[go: up one dir, main page]

JP2002205472A - 不正使用防止体とその製造方法及び使用方法 - Google Patents

不正使用防止体とその製造方法及び使用方法

Info

Publication number
JP2002205472A
JP2002205472A JP2001003680A JP2001003680A JP2002205472A JP 2002205472 A JP2002205472 A JP 2002205472A JP 2001003680 A JP2001003680 A JP 2001003680A JP 2001003680 A JP2001003680 A JP 2001003680A JP 2002205472 A JP2002205472 A JP 2002205472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unauthorized use
layer
prevention body
use prevention
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001003680A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4630465B2 (ja
Inventor
Tae Saito
多恵 齋藤
Takashi Aono
隆 青野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2001003680A priority Critical patent/JP4630465B2/ja
Publication of JP2002205472A publication Critical patent/JP2002205472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4630465B2 publication Critical patent/JP4630465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 万一、不正使用された場合、それが不正使用
品であることを、誰でも簡単に確認することができる不
正使用防止体とその製造方法及び使用方法を提供する。 【解決手段】 基材層11と、基材層11に形成され、
見る角度によって異なる反射色を呈して色変化し、少な
くとも一部に、基材層11が剥離されると破壊して色変
化しない所定のパターンを表示するパターン表示部12
aを有する真偽判定層12と、真偽判定層12に形成さ
れ、不正防止対象物20に貼付する接着層13とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金券、商品券等の
真正品を識別可能とするためや、パッケージ等の不正開
封等を防止するために、使用される不正使用防止体とそ
の製造方法及び使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カラーコピー装置の性能向上により、高
精細かつ高色彩な複製が可能になる一方で、商品券、証
券等の偽造が問題となっている。このような偽造を防止
するために、従来より、例えば、コレステリック液晶
(cholesteric liquid cryst
al)のフィルムを貼付する方法が提案されている(特
開昭63−51193)。これは、見る角度によって反
射色が変化して色変化を呈するというコレステリック液
晶の性質を利用して真偽判定するものである。また、ホ
ログラムシールを貼付する方法もあり、この方法では、
ホログラム像によって、真偽判定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のコレステリック液晶フィルムや、ホログラムシールを
貼付する方法では、液晶フィルムやホログラムシール
が、そっと剥がされて偽造品に再貼付されてしまった場
合、じっくり時間をかけて見なければ、不正使用品であ
ることが分かりにくいことがあった。特に、使い慣れて
いない人は、不正使用品を見ても、不正使用されている
ことに気がつかなかったり、また、気がついたとして
も、少々汚れや傷付きがある程度にしか認識できないお
それもあった。
【0004】本発明の課題は、万一、不正使用された場
合、それが不正使用品であることを、誰でも簡単に確認
することができる不正使用防止体とその製造方法及び使
用方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、基材層(1
1)と、前記基材層(11)に形成され、見る角度によ
って異なる反射色を呈して色変化し、少なくとも一部
に、前記基材層(11)が剥離されると破壊して色変化
しない所定のパターンを表示するパターン表示部(12
a)を有する真偽判定層(12)と、前記真偽判定層
(12)に形成され、不正防止対象物(20)に貼付す
る接着層(13)とを備える不正使用防止体である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の不正
