JP2004519818A - 回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】「ハードスイッチング」によって引き起こされる電力消費を、相対的に簡単で安価で小型化された手段を用いて、効率よく抑える回路装置を提供する。
【解決手段】交流電流によってランプを動作するためのインバータにおいて、ハードスイッチングの効果が、2つの誘導素子および少なくとも2つのダイオードを含んでいるスナバによって抑えられる2つのスイッチング素子を含む。
【選択図】図2
【解決手段】交流電流によってランプを動作するためのインバータにおいて、ハードスイッチングの効果が、2つの誘導素子および少なくとも2つのダイオードを含んでいるスナバによって抑えられる2つのスイッチング素子を含む。
【選択図】図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、ランプを給電するため回路装置であって、直流電圧を供給する電圧供給源に接続される第1の入力端子K1および第2の入力端子K2と、
当該直流電圧から周期的な方形波電圧を生成するためのものであって、第1のスイッチング素子S1、第1の誘導素子L1、第2の誘導素子L2、および第2のスイッチング素子S2の直列回路を備え、前記入力端子を相互接続するインバータと、
第1のスイッチング素子S1の制御電極と第2のスイッチング素子S2の制御電極とに結合され、前記第1および第2のスイッチング素子を交互に導通/非導通とするための制御信号を生成するために用いられる制御回路と、
第3の誘導素子L3、ランプと接続するためのランプ端子、および第1の容量素子C1を含む負荷分岐と、
アノードが前記第2の入力端子K2に結合され、カソードが前記第1のスイッチング素子S1と前記第1の誘導素子L1との間の位置に結合された第1の単向性素子D1と、
カソードが前記第1の入力端子K1に結合され、アノードが第2のスイッチング素子S2と第2の誘導素子L2との間の位置に結合された第2の単向性素子D2とを含む回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回路装置は、特許文献1において開示されている。この公知の回路装置の場合、制御回路には、制御信号のデューティーサイクルを調整することによって、ランプを暗くするための調光回路も設けられている。
【0003】
加えて、第1、第2、および第3の誘導素子L1、L2、およびL3の自己インダクタンスL1、L2、およびL3のそれぞれは、互いにかなり等しくなるように選択されている。
【0004】
第1および第2の誘導素子は、互いに磁気的に結合されていて、協働して、トランスを形成している。ランプを通る電流の形状は、ランプを暗くしている間では、自己インダクタンスの値の結果と磁器的な結合とによって、一つのサイン形状にかなり近くなることが達成される。
【0005】
換言すると、このランプ電流に含まれる高調波の項は、相対的に少ないので、結果として、ランプによって生成される外乱の量は制限される。加えて、この公知の回路装置では、音の共鳴が、効率よく抑制される。
【0006】
【特許文献1】WO−9902020
【発明が解決しようとする課題】
制御信号のデューティーサイクルを調整することができる範囲の一部では、「ハードスイッチング」が発生する。これは、スイッチング素子に相対的に高い電圧がかけられている間、スイッチング素子のそれぞれが、導通することを意味する。これは、各スイッチング素子に相対的に高い電力消費をもたらすことがある。
【0007】
この公知の回路装置の場合、第1および第2の誘導素子が各スイッチング素子と直列に配置されているので、この電力消費を、限定的な範囲にしか抑えることができない。加えて、この公知の回路装置は、第1および第2の誘導素子によって形成されたトランスが、相対的に高価で扱いにくい部品であるという点で問題がある。
【0008】
本発明の目的は、「ハードスイッチング」によって引き起こされる電力消費を、相対的に簡単で安価で小型化された手段を用いて、効率よく抑える回路装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、冒頭で言及した回路装置は、第1、第2、および第3の誘導素子の自己インダクタンスL1’、L2’、およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>5 * L1’、かつ、L3’>5 * L2’
を適用するということを特徴とする。
【0010】
本発明に従う回路装置では、「ハードスイッチング」による各スイッチング素子の電力消費は、第1および第2の誘導素子の自己インダクタンスが相対的に小さいにもかかわらず、相当抑制される。
【0011】
第1および第2の誘導素子と第1および第2の単向性素子とが存在しなかった場合、各スイッチング素子で消費されるであろう電力は、電圧供給源に効率よくフィードバックされるか、ランプを通る電流を生成するために用いられる。第1および第2の誘導素子が磁気的に結合されている場合のみならず、これらの誘導素子が磁気的に結合されている場合にも、これが当てはまることが見いだされた。
