ぐことが可能である。
これによって、トリガスイッチ操作によるモータの低速領域での制御が容易となり、作業開始時の電動工具の操作性または作業効率を向上できる。
また、トリガ押込量の第1の押込範囲において、モータ回転数は所定の上限値から所定の下限値の範囲内の一定値で制御することにより、トリガスイッチによるモータの低速領域での一定制御が容易となり、電動工具の操作性または作業効率をさらに向上することができる。
本発明の上記他の特徴によれば、モータはブラシレス直流モータによって構成し、制御回路部は、インバータのスイッチング素子を駆動するパルス幅変調信号のデューティ比をトリガ押込量によって設定するので、トリガ押込量に対するモータ回転数の変化率の可変が容易となる。
本発明の上記および他の目的、ならびに本発明の上記および他の新規な特徴は、本明細書の以下の記述及び添付図面から更に明らかにされるであろう。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は本発明をコードレスタイプのインパクトドライバに適用した場合の電動工具全体を示す構造図、図2はブラシレス直流モータで構成された電動工具のモータ駆動回路部全体を示す機能ブロック図、図3は図1に示す本発明の電動工具に使用されるトリガスイッチの略式構造図、図4は図3に示す本発明の電動工具に使用されるトリガスイッチのトリガ押込量検出部における特性図、図5および図6の各々は、本発明の電動工具に使用されるトリガスイッチのトリガ押込量に対するパルス幅変調信号のデューティ比の特性図およびモータ回転数の特性図を示す。
最初に、図1を参照して本発明の実施形態に係る電動工具全体について説明する。電動工具(インパクトドライバ)50は、後述するブラシレス直流モータ1の回転軸と同一方向(水平軸方向)に沿って、一端部(図面の右端部)から他端部(図面の左端部)に延在する胴体ハウジング部21aと、胴体ハウジング部21aより垂下するハンドルハウジング部21bとから構成された工具本体を含み、胴体ハウジング部21aの他端部に配置された先端工具保持部31には、図示されていないが、工具本体より回転打撃力を受けて、被加工部材にネジ(締付具)を締付けるドライバビット(先端工具)が着脱自在に装着される。先端工具としてドライバビットの変わりに、ボルト締付用ビットも装着することができる。すなわち、胴体ハウジング部21aの一端部には、駆動源となるブラシレス直流モータ1が装着され、胴体ハウジング部21aの他端部には回転打撃力を出力する先端工具保持部31に先端工具(図示なし)が着脱自在に装着される。
胴体ハウジング部21aの一端部側には、ブラシレス直流モータ1を駆動するためのインバータ部(回路基板)2が装着されている。胴体ハウジング部21aの中間部には、モータ1の回転軸方向に回転力を伝達する動力伝達機構部(減速機構部)22、前記回転打撃力を与えるインパクト機構部26、該インパクト機構部26の回転打撃力を先端工具へ伝達するアンビル30が装着されている。
ハンドルハウジング部21bの下端部には、ブラシレス直流モータ1の駆動電源となる電池パック4が着脱可能に装着されている。また、電池パック4の上部には、モータ1のインバータ部2を制御するための制御回路部((回路基板)3が、紙面を横切る方向に延在するように設けられている。一方、ハンドルハウジング部21bの上端部にはトリガスイッチ部13が配設され、トリガスイッチ部13のトリガ操作部13aがバネ力によって付勢された状態でハンドルハウジング部21bから突出している。後述するように、トリガ操作部13aをバネ力に抗してハンドルハウジング部21b内方向へ把持することによって、トリガ押込量(操作量)を調整し、モータ1の回転数を制御することができる。
電池パック4は、トリガスイッチ部13および制御回路部(回路基板)3へ駆動電源を供給し、かつインバータ部2へ駆動電力を供給するように電気的接続されている。
ブラシレス直流モータ1の回転出力軸の回転力は、その回転出力軸のギヤ歯に係合された動力伝達機構部(減速機構部)22を介して、インパクト機構部26の一部を構成するスピンドル28に伝達される。動力伝達機構部(減速機構部)22は、ピニオンギヤ(サンギヤ)25と、そのピニオンギヤ25に噛合う二つの遊星ギヤ23とを含み、これらは胴体ハウジング部21a内のインナカバー(図示なし)内に組み込まれている。スピンドル28には、この減速機構部22によって、ブラシレス直流モータ1の回転に対し減速された回転力が与えられる。
