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JP2007306042A - レベル変換回路及びこれを用いた入出力装置 - Google Patents

レベル変換回路及びこれを用いた入出力装置 Download PDF

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JP2007306042A JP2006129100A JP2006129100A JP2007306042A JP 2007306042 A JP2007306042 A JP 2007306042A JP 2006129100 A JP2006129100 A JP 2006129100A JP 2006129100 A JP2006129100 A JP 2006129100A JP 2007306042 A JP2007306042 A JP 2007306042A
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Abstract

【課題】多電源回路の起動時の不安定な論理動作をなくする。
【解決手段】第1と第2の異なる電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力するとともに、上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、電源電圧の立ち上がりから安定するまでの期間に対応する制御信号を出力する制御部と、上記制御信号とバイアス電圧が供給され、上記制御信号に応じて動作が遮断状態または正常動作状態に設定され、該正常動作状態のとき入力信号のレベルを変換して該入力信号とレベルの異なる信号を出力するレベル変換部とを有し、電源立ち上がり時のレベル変換動作を安定化させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力パルスを後段に接続された論理回路の動作電圧レベルに応じて高電圧または低電圧のパルスに変換するレベル変換回路及びこれを用いた入出力装置に関する。
図9に従来の昇圧型のレベル変換回路400を示す。このレベル変換回路400は一般に広く使用されているが、電源電圧の起動時に不定動作が発生する。また、図示するように高耐圧MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタHMN1(401),HMN2(402)とHMP1(403),HMP2(404)を使っているため高耐圧N(Nチャネル)MOSトランジスタの閾値以下の電源電圧で動作させることができない。
前者の問題を解決する手段として例えば、図10に示すレベル変換回路450が、特許文献1(特開2005−323195号公報)に開示されている。しかしこの方法では、パワーオンリセット信号(POR)でインバータ453とNAND回路454で構成されるラッチ回路を動作させている。このため、初期値を確定させることができ電源シーケンスの問題は改善されるが、高耐圧MOSトランジスタだけで回路が構成されているので低電源電圧動作が不可能である。また、後者の問題が残ったままである。さらに、一般的には高耐圧MOSトランジスタは動作速度が遅いため高速化が容易にはできない。
後者の問題を解決する手段として例えば、図11に示すレベル変換回路500が特許文献2に開示されている。この方法は低電源電圧化が可能となっているが、電源シーケンスフリーに対応していない。また、レベル変換回路(500)自体に初期値を設定する回路がないため起動時の値が不定である。さらに、バイアス(BIAS)電圧が速く起動するようになっているため、高電圧電源VDDHが起動後に低電圧電源VDDLがゆっくりと起動するような場合には入力信号が確定しないままレベル変換回路が動作するので、誤動作を起こす。
一方、図12に降圧型のレベル変換回路を示す。図12に示すように、この回路では単純に高耐圧MOSトランジスタでインバータを構成しているため、低電源電圧VDDLを高耐圧MOSトランジスタの閾値以下で動作させることができない。この方法を解決する手段として例えば、図13に示すように、降圧型のレベル変換回路600が特許文献3に開示されている。この方法により低電圧電源VDDLの低電圧化が可能にはなるが、図13に示すように抵抗R1(603)とR2(604)、あるいは不図示のMOSトランジスタのダイオード接続で分圧しているためDC電流を消費してしまう欠点がある。また、抵抗値R1(603)とR2(604)の抵抗値を大きくしてDC電流を下げれば動作速度が遅くなってしまう。
他の従来技術として図14に示すレベル変換回路650が特許文献4に開示されている。図14の回路においては、PMOSトランジスタ側のトランジスタLMP1(652)とLMP2(653)を低耐圧MOSトランジスタに変更したことで、低電圧電源VDDLを高耐圧MOSトランジスタの閾値以下で動作させることができる。しかし、クロスカップル接続されたPMOSトランジスタLMP1(652)とLMP2(653)を反転させているために、過渡状態の電流が増加する問題点があり、また、電源シーケンスフリーに対応していない欠点がある。
特開2005−323195号公報 特開2005−311712号公報 特開2005−64952号公報 特開2005−333595号公報
上述したように、従来のレベル変換回路においては昇圧型と降圧型のいずれも問題を抱えていた。
また、従来は一般に図9に示すようなラッチ型のレベル変換回路が使われていたが、低電源電圧で動作しない、起動時に貫通電流が流れる、出力が不定になるなどの問題があった。
これらの問題点に対してさまざまな取り組みがなされてきたが、いずれも低電源電圧化や電源シーケンスフリーなどの点において問題をかかえていた。
本発明の目的は、これらの問題をシンプルな回路構成ですべて同時に解決することである。
また、本発明はレベル変換回路において、多電源の起動順番および電源電圧の傾きによらず不定出力を出さないで初期値が定まり(電源シーケンスフリー)、なおかつ高耐圧MOSトランジスタの閾値以下の低電源電圧からでも高速動作が可能となり、定常状態のDC電流をほぼゼロで動作させることを目的とする。
