JP2020202220A - 積層セラミック電子部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】積層体と外部電極との界面から侵入する潤滑油等のガスが侵入すること抑制することで、信頼性を向上しうる積層セラミック電子部品を提供する。【解決手段】この発明にかかる積層セラミックコンデンサ10は、直方体状の積層体12を含む。積層体の両端面には第1および第2の外部電極24a、24bを備える。第1の外部電極24aは、第1の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる前記第2の主面上の一部に配置され、第2の外部電極24bは、第2の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面上の一部に配置される。第2の主面上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層40aが配置され、第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層40bが配置されている。【選択図】図1
Description
この発明は、積層セラミック電子部品に関する。
従来、積層セラミック電子部品の外部電極構造は、CuやAgの導電ペーストを塗布し、焼成して形成した下地電極層上に、めっきによって形成されたNiめっき層とさらにその上にめっきによって形成されたSnめっき層で構成されていることが一般的である。なお、Niめっき層およびSnめっき層の働きとして、Niめっき層は、実装時に半田に外部電極が喰われる(いわゆる、半田喰われ)のバリア層として機能し、Snめっき層は、半田が外部電極全体に濡れやすくするための濡れ材として機能する(たとえば、特許文献1を参照)。
また、近年では、積層セラミック電子部品が使用される環境が劣悪な環境となる場合がある。たとえば、近年、自動車の電子化が進み、併せて車内の居住空間の拡大のため、エンジンルームが縮小する中、自動車ECU(Electronic Control Unit)が、エンジンやトランスミッションなどの高温となりやすい場所に設置されるようになってきている。
しかしながら、特許文献1のようなセラミック電子部品は、一般的に、セラミック焼結体と外部電極のめっき層は接合されていないため(セラミックとめっきはそもそも接合されないため)固着力が弱い傾向にある。
よって、特許文献1に開示されるようなセラミック電子部品を実装基板に半田を用いて実装する際、半田に含まれているフラックス成分が、セラミック焼結体と外部電極のめっき層との固着力が弱い部分から内部に侵入する場合があり、これによりセラミック電子部品の信頼性が低下する場合がある。
よって、特許文献1に開示されるようなセラミック電子部品を実装基板に半田を用いて実装する際、半田に含まれているフラックス成分が、セラミック焼結体と外部電極のめっき層との固着力が弱い部分から内部に侵入する場合があり、これによりセラミック電子部品の信頼性が低下する場合がある。
また、自動車のエンジンやトランスミッションなどの高温となりやすい場所のような環境下で、特許文献1のようなセラミック電子部品が使用されると、自動車の排気ガスやエンジンやトランスミッションの潤滑油等から発生するガスにより、セラミック電子部品の信頼性が低下する場合がある。
具体的には、上述したセラミック焼結体(積層体)と外部電極のめっき層との固着力の弱い部分から、自動車の排気ガスやエンジンやトランスミッションの潤滑油等から発生するガスが侵入し、このガスの影響によりセラミック電子部品の信頼性を低下させる可能性がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、積層体と外部電極との界面から侵入する潤滑油等のガスが侵入すること抑制することで、信頼性を向上しうる積層セラミック電子部品を提供することである。
この発明にかかる積層セラミック電子部品は、積層された複数のセラミック層と、セラミック層上に積層された複数の内部電極層とを含み、高さ方向に相対する第1の主面および第2の主面と、高さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面と、高さ方向および幅方向に直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、を含む積層体と、内部電極層は、第1の端面に露出される第1の内部電極層と、第2の端面に露出される第2の内部電極層とを有し、第1の内部電極層に接続され、第1の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面上の一部に配置された第1の外部電極と、第2の内部電極層に接続され、第2の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面上の一部に配置された第2の外部電極と、とを有し、第1の外部電極は、積層体の上に配置される導電性金属およびガラス成分を含む第1の下地電極層と、第1の下地電極層上を覆うように配置される第1のめっき層とを有し、第2の外部電極は、積層体の上に配置される導電性金属およびガラス成分を含む第2の下地電極層と、第2の下地電極層上を覆うように配置される第2のめっき層とを有し、第2の主面上の一部に位置する第1の外部電極および第2の外部電極と積層体との界面において、半導体層が配置されている、積層セラミック電子部品である。
この発明にかかる積層セラミック電子部品では、第2の主面上の一部に位置する第1の外部電極および第2の外部電極と積層体との界面において、半導体層が配置されている。半導体層40a、40bは、酸素欠陥を多く有しており、電気抵抗が小さいため、電解めっきにより第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bを形成することができる。すなわち、第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bは、半導体層40a、40bの表面の凹凸部からめっき層を成長させて形成することで、その凹凸の奥まで隙間なくめっき層を形成することができる。これにより、半田のフラックス成分や自動車の排気ガスやエンジンやトランスミッションの潤滑油等から発生するガスが、積層体12と外部電極24との界面から侵入することを抑制することができる。その結果、耐腐食性を向上させることが可能となり、積層セラミックコンデンサ10の信頼性を向上させることができる。
この発明によれば、積層体と外部電極との界面から侵入する潤滑油等のガスが侵入すること抑制することで、信頼性を向上しうる積層セラミック電子部品が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
1.積層セラミック電子部品
この発明の積層セラミック電子部品の例として、積層セラミックコンデンサについて説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図2は、図1に示す積層セラミックコンデンサの正面図である。図3は、この発明にかかる積層セラミックコンデンサを示す図1の線III−IIIにおける断面図であり、a部拡大図は、外部電極と半導体層の接合部分の断面拡大図である。図4は、この発明にかかる積層セラミックコンデンサを示す図3の線IV−IVにおける断面図である。
この発明の積層セラミック電子部品の例として、積層セラミックコンデンサについて説明する。図1は、この発明の第1の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図2は、図1に示す積層セラミックコンデンサの正面図である。図3は、この発明にかかる積層セラミックコンデンサを示す図1の線III−IIIにおける断面図であり、a部拡大図は、外部電極と半導体層の接合部分の断面拡大図である。図4は、この発明にかかる積層セラミックコンデンサを示す図3の線IV−IVにおける断面図である。
図1ないし図4に示すように、積層セラミックコンデンサ10は、直方体状の積層体12を含む。
積層体12は、積層された複数のセラミック層14と複数の内部電極層16とを有する。さらに、積層体12は、高さ方向xに相対する第1の主面12aおよび第2の主面12bと、高さ方向xに直交する幅方向yに相対する第1の側面12cおよび第2の側面12dと、高さ方向xおよび幅方向yに直交する長さ方向zに相対する第1の端面12eおよび第2の端面12fとを有する。この積層体12には、角部および稜線部に丸みがつけられていることが好ましい。なお、角部とは、積層体の隣接する3面が交わる部分のことであり、稜線部とは、積層体の隣接する2面が交わる部分のことである。また、第1の主面12aおよび第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12d、ならびに第1の端面12eおよび第2の端面12fの一部または全部に凹凸などが形成されていてもよい。さらに、積層体12の長さ方向zの寸法は、幅方向yの寸法よりも必ずしも長いとは限らない。