【0012】
第1、第2、および第3の誘導素子の自己インダクタンスL1’、L2’、およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>10*L1’ 、かつ、L3’>10*L2’
を適用する場合に、多くは電力消費が非常に効率よく抑えられることが見出された。
【0013】
回路装置が、更に、第3の単向性素子D3および第4の単向性素子D4を備え、前記第3の単向性素子D3のカソードが前記第1の入力端子K1に結合されており、前記第4の単向性素子D4のアノードが前記第2の入力端子K2に結合されており、前記第3の単向性素子D3のアノードと前記第4の単向性素子D4のカソードとが第1の誘導素子L1と第2の誘導素子L2との間の位置で相互に接続されている場合、電力消費を更に減少させることができることも見いだされた。
【0014】
回路装置が寄生容量を含むので、第1および第2の誘導素子と当該寄生容量とによって振動が発生する。第3および第4の単向性素子が、これらの振動によって引き起こされた、特に第1の誘導素子と第2の誘導素子との間の電圧の振幅を、制限されたままとする。このため、電力消費の更なる減少が実現される。
【0015】
加えて、単向性素子D3およびD4は、少ないインピーダンスを有する「逆」電流のための電流パスの一部を形成する。その結果、「ハードスイッチング」の場合には、第2の単向性素子D2ではなく、第3の単向性素子D3が、第2のスイッチング素子S2を伝導させるための電流を通す。
【0016】
同様に、第1の単向性素子D1ではなく、第4の単向性素子D4が、第1のスイッチング素子S1を伝導させるための電流を通す。これらの長所によって、各スイッチング素子が伝導するときに、第1および第2の単向性素子と各スイッチング素子とにおける電力消費が実質的に制限される。
【0017】
本発明に従う回路装置では、スイッチング素子として、MOSFETのような電界効果トランジスタが頻繁に使われる。この種の電界効果トランジスタは、電界効果トランジスタが、伝導状態で、電流を通す方向に対して反対方向に、電流を導くことができる内部ダイオードを含んでいる。
【0018】
これらの内部ダイオードは、回路装置の特定の動作段階中に電流を通した時から、回路装置の機能において重要な役割を果たす。これらの内部ダイオードは、相対的に低速の場合には、非導電になるときに相対的に高い電力消費が発生する。
【0019】
回路装置が、更に、第1のスイッチング素子S1と直列に配置される第5の単向性素子D5と、第2のスイッチング素子S2と直列に配置される第6の単向性素子D6と、第7の単向性素子D7を含み第5の単向性素子D5および第1のスイッチング素子S1の直列回路と分流する第1の分流分岐と、第8の単向性素子D8を含み第6の単向性素子D6および第2のスイッチング素子S2の直列回路と分流する第2の分流分岐とを備えている場合、電力消費をもたらすこの要因は、実質的に減少させることができる。単向性素子D5−D8は、スイッチング素子S1およびS2の内部ダイオードにかかわりなく、相対的に高速で動作するように選択されている。
【0020】
先に述べたように、「ハードスイッチング」は、特に、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路が設けられた制御回路を有する回路装置で発生する。従って、この種の回路装置に本発明を用いることは、非常に好都合である。
【0021】
制御信号のデューティーサイクルとランプの光束との間の関係が、種々のタイプのランプに対して非常に類似しているので、種々のタイプのランプに給電することを目的とする回路装置では、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路によってランプの光束を制御することが、有利である。種々のタイプのランプに給電することを目的とするこの種の回路装置には、一般的に、ランプ端子に接続されているランプのタイプを認識するための回路部品を備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に従う回路装置の実施例について、図面によって更に詳細に説明する。
【0023】
図1および図2は、それぞれ、本発明に従う、ランプに接続された回路装置の第1および第2の実施例を示す図である。図1において、K1およびK2は、直流電圧を供給する電圧供給源に接続されている入力端子である。この種の電圧供給源は、例えば、整流器を備えた電源のような交流源とすることができる。
【0024】
入力端子K1およびK2は、バッファキャパシタンスCbufによって互いに接続されている。バッファキャパシタンスCbufは、ダイオードD5、スイッチング素子S1、コイルL1、コイルL2、ダイオードD6およびスイッチング素子S2の直列回路により、分流されている。
【0025】
コイルL1とスイッチング素子S1との接続点は、ダイオードD1によって入力端子K2に接続されている。コイルL2とスイッチング素子S2との接続点は、ダイオードD2によって入力端子K1に接続されている。
【0026】
