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JP2003038240A - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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Publication number
JP2003038240A
JP2003038240A JP2001235115A JP2001235115A JP2003038240A JP 2003038240 A JP2003038240 A JP 2003038240A JP 2001235115 A JP2001235115 A JP 2001235115A JP 2001235115 A JP2001235115 A JP 2001235115A JP 2003038240 A JP2003038240 A JP 2003038240A
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Japan
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washed
person
hair
head
neck
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Application number
JP2001235115A
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English (en)
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JP4550329B2 (ja
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Hideaki Matsunaga
英昭 松永
Masaru Noro
勝 野呂
Takenari Yuki
武成 結城
Tatsuhiko Yoshii
達彦 吉井
Satoshi Nishimura
智 西村
Masatsugu Ito
正継 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takara Belmont Corp, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Takara Belmont Corp
Priority to JP2001235115A priority Critical patent/JP4550329B2/ja
Publication of JP2003038240A publication Critical patent/JP2003038240A/ja
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Publication of JP4550329B2 publication Critical patent/JP4550329B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】髪絡みのない、より快適な自動洗髪を行うこと
ができる自動洗髪機が望まれていた。 【解決手段】上ノズルリンク12および下ノズルリンク
13がそれぞれ洗浄液を噴射する際に、髪の垂れ下がっ
た方向へ向けてだけ洗浄液を噴射するようにする。 【効果】洗浄液の噴射が髪をあたかも櫛ですくように作
用し、髪が絡むことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、温水、シャンプ
ー液、トリートメント液等の洗浄液を髪および頭部に噴
射して自動的に洗髪を行う自動洗髪機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動洗髪機は、温水等を洗髪者の頭およ
び髪に噴射して自動洗髪を行うものである。かかる自動
洗髪機は、良好に洗髪が行える装置として顧客の好評を
博している。しかし、被洗髪者の髪が長い場合等には、
自動洗髪により髪が絡むことがあるという不具合が指摘
されていた。
【0003】また、被洗髪者は仰向け状態で自動洗髪を
受けるが、仰向け姿勢が続いても快適に首が支持される
ような構成にして欲しいとの要望があった。さらに、自
動洗髪中は、洗浄液の噴射音や水跳ね音等が生じるが、
これらの音が洗髪中の被洗髪者の耳に入りにくいように
改善して欲しいとの声もあった。さらには、首をより快
適に洗浄して欲しいといった要望もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述のよ
うな市場の要求に応え、より快適な自動洗髪を行うこと
ができる自動洗髪機を提供することを目的とする。この
発明の具体的な目的の1つは、洗髪時に髪が絡むのを防
止するように改善された自動洗髪機を提供することであ
る。この発明の具体的な他の目的は、仰向け状態の被洗
髪者の首を快適に支持することができるように改良され
た自動洗髪機を提供することである。
【0005】この発明の具体的な他の目的は、洗浄中の
水跳ね音等が被洗髪者の耳に達しにくいように改善され
た自動洗髪機を提供することである。この発明の具体的
なさらに他の目的は、首部分の洗浄作用が改善され、よ
り快適な自動洗髪を行える自動洗髪機を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水
槽を有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う自動洗髪機であ
って、被洗髪者の頭部に沿うように湾曲形状をし、洗浄
液を噴射するための複数個のノズルが配置されていて、
被洗髪者の前頭部に対向する上位置から後頭部に対向す
る下位置までの間を反復移動する上ノズルリンクを有
し、上ノズルリンクが下方へ移動中、被洗髪者の頭部か
ら垂れ下がっている髪と接する位置に達した時から下位
置までの間、および、下位置から上方へと移動中の水平
位置に達するまでの間は、前記ノズルからの洗浄水の噴
射を禁止する噴射制限手段を設けたことを特徴とする自
動洗髪機である。
【0007】請求項2記載の発明は、収容された被洗髪
者のうなじ下方に位置し、洗浄液を噴射するための複数
個のノズルが配置されていて、被洗髪者のうなじから後
頭部および頭部から垂れ下がっている髪へ向けて洗浄液
を噴射するように回動する下ノズルリンクを有し、下ノ
ズルリンクが垂れ下がっている髪の根元から毛先へ向か
って回動している間は前記ノズルから洗浄液を噴射させ
るが、垂れ下がった髪の毛先から根元へ向かって回動し
ている間は前記ノズルからの洗浄液の噴射を禁止する噴
