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JP2007025283A - トナー供給ローラ - Google Patents

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JP2007025283A
JP2007025283A JP2005207600A JP2005207600A JP2007025283A JP 2007025283 A JP2007025283 A JP 2007025283A JP 2005207600 A JP2005207600 A JP 2005207600A JP 2005207600 A JP2005207600 A JP 2005207600A JP 2007025283 A JP2007025283 A JP 2007025283A
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Yoko Kato
陽子 加藤
Yoshie Takahashi
美江 高橋
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Canon Chemicals Inc
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Abstract

【課題】セル開口性が高く、充分に低硬度であり、かつ、高温高湿下においても圧縮永久歪が小さく、低温低湿下においてもヒステリシスロス率が小さいトナー供給ローラを提供すること。
【解決手段】芯金と、該芯金の外周に形成された、発泡弾性体からなるローラ形状の表面層と、を有するトナー供給ローラであって、該発泡弾性体が、少なくとも、EOユニットの含有量が全体の5質量%以上50質量%以下の所定のポリエーテルポリオール[成分(B)]、およびEOユニットを60質量%以上95質量%以下の所定のポリエーテルポリオール[成分(C)]、を含有するポリオール成分(A)と、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体を含有するイソシアネート成分(D)と、を混合発泡させて得られるものであり、該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上20質量%以下であるトナー供給ローラ。
【選択図】図1

Description

本発明は、トナー供給ローラに係り、特に複写装置、画像記録装置、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置において、電子写真感光体や静電記録誘電体等からなる潜像担持体上に形成した静電潜像を現像して、可視化するのに使用される現像装置に内蔵され、所定のトナー(現像剤)を供給して、静電潜像が形成されている感光体の如き潜像担持体の表面において、目的とするトナー像を形成するために用いられるトナー供給ローラに関するものである。
従来から複写装置や画像記録装置、プリンター、ファクシミリなどの画像形成装置においては、電子写真感光体や静電記録誘導体などからなる像担持体上に形成した静電潜像を現像装置により現像して、トナー像として可視化することが行われている。そのような現像装置においては、ホッパー内に収容された所定のトナー(現像剤)を像担持体側に供給するための、ポリウレタンフォーム等の発泡弾性体からなる表面層を有するトナー供給ローラが内蔵せしめられている。このとき、前記トナー供給ローラのスキン面のセルを開口させることで、像担持体へのトナー供給及び掻き取りを安定化することが可能となる。
また、トナー供給ローラはトナー供給性の観点からより低硬度化(柔軟性)が望まれており、発泡弾性体として使用されるポリウレタンフォームは、低硬度(軟質)である必要がある。さらに、前記トナー供給ローラにおいては像担持体との当接による圧縮力に対して充分な回復性を有する必要もある。
このようなポリウレタンフォームからなる表面層を有するトナー供給ローラは、例えば次のような方法で製造される。まず、ポリオール成分、イソシアネート成分、発泡剤、整泡剤、触媒を混合攪拌し、トナー供給ローラ用成形型内に注入する。これを型内で発泡させ、ついで成形物を脱型することによりトナー供給ローラを製造することが出来る(特許文献1参照)。
低硬度で、且つ、高温高湿下においても圧縮永久歪の小さいポリウレタンフォームからなる表面層を有するトナー供給ローラを得る方法として、総不飽和度が0.050meq/g以下で、質量平均分子量が4500〜8000あるポリエーテルポリオールをポリオール成分として用いることができる(特許文献2)。特許文献2記載の低不飽和度で高分子量のポリエーテルポリオールを用いることでトナー供給ローラの圧縮永久歪は向上するが、該ポリオールは粘度が高く、発泡しにくく、低比重のトナー供給ローラを得る場合、トナー供給ローラに必要なローラ表面のセル開口性が十分でなかった。
