[go: up one dir, main page]

JP2007281400A - 表面実装型セラミック電子部品 - Google Patents

表面実装型セラミック電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2007281400A
JP2007281400A JP2006127927A JP2006127927A JP2007281400A JP 2007281400 A JP2007281400 A JP 2007281400A JP 2006127927 A JP2006127927 A JP 2006127927A JP 2006127927 A JP2006127927 A JP 2006127927A JP 2007281400 A JP2007281400 A JP 2007281400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
electronic component
conductive resin
layer
base metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006127927A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Saito
賢二 斉藤
Shoji Shibazaki
正二 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP2006127927A priority Critical patent/JP2007281400A/ja
Priority to US11/696,067 priority patent/US20070242416A1/en
Priority to CNA2007100922659A priority patent/CN101051565A/zh
Publication of JP2007281400A publication Critical patent/JP2007281400A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C1/00Details
    • H01C1/14Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
    • H01C1/148Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors the terminals embracing or surrounding the resistive element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • H01G4/2325Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor characterised by the material of the terminals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

【課題】 導電性樹脂層を有する端子電極構造の表面実装型セラミック電子部品において、導電性樹脂層の剥離の問題を解決する。
【解決手段】 下地金属層5aの上に中間金属層5bを形成し、その上に導電性樹脂層5cを形成する。共材、酸化膜またはガラスフリット等が存在する下地金属層5a表面は中間金属層5bに覆われ、導電性樹脂層5cは緻密な金属面である中間金属層5bと密着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、セラミックコンデンサ、積層インダクタ、チップ抵抗器、チップバリスタ、チップサーミスタ、コンデンサアレイ等の表面実装型セラミック電子部品に関するもので、端子電極(外部電極)の構造に関するものである。
近年、電子機器の小型化が進み、高密度実装に有利な表面実装型の電子部品の採用が増えてきている。図5のように、表面実装型セラミック電子部品19は、マウンター等で配線基板20に直付けされ、リフロー半田付け等で固定される。このような表面実装型セラミック電子部品としては、積層セラミックコンデンサ、積層インダクタ、チップ抵抗器、チップバリスタ及びチップサーミスタのように角型の電子部品素体に一対の端子電極を形成したものや、多端子コンデンサやコンデンサアレイ等のように、電子部品素体の側面に複数対の端子電極を形成したものがある。
表面実装型セラミック電子部品は、積層セラミックコンデンサを例にとると、図6に示すように、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体セラミック層4を介して静電容量を形成する内部電極3が交互に積み重ねられている電子部品素体2に一対の端子電極(外部電極)5が形成された構造を有する。その端子電極5は、電子部品素体2に密着し内部電極3と電気的に接続する下地金属層5aと、該下地金属層5a上に形成されるNiメッキ金属層5d、その上に半田濡れ性を向上させるSnメッキ金属層5eを有する。下地金属層5aは、例えば電子部品素体と同組成のセラミック粉末を共材として混合した導電ペーストを未焼成の電子部品素体に塗布して電子部品素体の焼成と同時に焼付けて形成するか、ガラスフリットを混合した導電ペーストを焼成済みの電子部品素体に塗布して焼付けて形成することで得られる。
このように、表面実装型セラミック電子部品は、セラミックと金属で構成されているため、延展性に乏しく、実装時のマウンターによる衝撃、実装後の配線基板のたわみおよび落下等の強い外力に対して脆く、クラック等の欠陥が発生する傾向がある。そこでこのような問題を解決するために、[特許文献1]、[特許文献2]及び図7に示すように、下地金属層5aの上に金属と比較してヤング率の低い導電性樹脂層5cを付与した端子電極5を有する電子部品(積層セラミックコンデンサ1“)が提案されている。ここで、導電性樹脂とはエポキシやフェノール等の熱硬化性樹脂にAg粉末やNi粉末等の導電金属を混練させたものである。下地金属層の上に導電性樹脂層を形成することにより端子電極に柔軟性を与えることができ、これにより外力を緩和することができるので、表面実装型セラミック電子部品の機械的強度を向上させることができると考えられている。
特許第3359522号公報 特開2000−182879号公報