セラミック層14の枚数は、外層も含み、10枚以上2000枚以下であることが好ましい。
積層体12は、複数枚のセラミック層14から構成される外層部15aと単数もしくは複数枚のセラミック層14とそれらの上に配置される複数枚の内部電極層16から構成される内層部15bとを含む。外層部15aは、積層体12の第1の主面12a側および第2の主面12b側に位置し、第1の主面12aと最も第1の主面12aに近い内部電極層16との間に位置する複数枚のセラミック層14、および第2の主面12bと最も第2の主面12bに近い内部電極層16との間に位置する複数枚のセラミック層14の集合体である。そして、両外層部15aに挟まれた領域が内層部15bである。外層部15aの厚みは、15μm以上400μm以下であることが好ましい。
積層体12の寸法は、特に限定されないが、長さ方向zの寸法Lmは、0.2mm以上10.0mm以下、幅方向yの寸法Wmは、0.1mm以上10.0mm以下、高さ方向xの寸法Tmは、0.1mm以上5.0mm以下であることが好ましい。
セラミック層14は、たとえば、誘電体材料により形成することができる。このような誘電体材料としては、たとえば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、またはCaZrO3などの成分を含む誘電体セラミックを用いることができる。上記の誘電体材料を主成分として含む場合、所望する積層体12の特性に応じて、たとえば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの主成分よりも含有量の少ない副成分を添加したものを用いてもよい。
なお、積層体12に、圧電体セラミックを用いた場合、積層セラミック電子部品は、セラミック圧電素子として機能する。圧電セラミック材料の具体例としては、たとえば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)系セラミック材料などが挙げられる。
また、積層体12に、半導体セラミックを用いた場合、積層セラミック電子部品は、サーミスタ素子として機能する。半導体セラミック材料の具体例としては、たとえば、スピネル系セラミック材料などが挙げられる。
また、積層体12に、磁性体セラミックを用いた場合、積層セラミック電子部品は、インダクタ素子として機能する。また、インダクタ素子として機能する場合は、内部電極層16は、コイル状の導体となる。磁性体セラミック材料の具体例としては、たとえば、フェライトセラミック材料などが挙げられる。
また、積層体12に、半導体セラミックを用いた場合、積層セラミック電子部品は、サーミスタ素子として機能する。半導体セラミック材料の具体例としては、たとえば、スピネル系セラミック材料などが挙げられる。
また、積層体12に、磁性体セラミックを用いた場合、積層セラミック電子部品は、インダクタ素子として機能する。また、インダクタ素子として機能する場合は、内部電極層16は、コイル状の導体となる。磁性体セラミック材料の具体例としては、たとえば、フェライトセラミック材料などが挙げられる。
焼成後のセラミック層14の厚みは、0.5μm以上10.0μm以下であることが好ましい。
積層体12は、複数の内部電極層16として、たとえば略矩形状の複数の第1の内部電極層16aおよび複数の第2の内部電極層16bを有する。複数の第1の内部電極層16aおよび複数の第2の内部電極層16bは、積層体12の高さ方向xに沿って等間隔に交互に配置されるように埋設されている。第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bは、実装面に対して平行になるように配置されていてもよく、垂直になるように配置されていてもよい。
第1の内部電極層16aは第2の内部電極層16bと対向する第1の対向電極部18aと、第1の内部電極層16aの一端側に位置し一方の対向電極部18aから積層体12の第1の端面12eまでの第1の引出電極部20aを有する。第1の引出電極部20aは、その端部が第1の端面12eに引き出され、露出している。
第2の内部電極層16bは、第1の内部電極層16aと対向する第2の対向電極部18bと、第2の内部電極層16bの一端側に位置し、第2の対向電極部18bから積層体12の第2の端面12fまでの第2の引出電極部20bを有する。第2の引出電極部20bは、その端部が第2の端面12fに引き出され、露出している。
第2の内部電極層16bは、第1の内部電極層16aと対向する第2の対向電極部18bと、第2の内部電極層16bの一端側に位置し、第2の対向電極部18bから積層体12の第2の端面12fまでの第2の引出電極部20bを有する。第2の引出電極部20bは、その端部が第2の端面12fに引き出され、露出している。
第1の内部電極層16aの一方の対向電極部18aと第1の内部電極層16bの他方の対向電極部18bの形状は、特に限定されないが、矩形状であることが好ましい。もっとも、コーナー部が丸められていたり、コーナー部が斜めに(テーパー状)形成されていたりしてもよい。
第1の内部電極層16aの第1の引出電極部20aと第2の内部電極層16bの第2の引出電極部20bの形状は、特に限定されないが、矩形状であることが好ましい。もっとも、コーナー部が丸められていたり、コーナー部が斜めに(テーパー状)形成されていたりしてもよい。
第1の内部電極層16aの第1の対向電極部18aの幅と第1の内部電極層16aの第1の引出電極部20aの幅とは、同じ幅に形成されていてもよく、どちらか一方が狭く形成されてもよい。同様に、第2の内部電極層16bの第2の対向電極部18bの幅と第2の内部電極層16bの第2の引出電極部20bの幅とは、同じ幅に形成されていてもよく、どちらか一方が狭く形成されてもよい。
第1の内部電極層16aの第1の引出電極部20aと第2の内部電極層16bの第2の引出電極部20bの形状は、特に限定されないが、矩形状であることが好ましい。もっとも、コーナー部が丸められていたり、コーナー部が斜めに(テーパー状)形成されていたりしてもよい。
第1の内部電極層16aの第1の対向電極部18aの幅と第1の内部電極層16aの第1の引出電極部20aの幅とは、同じ幅に形成されていてもよく、どちらか一方が狭く形成されてもよい。同様に、第2の内部電極層16bの第2の対向電極部18bの幅と第2の内部電極層16bの第2の引出電極部20bの幅とは、同じ幅に形成されていてもよく、どちらか一方が狭く形成されてもよい。
積層体12は、第1の対向電極部18aおよび第2の対向電極部18bの幅方向yの一端と第1の側面12cとの間および第1の対向電極部18aおよび第2の対向電極部18bの幅方向yの他端と第2の側面12dとの間に形成される積層体12の側部(Wギャップ)22aを含む。さらに、積層体12は、第1の内部電極層16aの第1の引出電極部20aとは反対側の端部と第2の端面12fとの間および第2の内部電極層16bの第2の引出電極部20bとは反対側の端部と第1の端面12eとの間に形成される積層体12の端部(Lギャップ)22bを含む。
内部電極層16は、たとえば、Ni、Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、これらの金属の一種を含む、たとえば、Ag−Pd合金などの、それらの金属の少なくとも一種を含む合金などの適宜の導電材料を含有している。内部電極層16さらに、セラミック層14に含まれるセラミックスと同一組成系の誘電体粒子を含んでいてもよい。
内部電極層16の厚みは、0.2μm以上2.0μm以下であることが好ましい。また、内部電極層16の枚数は、10枚以上2000枚以下であることが好ましい。
積層体12の第1の端面12e側および第2の端面12f側には、外部電極24が配置される。外部電極24は、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bを有する。
第1の外部電極24aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して、少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面12bの表面の一部分を覆うように形成される。この場合、第1の外部電極24aは、第1の内部電極層16aの第1の引出電極部18aと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して、少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面12bの表面の一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
第1の外部電極24aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して、少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面12bの表面の一部分を覆うように形成される。この場合、第1の外部電極24aは、第1の内部電極層16aの第1の引出電極部18aと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して、少なくとも実装面に実装されることとなる第2の主面12bの表面の一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
