JP2008292914A - 電子楽器の鍵盤装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量体1は、基部3、長尺部材2、質量集中部となる質量集中部4を有する。薄板板金が長手方向に沿って曲げ加工されることにより、長手方向に延在する左端部2a及び右端部2bとの間に、開口部2cを備えた断面を有する。長尺部材2は、後端B近傍においては、左端部2aと右端部2bとが平行となって、U字状断面の外郭を有するものとなる。後端B側の境界位置Pの近傍では、左端部2aと右端部2bとの間の開口部2cが徐々に狭まり、境界位置Pから前端Fまでの区間において、開口部2cが閉じられた中空円断面を有する。
【選択図】図1
Description
図8は、このような従来の電子楽器の鍵盤装置の内部構造及び質量体を示す構成図である。手前の黒鍵本体部を取り除いて図示している。
図8(a)において、51は白鍵本体部(鍵)、52は黒鍵本体部(鍵)である。フレーム53には、複数の白鍵本体部51、複数の黒鍵本体部52が並設され、それぞれの後端部に回動支点部51a,52aがあり、フレームの鍵支持部53aに支持されている。
黒鍵本体部52には、図に表れていないが、その前方下部から突出し前方に曲がる力伝達部がある。その先端は対応する質量体に係合する係合片であり、その上下面に弾性部材が固着されている。黒鍵本体部52は、押鍵時に、フレームの中央水平部53dに立設された鍵ガイド(取り除かれた黒鍵本体部に対する鍵ガイド53eと同じもの)により垂直に案内される。
56は板バネであって、フレームの貫通窓53fを介して白鍵本体部51の内部と質量体55との間に懸け渡されている。
フレーム53の前方下端位置から後方斜め上方に傾斜板53gが、鍵の配列方向に延設され、その上端部に円柱状の質量体支持部53hが設けられている。質量体55は、質量体支持部53hに回動自在に支持される。
また、傾斜板53gには貫通穴53iが設けられ、貫通穴53iの裏側に設けられたプリント基板57上に2列の鍵スイッチ58が形成されている。
回動支点部3aの前方端には、二股の主被駆動部3c及び副被駆動部3dがあり、両者は、白鍵本体部51側にある力伝達部51bの先端にある係合片に、弾性部材54を介して係合する。黒鍵本体部52の側も同様にして、対応する質量体55と係合する。
回動支点部3aよりも後方下部に結合部3fがあり、ここにおいて長尺部材59が一体的に結合される。回動支点部3aの外周には、バネ56の係止部3gがある。
長尺部材59は、鍵の長手方向に延在する金属丸棒であり、回動時に大きな慣性モーメントを発生する。回動支点部3aから最も離れた後端部は、折曲延長部59aとなり質量が集中している。
これらは、通常、フェルトで形成されており、質量体55の回動により、長尺部材59の後端の下部又は折り曲げ延長部59aの上部がフェルトに衝突することにより、質量体55の回動範囲の下限位置及び上限位置を規制する。黒鍵本体部52及びその質量体も同様の動作をする。
その際、長尺部材59の長さ、剛性、下限ストッパ60,上限ストッパ61(動作規制部材)に当接する当接部(長尺部材59の後端及び折曲延長部59a)の形状、等は、手応えの良好なストップ感を得るために様々な制約を受ける。
薄板板金材を中空円断面のパイプに加工するには、棒状の芯金を用い、これに薄板板金材を長手方向に沿わせて曲げ加工をする。しかし、長いパイプを作ろうとすると、曲げ形成後に芯金を取り出すときの大きな摩擦抵抗により、芯金を抜き出せなかったり、芯金が破断したりする等の問題がある。
上述した薄板板金とは、整形加工機、折り曲げ加工機等の加工機械により、折り曲げ成型可能な板金材のことである。このような薄板板金材を長尺部材に用いることにより、金属丸棒を用いる場合に比べて質量体を軽量化するとともに、加工性が良くなる。薄板板金材は、平板であったものが曲げ加工されて開口部を備えた断面となることにより、断面2次モーメントを稼ぐことができるため、開口部の方向に、十分な剛性を確保することができる。また、開口部の左右の幅方向にも、ある程度まで剛性を確保することができる。