しかしながら、下地金属層の上に直接導電性樹脂層を形成した端子電極では、実装後の配線基板のたわみや落下の機械的衝撃を加えたとき、またはヒートサイクル試験を行ったときに、導電性樹脂層が剥離してしまい、所望の機械的強度を得ることが難しいことが判った。この原因としては次のように考えられる。下地金属層を電子部品素体の焼成と同時焼成した端子電極では、共材や酸化膜、バインダーの抜けた後の細孔の存在により下地金属層の表面が平滑かつ緻密な金属面ではない状態になっている場合があり、下地金属層と導電性樹脂層との接着強度が充分に確保できないためであると考えられる。また、下地金属層を電子部品素体の焼成後に焼付けて形成した端子電極では、細孔の他、ガラスフリットが表面に偏析する場合があり、下地金属層と導電性樹脂層との接着強度が充分に確保できないためであると考えられる。
本発明は、このような課題を解決するため、下地金属層と導電性樹脂との接着強度を確保し、機械的強度を向上させることができる端子電極を有する表面実装型セラミック電子部品を提案するものである。
本発明は、電子部品素体と、前記電子部品素体の表面に形成された少なくとも一対の端子電極と、を有する表面実装型セラミック電子部品であって、前記端子電極は、前記電子部品素体の表面に形成された共材またはガラスフリットを含む下地金属層と、前記下地金属層上に形成され、前記下地金属層よりも平滑かつ緻密な金属面を有する中間金属層と、前記中間金属層上に形成された導電性樹脂層と、前記導電性樹脂層上に形成されたメッキ金属層とを有することを特徴とする表面実装型セラミック電子部品を提案するものである。
本発明によれば、下地金属層と導電性樹脂層との間に中間金属層を設けることによって、共材、酸化膜またはガラスフリット等が存在する下地金属層表面は中間金属層に覆われ、導電性樹脂層は下地金属層よりも平滑かつ緻密な金属面を有する中間金属層と密着する。この構造により、柔軟かつ強靭な端子電極を形成することができる。なお、平滑かつ緻密な金属面とは、ここではメッキ金属または蒸着金属膜のように、細孔がなく、殆ど金属粒子のみで構成されている状態の金属面を言う。
また、本発明では、前記中間金属層は、金属層厚みが0.5μm以上10μm以下であることを特徴とする表面実装型セラミック電子部品を提案する。本発明によれば、下地金属層と導電性樹脂層とをより強固に接着することができるとともに半田耐熱等の熱衝撃への耐性を確保できる。なお、この金属層厚みは、SEMで倍率を3000倍にして観察した端子電極の断面にて、電子部品一個につき端面部分を2箇所、側面部分を2箇所の計4箇所をSEMに付属のマイクロメータで測定し、これを10個分行いその平均値から求める。
また、さらに本発明では、前記中間金属層は、金属層の連続率が20%以上であることを特徴とする表面実装型セラミック電子部品を提案する。本発明によれば、導電性樹脂層と中間金属層との接着をより強固にすることができる。なお、ここで言う連続率とは、端子電極の断面にて、下地金属層の外縁部の長さに対する中間金属層の存在する長さの割合を示し、その測定方法はSEMで倍率を3000倍にして観察した領域の下地金属層の外縁部の長さと中間金属層の存在する長さをマイクロメータで測長し、これを電子部品1個につき端面部分を2箇所、側面部分を2箇所の計4箇所の測定を行い、この方法で10個分のサンプルでの測定を行いその平均値を求めるものである。
本発明によれば、導電性樹脂層の剥離が生じにくい端子電極を得ることができる。よって、たわみ、落下等の外力に対する機械的強度を向上させた表面実装型セラミック電子部品を得ることができる。
本発明に係る表面実装型セラミック電子部品の第一の実施形態を、図1及び図4に基づいて説明する。図1は、本発明に係る積層セラミックコンデンサを示す模式的な縦断面図である。この積層セラミックコンデンサ1は、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体セラミック層4を介して内部電極3が交互に積み重ねられている電子部品素体2に一対の端子電極(外部電極)5が形成された構造を有する。その端子電極5は、電子部品素体2に密着し内部電極3と電気的に接続する下地金属層5aと、該下地金属層5a上に形成される中間金属層5bと、該中間金属層5b上に形成された導電性樹脂層5cと、該導電性樹脂層5c上に形成されたメッキ金属層5d、その上に半田濡れ性を向上させるSnメッキ金属層5eを有する。
このような積層セラミックコンデンサ1は、例えば次のようにして得られる。まずチタン酸バリウムを主成分とする耐還元性を有するセラミック粉末を有機バインダーと混練してスラリーを形成し、これをドクターブレード等でシート状に形成してセラミックグリーンシートを得る。このセラミックグリーンシートにスクリーン印刷によってNi導電ペーストを所定のパターンで塗布して内部電極を形成する。内部電極パターンを形成したセラミックグリーンシートを所定の形状に打ち抜いて、この打ち抜いたセラミックグリーンシートを、静電容量を形成できるように所定枚数積み重ねて熱圧着して積層体を得る。この積層体を、所定の個別チップサイズに切断分割して電子部品素体2の未焼成体を得る。この未焼成体の内部電極露出面に、共材を含む導電ペーストを浸漬塗布し、1100〜1300℃の窒素−水素雰囲気で焼成して、電子部品素体2及び下地金属層5aを形成する。なお、下地金属層5aは、未焼成体を焼成した後、ガラスフリットを含む導電ペーストを浸漬塗布し、700〜800℃の窒素雰囲気中で焼付けても良い。また、下地金属層5aに用いられる金属としては、Ni、Cu、Agまたはそれらの合金が挙げられる。また、下地金属層5aの厚みはチップサイズによって異なるが、1.6×0.8mm〜3.2×1.6mmサイズのもので、内部電極露出面における厚みで15〜25μmが好ましい。
次に、下地金属層5a上に中間金属層5bを形成する。中間金属層5b形成方法としては無電解または電解メッキの他、蒸着法やスパッタ法が挙げられる。また、中間金属層5bに用いられる金属としては、Au、Pt、Pd、Ag、Cu、Niなどが挙げられる。このうち、中間金属層が増える分の抵抗値を抑えるという点では、比抵抗値の小さいCu、Agが望ましく、下地金属層の保護という点では拡散の少ないCu、Niが望ましい。また、中間金属層に導電性樹脂層との密着を阻害する酸化膜を生成させないという点ではAu、Pt、Pd、Ag、Cuのような貴金属が望ましい。
次に、中間金属層5b上に導電性樹脂層5cを形成する。これはAg、Ni、Cu等の導電性フィラーを混練したエポキシ樹脂やフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を中間金属層5cの部分に浸漬塗布し、熱処理して硬化させることで得られる。この導電性樹脂層5cの厚みは、1.6×0.8mm〜3.2×1.6mmサイズのもので、内部電極露出面における厚みで10〜30μmが好ましい。次に、導電性樹脂層5c上に、Ni電解メッキによるメッキ金属層5d、Sn電解メッキによるSnメッキ金属層5eを順次形成する。