射制限手段を設けたことを特徴とする、請求項1記載の
自動洗髪機である。
【0008】請求項3記載の発明は、被洗髪者の頭部を
仰向けに収容する水槽を有し、洗浄液を噴射して洗髪を
行う自動洗髪機であって、被洗髪者の頭部に沿うように
湾曲形状をし、洗浄液を噴射するための複数個のノズル
が配置されていて、被洗髪者の前頭部に対向する上位置
から後頭部に対向する下位置までの間を反復移動する上
ノズルリンクと、水槽に収容された被洗髪者のうなじ下
方に位置し、洗浄液を噴射するための複数個のノズルが
配置されていて、被洗髪者のうなじに向けて洗浄水を噴
射する下位置から頭から垂れ下がった髪に向けて洗浄水
を噴射する上位置までの間を反復回動する下ノズルリン
クと、上ノズルリンクが上位置のときは下ノズルリンク
は下位置で、上ノズルリンクが下位置まで移動した時に
は下ノズルリンクが上位置まで回動しているように、上
下ノズルリンクの反復動作を連動させるリンク機構と、
上ノズルリンクが下方へ移動中、被洗髪者の頭部から垂
れ下がっている髪と接する位置に達した時から下位置ま
での間は、上ノズルリンクからの洗浄水の噴射を禁止す
ると共に、上ノズルリンクの下方への移動に連動して下
位置から上位置へと回動し、被洗髪者のうなじから後頭
部そして頭部から垂れ下がっている髪に向けて洗浄液を
噴射している下ノズルリンクからの洗浄液の噴射を、上
ノズルリンクの洗浄液の噴射禁止と同期して禁止し、上
ノズルリンクが下位置から上方への移動中の水平位置に
達するまでの間も上ノズルリンクからの洗浄水の噴射を
禁止し、下ノズルリンクが上位置から下位置に向けて回
動する間は下ノズルリンクからの洗浄水の噴射を禁止す
る噴射制限手段とを有することを特徴とする自動洗髪機
である。
【0009】請求項4記載の発明は、上ノズルリンクに
は、被洗髪者の頭部に向けて左右両側から洗浄液が噴射
されるように、上ノズルリンクの長さ方向中央部にノズ
ルは配置されておらず、中央部を中心に左右両側にそれ
ぞれノズルが配置されていることを特徴とする、請求項
1〜3のいずれかに記載の自動洗髪機である。請求項5
記載の発明は、下ノズルリンクは、被洗髪者のうなじ下
方においてほぼ水平に左右方向に延びており、被洗髪者
のうなじ下方の左右両側から洗浄水が噴射されるよう
に、下ノズルリンクの中央部にはノズルは配置されてお
らず、中央部を中心に左右両側にそれぞれノズルが配置
されていることを特徴とする、請求項2〜3のいずれか
に記載の自動洗髪機である。
【0010】請求項6記載の発明は、水槽内に設けら
れ、被洗髪者の頭部に向けて下方から洗浄液を噴射する
固定ノズルと、被洗髪者の頭部から水槽内に垂れ下がる
髪と固定ノズルとの間に設けられ、髪の毛先の向きを変
えて毛先が固定ノズルに接触したり、毛先に向かって洗
浄液が噴射されるのを防ぐための洗浄液が通過自在な保
護ネットと、をさらに有することを特徴とする、請求項
1〜5のいずれかに記載の自動洗髪機である。
【0011】請求項7記載の発明は、仰向けになる被洗
髪者の首を受け止めるネック台と、ネック台から水槽内
へと連なり、被洗髪者の襟足下方に形成された凹部空間
と、凹部空間に備えられ、洗浄液が髪に噴射されること
により髪が凹部空間に進入するのを防止するための進入
防止ネットと、をさらに有することを特徴とする請求項
1〜6のいずれかに記載の自動洗髪機である。請求項8
記載の発明は、水槽の前壁には、被洗髪者の襟足に向け
て洗浄水を噴射するための襟足ノズルが備えられている
ことを特徴とする、請求項7記載の自動洗髪機である。
【0012】請求項9記載の発明は、ネック台に関連し
て設けられ、水槽の前壁から後方(水槽内方)へ回動変
位し、被洗髪者の後頭部を受け止める受部材をさらに有
することを特徴とする、請求項7または8記載の自動洗
髪機である。請求項10記載の発明は、前記受部材は、
被洗髪者の頭部を収容していない状態では閉位置として
水槽前壁に接する状態になるように弾力付勢されている
ことを特徴とする、請求項9記載の自動洗髪機である。
【0013】請求項11記載の発明は、被洗髪者の頭部
を仰向けに収容する水槽を有し、洗浄液を噴射して洗髪
を行う自動洗髪機であって、前記水槽上部には、被洗髪
者の頭部が水槽に収容された時に、被洗髪者の顔を露出
させた状態で水槽の上部を覆うフードが備えられ、フー
ドには、被洗髪者の顔を露出させる切欠が形成され、切
欠に沿って、被洗髪者の顔に接するフェイスシールが取
り付けられており、フェイスシールの少なくとも被洗髪
者の耳に対応する部分には、減音加工が施されているこ
とを特徴とする自動洗髪機である。
【0014】請求項12記載の発明は、前記減音加工
は、フェイスシールの裏面に細かな凹凸または起毛が施
されることで実現されていることを特徴とする、請求項
11記載の自動洗髪機である。請求項13記載の発明
は、前記減音加工は、被洗髪者の耳に対応する部分にリ
ング状のネットを取り付けることで実現されていること
を特徴とする、請求項11記載の自動洗髪機である。
【0015】請求項14記載の発明は、前記フェイスシ
ールの裏面に当板を設け、当板には、洗浄液が被洗髪者
の顔および耳に向かって飛来するのを防止するための返
しが設けられていることを特徴とする、請求項11記載
の自動洗髪機である。請求項15記載の発明は、被洗髪
者の頭部を仰向けに収容する水槽と、被洗髪者の首を支
持するネック台とを有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う
自動洗髪機で自動洗髪をする際に被洗髪者が装着する首
巻きであって、前記ネック台に一辺が接着され、その一
辺と対向する辺は首の形状に沿うように凹湾曲形状をし
ており、当該凹湾曲形状部を被洗髪者の首に巻いて使用
することを特徴とする首巻きである。
【0016】請求項16記載の発明は、被洗髪者の頭部
を仰向けに収容する水槽と、被洗髪者の首を支持するネ
ック台とを有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う自動洗髪
機であって、前記ネック台の水槽側に、弾性材料ででき
た中空部材が備えられ、中空部材には温水供給路がつな
がっており、中空部材には被洗髪者の首に向けて温水を
噴射するための多数の小孔が形成されていることを特徴
とする、自動洗髪機である。
【0017】請求項17記載の発明は、前記ネック台お
よび中空部材の上面はネッククッションで覆われてお
り、当該ネッククッションの表面には水槽方向へ水を誘
導するための誘導用凹凸条が形成されていることを特徴
とする、請求項15記載の自動洗髪機である。請求項1
〜3の構成では、上ノズルリンクおよび下ノズルリンク
がそれぞれ洗浄液を噴射する際に、髪の垂れ下がった方
向へ向けてだけ洗浄液を噴射するようにする。すなわ