非特許文献1には、発泡剤としての水の使用部数を増加させることで、ポリウレタンフォームの密度低下(低硬度化)、スキン面のセル開口安定性に有効であることが記載されているが、イソシアネート成分と水との反応で副生する芳香族ポリ尿素はポリウレタンフォームの圧縮永久歪を悪化させる場合があった。特に温度40℃湿度95%のような高温高湿環境での圧縮永久歪が悪化する場合があった。
更にセル破膜効果剤(破泡剤)としてエチレンオキシドをランダムに60〜95質量%付加重合させた、ヒドロキシル当量が800〜5000のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールが挙げられる(特許文献3参照)。前記ポリオールを長鎖ポリオールと併用し、ポリオール成分中に0.5〜10質量%含有することで、ポリウレタンのコールドキュアモールド成形品の連続気泡率を高め成形時のクラッシング作業を容易にする、又はクラッシング作業を不要とすることができる。また、これと同時に反撥弾性、圧縮永久歪が向上する。
しかし、この破泡剤のポリオールは家具、寝具、車輌用等、特に自動車等のクッション材など大型のポリウレタンフォーム製造に使用されるものであり、本発明のトナー供給ローラのような小型のポリウレタンモールド成形に使用することは一般的に困難であった。即ち、小型のポリウレタンフォームのモールド成形においては、一般的にそれ自体の発熱が非常に低くなるため、大型のウレタンフォーム成形に比べて反応性が低い。したがって、反応を阻害する破泡剤のような材料を添加すると成形不良となりやすい。
また、特許文献3では長鎖ポリオールとして官能基数2以上、分子量3500〜10000で末端のオキシエチレンが5〜30質量%付加されたポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールを用いているが、低硬度で、良好な成形性及び圧縮永久歪率の製品を得る検討はなされていない。そのため、トナー供給ローラとして十分な圧縮永久歪率で低硬度な物性の製品を得ることが困難である場合があった。
さらに、開口率、開口径及びセルの連通状態を効果的に向上させ、かつ低硬度で良好な柔軟性を有するトナー供給ローラとして、ポリオール成分として、ポリプロピレンオキシド成分を70%以上含有する高POポリオールと、ポリエチレンオキシド成分を50%以上含有する高EOポリオールとを併用することを特徴とするトナー供給ローラが提供されている(特許文献4参照)。
しかし、特許文献4記載のポリプロピレンオキシド成分を70%以上含有する高POポリオールは、通常他の成分として含まれるポリエチレンオキシド成分の含有率が低いため、非特許文献1記載の如く−OH基の反応性に乏しく、ポリオール成分とイソシアネート成分の反応(ウレタン化)が極端に低下するため、モールド成形には適さないことが知られている。さらに、特許文献4記載のポリプロピレンオキシド成分を70%以上含有する高POポリオールと、ポリエチレンオキシドを50%以上含有する高EOポリオールとを併用することは、開口率、開口径及びセルの連通状態を向上することは可能であるが、ポリオール成分の分子量とEO付加状態、ポリイソシアネート種類については何ら検討されておらず、良好な成形性、低硬度で良好な柔軟性、良好な圧縮永久歪を得るための検討はなされていない。
また、イソシアネート成分としては、より低硬度な軟質ポリウレタンフォームが製造し易いという点からトルイレンジイソシアネートを主体としたポリイソシアネートが使用されている(非特許文献2参照)。しかしながら、トルイレンジイソシアネートを主体としたポリイソシアネートを使用して製造された軟質ポリウレタンフォームは、高温高湿環境下での圧縮永久歪が悪いという問題点があった。この軟質ポリウレタンフォームの高温高湿環境下での圧縮永久歪を向上させる方法として、配合上使用する架橋剤の添加量を増加する方法があるが、このような方法では、軟質ポリウレタンフォームの硬度も高くなるという点の解決が不十分であった。
一方イソシアネート成分としてポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(ポリメリックMDI)及び/又はジフェニルメタンジイソシアネート(モノメリックMDI)を使用したポリウレタンフォームは、高温高湿環境下での圧縮永久歪性には優れるが、充分に低硬度の軟質ウレタンフォームを得ることが難しいという課題が残されていた。
また、トナー供給ローラにおいては像担持体との当接による圧縮力に対して充分な回復性を有する必要があるが、温度40℃相対湿度95%のような高温高湿環境での圧縮永久歪が悪化する場合や、温度15℃相対湿度10%のような低温低湿環境でのヒステリシスロス率が大きくなる場合、充分に回復しきれない部分において像担持体へのトナー供給及び掻き取りが不均一となり、濃度ムラ等の画像不良を引き起こすという点の解決が不十分であった。
