JP2003215232A - 偏波レーダ装置およびそのパルス送受信方法 - Google Patents
偏波レーダ装置およびそのパルス送受信方法Info
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Abstract
わせ観測時間の短縮と、距離分解能の劣化を抑えた新た
な偏波レーダ装置を得ること。 【解決手段】 互いに異なる偏波特性を有する第一と第
二の送受信アンテナから同時に互いに異なる周波数のパ
ルスを送信しかつ上記周波数を段階的に変化させてパル
スを複数回送信する送信機と、目標から反射されたパル
スを上記第一の送受信アンテナおよび上記第二の送受信
アンテナで受信し上記受信パルスを周波数によって分離
した後に中間周波信号に周波数変換し位相検波した受信
信号をAD変換して出力する受信機と、上記受信信号を
メモリに蓄積しその蓄積された上記受信信号から逆フー
リエ変換によってレンジプロフィールを求める信号処理
手段とを備えることを特徴とする。
Description
2つ以上のアンテナで電波を送受信して目標の偏波特性
を観測するための偏波レーダ(ポラリメトリックレー
ダ)に関するもので、特にその距離分解能向上と観測時
間の短縮化に関する。
て、例えば文献、Donald R. Wehner,"High-Resolution
Radar," second edition, Artech House,pp.197-20
9,1995 に従来のステップ周波数方式のレーダ装置が示
されている。図6は上記文献に示された従来のステップ
周波数方式のレーダ装置を示す構成ブロック図であり、
図7は図6の動作を説明するための図である。
る送信機、2は後述の制御回路4から入力される周波数
制御信号に基づいて周波数を設定した信号を出力するス
テップ周波数発振器、3は送信機1に対してトリガ信号
を発生するパルス変調器である。
送受切換器5を介して送信機1から送信される複数のパ
ルスを空間に放射し、また、目標から反射されたパルス
を受けるアンテナ、7はアンテナ6からのパルスを受信
して受信信号として出力する受信機、8は受信機7から
の受信信号を記憶するメモリ、22はメモリ8から読み
出されたデータを逆フーリエ変換してレンジプロフィー
ルを求める逆フーリエ変換回路である。制御回路4はス
テップ周波数発振器2に対して周波数制御信号を出力す
るとともに、メモリ8に対して送信周波数データを出力
する。10は上述の制御回路4、メモリ8および逆フー
リエ変換回路22からなる信号処理器である。
ーダ装置の動作について、図6,図7を参照して説明す
る。ステップ周波数発振器2は、制御回路4から入力さ
れる周波数制御信号に基づいて周波数を設定した局部発
振器信号を出力する。制御回路4は、各パルス毎に周波
数が段階的に変化するように、周波数制御信号を制御し
て、ステップ周波数発振器2に出力する。この時、第m
番目に送信されるパルスの周波数F(m)は、周波数初
期値をFo、周波数ステップ値を△Fとして、下記の式
(1)に基づいて設定される。ただし、m=1,2,・
・・,Mであり、Mは送信パルス数である。
力を増幅し、パルス変調器3の送信トリガ信号に同期し
て、周期Tでパルスを繰り返し生成して出力する。送信
機1から出力されたパルスは、送受切換器5を介してア
ンテナ6に給電され、アンテナ6より空間に放射され
る。図7(a)は、M個のパルスが周期T秒で放射され
る様子を、横軸を時刻にして示した図である。また、図
7(b)は、放射される各パルスの周波数を示してい
る。図7に示すパルス列が一回の観測に用いるパルスの
一組である。したがって、一回の観測にはMT秒の時間
がかかる。
たパルスを受信する。図7(a)のエコーパルスは、送
信されたパルスが目標から反射されて、その反射波がt
秒後に受信される様子を表している。目標からのエコー
は次のパルスを送信する前に受信される必要があるの
で、t<Tである。アンテナ6で受信されたパルスは送
受切換器5を介して受信機7に出力される。この受信機
7に入力されたパルスは、ビデオ信号に周波数変換され
た後、位相検波及びディジタル変換され、受信信号とし
て信号処理器10に出力される。
を、制御回路4より入力された送信周波数データととも
にメモリ8に記憶する。次いで信号処理器10は、メモ
リ8に記憶された受信信号を各送信周波数毎に読み出
し、これらのデータを逆フーリエ変換回路22に送る。
逆フーリエ変換回路22は、入力された受信信号に対し
て逆フーリエ変換処理を実行し、目標のレンジプロファ
イルを合成する。この時、距離分解能△Rは、送信され
るパルスの周波数ステップ値を△F、パルス数をm、光
速をcとして、下記の式(2)で与えられる。
よれば、システムの瞬時帯域を広げることなく、高い距
離分解能を得ることができるが、一回の観測にMT秒の