長尺部材の開口部が閉じられることにより、大きな断面2次モーメントが得られ、全周囲方向に高剛性の長尺部材が得られる。閉じられた開口部を、溶接等により接合すれば、長尺部材の剛性がさらに高まる。
長尺部材は、その長手方向の一部の区間においてのみ、開口部を閉じていることにより、全区間を閉じた断面とするよりも、曲げ加工が容易となる。開口部は完全に閉じた状態でなくてもよく、僅かな隙間があってもよい。
上述した長手方向の一部の区間を、質量体の回動中心に近い側にすれば、質量体の回動中心に近いために撓みやすい部分の剛性を高めることができる。
質量体の基部を合成樹脂とし、基部を長尺部材と一体化して成形する場合、上述した長手方向の一部の区間を長尺部材の前端側にして、基部をこの長手方向の一部の区間内で一体化する。その際、長手方向の一部の区間の断面を中空円断面にするとよい。
従って、第1の部分構造、第2の部分構造のいずれか一方のみの場合よりも、長尺部材が撓みにくくなる。
長尺部材の下面部,上面部ともに、底部を備えた断面であるから、下面部,上面部の底部の一部を、そのまま、動作規制部材に衝突する当接部とすることができる。その結果、質量体の構造が簡単になる。底部の一部を当接部とした場合、垂直側面部の高さを変更するだけで、質量体の回動範囲を調節可能であるから、質量体の設計が容易になる。その際、上述した底部の断面形状を、半円又は角丸とすれば、動作規制部材の耐久性が向上する。
従って、第2の区間を質量集中部とすることができる。上述した第2の区間を、質量体の回動中心から遠い側とすれば、長尺部材の質量が同じでも慣性モーメントを大きくすることができる。
上述した第2の区間においては、第1の部分構造、第2の部分構造のいずれか一方のみの場合よりも、長尺部材が撓みにくくなる。
かつ、この第2の区間においては、長尺部材の下面部,上面部ともに、底部を備えた断面となるから、底部の少なくとも一部を、そのまま、動作規制部材に衝突する当接部とすることができる。その結果、質量体の構造が簡単になる。底部の少なくとも一部を当接部とした場合、垂直側面部の高さを変更するだけで、質量体の回動範囲を調節可能であるから、質量体の設計が容易になる。その際、上述した底部の断面形状を、半円又は角丸とすれば、動作規制部材の耐久性が向上する。
従って、薄板板金材を用いた場合でも、慣性モーメントを異にする質量体を並設することができ、鍵タッチを、鍵の配列方向にスケーリングすることができる。鍵毎に慣性モーメントを変えてもよいが、オクターブ単位など、鍵域毎に慣性モーメントを変えてもよい。
長尺部材が、上述した中空部を規定する外郭を有した形状の一様長尺部を有することにより、金属丸棒を用いる場合に比べて質量体を軽量化することができる。
上述した一様長尺部においては、開口部がない(隙間=0)か、又は、開口部となる隙間が小さければ、大きな断面2次モーメントが得られ、全周囲方向に高剛性の長尺部材が得られる。
自由端側においては、一様長尺部における開口部(隙間=0の場合を含む)よりも大きな開口部を有していても、自由端側は撓みにくいのでさほど高い剛性が要求されない。開口部を有していても、平板に比べれば断面2次モーメントを稼ぐことができるため、開口部の方向に、十分な剛性を確保することができる。また、開口部の左右の幅方向にも、ある程度まで剛性を確保することができる。
質量体の基部を合成樹脂とし、基部を長尺部材と一体化して成形する場合、上述した一様長尺部を長尺部材の前端側にして、基部をこの一様長尺部内で一体化する。その際、長手方向の一部の区間の断面を中空円断面にするとよい。
図1(a)において、質量体1は、基部3、長尺部材2、質量集中部4を有し、長尺部材2の前端Fが基部3と一体化され、長尺部材2の後端Bが質量集中部4と一体化され、対応する鍵の押鍵操作に連動して回動する。質量集中部4が、図8に示した下限ストッパ60、上限ストッパ61に衝突する。