特開平09−274373号公報(第8−9頁) 特開2004−037630号公報(第1−13頁) 特開平08−245746号公報(第1−3頁) 特開2002−304052号公報(第1−3頁) 岩田敬治著「ポリウレタン樹脂ハンドブック」日刊工業出版、1987年9月25日(初版)、156−159頁 今井嘉夫著「ポリウレタンフォーム」高分子刊行会出版、1987年5月20日(初版)、65頁
本発明は、このような事情を背景になされたものであって、その解決しようとする課題は、少なくとも表面層が発泡弾性体で形成されているトナー供給ローラにおいて、セル開口性が高く、充分に低硬度であり、かつ、高温高湿下においても圧縮永久歪が小さく、低温低湿下においてもヒステリシスロス率が小さいトナー供給ローラを提供することにある。
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の2成分を含有するポリオール成分及び特定のイソシアネート成分を使用して得られたポリウレタンフォームで表面層を形成することにより、スキン面のセル開口安定性、低硬度で良好な柔軟性、及び高温高湿下での圧縮永久歪に優れ、低温低湿下においてもヒステリシスロス率が小さいトナー供給ローラを提供出来ることを見出した。
即ち本発明は、以下の(1)〜(7)を提供するものである。
(1)芯金と、該芯金の外周に形成された、発泡弾性体からなるローラ形状の表面層と、を有するトナー供給ローラであって、該発泡弾性体が、少なくとも、以下に示す成分(B)および成分(C)を含有するポリオール成分(A)と、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体を含有するイソシアネート成分(D)と、を混合発泡させて得られるものであり、該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上20質量%以下であることを特徴とするトナー供給ローラ。
成分(B):末端にエチレンオキシドユニットを有する共重合体であって、エチレンオキシドユニットの含有量が全体の5質量%以上50質量%以下で、総不飽和度が0.05meq/g以下で、且つ質量平均分子量が6000を超え8500以下のポリエーテルポリオール。
成分(C):エチレンオキシドユニットを60質量%以上95質量%以下有するランダム共重合であって、質量平均分子量が2000以上7000以下のポリエーテルポリオール。
(2)該成分(B)として含有するポリエーテルポリオールの総不飽和度が0.035meq/g以下であることを特徴とする前記(1)記載のトナー供給ローラ。
(3)該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上10質量%以下であることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のトナー供給ローラ。
(4)該成分(B)として含有するポリエーテルポリオールの、水酸基価が20〜50mgKOH/g、かつ平均官能基数が2.0〜4.0であることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
(5)該成分(D)100質量部中に、ジフェニルメタンジイソシアネート及びその誘導体が3〜80質量部含まれることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
(6)該成分(D)が、さらにトルイレンジイソシアネートまたはその誘導体を含有することを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
(7)前記混合発泡する際に、発泡剤として水を混合することを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
本発明により、スキン面のセル開口安定性、低硬度で良好な柔軟性、及び高温高湿下での圧縮永久歪に優れ、さらに低温低湿下でも物性の変化(硬度、ヒステリシスロス率)が少ないトナー供給ローラを提供でき、産業上の利用価値は高い。
本発明は、芯金と、該芯金の外周に形成された、発泡弾性体からなるローラ形状の表面層と、を有するトナー供給ローラであって、該発泡弾性体が、少なくとも、以下に示す成分(B)および成分(C)を含有するポリオール成分(A)と、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体を含有するイソシアネート成分(D)と、を混合発泡させて得られるものであり、該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上20質量%以下であることを特徴とするトナー供給ローラである。
成分(B):末端にエチレンオキシドユニットを有する共重合体であって、エチレンオキシドユニットの含有量が全体の5質量%以上50質量%以下で、総不飽和度が0.05meq/g以下で、且つ質量平均分子量が6000を超え8500以下のポリエーテルポリオール。