ち、頭部から垂れ下がった髪に対して上下ノズルリンク
が髪を持ち上げる方向や髪を絡める方向に洗浄液を噴射
する場合には、洗浄液の噴射を止める。これにより、洗
浄液の噴射が髪をあたかも櫛ですくように作用し、髪が
絡むことがない。
【0018】請求項1および2の構成においては、上ノ
ズルリンクの移動と、下ノズルリンクの回動とを連動さ
せてもよいし、させなくてもよい。一方、請求項3の構
成では、上ノズルリンクが頭から垂れ下がっている髪に
当たり、髪が上ノズルリンクによって逃げ場を失った状
態のときには、上ノズルリンクの移動と連動して回動し
ている下ノズルリンクからの噴射を止めるので、逃げ場
を失った髪に下ノズルリンクから洗浄液が噴射されるこ
となく、髪の絡みが生じない。
【0019】請求項4および5の構成は、被洗髪者の頭
のセンターライン沿いにノズルを配置しない構成であ
り、被洗髪者の頭部の左右両側にノズルを配置する。こ
れにより、ノズルは毛先から毛元の向きに洗浄水を噴射
しないので、髪が絡むことがない。請求項6の構成で
は、毛先に洗浄液を噴射して、髪が絡まるのを防ぐため
に、保護ネットを設けた。保護ネットは、被洗髪者の頭
部から垂れ下がる髪の毛先の向きを変えて、毛先に洗浄
液が当たらないようにする。これにより、洗浄液が噴射
されても髪が絡まることがない。
【0020】請求項7の構成は、被洗髪者の襟足を洗浄
するために形成された凹部空間に髪が入って、絡みがで
きるのを防止する構成である。請求項7の構成では、被
洗髪者の襟足に向けて洗浄水が噴射されるのに必要な凹
部空間は確保しつつ、その凹部空間をネットで覆ったこ
とにより、凹部空間に髪が進入しない。それゆえこの凹
部空間内で髪が絡まることがない。請求項8の構成で
は、上記凹部空間を活用して被洗髪者の襟足を良好に洗
浄できる。
【0021】請求項9の構成では、ネック台に加えて、
被洗髪者の後頭部が受部材で受け止められるから、被洗
髪者の頭部の支持が安定し、より心地よく自動洗髪を受
けることができる。請求項10の構成では、受部材は、
被洗髪者の後頭部を受け止めない時には、水槽前壁に接
するので、受部材が邪魔になることがない。請求項1
1、12、13、14の構成では、フェイスシールの減
音加工により、自動洗髪中に被洗髪者の耳に届く水跳ね
音等が少なくなり、快適に自動洗髪を受けることができ
る。
【0022】請求項15の首巻きを装着することによ
り、万が一にも水槽内の水が首を伝って被洗髪者の身体
に侵入することがなく、被洗髪者の衣服が濡れたり、被
洗髪者が不快な感覚を味わうことがない。請求項16,
17の構成では、首を良好に洗浄できる。以上のよう
に、この発明によれば、市場において改善要求があった
り、より快適な装置のための要件を具備した自動洗髪機
を提供することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の実施形態について具体的に説明をする。図1は、
この発明の一実施形態に係る自動洗髪機1の斜視図であ
る。図2は、自動洗髪機1によって被洗髪者が洗髪を行
っている様子を示す図解的な縦断面図である。図1,2
を参照して、自動洗髪機1は、キャビネット3によって
その外観形状が構成されている。キャビネット3の上面
中央には開閉可能なフード2が備えられている。キャビ
ネット3上面におけるフード2の左側(自動洗髪機1を
正面側から見た時を基準とする。以下の説明においても
同様。)には、手前から順に、ハンドシャワー4、トリ
ートメント容器5およびシャンプー容器6が配置されて
いる。ハンドシャワー4は手で持って引き出すことがで
きる。トリートメント容器5およびシャンプー容器6
は、必要に応じて他の容器と交換可能である。
【0024】キャビネット3上面におけるフード2の右
側にはコントロールプレート7が配置されている。コン
トロールプレート7はキャビネット3の上面とほぼ面一
またはやや凸状になるように取り付けられている。コン
トロールプレート7には自動洗髪機1の運転制御を行う
ための種々のスイッチが備えられている。キャビネット
3上面の、フード2の右後方側にはハンドシャワー用コ
ック8が突設されている。ハンドシャワー用コック8は
キャビネット3の上面に形成された窪み9内に設けられ
ている。
【0025】図1に示すようにフード2を開いた状態で
は、被洗髪者の頭部を仰向けに挿入するための入口10
が現れる。入口10の手前側には被洗髪者の首を乗せる
ためのネック台15が形成されている。入口10は下方
の水槽11に連なっている。水槽11内には、水槽11
の右壁に片持ち支持された上ノズルリンク12および下
ノズルリンク13が備えられている。これら上下ノズル
リンク12,13は、支持部を中心に回動運動(反復運
動)をする。また、水槽11の内壁には、複数個の固定
ノズル14が配置されている。
【0026】自動洗髪は、図2に示すように、被洗髪者
の頭部を仰向けに、被洗髪者の首がネック台15に乗る
ように頭部を水槽11内に収容し、フード2を被せて、
被洗髪者の顔が露出した状態で行われる。自動洗髪で
は、上ノズルリンク12が洗浄水を噴射しながら上下に
反復移動し、下ノズルリンク13が反復回動しながら洗
浄水を噴射し、かつ固定ノズル14が洗浄水を噴射す
る。この実施形態では、後述するように、上ノズルリン
ク12の移動と洗浄水の噴射との関係、および、下ノズ
ルリンク13の回動と洗浄水の噴射との関係が所定の条
件を満たすようにされ、洗浄水の噴射によって髪に絡み
が生じないようにされている。
【0027】図3は、自動洗髪機1の水路図である。自
動洗髪機1では、洗髪用の温水は貯湯タンク45に溜め
られる。そして貯湯タンク45に溜められた温水がポン
プ59で汲み出され、水槽11内に配置された複数のノ
ズル24,26,14,28,29,30および小孔7
1から噴射されて洗髪が行われる。貯湯タンク45への
温水の供給は、ミキシングバルブ41によって行われ
る。ミキシングバルブ41には、外部の水道設備から水
供給部40を経て水が与えられるとともに、外部の給湯
設備から湯供給部42を経て湯が与えられる。水供給部
40は、手動弁、フィルタ、逆止弁、アキュムレータ、
安全弁等をユニット化したものである。同様に、湯供給
部42は、手動弁、フィルタ、逆止弁等をユニット化し
たものである。
【0028】ミキシングバルブ41は、与えられる水と
湯とを混合し、温水にして出力する。この実施形態で
は、ミキシングバルブ41は、モータ39により駆動さ
れる。より具体的には、ミキシングバルブ41には、調
整機構として、水と湯との混合割合を可変するための弁
(図示せず)が備えられており、この弁がモータ39に
よって駆動される。そして弁によって水と湯との混合割
合が調整されることにより、所望の温度の温水が作られ
る。
【0029】ミキシングバルブ41で作られた温水は、