本発明のレベル変換回路は、第1と第2の異なる電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力するとともに、上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、電源電圧の立ち上がりから安定するまでの期間に対応する制御信号を出力する制御部と、上記制御信号とバイアス電圧が供給され、上記制御信号に応じて動作が遮断状態または正常動作状態に設定され、該正常動作状態のとき入力信号のレベルを変換して該入力信号とレベルの異なる信号を出力するレベル変換部とを有する。
本発明のレベル変換回路は、第1と第2の異なる電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力し、また上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、電源電圧の立ち上がりから安定するまでの期間に対応する制御信号を出力する制御部と、上記第1または第2の電源電圧が供給され、正常動作状態のとき入力信号のレベルを変換して該入力信号とレベルの異なる電圧の出力信号を出力するレベル変換部と、上記制御信号が供給され、上記レベル変換部に直列または並列に接続され、上記制御信号に応じて上記レベル変換部の動作を遮断または動作状態に制御する動作制御部とを有する。
本発明の入出力装置回路は、第1と第2の電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力し、起動時上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間制御信号を出力する制御部と、上記制御部から制御信号とバイアス電圧が供給され、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間レベル変換動作が遮断され、上記第1と第2の電源電圧が安定化すると第1の信号レベルから第2の信号レベルへ変換する少なくとも1個の第1のレベル変換回路と、上記制御部から制御信号とバイアス電圧が供給され、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間レベル変換動作が遮断され、上記第1と第2の電源電圧が安定化すると上記第2の信号レベルから上記第1の信号レベルへ変換する少なくとも1個の第2のレベル変換回路とを有する。
高電圧と低電圧電源の起動時の立ち上がり電圧を検出して、高電圧と低電圧の電源が安定するまで、レベル変換回路をシャットダウン(遮断)し、電源電圧が安定化した後、レベル変換することにより電源シーケンスフリー、低電源電圧化、高速動作ができる。
図1に、本発明の第1の実施形態である昇圧型のレベル変換回路50の構成図を示す。
レベル変換回路50は、1組のクロスカップルされた高耐圧PMOSトランジスタHMP1(12)、HMP2(13)と2個のカスコード接続された高耐圧NMOSトランジスタHMN1(14)とHMN2(15)および、低耐圧CMOSトランジスタで構成された3個のインバータINBA(16)、INBB(17)、INBC(18)、1個の初期値設定用NMOSトランジスタ(HMN3(11))および電圧検出(Detector)機能付バイアス(BIAS)回路10から構成される。
次に、レベル変換回路50の回路の接続構成について述べる。電圧検出機能付バイアス回路10は、高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLに他の端子が接続され、電源電圧検出(以後POW_GOODと記載する)端子から制御信号と、またバイアス(BIAS)端子からバイアス電圧が出力される。
POW_GOOD端子はHMN3(11)のゲートに接続され、このHMN3(11)のドレインはHMP2(13)のドレイン、HMP1(12)のゲートと出力端子OUTに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。またバイアス(BIAS)端子はHMN1(14)とHMN2(15)のゲートに接続され、HMN1(14)のドレインは、HMP1(12)のドレインとHMP2(13)のゲートに接続され、ソースはインバータINBB(17)の出力に接続される。
HMN2(15)のドレインは、HMP2(13)のドレインとHMP1(12)のゲートに接続され、ソースはインバータINBC(18)の出力に接続される。HMP1(12)のソースとHMP2(13)のソースは高電圧電源VDDHに接続される。
入力端子INは低耐圧MOSトランジスタで構成されるインバータINBA(16)とインバータINBB(17)の入力に接続され、インバータINBB(17)の出力はHMN1(14)のソースに接続され、インバータIMBA(16)の出力は低耐圧MOSトランジスタで構成されるインバータINBC(18)の入力に接続され、このインバータINBC(18)の出力は、HMN2(15)のソースに接続される。またこれらのインバータINBA(16)、INBB(17)、INBC(18)は低電圧電源VDDLと基準電圧電源VSSに接続され、低電圧で動作する。
次に、電圧検出機能付きバイアス回路10のバイアス端子から出力されるバイアス(BIAS)電圧について述べる。
バイアス端子の出力値は、電圧検出機能付きバイアス回路10が動作可能(OK)な場合以下の式の電圧値が出力される。
[数1]
BIAS=VDDL+Vnthh ・・・(1)
ここで、VDDLは低電圧電源VDDLの出力電圧、Vnthhは高耐圧NMOSトランジスタの閾値電圧を表す。
電圧検出機能付バイアス回路10が動作可能(OK)でない場合は、以下の値が出力される。
[数2]
BIAS=VDDL ・・・(2)
電圧Detector機能付きバイアス回路10の動作は、[数3]に示すように以下の条件A、Bをすべて満たすかどうかを検出する。
[数3]
条件A: VDDH>VA ・・・(3)
条件B: VDDL>VB ・・・(4)
ここで、VAとVBはそれぞれ高耐圧CMOSトランジスタと低耐圧CMOSトランジスタが動作する最低限の電圧値である。
