JP2006190568A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明はFFCコネクタに関し、FFCのコネクタへの接続が半田及び特別の部品を使用しないで、しかも、確実になされるようにすることを目的とする。
【解決手段】 第1の信号コンタクト部材30は、コンタクト部33とは反対側に板状のFFC挟み込み部34とを有する。FFC挟み込み部34は、凹部38を有する板状の本体部35と、凸部39を有する腕部36とよりなる。FFC10の電線11の部分は、凸部39によって凹部38内に押し込まれU字形状に屈曲されて挟み込まれて接続されている。
【選択図】 図3
【解決手段】 第1の信号コンタクト部材30は、コンタクト部33とは反対側に板状のFFC挟み込み部34とを有する。FFC挟み込み部34は、凹部38を有する板状の本体部35と、凸部39を有する腕部36とよりなる。FFC10の電線11の部分は、凸部39によって凹部38内に押し込まれU字形状に屈曲されて挟み込まれて接続されている。
【選択図】 図3
Description
本発明はコネクタに係り、特に平衡伝送用のコネクタであって平坦帯状ケーブルの端が半田を使用しないで接続されており、電子機器の内部で使用されるケーブルコネクタに関する。
ここで、平坦帯状ケーブルとは、例えばフレキシブルフラットケーブル(FFC)及びフレキシブルプリント配線板(FPC)をいう。
コネクタ本体の背面側から平坦帯状ケーブルが引き出されている構成のコネクタ装置がある。この種のコネクタ装置は平坦帯状ケーブルをコネクタ本体の背面側に接続固定する作業に工数がかからないことが望ましい。
また、データの伝送の方式としては、データ毎に一本の電線を使用する通常の伝送方式と、データ毎に対をなす二本の電線を使用して、伝送すべき+信号とこの+信号とは大きさが等しく逆向きの−信号とを同時に伝送する平衡伝送方式がある。平衡伝送方式は、通常の伝送方式に比べてノイズの影響を受けにくいという利点を有しており、多く採用されつつある。機器と機器との間でデータを伝送するにはコネクタが使用される。ここで機器と機器との間でデータを平衡伝送する経路を形成するためには、特殊な構造である平衡伝送用コネクタが使用される。
従来の平衡伝送用のコネクタは、コネクタ本体の背面側の並んでいる複数のコンタクトの夫々に平坦帯状ケーブルの端が半田付けによって接続固定してある構成である。
特開平11−31544号公報
よって、半田付け作業に多くの工数がかかり、コネクタの製造コストが高くなっていた。
また、半田付けを不要とした接続方法は信頼性の高いものである必要がある。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、コネクタの製造コストを下げることが可能であるコネクタを提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、複数の導電路が並んでいる構造の平坦帯状ケーブルの端が接続されたコネクタであって、
電気絶縁性のブロックと、
該ブロックにその幅方向に並んで固定してある複数のコンタクト部材とよりなり、
該コンタクト部材は、
先端側に相手のコネクタのコンタクト部と接続されるコンタクト部を有し、
後端側に前記平坦帯状ケーブルの端の部分を屈曲させて挟み込む平坦帯状ケーブル挟み込み部を有し、
前記平坦帯状ケーブルの端の部分が前記平坦帯状ケーブル挟み込み部に屈曲されて挟み込まれて接続されている構成としたことを特徴とする。
電気絶縁性のブロックと、
該ブロックにその幅方向に並んで固定してある複数のコンタクト部材とよりなり、
該コンタクト部材は、
先端側に相手のコネクタのコンタクト部と接続されるコンタクト部を有し、
後端側に前記平坦帯状ケーブルの端の部分を屈曲させて挟み込む平坦帯状ケーブル挟み込み部を有し、
前記平坦帯状ケーブルの端の部分が前記平坦帯状ケーブル挟み込み部に屈曲されて挟み込まれて接続されている構成としたことを特徴とする。
