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JP2002240778A - ばら物運搬船 - Google Patents

ばら物運搬船

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JP2002240778A
JP2002240778A JP2001036424A JP2001036424A JP2002240778A JP 2002240778 A JP2002240778 A JP 2002240778A JP 2001036424 A JP2001036424 A JP 2001036424A JP 2001036424 A JP2001036424 A JP 2001036424A JP 2002240778 A JP2002240778 A JP 2002240778A
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JP
Japan
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ash
tank
loading
pipeline
compressor
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JP2001036424A
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English (en)
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Mikio Iio
三樹男 飯尾
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
Original Assignee
Mitsui Miike Machinery Co Ltd
Mitsui Miike Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭の燃料残渣である灰の引取り回収を専用
の運搬船によることなく石炭の運搬船を利用して行なわ
せ、諸経費の節減、運航効率の向上を図る。 【解決手段】 石炭の貨物倉5を有する運搬船に灰を収
容する気密構造のタンク15を搭載し、タンク15
に接続した真空ポンプ25の吸込管26と陸側の灰を受
取る荷揚げ管路32とによって灰をタンク15に吸引
導入して積み込み、同じくタンク15に接続した圧縮
機28の吐出管29と陸側へ灰を引渡す荷揚げ管路35
とによってタンク15の灰を陸側へ圧送排出して陸揚
げするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石炭の輸送とその燃
焼残渣である灰の輸送とを行なうばら物運搬船に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】鉱石、石炭、石灰石、木材チップ、穀
物、セメントなどの小塊、粒体、粉体からなる不定形固
体貨物、即ちばら物を海上輸送するばら物運搬船は周知
である。
【0003】一方、石炭を燃焼消費する火力発電所など
においては、燃焼残渣である灰が必ず発生し、その処理
のため石炭需要者が石炭供給者に引取りを要求すること
が一般化する傾向となっている。石炭と灰とは性状が全
く異なるため、石炭を陸揚げして空となった貨物倉に灰
を積み込むことや、石炭のための荷役装置を具えたばら
物運搬船においてその荷役装置で灰を取り扱うことは、
次に輸送する石炭に灰が混入して品質を損う原因とな
る。そのため、石炭の輸送とは別に灰の輸送を専門に行
なう運搬船を準備する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、石炭をばら
積みして輸送する運搬船と灰をばら積みして輸送する運
搬船とをそれぞれ別途に準備することは、設備費の負担
を著しく増加させる、それぞれに乗員を必要とするため
労務費が嵩む、それぞれが往復航行し且つそれぞれが片
道輸送であるため燃料の無駄な消費が多い、合理的な配
船スケジュールを組むのが困難なことが多い、などの課
題を伴う。
