JP6083513B2 - 上枠及びこれを備えた建具装置 - Google Patents
上枠及びこれを備えた建具装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6083513B2 JP6083513B2 JP2013050458A JP2013050458A JP6083513B2 JP 6083513 B2 JP6083513 B2 JP 6083513B2 JP 2013050458 A JP2013050458 A JP 2013050458A JP 2013050458 A JP2013050458 A JP 2013050458A JP 6083513 B2 JP6083513 B2 JP 6083513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- upper frame
- portions
- width direction
- rail member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
例えば、下記特許文献1では、上枠に設けられた凹溝に下向き開口の上レールを挿入し固定する構造とされた建具用走行装置が提案されている。この建具用走行装置では、上レールの両側壁外面を開口側が広くなる傾斜面とし、上レールの両側壁外面を凹溝の両側壁内面に押圧させることで上レールを上枠に仮保持可能な構造としている。
図1〜図4は、本実施形態に係る上枠及びこれを備えた建具装置の一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
本実施形態に係る建具装置1は、図1及び図4に示すように、この上枠20と、上枠20のレール部材21によって案内される建具10と、を備えている。本実施形態では、建具装置1は、住居等の建物の内壁に設けられた開口部7に配設される上枠20を含む戸枠2を備えている。建具10は、この戸枠2に建て付けられる。
また、本実施形態では、建具10を折戸10とし、建具装置1を、二組の折戸10,10を備えたものとしている。
以下では、建具装置1を施工した状態で、反収納室側空間Bから建具装置1に対面した状態を基準として、手前側(反収納室側空間B側)を前方、その逆側(収納室A側)を後方とし、その方向等を原則的に説明する。
上枠20は、開口部7の開口幅方向に沿って長尺状とされている。
なお、上枠20の詳細については後述する。
両側の縦枠3,3は、互いに略同様の構成とされている。これら両側の縦枠3,3は、開口部7の開口高に応じた長さ寸法とされ、帯板状とされている。これら両側の縦枠3,3の前端部の長手方向略全体には、互いに向き合うように突出し、閉鎖状態とされた各折戸10,10の縦枠3,3側の端部を納める突出片部が設けられている。
下枠4は、開口部7の開口幅方向に沿って長尺状とされている。
下枠4には、上方開口の凹溝部5が設けられている。この下枠4の凹溝部5には、各折戸10,10の下端側をガイドする上方開口のガイド溝を全長に亘って設けた下レール6が嵌め込まれている。
これら戸板11,12の反連結側端部の上端には、レール部材21にスライド自在に支持されるランナー部材13,13がそれぞれ設けられている。
このランナー部材13は、図1及び図3に示すように、後記するレール部材21の案内片25,25に沿って転動自在に支持されるローラー15を備えている。本実施形態では、ランナー部材13を、各戸板11,12の厚さ方向に間隔を空けて2つのローラー15,15を備えたものとしている。これらローラー15,15は、互いに同軸状とされた略水平軸廻りに回動自在とされている。
また、各ランナー部材13,13は、各戸板11,12の上端部に設けられたカップ部に連結固定される取付固定部14,14を備えており、各戸板11,12の上端部の反連結側端部に固定される。これらランナー部材13,13は、各戸板11,12に対して略垂直軸廻りに回動自在に連結される。
これら下部ランナー16,16は、各戸板11,12の下端面に下方側に向けて突出するように設けられた軸部と、この軸部の先端に設けられ下レール6のガイド溝に挿入されるガイド部とを備えている。
各下部ランナー16,16は、各戸板11,12に対して回動自在に連結されたランナー部材13,13の略垂直軸と略同軸状に設けられている。