成分(C):エチレンオキシドユニットを60質量%以上95質量%以下有するランダム共重合であって、質量平均分子量が2000以上7000以下のポリエーテルポリオール。
以下、本発明について述べる。
(トナー供給ローラ)
図1は本発明のトナー供給ローラの一例を示す斜視図である。図1に示すように、トナー供給ローラ1は、円柱状の芯金2と、芯金2の両端部を除いて芯金2の周りに設けられた発泡弾性体であるポリウレタンフォームからなる表面層3を備える。
芯金2は、従来のトナー供給ローラ用の芯金を用いることができ、例えば鉄等の金属で作製することができる。芯金の外径は2〜10mmが好ましい。
また、ポリウレタンフォームからなる表面層3は、表面に内部に連通した複数のセル開口部を有している。表面層の厚さは1〜20mmであることが好ましく、2〜10mmであることがより好ましい。厚さがこれらの範囲にあることによってトナー供給ローラはより良好なトナー搬送性を有するようになる。
本発明のトナー供給ローラは、上記の芯金と表面層の間に、後述する接着層や弾性層等を必要に応じて有していても良い。
(ポリウレタンフォーム)
本発明では、トナー供給ローラに使用されるポリウレタンフォームの密度は、0.05〜0.20g/cm3であることが好ましく、より好ましくは0.07〜0.15g/cm3である。また、トナー供給ローラの圧縮永久歪率は20%以下であることが好ましい。また、トナー供給ローラの硬度は、温度15〜23℃、相対湿度10〜53%において、50〜300gであることが好ましく、より好ましくは100〜250gである。この範囲にあるときトナー供給ローラにおけるトナー供給性が良好となる。トナー供給ローラのヒステリシスロス率は、温度15〜23℃、相対湿度10〜53%において、20%以下であることが好ましい。ヒステリシスロス率が20%を超えると、充分に回復しきれない部分において像担持体へのトナー供給及び掻き取りが不均一となり、濃度ムラ等の画像不良を引き起こす場合がある。なお、各物性については、実施例に記載の方法に従って測定したものである。
以下、本発明でポリウレタンフォームの原料として用いる材料について述べる。
本発明のトナー供給ローラの表面層となるポリウレタンフォームは、ポリオール成分[成分(A)]、イソシアネート成分[成分(D)]、及び所望により用いられる触媒、発泡剤、整泡剤、その他助剤を混合発泡して得られるものである。
〈成分(A):ポリオール成分〉
本発明では成分(A)として、後述する成分(B)及び成分(C)を含有するポリオール成分を用いる。ポリウレタンフォームを形成するためのポリオール成分として使用可能な公知の化合物をさらに含有しても良い。成分(A)中に、成分(B)と成分(C)の合計で85〜100質量%含まれることが好ましい。
〈成分(B):ポリエーテルポリオール〉
本発明では、成分(B)として、末端にエチレンオキシドユニットを有する共重合体であって、エチレンオキシドユニットの含有量が全体の5質量%以上50質量%以下で、総不飽和度が0.05meq/g以下で、且つ質量平均分子量が6000を超え8500以下のポリエーテルポリオールを用いる。成分(B)としてのポリエーテルポリオールは、一種でも良く、二種以上を組み合せても良い。
成分(B)として用いるポリエーテルポリオールの好ましいエチレンオキシドユニットの含有量は、10〜30質量%である。5質量%未満のエチレンオキシドユニットでは、ウレタンフォームを形成する反応性を確保できず、モールド成形が不可能となり、50質量%を超えると、結晶性が高く、取り扱いが困難になる場合がある。また、上記のようなエチレンオキシドユニットの含有量のポリエーテルポリオールを成分(B)として用いることで、よりセル開口安定性に優れたトナー供給ローラとすることができる。
上記のポリエーテルポリオールとしては、グリセリン、トリメチロールプロパン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ペンタエリスリトール、ソルビトール等の開始剤にプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドを付加重合させたものを使用できる。付加させるエチレンオキシドの量は、ポリエーテルポリオールプレポリマー中のエチレンオキシド含有量、目的とする共重合体のエチレンオキシド含有量や質量平均分子量等を考慮して、適宜設定することができる。
ここで、成分(B)として用いるポリエーテルポリオールの総不飽和度は0.050meq/g以下である必要がある。好ましくは、0.035meq/g以下である。0.050meq/gより大きいと、圧縮永久歪率が悪くなる傾向がある。総不飽和度とは、JIS K−1557記載の方法により測定されるものである。
