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JP2006271666A - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保温制御中における消費電力を可及的に低減する省エネ保温制御を行い得るようにする。
【解決手段】 電気炊飯器において、標準炊飯モードでは、炊飯終了後において加熱手段である保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御を実行する一方、選択炊飯モードでは、炊飯終了後において通常の保温制御を実行するように構成して、保温制御中における消費電力を可及的に低減できるようにしている。
【選択図】 図3

Description

本願発明は、電気炊飯器に関するものであり、さらに詳しくは、標準炊飯モードにおいて省エネ保温制御を可能ならしめた電気炊飯器に関するものである。
近年、米飯を炊飯するとともに炊飯後において炊き上がったご飯をそのまま保温するようにした電気炊飯器が急速に普及している。即ち、標準炊飯モード(即ち、炊飯キーのみの操作による炊飯モード)においては、炊飯終了後に保温制御を開始するように構成した電気炊飯器が普及している(特許文献1参照)。
特開2003−310434号公報。
ところで、近年、地球温暖化が問題となってきており、炭酸ガスの排出規制が地球的規模で行われるようになっており、炭酸ガスを多量に排出する原因となる電力消費をいかに少なくするかが人類的課題となってきている。
ところが、特許文献1に開示されている従来の電気炊飯器においては、上記したように、標準炊飯モードでは、炊飯終了後に保温制御を行うこととなっているため、消費電力がかさみ、上記人類的課題に反するという問題がある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、保温制御中における消費電力を可及的に低減する省エネ保温制御を行い得るようにすることを目的とするものである。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度センサーと、標準炊飯モードと選択炊飯モードとを択一的に実行するマイコン機能とを備えた電気炊飯器において、前記標準炊飯モードでは、炊飯終了後において前記加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御を実行する一方、前記選択炊飯モードでは、炊飯終了後において通常の保温制御を実行するように構成している。
上記のように構成したことにより、標準炊飯モードにおいては、炊飯終了後において前記加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御が実行され、選択炊飯モードにおいてのみ、炊飯終了後において通常の保温制御が実行されることとなり、保温制御中における消費電力を可及的に低減できることとなる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、所定時間経過後又は前記加熱手段への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御終了となすように構成することもでき、そのように構成した場合、炊き上がり終了後に所定時間が経過するかあるいは加熱手段への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御が終了されることとなり、加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記省エネ保温制御の終了時に警報を発する警報手段を付設するとともに、保温延長キーの操作により前記省エネ保温制御終了後に保温制御を継続可能とすることもでき、そのように構成した場合、省エネ保温制御の終了を警報手段から発せられる警報によりユーザが容易に確認できるとともに、ユーザの所望により保温延長キーの操作によって保温制御を延長することも可能となる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第4の手段として、上記第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記警報手段の動作前に前記保温延長キーの操作が行われた場合には、前記警報手段による警報を行うことなく保温制御を継続するように構成することもでき、そのように構成した場合、警報手段による警報が発せられる前にユーザによって保温延長キーの操作がなされた場合には、保温延長キーによる保温制御の継続が優先されることとなり、みだりに警報が発せられることがなくなる。
本願発明の第1の手段によれば、米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度センサーと、標準炊飯モードと選択炊飯モードとを択一的に実行するマイコン機能とを備えた電気炊飯器において、前記標準炊飯モードでは、炊飯終了後において前記加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御を実行する一方、前記選択炊飯モードでは、炊飯終了後において通常の保温制御を実行するように構成して、標準炊飯モードにおいては、炊飯終了後において前記加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御が実行され、選択炊飯モードにおいてのみ、炊飯終了後において通常の保温制御が実行されるようにしたので、保温制御中における消費電力を可及的に低減できることとなり、地球温暖化防止に多いに寄与するという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた電気炊飯器において、前記省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、所定時間経過後又は前記加熱手段への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御終了となすように構成することもでき、そのように構成した場合、炊き上がり終了後に所定時間が経過するかあるいは加熱手段への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御が終了されることとなり、加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。