インパクト機構部26は、減速機構部22を介して回転力が与えられるスピンドル28と、スピンドル28に取付けられ、スピンドル28の回転軸方向に移動可能に係合し、回転打撃力を与えるハンマ27と、ハンマ27による回転打撃力で回転し、先端工具保持部31を有するアンビル30とを備える。ハンマ27およびアンビル30は、回転平面上の2箇所に互いに対称的に配置された2つのハンマ凸部(打撃部)27aおよび2つのアンビル凸部30aをそれぞれ有し、該ハンマ凸部27aおよびアンビル凸部30aは互いに回転方向に噛み合う位置にある。
これら凸部同士27aおよび30aの噛み合いにより、回転打撃力が伝えられる。さらに、上記ハンマ27は、スピンドル28を囲むリング域で、スピンドル28に対して軸方向に摺動自在にされていると共に、スプリング29によって軸方向前方へと付勢されている。ハンマ27の内周面には、逆V字型(略三角形)のカム溝27bが設けられている。一方、スピンドル28の外周面には軸方向に、V字型のカム溝28aが設けられており、このカム溝28aとハンマ27の内周カム溝27b間に挿入されたボール(鋼球)32を介してハンマ27が回転する。
インパクト機構部26において、被加工物へネジ等の締付具を回転させるための負荷トルクよりもハンマ27の回転トルクの方が小さいと、モータ1から与えられるスピンドル28の回転力は、ボール32を挟持するカム溝28aおよびカム溝27aを介してハンマ27に伝達され、スピンドル28およびハンマ27を一緒に回転させ始める。スピンドル28およびハンマ27は相対的にねじられることになり、ハンマ27は、スピンドルカム溝28aに沿って、スプリング29をねじりながら、図面右方向へ、圧縮しつつ後退し、ハンマ凸部27aがアンビル凸部30aとの結合から離れた時点から、ハンマ27はアンビル凸部30aの高さを乗り越えると、アンビル30との噛み合いが解ける。さらにハンマ27は、スプリング29による付勢とカム溝28aによるガイドを受けて、回転しつつ、図面左方向へ前進し、ハンマ凸部(打撃部)27aで回転前方のアンビル30のアンビル凸部30aに衝撃トルクを与える。この衝撃トルクは、後述するように、アンビル30の先端工具保持部31に取付けられた、先端工具(例えば、ドライバビット)(図示なし)へ伝わり、さらにドライバビットから締付具ネジに回転衝撃トルクを伝えて、被加工部材へのネジ込みもしくは締付けを行う。再びハンマ凸部27aおよびアンビル凸部30aが互いに係合することになるので、その後、再びハンマ27の後退が始まり、上記の打撃動作を繰返すことになる。
次に、ブラシレス直流モータ1のインバータ回路部2および制御回路部3について、図2を参照して説明する。
ブラシレス直流モータ1は、本実施形態では3相ブラシレス直流モータから成る。ブラシレス直流モータ1は、インナーロータ型で、一対のN極およびS極を含む永久磁石(マグネット)を埋め込んで構成された回転子(マグネットロータ)1bと、該マグネットロータ1bの回転位置を検出するために60°毎に配置された3つの回転位置検出素子(ホールIC)5、6、7と、回転位置検出素子を構成するホールIC5、6、7の位置検出信号に基づいて電気角120°の電流の通電区間に制御されるスター結線された固定子1cの3相巻線U、V、Wからなる電機子巻線1dとから構成される。なお、ブラシレス直流モータ1の回転子1bの回転位置検出手段(5、6、7)は、上記したようなホールICによって電磁結合的に検出する他に、固定子巻線1dの誘起起電圧(逆起電力)を、フィルタを通して論理信号として取出すことによって回転子位置を検出するセンサレス方式を採用することもできる。
インバータ部(電力変換器)2は、3相ブリッジ形式に接続された6個の絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ(IGBT)Q1〜Q6と、トランジスタQ1〜Q6の各コレクタ−エミッタ間に内蔵されて並列接続されたフライホイールダイオード(図示なし)とから構成される。ブリッジ接続された6個のトランジスタQ1〜Q6の各ゲートはインバータ駆動部(インターフェイス部)8aに接続され、また、6個のトランジスタQ1〜Q6のコレクタまたはエミッタはスター結線された電機子巻線U、VおよびWに接続される。これによって、6個のトランジスタQ1〜Q6は、インバータ駆動部8aから入力されたスイッチング素子駆動信号(H4、H5、H6等の駆動信号)によってスイッチング動作を行い、インバータ部2に印加される電池パック4の直流電圧を、3相(U相、V相、W相)電圧Vu、Vv、Vwとして、電機子巻線U、V、Wへ電力を供給する。