一般にポリエーテルポリオール中には、モノオール成分が数%から数十%含有している。モノオール成分の含有量は、上記総不飽和度の値が小さいほどモノオール成分の含有量が低いことを示す。総不飽和度が小さなポリエーテルポリオールは、ポリイソシアネートと反応してポリウレタンフォームになった際に網目構造が均一に成りやすく、このため高温高湿下での圧縮永久歪性が良くなると考えられる。また、このようなモノオール成分が少ないポリエーテルポリオールを用いた場合、イソシアネートの添加比率(イソシアネートインデックス=NCO基数/活性水素基数×100)を小さくすることが出来る。この理由としては、モノオール成分が少ないポリエーテルポリオールでは、網目構造に不均一化するモノオール成分とイソシアネートの反応が少ないため、イソシアネートインデックスを小さくすることが可能となる。イソシアネートインデックスを小さくすることにより、より低硬度化が可能となる。しかしながら、イソシアネートインデックスが60よりも小さいと樹脂化が不十分になり、トナー供給ローラの成形性が極端に悪くなる場合がある。逆に、イソシアネートインデックスが120よりも大きいと硬度が高くなるといった問題が生じる場合がある。
さらに、成分(B)として用いるポリエーテルポリオールの質量平均分子量は6000を超え、8500以下である必要がある。質量平均分子量が8500より大きくなると粘度が高くなり、取扱いや注型、イソシアネートとの均一な混合が困難になる。質量平均分子量が6000以下であると、低温低湿下で物性値が大きく変化し、ヒステリシスロス率が大きく、硬度が高くなる。すなわち、質量平均分子量がこの範囲内にあることによって、トナー供給ローラとしての低温低湿から高温高湿な使用環境において、使用に好適な物性とすることができる。
また、成分(B)として用いるポリエーテルポリオールは、水酸基価20〜50mgKOH/g、かつ平均官能基数2.0〜4.0であることが好ましい。水酸基価20mgKOH/gよりも小さい、若しくは平均官能基数2.0よりも小さいと、トナー供給ローラが高温高湿下での圧縮永久歪が悪くなる傾向があり、水酸基価が50mgKOH/gよりも大きい、若しくは平均官能基数4.0よりも大きいと、トナー供給ローラの硬度が高くなる傾向がある。上記水酸基価は20〜40mgKOH/gであることがより好ましい。なお、上記水酸基価はJIS K−1557記載の方法で測定したものである。
〈成分(C):ポリエーテルポリオール〉
本発明では、成分(C)として、エチレンオキシドユニットを60質量%以上95質量%以下有するランダム共重合体であって、質量平均分子量が2000以上7000以下のポリエーテルポリオールを用いる。成分(C)としてのポリエーテルポリオールは、一種でも良く、二種以上を組み合せても良い。
成分(C)として用いるポリエーテルポリオールの好ましいエチレンオキシドユニットの含有量は、60〜80質量%である。エチレンオキシドユニットが60質量%未満ではセルの開口性が低下し、95質量%を超えると結晶性が高く、取り扱いが困難になる。即ち、エチレンオキシドユニットの含有量が上記範囲のランダム共重合体であるポリエーテルポリオールを成分(C)として用いることで、よりセル開口安定性に優れたトナー供給ローラとすることができる。
上記のポリエーテルポリオールは、エチレンオキシドとプロピレンオキシドの単量体を組合わせてランダム共重合することで得られる。
重合方法については、エチレンオキシド及び他の単量体の重合性や目的とする質量平均分子量等を考慮して、適宜設定することができる。
ここで、成分(C)として用いるポリエーテルポリオールの質量平均分子量は2000〜7000である必要がある。質量平均分子量が2000未満ではトナー供給ローラの硬度が高くなる傾向があり、7000を超えると結晶性が高く、取り扱いが困難になる。すなわち、質量平均分子量がこの範囲内にあることによって、トナー供給ローラとしての使用に好適な硬度とすることができる。
即ち、成分(C)にはエチレンオキシドユニットが多数含まれているため、水との相溶(分散)性に優れる。また、成分(C)にはセル破泡効果があるため、トナー供給ローラ内部のセルを連続気泡化するばかりでなく、スキン面のセルを開口させることも可能となる。つまり、スキン面のセルを開口させるために、発泡剤としての水の含量を増加させて成形型内の発泡圧を高める必要がないため、副生する芳香族ポリ尿素を低減することが可能となる。更に、原料である組成物の混合が容易となり、本発明のトナー供給ローラのような小型のモールド成形が可能となる。
成分(C)は成分(A)中に5〜20質量%含有していることが必要である。5〜10質量%であることがより好ましい。20質量%を超えると、低温低湿下で物性値が大きく変化し、ヒステリシスロス率が大きく、硬度が高くなり、画像不良を引き起こす。すなわち、この範囲内にあることによって、よりセル開口安定性に優れ、かつ低温低湿から高温高湿な使用環境において使用に好適な物性のトナー供給ローラとすることができる。
〈成分(D):イソシアネート成分〉
