JP2003324996A - 同期機の励磁制御装置 - Google Patents
同期機の励磁制御装置Info
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Abstract
電圧を防止したい。 【解決手段】 同期機の出力電圧と界磁電流とを検出す
る手段を有し、同期機が電力系統に接続された状態で自
動電圧調整装置を用いて運転を行なう同期機の励磁制御
装置にいおいて、同期機の起動時に前記界磁電流より予
め定められた出力電圧を予測して出力電圧予測値を出力
する手段と、前記同期機の出力電圧と前記出力電圧予測
値とを比較し、これが予め定められたその相関関係から
逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断す
る手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を
減衰させる手段とを備えた。
Description
装置に関する。
化構成の従来の励磁制御装置の1例を説明する。図9に
おいて、1は界磁巻線2を備えた同期機である。この同
期機1の出力端は主変圧器3、系統並列用遮断器4を介
して電力系統5に接続されている。又、6は界磁遮断器
7を介して同期機1の界磁巻線2に接続されたサイリス
タ整流器である。サイリスタ整流器6の交流側入力端
は、励磁用変圧器8を介して同期機1の出力端に接続さ
れている。
として設けられた計器用変流器であり、15は界磁電流
検出器である。9は同期機1の励磁制御を行なう自動電
圧調整装置である。自動電圧調整機能10は、計器用変
圧器12及び出力電圧検出器13を介して同期機1の出
力電圧を電圧設定器11で設定された電圧になるよう
に、上記サイリスタ整流器6を位相制御するものであ
る。
の入力がない状態で同期機を起動した場合、出力電圧検
出器13の出力はゼロとなり、自動電圧調整機能10の
出力はサイリスタ整流器6の出力を上げるように制御す
るため、同期機1の出力電圧が上昇して過電圧となり、
同期機1を破損する恐れがある。
たものであり、同期機の起動に際して同期機の破損を防
止させることの可能な同期機の励磁制御装置を提供する
ことを目的としている。
係る同期機の励磁制御装置は、同期機の出力電圧と界磁
電流とを検出する手段を有し、同期機が電力系統に接続
された状態で自動電圧調整装置を用いて運転を行なう同
期機の励磁制御装置において、同期機の起動時に前記界
磁電流より予め定められた出力電圧を予測して出力電圧
予測値を出力する手段と、前記同期機の出力電圧と前記
出力電圧予測値とを比較し、これが予め定められたその
相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の
異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機
の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同
期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の
界磁電流を減衰させる。
制御装置は、[請求項1]において、界磁電流よりその
変化率を検出する手段と、前記界磁電流の変化率と、同
期機起動時に出力すべき界磁電流の変化率を設定した値
とを比較し、予め定められた一定時間を継続して、前記
界磁電流の変化率がその設定した値より逸脱した場合
は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前
記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手
段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同
期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
制御装置は、[請求項1]において、サイリスタ整流器
への位相制御指令値を検出する手段と、前記位相制御指
令値と、同期機起動時に出力すべき位相制御指令値を設
定した値とを比較し、予め定められた一定時間を継続し
て、前記位相制御指令値がその設定した値より逸脱した
場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段
と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰さ
せる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生
して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させ
る。
制御装置は、[請求項3]において、界磁電圧を検出す
る手段と、前記出力電圧と前記界磁電圧より予め定めら
れた位相制御指令値を予測して出力する手段と、前記位
相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較し、こ
れが予め定められたその相関関係より逸脱した場合は、
出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段と、前記異
常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段と
を備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機
を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
制御装置は、[請求項1]において、同期機起動後に予
め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以
下の任意の値にしておき、前記出力電圧と前記出力電圧
予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係
から逸脱していない場合は、電圧設定器の値を100%
に切替えて起動する手段を備え、かつ、前記相関関係か
ら逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断
する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流
を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電
圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を
減衰させる。
制御装置は、[請求項2]において、同期機起動後の予
め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以
下の任意の値にしておき、前記界磁電流の変化率が設定
した値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値
を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記界磁
電流の変化率が設定した値より逸脱した場合は、出力電
圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判
断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備え
ることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損
する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
制御装置は、[請求項3]において、同期機起動後の予
め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以
下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値が設定し
た値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を
100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記位相制
御指令値が設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又
は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断し
たとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えるこ
とにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する
前に同期機の界磁電流を減衰させる。
制御装置は、[請求項4]において、同期機起動後に予
め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以
下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値と前記位
相制御指令予測値とを比較し、その相関関係から逸脱し
ていない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替
えて起動する手段と、かつ、前記相関関係から逸脱した
場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段