積層体12内においては、第1の内部電極層16aの第1の対向電極部18aと第2の内部電極層16bの第2の対向電極部18bとがセラミック層14を介して対向することにより、静電容量が形成されている。そのため、第1の内部電極層16aが接続された第1の外部電極24aと第2の内部電極層16bが接続された第2の外部電極24bとの間に、静電容量を得ることができ、コンデンサの特性が発現する。
なお、図4に示すように、内部電極層16として、第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bに加えて、第1の端面12eおよび第2の端面12fのどちらにも引き出されない浮き内部電極層16cが設けられ、浮き内部電極層16cによって、対向電極部18cが複数に分割された構造としてもよい。たとえば、図4(a)に示すような2連、図4(b)に示すような3連、図4(c)に示すような4連構造であり、4連以上の構造でもよいことは言うまでもない。このように、対向電極部18cを複数個に分割した構造とすることによって、対向する内部電極層16a、16b、16c間において複数のコンデンサ成分が形成され、これらのコンデンサ成分が直列に接続された構成となる。そのため、それぞれのコンデンサ成分に印加される電圧が低くなり、積層セラミックコンデンサの高耐圧化を図ることができる。
第1の外部電極24aは、図3に示すように、積層体12側から順に、第1の下地電極層26aと第1の下地電極層26aの表面に配置された第1のめっき層28aとを有する。同様に、第2の外部電極24bは、積層体12側から順に、第2の下地電極層26bと第2の下地電極層26bの表面に配置された第2のめっき層28bとを有する。
第1の下地電極層26aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第1の下地電極層26aおよび第2の下地電極層26b(以下、単に下地電極層ともいう)は、それぞれ、焼付け層、導電性樹脂層、薄膜層などから選ばれる少なくとも1つを含む。
まず、下地電極層が、焼付け層で形成された第1の下地電極層26aおよび第2の下地電極層26bについて説明する。
焼付け層は、ガラスと金属とを含む。焼付け層の金属としては、たとえば、Cu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等から選ばれる少なくとも1つを含む。また、焼付け層のガラスとしては、B、Si、Ba、Mg、Al、Li等から選ばれる少なくとも1つを含む。焼付け層は、複数層であってもよい。焼付け層は、ガラスおよび金属を含む導電性ペーストを積層体12に塗布して焼き付けたものであり、セラミック層14および内部電極層16と同時に焼成したものでもよく、セラミック層14および内部電極層16を焼成した後に焼き付けたものでもよい。
焼付け層は、ガラスと金属とを含む。焼付け層の金属としては、たとえば、Cu、Ni、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等から選ばれる少なくとも1つを含む。また、焼付け層のガラスとしては、B、Si、Ba、Mg、Al、Li等から選ばれる少なくとも1つを含む。焼付け層は、複数層であってもよい。焼付け層は、ガラスおよび金属を含む導電性ペーストを積層体12に塗布して焼き付けたものであり、セラミック層14および内部電極層16と同時に焼成したものでもよく、セラミック層14および内部電極層16を焼成した後に焼き付けたものでもよい。
第1の端面12eに位置する第1の下地電極層26aおよび第2の端面12fに位置する第2の下地電極層26bの高さ方向中央部におけるそれぞれの焼付け層の厚みは、5μm以上500μm以下であることが好ましい。
次に、下地電極層が、導電性樹脂層で形成された第1の下地電極層26aおよび第2の下地電極層26bについて説明する。
導電性樹脂層は、焼付け層の表面に焼付け層を覆うように配置されるか、積層体12の表面に直接配置されてもよい。
導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂および金属を含む。導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂を含むため、たとえば、めっき膜や導電性ペーストの焼成物からなる導電層よりも柔軟性に富んでいる。このため、積層セラミックコンデンサに物理的な衝撃や熱サイクルに起因する衝撃が加わった場合であっても、導電性樹脂層が緩衝層として機能し、積層セラミックコンデンサへのクラックを防止することができる。
導電性樹脂層は、焼付け層の表面に焼付け層を覆うように配置されるか、積層体12の表面に直接配置されてもよい。
導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂および金属を含む。導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂を含むため、たとえば、めっき膜や導電性ペーストの焼成物からなる導電層よりも柔軟性に富んでいる。このため、積層セラミックコンデンサに物理的な衝撃や熱サイクルに起因する衝撃が加わった場合であっても、導電性樹脂層が緩衝層として機能し、積層セラミックコンデンサへのクラックを防止することができる。
導電性樹脂層に含まれる金属としては、Ag、Cu、またはそれらの合金を使用することができる。また、金属粉の表面にAgコーティングされたものを使用することができる。金属粉の表面にAgコーティングされたものを使用する際には金属粉としてCuやNiを用いることが好ましい。また、Cuに酸化防止処理を施したものを使用することもできる。特に、導電性樹脂層に含まれる金属としてAgの導電性金属粉を用いることは、Agは金属の中でもっとも比抵抗が低いため電極材料に適しており、Agは貴金属であるため酸化せず耐候性が高いため、好ましい。なお、導電性樹脂層に含まれる金属としてAgコーティングされた金属を用いることは、上記のAgの特性を保ちつつ、母材の金属を安価なものにすることが可能になるため、好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属は、導電性樹脂全体の体積に対して、35vol%以上75vol%以下で含まれていることが好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)の形状は、特に限定されない。導電性フィラーは、球形状、扁平状などのものを用いることができるが、球形状金属粉と扁平状金属粉とを混合して用いるのが好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)の平均粒径は、特に限定されない。導電性フィラーの平均粒径は、たとえば、0.3μm以上10μm以下程度であってもよい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)は、主に導電性樹脂層の通電性を担う。具体的には、導電性フィラーどうしが接触することにより、導電性樹脂層内部に通電経路が形成される。
導電性樹脂層に含まれる金属は、導電性樹脂全体の体積に対して、35vol%以上75vol%以下で含まれていることが好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)の形状は、特に限定されない。導電性フィラーは、球形状、扁平状などのものを用いることができるが、球形状金属粉と扁平状金属粉とを混合して用いるのが好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)の平均粒径は、特に限定されない。導電性フィラーの平均粒径は、たとえば、0.3μm以上10μm以下程度であってもよい。
導電性樹脂層に含まれる金属(導電性フィラー)は、主に導電性樹脂層の通電性を担う。具体的には、導電性フィラーどうしが接触することにより、導電性樹脂層内部に通電経路が形成される。
導電性樹脂層の樹脂としては、たとえば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などの公知の種々の熱硬化性樹脂を使用することができる。その中でも、耐熱性、耐湿性、密着性などに優れたエポキシ樹脂は、最も適切な樹脂の一つである。
導電性樹脂層に含まれる樹脂は、導電性樹脂全体の体積に対して、25vol%以上65vol%以下で含まれていることが好ましい。
また、導電性樹脂層には、熱硬化性樹脂とともに、硬化剤を含むことが好ましい。ベース樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂の硬化剤としては、フェノール樹脂、アミン系、酸無水物系、イミダゾール系など公知の種々の化合物を使用することができる。
