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JP2006125147A - 引戸装置 - Google Patents

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JP2006125147A
JP2006125147A JP2004318260A JP2004318260A JP2006125147A JP 2006125147 A JP2006125147 A JP 2006125147A JP 2004318260 A JP2004318260 A JP 2004318260A JP 2004318260 A JP2004318260 A JP 2004318260A JP 2006125147 A JP2006125147 A JP 2006125147A
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Kazunari Kawarazaki
和成 川原崎
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Panasonic Homes Co Ltd
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Panahome Corp
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Abstract

【課題】 閉位置の引戸本体が壁面に対して平行で開口部に沿う姿勢を維持でき、隙間を生じることのない引戸装置を提供する。
【解決手段】開口部を開閉する引戸本体、及びこの引戸本体を吊下げ、開口部に隣接した隣接壁部に対面する開位置と開口部を閉止する閉位置との間を水平移動可能に支持するスライド支持手段を有し、前記スライド支持手段は、引戸本体の戸先、戸尻の上部を吊下げて、前記水平移動を支持する戸先、戸尻の吊下げ部と、この戸先、戸尻の吊下げ部を各々誘導する戸先、戸尻の誘導部とを具え、前記双方の誘導部は、隣接壁部に向き合う引戸本体の隣接壁部に平行な水平移動を誘導する平行の誘導部と、閉位置寄りの引戸本体の、隣接壁部と平行な水平移動及び開口部の出入方向の水平移動が合成された斜め方向の水平移動を誘導する斜めの誘導部と、この斜めの誘導部に連続し、閉位置に至る端部における引戸本体の開口部の幅方向と平行な水平移動を誘導する直進の誘導部とからなることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、引戸本体とスライド支持手段を構成する部材の熱膨張の差を吸収し、閉位置の引戸本体の位置ズレを防止できる引戸装置に関する。
住宅など建物において、吊下げて支持された引戸本体が、開口部を閉止する閉位置と開口部に隣接する隣接壁部との間で平行移動可能に構成された引戸装置は、蝶番を用いてドアを回転支持したドア装置に比べ、開閉動作に必要なスペースが小さいことから、巾の狭い廊下、階段踊り場などに面した開口部で多く使用されている。
一般の引戸装置において、開位置の引戸本体は、隣接壁部と向き合うため壁表面から突出して配される。一方閉位置の引戸本体は、図11に示すように、引戸本体aの戸先、戸尻上部の吊下げ支持部b1、b2を各々吊下げて誘導する一対のガイドe、eの端部に、開口部の出入方向に傾いた傾斜部eを設け、引戸本体aを開口部の出入方向にもスライドさせることにより壁面からの突出を減じて、見栄えを高めることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−17370号公報
しかしながら、ガイドdを構成するガイド部材は、例えばABS樹脂などプラスチックで成形し、他方引戸本体aはフラッシュパネル構造、框組構造など木質材料を用いるため、双方の熱膨張率が異なる。従って季節、空調などの温度変化により、引戸本体aの支持部b1、b2間の間隔d1の増減と、ガイドe、e間の間隔d2の増減の間で差を生じ、図11に示すように閉位置の引戸本体aが開口部に対し角度αで戸尻側が突出し、開口部との間に隙間を生じ、外観を損ねるという問題がある。
本発明は、引戸本体を誘導する戸先、戸尻の誘導部に、閉位置に至る端部において引戸本体の開口部の幅方向と平行な水平移動を誘導する直進の誘導部を設けることを基本とし、閉位置の引戸本体が壁面に対して平行で開口部に沿う姿勢を維持でき、隙間を生じることのない引戸装置の提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、開口部を開閉する引戸本体、及びこの引戸本体を吊下げ、開口部に隣接した隣接壁部に対面する開位置と開口部を閉止する閉位置との間を水平移動可能に支持するスライド支持手段を有し、前記スライド支持手段は、引戸本体の戸先、戸尻の上部を吊下げて、前記水平移動を支持する戸先、戸尻の吊下げ部と、この戸先、戸尻の吊下げ部を各々誘導する戸先、戸尻の誘導部とを具え、前記双方の誘導部は、隣接壁部に向き合う引戸本体の隣接壁部に平行な水平移動を誘導する平行の誘導部と、閉位置寄りの引戸本体の、隣接壁部と平行な水平移動及び開口部の出入方向の水平移動が合成された斜め方向の水平移動を誘導する斜めの誘導部と、この斜めの誘導部に連続し、閉位置に至る端部における引戸本体の開口部の幅方向と平行な水平移動を誘導する直進の誘導部とからなることを特徴とする。
また請求項2に係る発明において、前記スライド支持手段は、開口部及び隣接壁部の上部で水平に連続するガイドレールと、このガイドレール上を走行する移動部とを具え、前記吊下げ部は、移動部から垂下された支持軸を有し、前記誘導部は、ガイドレールに形成されるとともに前記支持軸が挿入されるスリットからなり、前記スリットは、前記平行の誘導部を形成する平行のスリットと、斜めの誘導部を形成する斜めのスリットと、直進の誘導部を形成する直進のスリットとが連続して形成されたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記ガイドレールは、下方に開口する溝状のレール本体と、このレール本体の下部に装着されるガイド板とからなり、前記移動部は、レール本体に形成された走路の上を走行するとともに前記スリットは、ガイド板に形成され、また請求項4に係る発明においては、前記移動部は、前記レール本体の走路上をガイドレールの長手方向に走行する第1の移動部と、この第1の移動部上を前記長手方向に直行して移動する第2の移動部とからなり、前記支持軸は、第2の移動部から垂下して形成されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、引戸本体は、閉位置に至る端部において、戸先、戸尻の吊下げ部が開口部の幅方向と平行な水平移動を誘導する直進の誘導部により誘導されるため、引戸本体、スライド支持手段の構成部材などが、温度変化により伸縮し、各々の材質の熱膨張率の違いが原因となり、戸先、戸尻の吊下げ部と、誘導部との間に位置ズレが生じても、この位置ズレは、直進の誘導部の中で吸収されるため、閉位置における引戸本体は、壁面に対して平行で開口部に沿う姿勢が維持され、その結果引戸本体と開口部縁部との間に隙間を生じることがない。
請求項2に係る発明のように構成すると、吊下げ部を構成する支持軸が、誘導部を構成するスリット内の挿入され、かつ引戸本体の戸先、戸尻上部を支持誘導するため、引戸本体は開位置と閉位置との間をスムースに水平移動でき、また請求項3に係る発明では、移動部は、溝状のレール本体の走路の上を走行するため、引戸本体を安定して支持できるとともに、スリットはガイド板に形成されるため、各種ガイド板を用いることにより引戸本体の幅寸法の違いなどに応じた誘導部を簡単に形成できる。
また請求項4に係る発明のように構成すると、支持軸はレール本体の走路上を走行する第1の移動部上を前記走行方向と直行して移動する第2の移動部に垂下して形成されるため、挿入されたスリットに沿って滑らかに誘導され、その結果引戸本体はスムースに水平移動しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1に示すように、引戸装置1は、開口部2を開閉する引戸本体3、及びこの引戸本体3を吊下げて、隣接壁部4に対面する開位置と開口部2を閉止する閉位置との間を水平移動可能に支持するスライド支持手段5を有する。またこのスライド支持手段5は、戸先、戸尻の吊下げ部6F、6R及び戸先、戸尻の誘導部7F、7Rを具え、さらにこの戸先、戸尻の誘導部7F、7Rは、平行の誘導部7Aと斜めの誘導部7Bと直進の誘導部7Cとからなる。
前記開口部2は、図1、2に示すように、人の出入、採光、通風などのため、住宅その他建物の居室と廊下、又は隣接する居室間等に立設された間仕切壁、又は外壁等の壁Wに形成された空所であり、この開口部2の戸先側縁部には、縦長の戸当り20を設ける。本形態の開口部2は、その高さが例えば1800〜2700mm程度、幅は例えば700〜1600mm程度に形成される。
前記隣接壁部4は、前記壁Wの中で、前記開口部2に隣接するとともに開位置の引戸本体3と向き合う部分により構成され、壁主部4Aと、該壁主部4Aの開口部2側に連続形成される縁壁部4Bとからなる。
前記壁主部4Aは、図6、7に示すように、下地桟21の両側に内装下地板22を固着し、その上に壁クロス、壁紙、塗り壁等の仕上層(図示せず)を積層している。また本形態では、前記壁主部4Aとこれに続く壁Wとは、同じ厚さで形成し、しかも前記仕上層は連続して形成されるため、見栄えが良いとともに設計施工を合理化できる。更に壁主部4Aとこれに続く壁Wとを下地を含め一体構造として構成することもできる。
前記縁壁部4Bは芯板23と、該芯板23の引戸本体3に対面する側に配した傾斜部材24と、反対側の内装下地板25とからなり、前記傾斜部材24は、引戸本体3に向き合う表面が開口部2に近い程後退した傾斜部24Aを有する。芯板23と、傾斜部材24と、内装下地板25とを予め一体化した縁壁パネルを用い、これを壁主部4Aの開口部2側に固着して縁壁部4Bを形成することができる。さらには壁主部4Aと縁壁部4Bとを予め一体化した隣接壁部パネルを用いるなど、各種変形が可能である。
前記引戸本体3は、本形態では、図2、8に示すように、開口部2と略同大の矩形板状をなし、戸先、戸尻の上部に取付凹部36、36を形成する。また引戸本体3は、例えば矩形状で木製の周囲枠と、この周囲枠の内側に架け渡された縦又は横の補強桟とからなるフレームの両面に化粧合板、突き板合板など化粧板を貼着して形成された木製のフラッシュ戸、或いは周囲を框材で囲んだ内側に鏡板を取付けた框戸などによって構成される。
前記スライド支持手段5は、本形態では、引戸本体3の上部を支持する上支持手段5Uと、引戸本体3の戸尻下部を支持する下支持手段5Dとからなり、さらに本形態の上支持手段5Uは、ガイドレール8とこのガイドレール8内を移動する移動部9とを有する。
前記ガイドレール8は、図3、4に示すように、下方に開口する溝状のレール本体12と、このレール本体12の下部に装着されるガイド板13とからなり、水平な筒状をなす。前記レール本体12は、両フランジの内面下部に内向きにのびる走路14、14を並設し、更に一方の走路14の下部に取付片26を垂下する。またこの取付片26と反対側のフランジには、その下端が内側に折れ曲がった係止片27が形成される。
前記ガイド板13は、横長の長板状をなし、図5、7に示すように、引戸本体3の幅寸法よりも少し短い間隔で、前記ガイドレール8の長手方向に縦に並ぶ2個のスリット11、11を具える。そして各スリット11は、前記隣接壁部4と平行にのびる平行のスリット11Aと、この平行のスリット11Aに前記戸当り20側で連続するとともに、戸当り20側が開口部2に近接する側へ斜めにのびる斜めのスリット11Bと、さらにこの斜めのスリット11Bに戸当り20側で連続するとともに、開口部の幅方向(前記隣接壁部4と平行な方向)に向いた小長さの直進のスリット11Cとを含み形成される。これら双方のスリット11、11は、隣接壁部4の方向(開口部の幅方向)に沿って配置し、従って双方の直進のスリット11C、11C同士及び平行のスリット11A、11A同士は、隣接壁部4の方向に平行な仮想線上に並んで形成される。なお本形態では図5に示すように、斜めのスリット11Bは湾曲形状をなす。
また、ガイド板13は、前記レール本体12の取付片26と向合う側端部に取付溝28を設けるとともに他の端部に外を向く係止溝29が形成される。そして、この係止溝29に前記レール本体12の係止片27を嵌合係止するとともに取付溝28に前記取付片26を圧入嵌合し、これによりガイド板13とレール本体12とが着脱可能に一体化され、ガイドレール8が構成される。このように、スリット11を形成したガイド板13を用いてガイドレール8を構成すると、各種寸法、形状のスリット11を設けた複数のガイド板を用いることにより、幅寸法の違う引戸本体3を支持することができる。
なお、前記ガイドレール8は、図7に示すように、例えばABS樹脂、ポリプロピレン、不飽和ポリエステル樹脂などのプラスチックで押出し成形され、開口部2から隣接壁部4に及ぶ長さで切断され、レール本体12の上部に形成された固着片30を壁Wに固着することにより、開口部2及び隣接壁部4の上部に水平に取付けられる。また、意匠性を高めるため、ガイドレール8の前面及び上面は、断面横L字状の化粧木材等からなる飾り材31により覆われる。
前記移動部9は、第1の移動部9Aと、第2の移動部9Bとからなる。第1の移動部9Aは、移動台32とこの移動台32の両側に各々2個設けられた第1の車輪33Aとを具え、また移動台32の中央には、ガイドレール8の長手方向に直行する長孔34が形成される。
前記第2の移動部9Bは、計4個の第2の車輪33Bと、垂下されその下端に取付プレート35を有する支持軸10とを具える。この第2の移動部9Bは、支持軸10が移動台32の長孔34を挿通した状態で第1の移動部9A上に配され、第2の車輪33Bが移動台32上を転動することにより、前記長孔34に沿い前記長手方向に直行して移動できる。
前記移動部9は、ガイドレール8内部に配され、第1の車輪33Aが前記レール本体12の走路14の上を走行することにより、ガイドレール8内をその長手方向に各々移動する。さらにガイドレール8内には2個の移動部9が配され、各々の第2の移動部9B、9Bの支持軸10、10が、ガイドレール8の一対のスリット11、11に各々挿通し、その結果各移動部9は、これに案内されてガイドレール8内を移動できる。このように、移動部9は溝状をなすレール本体12の走路14上を走行するため、引戸本体3を安定して支持でき、しかも支持軸10は、レール本体12をガイドレール8の長手方向に走行する第1の移動部9Aの上を移動する第2の移動部9Bに形成されて、前記長手方向およびこの直行方向に対し自在に移動できるため、スリット11内をスムースに誘導される。
そして前記一対の支持軸10、10の取付プレート35、35は、前記引戸本体3の戸先、戸尻に形成された取付凹部36、36に各々嵌合固着され、その結果引戸本体3は、その戸先端部、及び戸尻の端部が移動部9、9に吊下がる状態で支持される。なお一対の支持軸10、10及び取付プレート35、35により、前記戸先、戸尻の吊下げ部6F、6Rが形成される。
これにより、前記スライド支持手段5に支持された引戸本体3は、隣接壁部4に対面する開位置から、戸先、戸尻の吊下げ部6F、6Rが前記平行のスリット11Aに誘導されて、該開位置から隣接壁部4に沿って水平移動するとともに、閉位置寄りにおいて、前記斜めのスリット11Bに誘導されて、隣接壁部4に平行な移動方向と開口部の出入方向の合成された斜め方向に水平移動し、さらに、前記直進のスリット11Cに誘導されて、開口部2の幅方向と平行に水平移動することにより開口部2を塞ぐ閉位置に至る。このように引戸本体3は、逆方向の水平移動も同様に支持され、開位置と閉位置との間を往復し、隣接壁部4に平行を維持しつつスムースに平行移動しうる。
なお前記平行、斜め、直進のスリット11A、11B、11Cにより、各々平行、斜め、直進の誘導部7A、7B、7Cが形成され、また平行、斜め、直進の誘導部7A、7B、7Cにより誘導部7が構成される。
前記の如く、閉位置の引戸本体3は、戸先、戸尻の吊下げ部6F、6Rが開口部2の幅方向に平行な水平移動を誘導する小長さの直進の誘導部7Cに支持される。従って、例えば木製の引戸本体3、樹脂製のガイドレールなど材質の相違から、季節、空調など温度変化により戸先、戸尻の吊下げ部6F、6Rの間隔と、前記戸先、戸尻の誘導部7F、7Rの間隔に差が生じても、この位置ズレは直進の誘導部7Cの長さの範囲内で吸収される。その結果閉位置の引戸本体3は、開口部2の幅方向に平行に沿うため、開口縁部との隙間を生じることなく、見栄えも良好となる。
なお本明細書における閉位置は、戸先、戸尻の吊下げ部6F、6Rが直進の誘導部7Cに支持された引戸本体3の戸先が前記戸当り20に当接して、開口部を塞ぐ位置であり、図7に、開位置、閉位置における引戸本体3を各々3A、3Bで示す。
前記吊下げ部6が斜めの誘導部7Bに誘導されて平行移動するとき、図7に示すように、引戸本体3は、矢印Xで示した前記斜めのスリット11Bの方向に小さく斜めに平行移動する(図10の引戸本体3Cがその時の状態を示す)。しかし、前記隣接壁部4は、傾斜部24Aを設けているため、前記引戸本体3は、その戸尻が隣接壁部4と衝突することがなく、傾斜部24Aの前方に形成された空間Sを移動し、スムースな開閉動作を可能とする。さらに、斜めのスリット11Bの角度を緩やかに形成することにより引戸本体3の開閉の動線が滑らかとなるため、引戸本体3を開閉する力を減じるとともに引戸本体3の横揺れを防止して騒音、振動発生を抑制しうる。
前記下支持手段5Dは、図10に示すように、下レール37と接続体38とからなり、引戸本体3の戸尻下部を支持する。前記下レール37は、基板37aと、該基板37aの略中央から前方に水平に伸びるウエブ37bと、該ウエブ37bの前端で上下に伸びる前板37cとが一体に形成され、断面略H字状をなし、幅木39に一体に取付けられる。また下レール37は、隣接壁部4の傾斜部24Aに沿い、前記ガイドレール8の斜めのスリット11Bに対応した下レール傾斜部40、及びこの下レール傾斜部40に開口部2側で連続する、直進のスリット11Cに対応した下レール直進部42を有する。
