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JP2003208948A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2003208948A
JP2003208948A JP2002006250A JP2002006250A JP2003208948A JP 2003208948 A JP2003208948 A JP 2003208948A JP 2002006250 A JP2002006250 A JP 2002006250A JP 2002006250 A JP2002006250 A JP 2002006250A JP 2003208948 A JP2003208948 A JP 2003208948A
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JP
Japan
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lever
groove
detection member
shaft
shaft portion
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JP2002006250A
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Takashi Tsuchiya
隆 土屋
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーの回動位置を検知する。 【解決手段】 雌コネクタ10は、ハウジング11にカ
バー30を組み付けて構成され、カバー30に設けられ
た軸部37にカム溝44および検知部材50を有するレ
バー40が装着される。検知部材50が待機位置に配さ
れた状態でレバー40が初期位置から嵌合位置まで回動
されると、カム溝44と雄コネクタ20のカムピン23
との係合によりカム作用が発揮されて両コネクタ10,
20が嵌合される。レバー40が嵌合位置に達するまで
の間は、検知部材50のガイドリブ51は軸部37の溝
部38内への進入が規制されるので、検知部材50を検
知位置へ移動させることができない。レバー40が嵌合
位置に達すると、ガイドリブ51の溝部38内への進入
が許容され、これにより検知部材50を検知位置へ移動
させることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー式コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レバー式コネクタとしては、実開
平5−36774号に開示されているものがある。これ
は、例えば雌コネクタにレバーを回動可能に支持すると
ともに、雄コネクタに、レバーのカム溝と係合するカム
ピンを設け、両コネクタを浅く嵌合してカム溝にカムピ
ンを係合させ、その状態でレバーを回動させると、カム
溝とカムピンの係合によるカム作用により、両コネクタ
が引き寄せられて嵌合状態に至るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにレバーを
用いてコネクタ同士を嵌合させるものでは、レバーの回
動操作にある程度の操作力が必要であることから、作業
者がレバーを正規の嵌合位置まで完全に回動させずに、
半嵌合の状態のままで回動操作を途中で終えてしまう、
ということが懸念される。この場合、レバーの回動位置
が正規の嵌合位置から大きく離れていれば、目視によっ
て容易に判別できるのであるが、レバーが正規嵌合位置
の直前の位置に留まっている場合には、正規嵌合位置ま
で回動されたか否かを目視によって判別することは困難
である。本発明は上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、レバーが正規の嵌合位置に嵌合された
ことを容易に確認できるレバー式コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、一方のコネクタに
設けた軸部にレバーを回動可能に装着し、そのレバーを
初期位置から嵌合位置に回動させることによって前記レ
バーと他方のコネクタとの間でカム作用を発揮させて前
記両コネクタを嵌合させるレバー式コネクタであって、
前記レバーには前記軸部に向かう方向に移動可能とされ
た検知部材が装着されるとともに、この検知部材に前記
レバーが前記嵌合位置に達した場合に前記軸部との間で
凹凸係合可能な規制凸部或いは溝部が形成されていると
ころに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のレバ