レール部材21は、図1及び図2(b)に示すように、上板部22と、この上板部22の幅方向両側縁から垂れ下がるように連成された両側壁部23,23と、を備えている。このレール部材21は、これら上板部22及び両側壁部23,23によって縦断面形状が、下方に向けて開口する略コ字状(略U字状または略C字状)とされ、その長手方向両端部は、長手方向外方側に向けて開口している。また、両側壁部23,23の下縁部には、当該レール部材21の幅方向内方側に向けて突出する案内片25,25が当該レール部材21の全長に亘ってそれぞれに設けられている。
また、本実施形態では、両側壁部23,23の下縁部に、当該レール部材21の幅方向外方側に向けて突出する突出片部26,26を当該レール部材21の全長に亘ってそれぞれに設けている。
本実施形態では、レール部材21は、幅方向の両角部に凸片部24,24を設けた構造とされている。つまり、レール部材21の上板部22と両側壁部23,23とのそれぞれの角部に、これら凸片部24,24を設けた構造とされている。
また、これら凸片部24,24は、それぞれの上面がレール部材21の上板部22の上面と連なるように略同一平面状とされている。また、これら凸片部24,24は、それぞれの下面がそれぞれの上面と略平行状とされ、その突出方向先端面がそれぞれの上下面に略直交状とされている。つまり、凸片部24,24は、縦断面視して略矩形状とされている。図例では、凸片部24,24を、レール部材21の幅方向(凸片部24,24の突出方向)に長尺な略矩形状としている。また、これら凸片部24,24の上下寸法は、本実施形態では、レール部材21の上板部22の上下寸法よりも大きい寸法とされている。また、図例では、これら凸片部24,24の上下寸法を互いに略同寸法とし、これら凸片部24,24の突出寸法を互いに略同寸法とした例を示している。
また、このレール部材21は、アルミニウムやステンレス、炭素鋼等の適宜の金属材料または硬質の合成樹脂系材料から押出成形や鋳造成形、切削加工等によって上記のような形状に一体的に成形されたものとしてもよい。
また、凸片部24は、レール部材21の長手方向に沿って適宜の間隔を空けて複数設けるようにしてもよい。
本実施形態では、上枠部材30は、凹溝部40の溝底41を構成する上側部32とこの上側部32の幅方向両側から垂れ下がる両外側部33,33とを有している。また、上枠部材30は、これら両外側部33,33の下端から上側に折り返され、凹溝部40の溝幅方向内側面となる両溝側面43,43を構成する両内側部34,34を有している。また、上枠部材30は、これら上側部32、両外側部33,33及び両内側部34,34を有するように、かつこれら両内側部34,34の少なくとも一方の上端34aと上側部32との間に係合凹部42が形成されるように、帯状板材30Aに折曲溝部35,35,37,37,38,38を設けて形成されている。
この凹溝部40の溝底41に、レール部材21の上板部22が当接され、この凹溝部40の両溝側面43,43に、レール部材21の対応する両側壁部23,23がそれぞれ当接または近接される。
この上枠部材30は、凹溝部40の上方側部位を含み、その前後の上枠部材30の凹溝部40よりも幅方向一方側の部位(前側部)及び凹溝部40よりも幅方向他方側の部位(後側部)の上面が全面に亘って同一平面状とされている。
また、本実施形態では、上枠部材30の前側部及び後側部によって、レール部材21の両側壁部23,23を略覆う構造としている。つまり、上枠部材30の凹溝部40の上下寸法(溝深さ寸法)を、レール部材21の上下寸法に概ね応じた寸法としている。このような構成により、レール部材21を目立ち難くさせることができ、反収納室側空間B側及び収納室A側における上枠20の見栄えを損なうことがない。
また、本実施形態では、上枠部材30を、図1に示すように、固定された状態で、前端部が内壁の壁面よりも前方側に突出するように配設される固定枠状としている。
本実施形態では、上枠部材30は、図2(a)及び(b)に示すように、レール部材21の幅方向両角部に設けた凸片部24,24が引っ掛けられる係合凹部42,42を、凹溝部40の溝幅方向両隅部にそれぞれ設けた構造とされている。つまり、本実施形態では、両内側部34,34のそれぞれの上端34a,34aと上側部32との間に係合凹部42,42を設けた構成としている。
これら係合凹部42,42は、上枠部材30の全長に亘ってそれぞれ設けられている。
また、これら係合凹部42,42は、凹溝部40の溝底41に連なる天面と、凹溝部40の溝中心に向く側面と、凹溝部40の溝底41に向く底面(両内側部34,34の各上端34a,34a)とによってそれぞれ区画形成されている。また、これら係合凹部42,42は、縦断面視矩形状とされており、上枠部材30の幅方向に沿う寸法及び上下寸法が互いに略同寸法とされている。