この場合、6個のトランジスタQ1〜Q6の各ゲートを駆動するスイッチング素子駆動信号(3相信号)のうち、3個の負電源側トランジスタQ4、Q5、Q6をパルス幅変調信号(PWM信号)H4、H5、H6として供給し、後述する制御回路部3によって、トリガスイッチ部13のトリガ押込量d(図4参照)の検出信号に基づいて、PWM信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることによりモータ1への電力を調整し、モータの起動および速度を制御する。該PWM信号は、インバータ部2の正電源側スイッチング素子Q1〜Q3または負電源側スイッチング素子Q4〜Q6のいずれか一方側のスイッチング素子群に供給し、該スイッチング素子を高速スイッチングさせることにより、結果的に、電池パック4の直流電圧から各電機子巻線U、V、Wへ供給する電力を供給する。本実施形態では、上述したように、負電源側スイッチング素子群Q4〜Q6にPWM信号が供給される。従って、該PWM信号のパルス幅の制御によって各電機子巻線U、V、Wへ供給する電力を調整してモータ1の回転数を制御することができる。
制御回路部3は、図示されていないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するためのCPU、処理プログラムや制御データを記憶するためのROM、データを一時記憶するためのRAM、タイマ等を含むマイコンによって構成される。機能的にはインバータ部2の制御信号およびPWM信号を出力するための駆動信号形成部(CPUおよびメモリを含む)8と、駆動信号形成部8の出力信号に基づきインバータ部2を駆動するためのインバータ駆動部8aと、上記トリガスイッチ部13の操作量(トリガ押込量)に応答する出力信号(ポテンショメータの電圧信号)Vtに基づきトリガ押込量dを検出するトリガ押込量検出部10と、トリガ押込量検出部10により検出されたトリガ押込量に応答してブラシレス直流モータ1の印加電圧、すなわちインバータ駆動部8aの出力PWM信号のデューティ比を設定するための印加電圧設定部9と、モータの正逆切替レバー14(図1参照)による正方向回転または逆方向回転の操作を検出してモータ1の回転方向を設定するための回転方向設定部11と、上記3つの回転位置検出素子(ホールIC)5、6、7の出力信号に基づいて回転子1bと固定子1cの電機子巻線U、V、Wとの関係位置を検出するための回転位置検出部12とから構成される。
駆動信号形成部(CPUおよびメモリを含む)8は、回転方向設定部11と回転子位置検出部12の出力信号に基づいて所定のスイッチング素子Q1〜Q6を交互にスイッチングするための駆動信号を形成し、インバータ駆動部8aへ出力する。これによって、電機子巻線1dの所定の巻線(U、V、W)を交互に通電して、回転子1bを設定した回転方向に回転させる。この場合、印加電圧設定部9の出力制御信号(データ)に基づいて、インバータ部2の負電源側スイッチング素子Q4〜Q6へ印加する駆動信号はPWM変調信号として出力される。もちろん、PWM変調信号は、上述したように、負電源側スイッチング素子Q4〜Q6へ印加する代わりに、正電源側スイッチング素子Q1〜Q3へ印加してもよい。
駆動信号形成部8によるPWM信号の作成は、ROMメモリに必要な制御データを予め記憶させておき、クロック信号に従って読み出してPWM作成データとして利用する。本発明によれば、後述するように、図5または図6に示すようなトリガスイッチ部13のトリガ押込量(電圧出力Vt)dとPWM信号のデューティ比DUTYとの関係が印加電圧設定部9に予め記憶されており、印加電圧設定部9の出力制御信号に応答してPWM信号のパルス幅(デューティ比)が可変される。
トリガスイッチ部13の構成例は、図3の構造図(a)および回路機能図(b)に示されるように、トリガスイッチ部13のトリガ操作部13aがバネ力によってトリガ押込方向と対向する方向に付勢されている。トリガ操作部13aをバネ力に対抗してトリガ押込方向(ハンドルハウジング部21b内方向)へ把持することによって、ポテンショメータVRの可動端子(摺動端子)Tmが移動し、ポテンショメータVRの可動端子Tmから検出される電圧Vtは高い電圧となる。これによって、トリガスイッチ13の押込量dは可動端子電圧Vtに変換される。図4の実線は、トリガ押込量dとポテンショメータVR1の可動端子電圧Vtの関係を示す。図4の破線に示すうに、トリガスイッチ押込量dに対して可動端子電圧Vtが減少するように構成してもよい。