ー式コネクタであって、前記規制凸部が前記検知部材に
形成され、その規制凸部が前記軸部に形成された溝部に
係合するようにされているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載のレバ
ー式コネクタであって、前記レバーには前記検知部材の
規制凸部を前記軸部の溝部に案内するためのガイド溝が
形成され、前記レバーが嵌合位置に達した場合に前記溝
部と前記ガイド溝とが一直線上に並んで連続するように
なっているところに特徴を有する。
【0007】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のレバー式コネクタであって、前記
検知部材およびレバーには、前記検知部材を前記軸部か
ら離れた位置に保持するための待機位置係合部が形成さ
れているところに特徴を有する。
【0008】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載のレバー式コネクタであって、前記
検知部材およびレバーには、前記検知部材と前記軸部と
間の凹凸係合を保持するための検知位置係合部が形成さ
れているところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】上記請求項1の発明によれば、
レバーが嵌合位置に達していなければ、検知部材の規制
凸部あるいは溝部と軸部とは凹凸係合することができな
いため、検知部材を軸部に向かう方向に移動させようと
しても移動させることができない。もってレバーが嵌合
位置に至らず両コネクタが半嵌合状態であることが検知
される。一方、レバーが嵌合位置まで回動していれば、
検知部材の規制凸部あるいは溝部と軸部とは凹凸係合が
可能となるため、検知部材を軸部に向かう方向に移動さ
せることができる。もって両コネクタが正規に嵌合した
ことが検知される。すなわち、検知部材の軸部に向かう
方向への移動の可否に基づいてレバーの回動位置を容易
に判別することができるという効果を奏する。
【0010】また、請求項2の発明によれば、一方のコ
ネクタに設けられた軸部にレバーを組み付ける際に、軸
部の先端は、検知部材の規制凸部と係合可能とするため
に形成された溝部を狭めることにより径が窄まる方向に
弾性変形可能であるから、軸部の先端をレバーの孔内に
容易に貫通させることができ、組み付け作業が容易にな
るという作用効果を奏する。
【0011】請求項3の発明によれば、レバーが嵌合位
置に達した場合には、検知部材の規制凸部はガイド溝に
案内されつつガイド溝と一直線上に並んで連続された軸
部の溝部内へ進入可能となり、検知部材を軸部に向かう
方向に速やかかつ確実に移動させることができるという
作用効果を奏する。
【0012】また請求項4の発明によれば、検知部材は
軸部から離れた位置にある場合に待機位置係合部により
レバーと係合された状態となるから、レバーに対する位
置が安定的に保持される。すなわち、レバーの回動動作
の最中にその回動動作が検知部材によって妨げられるこ
とが確実に防止される。
【0013】さらに請求項5の発明によれば、両コネク
タが嵌合されて検知部材の規制凸部あるいは溝部と軸部
とが凹凸係合された場合に、検知部材は検知位置係合部
によりレバーと係合されるから、検知部材のレバーに対
する位置が二重にロックされた状態となる。すなわち、
誤ってレバーに嵌合を解除する方向の力が働いた場合で
も、嵌合が解除されることを確実に防止するという作用
効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】上記本発明の一実施形態を図1な
いし図9によって説明する。この実施形態に示すレバー
式コネクタは、互いに嵌合及び離脱が可能な雌雄コネク
タ10,20と、雌コネクタ10に組み付けられるレバ
ー40と、レバー40に装着されてレバー40の回動状
態を検知するための検知部材50とから構成されてい
る。なお、以下では、両コネクタ10,20における嵌
合面側を前方とし、また左右の記載については図1ない
し図7を基準とし、また上下の記載については図1ない
し図7の紙面と直行する方向を基準として説明する。
【0015】雄コネクタ20は、図1に示すように、雌
コネクタ10内に嵌合可能な前方に開口する角筒状のフ
ード部21を有しており、フード部21内に複数の端子
22を突設した構成となっている。フード部21のうち
横長部分の上下外面には、略円柱状のカムピン23がそ
れぞれ1本ずつ立てられている。
【0016】雌コネクタ10は、図1及び図2に示すよ
うに、雄コネクタ20の端子22と導通接続可能な端子
金具(図示せず)を複数本収容するハウジング11と、
ハウジング11に対して後方から被せ付けられるカバー
30とを備えている。ハウジング11は、各端子金具を
後方から挿入可能なキャビティ(図示せず)を複数室有
する端子収容部12と、この端子収容部12を前方に突
出させた状態でその周囲を取り囲む外筒部13とから構
成され、端子収容部12と外筒部13との間に前方から
雄コネクタ20のフード部21が嵌合可能とされてい
る。
【0017】カバー30は、図2に示すように、前面及
び右側面が開口する略箱形に形成されており、ハウジン
グ11の後部の上下面及び左側面を取り囲む3枚の壁か
らなる周壁31と、周壁31の後端を連結する後壁32
とから構成されている。周壁31の上下面左側には、ハ
ウジング11の上下面左側後部に形成された保持突片1
4を係止可能なスライド部33が形成されており、これ
によりハウジング11に対する前後方向のカバー30の
保持が図られる。また、周壁31の上下面右側および左
側に形成された切欠部34,35内に、ハウジング11
の上下面後部に形成された保持突部15,16をそれぞ
れ当接させることにより、ハウジング11に対する左右
方向のカバー30の保持が図られる。カバー30内で
は、ハウジング11の後面側から導出された電線が屈曲
されてカバー30の右側の開口部分を通して外部に引き
出し可能となっている。なお、カバー30の後端部左側
は傾斜状に切り欠かれた逃がし部36となっており、後
述するようにレバー40を逃がすことが可能となってい
る。
【0018】さらに、周壁31の横長部分の上下外面に
おける中央部分には、レバー40を軸支するための略円
柱状の軸部37がそれぞれ立てられている。この軸部3
7は、図9に示すように、先端部が基部側より膨出して
径大部37Aとされており、その先端面には前後方向に
のびる溝部38が形成されている。
【0019】一方、レバー40は、上下一対の板状のア
ーム部41,41の端部を操作部42によって連結する
ことで全体が略門形をなしており、両アーム部41,4
1のほぼ中心位置にそれぞれ穿設した孔部43を軸部3
6に嵌合させることで、カバー30に対して幅方向と平
行に回動可能に支持される。また、アーム部41の前記
操作部42とは孔部43をはさんで反対側には、雄コネ
クタ20のカムピン23と係合可能なカム溝44が形成
されるとともに、このカム溝44の図中前方側の端部に
は、雄コネクタ20のカムピン23をカム溝44内に係
合させるための係合溝44aが内面側に形成されてい
る。また、孔部43の周囲は周辺領域から内側に凹んで
係止凹部43Aとされており(図9参照)、軸部37の
径大部37Aを係止して抜け止めを行う。さらに、係止
凹部43Aの一部からガイド溝45がアーム部41の端
部にむかって放射状に延びている。このガイド溝45
は、レバー40が嵌合位置に達した場合に、軸部37の
溝部38と一直線上に並ぶ位置となるように形成されて
いる。また、ガイド溝45に沿ってその両側には、周囲
から内側に凹むように保持凹部46,46が形成されて
いるとともに、この保持凹部46,46のガイド溝45
を挟んだ外側端部からL字状に切り起こされるように保
持片47,47が形成されており、保持凹部46,46
の上方を覆っている。なお、これら保持片47,47の
一方の上面には、その長手方向に沿って、後述する検知
部材50の係合突部56が係合するための待機位置保持
孔48と検知位置保持孔49とが穿設されている。
【0020】なおこのレバー40は、軸部37の先端
を、溝部38を狭めて径が窄まる方向に弾性変形させる
ことで孔部43内に貫通させるとともに径大部37Aを
係止凹部43Aに係止させることによって雌コネクタ1
0に取り付けられ(図9参照)、操作部42をカバー3
0の後壁32に当接させる初期位置(図4)と、操作部
42をカバー30の逃がし部36内に位置させる嵌合位
置(図6)との間で、軸部37を支点として回動可能と
なっている。
【0021】検知部材50は、図2および図3に示すよ
うに、保持片47,47間より若干小さい幅寸法の略ホ
ームベース型の板状部材であり、その下面側の中心線に
沿って、上記レバー40のガイド溝45内に嵌め込まれ
るためのガイドリブ51(本発明の規制凸部に相当)が
設けられている。また、ガイドリブ51を挟んだ左右両
端部は図3中下面側に凹むように形成されており、上記
レバー40の保持凹部46と保持片47との間に挟まれ
る被保持部52とされている。さらに、その一方側の被
保持部52は下面の一端部が切り欠かれるとともに、そ
の切り欠き部53の端縁部からガイドリブ51と平行に
切り込み54が入れられることにより、片持ち状で弾性
変形可能な弾性片55が形成されている。さらに、この
弾性片55の先端部上面には、上述したレバー40の待
機位置保持孔48あるいは検知位置保持孔49と係合す
るための係合突部56が設けられている。
【0022】この検知部材50は、レバー40が初期位
置(図4参照)から嵌合位置に達するまでの間(図5お
よび図6参照)は、係合突部56が待機位置保持孔48
と係合状態とされることにより、待機位置に安定的に保
持される。レバー40の回動操作が終了し、レバー40
が嵌合位置に達した場合には、係合突部56と待機位置
保持孔48との係合を解除し、ガイドリブ51をガイド
溝45に沿って軸部37側に移動させて軸部37の溝部
38内へ進入させるとともに、係合突部56を検知位置
保持孔49と係合させることにより、検知位置にロック
される(図7参照)。
【0023】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。雌コネクタ10にレバ
ー40を組み付けるには、まず、カバー30に対してレ
バー40を挟み込むようにして装着して、初期位置に保
持しておく(図1参照)。このとき、カバー30の軸部
37の先端には溝部38が形成されているため、この溝
部38を狭めて径が窄まる方向に弾性変形させることに
より軸部37をレバー40の孔部43内に簡単に貫通さ
せることができる。また、検知部材50は、係合突部5
6を待機位置保持孔48と係合させることにより、待機
位置としておく。
【0024】続いて両コネクタ10,20の嵌合作業を
行う。まず雌コネクタ10に対して雄コネクタ20のフ
ード部21を軽く嵌合させて、図4に示すように、カム
ピン23をレバー40の係合溝44aからカム溝44内
に進入させる。この状態から操作部42を概ね左側へ変
位させるよう操作して、レバー40を嵌合位置側へ回動
させる。レバー40の回動に伴って、図4ないし図6に
示すように、カムピン23がカム溝44内を移動するこ
とによりカム作用が発揮され、もって雄コネクタ20が
雌コネクタ10側へ引き込まれる。
【0025】この回動過程では、軸部37の溝部38と
レバー40のガイド溝45とは、一直線上からずれた位
置にある。従って、例えばレバー40が嵌合位置に至る
直前であるにも拘わらず、作業者が嵌合位置に至ったと
勘違いして検知部材50を移動させようとした場合で
も、検知部材50のガイドリブ51が軸部37の溝部3
8内に進入することができずに軸部37の側面に突き当
たり、検知部材50の移動が規制されるので、両コネク
タ10,20が半嵌合であることが検知される(図8
(a)参照)。
【0026】そして、レバー40が嵌合位置に達する
と、図6に示すように、カムピン23がカム溝44の後
端に配される。これにより両コネクタ10,20が正規
深さまで嵌合される。このとき、レバー40のガイド溝
45は軸部37の溝部38と整合する位置に配され、検
知部材50のガイドリブ51は溝部38内への進入が許
容される状態となる。
【0027】レバー40を回動し終えたら、検知部材5
0を移動させる作業を行う。検知部材50の係合突部5
6を押圧操作して待機位置保持孔48との係合を解除さ
せ、検知部材50を軸部37側へ移動させる。すると、
ガイドリブ51がガイド溝45に案内されつつ一直線上
に配された軸部37の溝部38内へ進入し、やがて検知
位置に達する。この時、検知部材50の係合突部56は
レバー40の検知位置保持孔49内に係合し、ロックさ
れる(図8(b)参照)。
【0028】このように検知部材50が検知位置へ移動
できることをもって、レバー40が嵌合位置まで回動し
ており、両コネクタ10,20が正規嵌合したことが検
知される。このとき作業者は、検知部材50の上下位置
を後方から目視により容易に確認することができる。ま
た、この検知位置では、上述したように、検知部材50
の係合突部56とレバー40の検知位置保持孔49とが
係合状態にあるので、正規嵌合状態において誤ってレバ
ー40を嵌合位置から初期位置側へ回動させるような力
が作用した場合でも、検知部材50の待機位置への後退
すなわちガイドリブ51と溝部38との係止解除が規制
されることで、レバー40は回動動作が二重に規制され
る。これにより、両コネクタ10,20を正規嵌合状態
に強固に保持できる。なお、両コネクタ10,20を取
り外すには、検知部材50の係合突部56を押圧操作す
ることにより検知位置保持孔49との係合を解除させ、
検知部材50を検知位置から待機位置へ移動させた後、
レバー40を嵌合位置から初期位置側へ回動させること
で両コネクタ10,20を離脱させるようにする。
【0029】以上説明したように本実施形態によれば、
レバー40が嵌合位置に達するまでは、検知部材50の
ガイドリブ51が軸部37の側面に突き当たることで移
動が規制され、レバー40が嵌合位置に達したときに
は、検知部材50のガイドリブ51は軸部37の溝部3
8と整合する位置に配され溝部内への移動が許容され
る。したがって、検知部材50を待機位置から検知位置
に移動させることができるか否かによって、レバー40
の回動位置を容易に判別することができ、もって両コネ
クタ10,20の嵌合状態を検知することができる。
【0030】しかも、レバー40をコネクタ10に組み
付ける際には、軸部37の溝部38の幅を狭めることに
より軸部37先端を径が窄まる方向に弾性変形させるこ
とができるから、レバー40のコネクタ10への組み付
け作業が容易になる。
【0031】また、検知部材50は待機位置あるいは検
知位置に配された場合に、それぞれレバー40の保持孔
と係合して安定的に位置が保持されるので、レバーの回
動操作の妨げとなることがなく、また嵌合位置のレバー
40をロックしてコネクタ10,20の嵌合を安定的に
保持することができる。
【0032】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、検知部材に規制凸部(ガイド
リブ)を形成するとともに軸部に溝部を形成する構成と
したが、これとは反対に、検知部材に溝部を形成し、軸
部に規制凸部を形成する構成としてもよい。 (2)上記実施形態では、規制凸部をリブとして構成し
たが、これに限らず、単なる棒状の凸部としてもよい。 (3)レバーをカバーに装着するのではなく、ハウジン
グに装着するものにも本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るレバー式コネクタの
平面図
【図2】同じくカバーの平面図
【図3】同じく検知部材の斜視図
【図4】レバーを初期位置に配置し両コネクタの嵌合を
開始させた状態の平面図
【図5】レバーを回動させて両コネクタを嵌合させる過
程の平面図
【図6】レバーが嵌合位置に達し両コネクタが嵌合され
た状態の平面図
【図7】検知部材を検知位置へ移動させた状態の平面図
【図8】(a)レバーが嵌合位置に達する前に検知部材
を検知位置へ移動させようとした場合の一部拡大平断面
図 (b)レバーが嵌合位置に達した場合に検知部材を検知
位置へ移動させた場合の一部拡大平断面図
【図9】軸部およびレバーの嵌合部位の一部拡大分解斜
視図
【符号の説明】
10...雌コネクタ 20...雄コネクタ 23…カムピン(カム作用) 37…軸部 38…溝部 40…レバー 44…カム溝(カム作用) 46…ガイド溝 48…待機位置保持孔(待機位置係合部) 49…検知位置保持孔(検知位置係合部) 50…検知部材 51…ガイドリブ(規制凸部) 56…係合突部(待機位置および検知位置係合部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタに設けた軸部にレバーを
    回動可能に装着し、そのレバーを初期位置から嵌合位置
    に回動させることによって前記レバーと他方のコネクタ
    との間でカム作用を発揮させて前記両コネクタを嵌合さ
    せるものにおいて、 前記レバーには前記軸部に向かう方向に移動可能とされ
    た検知部材が装着されるとともに、この検知部材に前記
    レバーが前記嵌合位置に達した場合に前記軸部との間で
    凹凸係合可能な規制凸部或いは溝部が形成されているこ
    とを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記規制凸部が前記検知部材に形成さ
    れ、その規制凸部が前記軸部に形成された溝部に係合す
    るようにされていることを特徴とする請求項1に記載の
    レバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記レバーには前記検知部材の規制凸部
    を前記軸部の溝部に案内するためのガイド溝が形成さ
    れ、前記レバーが嵌合位置に達した場合に前記溝部と前
    記ガイド溝とが一直線上に並んで連続するようになって
    いることを特徴とする請求項2に記載のレバー式コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記検知部材およびレバーには、前記検
    知部材を前記軸部から離れた位置に保持するための待機
    位置係合部が形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記検知部材およびレバーには、前記検
    知部材と前記軸部と間の凹凸係合を保持するための検知
    位置係合部が形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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