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JP2001123681A - ユニット型水周り設備 - Google Patents

ユニット型水周り設備

Info

Publication number
JP2001123681A
JP2001123681A JP30415599A JP30415599A JP2001123681A JP 2001123681 A JP2001123681 A JP 2001123681A JP 30415599 A JP30415599 A JP 30415599A JP 30415599 A JP30415599 A JP 30415599A JP 2001123681 A JP2001123681 A JP 2001123681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
bathroom
formwork
toilet
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30415599A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kubota
重雄 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Construction Co Ltd
Kubota Kensetsu KK
Original Assignee
Kubota Construction Co Ltd
Kubota Kensetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Construction Co Ltd, Kubota Kensetsu KK filed Critical Kubota Construction Co Ltd
Priority to JP30415599A priority Critical patent/JP2001123681A/ja
Publication of JP2001123681A publication Critical patent/JP2001123681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置が容易で、各種配管などの敷設も不要に
できるユニット型水周り設備を提供すること。 【解決手段】 浴室20とトイレ30と洗面室40と台
所用シンク50とを枠部材70によって搬送可能に一体
化してユニット型水周り設備10を構成する。浴室20
やトイレ30や洗面室40等の給水管や排水管や換気ダ
クトを、枠部材70に設けた配管接続部11の部分に集
中して引き出すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の部屋の内
部に設置される水周り設備に関し、特にこれをユニット
化したユニット型水周り設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート製の建築物の建設
は、例えば以下のようにして行われている。即ちまず1
階部分の型枠を組み立ててその中にコンクリートを打設
し、コンクリートが所定の硬度に硬化した後に前記型枠
を取り外し、次の階の型枠を組み立ててコンクリートを
打設し、硬化した後に型枠を取り外し、これを建築しよ
うとする建築物の回数分繰り返すことによって行われ
る。
【0003】一方コンクリートを打設して型枠を取り外
した後の部屋の内部には、部屋の出入口や窓となる部分
から内装用の各種設備、例えば浴室、トイレ、洗面所、
キッチン用シンク、室内を仕切る室内壁等を搬入して組
み立て設置する。
【0004】ここで上記各種設備の内、大型の設備、例
えば浴室等は、完成した状態では前記部屋の出入口など
から入らないので、分解した状態で搬入し、室内で組み
立てる必要があり、煩雑であった。特に浴室やトイレ等
の水周り設備は、組み立てるだけではなく、さらにその
給水配管や排水配管や換気ダクトや電気配線等の敷設を
行わなければならず、その作業が煩雑であった。
【0005】また浴室やトイレ等の組み立てはその設備
業者、給水配管や排水配管の設置は配管業者、電気配線
の設置は電気配線業者が行う必要があるなど、現場に多
くの専門業者を呼んでその作業を行う必要があり、人件
費がかさんでいた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、設置が容易で、各
種配管などの敷設も不要にできるユニット型水周り設備
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、建築物の部屋の内部に設置される水周り設
備において、少なくとも浴室とトイレと洗面室とを枠部
材によって搬送可能に一体化してユニット型水周り設備
を構成した。また本発明は、前記浴室とトイレと洗面室
の給水管と、浴室とトイレと洗面室の排水管と、浴室と
トイレの換気ダクトとを、前記枠体の所定位置に設けた
配管接続部の部分に集中して引き出すように構成した。
また本発明は、前記ユニット型水周り設備の枠部材を、
その高さが、これを部屋に設置して上の階の床を設置す
るための型枠を取り付けた際に該型枠を支持する高さで
あって、且つ該型枠内にコンクリートを打設した際のそ
の重みに耐える強度に形成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るユニット
型水周り設備10の一例を示す概略平断面図である。ま
た図2は図1に示すユニット型水周り設備10を、矢印
A方向から見た概略斜視図である(但し給湯用ボイラ1
30等の記載は省略している)。
【0009】図1に示すようにこのユニット型水周り設