基部3は、図8を参照して説明した従来のものを図示しているが、回動支点部3a(支点部)と、鍵側の力伝達部に係合する被駆動部(主被駆動部3c、副被駆動部3d)を有するものであればよい。スイッチ駆動部3eは、基部3の側ではなく、白鍵本体部51、黒鍵本体部52の側に設けられる場合がある。
長尺部材2は、例えば、長手方向の辺が長い矩形状の薄板板金材に、長手方向に沿って、丸棒状の芯金5を重ね、薄板板金材を長手方向に沿って曲げ加工されることにより形成される。
従って、長尺部材2は、後端B近傍(回動支点部3aから遠い位置にある自由端側)において、左端部2aと右端部2bとが平行となって、U字状断面を有する外郭となる。一方、境界位置Pの後端B側近傍では、左端部2aと右端部2bとの間の開口部2cの隙間が徐々に狭まっている。
境界位置Pから前端Fまでの区間においては、開口部2cが閉じられた断面、図示の例では、中空円断面を有した閉曲断面区間(F−P)となる。
閉曲断面区間(F−P)において、開口部2cは完全に閉じた状態でなくてもよく、幅方向に僅かな隙間があってもよい。これに関連して、図示の一様長尺部(F−P’)は、開口部がないのである(隙間=0)が、開口部があっても、幅方向の隙間が小さければよい。外郭は、支点部から遠い位置にある自由端側において、この一様長尺部(F−P’)における開口部(隙間=0を含む)よりも大きな開口部2cを有している。
長尺部材2においては、質量体1の回動支点部(支点部)3aに近いほど撓みやすいから、図示のように、回動支点部3aに近い前端F側を一様長尺部(F−P’)及び閉曲断面区間(F−P)とすればよい。
従って、基部3を、閉曲断面区間(F−P)内、又は、一様長尺部(F−P’)内で一体化する。
一方、後端Bは、例えば、質量集中部4に溝穴を成形しておき、この溝穴に差し込まれることにより、質量集中部4と一体化される。
なお、長尺部材2と基部3とを一体化するにも、基部3に溝穴を成形しておき、この丸穴に長尺部材2の前端Fを差し込んでもよい。
前端Fに蓋部2dが設けられている。この蓋部2dは、薄板板金材が平板であった元の状態において、左端部2a及び右端部2bを有する矩形平板の前端Fに、連結部2eを介して形成されている。図示の例では、連結部2eの長さの分だけ円板が切り欠かれている。
芯金5を用いて薄板板金材を曲げ加工して閉曲断面を形成した後に、連結部2eの部分で90度折り曲げることにより、前端Fが蓋部2dによって閉じられる。
また、一体成形区間では開口部を閉じていることにより、特別な対策をしなくても、溶融状態の合成樹脂が開口部から金型の外部に流出して固化してしまうことがない。流出自体はさほど問題ないが、流出量が一定しないために、製品毎に、質量体1の質量及び慣性モーメントにバラツキが生じるおそれがある。
しかし、閉曲断面であっても、前端Fが開口状態であると、やはり特別な対策をしなければ、溶融状態の合成樹脂が閉曲断面内に流出して固化する。
蓋部2dを設けることに代えて、長尺部材31の中空部の内部に障壁部を設けるようにし、溶融状態の合成樹脂の流出量が一定になるようにすることも可能である。
ただし、薄板板金材が折り曲げられる前の平板であった状態(展開図形の状態)において、閉曲断面区間(F−P)となる左右方向の長さに対し、開口断面区間(P−B)となる左右方向の長さを異ならせて段差をもたせれば、開口断面区間(P−B)における左端部2a,右端部2bの高さを任意に設計できる。
図示の例では、開口部2cが垂直上向きであるが、開口部2cが垂直下向きになるように、長尺部材2を基部3及び質量集中部4と一体化してもよい。
図1(d)に示すように、長尺部材2は、閉曲断面区間(F−P)で中空円部とこの中空円部を規定する外郭を有する。中空円断面は薄板板金自体の断面積が小さくても、大きな断面2次モーメント及び断面係数が得られるから、曲げ剛性、曲げ強度が大きくなる。