回路部品SCは、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2とを交互に導通/非導通とするための制御信号を生成するための制御回路である。このため、回路部品SCの第1の出力はスイッチング素子S1の制御電極に結合され、かつ、回路部品SCの第2の出力はスイッチング素子S2の制御電極に結合されている。回路部品SCには、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路DCが設けられている。
【0027】
ダイオードD5とスイッチング素子S1の直列回路は、ダイオードD7によって分流されている。ダイオードD6とスイッチング素子S2の直列回路は、ダイオードD8によって分流されている。
【0028】
コイルL1とコイルL2の接続点は、コイルL3、ランプ端子K3、ランプLa、ランプ端子K4およびキャパシタンスC1の直列回路によって、入力端子K2に接続されている。ランプ端子K3は、キャパシタンスC2によって入力端子K2に接続されている。
【0029】
ダイオードD5−D8、スイッチング素子S1およびS2、ならびにコイルL1およびL2は、電圧供給源によって供給された直流電圧から周期的な方形波電圧を生成するためのインバータを連帯的に形成している。この例では、コイルL3、ランプ端子K3およびK4、ランプLAならびにキャパシタンスC1およびC2が、負荷分岐を形成している。ダイオードD1、D2およびD5−D8は、第1、第2および第5から第8の単向性素子をそれぞれ形成している。
【0030】
コイルL1、L2およびL3の自己インダクタンスL1’、L2’およびL3’は、以下の関係が適用されるように選択されている。
【0031】
L3’>10*L1’、かつ、L3’>10*L2’
次に、図1に示される実施例の動作について説明する。入力端子K1およびK2が、直流電圧を供給する電圧供給源に接続されている場合、回路部品SCは、スイッチング素子S1およびS2を交互に伝導/非伝導とする。その結果、実質的な方形波電圧が、負荷分岐側にかかる。
【0032】
この実質的な方形波電圧の影響を受け、交流が負荷分岐を流れ、ランプに供給される。また、交流の周波数は、実質的な方形波電圧の周波数に等しくなる。ランプは、調光回路DCによって制御信号のデューティーサイクルを調整することで、暗くすることができる。
【0033】
デューティーサイクルを調整することができる範囲の一部では、「ハードスイッチング」が発生する。すなわち、相対的に高い電圧がスイッチング素子側にかかる間、各々のスイッチング素子が導通する。
【0034】
しかしながら、コイルL1およびL2は、各スイッチング素子と直列に配列されているので、スイッチング素子が伝導するときに、各々のスイッチング素子を通る電流は限られた範囲にしか増加することができない。その結果、スイッチング素子の電力消費量は、制限されたままとなる。
【0035】
スイッチング素子S1が伝導状態にある時には、コイルL1に格納されている電気エネルギーは、コイルL1とコイルL2との接続点によって形成されている、コイルL1の第1の端部から、負荷分岐とダイオードD1とを介して、コイルL1の第2の端部への電流を生成する。
【0036】
このように、スイッチング素子S1が伝導状態にある時には、コイルL1に格納されている電気エネルギーは、ランプを通る電流を生成するために用いられる。
【0037】
スイッチング素子S2が伝導状態にある時には、コイルL2に格納されている電気エネルギーは、コイルL2とダイオードD2との接続点によって形成されている、コイルL2の第1の端部から、ダイオードD2とキャパシタンスCbufと負荷分岐とを介して、コイルL2の第2の端部への電流を生成する。
【0038】
このように、スイッチング素子S2が伝導状態にある時には、コイルL2内に格納されている電気エネルギーは、一部が電圧供給源へ転送され、一部がランプを通る電流を生成するために用いられる。
【0039】
「ハードスイッチング」の場合、ダイオードは、各スイッチング素子が伝導する前にも伝導している。コイルL3を通る電流は、第1のスイッチング素子S1が伝導する前のインターバルの間に、ランプ端子K3の方向へ流れる。この電流は、一部がダイオードD1およびコイルL1を流れ、一部がダイオードD8およびコイルL2を流れる。
【0040】
第2のスイッチング素子S2が伝導する前のインターバルの間に、電流は、コイルL3を、コイルL1およびコイルL2の接続点の方向に流れる。この電流は、一部がコイルL1およびダイオードD7を流れ、残りの一部がコイルL2およびダイオードD2を流れる。
【0041】
図2では、図1の実施例に示される素子および回路部品に対応する素子および回路部品には、同じ参照番号が付されている。図2に示される実施例と図1に示される実施例との間の唯一の相違は、図2の回路装置が、図2に示される実施例では、第3および第4の単向性素子のそれぞれを形成しているダイオードD3とD4とを更に含むことである。
【0042】
ダイオードD3は、入力端子K1に、コイルL1とL2の接続点を接続している。ダイオードD4は、コイルL1とL2の接続点に入力端子K2を接続している。