以上の構成において、本発明に従って、印加電圧設定部9には、図5の(a)に示すように、トリガ押込量d対PWMデューティ比DUTY特性を記憶しておく。PWMデューティ比DUTYは、上述したインバータ駆動部8aから負電源側スイッチング素子Q4〜Q6の各ゲートに出力されるPWM信号H4、H5、H6のパルス幅のデューティ比を示す。すなわち、電機子巻線(U、V、W)を電気角120°通電するために各スイッチング素子(Q4〜Q6)のゲートに供給されるゲート駆動信号H4、H5、H6をパルス幅変調させるためのPWM信号のパルス幅のデューティ比を示す。
図5の(a)に示すトリガ押込量d対PWMデューティ比DUTY特性は、先端工具の操作性および作業効率の観点から予め実験的に求めてメモリに記憶しておく。図5の(a)に示す特性において、上限デューティ比DUTYmaxおよび下限デューティ比DUTYminは、図5の(b)に示すトリガ押込量d対モータ回転数N特性における上限回転数N2および下限回転数N1に制御するためのデューティ比に対応している。図5の(b)の特性は、図5の(a)の特性と同様に、先端工具の操作性および作業効率の観点から予め実験的に求めておき、メモリ部に記憶しておく。
図5の(b)の特性において、トリガ操作部13aのトリガ押込量dが上記第1の押込量D1以下の第1の押込範囲(低速域押込範囲)d1(例えば、3mm)では、モータ1の回転数Nを、先端工具の負荷へ回転力を伝達するために必要な下限回転数N1(例えば、125rpm)と、先端工具の位置決め等の操作性を損なわない限度の上限回転数N2(例えば、250rpm)との第1回転数範囲内において、所定の第1回転数上昇率で上昇させるようにPWM変調信号のデューティ比を、図5の(a)におけるデューティ比DUTYmax(例えば、10%)およびDUTYmin(例えば、5%)に制御する。
また、図5の(b)に示すように、トリガ操作部13aのトリガ押込量dが、上記第1の押込量D1を超えて最大の押込量Dm(例えば、12.5mm)に至る第2の押込範囲(高速域押込範囲)d2(例えば、9.5mm)内では、モータ1の回転数Nを、上限回転数N2と全速回転数Nm(例えば、2500rpm)との第2回転数範囲内において、第1押込範囲d1における前記第1回転数上昇率(ΔN1/ΔD1)より高い第2の回転数上昇率(ΔN2/ΔD2)で上昇させるように、図5の(a)に示したトリガ押込量dに応答してPWM信号のデューティ比(DUTY)を制御する。すなわち、トリガ操作部13aのトリガ押込量dが第1の押込範囲(低速域押込範囲)d1にある場合は、モータ回転数Nを、N1〜N2の範囲に低く設定して位置決め等の操作性を向上させ、トリガ押込量dが第2の押込範囲(高速域押込範囲)d2にある場合は、モータ回転数Nの上昇率(ΔN2/ΔD2)を、第1押込範囲d1のモータ回転数Nの上昇率(ΔN1/ΔD1)より大きくしてネジ締め作業等の作業効率を向上させる。
上記実施態様において、トリガ操作部13aの第1の押込範囲d1におけるトリガ押込量dに対するモータ回転数Nは、図6の(a)および(b)に示すように、上記上限回転数N2と下限回転数N1の範囲内で一定回転数となるように、PWM信号のデューティ比DUTYを一定に制御してもよい。
なお、トリガ押込量dは、図4に示すように、ポテンショメータVRによって端子電圧Vtとして電気量に変換されて検出されるので、例えば、最大押込量Dmのときの検出電圧Vtは5Vに設定される。印加電圧設定部9は、トリガスイッチ部13のトリガ押込量dに基づくポテンショメータVRの出力電圧Vtに対応して、予め記憶された図5の(a)または図6の(a)に示す特性に従ってPWM信号のデューティ比DUTYを出力する。
以上の構成において、電動工具50のトリガスイッチ13のトリガ操作部13aを把持すると、トリガ押込量dが図5に示した第1の押込範囲d1において、モータ1は回転を開始し、トリガ押込量dをD1以下に把持すると、負電源側スイッチング素子Q4〜Q6(または正電源側スイッチング素子Q1〜Q3)は、PWM変調信号H4〜H6のパルス幅のデューティ比がDUTYmin〜DUTYmaxの範囲に制御されるので、モータ1の回転数Nは上限回転数N2〜下限回転数N1の範囲に制御される。