コンタクト部材の一部に形成してあるである平坦帯状ケーブル挟み込み部が、平坦帯状ケーブルの端の部分屈曲されて挟み込んでいる構成であるため、平坦帯状ケーブルを半田を使用しないで、且つ、特別の部品を使用しないで、しかも、確実に電気的及び機械的に接続することが可能である。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図1、図2、図3(A),(B)は本発明の実施例になるFFC側コネクタ20を示す。コネクタ20は、背面側から平坦帯状ケーブルの一例であるフレキシブルフラットケーブル(FFC)10が延びている構成であり、電子機器の内部において、プリント基板90上に実装されるプリント基板側コネクタ100に挿入接続されてFFC10をプリント基板90と電気的に接続させる。コネクタ20はジャック型であり、コネクタ100はプラグ型である。FFC側コネクタ20及びプリント基板側コネクタ100は共に平衡伝送が可能である構造である。
図1はコネクタ20とコネクタ100とを共に正面側から見て対向させた配置で示し、図2はコネクタ20とコネクタ100とを共に背面側から見て対向させた配置で示す。図3(A)は図1中IIIA-IIIA線に沿うコネクタ20及びコネクタ100の信号コンタクト部材の個所での断面を示し、図3(B)は図1中IIIB-IIIB線に沿うグランドコンタクト部材の個所での断面を示す。各図中、X1−X2はコンタクト並びの方向(コネクタの幅方向)、Y1−Y2はコンタクトの長さ方向(コネクタの奥行き方向及びコネクタの挿抜の方向)、Z1−Z2はコネクタの高さ方向である。図3(C)、(D)は夫々図3(A)、(B)中、円で囲んだ部分を拡大して示す。
[プリント基板側のコネクタ100]
説明の便宜上、先ず、プリント基板側のコネクタ100について説明する。
[プリント基板側のコネクタ100]
説明の便宜上、先ず、プリント基板側のコネクタ100について説明する。
図4はコネクタ100を分解して示し、図5(A)乃至(F)はプリント基板側コネクタ100を正投象して示す。図5(A)は正面図、同図(B)は平面図、同図(C)は右側面図、同図(D)は左側面図、同図(E)は底面図、同図(F)は背面図である。
コネクタ100は、電気絶縁性のブロック体101に、対をなす第1の信号コンタクト部材102及び第2信号コンタクト部材103と、グランドコンタクト部材104とが組み込まれており、全体がシールドカバー105でもって囲まれている構成である。ブロック体101のY2側に突き出している細長直方体形状の突き出し部101aに、第1の信号コンタクト部材102の信号コンタクト部102aと第2信号コンタクト部材103の信号コンタクト部103aが対をなして上下方向である列の方向(Z1−Z2方向)に並んで、且つ、この対をなす信号コンタクト部102a,103aと、グランドコンタクト部材104のグランドコンタクト部104aとが左右方向である行の方向(X1−X2方向)に交互に並んでいる。シールドカバー105は、ロック用の開口105a,105b及び取り付け用脚部105c,105dを有する。
コネクタ100は、第1、第2の信号コンタクト部材102,103及びグランドコンタクト部材104のY2側のアングル形状の半田付け用コンタクト部102b,103b,104bをプリント基板12上の対応するパッドと半田付けされ、且つ、取り付け用脚部105c,105dをプリント基板12の孔に嵌合されて半田付けされて、プリント基板12上に実装してある。
[FFC側のコネクタ20]
次に、FFC側のコネクタ20について説明する。
[FFC側のコネクタ20]
次に、FFC側のコネクタ20について説明する。
図6はコネクタ20を分解して示し、図7(A)乃至(F)はFPC側コネクタ20を正投象して示す。図7(A)は正面図、同図(B)は平面図、同図(C)は右側面図、同図(D)は底面図、同図(E)は背面図である。
コネクタ20は、電気絶縁性のブロック体21に、対をなす第1の信号コンタクト部材30及び第2の信号コンタクト部材40と、グランドコンタクト部材50とが左右方向である行の方向(X1−X2方向)に交互に並んで組み込まれている構成である。
ブロック体21は、前面であるY1側に前記の突き出し部101aに対応する大きさの接続開口22を有し、背面であるY2側に、Z1−Z2方向に貫通した四角形状の切欠開口23を有し、X1−X2の両側面にロック腕部24,25が撓み可能に形成してある。ロック腕部24,25は、ロック爪部24a,25a及び操作部24b,25bを有する。
図6に示すように、信号コンタクト部材30、40及びグランドコンタクト部材50は共に金属板をプレス加工して製造されたものである。