本発明では、成分(D)として、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)またはその誘導体を含有するイソシアネート成分を用いる。このような成分(D)をイソシアネート成分として用いることで、低硬度で且つ高温高湿環境下での圧縮永久歪が良いトナー供給ローラが得られる。
ジフェニルメタンジイソシアネートの誘導体としては、例えば、変性MDI、ポリメリックMDI等を使用できる。ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体は、一種用いても良く、二種以上を組み合せて用いても良い。ポリオールと予めプレポリマー化したものを用いても良い。
また、ポリウレタンフォームを形成するためのイソシアネート成分として使用可能な公知の化合物を含有しても良い。例えば、トルイレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族ポリイソシアネート及びその誘導体、イソホロンジイソシアネートなどの脂環式ポリイソシアネート、及びこれらの誘導体等を含有しても良い。ポリオールと予めプレポリマー化したものを用いても良い。これらは、一種用いても良く、二種以上を組み合せて用いても良い。トルイレンジイソシアネートまたはその誘導体を含有することが好ましい。
成分(D)100質量部に含まれる、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体の合計量は、3〜80質量部含まれることが好ましい。
〈触媒〉
本発明では、必要に応じて触媒を用いることができる。触媒の種類には特に制限は無く、従来公知のものを使用しても良い。例えば、アミン系触媒(トリエチレンジアミン、ビス(ジメチルアミノエチル)エーテル、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサンジアミン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7、1,5−ジアザビシクロ(4,3,0)ノネン−5、1,2−ジメチルイミダゾール、N−エチルモルホリン、N−メチルモルホリン等)、有機金属系触媒(オクチル酸錫、オレイン酸錫、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、テトラ−i−プロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エチルヘキシルオキシ)チタン等)、前記アミン系触媒及び有機金属系触媒の初期反応を遅延化する効果をもつ酸塩触媒(カルボン酸塩や蟻酸塩、オクチル酸、ホウ酸塩等)が用いられる。この触媒は一種用いても良く、二種以上を組み合せて用いても良い。
〈発泡剤〉
本発明では、必要に応じて発泡剤を用いることができる。特に、水は、ポリイソシアネートと反応して炭酸ガスを発生することから、発泡剤として好適に使用される。また、地球環境保護の目的で開発されたクロロフルオロカーボン類(HFC−134A等)、炭化水素(シクロペンタン等)、その他の発泡剤を使用しても、またこれらと水と併用しても、本発明の主旨を損なうものではない。
〈整泡剤〉
本発明では、必要に応じて整泡剤を用いることができる。整泡剤としては、ポリジメチルシロキサンとエチレンオキサイド(EO)/プロピレンオキサイド(PO)共重合物からの水溶性ポリエーテルシロキサン、スルホン化リシノール酸のナトリウム塩やこれらとポリシロキサン・ポリオキシアルキレンコポリマーとの混合物等が挙げられる。これらの整泡剤の中で、ポリジメチルシロキサンとEO/PO共重合物からの水溶性ポリエーテルシロキサンが好適である。
〈その他助剤〉
本発明では、その他助剤として、架橋剤、難燃剤、着色剤、紫外線吸収剤、老化防止剤、酸化防止剤、導電性付与剤等を必要に応じて適量用いることができる。これらのその他助剤を必要に応じて添加しても何等本発明の主旨を損なうものではない。
(表面層の形成方法)
本発明において、ポリウレタンフォームの製造方法については、特に制限は無く常法によれば良い。その一例を示せば次の通りである。まず、前記の成分(A)であるポリオール成分、成分(D)であるポリイソシアネート成分、及び所望により用いられる触媒、発泡剤、整泡剤、その他助剤などを均質に混合した後、反応硬化させることにより、ポリウレタンフォームが得られる。
各原料を混合する際の温度や時間については特に制限は無いが、混合温度は、通常10〜90℃、好ましくは20〜60℃の範囲であり、混合時間は、通常1秒〜10分間、好ましくは3秒〜5分間程度である。
また、反応硬化させる際、従来公知の方法により、発泡させることにより、ポリウレタンフォームを作製することが出来る。ここでの発泡方法については特に制限は無く、発泡剤を用いる方法、機械的な撹拌により気泡を混入する方法など、いずれの方法をも用いることが出来る。なお、発泡倍率は、適宜定めればよく、特に制限はない。