導電性樹脂層に含まれる樹脂は、導電性樹脂全体の体積に対して、25vol%以上65vol%以下で含まれていることが好ましい。
また、導電性樹脂層には、熱硬化性樹脂とともに、硬化剤を含むことが好ましい。ベース樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂の硬化剤としては、フェノール樹脂、アミン系、酸無水物系、イミダゾール系など公知の種々の化合物を使用することができる。
第1の端面12eに位置する第1の下地電極層26aおよび第2の端面12fに位置する第2の下地電極層26bの高さ方向中央部におけるそれぞれの導電性樹脂層の厚みは、たとえば、10μm以上200μm以下程度であることが好ましい。
また、第1の主面12aおよび第2の主面12b、ならびに第1の側面12cおよび第2の側面12dの表面に下地電極層を設ける場合には、第1の主面12aおよび第2の主面12b、ならびに第1の側面12cおよび第2の側面12dの表面に位置する第1の下地電極層26aおよび第2の下地電極層26bである長さ方向の中央部におけるそれぞれの導電性樹脂層の厚みは、5μm以上50μm以下程度であることが好ましい。
また、第1の主面12aおよび第2の主面12b、ならびに第1の側面12cおよび第2の側面12dの表面に下地電極層を設ける場合には、第1の主面12aおよび第2の主面12b、ならびに第1の側面12cおよび第2の側面12dの表面に位置する第1の下地電極層26aおよび第2の下地電極層26bである長さ方向の中央部におけるそれぞれの導電性樹脂層の厚みは、5μm以上50μm以下程度であることが好ましい。
また、下地電極層が薄膜層の場合、薄膜層は、スパッタ法または蒸着法等の薄膜形成法により形成され、金属粒子が堆積された1μm以下の層である。
第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aを覆うように配置される。具体的には、第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aの表面の第1の端面12eに配置され、第1の下地電極層26aの表面の第2の主面12bにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第2の主面12bにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第2の主面12bにも至るように設けられている。
また、第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28b(以下、単にめっき層ともいう)としては、たとえば、Cu、Ni、Sn、Ag、Pd、Ag−Pd合金、Au等から選ばれる少なくとも1つを含む。
第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bは、複数層によって形成されてもよい。本実施の形態においては、第1のめっき層28aは、Niめっき層30aとSnめっき層32aの2層構造であり、第2のめっき層28bは、Niめっき層30bとSnめっき層32bの2層構造である。Niめっき層30aが、第1の下地電極層26aの表面を覆い、Niめっき層30bが、第2の下地電極層26bの表面を覆うように設けられることで、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられる半田によって下地電極層が侵食されることを防止することができる。また、Niめっき層30aの表面に、Snめっき層32aを設け、Niめっき層30bの表面に、Snめっき層32bを設けることにより、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられる半田の濡れ性を向上させ、容易に実装することができる。
第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bは、複数層によって形成されてもよい。本実施の形態においては、第1のめっき層28aは、Niめっき層30aとSnめっき層32aの2層構造であり、第2のめっき層28bは、Niめっき層30bとSnめっき層32bの2層構造である。Niめっき層30aが、第1の下地電極層26aの表面を覆い、Niめっき層30bが、第2の下地電極層26bの表面を覆うように設けられることで、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられる半田によって下地電極層が侵食されることを防止することができる。また、Niめっき層30aの表面に、Snめっき層32aを設け、Niめっき層30bの表面に、Snめっき層32bを設けることにより、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられる半田の濡れ性を向上させ、容易に実装することができる。
めっき層一層あたりの厚みは、2μm以上15μm以下であることが好ましい。
なお、下地電極層を設けずに、めっき層だけで外部電極24を形成してもよい。以下、下地電極層を設けずに、めっき層を設ける構造について説明する。
第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bのそれぞれは、下地電極層が設けられず、めっき層が積層体12の表面に直接形成されていてもよい。すなわち、積層セラミックコンデンサ10は、第1の内部電極層16aまたは第2の内部電極層16bに電気的に接続されるめっき層を含む構造であってもよい。このような場合、前処理として積層体12の表面に触媒を配設した後で、めっき層が形成されてもよい。
めっき層は、積層体12の表面に形成される下層めっき電極と、下層めっき電極の表面に形成される上層めっき電極とを含むことが好ましい。
下層めっき電極および上層めっき電極はそれぞれ、たとえば、Cu、Ni、Sn、Pb、Au、Ag、Pd、BiまたはZnなどから選ばれる少なくとも1種の金属または当該金属を含む合金を含むことが好ましい。
下層めっき電極は、はんだバリア性能を有するNiを用いて形成されることが好ましく、上層めっき電極は、はんだ濡れ性が良好なSnやAuを用いて形成されることが好ましい。また、たとえば、第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bがNiを用いて形成される場合、下層めっき電極は、Niと接合性のよいCuを用いて形成されることが好ましい。なお、上層めっき電極は、必要に応じて形成されればよく、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bはそれぞれ、下層めっき電極のみで構成されてもよい。
めっき層は、上層めっき電極を最外層としてもよいし、上層めっき電極の表面にさらに他のめっき電極を形成してもよい。
下地電極層を設けずに配置するめっき層の1層あたりの厚みは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。めっき層は、ガラスを含まないことが好ましい。めっき層の単位体積あたりの金属割合は、99vol%以上が好ましい。
第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bのそれぞれは、下地電極層が設けられず、めっき層が積層体12の表面に直接形成されていてもよい。すなわち、積層セラミックコンデンサ10は、第1の内部電極層16aまたは第2の内部電極層16bに電気的に接続されるめっき層を含む構造であってもよい。このような場合、前処理として積層体12の表面に触媒を配設した後で、めっき層が形成されてもよい。
めっき層は、積層体12の表面に形成される下層めっき電極と、下層めっき電極の表面に形成される上層めっき電極とを含むことが好ましい。
下層めっき電極および上層めっき電極はそれぞれ、たとえば、Cu、Ni、Sn、Pb、Au、Ag、Pd、BiまたはZnなどから選ばれる少なくとも1種の金属または当該金属を含む合金を含むことが好ましい。
下層めっき電極は、はんだバリア性能を有するNiを用いて形成されることが好ましく、上層めっき電極は、はんだ濡れ性が良好なSnやAuを用いて形成されることが好ましい。また、たとえば、第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bがNiを用いて形成される場合、下層めっき電極は、Niと接合性のよいCuを用いて形成されることが好ましい。なお、上層めっき電極は、必要に応じて形成されればよく、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bはそれぞれ、下層めっき電極のみで構成されてもよい。
めっき層は、上層めっき電極を最外層としてもよいし、上層めっき電極の表面にさらに他のめっき電極を形成してもよい。
下地電極層を設けずに配置するめっき層の1層あたりの厚みは、1μm以上15μm以下であることが好ましい。めっき層は、ガラスを含まないことが好ましい。めっき層の単位体積あたりの金属割合は、99vol%以上が好ましい。