図8(A)に併せて示すように、第1の信号コンタクト部材30は、バルジ部を有する板状の本体部31と、本体部31よりZ1側をY1方向に延在する第1の信号コンタクト部33と、曲げ部32によって本体部31に対してX1方向にずらされてY2方向に延在する板状のFFC挟み込み部34とを有する。FFC挟み込み部34は、板状の本体部35と、本体部35のうちZ1側で且つY1側の部分よりZ1とY2との間の方向に斜めに延びている板状の腕部36とを有する。37は腕部36の付け根部である。FFC挟み込み部34は、Y2側が底辺であって開口であり、Y1側が頂点である略三角形の隙間34aを有する(図13(A)参照)。本体部35は、Z1側に凹部38を有する。腕部36は、凹部38と対向する部位に、凹部38に対応する大きさの凸部39を略Z2方向に突き出して有する。凸部39の下端は本体部35のうちZ1側の縁よりも若干Z1側に位置してあり、後述するFFC10の挿入を妨害しないようにしてある。凸部39のY1側及びY2側には、尖った針状の突起部39a,39bを有する。図8(B)に拡大して示すように、凹部38は、Y方向上両側の垂直の縁38a,38bと、底側の水平の縁38cとを有する。凸部39は、Y方向上両側の垂直の縁39c,39dと、先端の水平の縁39eとを有する。尖った突起部39a,39bは夫々垂直の縁39c,39dの略中央の位置に存在している。
図8(C)に併せて示すように、第2の信号コンタクト部材40は、バルジ部を有する板状の本体部41と、本体部41よりZ2側をY1方向に延在する第2の信号コンタクト部43と、曲げ部42によって本体部41に対してX2方向にずらされてY2方向に延在する板状のFFC挟み込み部44とを有する。FFC挟み込み部44は、上記のFFC挟み込み部34と同じ構成であり、隙間44a、本体部45、腕部46、付け根部47、凹部48、凸部49、尖った突起部49a,49bを有する。
図8(D)に併せて示すように、グランドコンタクト部材50は、バルジ部を有する板状の本体部51と、本体部51よりY1方向に延在するZ1側のグランドコンタクト部52及びZ2側のグランドコンタクト部53と、本体部51からY2方向に延在するFFC挟み込み部54とを有する。FFC挟み込み部54は、上記のFFC挟み込み部34と同じ構成であり、隙間54a(図13(B)参照)、本体部55、腕部56、付け根部57、凹部58、凸部59、尖った突起部59a,59bを有する。
図3(A)、(B)及び図7(A)に示すように、第1の信号コンタクト部33及びグランドコンタクト部52が接続開口22の天井面の溝に、第2の信号コンタクト部43及びグランドコンタクト部53が接続開口22の下側面の溝に嵌合している。接続開口22内では、第1の信号コンタクト部33と第2の信号コンタクト部43とが上下方向である列の方向(Z1−Z2方向)に並んでおり、且つ、この対をなす第1、第2の信号コンタクト部33,43と、グランドコンタクト部53、54とが左右方向である行の方向(X1−X2方向)に交互にピッチp1で並んで組み込まれている。
図7(B)に示すように、ブロック体21の切欠開口23内には、グランドコンタクト部材50のFFC挟み込み部54と、第1の信号コンタクト部材30のFFC挟み込み部34と、第2の信号コンタクト部材40のFFC挟み込み部44とが、左右方向である行の方向(X1−X2方向)にピッチp2で並んでいる。ここで、p2<p1である。隙間34a,44a,54aはX1−X2方向上整列している。本体部35,45、55、腕部36,46、56、付け根部37,47、57、凹部38,48、58、凸部39、49、59もX1−X2方向上整列している。
[フラットフレキシブルケーブル10]
図9に示すように、フラットフレキシブルケーブル(FFCという)10は、導電路としての断面が矩形である複数の銅製の電線11が、前記のピッチp2と同じピッチp2で並んでおり、全体がポリエステルシートでラミネートされて被覆されている構成であり、平坦帯状をなす。12はラミネートされたポリエステル被覆である。面13,14は共に平面である。端側は電線11が露出するようには処理されていない。
[FFC10とコネクタ20との接続]
