JP2004512444A - 組立済み浴室の構造および浴室の設置方法 - Google Patents
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Abstract
浴室として使用するよう意図された部屋に設置する浴室の構造において、設置すべき部屋の壁および床の少なくとも一部を連続的に裏打ちするため、適切な寸法で作成された複数のカバー用パネル(1、2、3)、および浴室の水圧回路を完成するような方法で相互接続され、設置すべき部屋の水圧導管(100、101)に接続されるようになっている自身の管(41、51、61、71)および自身の支持構造がそれぞれ予め設定された複数の衛生構成要素またはモジュール(4、5、6、7)を含む構造。組立済みの浴室の床、天井および壁の構造。組立済み浴室の床構造を設置する方法、および完全な組立済み浴室を室内で作成し設置する方法において、部屋の壁のために適切な寸法で工場生産したカバー類のパネルを作成する段階と、相互接続され次に部屋の管類と接続されるように予め設定された管および継手を設けた自立式衛生構成要素を作成する段階と、壁作業の介入または従来通りの構築をすることなしに前記パネルおよび前記構成要素を設置する段階とを含む方法。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明はホテル構造用、家庭用またはオフィス用の浴室の構築および設置の分野に関する。特に、本発明は初回設置のために更にはホテルその他の建物の浴室用の部屋の改造のために、迅速かつ経済的に設置することができる、浴室の完全な組立済み構造に関する。
【0002】
現在、完全な浴室を実現するためには、多量の作業時間が必要であり、配管、建設、電気など、様々な部門の熟練労働の協力も必要である。この要件には、期間、したがって費用が関与し、特にホテルにとって改造のために日々を失うことはその部屋の占有による収入を失うことも意味することを考慮に入れると、非常に高くつく。さらに、様々なスタッフおよびタイミングを調整する必要がある結果、費用の維持を考慮すると、必ずしも満足できる仕上げの品質が得られない。
【0003】
(発明の目的)
本発明の目的は、既知のタイプの浴室組立済み構造(プレハブ構造)の欠陥を解消し、未熟な労働者によっても簡単かつ迅速に設置が実行される浴室を提案することである。第2の目的は、寸法でも品質でも組立済み製品という限界のない高品質の仕上げを備え、熟練労働者の介入を必要とせずに現場で設置することができる浴室を提案することである。特に、大理石および天然石などの高価な材料で作製した浴室構造が考慮される。第3の目的は、コスト管理向上により設置費を節約することである。
【0004】
(発明の要約)
これらの目的は、全ての必要な構成要素、水圧部品および電気器具、さらにカバー類を完備した組立済み浴室の構造を実現する本発明により達成された。カバー類(壁、床、および必要な場合は天井も)は、大理石または他の適切な材料で工場にて所要寸法に生産された連続パネルの形態であることが好ましい。本発明によると、隅に配置すべきプレハブ式壁パネルは、部屋または設置される浴室構成要素の実寸法に対して発生し得る寸法誤差を補正するため、相互に滑動できることが好ましい。望ましいカバー類の仕上げが得られたら、パネルを相互に接続し、距離調節可能な取付具によって壁に固定することができる。取付具はこの場合、浴室の水圧系統または電気系統の検査を可能にするように、1つまたは複数のパネルを簡単に除去できるようにしてもよい。
【0005】
衛生構成要素(例えば洗面ユニット、浴槽、トイレのタンク、水中マッサージ)には、それらの支持構造を予め配置し、また、電気系統と同様に、さらなる介入を必要とせずに、浴室の水回路を完成するために相互に接続され、次に既に存在する部屋の給水カラム/排水パイプに接続されるようにした管類を予め配置する。床および天井は、工場で作製して現場で設置することができるが、この場合も現場の最終要件に適合させるようにするため、寸法は極めて融通性がある。実際、他のプレハブ式システムと異なり、本発明のさらなる態様によると、床および天井の構造は「適切なサイズへの切断」が実行されているが、全ての部品は、垂直および水平の壁および床または天井の最終的な寸法要件のために重ねて滑動させることができ、従来通りの作業で相互に別個に使用することができる。
【0006】
さらに詳細に述べると、
−床は最初に従来通り、または以下で規定するように「逆さま」の方法で設置し、壁は、必要に応じてその上で滑動できるよう、仕上げた床の上に設置する。本発明は、完全な浴室さらに床構造および天井構造の製造方法、事前組立および設置についても言及する。
【0007】
得られる利点は基本的に、壁構造の作業の熟練労働なしに、又は大理石作業に関しては大理石の切断または設置の作業者の介入なしに、そして水圧部品の必要労働力を最小限に抑えた状態で、「完成品引き渡し」の浴室を完全に設置することが可能であり、また浴室の計画作成を工場にて手作業でまたはコンピュータ化した器具の補助によって実行できるということにある。
【0008】
第2の利点は、組み立てるべき浴室の寸法、仕様および材料を工場にて正確に規定し、次に現場では発生し得る誤りを熟練労働の介入なしに修正することが可能なことにある。パネル壁は、大理石/花崗岩または他の天然石で作製した場合、構造的であり仕上げにもなる大きい中実石の平板である。
【0009】
第3の利点は、カバー類で達成される向上した仕上げにある。
【0010】
第4の利点は、目に見える継ぎ目がほぼないことにある。
【0011】
第5の利点は、実際には準備的な壁作業が必要なく、作業現場のないような設置すべき部屋で単に組み立てるだけでよく、これによって設置時間を比較にならないほど短縮し、関連するホテル構造または住宅へ損害を与える(騒音、埃などの)妨害を最小限に抑えることにある。
【0012】
第6の利点は、保守および清掃の問題を最小にして、非常に規則正しく連続的な平坦面を組み立てることが可能であることにある。
【0013】
第7の利点は、1つまたは複数のカバー・パネルを取り外すことによってアクセス可能な状態である構成要素の水圧部品を簡単かつ迅速に検査することが可能であることにある。
【0014】
さらなる利点は、工場製造の全部品が「完璧」な品質であり、したがって高レベルの正確さを達成することができ、また高品質の仕上げを維持することにある。実際、現場では構成要素の切断/研磨(接着または固定)を実行する必要がない。
【0015】
セラミックのタイルの場合は、タイルを工場にて(アルミニウムのハニカムまたは石膏ボードなどの)支持パネルに適用し、それによってタイル部品の全切断を工場の機械で実行し、通常は現場で達成することが非常に困難な完全なジョイントを持つものとすることができる。主に、本発明の外隅(外部コーナー)は工場で予め組み立ててみることで、完璧に整合させることが可能である。
【0016】
パネルを大理石(または他の天然石)で作成する場合には、床および側部パネルの厚さを2cm以下として構造的機能と仕上げ機能の両方を持たせることができれば十分である。実際、浴室の構成要素は、同じ材料(大理石)を使用し、全ての荷重を床に加えて固定して、将来の構造的後退を回避することができる。例えば、浴室の化粧トップを2つまたは3つの垂直の大理石側部パネルに配置することができる。これによって迅速に固定し、横方向にぴったり配置することができ、現場での固定が不要で、現場での材料組立てが不要で、および現場での作業が不要で、したがって単純な作業者しか必要でなくなる。
【0017】
以上およびさらなる利点は、非制限的な例として与えられる図面によって理解される。
【0018】
(詳細な説明)
図1から図7の添付図面を参照すると、本発明による組立済み浴室は、適切な寸法の複数のカバー・パネルを含み、その中には壁パネル1、床パネル2、および天井が必要な場合(例えばホテル構造の浴室の場合)は天井パネル3があり、さらに複数の付属品を含み、その中には洗面ユニット4、複合水蛇口6を伴う浴槽5、トイレのタンク7がある。