さらに、第2の主面12bの表面の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層40aが配置されており、第2の主面12bの表面の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層40bが配置されている。
すなわち、たとえば、第1のめっき層28aが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、半導体層40aは、第2の主面12b側に位置する第1の下地電極層26aと積層体12との界面、Niめっき層30aと積層体12との界面、Snめっき層32aと積層体12との界面において連続で形成され、第2のめっき層28bが、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、半導体層40bは、第2の主面12b側に位置する第2の下地電極層26bと積層体12との界面、Niめっき層30bと積層体12との界面、Snめっき層32bと積層体12との界面において、連続で形成される。
なお、半導体層40aは、少なくとも第1の下地電極層26aの表面に形成される第1のめっき層28aと積層体12との界面部のみに配置されてもよく、半導体層40bは、少なくとも第2の下地電極層26bの表面に形成される第2のめっき層28bと積層体12との界面部のみ配置されてもよい。
また、半導体層40a、40bは、積層体12の表面に対して別途形成されるようにしてもよい。言い換えると、積層体12の表面の一部を半導体化させてもよいが、積層体12の表面上に別体として半導体層を形成してもよい。
また、半導体層40a、40bは、積層体12の表面に対して別途形成されるようにしてもよい。言い換えると、積層体12の表面の一部を半導体化させてもよいが、積層体12の表面上に別体として半導体層を形成してもよい。
また、第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、積層体12とNiめっき層30aとの界面の位置においてのみ半導体層40aが形成されてもよく、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、積層体12とNiめっき層30bとの界面の位置においてのみ半導体層40bが形成されていてもよい。
また、半導体層40aの第2の主面12b側の表面全体、および半導体層40bの第2の主面12b側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
そして、図3(b)のa部拡大図に示すように、積層体12上の第1のめっき層28aと積層体12との間に位置する半導体層40aの第1の端面12eと第2の端面12fとを結ぶ長さ方向zの距離である距離d1、あるいは積層体12上の第2のめっき層28bと積層体12との間に位置する半導体層40bの第1の端面12eと第2の端面12fとを結ぶ長さ方向zの距離である距離d1は、それぞれのめっき層28a、28bの厚みtの1/2よりも大きいことが好ましい。これにより、半田に含まれるフラックスや腐食性のガスが腐食耐性の弱い積層体12と外部電極24との接合部に侵入することを防ぐため、積層セラミックコンデンサ10の信頼性がより向上する効果を得ることができる。
また、距離d1は、積層体12の外層部15aの寸法Lm/3よりも小さいことが好ましい。半導体層40a、40b、および半導体層40a、40b上に生成されるめっき層28a、28bは、電気抵抗が小さいため、距離d1が大きいとマイグレーションや沿面放電のリスクが大きくなるためである。
さらに、半導体層40a、40bの高さ方向xの厚みd2は、外層部15aの高さ方向xの厚さ寸法の2/3よりも小さいことが好ましい。これにより、積層体12の一部の半導体化により外層部15aの絶縁抵抗が低下し、外層と有効層との間でのショートの発生を防ぐことができる。
半導体層40a、40bは、多孔質な層であり、酸素欠陥を多く有するセラミック焼結体の層である。酸素欠陥を多く有することにより、電気抵抗が小さく、電解めっきによりめっき膜を形成することができる。
積層体12、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bを含む積層セラミックコンデンサ10の長さ方向zの寸法をL寸法とし、積層体12、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bを含む積層セラミックコンデンサ10の高さ方向xの寸法をT寸法とし、積層体12、第1の外部電極24aおよび第2の外部電極24bを含む積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの寸法をW寸法とする。
積層セラミックコンデンサ10の寸法は、長さ方向zのL寸法が0.2mm以上10.0mm以下、幅方向yのW寸法が0.1mm以上10.0mm以下、高さ方向xのT寸法が0.1mm以上5.0mm以下であることが好ましい。
積層セラミックコンデンサ10の寸法は、長さ方向zのL寸法が0.2mm以上10.0mm以下、幅方向yのW寸法が0.1mm以上10.0mm以下、高さ方向xのT寸法が0.1mm以上5.0mm以下であることが好ましい。
図1に示す積層セラミックコンデンサ10によれば、第2の主面12b上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層40aが配置されており、第2の主面12b上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層40bが配置されている。半導体層40a、40bは、酸素欠陥を多く有しており、電気抵抗が小さいため、電解めっきにより第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bを形成することができる。すなわち、第1のめっき層28aおよび第2のめっき層28bは、半導体層40a、40bの表面に形成される凹凸部50からめっき層を成長させて形成することで、その凹凸の奥まで隙間なくめっき層を形成することができる。これにより、半田のフラックス成分や自動車の排気ガスやエンジンやトランスミッションの潤滑油等から発生するガスが、積層体12と外部電極24との界面から侵入することを抑制することができる。その結果、耐腐食性を向上させることが可能となり、積層セラミックコンデンサ10の信頼性を向上させることができる。
次に、この発明の第2の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサについて説明する。図6は、この発明の第2の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図7は、図6に示す積層セラミックコンデンサの正面図である。図8は、この発明の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサを示す図7の線VIII−VIIIにおける断面図である。図9は、この発明の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサを示す図8の線IX−IXにおける断面図である。
なお、図6ないし図9に示す積層セラミックコンデンサ10Aにおいて、図1ないし図4に示した積層セラミックコンデンサ10と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、図6ないし図9に示す積層セラミックコンデンサ10Aにおいて、図1ないし図4に示した積層セラミックコンデンサ10と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6ないし図9に示す積層セラミックコンデンサ10Aの構成が図1ないし図4に示す積層セラミックコンデンサ10の構成と異なる点は、外部電極24が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12aの一部にも配置されており、そして、半導体層が、第2の主面12b側に配置されるだけでなく、第1の主面12a側にも配置されている点である。
第1の外部電極24aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第1の外部電極24aは、第1の内部電極層16aの第1の引出電極部18aと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
第1の外部電極24aは、図8に示すように、積層体12側から順に、第1の下地電極層26aと第1の下地電極層26aの表面に配置された第1のめっき層28aとを有する。同様に、第2の外部電極24bは、積層体12側から順に、第2の下地電極層26bと第2の下地電極層26bの表面に配置された第2のめっき層28bとを有する。
第1の下地電極層26aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aおよび第2の主面12bの一部分を覆うように形成される。