従って、軽量である割には、大きな曲げ剛性、曲げ強度が得られる。
左端部2aと右端部2bとの当接部は、溶接などで一体化される方が好ましいが、突き合わされているだけであったり、僅かに隙間を残していたりしてもよい。
図8に示した従来の長尺部材59のように、金属丸棒を用いる場合に比べて、長尺部材2を軽量化できるとともに、断面2次モーメントを大きくすることができ、十分な剛性を確保することができる。
図1(e)に示した開口断面区間(P−B)においては、図1(d)に比べて、垂直方向(質量体1の回動方向)に外郭が高くなった分だけ、垂直方向の断面2次モーメントを稼いでいる。
また、垂直に配置された単一の平板と比較すれば、開口部2cの左右の幅方向(鍵の配列方向)にも、ある程度までの剛性を確保することができる。
特に、図1(b)に示したように、後端Bが質量集中部4と一体化されている場合、開口断面区間(P−B)においても、開口部2cの左右の幅方向の撓みに強くなる。
図2は、図1に示した長尺部材2の他の具体例を示す説明図である。
図2(a),図2(b)に示すように、図2(b)では、薄板板金材が長手方向に沿って、例えば、角丸の矩形芯金を用いて、角を丸くした曲げ加工がなされ、左端部11aと右端11bとが上に開口し、角丸の底部11dと開口部11cを備えた断面を有する長尺部材11が形成される。外郭の左右の側面は、開口部11cを間にして長手方向に沿って平行で垂直に立ち上がった平面となる。
図2(a)では、薄板板金材が長手方向に沿って、さらに引き続き、角を丸くした曲げ加工がなされた結果、左端部11aと右端部11bとが当接して断面が閉じ、角丸の中空矩形断面となる。
また、図2(c)、図2(d)に示すように、図2(c)の閉曲断面区間においては、左端部12aと右端部12bとが当接して断面が閉じているから、図1(d)と同様の中空円断面である。
図2(d)の開口断面区間では、左端部12cと右端部12dとの間に開口部12eを備えるが、左右側面部が除かれた半円の底部のみを有する断面となっている。
この例では、薄板板金材が折り曲げられる前の平板であった状態(展開図形の状態)において、閉曲断面区間(F−P)となる薄板板金の左右方向の長さに対し、開口断面区間(P−B)となる左右方向の長さを短くしてある。
質量体の基部については、図示を省略するが、図1を参照して説明した実施形態の基部3と同様のものを用いればよい。
この実施の形態は、図1に示した実施の形態において、前端Fから後端Bまで、長尺部材2の全長が開口断面区間(F−B)の外郭を有するものである。
図3(a)に示すように、矩形状の薄板板金材が長手方向に沿って曲げ加工されることにより、長尺部材21は、長手方向に延在する左端部21a及び右端部21bとの間に、長手方向に沿った開口部21cを備えた断面を有する。従って、開口部21cの方向(質量体の回動方向)に断面2次モーメントを稼ぐことができる。
長尺部材21の後端Bは質量集中部22と一体化され、前端Fは、アウトサート成形等により基部3と一体化される。
そのため、長尺部材21が全長にわたって開口断面区間(F−B)になっていても、横方向(鍵の配列方向)の撓みに強くなる。
図示の例では、開口断面区間(F−B)において、開口部21cが上向きであるが、開口部21cが下向きになるようにしてもよい。
質量体の基部については、図示を省略するが、図1を参照して説明した実施形態の基部3と同様のものを用いればよい。質量集中部は、後端Bに設けてもよいし、設けなくてもよい。
図4(a)において、31は長尺部材であって、前端Fから後端Bまでの全区間が開口断面区間(F−B)であって、外郭は、長手方向に延在する第1の右端部31a及び第2の右端部31dを有し、両者の間に、長手方向に沿った開口部(以後、第3の開口部31hという)を有する。