条件AとBを両方満たしたときに、POW_GOOD端子をVDDHレベルからVSSレベルへ変化させて、式(1)で与えられるBIAS電圧を供給する。
レベル変換回路50は、低電圧電源VDDLから供給される低電圧VDDLで動作するために入力は低耐圧CMOSトランジスタ構成になっており、このCMOSトランジスタの耐圧を守るために、ノード(Node)Aとノード(Node)Bはそれぞれカスコード接続されたNMOSトランジスタHMN1(14),HMN2(15)のソース電圧で、ほぼ低電圧電源VDDLの電圧値VDDLへクランプされる。カスコード接続されたNMOSトランジスタHMN1(14)とHMN2(15)のゲート電圧は、VDDL+Vnthhが印加される。
このレベル変換回路50を図11に示す従来のレベル変換回路500と比較すると、図11と同じようにカスコード接続されているが、本発明の構成ではCMOS構成によりカスコード接続されたNMOSトランジスタ(HMN1(14),HMN2(15))をドライブしているため、OFF(オフ)時の動作スピードが速く高速動作が可能になるだけでなく、Duty(デューティ)比が改善される。
次に、レベル変換回路50の起動時の動作について述べる。このレベル変換回路50の電源は高電圧電源VDDHの高電圧VDDHと低電圧電源VDDLの低電圧VDDLの2種類あるので、どちらが先に立ち上がるか不明であり、そのためレベル変換回路50の動作が不安定にならないようにしている。
まず、高電圧電源VDDHが低電圧電源VDDLより先に起動する場合について、図2(a)を用いて説明する。
時刻t1で高電圧電源VDDHが立ち上がり、それに伴いPOW_GOOD端子の電圧も上昇する。時刻t1とt2の間で電圧VA以上になり、時刻t2で高電圧電源VDDHは安定化し例えば3.3Vとなり、またPOW_GOOD端子も安定化し、3.3Vの電圧が出力される。
時刻t3で低電圧電源VDDLが立ち上がり、電圧VDDLは上昇し、時刻t4でVBになる。
上述した条件Aを満たしてはいるが、条件Bを満たすまでの期間、BIAS電圧はVDDLの電圧になっており、低耐圧CMOSトランジスタが不定動作になっているときにはノードAとノードBの電圧は以下の式(5)で表される。
[数4]
DDL−Vnthh ・・・(5)
ノードAとノードBの電圧はこの式(5)の電圧へクランプされており、低耐圧CMOSトランジスタが不定動作になるような低い電圧(VDDL)のときには式(5)の値は負になるため、このときレベル変換回路50はシャットダウン状態である。
POW_GOOD端子は高電圧電源VDDHの電圧VDDHを出力するため、シャットダウントランジスタ(HMN3(11))によって出力はVSSレベルへ初期値が与えられている。
時刻t4以後、低電圧電源VDDLの電圧レベル(VDDL)が上昇し条件BをみたせばPOW_GOOD信号はVSSレベルへ変化しバイアス(BIAS)電圧も、式(1)で表される値になり正常動作する。
即ち、HMN3(11)のゲート電圧はVSSレベルとなるので、遮断され、レベル変換回路50は正常動作に遷移する。
また、時刻t7で低電圧電源VDDLの電圧VDDLはVB以下となり、さらに時刻t8になるとPOW_GOOD端子は3.3Vとなり、HMN3(11)はオン動作し、レベル変換回路をシャットダウンする。
次に、低電圧電源VDDLが高電源電圧VDDHより先に起動する場合について、図2(b)を用いて説明する。
この場合、上述した条件Bを満たしてはいるが、条件Aを満たすまでの間、バイアス端子の電圧はVDDLの電圧になっており、条件Bを満たしているので低耐圧CMOSトランジスタは正常動作しているが、ノードAとノードBは同様に式(5)で表される値へクランプされるので、レベル変換回路50はシャットダウン状態である(時刻t1〜t4)。即ち、POW_GOOD端子はVDDHの電圧を出力するため、VDDHの電圧値がVnthhを超えればシャットダウントランジスタ(HMP3(11))によって出力はVSSレベルへ初期値が与えられている(時刻t4)。その後、高電圧電源VDDHの電圧レベルが上昇し条件Aを満たせば、POW_GOOD信号はVSSへ変化しBIAS電圧も、式(1)で表される値になり正常動作する(時刻t5)。
上述したように、レベル変換回路50は、高電圧電源VDDHまたは低電圧電源VDDLの電圧のいずれが先に立ち上がっても、両電源VDDH、VDDLが安定するまでレベル変換回路50の動作は停止される。電源が安定すると、図2(a)に示す時刻t5〜t6の期間、レベル変換回路50は正常なレベル変換動作し、また図2(b)において時刻t5〜t8の期間正常なレベル変換動作を行う。
正常動作時、低電圧動作のインバータINBA16の入力端子INに“H”レベルの信号が入力されると、INBC18の出力のノードBには“H”レベルの信号が出力され、またインバータINBB17の出力のノードAには“L”レベルの信号が出力される。
このとき、HMN1(14)とHMN1(15)のゲートに、たとえば0.6+Vnthn[V]が供給されている。インバータINBB17の出力は“L”レベルであるので、HMN1(14)はON動作状態となりドレインの電圧は下がり、それとともにHMP2(13)のゲートも下がるのでHMP2(13)はON動作状態となる。一方、HMP2(13)のドレインは“H”レベルへ遷移するので、HMP1(12)のゲートも“H”レベルとなりラッチ状態となる。従って、HMP2(13)のドレインは高電圧電源VDDHの電圧レベルとなり、HMP2(13)のドレインは“H”レベルにラッチされる。すなわち、入力信号が“H”レベルのとき、出力OUTから高電圧電源VDDHに対応した“H”レベルの信号が出力される。
一方、“L”レベルの入力信号が低電圧動作のインバータINBA(16)、INBB(17)に入力されると、上述した動作と逆の状態となり、出力OUTから“L”レベルの信号が出力される。
ここで、HMN1(14)とHMN2(15)のゲートに電圧検出機能付バイアス回路10からバイアス(BIAS)電圧が供給されている。その結果、ノードAとノードBの電圧をバイアス電圧{(VBIAS)−Vnthn}つまりVDDLの電圧にクランプすることができ、低耐圧MOSトランジスタで構成されたインバータINBB17,INBC18の破壊を防止することができる。