時間がかかる。
larimetry for Geoscience Applications," Artech Hou
se,pp.281−285,1990 に、従来の偏波レーダ装置(ポ
ラリメトリックレーダ)の構成が示されている。図8
は、上記文献に示された従来の偏波レーダ装置を示す構
成ブロック図であり、図9は図8の動作を説明するため
の図である。
切換器、13は偏波切換器、14は第一偏波送受信アン
テナ、15は第二偏波送受信アンテナ、16は受信機、
17は散乱行列蓄積器、18は表示器である。
ーダ装置の動作について説明する。送信機11で生成し
た広帯域パルスを、送受切換器12を介して偏波切換器
13に送る。偏波切換器13では、第一偏波送受信アン
テナ14と第二偏波送受信アンテナ15のうちの第一偏
波送受信アンテナ14に送信信号を送る。
二偏波送受信アンテナ15は、偏波特性が互いに直交す
るアンテナの組である。例えば、垂直偏波と水平偏波の
組や、右旋円偏波と左旋円偏波の組などが上記の直交す
る二種類の偏波特性としてよく知られている。
二偏波送受信アンテナ15から送信された信号は観測対
象によって散乱される。これらは第一偏波送受信アンテ
ナ14および第二偏波送受信アンテナ15を介して偏波
切換器13に送られる。これらの信号は送受切換器12
を介して、それぞれ受信機16に送られる。受信機で復
調された信号は観測対象の反射強度S11, S12の形で、
散乱行列蓄積器17に保存される。ここで、Sijは、第
j偏波送受信アンテナで送信して第i偏波送受信アンテ
ナで受信して観測された、観測対象の反射係数を表す。
スを、送受切換器12を介して偏波切換器13に送り、
これを第二偏波送受信アンテナ15から目標に照射して
同様の処理を繰り返すことにより、観測対象の反射係数
S21,S22を得る。これを同様に散乱行列蓄積器1
7に保存する。第一偏波送受信アンテナ14と第二偏波
送受信アンテナ15の各時刻の動作モードについて図9
に示している。図中のインターバルが、偏波レーダによ
って取得されるデータS11,S12,S21,S22の
一組を得るのに要する処理のひとまとめである。したが
って、偏波レーダによって上記データS11,S12を
取得するのに要する時間をT秒とすると、偏波レーダに
よって上記一組のデータS11,S12,S21,S2
2を取得するのに要する時間は2T秒である。
装置に、上記従来のステップ周波数方式を組合わせて、
距離分解能の向上を図るには、例えば偏波レーダ装置の
構成として、図6のアンテナ6を、図8の偏波切換器1
3、第一偏波送受信アンテナ14、及び第二偏波送受信
アンテナ15とで置き換えた構成とし、図10に示すよ
うに、従来の偏波レーダ装置と同様に、第一偏波送受信
アンテナと第二偏波送受信アンテナとから、交互に送信
を行いつつ、送信パルスの周波数を△Fだけ変化させて
行く方法で観測を行うことが考えられる。ところが、上
記のような偏波レーダ装置の構成により、図10に示す
方法で観測を行った場合は、一組のデータを得るために
2MT秒かかり、観測時間が長くなる。観測対象とレー
ダ装置の相対位置が動揺するような場合、即ち、観測対
象が移動する場合や、レーダプラットフォームが動揺す
る等の場合には、この動揺に起因する位相成分が受信パ
ルスに含まれるため、距離分解能が劣化する。観測時間
が長くなるとこの影響が顕著になり、距離分解能の劣化
が大きくなるという問題がある。
ためになされたものであり、偏波レーダ装置にステップ
周波数方式を組合わせ観測時間の短縮を図り、観測対象
とレーダ装置の相対位置が動揺するような場合も距離分
解能の劣化を抑えた、偏波レーダ装置を得ることを目的
とする。
めに、請求項1に係わる発明の偏波レーダ装置は、互い
に異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと第二
の送受信アンテナと、上記第一の送受信アンテナと上記
第二の送受信アンテナとから同時に互いに異なる周波数
のパルスを送信しかつ上記周波数を段階的に変化させて
パルスを複数回送信する送信機と、目標から反射された
パルスを上記第一の送受信アンテナおよび上記第二の送
受信アンテナで受信し上記受信パルスを周波数によって
分離した後に中間周波信号に周波数変換し位相検波した
受信信号をA/D変換して出力する受信機と、上記受信
信号をメモリに蓄積しその蓄積された上記受信信号から
逆フーリエ変換によってレンジプロフィールを求める信
号処理手段と、を備えることを特徴とする。
装置は、請求項1記載の偏波レーダ装置における送信機
が、上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の
周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にM個(M
は整数)のパルスを送信するとともに、同時に、上記第
二の送受信アンテナからは、上記第一の送受信アンテナ
からK番目(Kは2以上、M以下の整数)に送信するパ
ルスと同一の周波数を最初に送信し次いで上記一定の周
波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にM−K個の
パルスを送信し次いでM−K+2番目に上記第一の送受
信アンテナから最初に送信するパルスと同一の周波数の
パルスを送信し再び上記一定の周波数幅で単調に増加あ
るいは減少する順番にK−2個のパルスを送信すること
を特徴とする。
装置は、請求項1記載の偏波レーダ装置における送信機
が、上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の
周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番に2N個
(Nは整数)のパルスを送信し、同時に、上記第二の送
受信アンテナからは、上記第一の送受信アンテナからN
+1番目に送信するパルスと同一の周波数を最初に送信
し次いで上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少
する順番にN−1個のパルスを送信し次いでN+1番目
に上記第一の送受信アンテナから最初に送信するパルス
と同一の周波数のパルスを送信し再び上記一定の周波数
幅で単調に増加あるいは減少する順番にN−1個のパル
スを送信することを特徴とする。
装置のパルス送受信方法は、以下のステップを備えたこ
とを特徴とする、先ず、互いに異なる偏波特性を有する
第一の送受信アンテナと第二の送受信アンテナとから、
同時に、互いに異なる周波数のパルスを送信しかつ上記
周波数を段階的に変化させてパルスを複数回送信するス
テップ、次いで、目標から反射されたパルスを上記第一
の送受信アンテナおよび上記第二の送受信アンテナで受
信してこれらの受信パルスを周波数によって分離するス
テップ、次いで、分離された各受信パルスを中間周波信
号に周波数変換しさらに位相検波しA/D変換して受信
信号を得るステップ、次いで、上記受信信号を逆フーリ
エ変換してレンジプロフィールを求めるステップ。
装置のパルス送受信方法は、請求項4記載の偏波レーダ
装置のパルス送受信方法のパルスを送信するステップ
が、以下であることを特徴とする、互いに異なる偏波特
性を有する第一の送受信アンテナと第二の送受信アンテ
ナとから、同時に、上記第一の送受信アンテナからは、
周波数が一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する
順番にM個(Mは整数)のパルスを送信するとともに、
上記第二の送受信アンテナからは、上記第一の送受信ア
ンテナからK番目(Kは2以上、M以下の整数)に送信
するパルスと同一の周波数を最初に送信し次いで上記一
定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にM−
K個のパルスを送信し次いでM−K+2番目に上記第一
の送受信アンテナから最初に送信するパルスと同一の周
波数のパルスを送信し再び上記一定の周波数幅で単調に
増加あるいは減少する順番にK−2個のパルスを送信す
るステップ。
装置のパルス送受信方法は、請求項4記載の偏波レーダ
装置のパルス送受信方法のパルスを送信するステップ
が、以下であることを特徴とする、互いに異なる偏波特
性を有する第一の送受信アンテナと第二の送受信アンテ
ナとから、同時に、上記第一の送受信アンテナからは、
周波数が一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する
順番に2N個(Nは整数)のパルスを送信するととも
に、上記第二の送受信アンテナからは、上記第一の送受
信アンテナからN+1番目に送信するパルスと同一の周
波数を最初に送信し次いで上記一定の周波数幅で単調に
増加あるいは減少する順番にN−1個のパルスを送信し
次いでN+1番目に上記第一の送受信アンテナから最初
に送信するパルスと同一の周波数のパルスを送信し再び
上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番
にN−1個のパルスを送信するステップ。
の偏波レーダ装置の実施の形態1を示す構成ブロック図
である。図1において、31と32は複数のパルスを送
信する送信機、33と34は後述の制御回路36から入
力される周波数制御信号に基づいて周波数を設定した信
号を出力するステップ周波数発振器、35は送信機31
と送信機32に対してトリガ信号を発生するパルス変調
器である。
器、39は送受切換器37を介して送信機31から送信
される複数のパルスを空間に放射し、また目標から反射
されたパルスを受ける第一偏波送信アンテナ、40は送
受切換器38を介して送信機32から送信される複数の
パルスを空間に放射し、また目標から反射されたパルス
を受ける第二偏波送信アンテナ、43は第一偏波送信ア
ンテナ39と第二偏波送信アンテナ40から送信され、
目標から反射されたパルスを受信して受信信号として出
力する受信機、44はアンテナ40からのパルスを受信
して受信信号として出力する受信機、45は受信機43
と受信機44からの受信信号を記憶するメモリ、46は
メモリ45から読み出されたデータを逆フーリエ変換し
てレンジプロフィールを求める逆フーリエ変換回路であ
る。制御回路36はステップ周波数発振器33と34に
対して周波数制御信号を出力するとともに、メモリ45
に対して送信周波数データを出力する。47は上述の制
御回路36、メモリ45および逆フーリエ変換回路46
を備えた信号処理器である。
示す構成ブロック図である。なお、受信機44について
も同様の構成であるので説明を省く。図3において、4
31は高周波増幅器、432aと432bはミキサ、4
33aと433bは帯域通過フィルタ、434aと43
4bは中間周波増幅器、435aと435bは位相検波
器、436aと436bは低域通過フィルタ、437は
A/D変換器であり、その他は図1と同様である。
発明の偏波レーダ装置の実施の形態1の動作について説
明する。ステップ周波数発振器33と34は、制御回路
36から入力される周波数制御信号に基づいてそれぞれ
周波数を設定した局部発振器信号を同時に出力する。た
だし、制御回路36は、ステップ周波数発振器33と3
4が出力する信号の周波数が互いに異なるように、周波
数制御信号を制御する。例えば、送信パルスの周波数は
以下の式(3),式(4),式(5)のように設定する
ことができる。
階的に変化するように、周波数制御信号を制御して、ス
テップ周波数発振器33に出力する。この時、第m番目
に送信されるパルスの周波数F1(m)は、周波数初期
値をFo、周波数ステップ値を△Fとして、下記の式
(3)に基づいて設定される。但し、m=1,2,・・
・,Mであり、Mは送信パルス数である。
制御して、ステップ周波数発振器34から、第m番目に
送信されるパルスの周波数F2(m)を下記の式
(4),式(5)で表される周波数に設定する。式
(4),式(5)において、Kは2以上、M以下の整数
である。
の出力を増幅し、パルス変調器35の送信トリガ信号に
同期して、周期Tでパルスを繰り返し生成して出力す
る。同時に、送信機32は、ステップ周波数発振器34
の出力を増幅し、パルス変調器35の送信トリガ信号に
同期して、周期Tでパルスを繰り返し生成して出力す
る。送信機31から出力されたパルスは、送受切換器3
7を介して第一偏波送受信アンテナ39に給電され、第
一偏波送受信アンテナ39より空間に放射される。これ
と同時に、送信機32から出力されたパルスは、送受切
換器38を介して第二偏波送受信アンテナ40に給電さ
れ、第二偏波送受信アンテナ40より空間に放射され
る。(ST1)
9よりM個のパルスが周期T秒で放射される様子を、M
=8、K=2の場合を例にとって横軸を時刻、縦軸を各
パルスの周波数にして示した図である。また、図2
(b)は、同様に第二偏波送受信アンテナ40よりM個
のパルスが周期T秒で放射される様子を示している。図
2に示すパルス列が一回の観測に用いるパルスの一組で
ある。第一偏波送受信アンテナ39と、第二偏波送受信
アンテナ40はm番目のパルスを同時に送信するため、
一回の観測はMT秒の時間で行うことができる。
二偏波送受信アンテナ40は、目標から反射されたパル
スを受信する。この際、いずれのアンテナにおいても、
第一偏波送受信アンテナ39と第二偏波送受信アンテナ
40から同時に送信されたパルスが目標で反射されたパ
ルスを同時に受信するため、受信機43と受信機44に
おいては、同時に受信したこれらのパルスを分離する必
要がある。この実施の形態1の構成においては、第一偏
波送受信アンテナ39と第二偏波送受信アンテナ40が
送信したパルスの周波数が異なることを利用し、以下に
説明する図3の受信機を介してこれらのパルスを分離す
る。(ST2)
について概要を説明する。なお、受信機44についても
同様であるので説明を省く。第一偏波送受信アンテナ3
9から、送受切換器37を介して受信機43に送られた
受信パルスは、まず高周波増幅器431に送られる。高
周波増幅器431は入力された受信パルスの振幅を増幅
してミキサ432aと432bに送る。ミキサ432a
と432bは、それぞれステップ周波数発振器33と3
4から出力される局部発振器信号と受信信号を混合し
て、受信信号の周波数を中間周波数帯に変換して出力す
る。ステップ周波数発振器33から出力される局部発振
器信号は第一偏波送受信アンテナ39から送信されるパ
ルスの周波数に対応しているため、ミキサ432aから
出力され、帯域通過フィルタ433aを通過した信号
は、第一偏波送受信アンテナ39から送信されて、目標
で反射したエコーの成分である。同様に、ステップ周波
数発振器34から出力される局部発振器信号は第二偏波
送受信アンテナ40から送信されるパルスの周波数に対
応しているため、ミキサ432bから出力され、帯域通
過フィルタ433bを通過した信号は、第二偏波送受信
アンテナ40から送信されて、目標で反射したエコーの
成分である。
と第二偏波送受信アンテナ40とから同時に送信されて
目標で反射され、第一偏波送受信アンテナによって同時
に受信された二つのパルスは分離されて、それぞれ、帯
域通過フィルタ433aと433bの出力信号に現れ
る。
bの出力信号は、それぞれ中間周波増幅器434aと4
34bへ送られる。中間周波増幅器434aと434b
によって増幅された信号はそれぞれ位相検波器435a
と435bに入力される。位相検波器435aと435
bは、入力された信号の位相検波を行い、I信号とQ信
号をそれぞれ出力する。位相検波器435aと435b
による位相検波後の信号は、それぞれ低域通過フィルタ
436aと436bを通過した後、A/D変換器437
によって、ディジタル信号に変換されて、受信機43の
出力として出力される。(ST3)
は、観測対象の反射強度S11(m), S12(m)に対応
した受信信号である。ここで、Sij(m)は、第j偏波
送受信アンテナで送信されたm番目のパルスが第i偏波
送受信アンテナで受信して観測された観測対象の反射係
数を表す。また、受信機44は受信機43と同様な動作
をし、受信機44の出力信号は、観測対象の反射強度S
21(m), S22(m)に対応した受信信号である。特
に、第一偏波送受信アンテナ39と第二偏波送受信アン
テナ40の偏波特性が互いに直交する場合は、S11
(m), S12(m), S21(m), S22(m)は、周知
のように、観測対象の散乱行列の各成分を表す。
を、制御回路36より入力された送信周波数データとと
もにメモリ45に記憶する。次いで、信号処理器47
は、メモリ45に記憶された受信信号を各偏波チャネル
(ここでは、送受偏波の組み合わせのことを偏波チャネ
ルと呼ぶ)、各送信周波数毎に読み出し、これらのデー
タを逆フーリエ変換回路46に送る。逆フーリエ変換回
路46は、入力された受信信号に対して逆フーリエ変換
処理を実行し、各偏波チャネル毎に目標のレンジプロフ
ァイルを合成する。(ST4)
の実施の形態1の構成においては、第一偏波送受信アン
テナ39と第二偏波送受信アンテナ40から同時に送信
されるパルスの周波数が互いに異なっていればよいが、
ステップ周波数発振器34から、送信されるパルスの数
Mが偶数で、M=2N(Nは整数)と表すことができる
場合は、第m番目に送信されるパルスの周波数F2
(m)を以下の式(6),式(7)で表される周波数に
設定することによって、第一偏波送受信アンテナ39と
第二偏波送受信アンテナ40から同時に送信されるパル
スの周波数差を一定に保つことができる。
形態2の動作を説明するための図である。式(6),式
(7)のように周波数を設定した場合の各パルスの周波
数を、M=8(N=4)の場合を例にとって示した図で
ある。図4(a)は第一偏波送受信アンテナ39よりM
(=2N)個のパルスが周期T秒で放射される様子を、
横軸を時刻、縦軸を各パルスの周波数にして示した図で
あって、図2(a)と同一である。また、図4(b)
は、同様に第二偏波送受信アンテナ40よりM(=2
N)個のパルスが式(6),式(7)によって設定され
た周波数で、周期T秒で放射される様子を示している。
よれば、偏波レーダとステップ周波数方式とを組合わせ
て、偏波レーダの距離分解能を向上する際に、一回の観
測に2MT秒かかっていたものを、MT秒に短縮するこ
とができるとともに、観測対象とレーダ位置の相対位置
が動揺するような場合も距離分解能の劣化を抑えること
ができる。
ダ装置のパルス送受信方法の実施の形態3を説明するフ
ローチャートである。以下のステップを備えたことを特
徴とする偏波レーダ装置のパルス送受信方法である。先
ず、ステップ1では、互いに異なる偏波特性を有する第
一偏波送信アンテナと第二偏波送信アンテナから同時に
互いに異なる周波数のパルスを送信し、かつ周波数を階
段的に変化させて順番にパルスを送信し、次にステップ
2では、目標から反射されたパルスを上記第一偏波送信
アンテナと第二偏波送信アンテナで受信し、これらの受
信パルスを周波数によって分離し、次にステップ3で
は、上記分類された各受信パルスを中間周波信号に周波
数変換し、更に位相検波、A/D変換をして受信信号を
得て、次にステップ4では、上記受信信号を逆フーリェ
変換してレンジプロフィールを求めるものである。
は、この発明の偏波レーダ装置のパルス送受信方法の実
施の形態3のステップ1の送信するステップとして以下
のステップを備えたことを特徴とするものである。図2
と図5及び式(3),式(4),式(5)を参照して、
互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと
第二の送受信アンテナのうち、上記第一の送受信アンテ
ナからは、周波数が一定の周波数幅で単調に増加あるい
は減少する順番にM個(Mは整数)のパルスを送信する
とともに、同時に、上記第二の送受信アンテナからは、
上記第一の送受信アンテナからK番目(Kは2以上、M
以下の整数)に送信するパルスと同一の周波数を最初に
送信し、次いで上記一定の周波数幅で単調に増加あるい
は減少する順番にM−K個のパルスを送信し、次いでM
−K+2番目に上記第一の送受信アンテナから最初に送
信するパルスと同一の周波数のパルスを送信し、再び上
記一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番に
K−2個のパルスを送信するものである。
は、この発明の偏波レーダ装置のパルス送受信方法の実
施の形態3のステップ1の送信するステップとして以下
のステップを備えたことを特徴とするものである。図4
と図5及び式(3),式(6),式(7)を参照して、
互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと
第二の送受信アンテナのうち、上記第一の送受信アンテ
ナからは、周波数が一定の周波数幅で単調に増加あるい
は減少する順番に2N個(Nは整数)のパルスを送信す
るとともに、同時に上記第二の送受信アンテナからは、
上記第一の送受信アンテナからN+1番目に送信するパ
ルスと同一の周波数を最初に送信し、次いで上記一定の
周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にN−1個
のパルスを送信し、次いでN+1番目に上記第一の送受
信アンテナから最初に送信するパルスと同一の周波数の
パルスを送信し、再び上記一定の周波数幅で単調に増加
あるいは減少する順番にN−1個のパルスを送信するも
のである。
よれば、互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信ア
ンテナと第二の送受信アンテナとから同時に互いに異な
る周波数のパルスを送信しかつ上記周波数を段階的に変
化させてパルスを複数回送信する送信機と、目標から反
射されたパルスを上記第一の送受信アンテナおよび上記
第二の送受信アンテナで受信し上記受信パルスを周波数
によって分離後に中間周波信号に周波数変換し位相検波
した受信信号をA/D変換して出力する受信機と、上記
受信信号をメモリを介して逆フーリエ変換によってレン
ジプロフィールを求める信号処理手段と、を備えること
により、観測時間の短縮を図り、また、観測対象とレー
ダ装置の相対位置が動揺するような場合も距離分解能の
劣化を抑えた、偏波レーダ装置を得ることができる。
求項1記載の偏波レーダ装置における送信機が、上記第
一の送受信アンテナからは、周波数が一定の周波数幅で
単調に増加あるいは減少する順番にM個(Mは整数)の
パルスを送信するとともに、同時に、上記第二の送受信
アンテナからは、上記第一の送受信アンテナからK番目
(Kは2以上、M以下の整数)に送信するパルスと同一
の周波数を最初に送信し、次いで上記一定の周波数幅で
単調に増加あるいは減少する順番にM−K個のパルスを
送信し、次いでM−K+2番目に上記第一の送受信アン
テナから最初に送信するパルスと同一の周波数のパルス
を送信し、再び上記一定の周波数幅で単調に増加あるい
は減少する順番にK−2個のパルスを送信することによ
り、観測時間の短縮を図り、また、観測対象とレーダ装
置の相対位置が動揺するような場合も距離分解能の劣化
を抑えた、偏波レーダ装置を得ることができる。
求項1記載の偏波レーダ装置における送信機が、上記第
一の送受信アンテナからは、周波数が一定の周波数幅で
単調に増加あるいは減少する順番に2N個(Nは整数)
のパルスを送信し、同時に、上記第二の送受信アンテナ
からは、上記第一の送受信アンテナからN+1番目に送
信するパルスと同一の周波数を最初に送信し次いで上記
一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にN
−1個のパルスを送信し次いでN+1番目に上記第一の
送受信アンテナから最初に送信するパルスと同一の周波
数のパルスを送信し再び上記一定の周波数幅で単調に増
加あるいは減少する順番にN−1個のパルスを送信する
ことにより、観測時間の短縮を図り、また、観測対象と
レーダ装置の相対位置が動揺するような場合も距離分解