この第3の開口部31hは、右向きであるが、第3の開口部が左向きであれば、第1の右端部31aと第2の右端部31dに代えて、第1の左端部及び第2の左端部を有することとなる。
第1の部分構造は、第1の底部31cと第1の開口部31bを備え、半円の底部と開口部とを備えた断面を有する。
第2の部分構造は、第2の底部31fと第2の開口部31eを備え、半円の底部と開口部とを備えた断面を有する。
図示の、第1,第2の部分構造は、その左右の側面が、第1の開口部31b,第2の開口部31eを間にして長手方向に沿って平行で垂直に立ち上がった平面であって、両平面を結合する第1の底部31c,第2の底部31fが半円の断面であるから、上下に位置して対向する1対のU字形断面を有する。
これらの第1及び第2の部分構造は、相互の開口部31b,31eが上下方向に対向し、図示の例では、その左側を、垂直側面部31gにより連結される。
図示の例では、第1,第2の部分構造が、図1(e)に示したU字形断面を有している。しかし、図2(b)に示した長尺部材11と同様な、角丸の底部を有した断面、図2(d)に示した長尺部材12と同様な、半円の断面を有していてもよい。
第1,第2の部分構造がU字形断面を有している場合、第1,第2の部分構造に含まれる左側の垂直側面部分は、上述した垂直側面部31gと一体の垂直平面となっている。
図示の例では、全長にわたって開口断面区間(F−B)であるが、図1の実施形態と同様に、前端F側に閉曲断面区間(F−P)を設けてもよい。
これらの貫通穴31i又は小突起31jは必須ではないが、長尺部材31の質量調節、アウトサート成形時の固定位置決めに用いることができる。貫通穴31iは、メッキ装置や部品自動搬送装置における長尺部材31の保持運搬にも用いることができる。
また、図8を参照して後述する鍵タッチ・スケーリングのように、長尺部材31に種々の変形体(バリエーション)がある場合に、貫通穴31iの大きさ,位置、小突起31jの大きさ,位置を変形体に応じて変えることにより、変形体の自動認識、選別といった、生産管理に用いることができる。
質量体の基部については、図示を省略するが、図1を参照して説明した実施形態の基部3と同様のものを用いればよい。
この実施の形態の長尺部材41は、左側面において、長手方向に沿って、明確な段差(段差位置X)を有している。前端Fから境界位置Pまでは閉曲断面区間(F−P)、境界位置Pから段差位置Xまでは第1の開口断面区間(P−X)、段差位置Xから後端Bまでは第2の開口断面区間(X−B)である。
すなわち、長尺部材41は、閉曲断面区間(F−P)においては、左端部41aと右端部41bとの間の開口部41cが閉じられた断面(図1と同様に、完全に閉じられていなくてもよい)、図示の例では、中空円断面を有する。
長尺部材41は、第1の開口断面区間(P−X)においては、平板状の薄板板金が長手方向に沿って曲げ加工される。その結果、外郭は、長手方向に延在する左端部41a及び第1の右端部41bとの間に、長手方向に沿って半円の第1の底部と開口部41cを備えたU字状断面の第1の構造を有している。
この第3の開口部41iは、右向きであるが、第3の開口部が左向きであれば、第1の右端部41bと第2の右端部41eに代えて、第1の左端部及び第2の左端部を有することとなる。
第1の開口断面区間(P−X)における第1の構造が長手方向に延設された第1の部分構造と、半円の底部41g(図4(b)の31fに相当)と第2の開口部41f(図4(b)の31eに相当)を備えた断面を有した第2の部分構造とが、相互の開口部41c,41f(図4(b)の31b,31eに相当)を上下方向に対向させて、左側の1つの垂直側面部41h(図4(b)の31gに相当)により連結された構造を有する。
開口断面区間の後方部分である第2の開口断面区間(X−B)における、第1の底部41d,第2の底部41gの少なくとも一部は、下限ストッパ60,上限ストッパ61という動作規制部材に当接する部分でもある。第1の底部41dと第2の底部41gとは、半円又は角丸の底部となっているので、図4を参照して説明したように、下限ストッパ60,上限ストッパ61(動作規制部材)の耐久性が向上する。