【0043】
図2に示される実施例の動作は、図1に示される実施例の動作に実質的に対応する。しかしながら、ダイオードD3とD4の存在は、特に、回路装置の寄生容量とコイルL1およびL2との振動によって生じる、コイルL1およびコイルL2の接続点の電圧の振幅を実質的に制限する。その結果、回路装置の電力消費は更に減少する。
【0044】
加えて、単向性素子D3およびD4は、小さいインピーダンスを有する「逆」電流のための電流パスの一部を形成している。例えば、コイルL3を通る電流が、スイッチング素子S2の導通前に、コイルL1およびL2の接続点の方向へ流れる場合、この電流はダイオードD3を流れ、そして、全くまたはほとんど、コイルL1およびダイオードD7と、コイルL2およびダイオードD2を流れない。
スイッチング素子S2の伝導時に、ダイオードD3を逆方向に流れる電
【0045】
流の量は、ダイオードD3とスイッチング素子S2との間のコイルL2の存在によって制限されたままである。その結果、ダイオードD3およびスイッチング素子S2の電力消費は制限される。
【0046】
しかしながら、図1に示される実施例のように、ダイオードD3が存在しない場合、スイッチング素子S2の伝導前に、電流はコイルL3を流れ、その後に、コイルL1およびダイオードD7と、コイルL2およびダイオードD2とを流れる。
【0047】
この場合、スイッチング素子S2の伝導時に、相対的に高い逆電流がダイオードD2を流れ、ダイオードD2およびスイッチング素子S2で相対的に大きい電力消費が発生する。
【0048】
スイッチング素子S1の伝導前に、コイルL3を通る電流がランプ端子K3の方向へ流れると、ダイオードD4は電流を通す。その一方で、ダイオードD8およびコイルL2、またはダイオードD1およびコイルL1は電流を通さない。
【0049】
スイッチング素子S1の伝導時に、ダイオードD4を通る逆電流は、スイッチング素子S1とダイオードD4との間のコイルL1の存在によって制限される。その結果、ダイオードD4およびスイッチング素子S1の電力消費は制限される。
【0050】
しかしながら、ダイオードD4が存在しない場合、スイッチング素子S1の伝導前に、電流はコイルL3を流れ、その後、コイルL1およびダイオードD1と、コイルL2およびダイオードD8とを流れる。
【0051】
この場合、スイッチング素子S1の伝導時に、相対的に大きい逆電流がダイオードD1を流れ、ダイオードD1およびスイッチング素子S1で相対的に大きい電力消費が発生する。
【0052】
コイルL1およびL2とダイオードD1−D4とが提供されない回路装置の実質的な実施例に対して、図1および図2に示される例の実質的な実施例では、以下の結果が見いだされた。
【0053】
全ての場合に、ランプは、消費電力が1ワットであった。コイルL1およびL2は自己インダクタンスが100μHであり、コイルL3は自己インダクタンスが1.1mHであった。バッファキャパシタンスは、キャパシタンス値が22nFであった。キャパシタンスC1はキャパシタンスが220nFであり、キャパシタンスC2はキャパシタンスが6.8nFであった。
【0054】
コイルL1およびL2とダイオードD1−D4とが設けられていない回路装置における電力消費が最も高かった。図1に示される例の実質的な実施例の電力消費は、1.3ワットより低く、その一方で、図2に示される例の実質的な実施例の電力消費は、図1に示される例の実質的な実施例より低いほぼ1ワットであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従うランプに接続された回路装置の第1の実施例を示す図である。
【図2】
本発明に従うランプに接続された回路装置の第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
K1およびK2 入力端子
Cbuf バッファキャパシタンス
D1−D8 ダイオード
S1およびS2 スイッチング素子
L1およびL2およびL3 コイル
SC 回路部品
DC 調光回路
K3およびK4 ランプ端子
LA ランプ
C1およびC2 キャパシタンス
【発明が属する技術分野】
この発明は、ランプを給電するため回路装置であって、直流電圧を供給する電圧供給源に接続される第1の入力端子K1および第2の入力端子K2と、
当該直流電圧から周期的な方形波電圧を生成するためのものであって、第1のスイッチング素子S1、第1の誘導素子L1、第2の誘導素子L2、および第2のスイッチング素子S2の直列回路を備え、前記入力端子を相互接続するインバータと、
第1のスイッチング素子S1の制御電極と第2のスイッチング素子S2の制御電極とに結合され、前記第1および第2のスイッチング素子を交互に導通/非導通とするための制御信号を生成するために用いられる制御回路と、
第3の誘導素子L3、ランプと接続するためのランプ端子、および第1の容量素子C1を含む負荷分岐と、
アノードが前記第2の入力端子K2に結合され、カソードが前記第1のスイッチング素子S1と前記第1の誘導素子L1との間の位置に結合された第1の単向性素子D1と、