使用防止体において、前記真偽判定層(12)は、コレ
ステリック液晶を含むことを特徴とする不正使用防止体
である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の不正使用防止体において、前記接着層(13)
は、全面に一様に形成され、前記パターン表示部(12
a)を所定のパターンで接着することを特徴とする不正
使用防止体である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の不正使用防止体において、前記接着層(13)
は、前記パターン表示部(12a)が表示する所定のパ
ターンで形成され、前記真偽判定層(12)を接着する
ことを特徴とする不正使用防止体である。
【0009】請求項5の発明は、請求項3に記載の不正
使用防止体を製造する不正使用防止体の製造方法であっ
て、前記接着層(13)は、押圧によって接着する層で
あり、前記パターン表示部(12a)が表示する所定の
パターンを有する型で押圧して接着する接着工程(#1
02)を備えることを特徴とする不正使用防止体の製造
方法である。
【0010】請求項6の発明は、請求項3に記載の不正
使用防止体を製造する不正使用防止体の製造方法であっ
て、前記接着層(13)は、加熱されると溶融接着する
層であり、前記パターン表示部(12a)が表示する所
定のパターンで加熱して接着する接着工程(#102)
を備えることを特徴とする不正使用防止体の製造方法で
ある。
【0011】請求項7の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載の不正使用防止体を使用する
不正使用防止体の使用方法であって、前記パターン表示
部(12a)に所定のパターンが表示されているときに
不正使用品であると判定することを特徴とする不正使用
防止体の使用方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による不正使用防止体
の第1実施形態を示す断面図である。不正使用防止体1
0は、基材フィルム11と、真偽判定層12と、接着層
13とを備え、不正防止対象物20に貼付されて使用さ
れる。なお、本実施形態の不正使用防止体10は、不正
防止対象物20への貼付前は、転写フィルム14で剥離
可能に保持された、いわゆる転写箔タイプのものである
(図2参照)。
【0013】基材フィルム11は、不正使用防止体10
の担体であるとともに、不正防止対象物20に貼付され
た不正使用防止体10の表面を保護する。基材フィルム
11は、その材質として、アクリル樹脂、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、EVA樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、セル
ロース樹脂等の単品又は混合物を例示することができる
が、これらに限定されるものではない。基材フィルム1
1は、用途に合わせて、不正使用防止体10の表面に要
求される耐光性、平滑性、ハードコート性、耐摩耗性な
どの必要物性に応じて、適宜選択するとよい。
【0014】真偽判定層12は、見る角度を変えると色
変化を呈し、それが真正品であることを示すとともに、
少なくともその一部に、一旦、不正防止対象物20に貼
付された後、剥離されると、破壊して、色変化しない所
定のパターンを表示して剥離のあったことを示すパター
ン表示部12a(図3参照)を有する層である。真偽判
定層12は、例えば、コレステリック液晶配向を固定化
した高分子フィルム又はコレステリック液晶粒子を担体
中に分散したフィルムなどを使用することができるが、
特に、液晶配向を固定化した高分子フィルムが好適であ
る。
【0015】このような液晶配向を固定化した高分子フ
ィルムの製造方法としては、低分子液晶をコレステリッ
ク配向させた後、光反応又は熱反応などで低分子液晶を
架橋して配向状態を固定化する方法がある。また、他の
製造方法としては、側鎖型又は主鎖型のサーモトロピッ
ク高分子液晶を液晶状態でコレステリック配向させた
後、液晶転移点以下の温度に冷却して、配向状態を固定
化する方法がある。さらに、他の製造方法としては、側
鎖型又は主鎖型のリオトロピック高分子液晶を溶液中で
コレステリック配向させた後、溶媒を徐々に除去するこ
とによって配向状態を固定化する方法がある。
【0016】これらフィルム製造に用いることのできる
高分子液晶の例としては、側鎖に液晶形成基を有するポ
リアクリレート,ポリメタクリレート,ポリシロキサ
ン,ポリマロネートなどの側鎖型ポリマー、主鎖に液晶
形成基をもつポリエステル,ポリエステルアミド,ポリ
カーボネート,ポリアミド,ポリイミドなどの主鎖型ポ
リマーなどがある。
【0017】コレステリック液晶は、見る角度によって
異なる反射色を呈する。すなわち、コレステリック液晶
は、液晶分子の配向構造が膜厚方向に螺旋を描くように
規則的なねじれを有しており、ピッチP(液晶分子が3
60°回転するのに必要な膜厚)と平均屈折率nとか