【0019】
特に図2を参照すると、カバー壁パネルを従来の方法で、または接続プレート9が隣接パネルに入り、その背後に隠れるような方法で接続プレート9を使用することにより、相互に接続することができる(図16)。隣接するパネルのプレート9は、相互に干渉しないよう互い違いに位置するのが有利である。組立中、閉塞した状態になるよう隣接するパネルのプレート9をパネルと壁との間に挿入しながら、パネルと一体のプレートを通常のねじで壁に固定する。隅パネル1の場合は、第2パネルのプレート9を第1パネル側面と壁との間に挿入して隠すような方法で、2つの隣接するパネルのうちの一方のプレートを「L」字形にすることができる。
【0020】
本発明のさらなる態様によると、図11には、隅パネルの相互位置、および設置すべき部屋または挿入すべき構成要素の測定寸法と真の寸法との間に発生し得る差のために必要になる調節の後におけるそれらの位置(点線で図示)が概略的に図示される。図11のパネルは、一方を他方の中へと滑動させることができるので調節可能である。つまり、パネルは図面の通りの寸法で生産されるが、順次相互に滑動し、このような方法でさらに小さい部屋を生成することができる。例えば、図8および図8aから図8mの洗面ユニット4’の設置について考察することができる。その場合、4’の幅は、図8lのシーケンス・ステップ20でR10およびR11とマークされた横方向パネル間で使用可能なスペースより大きい。
【0021】
本発明により、パネルR11を、矢印の方向に壁パネルR12に沿って必要な距離だけ並進させるよう、変位させることが可能である。代替方法として、パネルR11およびR12で作成した複合体も、R12がR13の背後へと滑動するよう、しっかり変位させることができる。次に(図8mのシーケンス21)ユニット4’は、R11およびR12をユニットと接触するように並進させた後に、挿入させることができる(シーケンス22)。
【0022】
したがって、本発明により未熟練な使用者が高い精度で浴室の構成要素およびパネルを切断または他の困難な作業なしに完全に設置できることが明白である。
【0023】
本発明のさらなる態様による床構造について記載する。
【0024】
第1の好ましい技術的解決策では、特に図10cを参照すると、パネル2に調節可能な自立式(即ち自己保持式)支持体を設けてもよい。支持体は、既存の床50上に媒介する調節用ねじ29を有するプレート28により形成されており、パネル2の支持の必要なレベルに応じて調節される。設置中には、第1パネル2の一方の側部を固定したマッチ(match)R上に配置し、他方の側部に沿って2つ以上のプレート28を通常のねじ27で固定した状態で供給する。プレート28を通して圧力ねじ29をねじ込み、それは必要なレベルに応じて調節してよい。次に、カバーが完成するまで、第2パネル2を、一方側がプレート28上にあり(必要な場合は、ねじ頭29を収容するため、空隙200を形成してもよい)、他方側が次のプレート28上にある状態で配置する。
【0025】
本発明の第2の好ましい技術的解決策では、特に図10、図10a、図10bを参照すると、本発明の床パネル2に調節可能な自立式支持体を設けてもよい。支持体はプレート280で形成し、これは垂直ピン200によって床50に旋回自在に取り付けられており、水平面上で回転することができる。プレート280は、調整用ねじ290と一体である支持ディスク201とともに供給され、床パネル2と既存の床50との間で作用し、パネル2の支持に必要なレベルに応じて調節される。設置中には、パネル2を幾つかのディスク201上に配置し、これは床50上のパネルの均一な高さを保証するため、各ディスクが隣接するパネル2の両方を支持するよう、隣接パネルの側部に応じて整列させることが好ましい。
【0026】
ディスク201に発生し得る位置決め誤差は、ピン200の周囲におけるプレート280の回転によって修正することができる。
【0027】
あるいは、図10dおよび図10eで図示した第3の実施形態によると、パネル2の調節可能な支持体は、単純なボルト110およびナット111で構成することができ、これは大理石・花崗岩の床平板2の端部に配置され、第2平板を設置しなければならない場合の調節が可能とされている。上記のケースと同様、第2平板とボルトおよびナットを共用し、床表面が完全に連続することを保証するのが好ましい。
【0028】
上記の全ての床構造では、後に、パネル2と床50の間との間の空隙120が完全に充填されるまで、注入路121を通して下から液体グラウトを注入することが好ましい。
【0029】
本発明のさらなる態様によると、好ましくはパネル2を使用することによって床構造を設置する方法は、以下のステップを備える:
a)配置すべき床パネル2の側部に対応する線に沿って整列することが好ましい複数の調節可能な支持体を床50に取り付ける;
b)第1パネル2を設置する;
c)パネルの支持体の調整手段に作用する第1パネルのレベルを調節する;
d)必要に応じて、1つまたは複数の支持体の位置を調節する;
e)可能であれば側部が整列した支持体の上で、既に設置したパネルの隣に床パネルを配置する;
f)支持体の規則正しさを完璧にするような方法で、パネル2と下の表面50との間の空隙に収縮しない液体セメントを注入する。
【0030】
例えば、モルタル/セメントを、部屋の壁に近い最後に配置したパネル2の側部から注ぐか、大きい区域ではポンプで送ることができる。あるいは、同じシステムを使用して、セラミック・タイルの支持体として適切なグリッド(金属またはプラスチック)を、パネル2の代わりに適用してもよい。
【0031】
表面50の規則正しさ以外に、この解決策は、従来の窓間壁を実現した後にカバー類を配置するための熟練者の介入なしに床を正確に実現することができるので有利である。比較的大きい(2m×2m以上の)面積の大理石の床パネルでは、本発明の構造および方法により、大理石パネルの下に注入したセメントによって保証されるほぼ完全な支持体のおかげで、パネルが破損する危険なく高品質を達成できるので有利である。
【0032】
さらなる利点は、大きい大理石パネルを設置することができ、その際、平坦な表面が得られ、従来の方法とは異なり、現場での最終研磨の必要がないことである。さらなる利点は、未熟練な労働者でも任意のサイズの大理石パネルを設置できることである。さらなる利点は、床構造が構造的に頑丈であり、したがって設置直後に、さらに下からセメント注入する前でもパネル上を歩行できることである。
【0033】
記載された床の構造および設置方法は、浴室について説明してきたが、例えば空港、ホテルのホールなどの床構造のような任意の床構造にも同じ解決策を適用できることが明白である。天井パネル3の場合、天井が必要な場合は、側部パネル1上にパネル3を設置し、必要ならば電気作業を行うことによって、設置を実行することができる。パネル1〜3の寸法は、部屋の測定および設置の形状に従って既に予め設定され、したがって短時間で、かつ高い仕上げレベルでのカバー類の完成が可能になる。
【0034】
図13の例で図示した本発明のさらなる態様によると、天井構造は以下のように説明される。天井パネル3は、従来通りの石膏ボードまたはアルミニウム・ハニカムの大きい薄板で組立済みであり、これは両方とも既に構造的に自立式で、任意の照明システムおよび着色を含む。石膏ボードの場合、天井を覆うために必要な数の薄板を工場で作製し、鋼のスタッド33(支持構造内で石膏壁の仕切りに使用する)またはアルミニウムのプロフィールとともに、天井パネルに沿って接着して機械的に取り付け、これを平坦に維持する。これで、スタッド33の端部を壁パネル1上に配置し、パネル3を従来の「吊り下げ天井」とも呼ばれる装飾的な低い天井のように天井から吊すのに代えて自立式とすることができる。
【0035】
上記の天井構造は以下の利点を有する:
−既に照明システムおよび仕上げコーティングを装備した垂直壁の縁に、平板が単純に配置されるので、非常に簡単でぴったりした設置である;