カソードが前記第1の入力端子K1に結合され、アノードが第2のスイッチング素子S2と第2の誘導素子L2との間の位置に結合された第2の単向性素子D2とを含む回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の回路装置は、特許文献1において開示されている。この公知の回路装置の場合、制御回路には、制御信号のデューティーサイクルを調整することによって、ランプを暗くするための調光回路も設けられている。
【0003】
加えて、第1、第2、および第3の誘導素子L1、L2、およびL3の自己インダクタンスL1、L2、およびL3のそれぞれは、互いにかなり等しくなるように選択されている。
【0004】
第1および第2の誘導素子は、互いに磁気的に結合されていて、協働して、トランスを形成している。ランプを通る電流の形状は、ランプを暗くしている間では、自己インダクタンスの値の結果と磁器的な結合とによって、一つのサイン形状にかなり近くなることが達成される。
【0005】
換言すると、このランプ電流に含まれる高調波の項は、相対的に少ないので、結果として、ランプによって生成される外乱の量は制限される。加えて、この公知の回路装置では、音の共鳴が、効率よく抑制される。
【0006】
【特許文献1】WO−9902020
【発明が解決しようとする課題】
制御信号のデューティーサイクルを調整することができる範囲の一部では、「ハードスイッチング」が発生する。これは、スイッチング素子に相対的に高い電圧がかけられている間、スイッチング素子のそれぞれが、導通することを意味する。これは、各スイッチング素子に相対的に高い電力消費をもたらすことがある。
【0007】
この公知の回路装置の場合、第1および第2の誘導素子が各スイッチング素子と直列に配置されているので、この電力消費を、限定的な範囲にしか抑えることができない。加えて、この公知の回路装置は、第1および第2の誘導素子によって形成されたトランスが、相対的に高価で扱いにくい部品であるという点で問題がある。
【0008】
本発明の目的は、「ハードスイッチング」によって引き起こされる電力消費を、相対的に簡単で安価で小型化された手段を用いて、効率よく抑える回路装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、冒頭で言及した回路装置は、第1、第2、および第3の誘導素子の自己インダクタンスL1’、L2’、およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>5 * L1’、かつ、L3’>5 * L2’
を適用するということを特徴とする。
【0010】
本発明に従う回路装置では、「ハードスイッチング」による各スイッチング素子の電力消費は、第1および第2の誘導素子の自己インダクタンスが相対的に小さいにもかかわらず、相当抑制される。
【0011】
第1および第2の誘導素子と第1および第2の単向性素子とが存在しなかった場合、各スイッチング素子で消費されるであろう電力は、電圧供給源に効率よくフィードバックされるか、ランプを通る電流を生成するために用いられる。第1および第2の誘導素子が磁気的に結合されている場合のみならず、これらの誘導素子が磁気的に結合されている場合にも、これが当てはまることが見いだされた。
【0012】
第1、第2、および第3の誘導素子の自己インダクタンスL1’、L2’、およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>10*L1’ 、かつ、L3’>10*L2’
を適用する場合に、多くは電力消費が非常に効率よく抑えられることが見出された。
【0013】
回路装置が、更に、第3の単向性素子D3および第4の単向性素子D4を備え、前記第3の単向性素子D3のカソードが前記第1の入力端子K1に結合されており、前記第4の単向性素子D4のアノードが前記第2の入力端子K2に結合されており、前記第3の単向性素子D3のアノードと前記第4の単向性素子D4のカソードとが第1の誘導素子L1と第2の誘導素子L2との間の位置で相互に接続されている場合、電力消費を更に減少させることができることも見いだされた。
【0014】
回路装置が寄生容量を含むので、第1および第2の誘導素子と当該寄生容量とによって振動が発生する。第3および第4の単向性素子が、これらの振動によって引き起こされた、特に第1の誘導素子と第2の誘導素子との間の電圧の振幅を、制限されたままとする。このため、電力消費の更なる減少が実現される。
【0015】
加えて、単向性素子D3およびD4は、少ないインピーダンスを有する「逆」電流のための電流パスの一部を形成する。その結果、「ハードスイッチング」の場合には、第2の単向性素子D2ではなく、第3の単向性素子D3が、第2のスイッチング素子S2を伝導させるための電流を通す。
【0016】
同様に、第1の単向性素子D1ではなく、第4の単向性素子D4が、第1のスイッチング素子S1を伝導させるための電流を通す。これらの長所によって、各スイッチング素子が伝導するときに、第1および第2の単向性素子と各スイッチング素子とにおける電力消費が実質的に制限される。
【0017】
