JP4724575B2 - レベル変換回路 - Google Patents
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Description
このレベル変換回路は、基準電圧端子VSSに印加される基準電圧(例えば、0Vであり、以下「vss」という。)と電源電圧端子VDDに印加される電源電圧(例えば、2.5V程度であり、以下「vdd」という。)とに遷移する活性化信号(以下「en」という。)を入力する入力端子INを有している。入力端子INには、入力バッファ用のインバータ1が接続され、この出力端子側のノードN1に、信号反転用のインバータ2が接続されている。インバータ1,2は、vss及びvddが印加されると動作し、入力電圧の内の低レベル(以下「Lレベル」という。)のvssを高レベル(以下「Hレベル」という。)のvddに変換し、HレベルのvddをLレベルのvssに変換する回路である。このようなインバータ1の出力端子側のノードN1と、インバータ2の出力端子側のノードN2とには、レベル変換部10が接続され、このレベル変換部10の負出力ノードN14に、インバータからなる出力部20が接続されている。
初期状態では、入力端子INに入力されるenはLレベルのvssであり、駆動電圧端子VEPHはvddレベルである。vssレベルのenは、インバータ1で反転され、この出力端子側のノードN1がHレベルのVddになり、これがインバータ2で反転され、この出力端子側のノードN2がLレベルのvssとなる。
enがvssレベルからvddレベルに遷移することにより、レベル変換部10は活性化され、駆動電圧端子VEPHは、vddレベルからvppレベルに遷移する。vddレベルであるenがインバータ1で反転され、この出力端子側のノードN1がLレベルのvssレベルになり、これがインバータ2で反転され、この出力端子側のノードN12がHレベルのvddレベルになる。
図1(A)、(B)は、本発明の実施例1の半導体集積回路におけるレベル変換回路の構成例を示す回路図であり、同図(A)は回路構成図、及び同図(B)はブロック構成図である。
図2は、図1のレベル変換回路の動作波形図である。
初期状態では、入力端子INに入力されるenはLレベルのvss(=0V)であり、駆動電圧端子VEPLはvdd(例えば、2.5V)レベルであり、駆動電圧端子VEPHはvddレベルである。
入力端子INに入力されるenが、LレベルのvssからHレベルのvddに遷移することにより、レベル変換回路は活性化され、駆動電圧端子VEPLはvddレベルから立ち上がってvpp1(例えば、12.0V)レベルに遷移し、駆動電圧端子VEPHはvddレベルから立ち上がってvpp2(例えば、14.5V)レベルに遷移する。
本実施例1によれば、vddレベルをvpp1レベルに変換する第1のレベル変換部40と、vpp1レベルをこれよりも高いvpp2レベルに変換する第2のレベル変換部50との構成により、vddレベルからvpp2レベルへのレベル変換を2段階で実施している。
図3は、本発明の実施例2の半導体集積回路におけるレベル変換回路の構成例を示す回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図4は、図3のレベル変換回路の動作波形図であり、実施例1の動作を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
第1のレベル変換部40内のvssレベルの正出力ノードN43がゲート電極と接続された第2のレベル変換部50内のNMOS54は、オフ状態である。第1のレベル変換部40内のveplレベルの負出力ノードN44がゲート電極と接続された第2のレベル変換部50内のNMOS56は、オン状態である。駆動電圧端子VEPLがゲート電極と接続されたNMOS55は、オン状態であり、NMOS56のソース電極に印加されるvssレベルであるintの入力端子と、NMOS55のドレイン電極に接続された正出力ノードN52とが接続され、この正出力ノードN52はvssレベルになる。
活性化動作時、第1のレベル変換部40内の正出力ノードN43はvssレベルからveplレベルに遷移し、負出力ノードN44はveplレベルからvssレベルに遷移する。
本実施例2によれば、intを初期状態においてvssレベルにすることにより、正出力ノードN52と負出力ノードN51をそれぞれvssレベル、vephレベルにすることが可能になる。更に、駆動電圧端子VEPHのvpp2レベルへの遷移中に、intをvssレベルからvddレベルに遷移させることにより、実施例1と同様に、ゲート・ドレイン間電圧Vgd及びゲート・ソース間電圧Vgsを緩和することが可能になる。
図5(A)、(B)は、本発明の実施例3の半導体集積回路におけるレベル変換回路の構成例を示す回路図であり、同図(A)は全体の回路構成図、及び同図(B)はそのカップリング発生回路のブロック構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図6は、図5のレベル変換回路の動作波形図であり、実施例1の動作を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
ゲート電極が電源電圧端子VDDと接続されたNMOS71はオン状態であり、第2のレベル変換部50内の正出力ノードN52に初期電圧(Vdd-Vtn、但し、VtnはNMOSの閾値電圧)が印加される。ゲート電極が電源電圧端子VDDと接続されたNMOS72はオン状態であり、負出力ノードN51に初期電圧(Vdd-Vtn)が印加される。NMOS71とNMOS72が正出力ノードN52と負出力ノードN51に初期電圧として(Vdd−Vtn)を与える以外は、実施例1の初期状態と同じである。
enがvssレベルからvddレベルへ遷移すると、実施例1同様に、第1のレベル変換部40内の正出力ノードN43の電圧は、vssレベルからvddレベルへ遷移し、負出力ノードN44の電圧は、vddレベルからvssレベルへ遷移する。正出力ノードN43がドレイン電極とソース電極に接続されたMOSキャパシタ73は容量として働き、カップリング効果により、該MOSキャパシタ73のゲート電極と接続された第2のレベル変換部50内の正出力ノードN52を、電圧(Vdd−Vtn+ΔV2、但し、ΔV2はカップリングによる電圧上昇分)にする。負出力ノードN44がドレイン電極とソース電極に接続されたMOSキャパシタ74は容量として働き、カップリング効果により、該MOSキャパシタ74のゲート電極と接続された負出力ノードN51を電圧(Vdd−Vtn−ΔV1、但し、ΔV1はカップリングによる電圧下降分)にする。
本実施例3によれば、MOSキャパシタ73,74のカップリング効果により、正出力ノードN52と負出力ノードN51間に電位差を発生させ、第2のレベル変換部50の安定した活性化動作を実現することが可能になる。
40,50 レベル変換部
60 出力部
70 カップリング発生回路
VDD 電源電圧端子
VEPL,VEPH 駆動電圧端子
VPP1,VPP2 高電圧端子
VSS 基準電圧端子
Claims (6)
- 基準電圧が与えられる基準電圧端子と、前記基準電圧よりも高い電源電圧とこれよりも高い第1の高電圧とに遷移する第1の駆動電圧端子とを有し、前記基準電圧と前記電源電圧とに遷移する入力信号が入力されると、前記基準電圧と前記第1の高電圧とに遷移する第1の出力信号を出力する第1のレベル変換部と、
前記電源電圧が与えられる電源電圧端子と、前記電源電圧と前記第1の高電圧よりも高い第2の高電圧とに遷移する第2の駆動電圧端子とを有し、前記第1の出力信号を入力し、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第2の出力信号を出力する第2のレベル変換部と、
前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号を入力し、前記第1及び第2の出力信号を駆動して、前記基準電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第3の出力信号を出力する出力部と、
を有することを特徴とするレベル変換回路。 - 請求項1記載のレベル変換回路において、
前記出力部は、前記基準電圧と、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する前記第2の駆動電圧と、が印加されると動作状態になる構成にしたことを特徴とするレベル変換回路。 - 基準電圧とこれよりも高い電源電圧とに遷移する入力信号を入力し、前記基準電圧と第1の高電圧とに遷移する第1の出力信号を出力する第1のレベル変換部と、
前記基準電圧と前記電源電圧とに遷移する制御信号が与えられる制御信号端子と、前記電源電圧と前記第1の高電圧よりも高い第2の高電圧とに遷移する駆動電圧端子とを有し、前記第1の出力信号を入力し、前記制御信号が前記基準電圧のときには、前記基準電圧と前記第2の高電圧とに遷移し、前記制御信号が前記電源電圧のときには、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第2の出力信号を出力する第2のレベル変換部と、
前記第1の出力信号及び前記第2の出力信号を入力し、前記第1及び第2の出力信号を駆動して、前記基準電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第3の出力信号を出力する出力部と、
を有することを特徴とするレベル変換回路。 - 請求項3記載のレベル変換回路において、
前記第1のレベル変換部は、前記基準電圧と、前記電源電圧と前記第1の高電圧とに遷移する他の駆動電圧と、が印加されると動作し、
前記出力部は、前記基準電圧Vssと、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する前記駆動電圧と、が印加されると動作状態になる構成にしたことを特徴とするレベル変換回路。 - 基準電圧とこれよりも高い電源電圧とに遷移する入力信号が入力されると、前記基準電圧と第1の高電圧とに遷移する第1の出力信号を第1の出力ノードから出力する第1のレベル変換部と、
前記第1の出力信号を入力し、前記電源電圧と第2の高電圧とに遷移する第2の出力信号を第2のノードから出力する第2のレベル変換部と、
前記第1のノードの電圧をカップリングして前記第2のノードへ出力するカップリング発生回路と、
前記第1の出力ノードの電圧及び前記第2の出力ノードの電圧を入力し、前記第1及び第2の出力ノードの電圧を駆動して、前記基準電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第3の出力信号を出力端子から出力する出力部と、
を有することを特徴とするレベル変換回路。 - 請求項5記載のレベル変換回路において、
前記第1のレベル変換部は、前記基準電圧が与えられる基準電圧端子と、前記電源電圧と前記第1の高電圧とに遷移する第1の駆動電圧端子とを有し、
前記第2のレベル変換部は、前記電源電圧が与えられる電源電圧端子と、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する第2の駆動電圧端子とを有し、
前記出力部は、前記基準電圧と、前記電源電圧と前記第2の高電圧とに遷移する前記第2の駆動電圧と、が印加されると動作状態になる構成にし、
前記カップリング発生回路は、キャパシタを用いて構成したことを特徴とするレベル変換回路。
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