第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aを覆うように配置される。具体的には、第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aの表面の第1の端面12eに配置され、第1の下地電極層26aの表面の第1の主面12aおよび第2の主面12bにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第1の主面12aおよび第2の主面12bにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第1の主面12aおよび第2の主面12bにも至るように設けられている。
図6ないし図9に示す積層セラミックコンデンサ10Aでは、第2の主面12b上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層40aが配置されており、第2の主面12b上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層40bが配置されている。
すなわち、たとえば、第1のめっき層28aが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、半導体層40aは、第2の主面12b側に位置する第1の下地電極層26aと積層体12との界面、Niめっき層30aと積層体12との界面、Snめっき層32aと積層体12との界面において連続で形成され、第2のめっき層28bが、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、半導体層40bは、第2の主面12b側に位置する第2の下地電極層26bと積層体12との界面、Niめっき層30bと積層体12との界面、Snめっき層32bと積層体12との界面において、連続で形成される。
また、半導体層40aの第2の主面12b側の表面全体、および半導体層40bの第2の主面12b側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
さらに、図6ないし図9に示す積層セラミックコンデンサ10Aでは、第1の主面12a上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層42aが配置されており、第1の主面12a上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層42bが配置されている。
すなわち、たとえば、第1のめっき層28aが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、半導体層42aは、第1の主面12a側に位置する第1の下地電極層26aと積層体12との界面、Niめっき層30aと積層体12との界面、Snめっき層32aと積層体12との界面において連続で形成され、第2のめっき層28bが、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、半導体層42bは、第1の主面12a側に第2の下地電極層26bと積層体12との界面、Niめっき層30bと積層体12との界面、Snめっき層32bと積層体12との界面において、連続で形成される。
また、半導体層42aの第1の主面12a側の表面全体、および半導体層42bの第1の主面12a側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
図6に示す積層セラミックコンデンサ10Aは、図1に示す積層セラミックコンデンサ10と同様の効果を奏するとともに、次の効果を奏する。
すなわち、半導体層が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12a側にも配置されているので、高さ方向xの方向選別が不要になるため、積層セラミックコンデンサ10Aのキャリアテープへの収納が容易になり、また、実装基板への実装も容易に行うことができる。
すなわち、半導体層が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12a側にも配置されているので、高さ方向xの方向選別が不要になるため、積層セラミックコンデンサ10Aのキャリアテープへの収納が容易になり、また、実装基板への実装も容易に行うことができる。
次に、この発明の第3の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサについて説明する。図10は、この発明の第3の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図11は、図10に示す積層セラミックコンデンサの正面図である。図12は、この発明の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサを示す図10の線XII−XIIにおける断面図である。図13は、この発明の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサを示す図12の線XIII−XIIIにおける断面図である。図14は、この発明の実施の形態にかかる積層セラミックコンデンサを示す図12の線XIV−XIVにおける断面図である。
なお、図10ないし図14に示す積層セラミックコンデンサ10Bにおいて、図1ないし図4に示した積層セラミックコンデンサ10と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
なお、図10ないし図14に示す積層セラミックコンデンサ10Bにおいて、図1ないし図4に示した積層セラミックコンデンサ10と同一の部分には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図10ないし図14に示す積層セラミックコンデンサ10Bの構成が図1ないし図4に示す積層セラミックコンデンサ10の構成と異なる点は、外部電極24が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12a、第1の側面12cおよび第2の側面12dの一部にも配置されており、半導体層が、第2の主面12b側に配置されるだけでなく、第1の主面12a側にも配置され、さらに、第1の側面12c側および第2の側面12d側にも配置されている点である。
第1の外部電極24aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第1の外部電極24aは、第1の内部電極層16aの第1の引出電極部18aと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極部18bと電気的に接続される。
第1の外部電極24aは、図12に示すように、積層体12側から順に、第1の下地電極層26aと第1の下地電極層26aの表面に配置された第1のめっき層28aとを有する。同様に、第2の外部電極24bは、積層体12側から順に、第2の下地電極層26bと第2の下地電極層26bの表面に配置された第2のめっき層28bとを有する。
第1の下地電極層26aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aを覆うように配置される。具体的には、第1のめっき層28aは、第1の下地電極層26aの表面の第1の端面12eに配置され、第1の下地電極層26aの表面の第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dにも至るように設けられている。
第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層24bの表面の第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dにも至るように設けられている。
図10ないし図14に示す積層コンデンサ10Bは、第2の主面12b上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層40aが配置されており、第2の主面12b上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層40bが配置されている。
また、図10ないし図14に示す積層コンデンサ10Bは、第1の主面12a上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層42aが配置されており、第1の主面12a上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層42bが配置されている。
また、図10ないし図14に示す積層コンデンサ10Bは、第1の主面12a上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層42aが配置されており、第1の主面12a上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層42bが配置されている。