ら、λ=n・Pで表される波長λの円偏光を選択的に反
射する性質を有する。見る角度を変えて光の入射角θを
変更すると、液晶の表面と底面、即ち、ピッチP間で反
射する光路差は、2Pcosθとなり、この光路差が波
長λの整数倍に等しくなると(2Pcosθ=nλ、n
は整数)、表面及び底面の反射光は、重複して強め合
う。このため、たとえば、垂直(0°入射位置)から見
るときに赤色を呈色するコレステリック液晶の反射色
は、視野角を大きくしていくにつれて、オレンジ色,黄
色,緑色,青緑色,青色と順次変化するように見える。
【0018】また、コレステリック液晶は、上下方向の
力に弱く、壊れやすい性質がある。このため、一旦、不
正防止対象物20に貼付された後、剥がそうとすると、
基材フィルム11や接着層13に接着したまま分離する
こととなり、液晶が破壊される。そのため、この部分で
は色変化しなくなる。そして、一旦、破壊された液晶
は、再生できないので、再使用することができない。パ
ターン表示部12aは、このような部分を所定のパター
ンに形成してある。
【0019】本実施形態の真偽判定層12は、上述のよ
うなコレステリック液晶を有する高分子フィルムであ
り、基材フィルム11に接着されている。この接着に
は、熱硬化性樹脂(例えば、フェノール系樹脂,フラン
系樹脂,尿素系樹脂,メラミン系樹脂,ポリエステル系
樹脂,ポリウレタン系樹脂,エポキシ系樹脂その他の樹
脂)、熱可塑性樹脂(例えば、ポリ酢酸ビニル,ポリビ
ニルアルコール,ポリ塩化ビニル樹脂,ポリビニルブチ
ラール樹脂,ポリ(メタ)アクリル系樹脂,ニトロセル
ロース,ポリアミドその他の樹脂)、ゴム(例えば、ブ
タジエン−アクリロニトリルゴム,ネオブレンゴムその
他のゴム)、ニカワ、天然樹脂、カゼイン、ケイ酸ナト
リウム、デキストリン、でんぷん、アラビアゴム等のう
ち、1種類又は2種類以上を主成分とする接着剤を使用
することができる。また、このような接着剤は、溶液
型,エマルジョン型,粉末型又はフィルム型のいずれで
もよく、さらには、常温固化型,溶剤揮発固化型又は融
解固化型のいずれでもよい。
【0020】接着層13は、不正防止対象物20に貼付
するための層である。接着層13には、所定の温度で熱
圧を加えられると溶融接着する接着剤が、一様に、塗布
されて形成されている。このような接着剤としては、例
えば、塩素化ポリプロピレン、ポリ(メタ)アクリル酸
メチルなどの(メタ)アクリル酸エステル系、ポリイソ
ブチルエーテル等のポリビニルエーテル系、ポリアクリ
ルアミド等のポリアミド系、ポリスチレン、ポリエステ
ル、ポリ塩化オレフィン、塩酸酢酸ビニル系等のものが
ある。
【0021】転写フィルム14は、不正防止対象物20
へ貼付前の不正使用防止体10を保持するフィルムであ
り、基材フィルム11を剥離可能に接着する(図2参
照)。転写フィルム14は、プラスチック基材が望まし
く、例えば、ポリカーボネート、ポリビニルアルコー
ル、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリアクリレート、ポリエチレンテレフタ
レート、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロー
ス、ポリエチレン−エチレンビニルアルコール等を例示
することができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0022】(製造方法)図2は、本発明による真偽判
定体の第1実施形態の製造方法を示す図である。転写フ
ィルム14に保持されている不正使用防止体10を、不
正防止対象物20に載置して(載置工程#101;図2
(A))、転写フィルム14の上方から、所定のパター
ン(例えば、「開封済」の文字パターン)の凹凸の付い
たエンボス型30で熱圧を加える。すると、不正使用防
止体10の接着層13は、エンボス型30のパターン状
に溶融接着する(接着工程#102;図2(B))。そ
して、転写フィルム14を剥がすと、不正使用防止体1
0が完成する(完成工程#103;図2(C))。
【0023】(使用方法)図3は、本発明による真偽判
定体の第1実施形態の使用方法を示す図である。なお、
各図は、剥離前の断面図(図3(A))及び平面図(図
3(B))、剥離後の断面図(図3(C))及び平面図
(図3(D))である。上述の通り、不正防止対象物2
0に接着した不正使用防止体10は、剥離前は、エンボ
ス型のパターンが見えない(図3(A)(B))。しか
し、不正使用防止体10に力を加えて剥離すると、接着
層13で溶融接着しているパターン表示部12aが不正
防止対象物20に残り、コレステリック液晶が破壊され
る(図3(C))。このため、コレステリック液晶が元
来有している色変化機能が壊され、「開封済」の文字が
目視可能に現れる(図3(D))。判定者は、この文字
を確認できるときは、既に開封されてたことを容易に判
断することができる。
【0024】本実施形態によれば、万一、不正使用防止
体10が剥離されると、パターン表示部12aでコレス
テリック液晶が破壊して、所定のパターンが目視可能に
現れるので、剥離されたことを誰でも簡単に確認するこ