本願発明の第3の手段におけるように、上記第2の手段を備えた電気炊飯器において、前記省エネ保温制御の終了時に警報を発する警報手段を付設するとともに、保温延長キーの操作により前記省エネ保温制御終了後に保温制御を継続可能とすることもでき、そのように構成した場合、省エネ保温制御の終了を警報手段から発せられる警報によりユーザが容易に確認できるとともに、ユーザの所望により保温延長キーの操作によって保温制御を延長することも可能となる。
本願発明の第4の手段におけるように、上記第3の手段を備えた電気炊飯器において、前記警報手段の動作前に前記保温延長キーの操作が行われた場合には、前記警報手段による警報を行うことなく保温制御を継続するように構成することもでき、そのように構成した場合、警報手段による警報が発せられる前にユーザによって保温延長キーの操作がなされた場合には、保温延長キーによる保温制御の継続が優先されることとなり、みだりに警報が発せられることがなくなる。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について詳述する。
この電気炊飯器は、図1に示すように、米と水とを収容する内鍋3を取出自在に収納し得るように構成され且つ空間部を有する二重構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
前記炊飯器本体1は、外側壁を構成する合成樹脂製の外ケース1aと、底壁を構成する合成樹脂製の底ケース1bと、肩部を構成する合成樹脂製の肩部材1cと、内周壁を構成する合成樹脂製の有底筒状の保護枠4とからなっている。なお、前記保護枠4内には、前記内鍋3が取り出し可能に収納されることとなっている。
前記保護枠4の外周面側には、炊飯時における主加熱手段として作用する環状のメインIHコイルC1,C2,C3が保護枠4の底面、該底面から側周面に至る間の湾曲部および側周面にそれぞれ対応して配設されている。該メインIHコイルC1,C2,C3は、交番磁界(換言すれば、電磁波)を発生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記内鍋3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を利用して加熱するものとされている。なお、内鍋3は、メインIHコイルC1,C2,C3により誘導渦電流を発生させることのできる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。符号7はフェライトコアであり、メインIHコイルC1,C2による磁気が下方に存在する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用をなす。また、符号9は電源基板である。
ところで、この種電気炊飯器においては、内鍋3が発熱して内方に伝わる熱の他に、保護枠4の外側に逃げる熱がある。この外側に逃げる熱を有効に利用するために、本実施の形態においては、保護枠4の外側に、非発熱体で比熱の大きな材料(例えば、セラミック等)からなる蓄熱体10を配設している。このようにすると、加熱手段であるIHコイルC1,C2,C3により内鍋3に生ずる熱が蓄熱体10に吸収蓄熱されることとなり、蓄熱された熱は保温時に有効に利用できる。また、この蓄熱体10の外側に高温に対して好ましくない部品を配設した場合の冷却効果も期待できる。
また、前記内鍋3の側面部外方に対応する保護枠4には、保温ヒータH1が配設されている。さらに、前記肩部材1cの内周縁部には、蓋体2側に設けられた放熱板15(後に詳述する)を加熱するための肩ヒータH2が配設されている。
一方、前記蓋体2は、外面を構成する合成樹脂製の上板12と、内面を構成する真空二重構造の下板13とによって構成されている。該下板13は、上下2枚のドーナツ形状の金属板(例えば、ステンレス板)13a,13bの間の空間を真空空間とした構成とされている。この蓋体2は、前記肩部材1cの一側に形成されたヒンジピン11を介して炊飯器本体1に対して弧回動自在に取り付けられている。
前記蓋体2の下面には、該蓋体2の閉止時に前記内鍋3の開口部を密閉するための熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる放熱板15が取り付けられており、該放熱板15の周縁部は、蓋体2の閉蓋時に前記肩ヒータH2に圧接され、肩ヒータH2からの熱が放熱板15から放熱されることとなっている。符号14は放熱板15と蓋体下板13との間をシールするシールパッキン、16は放熱板15の下面に取り付けられた内蓋、17は放熱板15の周縁と内鍋3の開口部との間をシールするシールパッキン、18は蓋体2の閉止状態を保持するためのロック機構、20は各種操作キー、液晶表示装置等が設けられている操作パネル部である。
前記操作パネル部20には、図2に示すように、液晶表示装置21、炊飯キー22a、予約キー22b、取消キー22c、保温キー22d、再加熱キー22e、メニューキー22f、時キー22g、分キー22h、モード選択キー22iおよびLED23a,23b,23cが設けられている。該液晶表示装置21には、メニューキー22fの操作に応じて各種メニュー(「白米」、「早炊」、「玄米」、「おかゆ」、「炊込み」、「おこわ」、「無洗米」、「雑炊」、「ピラフ」および「蒸し」)、時刻、モード選択状況(標準、選択)、予約状況、再加熱表示、保温時間等が表示されている。なお、モード選択状況の表示はなくともよい。
ついで、図3に示す電気回路図に基づいて、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構成を説明する。なお、図1ないし図2に示された各部に対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
商用交流電源30からの電力は、内鍋3の異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ31および整流回路35を経てIHコイルC1〜C3に供給されることとなっている。符号36は平滑コンデンサ、38は共振コンデンサ、39はダイオードである。