従って、ドライバビット等の先端工具の被加工部材に対する位置決め操作等の作業開始時の操作を有利にする。例えば、DUTYmin以上でPWM制御すれば、電機子巻線1dに印加される印加電圧が小さくなることを防止して回転数Nを下限回転数N1以上とすることができる。これによって、先端工具にかかる負荷トルクの影響で、モータ1の回転子1aが回転不能となることを防止できる。逆に、DUTYmax以下のPWM信号とすれば、電機子巻線1dの印加電圧が過大電圧となることを防止してモータ回転数Nを上限回転数N2以下に制御できる。これによって、モータ回転数の急激な上昇を防止し、位置決め箇所から電動工具の先端工具が外れてしまい、先端工具が被加工部材を損傷するという問題を防止できる。つまり、トリガスイッチ13のトリガ操作の開始時には、PWM信号のデューティ比DUTYをDUTYmaxからDUTYminの範囲内に設定することにより作業開始時における低速域押込範囲d1の操作に有効な低速領域を容易に得ることができる。
また、もし上述したような従来のトリガ制御方式に従うとすれば、低速域押込範囲d1でのモータの回転数上昇率が高速域押込範囲d2と同様に高くなるので、トリガスイッチ13のトリガ押込量dを小さくして低回転数を保持し続けるための微妙な操作が要求される。このため、トリガスイッチ操作が難しく、トリガ押込量の変動により先端工具の動作が不安定になるという問題を招くことになる。しかし、本発明のトリガ制御方式によれば、トリガスイッチ13のトリガ押込量dが押込開始から所定の押込量D1までの低速域押込範囲d1内では、回転数N2以下の低速領域でブラシレス直流モータ1を制御することになるので、トリガスイッチ13の操作による低速領域でのモータの回転制御を容易にできる。
トリガスイッチ13のトリガ押込量dが、所定の押込量D1以上の高速域押込範囲d2内になると、押込量に対する回転上昇率が上昇し、短時間にモータの回転数Nを最大回転数Nmに制御することができる。これによって、作業効率を向上させることができる。
図6に示すように、トリガスイッチ13のトリガ押込量dが低速域押込範囲d1内において、PWM信号のパルス幅のデューティ比を一定に制御してモータ回転数を定速制御する場合は、モータ回転数が変動しないので、操作性をさらに向上させることができる。
以上の実施形態の説明から明らかにされるように、本発明によれば、モータの回転開始時における回転数の制御を容易にし、電動工具の操作性を向上させることができる。
なお、以上の実施形態では、3相ブラシレス直流モータを使用した電動工具について説明したが、3相以外のブラシレス直流モータを使用した電動工具についても適用することができる。また、本発明は、インパクトドライバに限らず、電動ドリル等の電動回転工具に適用することもできる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本発明の実施形態に係る電動工具の全体構造図。 図1に示した電動工具におけるブラシレス直流モータの駆動制御系を示す機能ブロック図。 図1に示した電動工具のトリガスイッチ部を示した構造図(a)および機能ブロック図(b)。 図3に示したトリガスイッチ部のトリガ押込量と可動端子電圧の関係を示す特性図。 図3に示したトリガスイッチ部のトリガ押込量とPWMデューティ比との関係を示す特性図。 図3に示したトリガスイッチ部のトリガ押込量とPWMデューティ比との関係を示す他の特性図。
符号の説明
1:ブラシレス直流モータ 1a:回転子(マグネットロータ)
1b:永久磁石 1c:固定子 1d:固定子巻線 2:インバータ部
3:制御回路部 4:電池パック 5、6、7:回転位置検出素子(ホールIC)
8:駆動信号形成部 8a:インバータ駆動部 9:印加電圧設定部
10:トリガ押込量検出部 11:回転方向設定部 12:回転位置検出部
13:トリガスイッチ 13a:トリガ操作部 14:正逆切替レバー
21a:胴体ハウジング部 21b:ハンドルハウジング部
22:動力伝達機構部(減速機構部) 23:遊星ギヤ 24:リングギヤ
25:ピニオンギヤ 26:インパクト機構部 27:ハンマ
27a:ハンマ凸部 27b:ハンマ内周面のカム溝 28:スピンドル
28a:スピンドル外周面のカム溝 29:バネ 30:アンビル
30a:アンビル凸部 31:先端工具保持部 32:ボール(鋼球)
50:電動工具 d1:第1の押込範囲(低速域押込範囲)
d2:第2の押込範囲(高速域押込範囲) DUTYmax:上限デューティ比
DUTYmin:下限デューティ比 N1:下限回転数 N2:上限回転数
U、V、W:3相固定子巻線

Claims (5)