備10は、浴室20とトイレ30と洗面室40と台所用
シンク50とを枠部材70によって搬送可能に一体化し
て構成されている。
【0010】浴室20には、水とお湯とを供給する蛇口
21と、排水用の排水口23と、その天井に設置された
排気口25とを具備している。
【0011】トイレ30には、給水口31と汚水口33
とその天井の排気口35とが設けられている。また洗面
室40には、洗面台41用の蛇口42と、洗濯機用の蛇
口43と、洗面台41用の排水口45と、洗濯機用の排
水口47とが設けられている。
【0012】台所用シンク50には、流し台51とコン
ロ設置台53とが設置されており、流し台51には蛇口
55と排水口57が、コンロ設置台53の天井には排気
口59が設置されている。
【0013】これら浴室20とトイレ30と洗面室40
と台所用シンク50とは、壁60によって仕切られてい
るが、壁60を含むその全体は、図2に示すように鉄製
の枠材を略矩形状に組み立ててなる枠部材70内に収納
・設置されている。型枠70の外の所定位置には、給湯
用ボイラ130が設置されている。
【0014】この枠部材70は、このユニット型水周り
設備10全体をクレーン等で吊り上げることができる強
度に構成されている。またこの枠部材70は、以下で詳
しく述べるが、その高さをこれを部屋に設置した後に上
の階の床を設置するための型枠を取り付けた際に該型枠
を支持する高さであって、且つ該型枠内にコンクリート
を打設した際の重みに耐える強度に形成している。また
この枠部材70の外周の所定位置には外部との間で配管
などを接続する配管接続部11が設けられている。また
枠部材70の外周の1辺には、配管スペース12が設け
られている。
【0015】図3,図4,図5,図6はそれぞれユニッ
ト型水周り設備10に設置した給水管81,給湯管8
3,排水管85,換気ダクト88,89の設置状態を示
す図である。
【0016】即ち給水管81は図3に示すように、浴室
20の蛇口21と、トイレ30の給水口31と、洗面室
40の蛇口42,43と、台所用シンク50の蛇口55
とを、1本にまとめて配管スペース12を介して配管接
続部11に引き出されている。
【0017】給湯管83は図4に示すように、浴室20
の蛇口21と、洗面室40の蛇口42と、台所用シンク
50の蛇口55とを、1本にまとめて配管スペース12
を介して配管接続部11に引き出されている。
【0018】排水管85は図5に示すように、浴室20
の排水口23と、洗面室40の排水口45,47と、台
所用シンク50の排水口57とを1本にまとめて配管ス
ペース12を介して配管接続部11に引き出されてい
る。
【0019】汚水管87は図1に示すように、トイレ3
0の汚水口33から配管接続部11に引き出されてい
る。
【0020】換気ダクト88は図6に示すように、浴室
20の排気口25から配管接続部11に引き出され、換
気ダクト89はトイレ30の排気口35と、台所用シン
ク50の排気口59とを1本にまとめて配管接続部11
に引き出されている。
【0021】また特に図示はしないが、浴室20とトイ
レ30と洗面室40と台所用シンク50のそれぞれに設
けたコンセントや照明等の電気配線も、配管接続部11
に集中して引き出されている。また給湯用ボイラ130
には図1に示すように給水管81から水を導入し、給湯
管83にお湯を供給するように接続されている。
【0022】ところでこのユニット型水周り設備10
は、そのまま建築物の部屋の内部に収納する必要がある
が、従来のように出入口や窓から搬入することはできな
い。このため以下のように設置する。図7〜図10は、
このユニット型水周り設備10を建築物の部屋に収納設
置する方法を示す概略図である。
【0023】即ちまず図7に示すように下の階から順次
建築してきた建物の部屋100の壁101を型枠内にコ
ンクリートを打設することで建造する。このとき部屋1
00の天井、即ち部屋100の上の階の床となる部分は
建造しない。
【0024】この状態で図8に示すようにユニット型水
周り設備10を図示しないクレーンで吊り上げて壁10
1の上から部屋100内に挿入して設置する。これによ
ってユニット型水周り設備10は一体のままで部屋10
0内に設置できる。次に図9に示すように部屋100の
上に、上の階の床となる部分の型枠110を組み立て
る。このとき型枠110はユニット型水周り設備10を
構成する枠部材70の上面上に載置され、この枠部材7
0によって支持される。つまり枠部材70はその高さ
を、上の階の床を設置するための型枠110を支持する
高さであって、且つ該型枠110内にコンクリートを打
設した際にその重みに耐える強度に形成している。
【0025】そして前記型枠110内にコンクリートを
打設して所定の硬度に硬化させた後に、型枠110を取
り外して図10に示すように上の階の床120を完成す
る。そして図10に示すように部屋100の隣の部屋1
05も、同様にして建築していく。つまりこのユニット
型水周り設備10は、各種水周り機器を一体にしてその
まま部屋100内に設置できるばかりでなく、上の階の
床を建造する際の型枠110の支持部材としても利用で
きる。従来は、上の階の床を建造するのに用いる型枠
は、コンクリートを打設した際の重みによって下方向に
撓むのを防止するため、型枠支保工を設置する必要があ
ったが、このユニット型水周り設備10の枠部材70自
体を型枠支保工の代わりとして利用することができ、型
枠支保工を省略又はその設置本数を減少できる。
【0026】以上のようにして設置したユニット型水周
り設備10は、すでに給水管81と給湯管83と排水管
85と換気ダクト88,89とが配管されて配管接続部
11に引き出されているので、この配管接続部11にお
いて集中的に各配管を外部の配管と接続すれば良いだけ
で各配管の接続作業が完了する。