前記IHコイルC(具体的には、C1〜C3)には、マイクロコンピュータユニット(以下、マイコンと略称する)32からIGBTドライブ回路42を経た指令によりON/OFF制御されるパワートランジスタ37からの制御信号が与えられることとなっている。符号40は同期トリガ回路、41はPWM回路である。
前記マイコン32は、所定のプログラムに従ってパワートランジスタ37および同期トリガ回路40の制御を行い、これによりIHコイルC(具体的には、C1〜C3)への通電を制御する。この通電制御は、前記温度センサーSからの出力信号に基づいて行なわれる。符号43は温度検知回路である。また、内鍋3のセット状態は、鍋検知用のリミットスイッチLSによって検知されることとなっており、該リミットスイッチLSからの検知信号は、鍋検知回路44を介してマイコン32に入力されることとなっている。
図3において、符号24は肩ヒータ駆動回路、24aは肩ヒータH2への通電を制御するトランジスタ、33は保温ヒータ駆動回路、33aは保温ヒータH1への通電を制御するトランジスタ、45はブザー駆動回路、45aはブザーである。
ついで、以下に示すフローチャートを参照して、本実施の形態にかかる電気炊飯器の保温制御について説明する。
(I) 保温制御I(図4のフローチャートおよび図5のタイムチャート参照)
本体に電源が投入された後、モード選択キー22iが操作されなければ、ステップS1において標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)が選択されたと判定され、ステップS2において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS3において炊飯が終了したと判定されると、ステップS4において保温が開始され且つステップS5において保温LED23bが点灯されるが、図5のタイムチャートに示すように、当所(即ち、炊飯終了直後)においては保温ヒータH1は非通電状態とされており、温度センサーSの検知温度Tが保温設定温度Thsに降下すると、保温ヒータH1のON/0FFによる保温制御が開始される。そこで、ステップS6において保温ヒータH1のON回数Nがカウントされ、ステップS7においてカウントON回数Nと設定値Ns(例えば、10回)との比較がなされる。ここで、N≧Nsと判定されると、ステップS8において保温延長操作(例えば、保温キー22dのON操作)がなされたか否かの判定がなされ、保温延長操作なしと判定(即ち、肯定判定)された場合には、ステップS9において保温制御が終了され、ステップS10において警報手段であるブザー45aが吹鳴して警報を発し、ステップS11において保温LED23bが消灯され、制御が終了する。
ステップS8において保温延長操作有りと判定(即ち、否定判定)された場合には、ステップS12において保温延長(即ち、保温制御が継続)され、ステップS13において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS14において保温制御が終了され、その後ステップS11へ進む。
一方、ステップS1においてモード選択キー22iが操作され、選択炊飯モードが選択されたと判定され、ステップS15において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS16において炊飯が終了したと判定されると、ステップS17において保温が開始され且つステップS18において保温LED23bが点灯される。その後、ステップS19において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS20において保温制御が終了され、その後ステップS11へ進む。
上記したように、標準炊飯モードでは、炊飯終了後において加熱手段である保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御が実行される一方、選択炊飯モードでは、炊飯終了後において通常の保温制御が実行されることとなっているので、保温制御中における消費電力を可及的に低減できることとなり、地球温暖化防止に多いに寄与する。しかも、省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、加熱手段である保温ヒータH1への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御が終了されるようにしているので、保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。また、省エネ保温制御の終了時に警報を発する警報手段であるブザー45aを付設するとともに、保温延長キー(具体的には、保温キー22d)の操作により前記省エネ保温制御終了後に保温制御を継続可能としているので、省エネ保温制御の終了をブザー45aの吹鳴によりユーザが容易に確認できるとともに、ユーザの所望により保温延長キー(即ち、保温キー22d)の操作によって保温制御を延長することも可能となる。さらに、ブザー45aの動作前に保温延長キー(即ち、保温キー22d)の操作が行われた場合には、ブザー45aによる警報を行うことなく保温制御が優先的に継続されるようにしたので、みだりにブザー45aが吹鳴することがなくなる。
(II) 保温制御II(図6のフローチャートおよび図7のタイムチャート参照)
本体に電源が投入された後、モード選択キー22iが操作されなければ、ステップS1において標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)が選択されたと判定され、ステップS2において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS3において炊飯が終了したと判定されると、ステップS4において保温が開始され且つステップS5において保温LED23bが点灯されるが、図7のタイムチャートに示すように、当所(即ち、炊飯終了直後)においては保温ヒータH1は非通電状態とされており、温度センサーSの検知温度Tが保温設定温度Thsに降下すると、保温ヒータH1のON/0FFによる保温制御が開始される。そこで、ステップS6において保温ヒータH1がONされたと判定され、ステップS7において所定時間(例えば、30分)が経過したと判定されると、ステップS8において保温延長操作(例えば、保温キー22dのON操作)がなされたか否かの判定がなされ、保温延長操作なしと判定(即ち、肯定判定)された場合には、ステップS9において保温制御が終了され、ステップS10において警報手段であるブザー45aが吹鳴して警報を発し、ステップS11において保温LED23bが消灯され、制御が終了する。