本発明に従う回路装置では、スイッチング素子として、MOSFETのような電界効果トランジスタが頻繁に使われる。この種の電界効果トランジスタは、電界効果トランジスタが、伝導状態で、電流を通す方向に対して反対方向に、電流を導くことができる内部ダイオードを含んでいる。
【0018】
これらの内部ダイオードは、回路装置の特定の動作段階中に電流を通した時から、回路装置の機能において重要な役割を果たす。これらの内部ダイオードは、相対的に低速の場合には、非導電になるときに相対的に高い電力消費が発生する。
【0019】
回路装置が、更に、第1のスイッチング素子S1と直列に配置される第5の単向性素子D5と、第2のスイッチング素子S2と直列に配置される第6の単向性素子D6と、第7の単向性素子D7を含み第5の単向性素子D5および第1のスイッチング素子S1の直列回路と分流する第1の分流分岐と、第8の単向性素子D8を含み第6の単向性素子D6および第2のスイッチング素子S2の直列回路と分流する第2の分流分岐とを備えている場合、電力消費をもたらすこの要因は、実質的に減少させることができる。単向性素子D5−D8は、スイッチング素子S1およびS2の内部ダイオードにかかわりなく、相対的に高速で動作するように選択されている。
【0020】
先に述べたように、「ハードスイッチング」は、特に、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路が設けられた制御回路を有する回路装置で発生する。従って、この種の回路装置に本発明を用いることは、非常に好都合である。
【0021】
制御信号のデューティーサイクルとランプの光束との間の関係が、種々のタイプのランプに対して非常に類似しているので、種々のタイプのランプに給電することを目的とする回路装置では、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路によってランプの光束を制御することが、有利である。種々のタイプのランプに給電することを目的とするこの種の回路装置には、一般的に、ランプ端子に接続されているランプのタイプを認識するための回路部品を備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明に従う回路装置の実施例について、図面によって更に詳細に説明する。
【0023】
図1および図2は、それぞれ、本発明に従う、ランプに接続された回路装置の第1および第2の実施例を示す図である。図1において、K1およびK2は、直流電圧を供給する電圧供給源に接続されている入力端子である。この種の電圧供給源は、例えば、整流器を備えた電源のような交流源とすることができる。
【0024】
入力端子K1およびK2は、バッファキャパシタンスCbufによって互いに接続されている。バッファキャパシタンスCbufは、ダイオードD5、スイッチング素子S1、コイルL1、コイルL2、ダイオードD6およびスイッチング素子S2の直列回路により、分流されている。
【0025】
コイルL1とスイッチング素子S1との接続点は、ダイオードD1によって入力端子K2に接続されている。コイルL2とスイッチング素子S2との接続点は、ダイオードD2によって入力端子K1に接続されている。
【0026】
回路部品SCは、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2とを交互に導通/非導通とするための制御信号を生成するための制御回路である。このため、回路部品SCの第1の出力はスイッチング素子S1の制御電極に結合され、かつ、回路部品SCの第2の出力はスイッチング素子S2の制御電極に結合されている。回路部品SCには、制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路DCが設けられている。
【0027】
ダイオードD5とスイッチング素子S1の直列回路は、ダイオードD7によって分流されている。ダイオードD6とスイッチング素子S2の直列回路は、ダイオードD8によって分流されている。
【0028】
コイルL1とコイルL2の接続点は、コイルL3、ランプ端子K3、ランプLa、ランプ端子K4およびキャパシタンスC1の直列回路によって、入力端子K2に接続されている。ランプ端子K3は、キャパシタンスC2によって入力端子K2に接続されている。
【0029】
ダイオードD5−D8、スイッチング素子S1およびS2、ならびにコイルL1およびL2は、電圧供給源によって供給された直流電圧から周期的な方形波電圧を生成するためのインバータを連帯的に形成している。この例では、コイルL3、ランプ端子K3およびK4、ランプLAならびにキャパシタンスC1およびC2が、負荷分岐を形成している。ダイオードD1、D2およびD5−D8は、第1、第2および第5から第8の単向性素子をそれぞれ形成している。
【0030】
コイルL1、L2およびL3の自己インダクタンスL1’、L2’およびL3’は、以下の関係が適用されるように選択されている。
【0031】
L3’>10*L1’、かつ、L3’>10*L2’