なお、41jは図1に示した蓋部2dと同じものであり、41kは図1に示した連結部2eと同じものであり、説明を省略する。
慣性モーメントは、質量と回転半径の2乗とに比例するから、開口断面区間の後方部分である第2の開口断面区間(X−B)を質量集中部とすることにより、慣性モーメント又は慣性質量が大きくなる。
図示の例では、図1の実施形態と同様に、長尺部材41に閉曲断面区間(F−P)を設けているが、全長が開口断面区間、すなわち、第1の開口断面区間(F−X)+第2の開口断面区間(X−B)であってもよい。
これらの貫通穴41l又は小突起41mもまた必須のものではないが、図4(a)に示した貫通穴31i、小突起31jと同様の用途に用いることができる。
図中、図8,図5と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。
また、図7は、図6に示した鍵盤装置における質量体40の動作を説明する模式図である。
質量体40における質量集中部の下限位置において、長尺部材41の第1の底部41gが制動され、下限ストッパ60を僅かに押し下げた状態で静止している。一方、質量集中部の上限位置において、長尺部材41の第2の底部41gが上限ストッパ61を押し上げて制動される。
これに対し、質量体40の回動範囲(ストローク)は、下限位置にある質量集中部の中心と上限位置にある質量集中部の中心間の距離となる。
従って、質量集中部、すなわち、第2の開口断面区間(X−B)における垂直側面部41hの高さを設計変更するだけで、質量体40の回動範囲を調整することができ、質量体40の回動範囲をストッパ間の基準距離に適したものにすることができる。
図1,図3に示した実施の形態では、質量集中部3,22の質量を変える。
これに対し、図5に示した実施の形態では、段差位置Xを変えることにより、第2の開口断面区間(X−B)の、長手方向に沿った長さを、質量体30の慣性モーメントが、長尺部材31を有する質量体30に対応する鍵に割り当てられた音高又は鍵域に応じた値になるように、異ならせればよい。それに応じて、長尺部材41の慣性モーメントも変化するから、簡単に、鍵の音高又は鍵域に応じて鍵タッチ感を異ならせることができる。
典型的には、高音鍵になるほど、又は、高音鍵域になるほど、段差位置Xを長手方向後方になるように、薄板板金材の平面展開形状を設計すればよい。
例えば、第2の開口断面区間(X−B)の長さ(質量集中部の長さ)を一定にしておき、高音鍵、又は、高音鍵域になるほど、前端F−後端B間の長さを短くすればよい。
この方法は、図4を参照して説明した実施形態にも適用できる。
ただし、長尺部材31自体の長さを変える場合は、図6に示した鍵盤構造においては、質量体の回動範囲が変化してしまい、かつ、下限ストッパ60、上限ストッパ61との当接位置が鍵盤の奥行き方向に変化してしまうという問題がある。
また、長尺部材31自体の長さと質量集中部の長さとを同時に変更する方法もある。
図5を参照して説明する。貫通穴41l及び小突起41mの少なくとも一方の大きさ及び又は位置を、長尺部材41を有する質量体に対応する鍵の音高又は鍵域に応じて異なるようにして、質量体の慣性モーメントが、長尺部材41を有する質量体に対応する鍵の音高又は鍵域に応じた値になるようにする。
先に説明した、長尺部材41の第2の開口断面区間(X−B)の長さ、及び、前端F−後端B間の長さの少なくとも一方を異ならせることと併用してもよい。
2a,11a,12a,12c,21a,41a…左端部、2b,11b,12b,12d,21b…右端部、31a,41b…第1の右端部、31e,41e…第2の右端部、2c,11c,12e,21c,…開口部、31b,41c…第1の開口部、31e,41f…第2の開口部、2d,41j…蓋部、2e,41k…連結部、11d…底部、31c,41d…第1の底部、31f,41g…第2の底部、31g,41h…垂直側面部、31h,41i…第3の開口部、31i,41l…貫通穴、31j,41m…小突起、