このようにして得られた積層セラミックコンデンサ1の端子電極5が本発明の効果を発揮する仕組みを図4に基づいて説明する。図4は図1の点線で囲まれた部分Aの拡大図である。下地金属層5aは、導電性金属15と共材16を有している。この共材16は下地金属層5aの外表面の所々に露出しており、従来ではこれが導電性樹脂層5cとの密着を阻害していた。中間金属層5bが下地金属層5表面を覆うことにより、共材16は被覆され、導電性樹脂層5cは下地金属層5よりも平滑かつ緻密な金属面を有する中間金属層5bと密着する。導電性樹脂層5cは、Ag、NiまたはCu等の導電性フィラーが樹脂18に分散しており、導電接続と外力に対する柔軟性を発揮する。
次に、本発明に係る表面実装型セラミック電子部品の第二の実施形態を、図2に基づいて説明する。図2は、本発明に係る積層インダクタを示す模式的な縦断面図である。この積層インダクタ6は、Ni−Zn−Cuフェライトを主成分とする磁性体セラミック層8中にコイル導体9がらせん状に形成されている電子部品素体7に一対の端子電極(外部電極)5が形成された構造を有する。その端子電極5は、電子部品素体7に密着しコイル導体9と電気的に接続する下地金属層5aと、該下地金属層5a上に形成される中間金属層5bと、該中間金属層5b上に形成された導電性樹脂層5cと、該導電性樹脂層5c上に形成されたメッキ金属層5d、その上に半田濡れ性を向上させるSnメッキ金属層5eを有する。
このような積層インダクタ6は、例えば次のようにして得られる。まずNi−Zn−Cuフェライトを主成分とする磁性体粉末を有機バインダーと混練してスラリーを形成し、これをドクターブレード等でシート状に形成して磁性体シートを得る。この磁性体シートにスルーホールを穿孔し、次いでスクリーン印刷によってAg導電ペーストを所定のパターンで塗布してコイルパターン及びスルーホール導体を形成する。コイルパターンを形成した磁性体シートを所定の形状に打ち抜いて、この打ち抜いた磁性体シートを、スルーホール導体を通じてコイルパターン同士が電気的に接続できるように所定枚数積み重ねて熱圧着して積層体を得る。この積層体を、所定の個別チップサイズに切断分割して電子部品素体7の未焼成体を得る。この未焼成体のコイル導体露出面に、ガラスフリットを含むAg導電ペーストを浸漬塗布し、900℃の大気中で焼成して、電子部品素体7及び下地金属層5aを形成する。
次に、第一の実施形態と同様にして、下地金属層5a上に、貴金属の中間金属層5b、導電性フィラーを分散した熱硬化性樹脂からなる導電性樹脂層5c、Ni電解メッキによるメッキ金属層5d及びSnメッキ金属層5eを順次形成する。このようにして得られた積層インダクタ6は、第一の実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明に係る表面実装型セラミック電子部品の第三の実施形態を、図3に基づいて説明する。図3は、本発明に係るチップ抵抗器を示す模式的な縦断面図である。このチップ抵抗器10は、アルミナを主成分とする絶縁性基板13上に抵抗体12、保護層(図示せず)及び引出導体14が形成されている電子部品素体11に一対の端子電極(外部電極)5が形成された構造を有する。その端子電極5は、電子部品素体11に密着し引出導体14と電気的に接続する下地金属層5aと、該下地金属層5a上に形成される中間金属層5bと、該中間金属層5b上に形成された導電性樹脂層5cと、該導電性樹脂層5c上に形成されたメッキ金属層5d、その上に半田濡れ性を向上させるSnメッキ金属層5eを有する。
このようなチップ抵抗器10は、例えば次のようにして得られる。まずアルミナを主成分とする絶縁性基板を用意し、この上にスクリーン印刷によってAg導電ペーストを塗布し、引出導体となる厚膜パターンを形成して、焼付ける。次いで2つの引出導体の間に酸化ルテニウムを主成分とする抵抗体をスクリーン印刷にて塗布して焼付ける。トリミングによって抵抗値を調整したのち、ホウケイ酸系ガラスで抵抗体上に保護層を形成し、絶縁基板を個別チップに分割して、チップ端面及び引出導体の一部を覆うようにガラスフリットを含むAg導電ペーストを浸漬塗布し、900℃の大気中で焼成して、電子部品素体11及び下地金属層5aを形成する。
次に、第一及び第二の実施形態と同様にして、下地金属層5a上に、貴金属の中間金属層5b、導電性フィラーを分散した熱硬化性樹脂からなる導電性樹脂層5c、Ni電解メッキによるメッキ金属層5d及びSnメッキ金属層5eを順次形成する。このようにして得られたチップ抵抗器10は、第一の実施形態と同様の効果が得られる。
(実施例1)JISのBJ特性を示す温度特性を有する誘電体セラミック粉末をポリビニルブチラールその他添加剤および溶剤と混練してスラリーを形成し、これをドクターブレードによって5μmの厚みを有するセラミックグリーンシートを形成した。次にこのセラミックグリーンシートにNi導電ペーストをスクリーン印刷によって塗布して内部電極を形成する。このセラミックグリーンシートを所定の大きさに打ち抜いて、内部電極が10層になるように積み重ね、熱圧着して積層体を得た。この積層体を4.0×2.0mmの大きさに切断した。切断した積層体の内部電極露出面に共材を含むNi導電ペーストを浸漬塗布し、これを1300℃の窒素−水素雰囲気中で焼成し、下地金属層を有する3.2×1.6mmサイズの積層セラミックコンデンサ素体を得た。
この下地金属層上に、電解メッキ法により、厚み3μm、連続率100%のCu中間金属層を形成した。次いでこのCu中間金属層上に、エポキシ樹脂にAgをフィラーとして含有した導電性樹脂を浸漬塗布し、200℃で硬化させて導電性樹脂層を形成した。次いでこの導電性樹脂層上に、電解メッキ法にてNiメッキ金属層およびSnメッキ金属層を順次形成した。
(実施例2)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上に電解メッキ法により厚み3μm、連続率100%のNi中間金属層を形成した。次いでこのNi中間金属層上に、実施例1と同様にエポキシ樹脂にAgをフィラーとして含有した導電性樹脂を浸漬塗布して200℃で硬化させて導電性樹脂層を形成し、次いでこの導電性樹脂層上に、電解メッキ法にてNiメッキ金属層およびSnメッキ金属層を順次形成した。
(比較例1)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上にエポキシ樹脂にAgをフィラーとして含有した導電性樹脂を浸漬塗布し、200℃で硬化させて導電性樹脂層を形成した。次いでこの導電性樹脂層に、電解メッキ法にてNiメッキ金属層およびSnメッキ金属層を順次形成した。
(比較例2)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上に、電解メッキ法にてNiメッキ金属層およびSnメッキ層金属を順次形成した。