貯湯バルブ43が開かれると、供給管44を介して貯湯
タンク45へ供給される。供給管44には、ミキシング
バルブ41から供給される温水の温度を検知するための
サーミスタ46が備えられている。貯湯タンク45の内
部には、貯湯タンク45に溜められている温水の水量を
検出するための下位水量センサ50および上位水量セン
サ51が備えられている。下位水量センサ50および上
位水量センサ51の出力は、マイクロコンピュータにお
いて、貯湯バルブ43の開閉制御に利用される。これに
より、貯湯タンク45内に常に適量の温水が満たされ得
るようにされている。
【0030】なお、貯湯タンク45の下方位置には、貯
湯タンク45に溜められた温水の温度を検出するための
サーミスタ52が備えられている。貯湯タンク45の上
方位置には、上位水量センサ51で検出される水量以上
に温水が貯湯タンク45内に溜まった場合、その余分な
温水を貯湯タンク45の外部へ溢れ出させるための溢水
口53が形成されている。溢水口53の下方にはドレン
パン55が備えられている。溢水口53から溢れ出した
温水はドレンパン55で受け止められ、ドレンパン55
から機外に延びている排水管56を通って機外に排水さ
れる。
【0031】なお、ドレンパン55には、水位センサ5
4が設けられている。これは、排水管56に一旦排水さ
れた温水が逆流等して、ドレンパン55内に温水が満ち
た異常状態を検出するためのものである。ミキシングバ
ルブ41で作られた温水は、また、ハンドシャワー用コ
ック8が開かれると、供給ホース49を介してハンドシ
ャワー4に導かれる。この結果、ハンドシャワー4から
温水を噴射させることができる。
【0032】貯湯タンク45の下方には流出管57の一
端が接続されている。流出管57の他端は、ポンプ59
の吸い込み口に接続されている。ポンプ59はインバー
タ58から交流電流が供給されることによって駆動され
る。ポンプ59が駆動されると、貯湯タンク45に溜め
られていた温水は、流出管57を通って汲み出され、ポ
ンプ59内に吸い込まれる。流出管57の途中部には、
シャンプー供給管61およびトリートメント供給管62
が合流している。シャンプー供給管61は、シャンプー
容器6からシャンプー用ポンプ65を介して流出管57
に接続されている。また、トリートメント供給管62
は、トリートメント容器5からトリートメント用ポンプ
66を介して流出管57に接続されている。
【0033】シャンプー用ポンプ65およびトリートメ
ント用ポンプ66は、管61,62を扱くことによって
シャンプー容器6やトリートメント容器5に収容されて
いるシャンプー液やトリートメント液をそれぞれ汲み出
し、各管61,62を介して送り出すためのものであ
る。この構成において、ポンプ59がインバータ58に
よって駆動される間に、シャンプー用ポンプ65が駆動
されると、シャンプー容器6に収容されているシャンプ
ー液がシャンプー供給管61を介して流出管57に供給
される。その結果、温水にシャンプー液が混入されて、
シャンプー用温水が作られる。
【0034】同様に、ポンプ59が駆動される間に、ト
リートメント用ポンプ66が駆動されると、トリートメ
ント容器5に収容されているトリートメント液がトリー
トメント供給管62を介して流出管57に供給される。
その結果、温水にトリートメント液が混入され、トリー
トメント用温水が作られる。ポンプ59内に吸い込まれ
た温水、シャンプー用温水またはトリートメント用温水
は、ポンプ59の出力側から吐き出される。ポンプ59
の出力側には、複数、たとえば、8つの分路に分かれる
分岐管75が接続されている。
【0035】分岐管75には、フィルタ74が設けら
れ、その下流側の各分路先端には、8つのバルブ、すな
わち、上ノズルバルブ76、下ノズルバルブ77、固定
ノズルバルブ78〜81、排水バルブ82およびネック
バルブ83が接続されている。そして各バルブを介して
管84〜91がそれぞれ接続されている。管84の先端
は、上ノズルリンク12に接続されている。管85の先
端は下ノズルリンク13に接続されている。管86の先
端部は水槽11の側壁外方に配置されており、管86の
先方部には、複数の固定ノズル14が所定間隔で配列さ
れている。管87〜89の先端は、水槽11の側壁に配
置された固定ノズル28,29,31にそれぞれ接続さ
れている。管90の先端は、水槽11の底面下方に連設
された排水トラップ92、排水管93を介して排水管5
6に接続されている。管91の先端は被洗髪者の首部分
を洗浄するための小孔71に接続されている。
【0036】この構成によれば、インバータ58によっ
てポンプ59を駆動し、かつ各バルブ76〜83を必要
に応じて選択的に開くことにより、水槽11内の所望の
ノズルや小孔から温水、シャンプー用温水またはトリー
トメント用温水を噴射させ、被洗髪者の髪を自動的に洗
髪することができる。また、上ノズルリンク12および
下ノズルリンク13は、洗髪時には、駆動機構31によ
ってそれぞれ揺動および回動される。その結果、上ノズ
ル24および下ノズル26から噴射される温水の噴射方
向が変化して、これにより被洗髪者の髪を満遍なく、か
つ良好に洗髪できる。
【0037】駆動機構31は、上ノズルリンク12の反
復移動と下ノズルリンク13の反復回動とを連動させる
リンク機構である。すなわち、上ノズルリンク12が上
位置のとき下ノズルリンク13は下位置で、上ノズルリ
ンク12が下位置まで移動したら下ノズルリンク13が
上位置になるように両者を連動させている。なお、この
実施形態では、駆動機構31が上下ノズルリンク12,
13の揺動および回動を連動させているが、上下ノズル
リンク12,13は、別々に関連付けられることなく動
く構成でもよい。
【0038】またこの際の、上ノズル24および下ノズ
ル26の位置と、噴射との関係は、以下に説明するよう
に髪の絡みが生じないようにされている。図4は、上ノ
ズルリンク12の反復揺動動作とノズルからの洗浄水の
噴射との関係を説明する図であり、Aは参考のために示
した従来の制御、Bはこの発明の一実施形態の制御であ
る。図4に示すように、上ノズルリンク12は支持部1
2aを中心に上位置(被洗髪者の前頭部に対向する位
置)と下位置(被洗髪者の後頭部に対向する位置)との
間を反復移動することができる。そしてAに示すよう
に、従来は上位置と下位置との間を連続的に洗浄水を噴
射しながら反復移動していた。
【0039】これに対し、この実施形態では、Bに示す
ように、上ノズルリンク12が上位置から下位置に向か
って移動する場合には、上ノズルリンク12が被洗髪者
の髪と接触する位置までは、ノズル24から洗浄水を噴
射する。そして上ノズルリンク12が被洗髪者の髪と接
触する位置から下位置に移動する間は、バルブ76を閉
じてノズル24からの洗浄水の噴射を中断する。これに
より、髪の毛先にノズルが当たり、強い水圧がかかるこ