これら係合凹部42,42は、上記したレール部材21の幅方向の両角部に設けた凸片部24,24がそれぞれ引っ掛け可能なように形成されている。
このような構成により、上枠20は、レール部材21を上枠部材30に仮保持可能な構成としている。つまり、レール部材21の幅方向一方側に設けた凸片部24を上枠部材30の対応する係合凹部42に引っ掛け、レール部材21の幅方向他方側に設けた凸片部24を上枠部材30の対応する係合凹部42に引っ掛けることで、レール部材21を上枠部材30に仮保持可能な構成としている。
この帯状板材30Aは、木質系基材31の厚さ方向一方側面の略全面に、化粧シート39を貼着した構造とされている。また、帯状板材30Aは、その厚さ方向他方側面(裏面)に、少なくとも化粧シート39が残存するように、長手方向に沿って複数の折曲溝部35,35,37,37,38,38を形成した構成とされている。
また、帯状板材30Aは、折曲溝部35,35,37,37,38,38を除いて、全体に亘って略均一な厚さ寸法とされている。
木質系基材31としては、合板やLVL等の木質積層板や、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板などの木質系材料から形成されたものとしてもよい。
この上側部32の幅寸法は、上枠部材30が形成された状態で、凹溝部40の溝幅寸法が確保されるように、両外側部33,33及び両内側部34,34の厚さを考慮して設定されている。
この上側部32の幅方向両側に設けられた両外側部33,33は、上枠部材30の幅方向両外側面を構成する。これら両外側部33,33は、互いに略同幅寸法(上枠部材30が形成された状態における上下寸法)とされている。また、これら両外側部33,33の幅寸法は、上枠部材30が形成された状態で、凹溝部40の溝深さ寸法が確保されるように、上側部32の厚さを考慮して設定されている。これら両外側部33,33の幅寸法は、上枠部材30が形成された状態における上枠部材30の上下寸法となる。
これら第1折曲溝部35,35は、両外側部33,33を上側部32に対して折り曲げた状態で、両外側部33,33と上側部32とがそれぞれ略直交状となるように形成されている。
本実施形態では、これら第1折曲溝部35,35を、両外側部33,33を上側部32に対して折り曲げた状態で、両外側部33,33のそれぞれの表面(外側面)と上側部32の表面(上面)とが略直角状に交差するように、単一(1本)の溝によって構成している。つまり、これら第1折曲溝部35,35を、底角を略直角とした縦断面視して略V字状の溝としている。
これら第1折曲溝部35,35は、両外側部33,33を、これら第1折曲溝部35,35の部位で上側部32に対して折り曲げた状態では、各第1折曲溝部35,35のそれぞれを区画する両溝壁同士が当接される。
なお、第1折曲溝部35,35としては、上記のような態様に限られない。例えば、第1折曲溝部35,35を、両外側部33,33を上側部32に対して折り曲げた状態で、上側部32と両外側部33,33とのそれぞれの角部の表面側がR面取り形状やC面取り形状等の面取り形状となるように、複数本の溝によって構成されたものとしてもよい。
これら両内側部34,34は、互いに略同幅寸法(上枠部材30が形成された状態における上下寸法)とされている。また、上枠部材30が形成された状態におけるこれら両内側部34,34の上端34a,34aが帯状板材30Aの幅方向両端面となる。また、これら両内側部34,34の幅寸法は、上枠部材30が形成された状態で、それぞれの上端34a,34aと上側部32との間に係合凹部42,42が形成されるように、両外側部33,33の幅寸法よりも小さい寸法とされている。
これら両側の折返部36,37,38,36,37,38は、互いに略同様の構成とされており、各内側部34,34を、隣り合うそれぞれの外側部33,33に対して略平行状に折り返し可能なように形成されている。また、本実施形態では、これら両側の折返部36,37,38,36,37,38を、各内側部34,34を、それぞれ外側部33,33に対して折り返した状態で、各内側部34,34の裏面(反凹溝部側面)と各外側部33,33の裏面(凹溝部側面)とが当接するように形成している。
本実施形態では、折返部36,37,38を、上枠部材30の下面(前側部及び後側部の下面)を構成する連結部36と、この連結部36の幅方向両側に設けられた第2折曲溝部37及び第3折曲溝部38と、によって構成している。