実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2で得られた積層セラミックコンデンサを各々10個用意し、JIS−C5101の耐基板曲げ性試験方法の要領でたわみ試験を行い、静電容量が10%以上低下したときのたわみ量を測定し、各試料10個の平均値を算出した。なお、JIS−C5101の試験方法ではたわみ量が3mmを上限としているが、本試験ではたわみ量を10mmまで行い、10mmに達しても静電容量の低下が見られない場合は「たわみ量10mm以上」の評価とした。たわみ試験の結果を図8に示す。これを見ると、下地金属層に直接導電性樹脂層を形成した比較例1と導電性樹脂層を形成していない比較例2とを比較すると、比較例1のたわみ強度のほうが低くなった。試験に使用した積層セラミックコンデンサの端子電極を観察した結果、比較例1のものでは、導電性樹脂層が下地金属層から剥離していることがわかった。下地金属層と導電性樹脂層の間にCu中間金属層を形成した実施例1及び下地金属層と導電性樹脂層の間にNi中間金属層を形成した実施例2のものでは、たわみ量が10mmでも静電容量の低下がみられず比較例に対してたわみ強度を2倍以上に高めることができた。なお、その他落下テストやヒートサイクルテストなどにおいても同様の傾向が確認され、機械的強度の向上に本発明の端子電極構造は有効であることが確認された。
(実施例3)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上に電解メッキにより、メッキ時間を調整して厚みが0.3μm、0.5μm、1μm、3μmのCu中間金属層(連続率は100%)を有する試料をそれぞれ形成した。これらの試料のCu中間金属層上に、導電性樹脂層、Niメッキ金属層およびSnメッキ金属層を実施例1と同様にして順次形成した。
これらの試料及び比較例1の試料を各々10個用意し、JIS−C5101の耐基板曲げ性試験方法の要領でたわみ試験を行い、静電容量が10%以上低下したときのたわみ量を測定し、各試料10個の平均値を算出した。その結果を表1に示す。なお、たわみ量が10mmでも静電容量の低下が見られない場合は「10mm以上」の評価とした。
Figure 2007281400
以上の結果をみると、0.3μmでは若干の改善であるが、0.5μm以上ではたわみ強度が10mm以上となり、中間金属層の効果が顕著になる。よって、中間金属層の厚みは0.5μm以上がより好ましい。なお、中間金属層の厚みの上限については、中間層の厚みをさらに5μm、7μm、10μm、15μmとしたサンプルを作成し、270℃のはんだ槽に3秒間浸漬後、静電容量の測定を行い試験前後の容量差が±10%以内を良品とし、これを各試料10個ずつ行い、0−1判定で評価した。その結果、10μmまでは静電容量の低下のあった試料は見られなかったが、15μmでは静電容量の低下のあった試料が見られた。解析を行った結果、15μmのサンプルには内部にクラックを生じていた。このことから、中間金属層の厚みを厚くしていくと下地金属層+中間金属層の厚みが増えてセラミックと密着する金属層の厚みが大きくなり、これによりセラミックと金属層の熱膨張の差が大きくなるので、半田耐熱等の熱衝撃への耐性が低下する。よって中間金属層の厚みの上限値は、10μmとした。
(実施例4)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上に無電解メッキにより、メッキ液への浸漬時間を調整して連続率が10%、20%、50%、100%のCu中間金属層(厚みは0.5〜1.0μm)を有する試料をそれぞれ形成した。これらの試料のCu中間金属層上に、導電性樹脂層、Niメッキ金属層およびSnメッキ金属層を実施例1と同様にして順次形成した。
これらの試料及び比較例1の試料を各々10個用意し、JIS−C5101の耐基板曲げ性試験方法の要領でたわみ試験を行い、静電容量が10%以上低下したときのたわみ量を測定し、各試料10個の平均値を算出した。その結果を表2に示す。なお、たわみ量が10mmでも静電容量の低下が見られない場合は「10mm以上」の評価とした。
Figure 2007281400
以上の結果をみると、10%では若干の改善であるが、20%以上ではたわみ強度が10mm以上となり、中間金属層の効果が顕著になる。よって、中間金属層の連続率は20%以上がより好ましい。
(実施例5)実施例1と同様の積層セラミックコンデンサ素体を用意し、下地金属層上にスパッタ法により、成膜時間を調整して厚みが0.3μm、0.5μm、1μmのAg中間金属層(連続率は100%)を有する試料をそれぞれ形成した。これらの試料のAg中間金属層上に、導電性樹脂層、Niメッキ金属層およびSnメッキ金属層を実施例1と同様にして順次形成した。
これらの試料及び比較例1の試料を各々10個用意し、JIS−C5101の耐基板曲げ性試験方法の要領でたわみ試験を行い、静電容量が10%以上低下したときのたわみ量を測定し、各試料10個の平均値を算出した。その結果を表1に示す。なお、たわみ量が10mmでも静電容量の低下が見られない場合は「10mm以上」の評価とした。
Figure 2007281400
以上の結果をみると、0.3μmでは若干の改善であるが、0.5μm以上ではたわみ強度が10mm以上となり、中間金属層の効果が顕著になる。
本実施例は、積層セラミックコンデンサを例にして説明したが、積層インダクタ、チップ抵抗器でも同様の効果が得られる。また、積層バリスタや積層サーミスタ等は、セラミック材料が異なるだけで構造自体は積層セラミックコンデンサと同じなので、発明の効果は同様のものが得られることは明らかである。また、コンデンサアレイ等の多端子のものでも同様である。また、中間金属層の金属種については、Cu、Ni及びAgの中間金属層で説明したが、Pt、Pd、Au等の他の金属でも同様である。
本発明の第一の実施形態を示す積層セラミックコンデンサの縦断面の模式図である。 本発明の第二の実施形態を示す積層インダクタの縦断面の模式図である。 本発明の第三の実施形態を示すチップ抵抗器の縦断面の模式図である。 図1の点線で囲まれた部分Aの拡大図である。 表面実装型セラミック電子部品が配線基板に実装されている様子を示す図である。 従来の端子電極構造を有する積層セラミックコンデンサの縦断面の模式図である。 従来の端子電極構造を有する積層セラミックコンデンサの縦断面の模式図である。 実施例1、実施例2、比較例1及び比較例2のたわみ試験の結果を示すグラフである。
符号の説明
1、1‘、1“ 積層セラミックコンデンサ
2 電子部品素体
3 内部電極
4 誘電体セラミック層
5 端子電極
5a 下地金属層
5b 中間金属層
5c 導電性樹脂層
5d メッキ金属層
5e Snメッキ金属層
6 積層インダクタ
7 電子部品素体
8 磁性体層
9 コイル導体
10 チップ抵抗器
11 電子部品素体
12 抵抗体
13 絶縁体セラミック基板
14 引出導体
15 導電金属
16 共材
17 導電性フィラー
18 樹脂
19 表面実装型セラミック電子部品
20 配線基板

Claims (3)

  1. 電子部品素体と、前記電子部品素体の表面に形成された少なくとも一対の端子電極と、を有する表面実装型セラミック電子部品であって、