とにより髪が絡むといったことが防止できる。
【0040】上ノズルリンク12が下位置に達した後上
位置に向かって移動する時には、上ノズルリンク12が
水平位置に達するまで、ノズル24からの洗浄水の噴射
は中断を継続する。これにより、洗浄水の噴射で髪の毛
先が持ち上げられて絡むといった事態を防止できる。上
ノズルリンク12が水平位置に達した後上位置へ移動す
る間は、バルブ76を開いてノズル24から洗浄水を噴
射する。
【0041】図5は、下ノズルリンク13の反復回動運
動と噴射との関係を説明するための図で、比較のために
Aに従来の制御が示され、Bにこの実施形態に係る制御
が示されている。下ノズルリンク13は、支持部13a
を中心に上位置と下位置との間を反復移動(約90°の
範囲を反復回動する)。従来は、図5Aに示すように、
上位置と下位置との間を回動する間、ノズル26から洗
浄水が噴射されていた。つまり下ノズルリンク13は、
上位置から下位置との間を連続的に洗浄水を噴射しなが
ら反復運動をしていた。
【0042】これに対し、この実施形態では、図5Bに
示すように、下ノズルリンク13が下位置から上位置へ
移動する場合には、洗浄水を噴射するが、上位置から下
位置へ移動する間は洗浄水の噴射をやめるようにした。
これにより、洗浄水は髪の毛先から毛元に向けて噴射さ
れることがなくなり、かかる噴射によって髪が持ち上げ
られて絡むといった事態を防止できる。さらにこの実施
形態では、図6に示すように、上ノズルリンク12およ
び下ノズルリンク13には、共に、その長さ方向中央部
にノズルは配置されておらず、中央部を中心に左右両側
にそれぞれノズルが配置されている。換言すれば偶数個
のノズルが各ノズルリンクの長さ方向中央部に対して線
対称に左右両側に配置されている。
【0043】これにより、図7Aに示すように、被洗髪
者の頭のセンターライン上にノズルが配置されておら
ず、頭のセンターラインに沿って洗浄水が噴射されるこ
とがない。それに代え、図7Bに示すように、被洗髪者
の頭部に対して左右両側から洗浄水が噴射される。これ
により洗浄水の噴射によって被洗髪者の髪が絡むことが
ほとんどなくなる。図8は、図4および図5を参照して
説明した上ノズルリンク12および下ノズルリンク13
の動作を制御する制御回路の構成を示すブロック図であ
る。図8に示すように、制御回路にはマイクロコンピュ
ータ17が含まれており、マイクロコンピュータ17に
より駆動機構31に含まれる駆動モータ18が動作され
る。駆動モータ18が回転すると図示しないリンク機構
の作用により、上ノズルリンク12および下ノズルリン
ク13が反復運動を行う。上ノズルリンク12および下
ノズルリンク13の位置は位置センサ19により検知さ
れ、検知信号はマイクロコンピュータ17にフィードバ
ックされる。マイクロコンピュータ17では、位置セン
サ19から得られる上ノズルリンク12および下ノズル
リンク13の位置信号に基づき、バルブ76および77
を開閉制御する。
【0044】図9はマイクロコンピュータ17の制御動
作を示すフローチャートである。図9の流れに従って、
マイクロコンピュータ17の制御動作を説明する。絡み
防止運転では、まず、行程情報が読み取られる(ステッ
プS1)。ここではオンするバルブ、オフに維持してお
くバルブ、インバータ58の出力周波数等が、予め定め
られて記憶されている行程情報から読み取られる。次い
で位置センサ19の出力に基づいて上ノズルリンク12
および下ノズルリンク13の位置を検知する(ステップ
S2)。そして読み取った行程情報から、上ノズルリン
ク12のみを動作させる場合には、上位置から上ノズル
リンク12が髪と接触する位置まではポンプ59を読み
取った周波数で動作させ、上ノズルリンク12が髪と接
触する位置から下位置を経て水平位置に戻るまでは、ポ
ンプ59の駆動を中断させる(ステップS3,S4)。
【0045】そしてその行程の処理時間が経過していな
ければステップS5からS2へと戻る。一方、下ノズル
リンク13のみを動作させる場合には、下ノズルリンク
13が下位置から上位置まで移動する間はポンプ59を
所定の周波数で動作させ、下ノズルリンク13が上位置
から下位置まで移動する間はポンプ59の動作を中断さ
せる(ステップS7)。
【0046】さらに上ノズルリンク12のみを動作させ
たり、下ノズルリンク13のみを動作させたりする場合
以外は、ステップS1で読み取った行程情報に基づきポ
ンプ59を所定周波数で動作させる(ステップS8)。
たとえば、請求項3に記載したように、上ノズルリンク
12と下ノズルリンク13とを関連させて動作させると
きに、上ノズルリンク12の噴射と下ノズルリンク13
の噴射とを請求項3の内容に従って制御する。あるい
は、固定ノズル28,29,30等から洗浄水を噴射し
て洗浄を行う等の動作をする。
【0047】そして行程時間が経過すれば、次の行程へ
と進む。この行程を実行することにより、髪の絡みが生
じない。また、先の行程において髪に絡みが生じていて
も、この行程を行うことで、絡んだ髪をときほぐすこと
ができる。以上のように、上ノズルリンク12および下
ノズルリンク13の位置と洗浄水の噴射との関係を制御
して、髪の絡みを防止するようにされているのに加え、
図10に図解的に示すように、保護ネット95を設け
て、髪の絡みを防ぐようにしてもよい。すなわち、被洗
髪者の頭部から水槽内に垂れ下がった髪の毛先がノズル
14に接触したり、髪の毛先から毛元に向けて洗浄水が
噴射されると、髪絡みが生じやすい。そこで図10に示
すように、ノズル14と垂れ下がる髪との間に、髪の毛
先の向きを変える保護ネット95を設ける。保護ネット
95は、洗浄液が通過自在であり、これにより、洗浄性
能はそのままで、洗浄に伴い髪絡みが生じることがな
い。
【0048】また、図11Aに示すように、水槽15に
収容される被洗髪者の首を受け止めるネック台15から
水槽11内へと連なる部分には、被洗髪者の襟足下方に
位置する凹部空間94が形成されている。洗髪時に洗浄
水が噴射されることにより、被洗髪者の髪がこの凹部空
間94内に入り込み、そこで髪絡みを生じることがわか
った。そこで、凹部空間94に髪が進入するのを防止す
るために、図11Bに一点鎖線で示すように防止ネット
96が設けられてもよい。
【0049】なお、図11Bでは、図10で説明した保
護ネット95の配置位置が参考のために二点鎖線で示さ
れている。保護ネット95と防護ネット96とを併設し
てもよいし、あるいは一方のネットだけが備えられてい
てもよい。なお、図11において27は襟足洗浄用のノ
ズルを示している。下ノズルリンク13に加えて、図1
1に示すように襟足洗浄用の専用ノズル27が水槽11
の壁面に配置された構成であってもよい。
【0050】図12,13は、首支持部に関する変形例