芯金と表面層となるポリウレタンフォームの接合方法については特に制限は無く、芯金を予めモールド(成形型)内部に配設しておき上記のような原料混合物を注型硬化する方法や、原料混合物をあらかじめ表面層となる所定の形状に成形した後芯金と接着する方法などを用いることが出来る。どちらの方法でも、必要に応じて芯金とポリウレタンフォームの間に接着層を設けることが出来、この接着層としては、接着剤やホットメルトシートなどの公知の材料を用いることが出来る。ポリウレタンフォームからなる表面層部分の形成方法としては特に制限は無く、公知の方法、例えば前述した所定の形状のモールドに注型する方法等のほかに、ブロック状態のポリウレタンフォームから、切削加工により所定の寸法に切り出す方法、研磨処理により所定の寸法にする方法、或いはこれらの方法を適宜組み合せる方法などを用いることが出来る。
特に、芯金を予めモールド(成形型)内部に配設しておき上記のような原料混合物を注型硬化する方法が好ましい。より具体的には、まず、所定のトナー供給ローラ用成形型内に、棒状芯金を配置する。該成形型としてはパイプ状型や割型等のものを用いることができるが、パイプ状型を用いることがより好ましい。そして、上記原料混合物を上記成形型に注入し、発泡反応させ、得られた成形物を成形型から取り出すことにより、トナー供給ローラを得ることが出来る。
以上のような本発明によれば、スキン面のセル開口安定性、低硬度で良好な柔軟性、及び高温高湿環境下での圧縮永久歪性に優れたトナー供給ローラを製造することが可能となる。
以下に、本発明の実施例及び比較例を示し、本発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでもない。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記した具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加え得るものであることが理解されるべきである。
なお、実施例及び比較例に使用したウレタンフォーム原料の1種であるポリエーテルポリオール[成分(B)]の分析値を表1に示し、実施例及び比較例のトナー供給ローラの表面層形成に使用したウレタンフォーム原料の配合組成及び得られたトナー供給ローラの物性を表2、3に示す。なお、表1に記載した成分(B)はいずれも末端にエチレンオキシドユニットを有している。表2では使用した成分(B)の質量平均分子量と総不飽和度及びイソシアネートインデックスを併せて示した。
また、各実施例及び比較例のトナー供給ローラは、以下のようにして製造した。表2に示す各成分を機械的攪拌により混合し、この混合物を、直径5mm、長さ290mmの金属製シャフトを挿入した内径16mmのパイプ状金型に注入し、60℃のオーブン中に30分間加熱することにより発泡硬化させた。その後、脱型してトナー供給ローラを作製した。
また、実施例及び比較例で作製したトナー供給ローラ及び成分(B)の物性の測定値は、下記の方法により測定した。
〈水酸基価〉
JIS K−1557記載の方法により測定した。
〈総不飽和度〉
JIS K−1557記載の方法により測定した。
〈硬度〉〈ヒステリシスロス率〉
トナー供給ローラのポリウレタンフォーム層のヒステリシスロス率は、JIS K−6400法に準じ測定した。図2は本発明のトナー供給ローラのポリウレタンフォーム層のヒステリシスロス率および硬度の測定方法を示す説明図である。図2(a)及び(b)に示される如く、トナー供給ローラ1を、その両端の芯金2部分において支持し、そしてそのポリウレタンフォームからなる表面層3を、長さ50mm(ローラ長手方向)×幅10mm(厚さ:10mm)の板状押圧面を有する治具4にて、10mm/minの速度で押圧して2mm変形させた後、該冶具を10mm/minの速度で開放していった時、押圧していった時と開放していった時の荷重−ローラ変形量曲線を記録し、ヒステリシスロス率は、2mm変形押圧していった時と開放していった時の面積比率から求めた。硬度は押圧して1mm変形させた時の該ローラ表面にかかる荷重とした。その数値が大きくなるほど、ポリウレタンフォームからなる表面層3が硬いことを示している。図2に示すようにヒステリシスロス率および硬度は、軸方向に3ヶ所、各軸方向に於いて周方向の90度毎に4ヶ所、計12ヶ所測定し、その平均値を求めた。測定は、温度23℃、相対湿度53%(以下N/N環境とよぶ)、温度15℃、相対湿度10%(以下L/L環境とよぶ)、の各環境下で行った。
〈圧縮永久歪率〉
図3(a)及び(b)に示される如く、トナー供給ローラ1を、その両端の芯金2部分において支持し、そのポリウレタンフォームからなる表面層3に、φ16mmのスリーブ5を当接し、1.5mm圧縮した状態で、温度40℃、湿度95%にて72時間放置し、取り出し解放後30分経過した後の復元度合いを示したもので、以下の式に従って計算した。
圧縮永久歪率Cs(%)=(t0−t1)/1.5×100
0:1.5mm圧縮した場所の試験前の半径
1:圧縮解放30分後の1.5mm圧縮した場所の半径
なお、測定ポイントは、圧縮部分を軸方向に3ヶ所測定し、その平均値を求めた。