−パイプ(多くの場合、コンクリートの床の下にある)、電気系または空調システムの保守または検査には、これらがどこにも取り付けられていないので、持ち上げるだけで常に簡単に取り外すことができる。
【0036】
本発明のさらなる態様によると、パネル1の壁40への設置は、調節可能な取付具によってなされ、これによりパネルの迅速な設置及び取り外しを可能にして、浴室の組立後の検査を可能にすることができる。
【0037】
図9で説明した実現化の第1の好ましい例では、これらの手段は、一般的なねじ手段23を使用してパネル1の背部に取り付けることができる第1穿孔プレート20にある。プレート20の中心には穿孔された円形領域21が設けられ、これはパネル1と円形領域21との間に内ねじのあるワッシャ26を配置し、自由に回転することができるような空隙22を残すような方法で、プレート20と部分的に重ねられる。ねじ24は、ワッシャ26と係合し、パネル1に作成した対応する穴11を通るねじ回し25によって作動させることができる。孔11の直径は、後に取り付けることができるパネル1の外側に相当の美的影響を与えないような方法で、極端に(5〜6mm以下にさえ)制限するのが好ましい。取付手段は、プレート20に対応して一般的なねじ32を使用して、壁40に取り付けることができる第2プレート30も含む。プレート30は、ねじ24を受けるのに適切なねじボルト31の中心に存する。
【0038】
設置中は、ねじ11を所定の長さだけワッシャ26を通して挿入し、次にボルト31に挿入する。
【0039】
ねじ24をボルト31にねじ込むと、ワッシャ26が空隙22内で回転し、壁40へと引っ張られる。これにより、パネル1を引っ張って、その位置を簡単に調整することができる。ボルト31に対応して、ねじ24が前進する余地を残すような方法で、壁40に穴41を作成することができる。
【0040】
図9a、図9bでは、横方向パネル1の調節可能な取付手段の第2の好ましい解決策が図示されている。この場合は、第1プレート20’を、パネル1の横側に突き出すパネル背面に(例えば接着剤またはねじ手段によって)取り付けることができる。一般的なねじ32’によって部屋の壁40に取り付けることができる第2プレート30’も設ける。プレート30’の中心部分は、壁40から浮き上がっており横断スロット24’を備えた凹形状を有する。プレート20’は貫通穴11’、および座ぐり穴を有する横断スロット56を備える。穴11’は、第2プレートに使用されるねじ32’に面する。
【0041】
調整ねじ31’は、プレート20’のスロット56、および第2プレート30’のスロット24’を通して挿入し、ロック・ナット54によってプレート30’と一体にされた調整ボルト31’と係合することができる。したがって、ボルト31’を回転することにより、第1、第2プレート20’、30’間の距離を調節することが可能である。プレート間に所望の距離を維持するため、さらなるロック・ナット57および58も設けることができる。
【0042】
設置時には、壁パネル1に1枚または複数のプレート20’を設ける。穴11’を通してねじ24’を作動させ、第2プレート30’を適正な位置で壁40に取り付けることができる。その後、調整ボルト31’を配置し、プレート20’と30’との間の距離を調節し、さらにスロット24’の細長い形状のため、横方向の位置を調節することができる。
【0043】
次に図8、図8aから図8m、および図16を参照すると、第1パネル1を壁40に取り付けたら、第2隣接パネルをプレート20’上にそれを覆い隠すように適用することができる。第1パネルの隠れた面と壁40との間に挿入することができる1枚または複数の横方向プレート9を、第2パネルに設けることが好ましい。通常、パネルの一方側には3枚のプレートが予め取り付けられ、他方の側には以前のパネルの3枚のプレート間に挿入する2枚の平坦なプレート9を有する。第1パネルは、言うまでもなく、両側に調節可能な取付プレートを有する。したがって、パネルはそれら自身の間での位置を調節し、浴室に異なる寸法を与えることができ、改造、置換、または別の場所での再構築のため、全てを機械的に取り外すことができる。
【0044】
図8aから図8dは、累進的な参照番号R01からR16で特定された横方向パネル1の設置を示す。図8は、対応する累進的な参照番号R01からR16でマークされた横方向パネル1によって完全に覆われた浴室を示す。
【0045】
この解決策では、取付手段は視界から完全に隠され、それと同時にパネル1は、検査のための取り外しまたは置換が簡単であるのが有利である。
【0046】
図1から図7を参照すると、本発明による浴室の付属品は、従来通りの構成要素で作成され、相互に接続される管および水圧部品と組立済みである。記載の例では、洗面器4に、湯および水の回路および廃棄口に対応する端末継手を伴う管41を設ける。同じ方法で、シャワー6と水洗トイレのタンク7のための蛇口複合体を伴う浴槽5に、対応する管51、61および71、および端末継手52、62および72を設ける。
【0047】
設置中には、複合体6の管61を部屋に存在する湯および水のカラム100に接続し、継手62によってタンク7および浴槽5の対応する継手72および52に接続する。また、浴槽5の管51を、洗面器4の対応する管41および廃棄口101に接続し、タンク7の管71を既知のタイプのトイレ(図示せず)に接続する。様々な付属品の端末継手は全て、浴室の設置時に正確に対応し、簡単に接続でき、視界から完全に隠れるような方法で、予め設定されているのが好ましい。
【0048】
本発明のさらなる特徴によると、構成要素4から7の全ての管は、簡単に検査される。例えば、浴槽5、水洗ユニット7および蛇口複合体6の場合、これは単に予め適切に設定された1枚または複数のカバー・パネル53、63を取り外すことにより可能になる。
【0049】
設置中には、作業者は記載の通りに、既に適切な寸法に作成されたパネル1〜3の組立を進行する。アセンブリは、様々なカバー類上で、さらに壁に対して直接実行することができ、その後に構成要素4〜7を、構造的介入または特定の技量を必要とせずに、部屋に既に存在する水圧回路に接続し、相互に接続する。設置の終了時には、全ての管は視界から隠れ、さらに穴11を除くカバー類のパネルの全ての取付手段も視界から隠れる。したがって、このように完成した浴室は、高レベルの仕上げを呈しており、それと同時に驚くほど単純に設置され、最後にその後の管の検査のため簡単にアクセスすることができる。
【0050】
図12に図示した本発明のさらなる態様によると、既存の壁からの距離を生成しなければならない場合、組立済みの浴室の壁300を設けることができる。その場合、金属構造301をパネル1の背後に準備し、場合によっては入れ子式バー“T”を設けて距離を調節する。
【0051】
壁がない場合(図14a、図14b)は、構造的に自立式の金属フレーム、既に予め塗装された石膏ボード(通常は2層)を含めて、部屋の側面に対する壁の完全な位置を工場で作成することができ、断熱材(石綿またはグラスウールなど)、(浴室の側面への)大理石の平板や任意の種類のタイルなどの仕上げ用カバー、および全ての配管/電気配線を全て設置することができる。この壁または壁の区間を所定の位置で調節し、次にそれら自身の間を接続して、完全な浴室を生成することができる。
【0052】
1つまたは複数の壁は、予め取り付けたドアまたはドア・フレームを含むことができる。実現の好ましい形態では、カバー用パネルが大理石の平板で構成されるが、これに使用する材料は、組立済みで、現場で設置されるセラミック・タイル、木、合成材料、ガラスその他のパネルを含め、種々の適切なタイプでもよいことが理解される。
【0053】
設計、材料、サイズ、詳細、目に見える要素の取り付け、または組立済みプロセスに関連するいかなることにも制限がないことも理解される。それどころか、従来通りの現場作業ではできなかった「無限」の細部または設計の解決策を用いて、作業を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による浴室の組立分解上面図を示す。