図3に、本発明の第2の実施形態の降圧型のレベル変換回路100の構成図を示す。このレベル変換回路100において、電圧検出機能付バイアス回路110は図1と同じ構成、機能とする。
まず、図3に示すレベル変換回路100の回路構成について述べる。高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLが電圧検出機能付バイアス回路110に接続され、POW_GOOD端子がHMP1(113)、HMN3(111)、HMN4(112)のゲートに接続される。またバイアス(BIAS)端子はHMN1(115)のゲートに接続される。HMN3(111)のドレインはノードAに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。HMN4(112)のドレインは、ノードBに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。HMP1(113)のソースは高電圧電源VDDHに接続され、ドレインはHMP2(114)のソースに接続される。HMP2(114)のゲートは入力端子INに接続され、ドレインはノードA、HMN1(115)のドレイン、HMN3(111)のドレインとHMN5(118)のゲートに接続される。HMN1(115)のソースは、ノードB、HMN4(112)のドレイン、HMN2(116)のドレインとLMP1(117)のゲートに接続される。HMN2(116)のゲートは入力端子INに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。LMP1(117)のソースは低電圧電源VDDLに接続され、ドレインはHMN5のドレインと出力端子OUTに接続される。HMN5(118)のゲートはノードAに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。
上述したように、HMP2(114)とHMN2(116)でインバータを構成しているがその間にカスコード接続されたHMN1(115)でノード(Node)Bを低電圧電源VDDLの電圧VDDLにクランプしてある。HMN3(111)、HMN4(112)、HMP1(113)のゲートはPOW_GOOD端子へ接続されており、起動時には、HMP2(114)とHMN2(116)の電流経路を切り、ノード(Node)Aとノード(Node)Bの電位をVSSにして確実にシャットダウンさせている。
LMP1(117)のゲートはノードBへ接続されているが、ノードBは低電圧電源VDDLの電圧へクランプされているので耐圧を超えることはない。LMP1(117)のゲートがノードBへ接続され、HMN5(118)と組み合わせて2段目のインバータが構成されており、この構成により低電圧電源VDDLの低電圧VDDLで動作し、クロスカップル接続にもなっていないため高速動作が可能となっている。
ここで、電圧検出機能付バイアス回路110は図1と同様であるので説明は省略する。
次に、レベル変換回路100の起動時の動作について説明する。この場合も高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLが、起動時どちらが先に立ち上がるか不明であるのでこれを検出して安定した動作が得られるようにしている。
まず、高電圧電源VDDHが低電圧電源VDDLより先に起動する場合について説明する。
図2(a)に示すように、高電圧電源VDDHは、時刻t1で高電圧電源VDDHが立ち上がり、時刻t2で安定する。すると、POW_GOODから高電圧VDDHたとえば3.3Vの電圧が出力され、HMP1(113)、HMN3(111)とHMN4(112)のゲートに印加される。HMP1(113)のゲートに高電圧VDDH(3.3V)が印加されるので、HMP1(113)はオフ状態となり、高電圧側の回路はシャットダウンされる。
時刻t3で低電圧電源VDDLが立ち上がり、時刻t4で電圧VB以上になり、時刻t5で電源電圧が安定化する。電圧検出機能付バイアス回路110のPOW_GOOD端子の電圧は時刻t4で立ち下がり、時刻t5で基準電圧電源VSSの電圧VSSに遷移する。時刻t4〜t5の期間、HMP1(113)のゲート電圧は下がるので、オン動作状態へ遷移し、高電圧側の回路は動作開始し、またHMN4(112)はオフ動作状態となるので、回路は動作状態になる。またこれに伴い、電圧検出機能付バイアス回路110のバイアス(BIAS)端子からバイアス電圧が出力され、HMN1(115)のゲートに供給される。
上述したように、時刻t1〜t3までの期間、上述した条件Aを満たしているが、条件Bを満たすまでの間は、高電圧電源VDDHが起動しているので入力データは確定しているが、レベル変換回路100はシャットダウンしており、低電圧電源VDDLの電圧VDDLがVpthlを超えるまでの間は、出力はHiz(ハイインピーダンス)の状態であり、Vpthl(低耐圧PチャネルMOSトランジスタの閾値)を超えれば出力値は、低電圧電源VDDLの電圧VDDLとなる。
その後、時刻t4になり低電圧電源VDDLの電圧VDDLが条件Bを満たせば、POW_GOOD端子がVSSレベルになり、BIAS電圧が、VDDL+Vnthhになり回路は正常動作を始める。
次に、低電圧電源VDDLが高電圧電源VDDHより先に起動する場合について説明する。
この場合、上述した条件Bを満たしているが、条件Aを満たすまでの間は、高電圧電源VDDHは起動途中であり入力データは不定状態である(時刻t4)。しかし、POW_GOOD端子は高電圧(VDDH)レベルであるので、ノードAの電位は高電圧電源VDDHの電圧VDDHがVnthhを超えるまでは、弱くVSSレベルであり、高電圧電源VDDHの電圧VDDHがVnthhを超えればVSSレベルになるため、出力はVDDLレベルとなる。
さらに、高電圧電源VDDHの電圧VDDHが条件Aを満たせば、POW_GOOD端子はVSSへ変化し、バイアス(BIAS)電圧もVDDL+Vnthhとなり回路は正常動作をはじめる(時刻t5)。
次に、レベル変換回路100に供給される高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLの電圧が安定化した後の回路動作について述べる。