を示す縦断面図および平面図である。首支持部としての
ネック台15には、水槽11の前壁から後方(水槽内
方)へ回動変位し、被洗髪者の後頭部を受け止める受部
材97が備えられていてもよい。受部材97は、ネック
台15および水槽11の前壁上部に取り付けられた固定
部98と、固定部98に対して回動する可動部99とを
有している。可動部99はばね100によって常時は固
定部98に接する方向に弾力付勢されている。可動部9
9にはスポンジ、ゴム等が巻かれた受部101が備えら
れていて、この受部101によって被洗髪者の後頭部が
受け止められる。
【0051】かかる構成であれば、被洗髪者の襟足部分
から後頭部にかけて生えた髪は、受部101により下方
に垂れ下がるように掻き集めれる。それゆえ襟足洗浄用
ノズル27や下ノズルリンク13から噴射される洗浄水
が効率良く被洗髪者の襟足および後頭部へ到達し、これ
らの部位を良好に洗浄できる。また、被洗髪者は、首だ
けでなく後頭部も支持されるから、その支持が安定し、
リラックスした状態で自動洗髪を受けることができる。
【0052】受部材97は、被洗髪者の頭部が水槽11
から出た時には、ばね100によって自動的に水槽前壁
に密着するので、美容師等が水槽11内を洗浄等する際
に、受部材97が邪魔になることはない。図14は、フ
ード2だけを取り出して示した斜視図である。フード2
には被洗髪者の顔を露出させる切欠2aが形成されてい
る。そして切欠2aに沿って、被洗髪者の顔と接するフ
ェイスシール34が取り付けられている。フェイスシー
ル34は、軟らかく可撓性のある材料で形成されてお
り、図示しないがその裏側(フード2に接する側と反対
側)は当板35(図18参照)で補強されている。
【0053】被洗髪者の頭部が水槽に挿入されてフード
2が閉じられた状態では、フェイスシール34は、図1
5に示すように、被洗髪者の顔の周囲に接し、かつ、耳
を外側に露出させた状態にする。被洗髪者の顔の周囲お
よび耳は、フェイスシール34で仕切られるので、噴射
された洗浄水が顔や耳に達することはない。ところで、
フェイスシール34で仕切られてはいるが、洗髪中は、
被洗髪者の頭部には上ノズルリンク12等から洗浄水が
激しく噴射されている。噴射される洗浄水は、被洗髪者
の頭部以外にも、フェイスシール34の裏面側(水槽内
に面した側)へも当たり、洗浄水の噴射音、水飛沫の飛
び散る音その他で水槽内にはかなりの騒音が生じてい
る。
【0054】騒音のうち、被洗髪者の耳に対応する部分
のフェイスシール34に当たる水跳ね音は、被洗髪者に
とっては比較的大きな騒音であり、これの低減が望まれ
る。そこで、この実施形態では、図16に示すように、
フェイスシール34の耳に対応する部分にネット36を
設けた。ネット36は、フェイスシール34の表面およ
び下面の両側を覆うようにリング状とした。かかるネッ
ト36を設けることにより、被洗髪者が感じる騒音が低
減される。なお、ネットは、フェイスシール34の裏面
側にだけ貼り付け、リンク状でなくてもよい。
【0055】図16の構成に代え、あるいは図16の構
成に加えて、フェイスシール34の裏面を、図17A,
BまたはCに示すような形状としてもよい。すなわち、
フェイスシール34の裏面に細かな凹凸を形成する。凹
凸は、滑らかに連続した凹凸でもよいし(A)、三角形
状の凹凸でもよい(B)。あるいはフェイスシール34
の裏面側に起毛を形成してもよい(C)。さらには、フ
ェイスシール34の裏面側に細かなディンプルを多数個
形成した構成でもよい。
【0056】フェイスシール34の裏面に、細かな凹凸
や起毛を施すことで、そこにぶつかる水跳ね音の低減が
図れる。さらに、図18に示すように、当板35に曲げ
加工を施してもよい。前述したように、フェイスシール
34は可撓性のある柔らかなシートであるから、フード
2に取り付けた後、その下方から当板35で取り付け状
態を補強する必要がある。
【0057】図18A,Bは、被洗髪者の顔の横断面が
図解的に示されており、それに当接するフェイスシール
34と当板35の断面が示されている。Aに示すよう
に、従来の当板34は所定形状の平板であった。これを
Bに示すように被洗髪者の顔面側において内方へ湾曲し
たかえし38を有する当板35とする。これによりフェ
イスシール34に達する水飛沫が、当板35の返し38
で遮られるため、フェイスシール34裏面に当たる水飛
沫により生じる騒音が低減される。
【0058】図19は、自動洗髪機によって自動洗髪を
受ける場合に装着する首巻きの一例を示す図である。首
巻き105の形状は、図19Aに示すものである。すな
わち、下辺106に沿って接着領域107が形成されて
いて、この接着領域はネック台15に対し左右方向に接
着される。首巻き105は、上辺108の中央部から略
V字状またはU字状の切欠109が形成されており、こ
こに被洗髪者の首が収まり得るようになっている。そし
て切欠109には接着紐110が備えられている。さら
に首巻き105が所定方向にその形状を維持し得るよう
なハリ111が形成されている。ハリ111は首巻き1
05にリブを立てたり凹条を形成することで作ることが
できる。なお首巻き105は、たとえば薄い弾力のある
樹脂材料等で形成されている。
【0059】首巻き105が装着された状態は図19B
に示されている。首巻き105は被洗髪者の首の周囲を
覆い、フェイスシール34と被洗髪者の顎や首部分の隙
間から外に漏れ出る洗浄水が、被洗髪者の首より下方へ
と侵入するのを防止する役目をする。図20は、首支持
部としてのネック台15の変形例を示す図である。ネッ
ク台15は、水槽11と一体的にたとえばFRPにより
形成されている。このネック台15の水槽11側に、被
洗髪者の首を洗浄可能な構成を設けたものが以下の実施
形態である。
【0060】図21は図20のA−A′に沿う断面図で
あり、図22は図20のB−B′に沿う断面図である。
図20〜22を参照して、ネック台15の内側(水槽1
1側)には、弾性材料、たとえばゴムでできた中空部材
151が備えられている。中空部材151の上面には、
たとえば3つの円形領域152,153,154が形成
されていて、各領域には多数の小孔71が形成されてい
る。中空部材151には供給管91を通じて温水が供給
される。従って供給される温水は小孔71から噴射され
る。
【0061】ネック台15および中空部材151の上面
側はネッククッション155で覆われている。ネックク
ッション155はたとえばスポンジで形成されている。
ネッククッション155には領域152,153,15
4に対向する部分に円形の窓があけられていて、小孔7
1から噴射する温水の噴射を妨げないようになってい
る。さらにネッククッション155には、ネック台15
の上部から水槽内方へ向かうように、平行に多数の凸条
156および凹条157が形成されている。これら凸条