【0005】本発明は石炭専門の運搬船と灰専門の運搬
船とを準備することによって発生する前記の課題を解決
するためになされたものであって、往路に石炭を輸送し
復路に灰を輸送することができるとともに、灰を石炭に
混入させる心配なく取り扱うことができ、しかも埠頭に
灰の荷役設備を必要とせずに積み降しをすることができ
る機能を具えたばら物運搬船を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第一手段として本発明は灰を収容する気密構造とされ
たタンクと、真空ポンプおよび圧縮機と、陸側からの灰
を受取る荷積み管路および陸側へ灰を引渡す荷揚げ管路
とを、石炭を収容する貨物倉を船倉内に有するばら物運
搬船に搭載させた。
【0007】そして、真空ポンプの吸込管、圧縮機の吐
出管、荷積み管路および荷揚げ管路をタンクに接続する
とともにそれぞれに開閉弁を設けたものとし、荷積み時
に真空ポンプによりタンクを負圧として荷積み管路より
灰を吸引導入させ、荷揚げ時に圧縮機によりタンクを正
圧として荷揚げ管路より灰を圧送排出させることとし
た。
【0008】このように、石炭を収容する貨物倉とは別
に灰を収容するタンクを装備し、真空ポンプおよび圧縮
機によって陸側からタンクへの荷積みとタンクから陸側
への荷揚げを空気輸送で行なうものとした本発明による
と、灰のための特別の荷役設備をもたない埠頭での積み
降しが、灰を大気中に飛散させる心配なく行なわれ、且
つ石炭の貨物倉や荷役設備に灰が接触して石炭に混入す
るという不都合を伴わずに取り扱うことができる。そし
て、石炭の輸送先で灰を引取り復路を利用して輸送する
ことができるので、灰専門の運搬船を不要として設備
費、労務費、燃料費の低減および配船スケジュールの単
純化が実現できる。
【0009】次に、前記課題を解決するための第二手段
として、本発明は気密構造のタンクを複数個具えさせて
真空ポンプの吸込管、圧縮機の吐出管、荷積み管路およ
び荷揚げ管路をタンクのそれぞれに分岐して接続すると
ともに各分岐部分に開閉弁を設けたものとし、荷積み時
に真空ポンプによりタンクを負圧として荷積み管路より
灰を吸引導入させ、荷揚げ時に圧縮機によりタンクを正
圧として荷揚げ管路より灰を圧送排出するようにした。
【0010】このような本発明によると、タンクの一個
当りの容積を小さくしても灰の全部を引取ることができ
るとともに、小容積とすることによって一つのタンクを
短時間で所定の負圧または正圧に到達させて真空ポン
プ、圧縮機の運転開始から灰の吸引、圧送開始までに要
する時間を短縮することができるばかりか、次のタンク
を予め負圧または正圧として連続した荷積みまたは荷揚
げを行なうことができ、荷役作業の高能率化を図ること
が可能となる。
【0011】本発明による空気輸送が可能な灰は水分を
殆んど含有しない乾灰であり、荷積み管路から空気と一
緒にタンクに吸引導入された灰は流動性を有しているた
めタンクの全体に拡がって表面ほぼ平坦な状態で堆積す
るので、荷積み管路をタンクの頂部に接続することが高
充填率で収容するために好ましく、また残さずに圧送排
出させるために荷揚げ管路をタンクの底部に接続するこ
とが好ましい。
【0012】更に、タンクの内部をフィルタによって空
気室と灰室とに区画し、真空ポンプの吸込管を空気室に
接続し圧縮機の吐出管、荷積み管路および荷揚げ管路を
灰室に接続することが真空ポンプの保全、灰の飛散防止
の面で好ましい。更にまた、吐出管をタンクの低所に接
続することが目詰まりさせることなく圧送排出させるた
めに好適である。
【0013】また、灰は石炭の産地、品質によって差異
があるが、平均的に石炭の15パーセント程度発生す
る。従って、石炭に比べて大幅に小容量であり、タンク
を上甲板の上方に設置するかまたは上半部を上甲板の上
に突出させて設置して石炭の貨物倉の容積を充分に確保
させても航行の安全性や上甲板での作業に著しい支障を
与えることはない。しかし、タンクを機関室と貨物倉と
の間の船倉空間に設置することは上甲板の上に目立った
障害物を設けないこと、船体前後方向の荷重配分を均等
化して安定性を向上できること、から好ましい形態であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、図1および図2に示したように船体1