電圧検出機能付バイアス回路110のPOW_GOOD端子は基準電圧電源VSSの電圧VSSに遷移し、バイアス(BIAS)端子からバイアス電圧が出力される。HMP1(113)はオン動作状態、HMN3(111)とHMN4(112)はオフ動作状態に設定され、HMN1(115)のゲートにバイアス電圧が供給され、ノードBは{(VBIAS)−Vnthn}つまりVDDLの電圧にクランプされる。
入力端子INに“H”レベルの信号が供給されると、HMN2(116)のゲートとHMP2(114)のゲートに“H”レベルの電圧が供給される。その結果、HMN2(116)はオン動作状態、HMP2(114)はオフ状態となるため、ノードBとノードAは共に“L”レベルとなる。このときLMP1(117)とHMN5(118)のゲートは共に“L”レベルになるため、出力OUTは“H”レベルになる。
一方、入力端子INに“L”レベルの信号が入力されると、HMN2(116)はオフ動作状態となり、HMP1(113)とHMP2(114)はオン動作状態であるので、ノードAの電圧は高くなるので、HMN5(118)はオン動作状態となり、出力OUTは“L”レベルへ遷移する。
このように、電圧検出機能付バイアス回路110により、レベル変換回路100は高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLが安定するまでの期間、変換動作を停止し、電圧が安定した後正常なレベル変換動作が行われる。
次に、図4に本発明の第3の実施形態の電圧検出機能付バイアス回路150の具体構成を示す。この電圧検出機能付バイアス回路150は図1,3に示した電圧検出機能付バイアス回路10,110である。
高電圧電源VDDHにHMP4(151)のソースが接続され、ドレインは抵抗R3(152)の一方の端子に接続され、ゲートにイネーブル(Enable)信号が供給される。抵抗R3(152)の他方の端子はHMN5(155)のゲートと抵抗R4(153)の一方の端子に接続される。抵抗R4(153)の他方の端子は基準電圧電源VSSに接続される。
抵抗R2(154)の一方の端子は高電圧電源VDDHに接続され、他方の端子はHMP3(157)のゲートとHMN5(155)のドレインに接続される。この抵抗R2(154)とHMN5(155)のドレインの共通接続点から制御信号のPOW_GOODが出力される。
HMN5(155)のソースはLMN1(156)のドレインに接続され、このLMN1(156)のゲートは低電圧電源VDDLに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。
HMP3(157)のソースは高電圧電源VDDHに接続され、ドレインは抵抗R1(158)の一方の端子に接続される。抵抗R1(158)の他方の端子は、HMN4(159)のドレインとゲートに接続され、バイアス(BIAS)電圧が出力される。HMN4(159)のソースは低電圧電源VDDLに接続される。
次に電圧検出機能付バイアス回路150の動作について述べる。
起動時に、高電圧電源VDDHが低電圧電源VDDLより先に立ち上がる場合と、その逆の低電圧電源VDDLが高電圧電源VDDHより先に立ち上がる場合がある。
ます、高電圧電源VDDHが低電圧電源VDDLより先に起動する場合について述べる。
Enable信号が高電圧電源VDDHの電圧VDDHであれば、HMP4(151)はオフ動作状態で、HMN5(155)とHMP3(157)はオフ動作状態であるので、回路はシャットダウン状態であり電流は全く流れない。その結果、POW_GOOD端子はVDDHレベルのままで、バイアス(BIAS)端子は、VDDLレベルを出力する。
Enable信号が基準電圧電源VSSのVSSレベルであれば、VDDLがLMN1(156)の閾値を超えるとHMN5(155)は既にオン動作状態になっているので、R2(154)の経路に電流が流れ始める。
ところで、POW_GOOD端子をVSSレベルにするためには、以下の条件を満たすように、LMN(156)の駆動能力を設定する必要がある。
[数5]
DDH/R3 ≦ A・W/L・(VDDL−Vnthl)2・・・(6)
(ここで、Aは定数、W、LはLMN1(156)のパラメータ値、Vnthlは低耐圧NチャネルMOSトランジスタの閾値電圧である)
また、電圧シーケンスフリーを確実なものとするためには、上述した条件Bを満たさなければならない。したがって、式(6)を満たすまでVDDLが上昇したときのVDDLの値は、Vpthhlよりも大きくなるように、パラメータR3とWとLの値を設定する。
DDLが式(6)を満たすまで上昇すると、POW_GOOD端子はVSSレベルに変化し、HMP3(157)がオン動作状態になりバイアス(BIAS)端子は、式(1)で示される値が出力されることになる。ここで、R2(153)の抵抗の役割は、HMN4(151)流れる電流を制限している。
このとき、条件Aと条件Bを満たしており図4の電圧検出機能付バイアス(BIAS)回路150が実現される。
次に、低電圧電源VDDLが高電圧電源VDDHより先に起動する場合について述べる。
Enable信号がVDDHレベルであれば、回路はシャットダウン状態であり電流は全く流れないで、POW_GOOD端子はVDDHレベルのままで、バイアス(BIAS)端子は、VDDLレベルを出力する。
Enable信号がVSSレベルの状態では、VDDHが高耐圧PMOSトランジスタの閾値を超えれば、HMN5(155)のゲートにはおよそ次式で示される値の電圧VG5が出力される。
[数6]
VG5=VDDH・R4/(R3+R4) ・・・(7)
DDHの値が上昇して、式(7)のVG5の値が高耐圧NMOSトランジスタの閾値をこえればLMN1(156)とHMN5(155)のどちらもオン動作状態であるのでR2(154)に電流が流れて、POW_GOOD端子の電位はVDDHレベルからVSSレベルへと変化する。このとき、HMP3(157)もONになるので、R1(158)とHMN4(159)の経路に電流が流れることとなり、BIAS端子の電位は、ほぼ式(1)で表される値が出力される。
このとき、条件Aと条件Bを満たしており図4の電圧検出機能付バイアス回路150を実現される。