と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰さ
せる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生
して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させ
る。
て図面を参照して詳細を説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図1にお
いて、図9と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、
既に説明した部分は省略することとし、その差異部分に
ついて説明する。
電流値を入力し出力電圧予測値を出力する関数設定器で
ある。17は出力電圧検出器13より出力された出力電
圧値と関数設定器16より出力された出力電圧予測値と
を比較し、その差分を出力する演算回路である。
果(差分)をレベル判定回路(上限値)18A、又はレ
ベル判定回路(下限値)18Bと比較し、その結果、異
常と判定すれば、オア回路18Cを介して入力異常を出
力する自己診断回路である。19は自己診断回路18よ
り出力された異常判定結果より自動電圧調整機能10よ
りサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止
(オフ)させると共に、界磁遮断器7へ開放指令を出力
する停止回路である。
る。本実施の形態によれば、図1において界磁電流検出
器15より出力された界磁電流値を関数設定器16に取
り込み、関数設定器16より求められる出力電圧予測値
と、出力電圧検出器13から出力された出力電圧値とを
演算回路17にて比較する。正常に同期機が起動すれ
ば、関数設定器16より求められる出力電圧予測値と、
出力電圧検出器13から出力された出力電圧値は、ほぼ
同等の値となる。
12からの入力がゼロとなり演算回路17の出力に差が
発生した場合は、自己診断回路18内のレベル判定回路
(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18
Bにより、出力電圧値又は界磁電流値の異常と判断す
る。
9により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器
6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、か
つ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機
の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧とな
ることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減す
ることができる。
おいて、界磁電流値より求められる出力電圧予測値と出
力電圧値とを比較して、それらに差が発生すれば、出力
電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界
磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生
することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図2において、図1と同一符号は、同一部分又は相
当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図
1との構成の差異部分について説明する。
界磁電流値を入力し界磁電流の変化率を出力する電流変
化率検出器、18は電流変化率検出器20より出力され
た界磁電流の変化率をレベル判定回路18Dで設定され
た値と比較し、その結果が確認タイマ18Fで設定され
た一定時間を継続して検出した場合は、異常と判定する
自己診断回路である。その他の構成は図1と同様であ
る。
る。図2において、界磁電流検出器15より出力された
界磁電流値を電流変化率検出器20にて検出する。正常
に同期機が起動すれば、界磁電流の変化率は、出力電圧
が電圧設定器11で設定された値に近づくに連れて小さ
くなるが、何らかの異常により計器用変圧器12からの
入力がゼロとなると、同期機の出力電圧を上げようとす
るため、必然的に界磁電流を更に流し続けることによ
り、変化率は不変のままとなる。
れた界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Dで設定された変化率を確認タイマ18F
で設定された一定時間を継続して出力した場合は、出力
電圧値又は界磁電流値の異常と判断する。
整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御
指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放
指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて
同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期
機を破損させる可能性を低減することができる。
おいて、界磁電流の変化率異常と判断した場合は、出力
電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界
磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生
することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図3において、図1と同一符号は、同一部分又は相
当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図
9及び図1との構成の差異について説明する。
流器6へ出力する位相制御指令値を検出する位相制御指
令検出器である。18は位相制御指令検出器21より出
力された位相制御指令値をレベル判定回路18Eで設定
された値と比較し、その結果が確認タイマ18Fで設定
された一定時間を継続して検出した場合は、異常と判定
する自己診断回路である。
る。図3において、自動電圧調整機能10よりサイリス
タ整流器6へ出力された位相制御指令値を位相制御指令
検出器21にて検出する。正常に同期機が起動すれば、
位相制御指令値が最小指令値(フォーシング)となる時
間は決まっているが、何らかの異常により計器用変圧器
12からの入力がゼロとなると、同期機の出力を上げよ
うとするため、必然的に位相制御指令値がフォーシング
状態を長時間に渡り継続することになる。
された位相制御指令値が、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Eで設定されたフォーシングレベルを確認
タイマ18Fで設定された一定時間を継続して検出した
場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する。
機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指
令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指
令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同
期機の出力が過電圧となることを防止して、同期機を破
損させる可能性を低減することができる。
おいて、サイリスタ整流器へ出力される位相制御指令値
の最少指令値(フォーシング)が長時間継続した場合
は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同
期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電
圧が発生することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図4において、図1及び図3と同一符号は、同一部
分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略すること
とし、図1及び図3との差異について説明する。
換器、23は計器用変換器22より出力される界磁電圧
値を検出する界磁電圧検出器、24は出力電圧検出器1
3より出力される出力電圧値と、界磁電圧検出器23よ
り出力される界磁電圧値を入力し、位相制御指令予測値
を検出する関数設定器である。
る。図4において、出力電圧検出器13より出力された
出力電圧値と、界磁電圧検出器23より出力された界磁
電圧値とを関数設定器24に取り込み、関数設定器24
より求められる位相制御指令予測値と、位相制御指令検
出器21より出力される位相制御指令値とを演算回路1
7にて比較する。
4より出力される位相制御指令予測値と位相制御指令検
出器21より出力される位相制御指令値は、ほぼ同等の
値となるが、何らかの異常により計器用変圧器12から
の入力がゼロとなり演算回路17の出力に差が発生した
場合は、自己診断回路18内のレベル判定回路(上限
値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bによ
り、出力電圧値又は界磁電圧値の異常と判断する。
路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整
流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、
かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期
機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧と
なることを防止して、同期機を破損させることを低減す
ることができる。
おいて、出力電圧と界磁電圧より求められるサイリスタ
整流器への位相制御指令予測値と、サイリスタ整流器へ
出力される位相制御指令値を比較して、それらに差が発
生すれば、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断し、その
後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機
に過電圧が発生することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図5において、図1と同一符号は、同一部分又は相
当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図
1との差異について説明する。
ワンショット信号に変換するワンショット回路、27は
ワンショット回路26より出力された起動指令信号を一
定時間に引き伸ばす確認タイマ、25は確認タイマ27
からの信号を入力して、電圧設定器11へ出力する電圧
設定値を100%以下の任意の値と100%の値に切替
える電圧設定値切替回路である。
して出力電圧検出器13より出力される出力電圧値と関
数設定器16より出力される出力電圧予測値との比較結
果を出力するか、出力をゼロにするかを切替える演算出
力切替回路である。
る。図5において、起動指令を入力してワンショット信
号に変換するワンショット回路26と、ワンショット回
路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸
ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が
出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電
圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任
意の値にする。
16より求められる出力電圧予測値と出力電圧検出器1
3より出力される出力電圧値との比較した結果になるよ
うに演算出力切替回路17Aにより切替えるようにす
る。このようにすることにより、正常に同期機が起動時
した場合、100%以下の任意の値で設定された電圧設
定値に出力電圧が到達していれば、出力電圧値と界磁電
流値は一定の値となるため、関数設定器16より求めら
れる出力電圧予測値と出力電圧検出器13より出力され
る出力電圧値との比較が図1の場合よりも容易に行なう
ことができる。
圧で取り込み、その平均値を出力するような場合におい
て、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常
時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧
設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧
設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡
となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか
上昇しないため、図1の場合よりも更に過電圧となるこ
とを防止できる。
回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレ
ベル判定回路(下限値)18Bを逸脱していない場合
は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回
路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を10
0%の値に切替える。しかし、演算回路17の出力差が
自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18
A、又はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱した場
合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する。
19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流
器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、か
つ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機
の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧とな
ることを防止する。
おいて、電圧設定値を100%以下の任意の値とするこ
とにより、電圧設定値に対して出力電圧は請求項1より
も早く到達し、正常に同期機が起動すれば、出力電圧と
界磁電流は一定の値となるため、出力電圧と界磁電流よ
り求められる出力電圧予測値を図1の場合よりも容易に
比較することができる利点があり、かつ、計器用変圧器
の1相短絡時でも第5の実施の形態に記載した出力電圧
の検出方法によれば、過電圧を防止できる効果があり、
かつ、図1の場合と同様に異常と判断した場合は、同期
機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧
が発生することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図6において、図2及び図5と同一符号は、同一部
分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略すること
とし、図2及び図5との構成の差異について説明する。
て電流変化率検出器20より出力される界磁電流の変化
率を出力するか、出力をゼロにするかを切替える切替回
路である。
る。図6において、起動指令を入力してワンショット信
号に変換するワンショット回路26とワンショット回路
26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ば
す確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出
力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧
設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意
の値にして、切替回路28の出力は、電流変化率検出器
20にて検出した値に切替えるようにする。
が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された
電圧設定値に出力電圧が到達していれば、界磁電流の変
化率はゼロとなるため、図2の場合よりも容易に異常判
断を行なうことができる。又、出力電圧検出器13が3
相個別の相電圧で取り込み、その平均値を出力するよう
な場合において、計器用変圧器12の1相短絡時の出力
電圧は、正常時の出力電圧値に対して、67%となる。
設定器11へ出力する電圧設定値を67%とすれば、計
器用変圧器12が1相短絡となっても出力電圧は67%
+オーバーシュート分しか上昇しないため、図2の場合
よりも更に過電圧となることを防止できる。
れた界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Dで設定された変化率を、確認タイマ18
Fで設定された一定時間を継続して出力しなかった場合
は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回
路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を10
0%に切替える。
れた界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Dで設定された変化率を、確認タイマ18
Fで設定された一定時間を継続して出力した場合は、出
力電圧又は界磁電流の異常と判断し、停止回路19によ
り自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力
する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮
断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流
を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防
止して、同期機を破損させる可能性を低減することがで
きる。
おいて、電圧設定値を100%以下の任意の値とするこ
とにより、電圧設定値に対して出力電圧は図2の場合よ
りも早く到達し、正常に同期機が起動すれば、界磁電流
変化率はゼロとなるため、請求項2よりも容易に界磁電
流の変化率より異常を判断できる利点があり、かつ、計
器用変圧器の1相短絡時でも第6の実施の形態に記載し
た出力電圧の検出方法によれば、過電圧を防止できる効
果があり、かつ、図2の場合と同様に異常と判断した場
合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期