の船尾近くに機関室3が設置されているとともに、それ
より船首近くに亘って延びる船倉4の内部に船尾側およ
び船首側の両方に空間を残して貨物倉5が設けられてい
る。貨物倉5は図1、図2および図3を参照して、前後
の仕切壁5aと左右の側壁5bと左右が傾斜し中央が平
坦な底壁5cとに囲まれた前後方向へ長いホッパ形状と
され、頂面は上甲板2の上に開放して開閉可能なハッチ
5dを形成している。また、底壁5cの平坦部分の上方
を覆って山形のカバー体6が貨物倉5を前後方向へ貫通
して設置されている。
【0015】カバー体6の内部には走行用軌条が敷設さ
れており、機体7aと回転羽根7bとを具えた払出機7
が機体7aを走行用軌条に乗せて往復走行可能に配備さ
れている。機体7aを走行させると、カバー体6の下方
へ突出した回転羽根7bが底壁5cの平坦部分の上面に
沿って回転しながら移動することにより、貨物倉5に積
み込まれている石炭が底壁5cの平坦部分中央に設けた
スリット状の排出口5eから下方へ順次排出される。
【0016】底壁5cと船底との間には排出口5eの下
方に位置して貨物倉5の前後方向へ延びるベルトコンベ
ヤからなる排出コンベヤ8が設置され、船倉4の船首側
空間には船底から上甲板2の上方へ延びるベルトコンベ
ヤからなる垂直コンベヤ9が設置されている。更に、船
首近くにおける上甲板2の上にブーム11が旋回且つ起
伏可能とされて片持ち式に装備され、ベルトコンベヤか
らなる陸揚げコンベヤ10がブーム11に設置されてい
る。
【0017】払出機7によって貨物倉5の下方へ排出さ
れた石炭は排出コンベヤ8に乗って船首方向へ送られ、
次に垂直コンベヤ9によって上甲板2の上方へ送られ、
更に陸揚げコンベヤ10によって埠頭の所定個所に陸揚
げされる。このような払出機7とコンベヤ8,9,10
の組合せとからなる石炭荷揚げのための荷役装置は、実
開平2−33196号公報などに記載されていてそれ自
体は目新しいものではない。
【0018】次に、図1,図2および図4を参照して、
船倉4の機関室3と貨物倉5との間の空間には、船体幅
方向へ互いに隣接させて三個のタンク15,15
15 が構築されている。タンク15,15,15
は周側壁16とその内部の仕切壁17と頂壁18と中
心に向かって低くなるように傾斜した底壁19とによっ
て、それぞれが互いに遮断された気密構造のホッパ形状
とされており、且つ頂端近くに内装したフィルタ20に
よって上方の狭い空気室22,22,22 と下方
の広い灰室23,23,23とに区画されてい
る。また、灰室23,23,23のフィルタ20
に近い高所に灰の堆積高さを検知するレベルセンサ21
が設置されている。
【0019】船倉4のタンク15,15,15
設置した空間内には真空ポンプ25および圧縮機28が
設置されており、電磁駆動の開閉弁27,27,2
を有して各空気室22,22,22に接続し
た吸込枝管が真空ポンプ25の吸込管26から分岐して
いる。また、電磁駆動の開閉弁30,30,30
を有して各灰室23,23,23の底近くに接続
した吐出枝管が圧縮機28の吐出管29から分岐してい
る。
【0020】更に、電磁駆動の開閉弁33,33
33を有して各灰室23,23 ,23の高所に
接続した荷積み枝管が荷積み管路32から分岐し、同じ
く電磁駆動の開閉弁35,35,35を有して各
灰室23,23,23の最も低い個所に接続した
荷揚げ枝管が荷揚げ管路34から分岐している。荷積み
管路32,荷揚げ管路34は船倉4の空間内に配置され
ているが、それらの入口端部、出口端部は上甲板2の上
方に位置している。また、真空ポンプ25の吐出口、圧
縮機28の吸込口も上甲板2の上方で大気に開口してい
る。
【0021】このような本実施の形態に係るタンク15
,15,15に灰を積み込む作業手順の一例を、
図4を参照して説明すると、石炭を陸揚げする目的地の
埠頭に設置したサイロ45の底部と運搬船上の荷積み管
路32とを一部が可撓の搬入管46によって接続する。
そして、閉弁状態としている開閉弁27・・・,30
・・・,33・・・,35・・・の内でタンク1
の開閉弁27,33を開弁させて真空ポンプ2
5を運転すると、タンク15の内部が負圧となってサ