また、LMN1(156)だけが低耐圧MOSトランジスタであるが、そのドレインはHMN5(155)のソース電位になっており、その電位は次式で表される値にクランプされる。
[数7]
NodeC=VDDH・R4/(R3+R4)− Vnthh・・・(8)
この値が、低耐圧MOSトランジスタの耐圧を超えないように設定しておかなければならない。
次に、図5に本発明の第4実施形態である電圧検出機能付バイアス回路200の具体回路構成を示す。
図5に示す電圧検出機能付バイアス回路200と図4に示した電圧検出機能付バイアス回路150との違いは、POW_GOOD端子とバイアス(BIAS)端子へ容量が追加されている点のみである。
すなわち、Enable信号の入力端子からPOW_GOODとBIAS端子を構成する抵抗とトランジスタの接続構成は同じであるが、POW_GOOD端子と基準電位VSS間に容量C1(210)が接続され、さらにBIAS端子と基準電圧電源VSS間に容量C2(211)が接続されている。ここでは、基本回路の接続は図4と同じであるので省略する。
容量C1(210)が出力端子POW_GOODに接続され、またC2(211)がBIAS端子に接続されているため、ノイズやカップリングによる誤動作を防止することができる。
次に、図6に本発明の第5実施形態の昇圧型レベル変換回路250の回路構成を示す。
POW_GOOD端子がHMN3(261)のゲートに接続され、このHMN3(261)のドレインはラッチ回路を構成するHMP2(263)のドレインとHMP1(262)のゲートに接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続されている。
HMP1(262)のソースは高電圧電源VDDHに接続され、ゲートはHMP2(263)のドレインに接続され、ドレインはHMN1(264)のドレインに接続される。HMP2(263)のソースは高電圧電源VDDHに接続され、ゲートはHMP1(262)のドレインとHMN1(264)のドレインに接続され、ドレインはHMN3(261),HMN2(266)のドレインに接続される。
HMN1のゲートはバイアス(BIAS)とHMN2(266)のゲートに接続され、ソースはLMN1(265)のドレインに接続される。LMN1(265)のゲートは入力端子INとインバータINBA(268)の入力に接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。
HMN2(266)のドレインはHMN3(261)のドレイン、HMP2(263)のドレインと出力OUTに接続され、ゲートはバイアス(BIAS)に接続され、ソースはLMN2(267)のドレインに接続される。
LMN2(267)のゲートはインバータINBA(268)の出力に接続され、ソースは基準電圧電源VSSに接続される。
POW−GOODが“H”レベルのとき、HMN3(261)はオン動作状態となり、レベル変換回路の出力OUTを“L”にして、またこのとき、バイアス(BIAS)電圧も、VDDLであるためレベル変換回路250の動作は遮断される。
一方、POW_GOODが“L”レベルになるとHMN3(261)はオフ動作状態となるので、またこのとき、バイアス(BIAS)電圧も、VDDL+VnthlのレベルがHMN1(264)とHMN2(266)のゲートに供給され、レベル変換回路250は正常動作状態へ遷移する。
一方、入力端子INから“H”レベルの入力信号が印加されたとき、LMN1(265)はON動作し、ドレインは“L”レベルとなり、その結果HMP1(262)のドレインの電圧は下がる。すると、HMP2(263)のゲートの電圧も下がるのでHMP2(263)はON動作状態となり、ドレインは“H”レベルとなり、この値がラッチされて、出力OUTは“H”レベルとなる。
一方、入力が“L”レベルの時は、同様にして、LMN1(265)、HMN1(264)はオフとなり、LMN2(267)、HMN2(266)がON動作状態で、OUTは“L”レベルとなる。
このレベル変換回路250はCMOS入力をNMOSへ変更した回路構成となっている。CMOS入力の方が高速動作するが、用途によってはその必要がない場合が生じ、回路素子数を減らしレイアウト面積を削減することができる。
図7に第6実施形態の降圧型レベル変換回路300の回路構成を示す。
このレベル変換回路300の2段目のインバータの高耐圧NMOSトランジスタを低耐圧NMOSトランジスタへ変更して、ゲートの接続先ノード(Node)Aからノード(Node)Bへ変更し、HMN3を削除したものである。
POW_GOODがHMP1(312)のゲートとHMN4(311)のゲートに接続され、HMP1(312)のソースは高電圧電源VDDHに接続され、ドレインはHMP2(313)のソースに接続される。HMP2(313)のゲートは入力端子INとHMN2(315)のゲートに接続され、ドレインはHMN1(314)のドレインに接続される。
HMN1(314)のゲートはバイアス(BIAS)に接続され、ソースはHMN4(311)のドレイン、HMN2(315)のドレインとCMOSを構成するLMP1(316)とIMN1(317)のゲートに接続される。
LMN4(311)のソースとHMN2(315)のソースは基準電圧電源VSSに接続される。LMP1(316)のソースは低電圧電源VDDLに接続され、ドレインはLMN1(317)のドレインと出力OUTに接続され、LMN1(317)のソースは基準電圧電源VSSに接続される。
このレベル変換回路300では、POW_GOODから制御信号をHMP1(312)とHMN4(311)に供給することにより、レベル変換部を遮断または動作状態の制御を行っている。
POW_GOODが“H”レベルのとき、HMN4(311)がオン動作状態となり、HMP1(312)はオフ状態になり、ノードBは“L”レベルへ固定されて、レベル変換の動作は停止される。POW_GOODが“L”レベルになると、HMN4(311)はオフ状態となり、HMP1(312)が動作状態となるので、レベル変換回路300は動作状態となる。
入力端子INから“H”レベルの信号が供給されると、HMN2(315)はオン動作状態、HMN3(313)はオフ状態となり、ノードBが“L”レベルとなるので、LMP1(316)がオン動作状態、LMN1(317)がオフ動作状態になり、出力OUTは“H”レベルになる。