〈密度〉
トナー供給ローラのウレタンフォームの体積を計算し、また、トナー供給ローラのウレタンフォームの質量を測定することにより、密度を求めた。
〈セル開口率〉
ローラ表面の拡大画像を画像解析により測定した。(セル開口率(%)=セル開口面積/測定面積*100)
Figure 2007025283
Figure 2007025283
1)三井武田ケミカル(株)製ポリエーテルポリオールの商品名。質量平均分子量3000、エチレンオキシドユニットを70〜80質量%有するランダム共重合体。(OH価=50mgKOH/g)
2)キシダ化学(株)製架橋剤の商品名
3)東レ・ダウコーニング(株)製シリコーン整泡剤の商品名
4)東ソー(株)製第三級アミン触媒の商品名
5)三共エアプロダクツ(株)製第三級アミン触媒の商品名
6)三井武田ケミカル(株)製ポリイソシアネート混和物の商品名。(モノメリックおよびポリメリックMDI混合物50質量%、TDI50質量%の混合物)。(NCO%=40)
7)NCO基数/活性水素基数×100
8)測定環境によらず、硬度が50〜350g、ヒステリシスロス率20%以下、且つ、セル開口率が50%以上、且つ、圧縮永久歪率20%以下:○、いずれか範囲外である場合:×
実施例1〜3では、物性値は環境変動が少なく、セル開口性も良好であった。これに対し比較例1、3及び4では、環境変動が大きく、L/L環境下では、ヒステリシスロス率20%以上であった。比較例2では、圧縮永久歪率35%と大きく、さらに、セル開口性が低下した。
本結果より、本実施例に示したトナー供給ローラは、セル開口性が高く、環境変動が少なく、低硬度で圧縮永久歪性に優れていることがわかる。
本発明のトナー供給ローラの概略構成を示す斜視図である。 トナー供給ローラのポリウレタンフォームからなる表面層のヒステリシスロス率および硬度の測定方法を示す説明図であって、(a)はトナー供給ローラの軸方向に垂直な方向から見た図、(b)はトナー供給ローラの軸方向と平行な方向から見た図である。 トナー供給ローラのポリウレタンフォームからなる表面層の圧縮永久歪率の測定方法を示す説明図であって、(a)はトナー供給ローラの軸方向に垂直な方向から見た図、(b)はトナー供給ローラの軸方向と平行な方向から見た図である。
符号の説明
1 トナー供給ローラ
2 芯金
3 表面層
4 冶具
5 スリーブ

Claims (7)

  1. 芯金と、該芯金の外周に形成された、発泡弾性体からなるローラ形状の表面層と、を有するトナー供給ローラであって、
    該発泡弾性体が、少なくとも、以下に示す成分(B)および成分(C)を含有するポリオール成分(A)と、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体を含有するイソシアネート成分(D)と、を混合発泡させて得られるものであり、該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上20質量%以下であることを特徴とするトナー供給ローラ。
    成分(B):末端にエチレンオキシドユニットを有する共重合体であって、エチレンオキシドユニットの含有量が全体の5質量%以上50質量%以下で、総不飽和度が0.050meq/g以下で、且つ質量平均分子量が6000を超え8500以下のポリエーテルポリオール。
    成分(C):エチレンオキシドユニットを60質量%以上95質量%以下有するランダム共重合体であって、質量平均分子量が2000以上7000以下のポリエーテルポリオール。
  2. 該成分(B)として含有するポリエーテルポリオールの総不飽和度が0.035meq/g以下であることを特徴とする請求項1記載のトナー供給ローラ。
  3. 該成分(C)の該成分(A)における含有量が5質量%以上10質量%以下であることを特徴とする請求項1または2記載のトナー供給ローラ。
  4. 該成分(B)として含有するポリエーテルポリオールの、水酸基価が20〜50mgKOH/g、かつ平均官能基数が2.0〜4.0であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
  5. 該成分(D)100質量部中に含まれる、ジフェニルメタンジイソシアネートまたはその誘導体の合計量が、3〜80質量部であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
  6. 該成分(D)が、さらにトルイレンジイソシアネートまたはその誘導体を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
  7. 前記混合発泡する際に、発泡剤として水を混合することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー供給ローラ。
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