イロ45に貯蔵しておいた灰が搬入管46,荷積み管路
32を通って灰室23に吸引導入される。一定量の灰
が導入されたとき、開閉弁27,33 を閉弁すると
ともに開閉弁27,33を開弁すると、灰は次のタ
ンク15 の灰室23に吸引導入され、これが一定量
となったとき、開閉弁27,33を閉弁するととも
に開閉弁27,33を開弁して三番目のタンク15
の灰室23に灰を吸引導入する。このようにしてサ
イロ45の灰の全部をタンク15,15,15
吸引導入して積み込むことができる。
【0022】尚、吸引導入した灰の量をレベルセンサ2
1によって検知するようにしており、検知信号により開
閉弁27・・・,33・・・の開閉動作を制御する
が、開閉動作を時間によって制御することもできる。ま
た、タンク15,15,15の一つに灰を吸引導
入しているとき、次のタンクを吸込管26に連通させて
空気の吸出しを開始させてもよく、このようにすると次
のタンクを荷積み管路32に連通させたとき直ちに灰が
吸引導入されるようになり、サイロ45の灰をほぼ連続
して積み込んで荷役作業を高能率で行なうことができ
る。
【0023】運搬船が灰の陸揚げ地に到着したとき、埠
頭に設置したサイロ48の頂部と運搬船上の荷揚げ管路
34とを一部が可撓の搬出管49によって接続する。そ
して、閉弁状態としている開閉弁27・・・,30
・・・,33・・・,35 ・・・の内でタンク15
の開閉弁30,35を開弁させて圧縮機28を運
転すると、タンク15の内部が正圧となって灰室23
の灰が荷揚げ管路34,搬出管49を通ってサイロ4
8に圧送排出される。灰が排出され終わったとき開閉弁
30,35を閉弁するとともに開閉弁30,35
を開弁すると、次のタンク15の内部が正圧となっ
てその灰室23の灰が圧送排出され、開閉弁30
35を閉弁するとともに開閉弁30,35を開弁
することによって三番目のタンク15の灰が圧送排出
される。このようにして、全てのタンク15,1
,15の灰を圧送排出し陸側のサイロ48に荷揚
げすることができる。
【0024】尚、開閉弁30・・・,35・・・の
開閉動作は一般的には時間によって制御するが、タンク
15,15,15の一つから灰を圧送排出してい
るとき、次のタンクを吐出管29に連通させて加圧を開
始させてもよく、このようにすると次のタンクを荷揚げ
管路34に連通させたとき直ちに灰が圧送排出されるよ
うになり、灰をほぼ連続して荷揚げして荷役作業を高能
率で行なわせることができる。この場合、蓄圧器を設置
して圧力空気を溜めておくのが荷揚げの早期開始、連続
荷揚げを行なうために有利である。
【0025】圧縮機28の吐出管29は図4に示した実
施の形態では各タンク15,15 ,15の低所に
接続している。このようにすると、灰が圧力空気によっ
て吹き上げられ、撹拌されて空気と混合し目詰まりを生
じる心配なく荷揚げ管路34,搬出管49を通ってサイ
ロ48に送ることができる。
【0026】また、図1,図2に示した実施の形態によ
ると、貨物倉の石炭を陸揚げコンベヤ10によって陸揚
げする作業が船首近くで行なわれ、タンク15,15
,15に灰を積み込む作業が貨物倉5を挟んだ船尾
側で行なわれるので、これらの作業を互いに干渉される
ことなく同時に行なうことができ、作業能率を大幅に向
上して停泊時間を短縮し、従って運搬船の運航効率を向
上できるという効果が得られる。
【0027】尚、荷積み管路32と荷揚げ管路34とは
上甲床2の上で各別に開口して搬入管46,搬出管49
をそれぞれに接続するようにしたが、これらを合流させ
て一個の開口とすることもある。この場合は、各管路3
2,34に開閉弁を設けるかまたは合流個所に方向切換
弁を設けて灰の吸引導入と圧送排出とが経路を誤らずに
正確に行なわれるようにする。
【0028】尚また、タンク15,15,15
個数は任意に設定することができ、一個のみとすること
もある。一個のタンクのみとした場合は、真空ポンプ2
5,圧縮機28の運転開始から灰の吸引・圧送開始まで
に長い時間を要するが、早目に運転を開始することによ
り埠頭に接岸したとき直ちに灰の積み降しを開始でき、
荷役作業を高能率で行なわせることが可能となる。また
吸入管26,吐出管29,荷積み管路32,荷揚げ管路
34の枝管が不要になるとともにそれらの開閉弁も各一