【0027】つまり、部屋100内に各水周り機器の部
品を搬入して組み立てる必要がないので設備業者の人手
が不用になり、また給水管81や給湯管83等を配管す
る必要や電気配線を配線する必要がないので配管業者や
電気配線業者等の人手も不用になり、人件費の削減と工
期の短縮化が図れる。
【0028】上記実施形態においては台所用シンク50
も枠部材70に一体に固定した例を示したが、台所用シ
ンク50は枠部材70に固定せず、枠部材70に台所用
シンク50を設置するスペースを形成し、且つ台所用シ
ンク50に接続しようとする給水管81と給湯管83と
排水管85と排気口59とを設置しておくように構成し
ても良い。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、各種水周り機器を一体化したユニット型水周り設備
を、そのまま建築物の部屋内に設置するので、各種水周
り機器を室内で組み立てる必要がなく、またその給水配
管や排水配管や換気ダクトや電気配線等の敷設を現地で
行う必要もないので、その設置作業が極めて容易に行え
るばかりか、設備業者、配管業者、電気配線業者等の専
門業者を現場に招いてその作業を行う必要がなくなり、
人件費の低減化が実現できる。
【0030】また各給水配管と排水配管と換気ダクト
を、枠体の所定位置に設けた配管接続部の部分に集中し
て引き出したので、これら各配管やダクトを外部の配管
やダクトに接続する作業がさらに容易になる。
【0031】またユニット型水周り設備の枠部材の高さ
を、その上の階の床を設置するための型枠を支持する高
さであって、且つ該型枠内にコンクリートを打設した際
のその重みに耐える強度に形成したので、このユニット
型水周り設備の枠部材自体を型枠支保工の代わりとして
利用することができ、型枠支保工を省略又はその設置本
数を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット型水周り設備10の一例
を示す概略平断面図である。
【図2】図1に示すユニット型水周り設備10を矢印A
方向から見た概略斜視図である。
【図3】ユニット型水周り設備10に設置した給水管8
1の設置状態を示す図である。
【図4】ユニット型水周り設備10に設置した給湯管8
3の設置状態を示す図である。
【図5】ユニット型水周り設備10に設置した排水管8
5の設置状態を示す図である。
【図6】ユニット型水周り設備10に設置した換気ダク
ト88,89の設置状態を示す図である。
【図7】ユニット型水周り設備10の部屋100内への
収納設置方法を示す図である。
【図8】ユニット型水周り設備10の部屋100内への
収納設置方法を示す図である。
【図9】ユニット型水周り設備10の部屋100内への
収納設置方法を示す図である。
【図10】ユニット型水周り設備10の部屋100内へ
の収納設置方法を示す図である。
【符号の説明】
10 ユニット型水周り設備 11 配管接続部 12 配管スペース 20 浴室 30 トイレ 40 洗面室 50 台所用シンク 70 枠部材 81 給水管 83 給湯管 85 排水管 87 汚水管 88,89 換気ダクト 21,42,43,55 蛇口 23,45,47,57 排水口 25,35,59 排気口 31 給水口 33 汚水口 41 洗面台 51 流し台 53 コンロ設置台 60 壁 100 部屋 110 型枠 120 床 130 給湯用ボイラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の部屋の内部に設置される水周り
    設備において、 少なくとも浴室とトイレと洗面室とを枠部材によって搬
    送可能に一体化してなることを特徴とするユニット型水
    周り設備。
  2. 【請求項2】 前記浴室とトイレと洗面室の給水管と、
    浴室とトイレと洗面室の排水管と、浴室とトイレの換気
    ダクトとを、前記枠体の所定位置に設けた配管接続部の
    部分に集中して引き出したことを特徴とする請求項1記
    載のユニット型水周り設備。
  3. 【請求項3】 前記ユニット型水周り設備の枠部材は、
    その高さが、これを部屋に設置して上の階の床を設置す
    るための型枠を取り付けた際に該型枠を支持する高さで
    あって、且つ該型枠内にコンクリートを打設した際のそ
    の重みに耐える強度に形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のユニット型水周り設備。
JP30415599A 1999-10-26 1999-10-26 ユニット型水周り設備 Pending JP2001123681A (ja)

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JP30415599A JP2001123681A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 ユニット型水周り設備

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208610A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Univ Waseda 集合住宅の間取り構造
JP2010242380A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Wako Seisakusho:Kk 組立式のサニタリーユニット
CN102912828A (zh) * 2011-11-16 2013-02-06 成都快典科技有限公司 集成式整体洁具

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