156および凹条157は、小孔71から噴射され、被
洗髪者の首に当たった温水を水槽11内へ誘導するため
のものである。従ってネッククッション155の前方へ
は温水はほとんど漏れ出ることはない。
【0062】この構成により、被洗髪者の首も良好に洗
浄できる。図23および図24は、図20〜図22で説
明した構成の変形例である。図23に示すように、ネッ
ククッション155に円形の窓を形成するのに代えて、
ネッククッション155の水槽側から切欠を形成し、3
つの領域が露出するようにしてもよい。また、図24に
示すように、ネッククッション155を省略した構成と
してもよい。
【0063】いずれの構成でも、被洗髪者の首を心地よ
く洗浄することができる。この発明は、以上説明した各
種の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範
囲において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る自動洗髪機の斜視
図である。
【図2】自動洗髪機によって被洗髪者が洗髪を行ってい
る様子を示す図解的な縦断面図である。
【図3】自動洗髪機の水路図である。
【図4】上ノズルリンクの反復揺動動作とノズルからの
洗浄水の噴射との関係を説明する図であり、Aは参考の
ために示した従来の制御、Bはこの発明の一実施形態の
制御である。
【図5】下ノズルリンクの反復回動運動と噴射との関係
を説明するための図で、Aは比較のために示した従来の
制御、Bはこの実施形態に係る制御である。
【図6】上ノズルリンクおよび下ノズルリンクにおける
ノズルの配置位置を説明する図である。
【図7】Aは被洗髪者の頭のセンターライン上にノズル
が配置されている場合の洗浄水の噴射を示す図であり、
Bは被洗髪者の頭部に対して左右両側から洗浄水が噴射
される様子を示す図である。
【図8】上ノズルリンクおよび下ノズルリンクの動作を
制御する制御回路の構成を示すブロック図である。
【図9】図8の制御回路の制御動作を示すフローチャー
トである。
【図10】保護ネットにより髪の絡みを防止するための
構成を示す図解図である。
【図11】被洗髪者の襟足下方に位置する凹部空間と、
その凹部空間に設けられる防止ネットと、襟足洗浄用ノ
ズルとの関係を示す図であり、Aは平面図、Bは図解的
な縦断面図である。
【図12】首支持部に関する変形例を示す縦断面図であ
る。
【図13】首支持部に関する変形例を示す平面図であ
る。
【図14】フードだけを取り出して示した斜視図であ
る。
【図15】フードを閉じた時のフェイスシールと被洗髪
者の頭部との関係を表わす図である。
【図16】フェイスシールの構成例を示す図である。
【図17】フェイスシールの断面構成を示す図である。
【図18】被洗髪者の顔の横断面と、フェイスシールと
当たり板との関係を説明する断面図であり、Aは従来の
当たり板の場合、Bはこの発明の一実施形態に係る当た
り板の場合が示されている。
【図19】自動洗髪機によって自動洗髪を受ける場合に
装着する首巻きの一例を示す図である。
【図20】首支持部の変形例を示す平面図である。
【図21】図20のA−A′に沿う断面図である。
【図22】図20のB−B′に沿う断面図である。
【図23】首支持部の構成の変形例を示す図である。
【図24】首支持部の構成の他の変形例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 自動洗髪機 2 フード 2a 切欠 11 水槽 12 上ノズルリンク 13 下ノズルリンク 15 ネック台 14,24,26,27,28,29,30 ノズル 34 フェイスシール 35 当たり板 38 かえし 71 小孔 94 凹部空間 95 保護ネット 96 防止ネット 97 受部材 151 中空部材 155 ネッククッション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 吉井 達彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西村 智 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 正継 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1 号 タカラベルモント株式会社内 Fターム(参考) 3B040 AC02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水槽を
    有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う自動洗髪機であっ
    て、 被洗髪者の頭部に沿うように湾曲形状をし、洗浄液を噴
    射するための複数個のノズルが配置されていて、被洗髪
    者の前頭部に対向する上位置から後頭部に対向する下位
    置までの間を反復移動する上ノズルリンクを有し、 上ノズルリンクが下方へ移動中、被洗髪者の頭部から垂
    れ下がっている髪と接する位置に達した時から下位置ま
    での間、および、下位置から上方へと移動中の水平位置
    に達するまでの間は、前記ノズルからの洗浄水の噴射を
    禁止する噴射制限手段を設けたことを特徴とする自動洗
    髪機。
  2. 【請求項2】収容された被洗髪者のうなじ下方に位置
    し、洗浄液を噴射するための複数個のノズルが配置され
    ていて、被洗髪者のうなじから後頭部および頭部から垂
    れ下がっている髪へ向けて洗浄液を噴射するように回動
    する下ノズルリンクを有し、 下ノズルリンクが垂れ下がっている髪の根元から毛先へ
    向かって回動している間は前記ノズルから洗浄液を噴射
    させるが、垂れ下がった髪の毛先から根元へ向かって回
    動している間は前記ノズルからの洗浄液の噴射を禁止す
    る噴射制限手段を設けたことを特徴とする、請求項1記
    載の自動洗髪機。
  3. 【請求項3】被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水槽を
    有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う自動洗髪機であっ
    て、 被洗髪者の頭部に沿うように湾曲形状をし、洗浄液を噴
    射するための複数個のノズルが配置されていて、被洗髪
    者の前頭部に対向する上位置から後頭部に対向する下位
    置までの間を反復移動する上ノズルリンクと、 水槽に収容された被洗髪者のうなじ下方に位置し、洗浄
    液を噴射するための複数個のノズルが配置されていて、
    被洗髪者のうなじに向けて洗浄水を噴射する下位置から