FFC10のコネクタ20への接続は、先ず、コネクタ20の背面側を図10及び図11(A)乃至(F)に示す接続用治具200に図13(A)乃至(F)及び図14(A)、(B)に示すようにセットし、次いで、図14(A)、(B)に示すように、FFC10の一端側を、Y2側から上記治具200の下型201と上型210との間の隙間216を通って隙間34a,44a,54a内に奥部まで挿入し、次いで、上型210をZ2方向に強く押し下げる操作をすることによって、図15(A)、(B)に示すようになり、その後に治具200をコネクタ20から取外すことによって、FFC10は図3(A),(B)に示すようにコネクタ20へ一括に且つ半田付け無しで接続される。なお、図13(A)乃至(F)は上型210が押し下げられている状態を示す。
[フラットフレキシブルケーブル10]
図9に示すように、フラットフレキシブルケーブル(FFCという)10は、導電路としての断面が矩形である複数の銅製の電線11が、前記のピッチp2と同じピッチp2で並んでおり、全体がポリエステルシートでラミネートされて被覆されている構成であり、平坦帯状をなす。12はラミネートされたポリエステル被覆である。面13,14は共に平面である。端側は電線11が露出するようには処理されていない。
[FFC10とコネクタ20との接続]
FFC10のコネクタ20への接続は、先ず、コネクタ20の背面側を図10及び図11(A)乃至(F)に示す接続用治具200に図13(A)乃至(F)及び図14(A)、(B)に示すようにセットし、次いで、図14(A)、(B)に示すように、FFC10の一端側を、Y2側から上記治具200の下型201と上型210との間の隙間216を通って隙間34a,44a,54a内に奥部まで挿入し、次いで、上型210をZ2方向に強く押し下げる操作をすることによって、図15(A)、(B)に示すようになり、その後に治具200をコネクタ20から取外すことによって、FFC10は図3(A),(B)に示すようにコネクタ20へ一括に且つ半田付け無しで接続される。なお、図13(A)乃至(F)は上型210が押し下げられている状態を示す。
先ず、治具200について説明する。治具200は、図10及び図11(A)乃至(F)に示すように、下型201と上型210とよりなる。図11(F)は図11(A)中、線F−Fに沿う拡大断面である。上型210はその両側の穴211を下型201上のガイドポール202にガイドされつつZ方向に移動可能である。下型201及び上型210は、コネクタ20の切欠開口23に丁度嵌合する大きさのステージ部203,213を、上下に重なり合う位置関係で有し、このステージ部203とステージ部213との間にFFC挟み込み部34,44、54を挟み込むようになっている。
図12に併せて示すように、ステージ部203には、本体部35,45、55に対応したスリット204がピッチp2で且つY1端側から切り込んで形成してあり、且つ、ステージ部203のうち隣り合うスリット204の間の部分には、スリット204に嵌合した本体部35の凹部38に対向する位置にこの凹部38に対応する凹部205が形成してあり、複数の凹部205がX方向に並んでいる。ステージ部213には、腕部36,46、56に対応したスリット214がピッチp2で且つY1端側から切り込んで形成してあり、且つ、ステージ部213のうち隣り合うスリット214の間の部分には、上記凹部205に対応する凸部215が形成してあり、複数の凸部215がX方向に並んでいる。なお、凸部215はスリット214に嵌合した腕部36の凸部39に略対向して位置している。
治具200の上型210をZ1方向に移動させた状態で、図13(A)乃至(F)及び図14(A)、(B)に示すように、本体部35,45、55を下型201のスリット204に嵌合させ、切欠開口23のZ2側の部分を下型201のステージ部203に嵌合させ、腕部36,46、56を上型210のスリット214に嵌合させた状態で、コネクタ20の背面側が治具200にセットされる。下型201と上型210との間には隙間216が形成されている。本体部35,45、55のZ2側の縁はスリット204の底部に当っており、本体部35,45、55はZ2方向への変位を制限され、且つ、X方向への倒れを制限された状態にある。
この状態で、図14(A)、(B)に示すように、FFC10の一端側を、Y2側から上記治具200の下型201と上型210との間の隙間216を通って隙間34a,44a,54a内に奥部まで挿入する。ここで、FFC10の幅は切欠開口23のX方向の幅と同じであり、FFC10はブロック体21によって幅方向の位置を規制され、各電線11が本体部35,45、55の上側に位置している。