連結部36と内側部34との境界部に設けられた第3折曲溝部38は、上記した各折曲溝部35,37と略同様、内側部34を連結部36に対して折り曲げた状態で、内側部34と連結部36とが略直交状となるように形成されている。また、第3折曲溝部38を、内側部34を連結部36に対して折り曲げた状態で、内側部34の表面(内側面、溝側面)43と連結部36の下面とが略直角状に交差するように、単一(1本)の溝によって構成している。
連結部36は、内側部34を外側部33に対して折り返した状態で内側部34の反凹溝部側面と外側部33の凹溝部側面とが当接するように、上記のような構成とされた第2折曲溝部37及び第3折曲溝部38に対応させて、縦断面視して略直角二等辺三角形状とされている。
このように上枠部材30を形成した状態では、図2(a)に示すように、上側部32、両外側部33,33、両連結部36,36及び両内側部34,34のそれぞれの表面の全体が、一連状に貼着された化粧シート39の表面によって構成される。
なお、各折曲溝部35,35,37,37,38,38のそれぞれの溝壁や、両外側部33,33と両内側部34,34との当接部に、適宜接着剤等を塗布して各部位を固定するようにしてもよい。
また、各折曲溝部35,35,37,37,38,38は、切削等によって形成するようにしてもよい。
まず、開口部7に、枠組みされた戸枠2を固定する。この際、例えば、上枠部材30及び下枠4のそれぞれの長手方向の各端面に、各縦枠3,3の上端部内側面を当接させ、各縦枠3,3の外側面側からねじや釘等の止具を上枠部材30及び下枠4にねじ込む(または打ち込む)ことで枠組みするようにしてもよい。なお、この上枠部材30は、レール部材21を固定していない状態の上枠部材30である。
この際、レール部材21を、図3(a)に示すように、長手方向軸廻りに回動させるようにして、幅方向一方側の凸片部24側を上方側にするように斜め状にし、この凸片部24を上枠部材30の対応する係合凹部42に引っ掛けるようにしてもよい。また、この際、この凸片部24が設けられた側のレール部材21の側壁部23の弾性変形を伴い、この凸片部24を上枠部材30の対応する係合凹部42に引っ掛けるようにしてもよい。次いで、レール部材21を、図3(b)に示すように、略水平状となるように長手方向軸廻りに上記とは逆方向に回動させ、他方側の凸片部24を上枠部材30の対応する係合凹部42に引っ掛けて、レール部材21を上枠部材30に仮保持させるようにしてもよい。つまり、レール部材21の各凸片部24,24を順次、上枠部材30の対応する係合凹部42,42にそれぞれ引っ掛けて、レール部材21を、いわゆるけんどん式状に上枠部材30に仮保持させるようにしてもよい。
また、必要に応じて、下枠4に下レール6を固定する。
また、レール部材21に収容保持されたランナー部材13,13に、折戸10の各戸板11,12の上端部をそれぞれ連結する。この際、折戸10の各戸板11,12の下端に固定された下部ランナー16,16を、下レール6に係合させた状態で行うようにしてもよい。このような手順により、折戸10を戸枠2に対して建て付けるようにしてもよい。
なお、上記施工手順は一例であり、各部材、各部の機能を阻害しない限りにおいて、別手順でなされるようにしてもよい。
つまり、上枠部材30の凹溝部40の溝底41の溝幅方向隅部に係合凹部42を形成し、この係合凹部42に引っ掛けられる凸片部24をレール部材21の幅方向上端角部に設けている。従って、レール部材21の凸片部24を上枠部材30の係合凹部42に引っ掛けて、レール部材21を上枠部材30に仮保持させた状態で、レール部材21を上枠部材30にねじ等の止具8によって固定することができるので、施工性を向上させることができる。また、レール部材21の凸片部24を上枠部材30の係合凹部42に引っ掛けることができるので、上枠20の凹溝の両側壁内面と上レールの両側壁外面との摩擦抵抗力によって上レールを上枠の凹溝に仮保持させるようなものと比べて、レール部材21の仮保持性を向上させることができる。
なお、このような態様に代えて、各内側部34,34を、それぞれ外側部33,33に対して折り返した状態で、各内側部34,34の反凹溝部側面と各外側部33,33の凹溝部側面とが当接しない構成としてもよい。さらには、上枠部材30に両内側部34,34を設けずに、両方または一方の外側部33(33)から幅方向内側に向けて突出させるように折り曲げた下片部によって係合凹部42の底面を構成した構造としてもよい。
または、このような態様に代えて、レール部材21の両側壁部23,23の下方側部位が露出するように、上枠部材30の幅方向両側部の上下寸法を設定するようにしてもよい。