【図2】
設置が完了した図1の浴室の上面図を示す。
【図3】
設置するため管を相対的に予備配置した、本発明による浴室の標準的構成要素を示す。
【図4】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図5】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図6】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図7】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図8】
本発明による浴室構造の上面図を概略的に示す。
【図8a】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8b】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8c】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8d】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8e】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8f】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8g】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8h】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8i】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8l】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8m】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図9】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の詳細を示す。
【図9a】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の断面図を示す。
【図9b】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の前面図を示す。
【図10】
本発明による床構造の断面図を示す。
【図10a】
本発明による床構造の断面図の詳細を示す。
【図10b】
本発明による床構造の上面図を示す。
【図10c】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図10d】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図10e】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図11】
本発明の方法により設置した壁パネルの相互位置を概略的に示す。
【図12】
本発明により入れ子式バー「T」を設けたプレハブ式壁構造を示す。
【図13】
本発明による天井構造を示す。
【図14a】
図12の組立済み壁の設置前を示す。
【図14b】
図12の組立済み壁の設置後を示す。
【図15】
検査のために取り外し可能なカバー・パネルを有する本発明によるトイレのタンク・ユニットを示す。
【図16】
接続手段を有する本発明の壁パネルを概略的に示す。
(発明の分野)
本発明はホテル構造用、家庭用またはオフィス用の浴室の構築および設置の分野に関する。特に、本発明は初回設置のために更にはホテルその他の建物の浴室用の部屋の改造のために、迅速かつ経済的に設置することができる、浴室の完全な組立済み構造に関する。
【0002】
現在、完全な浴室を実現するためには、多量の作業時間が必要であり、配管、建設、電気など、様々な部門の熟練労働の協力も必要である。この要件には、期間、したがって費用が関与し、特にホテルにとって改造のために日々を失うことはその部屋の占有による収入を失うことも意味することを考慮に入れると、非常に高くつく。さらに、様々なスタッフおよびタイミングを調整する必要がある結果、費用の維持を考慮すると、必ずしも満足できる仕上げの品質が得られない。
【0003】
(発明の目的)
本発明の目的は、既知のタイプの浴室組立済み構造(プレハブ構造)の欠陥を解消し、未熟な労働者によっても簡単かつ迅速に設置が実行される浴室を提案することである。第2の目的は、寸法でも品質でも組立済み製品という限界のない高品質の仕上げを備え、熟練労働者の介入を必要とせずに現場で設置することができる浴室を提案することである。特に、大理石および天然石などの高価な材料で作製した浴室構造が考慮される。第3の目的は、コスト管理向上により設置費を節約することである。
【0004】
(発明の要約)
これらの目的は、全ての必要な構成要素、水圧部品および電気器具、さらにカバー類を完備した組立済み浴室の構造を実現する本発明により達成された。カバー類(壁、床、および必要な場合は天井も)は、大理石または他の適切な材料で工場にて所要寸法に生産された連続パネルの形態であることが好ましい。本発明によると、隅に配置すべきプレハブ式壁パネルは、部屋または設置される浴室構成要素の実寸法に対して発生し得る寸法誤差を補正するため、相互に滑動できることが好ましい。望ましいカバー類の仕上げが得られたら、パネルを相互に接続し、距離調節可能な取付具によって壁に固定することができる。取付具はこの場合、浴室の水圧系統または電気系統の検査を可能にするように、1つまたは複数のパネルを簡単に除去できるようにしてもよい。
【0005】
衛生構成要素(例えば洗面ユニット、浴槽、トイレのタンク、水中マッサージ)には、それらの支持構造を予め配置し、また、電気系統と同様に、さらなる介入を必要とせずに、浴室の水回路を完成するために相互に接続され、次に既に存在する部屋の給水カラム/排水パイプに接続されるようにした管類を予め配置する。床および天井は、工場で作製して現場で設置することができるが、この場合も現場の最終要件に適合させるようにするため、寸法は極めて融通性がある。実際、他のプレハブ式システムと異なり、本発明のさらなる態様によると、床および天井の構造は「適切なサイズへの切断」が実行されているが、全ての部品は、垂直および水平の壁および床または天井の最終的な寸法要件のために重ねて滑動させることができ、従来通りの作業で相互に別個に使用することができる。
【0006】
さらに詳細に述べると、
−床は最初に従来通り、または以下で規定するように「逆さま」の方法で設置し、壁は、必要に応じてその上で滑動できるよう、仕上げた床の上に設置する。本発明は、完全な浴室さらに床構造および天井構造の製造方法、事前組立および設置についても言及する。
【0007】
得られる利点は基本的に、壁構造の作業の熟練労働なしに、又は大理石作業に関しては大理石の切断または設置の作業者の介入なしに、そして水圧部品の必要労働力を最小限に抑えた状態で、「完成品引き渡し」の浴室を完全に設置することが可能であり、また浴室の計画作成を工場にて手作業でまたはコンピュータ化した器具の補助によって実行できるということにある。
【0008】
第2の利点は、組み立てるべき浴室の寸法、仕様および材料を工場にて正確に規定し、次に現場では発生し得る誤りを熟練労働の介入なしに修正することが可能なことにある。パネル壁は、大理石/花崗岩または他の天然石で作製した場合、構造的であり仕上げにもなる大きい中実石の平板である。
【0009】
第3の利点は、カバー類で達成される向上した仕上げにある。
【0010】
第4の利点は、目に見える継ぎ目がほぼないことにある。