一方、入力端子INから“L”レベルの信号が供給されると、HMN2(315)はオフ動作状態、HMP2(313)はオン動作状態になる。HMP1(312)はオン動作状態であるので、それに伴いノードBの電圧も高くなり、LMN1“317)はオン動作状態、LMP1(316)はオフ動作状態となり、出力OUTは”L“レベルになる。
レベル変換回路300は、VDDLのレベルを低電圧電源で駆動する場合には、動作速度が落ちるが、動作速度を問題としない領域で使用する場合、素子数削減ができる利点がある。
図8に本発明の第7の実施形態である入出力装置350を示す。この入出力装置350は降圧型と昇圧型のレベル変換回路と1個の電圧検出機能付バイアス回路360で構成される。また、これ以外に、降圧型と昇圧型のレベル変換回路を任意個用いて構成しても良く、これらの変形は本発明では限定しない。
図8の入出力装置350において、電圧検出機能付バイアス回路360は、高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLに接続され、POW_GOOD制御信号と、バイアス(BIAS)電圧が出力される。
POW_GOOD端子は、昇圧型レベル変換回路370,380と降圧型レベル変換回路390に接続される。また、バイアス(BIAS)端子は、昇圧型レベル変換回路370,380と降圧型レベル変換回路390に接続される。これらの詳細な接続構成は図1,3〜7と同様であるので、回路接続構成の説明は省略する。
入出力装置350が起動して、高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLのいずれか一方が先に立ち上がると、電圧検出機能付バイアス回路360が動作し、昇圧型レベル変換回路370、380と降圧型レベル変換回路390の動作をシャットダウンする。バイアス電圧は起動時または電源安定化した後に供給さる。
高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLのいずれか一方の電圧が先に立ち上がり、その後他方の電圧が所定の閾値以上になると、POW_GOODから出力される制御信号が“L”レベル、たとえば基準電圧電源VSSのVSSレベルとなり、昇圧型レベル変換回路370、380と降圧型レベル変換回路390が動作状態となる。
高電圧電源VDDHと低電圧電源VDDLが安定化すると、昇圧型レベル変換回路370、380と降圧型レベル変換回路390は正常動作常態に遷移する。
昇圧型レベル変換回路370、380において、入力端子IN1、IN2からの入力電圧(信号)はVDDLとVSSレベルのロジック振幅から、出力信号はVDDHからVSS間のロジック振幅に変換される。
一方、降圧型レベル変換回路390において、入力端子IN3の入力電圧(信号)は、VDDHとVSSレベルのロジック振幅から、出力信号はVDDLからVSSレベルのロジック振幅に変換される。
上述した入出力装置350において、昇圧型レベル変換回路370,380と降圧型レベル変換回路390のいずれも同じ電圧検出機能付バイアス回路360で共通化できるため、図8に示すように複数個のレベル変換回路を接続することが可能になる。
このように、上述したレベル変換回路は、電源シーケンスフリーに対応したレベル変換をおこなうことができ、その結果電源シーケンスを考慮する設計期間を短縮できるだけでなく、初期値不定や起動時の誤動作回避できるので起動に関わる予期せぬ不具合を防止できる。
また、高電圧電源VDDHとして高耐圧MOSの閾値以下の低電源電圧で動作が可能となり、その結果電力効率が改善される。バッテリー駆動の駆動時間を延ばすことができる。
DC電流の増加なしの高速動作が可能となるため、高速動作が要求されるものにも低消費電力化が可能となる。
さらに、レベルアップ回路とレベルダウン回路のバイアス回路を共通化できるため、チップ面積の削減と設計工数の削減のよるコストダウンが可能となる。
以上の述べたように、レベル変換回路においてこれまでの方法では昇圧型と降圧型のいずれも問題を抱えていたが、本発明によると比較的シンプルな構成で昇圧型と降圧型のいずれも低電源電圧化と電源シーケンスフリーを同時に実現でき、さらに高速動作が可能となる。またBIAS回路を共通化できることで、回路規模が小さくなりコストダウンにもつながる。
第1の実施形態のレベル変換回路の回路構成を示す。 図1のレベル変換回路の電圧検出機能付バイアス回路の動作を説明するための波形図を示す。 第2の実施形態のレベル変換回路の回路構成を示す。 図1,3に示した第3の実施形態の電圧検出機能付きバイアス回路の回路構成を示す。 図1,3に示した第4の実施形態の電圧検出機能付きバイアス回路の回路構成を示す。 第5の実施形態のレベル変換回路の回路構成を示す。 第6の実施形態のレベル変換回路の回路構成を示す。 第7の実施形態の入出力装置のブロック構成を示す。 第1の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。 第1の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。 第2の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。 第3の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。 第4の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。 第5の従来例のレベル変換回路の回路構成を示す。
符号の説明