半導体層40aの第2の主面12b側の表面全体、および半導体層40bの第2の主面12b側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
また、半導体層42aの第1の主面12a側の表面全体、および半導体層42bの第1の主面12a側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
また、半導体層42aの第1の主面12a側の表面全体、および半導体層42bの第1の主面12a側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
さらに、図10ないし図14に示す積層セラミックコンデンサ10Bでは、第1の側面12c上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層44aが配置されており、第1の側面12c上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層44bが配置されている。
すなわち、たとえば、第1のめっき層28aが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、半導体層44aは、第1の側面12c側に位置する第1の下地電極層26aと積層体12との界面、Niめっき層30aと積層体12との界面、Snめっき層32aと積層体12との界面において連続で形成され、第2のめっき層28bが、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、半導体層44bは、第1の側面12c側に位置する第2の下地電極層26bと積層体12との界面、Niめっき層30bと積層体12との界面、Snめっき層32bと積層体12との界面において、連続で形成される。
また、半導体層44aの第1の側面12c側の表面全体、および半導体層44bの第1の側面12c側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
また、図10ないし図14に示す積層セラミックコンデンサ10Bでは、第2の側面12d上の一部に位置する第1の外部電極24aと積層体12との界面において、半導体層46aが配置されており、第2の側面12d上の一部に位置する第2の外部電極24bと積層体12との界面において、半導体層46bが配置されている。
すなわち、たとえば、第1のめっき層28aが、第1の下地電極層26aの上に配置されるNiめっき層30aと、Niめっき層30aの上に配置されるSnめっき層32aで形成される場合、半導体層46aは、第2の側面12d側に位置する第1の下地電極層26aと積層体12との界面、Niめっき層30aと積層体12との界面、Snめっき層32aと積層体12との界面において連続で形成され、第2のめっき層28bが、第2の下地電極層26bの上に配置されるNiめっき層30bと、Niめっき層30bの上に配置されるSnめっき層32bで形成される場合、半導体層46bは、第2の側面12d側に第2の下地電極層26bと積層体12との界面、Niめっき層30bと積層体12との界面、Snめっき層32bと積層体12との界面において、連続で形成される。
また、半導体層46aの第2の側面12d側の表面全体、および半導体層46bの第2の側面12d側の表面全体にはそれぞれ、凹凸部50が形成されている。
図9に示す積層セラミックコンデンサ10Bは、図1に示す積層セラミックコンデンサ10と同様の効果を奏するとともに、次の効果を奏する。
すなわち、半導体層が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12a側にも配置され、さらに、第1の側面12c側および第2の側面12d側にも配置されているので、高さ方向xだけでなく幅方向yの方向選別が不要になるため、積層セラミックコンデンサ10Bのキャリアテープへの収納がより容易になり、また、実装基板への実装もより容易に行うことができる。
すなわち、半導体層が、第2の主面12b側だけでなく、第1の主面12a側にも配置され、さらに、第1の側面12c側および第2の側面12d側にも配置されているので、高さ方向xだけでなく幅方向yの方向選別が不要になるため、積層セラミックコンデンサ10Bのキャリアテープへの収納がより容易になり、また、実装基板への実装もより容易に行うことができる。
2.積層セラミック電子部品の製造方法
次に、本発明にかかる積層セラミック電子部品の製造方法について説明する。なお、ここでは、積層セラミック電子部品として、上述した積層セラミックコンデンサ10の製造方法を説明する。
次に、本発明にかかる積層セラミック電子部品の製造方法について説明する。なお、ここでは、積層セラミック電子部品として、上述した積層セラミックコンデンサ10の製造方法を説明する。
まず、セラミックグリーンシート、内部電極用の導電性ペーストを準備する。セラミックグリーンシートや内部電極用の導電性ペーストには、バインダおよび溶剤が含まれるが、公知の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
次に、セラミックグリーンシート上に、例えば、スクリーン印刷やグラビア印刷などにより所定のパターンで内部電極用の導電性ペーストを印刷し、内部電極パターンを形成する。
続いて、内部電極パターンが印刷されていない外層用のセラミックグリーンシートが所定枚数積層され、その上に、内部電極パターンが印刷されたセラミックグリーンシートが順次積層され、さらに、内部電極パターンが印刷されていない外層用のセラミックグリーンシートが所定枚数積層され、積層シートが作製される。
そして、積層シートは、静水圧プレスなどの手段により積層方向に圧着され、積層ブロックが作製される。
その後、積層ブロックは、所定の形状寸法に切断され、生の積層体チップが切り出される。このとき、生の積層体チップに対してバレル研磨などを施し、積層体の角部および稜線部に丸みをつけてもよい。
続いて、生の積層体チップが焼成され、積層体12が製造される。焼成温度は、誘電体や内部電極層の材料にもよるが、900℃以上1400℃以下であることが好ましい。
次に、製造された積層体12において、積層体12の半導体層を形成する部分に対して、レーザーを照射し、半導体層40a、40bを形成する。このとき、半導体層40a、40bの電気抵抗や、多孔質の層の厚さは、レーザーの周波数、レーザーに入力するパルス波の周波数/振幅/デューティ比を調整することで制御することができる。
なお、半導体層40a、40bは、積層体12において、半導体層を形成する範囲に、半導体層40a、40bを形成するための材料を印刷等により形成されてもよい。
なお、半導体層40a、40bは、積層体12において、半導体層を形成する範囲に、半導体層40a、40bを形成するための材料を印刷等により形成されてもよい。
続いて、半導体層40a、40bを形成した積層体12の両端面に外部電極24を形成する。
外部電極24の下地電極層が焼き付け層であるときの、下地電極層の形成方法を説明する。
外部電極24の焼付け層を形成するために、たとえば、積層体12の表面に第1の端面12eから露出している第1の内部電極層16aの第1の引出部20aの露出部分にガラス成分と金属とを含む外部電極用の導電性ペーストがディッピングなどの方法により塗布されて焼き付けられ、第1の下地電極層が形成される。また、同様に、外部電極24の焼付け層を形成するために、たとえば、積層体12の第2の端面12fから露出している第2の内部電極層16bの第2の引出部20bの露出部分にガラス成分と金属とを含む外部電極用導電性ペーストがディッピングなどの方法により外部電極用の導電性ペーストが塗布されて焼き付けられ、第2の下地電極層が形成される。このとき、焼き付け処理の温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
外部電極24の焼付け層を形成するために、たとえば、積層体12の表面に第1の端面12eから露出している第1の内部電極層16aの第1の引出部20aの露出部分にガラス成分と金属とを含む外部電極用の導電性ペーストがディッピングなどの方法により塗布されて焼き付けられ、第1の下地電極層が形成される。また、同様に、外部電極24の焼付け層を形成するために、たとえば、積層体12の第2の端面12fから露出している第2の内部電極層16bの第2の引出部20bの露出部分にガラス成分と金属とを含む外部電極用導電性ペーストがディッピングなどの方法により外部電極用の導電性ペーストが塗布されて焼き付けられ、第2の下地電極層が形成される。このとき、焼き付け処理の温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
次に、下地電極層が導電性樹脂層で形成するときの、下地電極層の形成方法を説明する。