【0011】
第5の利点は、実際には準備的な壁作業が必要なく、作業現場のないような設置すべき部屋で単に組み立てるだけでよく、これによって設置時間を比較にならないほど短縮し、関連するホテル構造または住宅へ損害を与える(騒音、埃などの)妨害を最小限に抑えることにある。
【0012】
第6の利点は、保守および清掃の問題を最小にして、非常に規則正しく連続的な平坦面を組み立てることが可能であることにある。
【0013】
第7の利点は、1つまたは複数のカバー・パネルを取り外すことによってアクセス可能な状態である構成要素の水圧部品を簡単かつ迅速に検査することが可能であることにある。
【0014】
さらなる利点は、工場製造の全部品が「完璧」な品質であり、したがって高レベルの正確さを達成することができ、また高品質の仕上げを維持することにある。実際、現場では構成要素の切断/研磨(接着または固定)を実行する必要がない。
【0015】
セラミックのタイルの場合は、タイルを工場にて(アルミニウムのハニカムまたは石膏ボードなどの)支持パネルに適用し、それによってタイル部品の全切断を工場の機械で実行し、通常は現場で達成することが非常に困難な完全なジョイントを持つものとすることができる。主に、本発明の外隅(外部コーナー)は工場で予め組み立ててみることで、完璧に整合させることが可能である。
【0016】
パネルを大理石(または他の天然石)で作成する場合には、床および側部パネルの厚さを2cm以下として構造的機能と仕上げ機能の両方を持たせることができれば十分である。実際、浴室の構成要素は、同じ材料(大理石)を使用し、全ての荷重を床に加えて固定して、将来の構造的後退を回避することができる。例えば、浴室の化粧トップを2つまたは3つの垂直の大理石側部パネルに配置することができる。これによって迅速に固定し、横方向にぴったり配置することができ、現場での固定が不要で、現場での材料組立てが不要で、および現場での作業が不要で、したがって単純な作業者しか必要でなくなる。
【0017】
以上およびさらなる利点は、非制限的な例として与えられる図面によって理解される。
【0018】
(詳細な説明)
図1から図7の添付図面を参照すると、本発明による組立済み浴室は、適切な寸法の複数のカバー・パネルを含み、その中には壁パネル1、床パネル2、および天井が必要な場合(例えばホテル構造の浴室の場合)は天井パネル3があり、さらに複数の付属品を含み、その中には洗面ユニット4、複合水蛇口6を伴う浴槽5、トイレのタンク7がある。
【0019】
特に図2を参照すると、カバー壁パネルを従来の方法で、または接続プレート9が隣接パネルに入り、その背後に隠れるような方法で接続プレート9を使用することにより、相互に接続することができる(図16)。隣接するパネルのプレート9は、相互に干渉しないよう互い違いに位置するのが有利である。組立中、閉塞した状態になるよう隣接するパネルのプレート9をパネルと壁との間に挿入しながら、パネルと一体のプレートを通常のねじで壁に固定する。隅パネル1の場合は、第2パネルのプレート9を第1パネル側面と壁との間に挿入して隠すような方法で、2つの隣接するパネルのうちの一方のプレートを「L」字形にすることができる。
【0020】
本発明のさらなる態様によると、図11には、隅パネルの相互位置、および設置すべき部屋または挿入すべき構成要素の測定寸法と真の寸法との間に発生し得る差のために必要になる調節の後におけるそれらの位置(点線で図示)が概略的に図示される。図11のパネルは、一方を他方の中へと滑動させることができるので調節可能である。つまり、パネルは図面の通りの寸法で生産されるが、順次相互に滑動し、このような方法でさらに小さい部屋を生成することができる。例えば、図8および図8aから図8mの洗面ユニット4’の設置について考察することができる。その場合、4’の幅は、図8lのシーケンス・ステップ20でR10およびR11とマークされた横方向パネル間で使用可能なスペースより大きい。
【0021】
本発明により、パネルR11を、矢印の方向に壁パネルR12に沿って必要な距離だけ並進させるよう、変位させることが可能である。代替方法として、パネルR11およびR12で作成した複合体も、R12がR13の背後へと滑動するよう、しっかり変位させることができる。次に(図8mのシーケンス21)ユニット4’は、R11およびR12をユニットと接触するように並進させた後に、挿入させることができる(シーケンス22)。
【0022】
したがって、本発明により未熟練な使用者が高い精度で浴室の構成要素およびパネルを切断または他の困難な作業なしに完全に設置できることが明白である。
【0023】
本発明のさらなる態様による床構造について記載する。
【0024】
第1の好ましい技術的解決策では、特に図10cを参照すると、パネル2に調節可能な自立式(即ち自己保持式)支持体を設けてもよい。支持体は、既存の床50上に媒介する調節用ねじ29を有するプレート28により形成されており、パネル2の支持の必要なレベルに応じて調節される。設置中には、第1パネル2の一方の側部を固定したマッチ(match)R上に配置し、他方の側部に沿って2つ以上のプレート28を通常のねじ27で固定した状態で供給する。プレート28を通して圧力ねじ29をねじ込み、それは必要なレベルに応じて調節してよい。次に、カバーが完成するまで、第2パネル2を、一方側がプレート28上にあり(必要な場合は、ねじ頭29を収容するため、空隙200を形成してもよい)、他方側が次のプレート28上にある状態で配置する。
【0025】
本発明の第2の好ましい技術的解決策では、特に図10、図10a、図10bを参照すると、本発明の床パネル2に調節可能な自立式支持体を設けてもよい。支持体はプレート280で形成し、これは垂直ピン200によって床50に旋回自在に取り付けられており、水平面上で回転することができる。プレート280は、調整用ねじ290と一体である支持ディスク201とともに供給され、床パネル2と既存の床50との間で作用し、パネル2の支持に必要なレベルに応じて調節される。設置中には、パネル2を幾つかのディスク201上に配置し、これは床50上のパネルの均一な高さを保証するため、各ディスクが隣接するパネル2の両方を支持するよう、隣接パネルの側部に応じて整列させることが好ましい。
【0026】
ディスク201に発生し得る位置決め誤差は、ピン200の周囲におけるプレート280の回転によって修正することができる。
【0027】
あるいは、図10dおよび図10eで図示した第3の実施形態によると、パネル2の調節可能な支持体は、単純なボルト110およびナット111で構成することができ、これは大理石・花崗岩の床平板2の端部に配置され、第2平板を設置しなければならない場合の調節が可能とされている。上記のケースと同様、第2平板とボルトおよびナットを共用し、床表面が完全に連続することを保証するのが好ましい。
【0028】
上記の全ての床構造では、後に、パネル2と床50の間との間の空隙120が完全に充填されるまで、注入路121を通して下から液体グラウトを注入することが好ましい。
【0029】
本発明のさらなる態様によると、好ましくはパネル2を使用することによって床構造を設置する方法は、以下のステップを備える:
a)配置すべき床パネル2の側部に対応する線に沿って整列することが好ましい複数の調節可能な支持体を床50に取り付ける;
b)第1パネル2を設置する;
c)パネルの支持体の調整手段に作用する第1パネルのレベルを調節する;
d)必要に応じて、1つまたは複数の支持体の位置を調節する;
e)可能であれば側部が整列した支持体の上で、既に設置したパネルの隣に床パネルを配置する;
f)支持体の規則正しさを完璧にするような方法で、パネル2と下の表面50との間の空隙に収縮しない液体セメントを注入する。
【0030】
例えば、モルタル/セメントを、部屋の壁に近い最後に配置したパネル2の側部から注ぐか、大きい区域ではポンプで送ることができる。あるいは、同じシステムを使用して、セラミック・タイルの支持体として適切なグリッド(金属またはプラスチック)を、パネル2の代わりに適用してもよい。