これらの場合には、上枠部材30の各外側部33,33や各内側部34,34の上下寸法(展開状態における幅寸法)を、適宜、変形するようにすればよい。
また、折戸10の上端部に設けられるランナー部材13としては、上記したような態様に限られず、略垂直軸廻りに回動するローラーを備えたもの等、種々の態様とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、レール部材21に案内される建具10として折戸10を例示しているが、このような態様に限られない。建具10としては、折戸10に限られず、例えば、引戸や、間仕切壁等を建具としてもよい。この場合は、建具装置1の納め態様(袖壁納めや戸袋納め等)に応じて、上枠部材30等の形状を適宜変形するようにしてもよい。また、引き違い状に配設される複数枚の建具10を備えたようなものでは、レール部材21にこれら建具10をガイドする複数のガイド溝を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、建具10を上吊り構造とした例を示しているが、この態様に限定されない。例えば、建具10の下端部に戸車等の転動体を設けた下荷重構造としてもよい。この場合は、上記のようなローラー等を備えたランナー部材13に代えて、レール部材21のガイド溝に挿入されてガイドされる片状や軸状(ピン状)の上ガイド部を建具10の上端に設けた構造としてもよい。
10 折戸(建具)
20 上枠
21 レール部材
24 凸片部
30 上枠部材
30A 帯状板材
31 木質系基材
32 上側部
33 外側部
34 内側部
34a 上端
35 第1折曲溝部(折曲溝部)
37 第2折曲溝部(折曲溝部)
38 第3折曲溝部(折曲溝部)
39 化粧シート
40 凹溝部
41 溝底
42 係合凹部
43 溝側面(凹溝部の溝幅方向内側面)
Claims (3)
- 下方開口の凹溝部が形成された上枠部材と、該上枠部材の凹溝部に嵌合され建具を案内する下方開口のレール部材と、を備え、
前記上枠部材は、木質系基材の表面に化粧シートを貼着してなる帯状板材の裏面に少なくとも前記化粧シートが残存するように長手方向に沿って形成した複数の折曲溝部の部位で該折曲溝部側を内側にして前記帯状板材を折り曲げることで、前記凹溝部と、該凹溝部の溝底の溝幅方向隅部に溝幅方向に向けて開口する係合凹部と、を形成した構造とされ、
前記凹溝部の溝底を構成する上側部とこの上側部の幅方向両側から垂れ下がる両外側部とこれら両外側部の下端から上側に折り返され、前記凹溝部の溝幅方向内側面を構成する両内側部とを有するように、かつこれら両内側部の少なくとも一方の上端と前記上側部との間に前記係合凹部が形成されるように、前記帯状板材に前記折曲溝部を設けて形成されており、
前記レール部材の幅方向上端角部には、該レール部材の幅方向外方に向けて突出し、前記係合凹部に引っ掛けられる凸片部が設けられていることを特徴とする上枠。 - 請求項1において、
前記レール部材は、前記凸片部を幅方向の両角部に設けた構造とされており、
前記上枠部材は、前記係合凹部を前記凹溝部の溝幅方向両隅部に設けた構造とされていることを特徴とする上枠。 - 請求項1または2に記載の上枠と、該上枠のレール部材によって案内される建具と、を備えていることを特徴とする建具装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013050458A JP6083513B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 上枠及びこれを備えた建具装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013050458A JP6083513B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 上枠及びこれを備えた建具装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014177748A JP2014177748A (ja) | 2014-09-25 |
JP6083513B2 true JP6083513B2 (ja) | 2017-02-22 |
Family