ステップS8において保温延長操作有りと判定(即ち、否定判定)された場合には、ステップS12において保温延長(即ち、保温制御が継続)され、ステップS13において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS14において保温制御が終了され、その後ステップS11へ進む。
一方、ステップS1においてモード選択キー22iが操作され、選択炊飯モードが選択されたと判定され、ステップS15において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS16において炊飯が終了したと判定されると、ステップS17において保温が開始され且つステップS18において保温LED23bが点灯される。その後、ステップS19において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS20において保温制御が終了され、その後ステップS11へ進む。
この場合、標準炊飯モード(換言すれば、標準コース)での省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、加熱手段である保温ヒータH1への通電があった後所定時間(例えば、30分)が経過した時点で省エネ保温制御が終了されるようにしているので、保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。その他の作用効果は、前述した保温制御Iにおけると同様なので説明を省略する。
(III) 保温制御III(図8のフローチャートおよび図9のタイムチャート参照)
本体に電源が投入された後、モード選択キー22iが操作されなければ、ステップS1において標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)が選択されたと判定され、ステップS2において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS3において炊飯が終了したと判定されると、ステップS4において保温が開始され且つステップS5において保温LED23bが点灯される。そして、ステップS6において温度センサーSの検知温度Tが保温設定温度Ths以下に降下したと判定されると(図9のタイムチャート参照)、ステップS7において保温ヒータH1がONされ、ステップS8において温度センサーSの検知温度Tと設定値Ts(例えば、保温設定温度Thsより2℃高い温度)との比較がなされる。ここで、肯定判定されると、ステップS9において保温延長操作(例えば、保温キー22dのON操作)がなされたか否かの判定がなされ、保温延長操作なしと判定(即ち、肯定判定)された場合には、ステップS10において保温制御が終了され、ステップS11において警報手段であるブザー45aが吹鳴して警報を発し、ステップS12において保温LED23bが消灯され、制御が終了する。
ステップS9において保温延長操作有りと判定(即ち、否定判定)された場合には、ステップS13において保温延長(即ち、保温制御が継続)され、ステップS14において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS15において保温制御が終了され、その後ステップS12へ進む。
一方、ステップS1においてモード選択キー22iが操作され、選択炊飯モードが選択されたと判定され、ステップS16において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS17において炊飯が終了したと判定されると、ステップS18において保温が開始され且つステップS19において保温LED23bが点灯される。その後、ステップS20において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS21において保温制御が終了され、その後ステップS12へ進む。
この場合、標準炊飯モード(換言すれば、標準コース)での省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、加熱手段である保温ヒータH1への通電により内鍋3の温度が上昇した時点(換言すれば、温度センサーSの検知温度T≧設定温度Tsとなった時点)で、省エネ保温制御が終了されるようにしているので、保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。その他の作用効果は、前述した保温制御Iにおけると同様なので説明を省略する。
(IV) 保温制御IV(図10のフローチャート参照)
本体に電源が投入された後、モード選択キー22iが操作されなければ、ステップS1において標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)が選択されたと判定され、ステップS2において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS3において炊飯が終了したと判定されると、ステップS4において保温が開始され且つステップS5において保温LED23bが点灯される。そこで、ステップS6においてユーザにより任意の保温設定時間tsがマイコン32に入力される。なお、保温設定時間tsの入力は事前に行なってもよい。ステップS7において保温設定時間tsが経過したと判定されると、ステップS8において保温制御が終了され、ステップS9において警報手段であるブザー45aが吹鳴して警報を発し、ステップS10において保温LED23bが消灯され、制御が終了する。
一方、ステップS1においてモード選択キー22iが操作され、選択炊飯モードが選択されたと判定され、ステップS11において炊飯キー22aがON操作されると、通常の炊飯特性に従った炊飯が実行される。そして、ステップS12において炊飯が終了したと判定されると、ステップS13において保温が開始され且つステップS14において保温LED23bが点灯される。その後、ステップS15において所定時間(例えば、12時間)が経過したと判定されると、ステップS16において保温制御が終了され、その後ステップS10へ進む。
この場合、標準炊飯モード(換言すれば、標準コース)での省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、ユーザが任意に設定する保温設定時間tsが経過した時点で省エネ保温制御が終了されるようにしているので、保温ヒータH1への通電時間を短縮した省エネ保温制御を確実に実行することができる。なお、この場合、保温設定時間tsの設定により代用できるので、保温延長は行われない。
上記実施の形態において、標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)が選択された場合には、液晶表示装置21に「省エネ保温」の表示を行うと、ユーザにとって便利となる。
また、本実施の形態においては、保温延長操作を行うキーとして保温キー22dを兼用しているが、別個に専用のキーを設けてもよい。
また、本実施の形態においては、モード選択キーを別個に設けているが、他のキー(例えば、炊飯キー、時キー、分キー等)で兼用してもよい。
また、モード選択キーを操作しないときに選択される標準コース(換言すれば、標準炊飯モード)を切り換える切換手段を別個に設け、該切換手段の操作により標準炊飯モードを切り換えることができるようにし、次回からは切り換えられたモード(例えば、炊飯終了後に通常の保温制御を行う炊飯モード)がモード選択キーを操作しないときに選択される標準コースとなるようにしてもよい。この場合、バックアップ電源により当該モードが記憶される。
また、標準炊飯モードにおいては、吸水工程および蒸らし工程を省略してもよい。
また、標準炊飯モードで保温加熱が中止されている時であっても、保温キー22dの操作による保温入力を受け付けるように構成し、保温キー22dの操作を行うと、IHコイルC1,C2,C3による加熱後に保温ヒータH1による保温制御を行うようにしてもよい。 また、省エネ保温制御においては、保温設定温度の低い低温保温を行うようにしてもよい。
また、図4のフローチャートにおけるステップS13およびステップS19、図6のフローチャートにおけるステップS13およびステップS19、図8のフローチャートにおけるステップS14およびステップS20、図10のフローチャートにおけるステップS15において、所定時間経過後に保温終了としているが、この所定時間は、ユーザが任意に設定できるようにしてもよく、また、「所定時間経過?」のステップをなくし、ユーザが保温取消を行うまで保温を継続するようにしてもよい。
また、モード選択キーは、コース選択キーあるいは省エネコース等の適宜名称としてもよい。
本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器の一部を断面とした側面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における操作パネル部の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的要素の結線回路図である。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御Iの内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御Iの炊飯終了直前からのタイムチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIの内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIの炊飯終了直前からのタイムチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIIの内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IIIの炊飯終了直前からのタイムチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる電気炊飯器における保温制御IVの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1は炊飯器本体
2は蓋体
3は内鍋
21は液晶表示装置
32はマイクロコンピュータ(マイコン)
45aは警報手段(ブザー)
1,C2,C3は加熱手段(メインIHコイル)
1は保温ヒータ

Claims (4)

  1. 米と水とを収容する内鍋を取出自在に収納する炊飯器本体と、前記内鍋を加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度センサーと、標準炊飯モードと選択炊飯モードとを択一的に実行するマイコン機能とを備えた電気炊飯器であって、前記標準炊飯モードでは、炊飯終了後において前記加熱手段への通電時間を短縮した省エネ保温制御を実行する一方、前記選択炊飯モードでは、炊飯終了後において通常の保温制御を実行するように構成したことを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記省エネ保温制御を、炊き上がり終了後を保温開始とし、所定時間経過後又は前記加熱手段への通電を1回又は所定回数行った後に省エネ保温制御終了となすように構成したことを特徴とする請求項1記載の電気炊飯器。
  3. 前記省エネ保温制御の終了時に警報を発する警報手段を付設するとともに、保温延長キーの操作により前記省エネ保温制御終了後に保温制御を継続可能としたことを特徴とする請求項2記載の電気炊飯器。
  4. 前記警報手段の動作前に前記保温延長キーの操作が行われた場合には、前記警報手段による警報を行うことなく保温制御を継続するように構成したことを特徴とする請求項3記載の電気炊飯器。
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