【0031】
表面50の規則正しさ以外に、この解決策は、従来の窓間壁を実現した後にカバー類を配置するための熟練者の介入なしに床を正確に実現することができるので有利である。比較的大きい(2m×2m以上の)面積の大理石の床パネルでは、本発明の構造および方法により、大理石パネルの下に注入したセメントによって保証されるほぼ完全な支持体のおかげで、パネルが破損する危険なく高品質を達成できるので有利である。
【0032】
さらなる利点は、大きい大理石パネルを設置することができ、その際、平坦な表面が得られ、従来の方法とは異なり、現場での最終研磨の必要がないことである。さらなる利点は、未熟練な労働者でも任意のサイズの大理石パネルを設置できることである。さらなる利点は、床構造が構造的に頑丈であり、したがって設置直後に、さらに下からセメント注入する前でもパネル上を歩行できることである。
【0033】
記載された床の構造および設置方法は、浴室について説明してきたが、例えば空港、ホテルのホールなどの床構造のような任意の床構造にも同じ解決策を適用できることが明白である。天井パネル3の場合、天井が必要な場合は、側部パネル1上にパネル3を設置し、必要ならば電気作業を行うことによって、設置を実行することができる。パネル1〜3の寸法は、部屋の測定および設置の形状に従って既に予め設定され、したがって短時間で、かつ高い仕上げレベルでのカバー類の完成が可能になる。
【0034】
図13の例で図示した本発明のさらなる態様によると、天井構造は以下のように説明される。天井パネル3は、従来通りの石膏ボードまたはアルミニウム・ハニカムの大きい薄板で組立済みであり、これは両方とも既に構造的に自立式で、任意の照明システムおよび着色を含む。石膏ボードの場合、天井を覆うために必要な数の薄板を工場で作製し、鋼のスタッド33(支持構造内で石膏壁の仕切りに使用する)またはアルミニウムのプロフィールとともに、天井パネルに沿って接着して機械的に取り付け、これを平坦に維持する。これで、スタッド33の端部を壁パネル1上に配置し、パネル3を従来の「吊り下げ天井」とも呼ばれる装飾的な低い天井のように天井から吊すのに代えて自立式とすることができる。
【0035】
上記の天井構造は以下の利点を有する:
−既に照明システムおよび仕上げコーティングを装備した垂直壁の縁に、平板が単純に配置されるので、非常に簡単でぴったりした設置である;
−パイプ(多くの場合、コンクリートの床の下にある)、電気系または空調システムの保守または検査には、これらがどこにも取り付けられていないので、持ち上げるだけで常に簡単に取り外すことができる。
【0036】
本発明のさらなる態様によると、パネル1の壁40への設置は、調節可能な取付具によってなされ、これによりパネルの迅速な設置及び取り外しを可能にして、浴室の組立後の検査を可能にすることができる。
【0037】
図9で説明した実現化の第1の好ましい例では、これらの手段は、一般的なねじ手段23を使用してパネル1の背部に取り付けることができる第1穿孔プレート20にある。プレート20の中心には穿孔された円形領域21が設けられ、これはパネル1と円形領域21との間に内ねじのあるワッシャ26を配置し、自由に回転することができるような空隙22を残すような方法で、プレート20と部分的に重ねられる。ねじ24は、ワッシャ26と係合し、パネル1に作成した対応する穴11を通るねじ回し25によって作動させることができる。孔11の直径は、後に取り付けることができるパネル1の外側に相当の美的影響を与えないような方法で、極端に(5〜6mm以下にさえ)制限するのが好ましい。取付手段は、プレート20に対応して一般的なねじ32を使用して、壁40に取り付けることができる第2プレート30も含む。プレート30は、ねじ24を受けるのに適切なねじボルト31の中心に存する。
【0038】
設置中は、ねじ11を所定の長さだけワッシャ26を通して挿入し、次にボルト31に挿入する。
【0039】
ねじ24をボルト31にねじ込むと、ワッシャ26が空隙22内で回転し、壁40へと引っ張られる。これにより、パネル1を引っ張って、その位置を簡単に調整することができる。ボルト31に対応して、ねじ24が前進する余地を残すような方法で、壁40に穴41を作成することができる。
【0040】
図9a、図9bでは、横方向パネル1の調節可能な取付手段の第2の好ましい解決策が図示されている。この場合は、第1プレート20’を、パネル1の横側に突き出すパネル背面に(例えば接着剤またはねじ手段によって)取り付けることができる。一般的なねじ32’によって部屋の壁40に取り付けることができる第2プレート30’も設ける。プレート30’の中心部分は、壁40から浮き上がっており横断スロット24’を備えた凹形状を有する。プレート20’は貫通穴11’、および座ぐり穴を有する横断スロット56を備える。穴11’は、第2プレートに使用されるねじ32’に面する。
【0041】
調整ねじ31’は、プレート20’のスロット56、および第2プレート30’のスロット24’を通して挿入し、ロック・ナット54によってプレート30’と一体にされた調整ボルト31’と係合することができる。したがって、ボルト31’を回転することにより、第1、第2プレート20’、30’間の距離を調節することが可能である。プレート間に所望の距離を維持するため、さらなるロック・ナット57および58も設けることができる。
【0042】
設置時には、壁パネル1に1枚または複数のプレート20’を設ける。穴11’を通してねじ24’を作動させ、第2プレート30’を適正な位置で壁40に取り付けることができる。その後、調整ボルト31’を配置し、プレート20’と30’との間の距離を調節し、さらにスロット24’の細長い形状のため、横方向の位置を調節することができる。
【0043】
次に図8、図8aから図8m、および図16を参照すると、第1パネル1を壁40に取り付けたら、第2隣接パネルをプレート20’上にそれを覆い隠すように適用することができる。第1パネルの隠れた面と壁40との間に挿入することができる1枚または複数の横方向プレート9を、第2パネルに設けることが好ましい。通常、パネルの一方側には3枚のプレートが予め取り付けられ、他方の側には以前のパネルの3枚のプレート間に挿入する2枚の平坦なプレート9を有する。第1パネルは、言うまでもなく、両側に調節可能な取付プレートを有する。したがって、パネルはそれら自身の間での位置を調節し、浴室に異なる寸法を与えることができ、改造、置換、または別の場所での再構築のため、全てを機械的に取り外すことができる。
【0044】
図8aから図8dは、累進的な参照番号R01からR16で特定された横方向パネル1の設置を示す。図8は、対応する累進的な参照番号R01からR16でマークされた横方向パネル1によって完全に覆われた浴室を示す。
【0045】
この解決策では、取付手段は視界から完全に隠され、それと同時にパネル1は、検査のための取り外しまたは置換が簡単であるのが有利である。
【0046】
図1から図7を参照すると、本発明による浴室の付属品は、従来通りの構成要素で作成され、相互に接続される管および水圧部品と組立済みである。記載の例では、洗面器4に、湯および水の回路および廃棄口に対応する端末継手を伴う管41を設ける。同じ方法で、シャワー6と水洗トイレのタンク7のための蛇口複合体を伴う浴槽5に、対応する管51、61および71、および端末継手52、62および72を設ける。
【0047】
設置中には、複合体6の管61を部屋に存在する湯および水のカラム100に接続し、継手62によってタンク7および浴槽5の対応する継手72および52に接続する。また、浴槽5の管51を、洗面器4の対応する管41および廃棄口101に接続し、タンク7の管71を既知のタイプのトイレ(図示せず)に接続する。様々な付属品の端末継手は全て、浴室の設置時に正確に対応し、簡単に接続でき、視界から完全に隠れるような方法で、予め設定されているのが好ましい。
【0048】