ID=51697962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013050458A Expired - Fee Related JP6083513B2 (ja) | 2013-03-13 | 2013-03-13 | 上枠及びこれを備えた建具装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6083513B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6379016B2 (ja) * | 2014-11-14 | 2018-08-22 | パナソニック株式会社 | 戸枠装置、これのキャップ部材及び戸枠装置の施工方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5518458Y2 (ja) * | 1975-06-07 | 1980-04-28 | ||
JPS5839971U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | 松田 悦一 | 移動壁用ハンガ−レ−ルの取付構造 |
JP2000265736A (ja) * | 1999-03-16 | 2000-09-26 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | レール材の取付構造 |
JP2002337112A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Matsushita Electric Works Ltd | 引き戸枠の天枠 |
JP4127549B2 (ja) * | 2005-04-25 | 2008-07-30 | 株式会社ソリック | 上部レール部材の取付構造 |
-
2013
- 2013-03-13 JP JP2013050458A patent/JP6083513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014177748A (ja) | 2014-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009127265A (ja) | 開閉建具の開口縦枠取付構造 | |
EP3149264B1 (en) | Support frame for sliding door systems | |
JP6902741B2 (ja) | 建具施工構造 | |
JP6083513B2 (ja) | 上枠及びこれを備えた建具装置 | |
JP6052495B2 (ja) | 開口構造及び開口施工方法 | |
JP2015200153A (ja) | 戸枠及びこれを用いた開口構造 | |
JP6083512B2 (ja) | 上枠及びこれを備えた建具装置 | |
JP6128479B2 (ja) | 下端ガイド装置 | |
JP6425151B2 (ja) | 建具施工構造 | |
JP2009084780A (ja) | 戸パネル | |
JP6910022B2 (ja) | 建具施工方法 | |
JP6269786B2 (ja) | 建具施工方法 | |
JP4308093B2 (ja) | 引き戸ユニット | |
JP6269785B2 (ja) | 開口構造及び開口施工方法 | |
US9611687B2 (en) | Door buck | |
JP2006233604A5 (ja) | ||
JP4564150B2 (ja) | 閉鎖装置 | |
JP2018150735A (ja) | アウトセット折戸扉設置補助具 | |
KR100903048B1 (ko) | 다양한 두께의 유리를 설치할 수 있는 미닫이 창호 | |
JP5308740B2 (ja) | 枠材の取付構造 | |
JP2022053610A (ja) | 戸パネル | |
JP2009121155A (ja) | 建具構造 | |
JP2013234530A (ja) | 戸枠装置及び戸枠の施工方法 | |
JP6440119B2 (ja) | レール装置 | |
JP2025025849A (ja) | 簡易内窓とその施工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150312 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160816 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170110 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6083513 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |