JP4826376B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記レバーは、一対のアーム部と操作部とから門型をなし、前記カバーに跨って組み付けられるようになっており、前記一対のアーム部は、それぞれ、前記カム溝を有するとともに、前記係合溝を有しており、かつ、前記カバーに回動可能に軸支される軸受け部を有しており、前記アーム部において、前記軸受け部から近い位置に前記カム溝が配置され、前記軸受け部から遠い位置に前記係合溝が配置されているところに特徴を有する。
レバーを回動操作すると、カム溝に沿ってカムピンが移動して両コネクタハウジングの嵌合離脱が進行するとともに、係合溝の内部を係合突部が摺動することで一方のコネクタハウジングに対するカバーの相対的な位置ずれが規制されるから、レバーの回動方向に加わる力によってカバーが一方のコネクタハウジングから外れるのを防止できる。
係合突部は、レバーに対する開き防止壁の内側における収容空間に配置されているから、外部異物から保護されて折損等される事態を回避できる。また、スペースの有効利用を図れる。
<請求項3の発明>
アーム部において、軸受け部からカム溝より遠くに係合溝が配置されているから、係合突部の摺動範囲を大きく確保することができ、係合突部の摺動動作が円滑となる。
一方のコネクタハウジングにカバーを取り付けるに際し、カバーが正規姿勢と反対方向を向いた姿勢をとっていると、レバーの外周縁に設けられた組み付け規制部が係合突部と干渉してそれ以上の組み付け動作を規制するようになっているから、カバーが不正な姿勢で組み付けられるのを回避できる。この場合に、係合突部が、カバーの外れ防止と誤組み付け防止の両機能を兼備することになるから、それぞれに専用構造を設ける場合に比べ、構成を簡素化できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図10によって説明する。本実施形態のコネクタは、雌側ハウジング10(本発明における一方のコネクタハウジングに相当)と、雌側ハウジング10に装着されるカバー30と、カバー30に組み付けられるレバー50と、レバー50によって雌側ハウジング10に嵌合される雄側ハウジング70(本発明における他方のコネクタハウジングに相当)とを備えて構成される。なお、以下の説明において、上下方向については、雌側ハウジング10に対してカバー30が装着される側を上方とし、前後方向については、図1に示す左側を前方とする。
そして、後側の開き防止壁11の内面には、上端寄りの位置に、円柱形の係合突部14が内向きに突出して設けられている。支持壁12には、係合突部14より鉛直下方に、係合突部14の成形に伴う型抜き孔15が開口して形成されている。雌側ハウジング10の上面における前端寄りの位置には、カバー30のロック部31(後述する)を係止可能なロック受け部16が突設されている。ロック受け部16の前面は後方に向かって上り勾配となるテーパ状の案内面21とされ、ロック受け部16の後面は略垂直に切り立つ係止受け面22とされる。
これに対して、レバー50を回動完了位置から初期位置へ戻すには、第3規制部38を上方から押えて係止解除方向に撓み変形させ、その状態でレバー50を初期位置側へ回動させればよい。すると、カムピン72がカム溝54内を戻り方向に移動してカム溝54の入り口側に至るとともに、係合突部14が係合溝57内を戻り方向に移動して係合溝57の導入口59側に至る。よって、そこから両ハウジング10,70を互いに離間する方向に引っ張れば、両ハウジング10,70を互いに離脱させることが可能となる。ここで、レバー50が初期位置と回動完了位置とを変位する間、レバー50と雌側ハウジング10とは、係合突部14が係合溝57の溝面を摺接することで、互いの位置関係を所定位置から変化させることはない。一方、カバー30がレバー50を軸支することから、カバー30と雌側ハウジング10とは、レバー50を介して互いの相対位置が概ね不動に保たれる。
レバー50の回動操作に起因し、カバー30に対してレバー50の回動方向に応力が加わっても、レバー50の回動操作の間、係合溝57の内部を係合突部14が摺動することにより、雌側ハウジング10に対するカバー30の相対的な位置ずれが規制されるから、ロック部31とロック受け部16とによる係止状態を解除させるようなずれ応力が作用することはなく、カバー30が雌側ハウジング10から外れるのを防止できる。
また、アーム部51において、軸受け部53からカム溝54より遠くに係合溝57が配置されているから、係合突部14の移動ストロークを大きく確保することができ、係合突部14の摺動動作の円滑性が担保される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明によれば、実施形態1とは逆に、係合突部がレバーに設けられ、係合溝が雌側ハウジングに設けられるものであってもよい。
(2)本発明によれば、係合突部は雌ハウジングの本体部分における外面に設けられてもよい。
(3)本発明によれば、レバーは全体として一枚板状に形成されるものであってもよい。
(4)本発明によれば、雄側ハウジングにカバーを装着させ、そのカバーにレバーを取り付けてもよい。
14…係合突部
16…ロック受け部
30…カバー
31…ロック部
39…支軸
50…レバー
51…アーム部
52…操作部
54…カム溝
57…係合溝
70…雄側ハウジング(他方のコネクタハウジング)
71…フード部
72…カムピン
90…電線
Claims (4)
- 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには同コネクタハウジングに抜け止め状態で保持されるカバーが装着され、前記カバーには、カム溝を有するレバーが回動可能に組み付けられ、他方のコネクタハウジングには、前記カム溝と係合可能なカムピンが設けられており、前記レバーの回動操作に伴って前記カムピンが前記カム溝に沿って移動することで、前記両コネクタハウジングの嵌合離脱が助勢されるレバー式コネクタにおいて、
前記一方のコネクタハウジングには、係合突部が設けられ、前記レバーには、このレバーの回動軌跡に沿って延出され、前記レバーの回動操作の間、前記係合突部が摺動することで前記一方のコネクタハウジングに対する前記カバーの相対的な位置ずれを規制する係合溝が設けられ、
前記係合溝が弧状に延びる本体溝と前記本体溝の一端から延びて前記レバーの外周縁に開口する導入口とからなり、前記カバーが前記一方のコネクタハウジングに対しスライド移動して装着されるようになっており、前記カバーがスライド移動する過程で、前記導入口を通して前記係合溝内に前記係合突部が導入され、前記カバーが正規装着位置に至ると、前記係合突部が前記本体溝に進入することを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記レバーは、一対のアーム部と操作部とから門型をなし、前記カバーに跨って組み付けられるようになっており、前記一対のアーム部は、それぞれ、前記カム溝を有するとともに、前記係合溝を有しており、
前記一方のコネクタハウジングの外面には、同外面との間に前記アーム部が進入する収容空間を有して、前記アーム部の開きを規制する開き防止壁が設けられており、前記係合突部は、前記開き防止壁の内側における前記収容空間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。 - 前記レバーは、一対のアーム部と操作部とから門型をなし、前記カバーに跨って組み付けられるようになっており、前記一対のアーム部は、それぞれ、前記カム溝を有するとともに、前記係合溝を有しており、かつ、前記カバーに回動可能に軸支される軸受け部を有しており、
前記アーム部において、前記軸受け部から近い位置に前記カム溝が配置され、前記軸受け部から遠い位置に前記係合溝が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタ。 - 前記係合突部は前記一方のコネクタハウジングに設けられるものであり、前記レバーの外周縁には、前記カバーが前記一方のコネクタハウジングに対し正規姿勢と反対方向を向いて組み付けられた場合に、前記係合突部と干渉してそれ以上の組み付け動作を規制する組み付け規制部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載のレバー式コネクタ。
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