とができる。この現象は、ホログラムシールを使用した
場合のように界面で剥離するのではなく、真偽判定層1
2のコレステリック液晶自体が破壊するので、再生でき
ず、不正使用することができない。また、コレステリッ
ク液晶を使用するので、ホログラムを使用する場合に比
べて、簡易かつ安価に製造可能であるとともに、意匠性
に優れ、外観が美しい。さらに、所定のパターンを有す
るエンボス型で押圧を加えることで製造することができ
るので、従来の製造工程にエンボス型を使用することで
製造することができ、容易に製造可能である。
【0025】(第2実施形態)図4は、本発明による真
偽判定体の第2実施形態の製造方法を示す図である。な
お、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態
と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、
重複する説明を適宜省略する。転写フィルム14に保持
されている不正使用防止体10を、不正防止対象物20
に載置して(載置工程#101;図4(A))、転写フ
ィルム14の上方から、サーマルヘッド31又はレーザ
ーで、所定のパターン(例えば、「開封済」の文字パタ
ーン)に、加熱して接着する(接着工程#102;図4
(B))。この場合であっても、不正使用防止体10の
接着層13は、パターン表示部12aを不正防止対象物
20に溶融接着し、転写フィルム14を剥がすと、不正
使用防止体10が完成する(完成工程#103;図4
(C))。
【0026】本実施形態によれば、サーマルヘッド又は
レーザーで、パターン表示部12aを所定のパターンに
加熱して接着するので、特別な型を必要とせず、簡単に
作製することができる。
【0027】(第3実施形態)図5は、本発明による不
正使用防止体の第3実施形態を示す断面図である。接着
層13は、不正防止対象物20に貼付するための層であ
り、接着剤が「開封済」等のパターン状に塗布されて形
成されている(図5(A))。不正使用防止体10に力
を加えて剥離すると、接着層13で接着している真偽判
定層12のパターン表示部が不正防止対象物20に残
り、コレステリック液晶が破壊される(図5(B))。
【0028】本実施形態によれば、接着剤が「開封済」
等のパターン状に塗布されて形成されている接着層13
を有するので、その後は、従来品を製造する工程を使用
して、簡単に製造することができる。
【0029】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、「開封
済」の文字部分で接着しても、逆に、「開封済」の文字
部分では接着せず、その周囲部分で接着しても、同様の
効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、見る角度によって異なる反射色を呈して
色変化し、少なくとも一部に、基材層が剥離されると破
壊して色変化しない所定のパターンを表示するパターン
表示部を有する真偽判定層を備えるので、不正使用を防
止することができる。
【0031】請求項2の発明によれば、真偽判定層は、
コレステリック液晶を含むので、意匠性に優れる。
【0032】請求項3の発明によれば、接着層は、全面
に一様に形成され、所定のパターンで真偽判定層を接着
するので、接着層の形成が容易である。
【0033】請求項4の発明によれば、接着層は、パタ
ーン表示部が表示する所定のパターンで形成され、真偽
判定層を接着するので、接着層を形成した後は、従来品
を製造する工程を使用して、簡単に製造することができ
る。
【0034】請求項5の発明によれば、接着層は、押圧
によって接着する層であり、パターン表示部が表示する
所定のパターンを有する型で押圧して接着する接着工程
を備えるので、所定のパターンで真偽判定層を接着す
る。
【0035】請求項6の発明によれば、接着層は、加熱
されると溶融接着する層であり、パターン表示部が表示
する所定のパターンで加熱して接着する接着工程を備え
るので、所定のパターンで真偽判定層を接着可能であ
る。
【0036】請求項7の発明によれば、パターン表示部
に所定のパターンが表示されているときに不正使用品で
あると判定するので、誰でも簡単に判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による不正使用防止体の第1実施形態を
示す断面図である。
【図2】本発明による真偽判定体の第1実施形態の製造
方法を示す図である。
【図3】本発明による真偽判定体の第1実施形態の使用
方法を示す図である。
【図4】本発明による真偽判定体の第2実施形態の製造
方法を示す図である。
【図5】本発明による不正使用防止体の第3実施形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
10 不正使用防止体 11 基材フィルム 12 真偽判定層 12a パターン表示部 13 接着層 14 転写フィルム 20 不正防止対象物 30 エンボス型 31 サーマルヘッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層と、 前記基材層に形成され、見る角度によって異なる反射色