次いで、上型210をZ2方向に強く押し下げる操作をする。スリット214のZ1側の天板部が斜めの腕部36,46、56の最上位置の部分をZ2方向に押し、腕部36,46、56が付け根部37、47、57が塑性変形されて付け根部37、47、57を中心に時計方向に水平の位置まで回動される。図15(A)、(B)は、上型210を最終位置まで押し下げたときの状態を示す。
このときに、図15
(B)に示すように、凸部59(39、49)が夫々FFC10のうち電線11の部分を凹部58(38,48)内に押し込み、同時に、図15(A)に示すように、凸部215がFFC10のうち隣り合う電線11の間の部分を凹部205内に押し込む。FFC10は全幅に亘ってU字形状に屈曲される。FFC10のうち隣り合う電線11の間の部分もU字形状に屈曲されることによって、全部の電線11の部分が確実にU字形状に屈曲される。
(B)に示すように、凸部59(39、49)が夫々FFC10のうち電線11の部分を凹部58(38,48)内に押し込み、同時に、図15(A)に示すように、凸部215がFFC10のうち隣り合う電線11の間の部分を凹部205内に押し込む。FFC10は全幅に亘ってU字形状に屈曲される。FFC10のうち隣り合う電線11の間の部分もU字形状に屈曲されることによって、全部の電線11の部分が確実にU字形状に屈曲される。
また、上型210がZ2方向に移動するにつれて、腕部36,46、56とスリット214との嵌合しあう面積が増え、腕部36,46、56はX方向に関する位置規制及び傾斜規制が強くなる。よって、凸部59(39、49)はX方向の位置を決められて且つ垂直の姿勢を維持しつつ、凹部58(38,48)内に入り込む。よって、凸部59(39、49)が夫々FFC10のうち電線11の部分を凹部58(38,48)内に押し込む動作は安定になされる。
凸部39及び凹部38の部分では、図3(C)に示すように、尖った突起部39a,39bがポリエステル被覆12を突き破って電線11と接触した状態となる。凸部59及び凹部58の部分では、図3(D)に示すように、尖った突起部59a,59bがポリエステル被覆12を突き破って電線11と接触した状態となる。凸部49及び凹部48との部分でも同様である。
また、付け根部37、47、57が塑性変形されること、及び凸部39、49,59がFFC10の電線11の部分を挟み込んで凹部38、48,58内にきつく嵌合したことによって、上型210を下型201から離し、コネクタ20をY1方向へ移動させて、コネクタ20を治具200から外した後も、凸部39、49,59は凹部38、48,58内に嵌合した状態を維持する。
よって、コネクタ20を治具200から外した状態で、FFC10の端部側はFFC挟み込み部34,44、54にU字形状に屈曲されて挟み込まれてコネクタ20と機械的に接続され、且つ、各電線11が信号コンタクト部材30、40及びグランドコンタクト部材50と電気的に且つ機械的に接続された状態となる。
また、FFC10の各電線11の信号コンタクト部材30、40及びグランドコンタクト部材50への電気的及び機械的接続は、半田付け無しで、且つ、一括してなされる。
また、凸部39、49,59は金属でありコネクタ20が長年使用されている間に経時変化はしない。よって、FFC10とコネクタ20との電気的及び機械的接続状態は、長年に亘って良好に維持される。
[コネクタ20のコネクタ100への挿入接続]
背面側からFFC10が延びているコネクタ20は、シールドカバー105内にロック爪部24a,25aが開口105a,105bに係止される位置まで挿入されて、コネクタ100へ接続される。突き出し部101aが開口22内に相対的に嵌合し、第1、第2の信号コンタクト部33,43が夫々信号コンタクト部102a、103aと接触し、グランドコンタクト部53、54がグランドコンタクト部104aをZ方向に挟むように接触して、コネクタ20がコネクタ100に電気的に接続される。
[FFC挟み込み部の変形例]
図16(A)、(B)のFFC挟み込み部34Aは、凹部38の両側に尖った突起部38a,38bを有する構成である。
[コネクタ20のコネクタ100への挿入接続]
背面側からFFC10が延びているコネクタ20は、シールドカバー105内にロック爪部24a,25aが開口105a,105bに係止される位置まで挿入されて、コネクタ100へ接続される。突き出し部101aが開口22内に相対的に嵌合し、第1、第2の信号コンタクト部33,43が夫々信号コンタクト部102a、103aと接触し、グランドコンタクト部53、54がグランドコンタクト部104aをZ方向に挟むように接触して、コネクタ20がコネクタ100に電気的に接続される。