本発明のさらなる特徴によると、構成要素4から7の全ての管は、簡単に検査される。例えば、浴槽5、水洗ユニット7および蛇口複合体6の場合、これは単に予め適切に設定された1枚または複数のカバー・パネル53、63を取り外すことにより可能になる。
【0049】
設置中には、作業者は記載の通りに、既に適切な寸法に作成されたパネル1〜3の組立を進行する。アセンブリは、様々なカバー類上で、さらに壁に対して直接実行することができ、その後に構成要素4〜7を、構造的介入または特定の技量を必要とせずに、部屋に既に存在する水圧回路に接続し、相互に接続する。設置の終了時には、全ての管は視界から隠れ、さらに穴11を除くカバー類のパネルの全ての取付手段も視界から隠れる。したがって、このように完成した浴室は、高レベルの仕上げを呈しており、それと同時に驚くほど単純に設置され、最後にその後の管の検査のため簡単にアクセスすることができる。
【0050】
図12に図示した本発明のさらなる態様によると、既存の壁からの距離を生成しなければならない場合、組立済みの浴室の壁300を設けることができる。その場合、金属構造301をパネル1の背後に準備し、場合によっては入れ子式バー“T”を設けて距離を調節する。
【0051】
壁がない場合(図14a、図14b)は、構造的に自立式の金属フレーム、既に予め塗装された石膏ボード(通常は2層)を含めて、部屋の側面に対する壁の完全な位置を工場で作成することができ、断熱材(石綿またはグラスウールなど)、(浴室の側面への)大理石の平板や任意の種類のタイルなどの仕上げ用カバー、および全ての配管/電気配線を全て設置することができる。この壁または壁の区間を所定の位置で調節し、次にそれら自身の間を接続して、完全な浴室を生成することができる。
【0052】
1つまたは複数の壁は、予め取り付けたドアまたはドア・フレームを含むことができる。実現の好ましい形態では、カバー用パネルが大理石の平板で構成されるが、これに使用する材料は、組立済みで、現場で設置されるセラミック・タイル、木、合成材料、ガラスその他のパネルを含め、種々の適切なタイプでもよいことが理解される。
【0053】
設計、材料、サイズ、詳細、目に見える要素の取り付け、または組立済みプロセスに関連するいかなることにも制限がないことも理解される。それどころか、従来通りの現場作業ではできなかった「無限」の細部または設計の解決策を用いて、作業を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による浴室の組立分解上面図を示す。
【図2】
設置が完了した図1の浴室の上面図を示す。
【図3】
設置するため管を相対的に予備配置した、本発明による浴室の標準的構成要素を示す。
【図4】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図5】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図6】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図7】
図3の1つの構成要素の上面図を示す。
【図8】
本発明による浴室構造の上面図を概略的に示す。
【図8a】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8b】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8c】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8d】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8e】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8f】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8g】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8h】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8i】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8l】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図8m】
図8の浴室構造の壁パネルおよび他の構成要素のステップ1から22の設置シーケンスの一部を示す。
【図9】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の詳細を示す。
【図9a】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の断面図を示す。
【図9b】
壁パネルを固定する調節可能な手段の本発明による第1実施形態の前面図を示す。
【図10】
本発明による床構造の断面図を示す。
【図10a】
本発明による床構造の断面図の詳細を示す。
【図10b】
本発明による床構造の上面図を示す。
【図10c】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図10d】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図10e】
本発明による床構造のさらなる実施形態を示す。
【図11】
本発明の方法により設置した壁パネルの相互位置を概略的に示す。
【図12】
本発明により入れ子式バー「T」を設けたプレハブ式壁構造を示す。
【図13】
本発明による天井構造を示す。
【図14a】
図12の組立済み壁の設置前を示す。
【図14b】
図12の組立済み壁の設置後を示す。
【図15】
検査のために取り外し可能なカバー・パネルを有する本発明によるトイレのタンク・ユニットを示す。
【図16】
接続手段を有する本発明の壁パネルを概略的に示す。
Claims (29)
- 浴室として使用するよう意図された部屋に設置する組立済みの浴室の構造であって、設置すべき部屋の壁および床の少なくとも一部を連続して裏打ちするため、適切な寸法に製造された複数のカバー用パネル、および、それぞれが、自身の自立式支持構造を伴い、浴室の水圧回路を完成するような方法で、相互接続され且つ設置すべき部屋の水圧導管にも接続される自身のパイプ加工物を伴うよう予め設定された複数の衛生構成要素、を含むことを特徴とする構造。
- 適切な寸法に予め設定された前記パネルが、壁パネル(1)および床(2)パネルを含む、請求項1に記載の構造。
- 前記壁パネルが、垂直配置され、隅を生成するため、相互に接触した状態で水平に滑動することができるパネルを含む、請求項2に記載の構造。
- 適切な寸法に予め設定された前記パネルが天井(3)パネルを含む、請求項2に記載の構造。
- 前記パネル(1)に、相互接続(8、9)のために秘密の取付手段を設けた、請求項2に記載の構造。
- 前記手段が、互いに隣接するパネル(1)に付属し、交互の高さ位置に配置される取付プレート(9)で構成される、請求項5に記載の構造。
- 前記パネル(1)に、壁(40)に取り付ける調節可能な手段を設けた、請求項1から3いずれか1項に記載の構造。
- 前記手段が、一般的なねじ手段(23)を使用してパネル(1)の背面に取り付けることができる第1穿孔プレート(20)、およびプレート(20)の中心に配置され、パネル(1)と丸いディスク(21)の間に、内ねじのあるワッシャ(26)を配置して自由に回せるような空隙(22)を残すような方法で部分的に重ねられた穿孔円形領域(21)を含み、これに、パネル(1)に作成された対応する穴(11)を通して外部から作動させたねじ(24)を係合することができ、前記手段が、さらに、ねじ(32)によって、プレート(20)に対応する位置で壁(40)に取り付けることができる第2プレート(30)を含み、その中心には、壁からさらに近い、またはさらに離れたパネル(1)を獲得するため、ねじ(24)を受けるのに適切であるねじボルト(31)が設けられている、請求項7に記載の構造。