F…前端、P,P’…境界位置、X…段差位置、B…後端、
F−P’…一様長尺部、F−P…閉曲断面区間(長手方向の一部の区間)、P−B…開口断面区間(開口部を備えた断面を有する区間)、P−X…第1の開口断面区間(第1の区間)、X−B…第2の開口断面区間(第2の区間)、
3…基部、3a…回動支点部(支点部)、3b…突起、3c…主被駆動部、3d…副被駆動部、3e…スイッチ駆動部、3f…結合部、3g…板バネの係止部、
4…質量集中部、5…芯金、
51…白鍵本体部(鍵)、52…黒鍵本体部(鍵)、53…フレーム、56…板バネ、59…長尺部材、59a…折曲延長部、60…下限ストッパ(動作規制部材)、61…上限ストッパ(動作規制部材)
Claims (6)
- 複数の鍵と、該各鍵の押鍵操作に連動して回動する複数の各質量体と、前記各鍵及び前記各質量体を支持するフレームと、該フレームの側に配置され前記各質量体の回動範囲を規制する動作規制部材、を有する電子楽器の鍵盤装置において、
前記質量体は、長尺部材を有し、
該長尺部材は、薄板板金が長手方向に沿って曲げ加工されることにより、開口部を備えた断面を有するものである、
ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。 - 前記長尺部材は、前記長手方向の一部の区間においては、前記開口部が閉じられた断面を有するものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 前記長尺部材は、前記開口部を備えた断面を有する区間において、底部と前記開口部とを備えた断面を有した第1及び第2の部分構造が、相互の前記開口部を上下方向に対向させて、1つの垂直側面部により連結された構造を有するものである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 前記長尺部材は、
前記開口部を備えた断面を有する区間の一部である第1の区間においては、底部と前記開口部とを備え、前記開口部が上又は下方向に向いた断面を有した第1の構造であり、
前記開口部を備えた断面を有する区間の他の区間である第2の区間においては、前記第1の構造が前記長手方向に延設された第1の部分構造と、底部と前記開口部とを備えた断面を有した第2の部分構造とが、相互の前記開口部を上下方向に対向させて、1つの垂直側面部により連結された構造を有するものである、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 前記長尺部材の第2の区間の前記長手方向に沿った長さ、及び、前記長尺部材の前記長手方向に沿った長さの少なくとも一方は、前記質量体の慣性モーメントが、当該長尺部材を有する質量体に対応する鍵の音高又は鍵域に応じた値になるように、当該長尺部材を有する質量体に対応する鍵の音高又は鍵域に応じて異なるものである、
ことを特徴とする請求項4に記載の電子楽器の鍵盤装置。 - 複数の鍵と、該各鍵の押鍵操作に連動して支点部を中心に回動する複数の各質量体と、前記各鍵及び前記各質量体を支持するフレームと、該フレームの側に配置され前記各質量体の回動範囲を規制する動作規制部材、を有する電子楽器の鍵盤装置において、
前記質量体は、長尺部材を有し、
該長尺部材は、長手方向に垂直な断面が中空部と該中空部を規定する外郭を有した形状に形成され、前記断面が長手方向に一様である一様長尺部を有し、前記支点部から遠い位置にある自由端側において前記一様長尺部におけるよりも大きな開口部を有する、
ことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
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