能の劣化を抑えた、偏波レーダ装置を得ることができ
る。
求項4記載の偏波レーダ装置のパルス送受信方法は、以
下のステップを備えたことにより、観測時間の短縮を図
り、また、観測対象とレーダ装置の相対位置が動揺する
ような場合も距離分解能の劣化を抑えた、偏波レーダ装
置のパルス送受信方法を得ることができる。先ず、互い
に異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと第二
の送受信アンテナとから、同時に、互いに異なる周波数
のパルスを送信しかつ上記周波数を段階的に変化させて
パルスを複数回送信するステップ、次いで、目標から反
射されたパルスを上記第一の送受信アンテナおよび上記
第二の送受信アンテナで受信してこれらの受信パルスを
周波数によって分離するステップ、次いで、分離された
各受信パルスを中間周波信号に周波数変換しさらに位相
検波しA/D変換して受信信号を得るステップ、次い
で、上記受信信号を逆フーリエ変換してレンジプロフィ
ールを求めるステップ。
求項4記載の偏波レーダ装置のパルス送受信方法のパル
スを送信するステップが、以下のステップを備えたこと
により観測時間の短縮を図り、また、観測対象とレーダ
装置の相対位置が動揺するような場合も距離分解能の劣
化を抑えた、偏波レーダ装置のパルス送受信方法を得る
ことができる。互いに異なる偏波特性を有する第一の送
受信アンテナと第二の送受信アンテナとから、同時に、
上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の周波
数幅で単調に増加あるいは減少する順番にM個(Mは整
数)のパルスを送信するとともに、上記第二の送受信ア
ンテナからは、上記第一の送受信アンテナからK番目
(Kは2以上、M以下の整数)に送信するパルスと同一
の周波数を最初に送信し次いで上記一定の周波数幅で単
調に増加あるいは減少する順番にM−K個のパルスを送
信し次いでM−K+2番目に上記第一の送受信アンテナ
から最初に送信するパルスと同一の周波数のパルスを送
信し再び上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは減少
する順番にK−2個のパルスを送信するステップ。
求項4記載の偏波レーダ装置のパルス送受信方法のパル
スを送信するステップが、以下のステツプを備えたこと
により、観測時間の短縮を図り、また、観測対象とレー
ダ装置の相対位置が動揺するような場合も距離分解能の
劣化を抑えた、偏波レーダ装置のパルス送受信方法を得
ることができる。互いに異なる偏波特性を有する第一の
送受信アンテナと第二の送受信アンテナとから、同時
に、上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の
周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番に2N個
(Nは整数)のパルスを送信するとともに、上記第二の
送受信アンテナからは、上記第一の送受信アンテナから
N+1番目に送信するパルスと同一の周波数を最初に送
信し次いで上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは減
少する順番にN−1個のパルスを送信し次いでN+1番
目に上記第一の送受信アンテナから最初に送信するパル
スと同一の周波数のパルスを送信し再び上記一定の周波
数幅で単調に増加あるいは減少する順番にN−1個のパ
ルスを送信するステップ。
示す構成ブロック図である。
ク図である。
動作を説明するための図である。
法の実施の形態3を説明するフローチャートである。
す構成ブロック図である。
である。
式を組合わせた場合の動作を説明するための図である。
周波数発振器、 34 ステップ周波数発振器、
35 パルス変調器、 36 制御回路、37 送受
切替器、 38 送受切替器、 39 第一偏波送
受信アンテナ、 40 第二偏波送受信アンテナ、
43 受信機、 44 受信機、 45 メモ
リ、 46 逆フーリエ変換回路、 47 信号処
理器、431 高周波増幅器、 432 ミキサ、
433 帯域通過フィルタ、 434 中間周波増
幅器、 435 位相検波器、 436 低域通過
フィルタ、 437 A/D変換器。
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに異なる偏波特性を有する第一の送
受信アンテナと第二の送受信アンテナと、上記第一の送
受信アンテナと上記第二の送受信アンテナとから同時に
互いに異なる周波数のパルスを送信しかつ上記周波数を
段階的に変化させてパルスを複数回送信する送信機と、
目標から反射されたパルスを上記第一の送受信アンテナ
および上記第二の送受信アンテナで受信し上記受信パル