    前記端子電極は、共材またはガラスフリットを含む下地金属層と、前記下地金属層上に形成され、前記下地金属層よりも平滑かつ緻密な金属面を有する中間金属層と、前記中間金属層上に形成された導電性樹脂層と、前記導電性樹脂層上に形成されたメッキ金属層と、
    で構成されていることを特徴とする表面実装型セラミック電子部品。
  2. 前記中間金属層は、金属層厚みが0.5μm以上10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の表面実装型セラミック電子部品。
  3. 前記中間金属層は、金属層の連続率が20%以上であることを特徴とする請求項1に記載の表面実装型セラミック電子部品。
JP2006127927A 2006-04-04 2006-04-04 表面実装型セラミック電子部品 Withdrawn JP2007281400A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127927A JP2007281400A (ja) 2006-04-04 2006-04-04 表面実装型セラミック電子部品
US11/696,067 US20070242416A1 (en) 2006-04-04 2007-04-03 Surface-mounting ceramic electronic component
CNA2007100922659A CN101051565A (zh) 2006-04-04 2007-04-03 表面贴装型陶瓷电子元件

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006127927A JP2007281400A (ja) 2006-04-04 2006-04-04 表面実装型セラミック電子部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007281400A true JP2007281400A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38604629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006127927A Withdrawn JP2007281400A (ja) 2006-04-04 2006-04-04 表面実装型セラミック電子部品

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070242416A1 (ja)
JP (1) JP2007281400A (ja)
CN (1) CN101051565A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014116340A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Taiyo Yuden Co Ltd セラミック電子部品
KR20160006104A (ko) * 2014-07-08 2016-01-18 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 인덕터 부품 및 그 제조 방법
KR20160033032A (ko) 2014-09-17 2016-03-25 다이요 유덴 가부시키가이샤 세라믹 전자 부품 및 그 제조 방법
US9379685B2 (en) 2012-09-19 2016-06-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Built-in-circuit substrate and composite module
JP2017011145A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JPWO2016194943A1 (ja) * 2015-06-04 2018-02-22 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品
KR20180035170A (ko) * 2016-09-28 2018-04-05 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자부품
JP2018098475A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
JP2019004165A (ja) * 2018-08-15 2019-01-10 太陽誘電株式会社 セラミック電子部品及びその製造方法
KR20190116158A (ko) * 2019-08-23 2019-10-14 삼성전기주식회사 적층형 전자 부품
KR20190123848A (ko) * 2018-04-25 2019-11-04 삼성전기주식회사 인덕터
US11915879B2 (en) 2020-06-01 2024-02-27 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component, circuit board arrangement and method of manufacturing electronic component

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE434823T1 (de) * 2000-04-25 2009-07-15 Epcos Ag Elektrisches bauelement, verfahren zu dessen herstellung und dessen verwendung
US7808770B2 (en) * 2007-06-27 2010-10-05 Murata Manufacturing Co., Ltd. Monolithic ceramic capacitor
JP5181807B2 (ja) * 2008-04-28 2013-04-10 株式会社村田製作所 セラミック電子部品、およびセラミック電子部品の製造方法
JP5287658B2 (ja) * 2008-11-14 2013-09-11 株式会社村田製作所 セラミック電子部品
JP2011014564A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Murata Mfg Co Ltd 積層型セラミック電子部品およびその製造方法
JP5375963B2 (ja) 2009-08-28 2013-12-25 株式会社村田製作所 サーミスタ及びその製造方法
JP5589891B2 (ja) * 2010-05-27 2014-09-17 株式会社村田製作所 セラミック電子部品及びその製造方法