10,110,150,200,260,…電圧検出機能付バイアス(BIAS)回路、11,14,15,111,112,115,118,155,159,205,209,264,266,311,314,315,4011,402,451,452,503,552,554,602,651,654…高耐圧NチャネルMOSトランジスタ、12,13,113,114,151,157,201,207,262,263,312,313,403,404,501,504,506,509,551,553,601…高耐圧PチャネルMOSトランジスタ、16,17,18,268,405,455,512…低耐圧インバータ、50,100,250,300…レベル変換回路、117,316,605,652…低耐圧PチャネルMOSトランジスタ、156,206,265,267,317,508,511…低耐圧NチャネルMOSトランジスタ、152,158,202,203,208,502,603,604…抵抗、210,211…容量、350…入出力装置、453,655…高耐圧インバータ、454…高耐圧NAND(ナンド)回路。

Claims (15)

  1. 第1と第2の異なる電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力するとともに、上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、電源電圧の立ち上がりから安定するまでの期間に対応する制御信号を出力する制御部と、
    上記制御信号とバイアス電圧が供給され、上記制御信号に応じて動作が遮断状態または正常動作状態に設定され、該正常動作状態のとき入力信号のレベルを変換して該入力信号とレベルの異なる信号を出力するレベル変換部と
    を有するレベル変換回路。
  2. 上記レベル変換部は、高耐圧トランジスタの閾値以下で動作させるため、カスコード接続した高耐圧トランジスタの入力へ上記第1または第2の電源電圧の低電圧に閾値電圧を加えた電圧を印加して上記カスコード接続した高耐圧トランジスタの出力端子を上記第1または2の電源電圧の低電位へ制限されることで低電圧動作するようにした請求項1記載のレベル変換回路。
  3. 上記カスコード接続した高耐圧トランジスタは、上記制御信号により制御され、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまで遮断される請求項1記載のレベル変換回路。
  4. 上記レベル変換回路は昇圧型レベル変換回路であって、上記カスコード接続した高耐圧トランジスタの基準端子は低耐圧のCMOSバッファで駆動される請求項3記載のレベル変換回路。
  5. 上記レベル変換回路は降圧型レベル変換回路であって、上記カスコード接続した高耐圧トランジスタは前記制御部からバイアス電圧が供給され、該カスコード接続した高耐圧トランジスタの出力端子をクランプする請求項2記載のレベル変換回路。
  6. 第1と第2の異なる電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力し、また上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、電源電圧の立ち上がりから安定するまでの期間に対応する制御信号を出力する制御部と、
    上記第1または第2の電源電圧が供給され、正常動作状態のとき入力信号のレベルを変換して該入力信号とレベルの異なる電圧の出力信号を出力するレベル変換部と、
    上記制御信号が供給され、上記レベル変換部に直列または並列に接続され、上記制御信号に応じて上記レベル変換部の動作を遮断または動作状態に制御する動作制御部と
    を有するレベル変換回路。
  7. 上記レベル変換部はカスコード接続した高耐圧トランジスタを有し、該カスコードトランジスタの入力に上記バイアス電圧が供給され、該カスコード接続した高耐圧トランジスタの出力レベルを所定電圧にクランプする請求項6記載のレベル変換回路。
  8. 上記カスコード接続した高耐圧トランジスタの出力端子に接続され出力信号をラッチ回路でラッチし、上記動作制御部が上記ラッチ回路の出力の少なくとも一方に接続された請求項7記載のレベル変換回路。
  9. 上記カスコード接続した高耐圧トランジスタの基準端子に低耐圧トランジスタが接続され、入力信号が該低耐圧トランジスタを介して供給される請求項8記載のレベル変換回路。
  10. 上記動作制御部は、上記カスコード接続した高耐圧トランジスタに接続され、上記制御信号により上記カスコード接続された高耐圧トランジスタを遮断するトランジスタを有する請求項7記載のレベル変換回路。
  11. 上記レベル変換部は、上記カスコード接続した高耐圧トランジスタの基準端子にCMOSバッファが接続された請求項7記載のレベル変換回路。
  12. 上記動作制御部は、上記カスコード接続した高耐圧トランジスタに並列に接続され、上記制御信号により上記レベル変換部の出力値を固定するトランジスタを有する請求項7記載のレベル変換回路。
  13. 第1と第2の電源電圧が供給され、バイアス電圧を出力し、起動時上記第1と第2の電源電圧の立ち上がりを検出し、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間制御信号を出力する制御部と、
    上記制御部から制御信号とバイアス電圧が供給され、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間レベル変換動作が遮断され、上記第1と第2の電源電圧が安定化すると第1の信号レベルから第2の信号レベルへ変換する少なくとも1個の第1のレベル変換回路と、
    上記制御部から制御信号とバイアス電圧が供給され、上記第1と第2の電源電圧が安定化するまでの期間レベル変換動作が遮断され、上記第1と第2の電源電圧が安定化すると上記第2の信号レベルから上記第1の信号レベルへ変換する少なくとも1個の第2のレベル変換回路と
    を有する入出力装置。
  14. 上記第1と第2のレベル変換回路はカスコード接続した高耐圧トランジスタを有し、上記制御部から出力されたバイアス電圧によりカスコード接続されたトランジスタの出力レベルがクランプされる請求項13記載の入出力装置。
  15. 上記第1と第2のレベル変換回路は、該第1または第2のレベル変換回路に直列または並列にトランジスタが接続され、上記制御部から出力された制御信号に応じて動作がオンまたはオフ制御され、上記第1と第2のレベル変換回路の動作が制御される請求項13記載の入出力装置。
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