なお、導電性樹脂層は、焼付け層の表面に形成されてもよく、焼付け層を形成せずに、導電性樹脂層を単体で積層体12の表面に直接形成してもよい。
導電性樹脂層の形成方法としては、熱硬化性樹脂および金属成分を含む導電性樹脂ペーストを焼付け層もしくは積層体12の表面に塗布し、250℃以上550℃以下の温度で熱処理を行い、樹脂を熱硬化させ、導電性樹脂層が形成される。この時の熱処理時の雰囲気は、N2雰囲気であることが好ましい。また、樹脂の飛散を防ぎ、かつ、各種金属成分の酸化を防ぐため、酸素濃度は100ppm以下に抑えることが好ましい。
なお、導電性樹脂層は、焼付け層の表面に形成されてもよく、焼付け層を形成せずに、導電性樹脂層を単体で積層体12の表面に直接形成してもよい。
導電性樹脂層の形成方法としては、熱硬化性樹脂および金属成分を含む導電性樹脂ペーストを焼付け層もしくは積層体12の表面に塗布し、250℃以上550℃以下の温度で熱処理を行い、樹脂を熱硬化させ、導電性樹脂層が形成される。この時の熱処理時の雰囲気は、N2雰囲気であることが好ましい。また、樹脂の飛散を防ぎ、かつ、各種金属成分の酸化を防ぐため、酸素濃度は100ppm以下に抑えることが好ましい。
また、下地電極層が薄膜層で形成するときの、下地電極層の形成方法を説明する。
下地電極層が薄膜層で形成する場合は、スパッタ法または蒸着法等の薄膜形成法により下地電極層を形成することができる。薄膜層で形成された下地電極層は金属粒子が堆積された1μm以下の層とされる。
下地電極層が薄膜層で形成する場合は、スパッタ法または蒸着法等の薄膜形成法により下地電極層を形成することができる。薄膜層で形成された下地電極層は金属粒子が堆積された1μm以下の層とされる。
さらに、下地電極層を設けずに、積層体12の内部電極層16の露出部にめっき層を設けてもよい。
積層体12の第1の端面12eおよび第2の端面12fにめっき処理を施し、内部電極層16の露出部上に下地めっき電極を形成する。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。また、必要に応じて、下層めっき電極の表面に上層めっき電極を同様に形成してもよい。
積層体12の第1の端面12eおよび第2の端面12fにめっき処理を施し、内部電極層16の露出部上に下地めっき電極を形成する。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。また、必要に応じて、下層めっき電極の表面に上層めっき電極を同様に形成してもよい。
その後、下地電極層の表面、導電性樹脂層の表面もしくは下地めっき層の表面、上層めっき層の表面に、めっき層が形成され、外部電極24が形成される。
図1に示す積層セラミックコンデンサ10は、焼付け層の表面にめっき層として、Niめっき層およびSnめっき層が形成される。Niめっき層およびSnめっき層は、たとえばバレルめっき法により、順次形成される。
図1に示す積層セラミックコンデンサ10は、焼付け層の表面にめっき層として、Niめっき層およびSnめっき層が形成される。Niめっき層およびSnめっき層は、たとえばバレルめっき法により、順次形成される。
このようにして、図1に示す積層セラミックコンデンサ10が製造される。
なお、以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
10、10A、10B 積層セラミックコンデンサ
12 積層体
12a 第1の主面
12b 第2の主面
12c 第1の側面
12d 第2の側面
12e 第1の端面
12f 第2の端面
14 セラミック層
15a 外層部
15b 内層部
16 内部電極層
16a 第1の内部電極層
16b 第2の内部電極層
18a 第1の対向電極部
18b 第2の対向電極部
18c 対向電極部
20a 第1の引出電極部
20b 第2の引出電極部
22a 側部(Wギャップ)
22b 側部(Lギャップ)
24 外部電極
24a 第1の外部電極
24b 第2の外部電極
26a 第1の下地電極層
26b 第2の下地電極層
28a 第1のめっき層
28b 第2のめっき層
30a、30b Niめっき層
32a、32b Snめっき層
40a、40b、42a、42b、44a、44b、46a、46b 半導体層
50 凹凸部
x 高さ方向
y 幅方向
z 長さ方向
12 積層体
12a 第1の主面
12b 第2の主面
12c 第1の側面
12d 第2の側面
12e 第1の端面
12f 第2の端面
14 セラミック層
15a 外層部
15b 内層部
16 内部電極層
16a 第1の内部電極層
16b 第2の内部電極層
18a 第1の対向電極部
18b 第2の対向電極部
18c 対向電極部
20a 第1の引出電極部
20b 第2の引出電極部
22a 側部(Wギャップ)
22b 側部(Lギャップ)
24 外部電極
24a 第1の外部電極
24b 第2の外部電極
26a 第1の下地電極層
26b 第2の下地電極層
28a 第1のめっき層
28b 第2のめっき層
30a、30b Niめっき層
32a、32b Snめっき層
40a、40b、42a、42b、44a、44b、46a、46b 半導体層
50 凹凸部
x 高さ方向
y 幅方向
z 長さ方向
Claims (7)
- 積層された複数のセラミック層と、前記セラミック層上に積層された複数の内部電極層とを含み、高さ方向に相対する第1の主面および第2の主面と、高さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面と、高さ方向および幅方向に直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、を含む積層体と、
前記内部電極層は、前記第1の端面に露出される第1の内部電極層と、前記第2の端面に露出される第2の内部電極層とを有し、
前記第1の内部電極層に接続され、前記第1の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる前記第2の主面上の一部に配置された第1の外部電極と、
前記第2の内部電極層に接続され、前記第2の端面上および少なくとも実装面に実装されることとなる前記第2の主面上の一部に配置された第2の外部電極と、
を有し、
前記第1の外部電極は、前記積層体の上に配置される導電性金属およびガラス成分を含む第1の下地電極層と、
前記第1の下地電極層上を覆うように配置される第1のめっき層とを有し、
前記第2の外部電極は、前記積層体の上に配置される導電性金属およびガラス成分を含む第2の下地電極層と、
前記第2の下地電極層上を覆うように配置される第2のめっき層とを有し、
前記第2の主面上の一部に位置する前記第1の外部電極および前記第2の外部電極と前記積層体との界面において、半導体層が配置されている、積層セラミック電子部品。 - 前記第1のめっき層または前記第2のめっき層と前記積層体との間に位置する前記半導体層の前記第1の端面と前記第2の端面とを結ぶ長さ方向の距離d1は、前記第1のめっき層または前記第2のめっき層の厚みtの1/2よりも大きい、請求項1に記載の積層セラミック電子部品。
- 前記積層体の前記長さ方向の寸法を寸法Lmとしたとき、
前記第1のめっき層または前記第2のめっき層と前記積層体との間に位置する前記半導体層の前記第1の端面と前記第2の端面とを結ぶ長さ方向の距離d1は、寸法Lm/3よりも小さい、請求項1または請求項2に記載の積層セラミック電子部品。 - 前記積層体は、前記複数の内部電極層を含む内層部と、前記内層部を前記積層方向から挟むように形成された外層部とを有し、
前記半導体層の高さ方向の厚みd2は、前記外層部の高さ方向の厚さ寸法の2/3よりも小さい、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。 - 前記第1のめっき層および前記第2のめっき層は、Niめっき層とSnめっき層とを有し、
前記Niめっき層は、前記第1の下地電極層および前記第2の下地電極層、前記半導体層の露出部分を覆うように配置され、前記Snめっき層は、前記Niめっき層を覆うように配置されている、請求項1ないし請求項4に記載の積層セラミック電子部品。 - 前記第1の外部電極は、前記第1の主面上の一部にも配置され、
前記第2の外部電極は、前記第1の主面上の一部にも配置され、
前記第1の主面上の一部に位置する前記第1の外部電極および前記第2の外部電極と前記積層体との界面において、半導体層が配置されている、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。 - 前記第1の外部電極は、前記第1の側面および第2の側面上の一部にも配置され、
前記第2の外部電極は、前記第1の側面および第2の側面上の一部にも配置され、
前記第1の側面および前記第2の側面上の一部に位置する前記第1の外部電極および前記第2の外部電極と前記積層体との界面において、半導体層が配置されている、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の積層セラミック電子部品。
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