JP5246207B2 (ja) * 2010-06-04 2013-07-24 株式会社村田製作所 チップ型電子部品
DE112012001069T5 (de) * 2011-03-03 2014-01-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Laminierter Keramikkondensator
JP5761609B2 (ja) * 2011-09-02 2015-08-12 株式会社村田製作所 セラミック電子部品、及びセラミック電子部品の製造方法
KR20130111000A (ko) * 2012-03-30 2013-10-10 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품 및 이의 제조방법
KR20150008632A (ko) * 2013-07-15 2015-01-23 삼성전기주식회사 기판 내장용 적층 세라믹 전자 부품
KR102004769B1 (ko) * 2013-09-30 2019-07-29 삼성전기주식회사 적층 세라믹 커패시터, 그 제조방법 및 적층 세라믹 커패시터 실장 기판
CN103780218B (zh) * 2014-01-23 2017-09-05 广州天极电子科技有限公司 一种片式阻容网络模块及其制造方法
US10204737B2 (en) 2014-06-11 2019-02-12 Avx Corporation Low noise capacitors
KR20160023077A (ko) * 2014-08-21 2016-03-03 삼성전기주식회사 권선형 인덕터 및 그 제조 방법
US20160055976A1 (en) * 2014-08-25 2016-02-25 Qualcomm Incorporated Package substrates including embedded capacitors
US8988854B1 (en) * 2014-11-14 2015-03-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer ceramic electronic component
KR101659216B1 (ko) 2015-03-09 2016-09-22 삼성전기주식회사 코일 전자부품 및 그 제조방법
CN105006316B (zh) * 2015-06-03 2018-05-08 常熟市林芝电子有限责任公司 陶瓷热敏电阻器真空溅射电极及其制造方法
JP6668723B2 (ja) * 2015-12-09 2020-03-18 株式会社村田製作所 インダクタ部品
CN105469954A (zh) * 2015-12-31 2016-04-06 中山因塞施特电子科技有限公司 一种金属粉末基体电感器的电极及其制备方法
US10643781B2 (en) * 2016-05-30 2020-05-05 Tdk Corporation Multilayer coil component
US10580567B2 (en) * 2016-07-26 2020-03-03 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil component and method of manufacturing the same
US20180061536A1 (en) * 2016-08-26 2018-03-01 E I Du Pont De Nemours And Company Chip resistor
KR20180073370A (ko) * 2016-12-22 2018-07-02 삼성전기주식회사 코일부품 및 그 제조방법
HUE059200T2 (hu) * 2017-03-24 2022-10-28 Hitachi Metals Ltd Pormágneses mag csatlakozó terminálokkal és eljárás annak elõállítására
JP6946876B2 (ja) * 2017-09-08 2021-10-13 Tdk株式会社 電子部品及び電子部品装置
JP7231340B2 (ja) * 2018-06-05 2023-03-01 太陽誘電株式会社 セラミック電子部品およびその製造方法
KR102282259B1 (ko) * 2018-08-21 2021-07-26 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 전자 부품 및 전자 부품의 제조 방법
KR102191251B1 (ko) * 2018-08-30 2020-12-15 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품
KR102191252B1 (ko) * 2018-09-03 2020-12-15 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품
US11211202B2 (en) * 2018-10-17 2021-12-28 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer ceramic electronic component and method of manufacturing the same
JP7053095B2 (ja) * 2018-11-29 2022-04-12 サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド. 積層セラミックキャパシタ
JP7196732B2 (ja) * 2019-03-28 2022-12-27 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサおよび積層セラミックコンデンサの製造方法
JP2020202220A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品
JP7477073B2 (ja) * 2019-08-01 2024-05-01 太陽誘電株式会社 積層セラミック電子部品
JP7163882B2 (ja) * 2019-08-07 2022-11-01 株式会社村田製作所 インダクタ部品および電子部品
WO2021033387A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 株式会社村田製作所 電子部品
KR102270303B1 (ko) * 2019-08-23 2021-06-30 삼성전기주식회사 적층형 커패시터 및 그 실장 기판
KR102624876B1 (ko) * 2019-08-28 2024-01-15 삼성전기주식회사 적층형 전자 부품