    頭から垂れ下がった髪に向けて洗浄水を噴射する上位置
    までの間を反復回動する下ノズルリンクと、 上ノズルリンクが上位置のときは下ノズルリンクは下位
    置で、上ノズルリンクが下位置まで移動した時には下ノ
    ズルリンクが上位置まで回動しているように、上下ノズ
    ルリンクの反復動作を連動させるリンク機構と、 上ノズルリンクが下方へ移動中、被洗髪者の頭部から垂
    れ下がっている髪と接する位置に達した時から下位置ま
    での間は、上ノズルリンクからの洗浄水の噴射を禁止す
    ると共に、上ノズルリンクの下方への移動に連動して下
    位置から上位置へと回動し、被洗髪者のうなじから後頭
    部そして頭部から垂れ下がっている髪に向けて洗浄液を
    噴射している下ノズルリンクからの洗浄液の噴射を、上
    ノズルリンクの洗浄液の噴射禁止と同期して禁止し、上
    ノズルリンクが下位置から上方への移動中の水平位置に
    達するまでの間も上ノズルリンクからの洗浄水の噴射を
    禁止し、下ノズルリンクが上位置から下位置に向けて回
    動する間は下ノズルリンクからの洗浄水の噴射を禁止す
    る噴射制限手段とを有することを特徴とする自動洗髪
    機。
  4. 【請求項4】上ノズルリンクには、被洗髪者の頭部に向
    けて左右両側から洗浄液が噴射されるように、上ノズル
    リンクの長さ方向中央部にノズルは配置されておらず、
    中央部を中心に左右両側にそれぞれノズルが配置されて
    いることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載
    の自動洗髪機。
  5. 【請求項5】下ノズルリンクは、被洗髪者のうなじ下方
    においてほぼ水平に左右方向に延びており、被洗髪者の
    うなじ下方の左右両側から洗浄水が噴射されるように、
    下ノズルリンクの中央部にはノズルは配置されておら
    ず、中央部を中心に左右両側にそれぞれノズルが配置さ
    れていることを特徴とする、請求項2〜3のいずれかに
    記載の自動洗髪機。
  6. 【請求項6】水槽内に設けられ、被洗髪者の頭部に向け
    て下方から洗浄液を噴射する固定ノズルと、 被洗髪者の頭部から水槽内に垂れ下がる髪と固定ノズル
    との間に設けられ、髪の毛先の向きを変えて毛先が固定
    ノズルに接触したり、毛先に向かって洗浄液が噴射され
    るのを防ぐための洗浄液が通過自在な保護ネットと、を
    さらに有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれ
    かに記載の自動洗髪機。
  7. 【請求項7】仰向けになる被洗髪者の首を受け止めるネ
    ック台と、 ネック台から水槽内へと連なり、被洗髪者の襟足下方に
    形成された凹部空間と、 凹部空間に備えられ、洗浄液が髪に噴射されることによ
    り髪が凹部空間に進入するのを防止するための進入防止
    ネットと、をさらに有することを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の自動洗髪機。
  8. 【請求項8】水槽の前壁には、被洗髪者の襟足に向けて
    洗浄水を噴射するための襟足ノズルが備えられているこ
    とを特徴とする、請求項7記載の自動洗髪機。
  9. 【請求項9】ネック台に関連して設けられ、水槽の前壁
    から後方(水槽内方)へ回動変位し、被洗髪者の後頭部
    を受け止める受部材をさらに有することを特徴とする、
    請求項7または8記載の自動洗髪機。
  10. 【請求項10】前記受部材は、被洗髪者の頭部を収容し
    ていない状態では閉位置として水槽前壁に接する状態に
    なるように弾力付勢されていることを特徴とする、請求
    項9記載の自動洗髪機。
  11. 【請求項11】被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水槽
    を有し、洗浄液を噴射して洗髪を行う自動洗髪機であっ
    て、 前記水槽上部には、被洗髪者の頭部が水槽に収容された
    時に、被洗髪者の顔を露出させた状態で水槽の上部を覆
    うフードが備えられ、 フードには、被洗髪者の顔を露出させる切欠が形成さ
    れ、切欠に沿って、被洗髪者の顔に接するフェイスシー
    ルが取り付けられており、 フェイスシールの少なくとも被洗髪者の耳に対応する部
    分には、減音加工が施されていることを特徴とする自動
    洗髪機。
  12. 【請求項12】前記減音加工は、フェイスシールの裏面
    に細かな凹凸または起毛が施されることで実現されてい
    ることを特徴とする、請求項11記載の自動洗髪機。
  13. 【請求項13】前記減音加工は、被洗髪者の耳に対応す
    る部分にリング状のネットを取り付けることで実現され
    ていることを特徴とする、請求項11記載の自動洗髪
    機。
  14. 【請求項14】前記フェイスシールの裏面に当板を設
    け、当板には、洗浄液が被洗髪者の顔および耳に向かっ
    て飛来するのを防止するための返しが設けられているこ
    とを特徴とする、請求項11記載の自動洗髪機。
  15. 【請求項15】被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水槽
    と、被洗髪者の首を支持するネック台とを有し、洗浄液
    を噴射して洗髪を行う自動洗髪機で自動洗髪をする際に
    被洗髪者が装着する首巻きであって、 前記ネック台に一辺が接着され、その一辺と対向する辺
    は首の形状に沿うように凹湾曲形状をしており、当該凹
    湾曲形状部を被洗髪者の首に巻いて使用することを特徴
    とする首巻き。
  16. 【請求項16】被洗髪者の頭部を仰向けに収容する水槽
    と、被洗髪者の首を支持するネック台とを有し、洗浄液
    を噴射して洗髪を行う自動洗髪機であって、 前記ネック台の水槽側に、弾性材料でできた中空部材が
    備えられ、中空部材には温水供給路がつながっており、
    中空部材には被洗髪者の首に向けて温水を噴射するため
    の多数の小孔が形成されていることを特徴とする、自動
    洗髪機。
  17. 【請求項17】前記ネック台および中空部材の上面はネ
    ッククッションで覆われており、当該ネッククッション
    の表面には水槽方向へ水を誘導するための誘導用凹凸条
    が形成されていることを特徴とする、請求項15記載の
    自動洗髪機。
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