[FFC挟み込み部の変形例]
図16(A)、(B)のFFC挟み込み部34Aは、凹部38の両側に尖った突起部38a,38bを有する構成である。
図17(A)、(B)のFFC挟み込み部34Bは、凸部39の先端に尖った突起部39cを有し、凹部38の底部に尖った突起部38cを有し、且つ、凹部38の開口側に膨らみ部39d,39eを有する構成である。膨らみ部39d,39eがせり出し部38d,39eを乗り越えて嵌合して、凸部39は凹部38に嵌合した状態に確実に維持される。FFC10は略L字形状に屈曲されて挟み込まれている。
図18(A)、(B)のFFC挟み込み部34Cは、FFC10は直角に屈曲された状態で挟み込んである。凸部39は、尖った突起部38bと膨らみ部39fとを有する。凹部38の開口側にせり出し部38fを有する。膨らみ部39fがせり出し部38fを乗り越えて嵌合している。
図19(A)、(B)において、200はフレキシブルプリント配線板(FPC)であり、平坦帯状ケーブルの別の例であり、端側の部分は被覆部分が剥離されて、導体パターン201が露出している。凸部39が導体パターン201に接触し、導体パターン201を凹部38内に押し込んで、FPC200はU字形状に屈曲されて挟み込まれている。
なお、上記の尖った突起部は、上記の他に、種々に配置出来る。
10 フレキシブルフラットケーブル(FPC)
11 電線
12 被覆
20 平衡伝送用FFC側コネクタ
21 ブロック体
23 切欠開口
30 第1の信号コンタクト部材
33 第1の信号コンタクト部
34 FFC挟み込み部
34a 隙間
35 本体部
36 腕部
37 付け根部
38 凹部
39 凸部
39a,39b 突起部
40 第2の信号コンタクト部材
43 第2の信号コンタクト部
44 FFC挟み込み部
44a 隙間
45 本体部
46 腕部
47 付け根部
48 凹部
49 凸部
49a,49b 突起部
50 グランドコンタクト部材
52,53 グランドコンタクト部
54 FFC挟み込み部
54a 隙間
55 本体部
56 腕部
57 付け根部
58 凹部
59 凸部
59a,49b 突起部
90 プリント基板
100 プリント基板側コネクタ
200 接続用治具
201 下型
210 上型
11 電線
12 被覆
20 平衡伝送用FFC側コネクタ
21 ブロック体
23 切欠開口
30 第1の信号コンタクト部材
33 第1の信号コンタクト部
34 FFC挟み込み部
34a 隙間
35 本体部
36 腕部
37 付け根部
38 凹部
39 凸部
39a,39b 突起部
40 第2の信号コンタクト部材
43 第2の信号コンタクト部
44 FFC挟み込み部
44a 隙間
45 本体部
46 腕部
47 付け根部
48 凹部
49 凸部
49a,49b 突起部
50 グランドコンタクト部材
52,53 グランドコンタクト部
54 FFC挟み込み部
54a 隙間
55 本体部
56 腕部
57 付け根部
58 凹部
59 凸部
59a,49b 突起部
90 プリント基板
100 プリント基板側コネクタ
200 接続用治具
201 下型
210 上型
Claims (6)
- 複数の導電路が並んでいる構造の平坦帯状ケーブルの端が接続されたコネクタであって、
電気絶縁性のブロックと、
該ブロックにその幅方向に並んで固定してある複数のコンタクト部材とよりなり、
該コンタクト部材は、
先端側に相手のコネクタのコンタクト部と接続されるコンタクト部を有し、
後端側に前記平坦帯状ケーブルの端の部分を屈曲させて挟み込む平坦帯状ケーブル挟み込み部を有し、
前記平坦帯状ケーブルの端の部分が前記平坦帯状ケーブル挟み込み部に屈曲されて挟み込まれて接続されている構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記平坦帯状ケーブル挟み込み部は、
板状の本体部と、該本体部より斜めに上側に延びている腕部とを有し、
該本体部と該腕部との間に隙間部が存在し、
該本体部は、上端側に凹部を有し、
該腕部は、上記凹部に対応する凸部を有する構成であり、