前記幅木39は、図1、8に示すように、前記隣接壁部4の下部に形成されるとともに壁W下部へ延び、これらは連続して形成される。また幅木39には、前記縁壁部4Bの傾斜部24Aに沿い、開口部2に近い程その表面が後退する幅木傾斜部41が形成される。本形態では、前記下レール37は、前板37c上端を幅木39に嵌合することにより、幅木39と一体化し、しかも基板37aを隣接壁部4の下地部に固着することにより、下レール37、幅木39は、隣接壁部4の下部に取付けられる。
前記接続体38は、図10に示すように、アングル状の基部38aと、該基部38aから隣接壁部4に向けて水平に延びる板状の腕38bと、該腕38bの先端に設けられたローラ38cとからなる。この接続体38は、基部38aを引戸本体3の戸尻下部に固着するとともに、ローラ38cを前記下レール37に転動可能に係止する。これにより、水平移動する引戸本体3の戸尻下部は、接続体38を介して下レール37に案内されるため、引戸本体3の厚さ方向の振れが防止できる。しかも引戸本体3が閉位置に至る直前及び閉位置から開き始めた直後に、引戸本体3が小さく斜め方向に平行移動する際、下レール傾斜部40が引戸本体3の戸尻下部を、前記移動方向に沿って支持するため、引戸本体3をスムースに開閉することができる。さらに、下レール37は幅木39にと一体に構成しているため、外観が優れる。
本発明の一実施の形態を例示する斜視図である。 その斜視図である。 凹部を説明する、破断拡大斜視図である。 ガイドレールの断面図である。 ガイドレール及びこれに誘導される引戸本体を示す平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。 下レールを説明する要部斜視図である。 従来例を説明する略図である。
符号の説明
1 引戸装置
2 開口部
3 引戸本体
4 隣接壁部
5 スライド支持手段
6 吊下げ部
7 誘導部
7A 平行の誘導部
7B 斜めの誘導部
7C 直進の誘導部
8 ガイドレール
9 移動部
9A 第1の移動部
9B 第2の移動部
10 支持軸
11 スリット
11A 平行のスリット
11B 斜めのスリット
11C 直進のスリット
12 レール本体
13 ガイド板
14 走路

Claims (4)

  1. 開口部を開閉する引戸本体、及びこの引戸本体を吊下げ、開口部に隣接した隣接壁部に対面する開位置と開口部を閉止する閉位置との間を水平移動可能に支持するスライド支持手段を有し、
    前記スライド支持手段は、引戸本体の戸先、戸尻の上部を吊下げて、前記水平移動を支持する戸先、戸尻の吊下げ部と、この戸先、戸尻の吊下げ部を各々誘導する戸先、戸尻の誘導部とを具え、
    前記双方の誘導部は、隣接壁部に向き合う引戸本体の隣接壁部に平行な水平移動を誘導する平行の誘導部と、閉位置寄りの引戸本体の、隣接壁部と平行な水平移動及び開口部の出入方向の水平移動が合成された斜め方向の水平移動を誘導する斜めの誘導部と、この斜めの誘導部に連続し、閉位置に至る端部における引戸本体の開口部の幅方向と平行な水平移動を誘導する直進の誘導部とからなることを特徴とする引戸装置。
  2. 前記スライド支持手段は、開口部及び隣接壁部の上部で水平に連続するガイドレールと、このガイドレール上を走行する移動部とを具え、
    前記吊下げ部は、移動部から垂下された支持軸を有し、前記誘導部は、ガイドレールに形成されるとともに前記支持軸が挿入されるスリットからなり、
    前記スリットは、前記平行の誘導部を形成する平行のスリットと、斜めの誘導部を形成する斜めのスリットと、直進の誘導部を形成する直進のスリットとが連続して形成されたことを特徴とする請求項1記載の引戸装置。
  3. 前記ガイドレールは、下方に開口する溝状のレール本体と、このレール本体の下部に装着されるガイド板とからなり、
    前記移動部は、レール本体に形成された走路の上を走行し、
    前記スリットは、ガイド板に形成されたことを特徴とする請求項2記載の引戸装置。
  4. 前記移動部は、前記レール本体の走路上をガイドレールの長手方向に走行する第1の移動部と、この第1の移動部上を前記長手方向に直行して移動する第2の移動部とからなり、
    前記支持軸は、第2の移動部から垂下して形成されたことを特徴とする請求項3記載の引戸装置。
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