  1. ハウジング部内に装着される電動モータと、該電動モータによって回転駆動される前記ハウジング部に設けられた先端工具と、前記ハウジング部に設けられたトリガスイッチ部と、該トリガスイッチ部のトリガ押込量によって前記電動モータの回転数を回転開始から全速回転数まで制御するための制御回路部とを有する電動工具において、
    前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が第1の押込量以下の第1の押込範囲では、前記電動モータの回転数を、前記先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数と、前記全速回転数より低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数との間の第1の回転数範囲内において、所定の第1の回転数上昇率で上昇させるか、または一定回転数となるように前記トリガ押込量に応答して制御し、かつ、
    前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が前記第1の押込量を超えて最大の押込量に至る第2の押込範囲内では、前記電動モータの回転数を、前記上限回転数と前記全速回転数との間の第2の回転数範囲内において、前記第1の押込範囲における前記第1の回転数上昇率より高い第2の回転数上昇率で上昇させるように前記トリガ押込量に応答して制御することを特徴とする電動工具。
  2. 前記電動モータの回転数を、前記第1の押込範囲では一定回転数に制御し、前記第2の押込範囲では前記一定回転数より前記全速回転数へ上昇させるように制御することを特徴とする請求項1に記載された電動工具。
  3. 前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量は、ポテンショメータによって電圧の高さに変換し、該変換電圧を制御信号として前記電動モータの印加電圧をパルス幅変調させることによって前記電動モータの回転数を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された電動工具。
  4. 永久磁石を備えた回転子、および複数相の電機子巻線を備えた固定子を有するブラシレス直流モータと、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子から構成され、直流電圧をスイッチングして前記各相の電機子巻線へ電力を供給するインバータと、前記複数のスイッチング素子をパルス幅変調信号で駆動するインバータ駆動部と、トリガ操作のトリガ押込量により前記ブラシレス直流モータの回転数を制御するためのトリガスイッチと、前記トリガスイッチ部のトリガ押込量に基づいて前記ブラシレス直流モータの回転数を回転開始から全速回転数まで制御するための制御回路部と、前記ブラシレスDCモータによって回転伝達機構部を介して回転駆動される先端工具と、を具備する電動工具において、
    前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が第1の押込量以下の第1の押込範囲では、前記電動モータの回転数を、前記先端工具の負荷へ回転力を伝達するための下限回転数と、前記全速回転数より低い先端工具の操作性によって規定される上限回転数との間の第1の回転数範囲内において、所定の第1の回転数上昇率で上昇させるか、または一定回転数となるように、前記トリガ押込量に応答して前記複数のスイッチング素子を駆動する前記パルス幅変調信号のデューティ比を制御し、かつ、
    前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量が前記第1の押込量を超えて最大の押込量に至る第2の押込範囲内では、前記ブラシレス直流モータの回転数を、前記上限回転数と前記全速回転数との間の第2の回転数範囲内において、前記第1の押込範囲における前記第1の回転数上昇率より高い第2の回転数上昇率で上昇させるように、前記トリガ押込量に応答して前記複数のスイッチング素子を駆動する前記パルス幅変調信号のデューティ比を制御することを特徴とする電動工具。
  5. 前記制御回路部は、前記トリガスイッチ部の前記トリガ押込量に対する前記パルス幅変調信号のデューティ比の変化を予め設定する印加電圧設定部を有し、該印加設定部の出力によって駆動信号形成部を制御することによって前記パルス幅変調信号のデューティ比を可変させることを特徴とする請求項4に記載された電動工具。
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