スを周波数によって分離した後に中間周波信号に周波数
変換し位相検波した受信信号をA/D変換して出力する
受信機と、上記受信信号をメモリに蓄積しその蓄積され
た上記受信信号から逆フーリエ変換によってレンジプロ
フィールを求める信号処理手段と、を備えることを特徴
とする偏波レーダ装置。 - 【請求項2】 上記送信機は、 上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の周波
数幅で単調に増加あるいは減少する順番にM個(Mは整
数)のパルスを送信するとともに、同時に、上記第二の
送受信アンテナからは、上記第一の送受信アンテナから
K番目(Kは2以上、M以下の整数)に送信するパルス
と同一の周波数を最初に送信し次いで上記一定の周波数
幅で単調に増加あるいは減少する順番にM−K個のパル
スを送信し次いでM−K+2番目に上記第一の送受信ア
ンテナから最初に送信するパルスと同一の周波数のパル
スを送信し再び上記一定の周波数幅で単調に増加あるい
は減少する順番にK−2個のパルスを送信することを特
徴とする請求項1記載の偏波レーダ装置。 - 【請求項3】 上記送信機は、 上記第一の送受信アンテナからは、周波数が一定の周波
数幅で単調に増加あるいは減少する順番に2N個(Nは
整数)のパルスを送信するとともに、同時に、上記第二
の送受信アンテナからは、上記第一の送受信アンテナか
らN+1番目に送信するパルスと同一の周波数を最初に
送信し次いで上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは
減少する順番にN−1個のパルスを送信し次いでN+1
番目に上記第一の送受信アンテナから最初に送信するパ
ルスと同一の周波数のパルスを送信し再び上記一定の周
波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にN−1個の
パルスを送信することを特徴とする請求項1記載の偏波
レーダ装置。 - 【請求項4】 以下のステップを備えたことを特徴とす
る偏波レーダ装置のパルス送受信方法、 先ず、互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信アン
テナと第二の送受信アンテナとから、同時に互いに異な
る周波数のパルスを送信しかつ上記周波数を段階的に変
化させてパルスを複数回送信するステップ、 次いで、目標から反射されたパルスを上記第一の送受信
アンテナおよび上記第二の送受信アンテナで受信してこ
れらの受信パルスを周波数によって分離するステップ、 次いで、分離された各受信パルスを中間周波信号に周波
数変換しさらに位相検波しA/D変換して受信信号を得
るステップ、 次いで、上記受信信号を逆フーリエ変換してレンジプロ
フィールを求めるステップ。 - 【請求項5】 パルスを送信するステップが以下である
ことを特徴とする請求項4記載の偏波レーダ装置のパル
ス送受信方法、 互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと
第二の送受信アンテナとから、同時に、上記第一の送受
信アンテナからは、周波数が一定の周波数幅で単調に増
加あるいは減少する順番にM個(Mは整数)のパルスを
送信するとともに、上記第二の送受信アンテナからは、
上記第一の送受信アンテナからK番目(Kは2以上、M
以下の整数)に送信するパルスと同一の周波数を最初に
送信し次いで上記一定の周波数幅で単調に増加あるいは
減少する順番にM−K個のパルスを送信し次いでM−K
+2番目に上記第一の送受信アンテナから最初に送信す
るパルスと同一の周波数のパルスを送信し再び上記一定
の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にK−2
個のパルスを送信するステップ。 - 【請求項6】 パルスを送信するステップが以下である
ことを特徴とする請求項4記載の偏波レーダ装置のパル
ス送受信方法、 互いに異なる偏波特性を有する第一の送受信アンテナと
第二の送受信アンテナとから、同時に、上記第一の送受
信アンテナからは、周波数が一定の周波数幅で単調に増
加あるいは減少する順番に2N個(Nは整数)のパルス
を送信するとともに、上記第二の送受信アンテナから
は、上記第一の送受信アンテナからN+1番目に送信す
るパルスと同一の周波数を最初に送信し次いで上記一定
の周波数幅で単調に増加あるいは減少する順番にN−1
個のパルスを送信し次いでN+1番目に上記第一の送受
信アンテナから最初に送信するパルスと同一の周波数の
パルスを送信し再び上記一定の周波数幅で単調に増加あ
るいは減少する順番にN−1個のパルスを送信するステ
ップ。
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