- 前記手段が、壁パネル(1)の背面に取り付けることができる第1穿孔プレート(20’)を含み、プレート(20’)はパネルの横側から突き出しており、貫通穴(11’)および座ぐり穴を有する横断スロット(24’)を有し、さらに、一般的なねじ(32’)によって部屋の壁(40)に取り付けることができる第2プレート(30’)を含み、プレート(30’)の中心部分は、壁(40)から出っ張っており横断スロット(56)を備えた凹形状を有し、前記プレートは、スロット(56)および(24’)を通過する調整ボルト(31’)によって接続され、ボルト(31’)は、プレート(30’)と一体化されたナット(54)と係合し、好ましくは、プレート間に配置された2つのロック・ナット(58)とプレート(30)の内面にあるさらなるロック・ナット(57)とを有し、したがって外側からボルト(31’)を操作することにより、第1プレート(21’)と第2プレート(30’)との間の距離が調節される、請求項7に記載の構造。
- 前記床パネル(2)を床に配置し、水平にするため、調節可能な自立式支持体を含む、請求項2に記載の構造。
- 前記支持体が、固定されたマッチ(R)、および通常のねじ(27)で既に存在する床(50)に取り付けたプレート(28)を含み、パネル(2)の必要な支持レベルに従って調節される調整用ねじ(29)が供給されている、請求項10に記載の構造。
- 前記支持体が、床(50)に取り付けたピン(200)の周囲で水平面にて回転することができるプレート(280)によって形成され、床パネル(2)と既存の床(50)との間に作用する調整用ねじ(290)と一体の支持ディスク(201)が設けられている、請求項10に記載の構造。
- 前記支持体が、固定されたマッチ(R)、および前記パネル(2)の少なくとも1つの共通側に取り付けられ、隣接パネル(2)に支持を提供するため、そこから突き出すことができるプレート(28)で構成され、さらにプレート(28)が、支持体、および設置すべき部屋の既存の床(50)に作用する高さ調整用ねじ(29)を装備している、請求項10に記載の構造。
- 前記構成要素が洗面ユニット(4)、シャワー(6)および水洗タンク(7)用の蛇口複合体を伴う浴槽(5)で構成され、それぞれに設置時に相互に正確に対応し、部屋の既存の導管と直接接続することができるような方法で、予め設定された端末継手(42、52、62、72)を伴う管(41、51、61、71)が設けられている、請求項1に記載の構造。
- 前記構成要素の少なくとも1つの管が、検査のために取り外すことができるカバー用パネルによって視界から隠れる、請求項1に記載の構造。
- 前記壁パネルおよび/または前記床パネルが天然石で作製されている、前記請求項いずれか1項に記載の構造。
- 壁(40)にパネル(1)を取り付ける装置であって、パネル(1)の背後に取り付けることができる第1穿孔プレート(20、20’)、部屋の壁(40)に取り付けることができる第2プレート(30、30’)、および前記第1プレートと第2プレートとの間の距離を調整する手段を含み、前記調整手段がパネル(1)の前側からアクセス可能である装置。
- 一般的なねじ手段(23)を使用してパネル(1)の背後に取り付けることができる第1穿孔プレート(20)、およびプレート(20)の中心に配置され、パネル(1)と円形領域(21)との間に内ねじ付きワッシャ(26)を配置して自由に回転することができるように空隙(22)を残すような方法でプレート(20)と部分的に重なる穿孔円形領域(21)を含み、これとねじ(24)とが係合することができ、ねじはパネル(1)に作成した対応する穴(11)を通して作動し、さらにねじ(32)を使用して、プレート(20)に対応する位置で壁(40)に取り付けることができ、中心にねじ(24)を受けるのに適したねじボルト(31)を設けた第2プレート(30)を含む、請求項17に記載の装置。
- 壁パネル(1)の背面に取り付けることができる第1穿孔プレート(20’)を含み、プレート(20’)はパネルの横側から突き出しており、貫通穴(11’)および座ぐり穴を有する横断スロット(24’)を有し、さらに、一般的なねじ(32’)によって部屋の壁(40)に取り付けることができる第2プレート(30’)を含み、プレート(30’)の中心部分は、壁(40)から出っ張っており横断スロット(56)を備えた凹形状を有し、前記プレートは、スロット(56)および(24’)を通過する調整ボルト(31’)によって接続され、ボルト(31’)は、プレート(30’)と一体化されたナット(54)と係合し、好ましくは、プレート間に配置された2つのロック・ナット(58)とプレート(30)の内面にあるさらなるロック・ナット(57)とを有し、したがって外側からボルト(31’)を操作することにより、第1プレート(21’)と第2プレート(30’)との間の距離が調節される、請求項17に記載の装置。
- 完全な組立済みの浴室を部屋内に実現して設置する方法であって、部屋の壁のために適切な寸法に工場生産されたカバー用パネルを実現する段階と、相互に接続するよう予め設定され、次に部屋の管に接続される管および継手を設けた自立式衛生構成要素を実現する段階と、壁作業の介入または建設手段を用いずに、前記パネルおよび前記構成要素を設置する段階とを含む方法。
- 1つまたは複数のパネル(2)、および既存の床面(50)に対する前記パネルの高さを調節する手段を備える床構造。
- 前記調節手段が、水平面で回転することができ、垂直ピン(200)によって床(50)に旋回自在に取り付けられ、床パネル(2)と既存の床(50)との間に作用する調整用ねじ(290)に装着された支持ディスク(201)を設けたプレート(280)で構成される、請求項21に記載の構造。
- 前記支持体が、固定したマッチ(R)と、前記パネル(2)の少なくとも1つの共通側に取り付けて、隣接パネル(2)に支持を提供するため、そこから突き出すことが出来るプレート(28)とで構成され、さらにプレート(28)が、支持体、および設置すべき部屋の既存の床(50)に作用する高さ調整用ねじ(29)を装備している、請求項21に記載の構造。
- 床構造を既存の床面(50)に設置する方法であって、
a)表面(50)からの自由空隙を残して1つまたは複数の床パネル(2)を設置するステップと、
b)前記空隙を完全に充填するため、既に設置したパネル(2)と下の表面(50)との間の空隙に、収縮しない液体グラウトを注入するステップとを含む方法。 - a)設置すべき1つまたは複数の床パネルの側部に対応する線に沿って、複数の高さ調節要素を既存の床に取り付けるステップと、
b)第1パネルを設置するステップと、
c)調整要素に作用する第1パネルのレベルを調節するステップと、
d)隣接するパネルが調整要素の線を共有するよう、既に設置したパネルに隣接して床パネルを設置するステップと、
e)調整要素に作用する設置済みパネルのレベルを調節するステップと、
f)床表面を完全に覆うため、ステップ(d,e)を繰り返すステップと、
g)設置したパネルと下の表面との間の空隙に収縮しない液体セメントを注入するステップとを含む、請求項24に記載の方法。 - 浴室の組立済み天井構造であって、鋼のスタッド(33)に機械的に取り付けた組立済み石膏ボードで構成するか、アルミニウムのハニカム・パネルで構成される構造。
- カバー用パネル(1)を設けた複数の自立式金属構造(301)で構成される組立済み壁構造であって、位置を調節することができ、次に相互に機械的に接続される構造。
- 前記金属構造に接続用の入れ子式バー“T”を設けて、既存の壁(40)に対する構造の距離を調節する、請求項27に記載の構造。
- 前記金属構造の少なくとも1つが組立済みドア・フレームを含む、請求項27に記載の構造。
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