KR20210149355A (ko) * 2020-06-02 2021-12-09 삼성전기주식회사 전자 부품 및 그 제조방법
KR20220046893A (ko) * 2020-10-08 2022-04-15 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품
KR20220096545A (ko) * 2020-12-31 2022-07-07 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품
KR20230053181A (ko) 2021-10-14 2023-04-21 삼성전기주식회사 코일 부품
KR20230068722A (ko) * 2021-11-11 2023-05-18 삼성전기주식회사 복합 전자부품
JP7528916B2 (ja) * 2021-12-23 2024-08-06 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
CN115762995B (zh) * 2022-11-04 2023-08-08 广东泛瑞新材料有限公司 一种陶瓷磁芯及其制备方法和应用
CN116741534A (zh) * 2023-07-26 2023-09-12 广东微容电子科技有限公司 一种片式多层陶瓷电容器及其制备方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08107039A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品
JPH11219849A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Kyocera Corp 積層セラミックコンデンサ
JPH11345745A (ja) * 1997-10-27 1999-12-14 Tdk Corp 電子デバイスおよびその製造方法
JP2000243662A (ja) * 1999-02-19 2000-09-08 Tdk Corp 電子デバイスおよびその製造方法
JP2006229077A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Tdk Corp セラミック電子部品

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07161223A (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 Murata Mfg Co Ltd 導電性ペーストおよび積層セラミックコンデンサ
JP3391269B2 (ja) * 1998-01-20 2003-03-31 株式会社村田製作所 誘電体セラミックおよびその製造方法、ならびに、積層セラミック電子部品およびその製造方法
JP2001307947A (ja) * 2000-04-25 2001-11-02 Tdk Corp 積層チップ部品及びその製造方法
TWI246095B (en) * 2004-02-27 2005-12-21 Murata Manufacturing Co Multilayer ceramic electronic component and method of manufacturing thereof

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08107039A (ja) * 1994-10-06 1996-04-23 Murata Mfg Co Ltd セラミック電子部品
JPH11345745A (ja) * 1997-10-27 1999-12-14 Tdk Corp 電子デバイスおよびその製造方法
JPH11219849A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Kyocera Corp 積層セラミックコンデンサ
JP2000243662A (ja) * 1999-02-19 2000-09-08 Tdk Corp 電子デバイスおよびその製造方法
JP2006229077A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Tdk Corp セラミック電子部品

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9379685B2 (en) 2012-09-19 2016-06-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Built-in-circuit substrate and composite module
JP2014116340A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Taiyo Yuden Co Ltd セラミック電子部品
US9349539B2 (en) 2012-12-06 2016-05-24 Taiyo Yuden Co., Ltd. Ceramic electronic component
KR20160006104A (ko) * 2014-07-08 2016-01-18 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 인덕터 부품 및 그 제조 방법
KR101652198B1 (ko) 2014-07-08 2016-08-29 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 인덕터 부품 및 그 제조 방법
KR101718307B1 (ko) * 2014-09-17 2017-03-21 다이요 유덴 가부시키가이샤 세라믹 전자 부품 및 그 제조 방법
JP2016063008A (ja) * 2014-09-17 2016-04-25 太陽誘電株式会社 セラミック電子部品及びその製造方法
KR20160033032A (ko) 2014-09-17 2016-03-25 다이요 유덴 가부시키가이샤 세라믹 전자 부품 및 그 제조 방법
JPWO2016194943A1 (ja) * 2015-06-04 2018-02-22 株式会社村田製作所 積層セラミック電子部品
US10256037B2 (en) 2015-06-04 2019-04-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer ceramic electronic component
JP2017011145A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