個で足りるため設備が簡単なものになる、という利点が
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように、石炭を積み込む貨物倉と
は別に灰を積み込むタンクを具えさせ、真空ポンプの吸
込管と圧縮機の吐出管および灰の荷積み管路と荷揚げ管
路をタンクに接続して真空ポンプ、圧縮機の運転と開閉
弁の開閉とによって陸側の灰をタンクに吸引導入し、或
いはタンクの灰を陸側へ圧送排出するようにした本発明
によると、石炭を輸送した復路を利用して灰を引取り回
収できるため、運搬船を効率よく活用して灰専門の運搬
船を不要とし諸経費の大幅な低減を計ることができる。
また、灰を空気輸送によって積み降しするため大気中に
飛散させる心配なく取扱い輸送することができ、加えて
埠頭に灰の荷役設備を必要とせずに積み降しできるので
灰の引取り要求に簡単に応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面概略図。
【図2】図1の一部切截した平面概略図。
【図3】図1の船体幅方向拡大断面図。
【図4】本発明の要部の実施の形態を示す配置図。
【符号の説明】
1 船体, 2 上甲板, 3 機関室, 4 船倉,
5 貨物倉, 15 ,15,15 タンク,
20 フィルタ, 22,22,22空気室,
23,23,23 灰室, 25 真空ポンプ,
26 吸込管, 27,27,27,30
30,30,33,33,33,35,3
,35 開閉弁, 28 圧縮機, 29 吐出
管,32 荷積み管路, 34 荷揚げ管路,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 石炭を収容する貨物倉を船倉内に有する
    ばら物運搬船であって、 灰を収容する気密構造とされたタンクと、真空ポンプお
    よび圧縮機と、陸側の灰を受取る荷積み管路および陸側
    へ灰を引渡す荷揚げ管路とを搭載しており、 前記真空ポンプの吸込管、前記圧縮機の吐出管、前記荷
    積み管路および荷揚げ管路がそれぞれ開閉弁を有して前
    記タンクに接続されていて、荷積み時に前記真空ポンプ
    により前記タンクを負圧としして前記荷積み管路より灰
    を吸引導入し、荷揚げ時に前記圧縮機により前記タンク
    を正圧として前記荷揚げ管路より灰を圧送排出するもの
    とされている、 ことを特徴とするばら物運搬船。
  2. 【請求項2】 石炭を収容する貨物倉を船倉内に有する
    ばら物運搬船であって、 灰を収容する複数個の気密構造とされたタンクと、真空
    ポンプおよび圧縮機と、陸側の灰を受取る荷積み管路お
    よび陸側へ灰を荷揚げ管路とを搭載しており、 前記真空ポンプの吸込管、前記圧縮機の吐出管、前記荷
    積み管路および荷揚げ管路は前記タンクのそれぞれに分
    岐して接続されているとともに各分岐部分に開閉弁を有
    していて、荷積み時に前記真空ポンプにより前記タンク
    を負圧として前記荷積み管路より灰を吸引導入し、荷揚
    げ時に前記圧縮機により前記タンクを正圧として前記荷
    揚げ管路より灰を圧送排出するものとされている、 ことを特徴とするばら物運搬船。
  3. 【請求項3】 前記荷積み管路は前記タンクの頂部に接
    続され、前記荷揚げ管路は前記タンクの底部に接続され
    ている請求項1または2に記載したばら物運搬船。
  4. 【請求項4】 前記タンクの内部がフィルタによって空
    気室と灰室とに区画されており、前記空気室に前記真空
    ポンプの吸込管が接続され、前記灰室に前記圧縮機の吐
    出管、前記積み管路および荷揚げ管路が接続されている
    請求項1,2または3に記載したばら物運搬船。
  5. 【請求項5】 前記圧縮機の吐出管が前記タンクの低所
    に接続されている請求項1,2または4に記載したばら
    物運搬船。
  6. 【請求項6】 前記タンクが機関室と前記貨物倉との間
    の船倉空間に設置されている請求項1または2に記載し
    たばら物運搬船。
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