次に、図1に示される実施例の動作について説明する。入力端子K1およびK2が、直流電圧を供給する電圧供給源に接続されている場合、回路部品SCは、スイッチング素子S1およびS2を交互に伝導/非伝導とする。その結果、実質的な方形波電圧が、負荷分岐側にかかる。
【0032】
この実質的な方形波電圧の影響を受け、交流が負荷分岐を流れ、ランプに供給される。また、交流の周波数は、実質的な方形波電圧の周波数に等しくなる。ランプは、調光回路DCによって制御信号のデューティーサイクルを調整することで、暗くすることができる。
【0033】
デューティーサイクルを調整することができる範囲の一部では、「ハードスイッチング」が発生する。すなわち、相対的に高い電圧がスイッチング素子側にかかる間、各々のスイッチング素子が導通する。
【0034】
しかしながら、コイルL1およびL2は、各スイッチング素子と直列に配列されているので、スイッチング素子が伝導するときに、各々のスイッチング素子を通る電流は限られた範囲にしか増加することができない。その結果、スイッチング素子の電力消費量は、制限されたままとなる。
【0035】
スイッチング素子S1が伝導状態にある時には、コイルL1に格納されている電気エネルギーは、コイルL1とコイルL2との接続点によって形成されている、コイルL1の第1の端部から、負荷分岐とダイオードD1とを介して、コイルL1の第2の端部への電流を生成する。
【0036】
このように、スイッチング素子S1が伝導状態にある時には、コイルL1に格納されている電気エネルギーは、ランプを通る電流を生成するために用いられる。
【0037】
スイッチング素子S2が伝導状態にある時には、コイルL2に格納されている電気エネルギーは、コイルL2とダイオードD2との接続点によって形成されている、コイルL2の第1の端部から、ダイオードD2とキャパシタンスCbufと負荷分岐とを介して、コイルL2の第2の端部への電流を生成する。
【0038】
このように、スイッチング素子S2が伝導状態にある時には、コイルL2内に格納されている電気エネルギーは、一部が電圧供給源へ転送され、一部がランプを通る電流を生成するために用いられる。
【0039】
「ハードスイッチング」の場合、ダイオードは、各スイッチング素子が伝導する前にも伝導している。コイルL3を通る電流は、第1のスイッチング素子S1が伝導する前のインターバルの間に、ランプ端子K3の方向へ流れる。この電流は、一部がダイオードD1およびコイルL1を流れ、一部がダイオードD8およびコイルL2を流れる。
【0040】
第2のスイッチング素子S2が伝導する前のインターバルの間に、電流は、コイルL3を、コイルL1およびコイルL2の接続点の方向に流れる。この電流は、一部がコイルL1およびダイオードD7を流れ、残りの一部がコイルL2およびダイオードD2を流れる。
【0041】
図2では、図1の実施例に示される素子および回路部品に対応する素子および回路部品には、同じ参照番号が付されている。図2に示される実施例と図1に示される実施例との間の唯一の相違は、図2の回路装置が、図2に示される実施例では、第3および第4の単向性素子のそれぞれを形成しているダイオードD3とD4とを更に含むことである。
【0042】
ダイオードD3は、入力端子K1に、コイルL1とL2の接続点を接続している。ダイオードD4は、コイルL1とL2の接続点に入力端子K2を接続している。
【0043】
図2に示される実施例の動作は、図1に示される実施例の動作に実質的に対応する。しかしながら、ダイオードD3とD4の存在は、特に、回路装置の寄生容量とコイルL1およびL2との振動によって生じる、コイルL1およびコイルL2の接続点の電圧の振幅を実質的に制限する。その結果、回路装置の電力消費は更に減少する。
【0044】
加えて、単向性素子D3およびD4は、小さいインピーダンスを有する「逆」電流のための電流パスの一部を形成している。例えば、コイルL3を通る電流が、スイッチング素子S2の導通前に、コイルL1およびL2の接続点の方向へ流れる場合、この電流はダイオードD3を流れ、そして、全くまたはほとんど、コイルL1およびダイオードD7と、コイルL2およびダイオードD2を流れない。
スイッチング素子S2の伝導時に、ダイオードD3を逆方向に流れる電
【0045】
流の量は、ダイオードD3とスイッチング素子S2との間のコイルL2の存在によって制限されたままである。その結果、ダイオードD3およびスイッチング素子S2の電力消費は制限される。
【0046】
しかしながら、図1に示される実施例のように、ダイオードD3が存在しない場合、スイッチング素子S2の伝導前に、電流はコイルL3を流れ、その後に、コイルL1およびダイオードD7と、コイルL2およびダイオードD2とを流れる。
【0047】
この場合、スイッチング素子S2の伝導時に、相対的に高い逆電流がダイオードD2を流れ、ダイオードD2およびスイッチング素子S2で相対的に大きい電力消費が発生する。
【0048】
スイッチング素子S1の伝導前に、コイルL3を通る電流がランプ端子K3の方向へ流れると、ダイオードD4は電流を通す。その一方で、ダイオードD8およびコイルL2、またはダイオードD1およびコイルL1は電流を通さない。
【0049】