機に過電圧が発生することを防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図7において、図3及び図5と同一符号は、同一部
分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略すること
とし、図3及び図5との構成の差異について説明する。
て位相制御指令検出器21より出力される位相制御指令
値を出力するように切替える演算出力切替回路である。
る。図7において、起動指令を入力してワンショット信
号に変換するワンショット回路26とワンショット回路
26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ば
す確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出
力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧
設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意
の値にして、切替回路28の出力は、位相制御指令検出
器21にて検出した値に切替えるようにする。
が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された
電圧設定値に出力電圧が到達していれば、位相制御指令
値は最小指令値(フォーシング)ではない値となるた
め、図3の場合よりも位相制御指令値の異常範囲を幅広
く設定することができる。
圧で取り込み、その平均値を出力するような場合におい
て、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常
時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧
設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧
設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡
となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか
上昇しないため、図3の場合よりも更に過電圧となるこ
とを防止できる。
された位相制御指令値が、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Eで設定された位相制御指令値を確認タイ
マ18Fで設定した時間継続して検出しなかった場合
は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回
路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を10
0%に切替える。しかし、自己診断回路18内のレベル
判定回路18Eで設定された位相制御指令を確認タイマ
18Fで設定した時間継続して検出した場合は、出力電
圧又は界磁電流の異常と判断する。
調整手段10からサイリスタ整流器6へ出力する位相制
御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開
放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させ
て同期機の出力が過電圧となることを防止して、同期機
を破損させる可能性を低減することができる。
おいて、電圧設定値を100%以下の任意の値とするこ
とにより、電圧設定値に対して出力電圧は図3の場合よ
りも早く到達し、正常に同期機が起動すれば、位相制御
指令値は最小指令値(フォーシング)状態ではなくなる
ため、図3の場合よりも位相制御指令値の異常範囲を幅
広く設定することができる利点があり、かつ、計器用変
圧器の1相短絡時でも第7の実施の形態に記載した出力
電圧の検出方法によれば、過電圧を防止できる効果があ
る。又、異常と判断した場合は、同期機の界磁電流を減
衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを
防止できる。
の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図であ
る。図8において、図4及び図5と同一符号は、同一部
分又は相当分を示し、構成については説明済みのため省
略する。
る。図8において、起動指令を入力してワンショット信
号に変換するワンショット回路26と、ワンショット回
路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸
ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が
出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電
圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任
意の値にする。
4より求められる位相制御指令予測値と位相制御指令検
出器21より出力される位相制御指令値との比較した結
果になるように演算出力切替回路17Aにより切替える
ようにする。このようにすることにより、正常に同期機
が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された
電圧設定値に出力電圧が到達していれば、出力電圧と界
磁電圧は一定の値となるため、関数設定器24より求め
られる位相制御指令予測値と位相制御指令検出器21よ
り検出される位相制御指令値との比較が図4の場合より
も容易に行なうことができる。
圧で取り込み、その平均値を出力するような場合におい
て、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常
時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧
設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧
設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡
となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか
上昇しないため、図4の場合よりも更に過電圧となるこ
とを防止できる。
回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレ
ベル判定回路(下限値)18Bを逸脱していない場合
は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回
路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を10
0%に切替える。しかし、演算回路17の出力差が自己
診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又
はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱した場合は、
出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する。
19により、自動電圧調整手段10よりサイリスタ整流
器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、か
つ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機
の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧とな
ることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減す
ることができる。
おいて、電圧設定値を100%以下の任意の値とするこ
とにより、電圧設定値に対して出力電圧は早く到達し、
正常に同期機が起動すれば、出力電圧と界磁電圧は一定
となるため、位相制御指令値と出力電圧と界磁電圧より
求められる位相制御指令予測値を容易に比較することが
できる利点があり、かつ、計器用変圧器の1相短絡時で
も過電圧を防止できる効果があり、かつ、異常と判断し
た場合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、
同期機に過電圧が発生することを防止できる。
期機の起動時において、界磁電流値より求められる出力
電圧予測値と出力電圧値とを比較して、それらに差が発
生すれば、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その
後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機
に過電圧が発生することを防止できる。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
制御装置の構成図。
図。
Claims (8)
- 【請求項1】 同期機の出力電圧と界磁電流とを検出す
る手段を有し、同期機が電力系統に接続された状態で自
動電圧調整装置を用いて運転を行なう同期機の励磁制御
装置において、同期機の起動時に前記界磁電流より予め
定められた出力電圧を予測して出力電圧予測値を出力す
る手段と、前記同期機の出力電圧と前記出力電圧予測値
とを比較し、これが予め定められたその相関関係から逸
脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する
手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減
衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁
制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、界磁電流よりその変化率を検出する手段と、前
記界磁電流の変化率と、同期機起動時に出力すべき界磁
電流の変化率を設定した値とを比較し、予め定められた
一定時間を継続して、前記界磁電流の変化率がその設定
した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異
常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の
界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする
同期機の励磁制御装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、サイリスタ整流器への位相制御指令値を検出す
る手段と、前記位相制御指令値と、同期機起動時に出力
すべき位相制御指令値を設定した値とを比較し、予め定
められた一定時間を継続して、前記位相制御指令値がそ
の設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電
流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同
期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴
とする同期機の励磁制御装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、界磁電圧を検出する手段と、前記出力電圧と前
記界磁電圧より予め定められた位相制御指令値を予測し
て出力する手段と、前記位相制御指令値と前記位相制御
指令予測値とを比較し、これが予め定められたその相関
関係より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常
と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界
磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同
期機の励磁制御装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、同期機起動後に予め定められた一定時間は、電
圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前
記出力電圧と前記出力電圧予測値とを比較し、これが予
め定められたその相関関係から逸脱していない場合は、
電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段を備
え、かつ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧
又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断
したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えた
ことを特徴とする同期機の励磁制御装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、同期機起動後の予め定められた一定時間は、電
圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前
記界磁電流の変化率が設定した値より逸脱していない場
合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動す
る手段と、かつ、前記界磁電流の変化率が設定した値よ
り逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断
する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流
を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の
励磁制御装置。 - 【請求項7】 請求項3記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、同期機起動後の予め定められた一定時間は、電
圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前
記位相制御指令値が設定した値より逸脱していない場合
は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する
手段と、かつ、前記位相制御指令値が設定した値より逸
脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する
手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減
衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁
制御装置。 - 【請求項8】 請求項4記載の同期機の励磁制御装置に
おいて、同期機起動後に予め定められた一定時間は、電
圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前
記位相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較
し、その相関関係から逸脱していない場合は、前記電圧
設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、か
つ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界
磁電圧の異常と判断する手段と、前記異常と判断したと
き同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを
特徴とする同期機の励磁制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002131359A JP4154172B2 (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 同期機の励磁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002131359A JP4154172B2 (ja) | 2002-05-07 | 2002-05-07 | 同期機の励磁制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003324996A true JP2003324996A (ja) | 2003-11-14 |
JP4154172B2 JP4154172B2 (ja) | 2008-09-24 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP4154172B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130003231A1 (en) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Wagner Carl A | Overvoltage prevention in an aircraft electrical power generation system |
EP2621044B1 (en) * | 2012-01-18 | 2020-04-29 | Hamilton Sundstrand Corporation | Overvoltage protection during GCU failure |
-
2002
- 2002-05-07 JP JP2002131359A patent/JP4154172B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US20130003231A1 (en) * | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Wagner Carl A | Overvoltage prevention in an aircraft electrical power generation system |
US8941955B2 (en) * | 2011-06-29 | 2015-01-27 | Hamilton Sundstrand Corporation | Overvoltage prevention in an aircraft electrical power generation system |
EP2621044B1 (en) * | 2012-01-18 | 2020-04-29 | Hamilton Sundstrand Corporation | Overvoltage protection during GCU failure |
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