KR101794753B1 (ko) * 2015-06-24 2017-11-07 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 적층 세라믹 콘덴서
US9947473B2 (en) 2015-06-24 2018-04-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer ceramic capacitor
US10497516B2 (en) 2016-09-28 2019-12-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Electronic component with external electrodes including a fired electrode layer including glass and voids
KR20180035170A (ko) * 2016-09-28 2018-04-05 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자부품
KR102066884B1 (ko) * 2016-09-28 2020-01-16 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전자부품
JP2018098475A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
KR20230114252A (ko) * 2018-04-25 2023-08-01 삼성전기주식회사 인덕터
KR20190123848A (ko) * 2018-04-25 2019-11-04 삼성전기주식회사 인덕터
KR102560377B1 (ko) * 2018-04-25 2023-07-27 삼성전기주식회사 인덕터
KR102663087B1 (ko) * 2018-04-25 2024-05-08 삼성전기주식회사 인덕터
KR20240067845A (ko) * 2018-04-25 2024-05-17 삼성전기주식회사 인덕터
KR102776262B1 (ko) * 2018-04-25 2025-03-07 삼성전기주식회사 인덕터
JP2019004165A (ja) * 2018-08-15 2019-01-10 太陽誘電株式会社 セラミック電子部品及びその製造方法
KR20190116158A (ko) * 2019-08-23 2019-10-14 삼성전기주식회사 적층형 전자 부품
JP7443640B2 (ja) 2019-08-23 2024-03-06 サムソン エレクトロ-メカニックス カンパニーリミテッド. 積層型電子部品
US12062493B2 (en) 2019-08-23 2024-08-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer electronic component
KR102760393B1 (ko) * 2019-08-23 2025-02-03 삼성전기주식회사 적층형 전자 부품
US11915879B2 (en) 2020-06-01 2024-02-27 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic component, circuit board arrangement and method of manufacturing electronic component
JP7522585B2 (ja) 2020-06-01 2024-07-25 太陽誘電株式会社 電子部品、回路基板および電子部品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101051565A (zh) 2007-10-10
US20070242416A1 (en) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007281400A (ja) 表面実装型セラミック電子部品
US10840021B2 (en) Multilayer ceramic electronic component
KR101266343B1 (ko) 세라믹 전자 부품
KR101645625B1 (ko) 전자 부품, 전자 부품과 접합 대상물의 접합 구조체의 형성방법
US11062848B2 (en) Multilayer ceramic electronic component
JP6769296B2 (ja) 電子部品
JP2001307947A (ja) 積層チップ部品及びその製造方法
CN101499340A (zh) 陶瓷元件
US20200118761A1 (en) Multilayer ceramic electronic component, and mounting structure for multilayer ceramic electronic component
JP2021002604A (ja) 積層セラミック電子部品
US10879004B2 (en) Multilayer ceramic capacitor and multilayer ceramic capacitor-mounting structure
JP2006186316A (ja) セラミック電子部品及び積層セラミックコンデンサ
JP2003318059A (ja) 積層セラミックコンデンサ
US11361906B2 (en) Multilayer ceramic electronic component
CN110890219B (zh) 层叠陶瓷电子部件
JP2021068843A (ja) 積層セミック電子部品
JP2012009556A (ja) セラミック電子部品及びその製造方法
JPH08107039A (ja) セラミック電子部品
JP3679529B2 (ja) 端子電極ペーストおよび積層セラミックコンデンサ
US11495404B2 (en) Multilayer ceramic electronic component
JP2019117901A (ja) 電子部品および積層セラミックコンデンサ
JP2005159121A (ja) 積層セラミック電子部品
JP4544896B2 (ja) 電子部品
JP2022083968A (ja) 積層型電子部品及びその実装基板
JP2022166463A (ja) セラミック電子部品および実装基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090406

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110215