スイッチング素子S1の伝導時に、ダイオードD4を通る逆電流は、スイッチング素子S1とダイオードD4との間のコイルL1の存在によって制限される。その結果、ダイオードD4およびスイッチング素子S1の電力消費は制限される。
【0050】
しかしながら、ダイオードD4が存在しない場合、スイッチング素子S1の伝導前に、電流はコイルL3を流れ、その後、コイルL1およびダイオードD1と、コイルL2およびダイオードD8とを流れる。
【0051】
この場合、スイッチング素子S1の伝導時に、相対的に大きい逆電流がダイオードD1を流れ、ダイオードD1およびスイッチング素子S1で相対的に大きい電力消費が発生する。
【0052】
コイルL1およびL2とダイオードD1−D4とが提供されない回路装置の実質的な実施例に対して、図1および図2に示される例の実質的な実施例では、以下の結果が見いだされた。
【0053】
全ての場合に、ランプは、消費電力が1ワットであった。コイルL1およびL2は自己インダクタンスが100μHであり、コイルL3は自己インダクタンスが1.1mHであった。バッファキャパシタンスは、キャパシタンス値が22nFであった。キャパシタンスC1はキャパシタンスが220nFであり、キャパシタンスC2はキャパシタンスが6.8nFであった。
【0054】
コイルL1およびL2とダイオードD1−D4とが設けられていない回路装置における電力消費が最も高かった。図1に示される例の実質的な実施例の電力消費は、1.3ワットより低く、その一方で、図2に示される例の実質的な実施例の電力消費は、図1に示される例の実質的な実施例より低いほぼ1ワットであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従うランプに接続された回路装置の第1の実施例を示す図である。
【図2】
本発明に従うランプに接続された回路装置の第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
K1およびK2 入力端子
Cbuf バッファキャパシタンス
D1−D8 ダイオード
S1およびS2 スイッチング素子
L1およびL2およびL3 コイル
SC 回路部品
DC 調光回路
K3およびK4 ランプ端子
LA ランプ
C1およびC2 キャパシタンス
Claims (6)
- 直流電圧を供給する電圧供給源に接続される第1の入力端子および第2の入力端子と、
当該直流電圧から周期的な方形波電圧を生成するためのものであって、第1のスイッチング素子、第1の誘導素子、第2の誘導素子、および第2のスイッチング素子の直列回路を備え、前記入力端子を相互接続するインバータと、
第1のスイッチング素子の制御電極と第2のスイッチング素子の制御電極とに結合され、前記第1および第2のスイッチング素子を交互に導通/非導通とするための制御信号を生成するために用いられる制御回路と、
第3の誘導素子、ランプと接続するためのランプ端子、および第1の容量素子を含む負荷分岐と、
アノードが前記第2の入力端子に結合され、カソードが前記第1のスイッチング素子と前記第1の誘導素子L1との間の位置に結合された第1の単向性素子と、
カソードが前記第1の入力端子に結合され、アノードが第2のスイッチング素子と第2の誘導素子L2との間の位置に結合された第2の単向性素子とを含み、前記ランプを給電するため回路装置において、
前記第1、第2、および第3の誘導素子の前記自己インダクタンスL1’、L2’およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>5’ * L1、かつ、L3’>5 * L2’
が適用されることを特徴とする回路装置。 - 前記第1、第2、および第3の誘導素子の前記自己インダクタンスL1’、L2’およびL3’のそれぞれに対して、
L3’>10 * L1’、かつ、L3’>10 * L2’
が適用される請求項1に記載の回路装置。 - 更に、第3の単向性素子および第4の単向性素子を備え、前記第3の単向性素子のカソードが前記第1の入力端子に結合されており、前記第4の単向性素子のアノードが前記第2の入力端子に結合されており、前記第3の単向性素子のアノードと前記第4の単向性素子のカソードとが第1の誘導素子と第2の誘導素子との間の位置で相互に接続されている請求項1または2に記載の回路装置。
- 更に、前記第1のスイッチング素子と直列に配列されている第5の単向性素子と、
前記第2のスイッチング素子と直列に配列されている第6の単向性素子と、
第7の単向性素子を含み前記第5の単向性素子および前記第1のスイッチング素子の前記直列回路と分路する第1の分流分岐と、
第8の単向性素子を含み前記第6の単向性素子および前記第2のスイッチング素子の前記直列回路と分路する第2の分流分岐とを備える請求項1、2または3に記載の回路装置。 - 前記制御回路が制御信号のデューティーサイクルを調整するための調光回路を備える請求項1、2、3または4に記載の回路装置。
- 前記ランプ端子に接続されているランプのタイプを認識するための回路部品を備える前記請求項の何れかに記載の回路装置。
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