前記平坦帯状ケーブルの端の部分が前記隙間部に挿入された状態で、該腕部が変形され、前記凸部が前記平坦帯状ケーブルを前記凹部内に押し込んで、前記凸部と前記凹部との間で前記平坦帯状ケーブルを挟み込む構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記平坦帯状ケーブルの端の部分は、U字形状とされて挟み込まれている構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記凸部は、前記平坦帯状ケーブルに食い込む突起部を有する構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記凹部は、前記平坦帯状ケーブルに食い込む突起部を有する構成としたことを特徴とするコネクタ。 - 請求項2に記載のコネクタにおいて、
前記凸部は膨らみ部を有し、前記凹部はせり出し部を有し、該膨らみ部が該せり出し部を乗り越えて嵌合する構成としたことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001545A JP2006190568A (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | コネクタ |
US11/191,207 US7351093B2 (en) | 2005-01-06 | 2005-07-28 | Connector |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001545A JP2006190568A (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | コネクタ |
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---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005001545A Pending JP2006190568A (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006190568A (ja) |
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JP2014203815A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-27 | 日本電信電話株式会社 | 導電性布帛用コネクタ、及び導電性布帛用コネクタの製造方法 |
JP2021018906A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
JP2021018905A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
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-
2005
- 2005-01-06 JP JP2005001545A patent/JP2006190568A/ja active Pending
- 2005-07-28 US US11/191,207 patent/US7351093B2/en not_active Expired - Fee Related
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JP2021018905A (ja) * | 2019-07-19 | 2021-02-15 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
JP7232143B2 (ja) | 2019-07-19 | 2023-03-02 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
JP7232144B2 (ja) | 2019-07-19 | 2023-03-02 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20060148309A1 (en) | 2006-07-06 |
US7351093B2 (en) | 2008-04-01 |
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