    を呈して色変化し、少なくとも一部に、前記基材層が剥
    離されると破壊して色変化しない所定のパターンを表示
    するパターン表示部を有する真偽判定層と、 前記真偽判定層に形成され、不正防止対象物に貼付する
    接着層とを備える不正使用防止体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の不正使用防止体におい
    て、 前記真偽判定層は、コレステリック液晶を含むことを特
    徴とする不正使用防止体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の不正使用
    防止体において、 前記接着層は、全面に一様に形成され、前記パターン表
    示部を所定のパターンで接着することを特徴とする不正
    使用防止体。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の不正使用
    防止体において、 前記接着層は、前記パターン表示部が表示する所定のパ
    ターンで形成され、前記真偽判定層を接着することを特
    徴とする不正使用防止体。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の不正使用防止体を製造
    する不正使用防止体の製造方法であって、 前記接着層は、押圧によって接着する層であり、前記パ
    ターン表示部が表示する所定のパターンを有する型で押
    圧して接着する接着工程を備えることを特徴とする不正
    使用防止体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の不正使用防止体を製造
    する不正使用防止体の製造方法であって、 前記接着層は、加熱されると溶融接着する層であり、前
    記パターン表示部が表示する所定のパターンで加熱して
    接着する接着工程を備えることを特徴とする不正使用防
    止体の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の不正使用防止体を使用する不正使用防止体の
    使用方法であって、 前記パターン表示部に所定のパターンが表示されている
    ときに不正使用品であると判定することを特徴とする不
    正使用防止体の使用方法。
JP2001003680A 2001-01-11 2001-01-11 不正使用防止体の使用方法 Expired - Fee Related JP4630465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003680A JP4630465B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 不正使用防止体の使用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003680A JP4630465B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 不正使用防止体の使用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002205472A true JP2002205472A (ja) 2002-07-23
JP4630465B2 JP4630465B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=18871983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003680A Expired - Fee Related JP4630465B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 不正使用防止体の使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4630465B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004142167A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Osaka Sealing Printing Co Ltd 液晶積層体、液晶層積層貼着体および液晶積層体の製造方法
JP2008164818A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sato Corp 封緘ラベル
JP2008273559A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Hayakawa Seitai:Kk テープ付き袋
JP2009237101A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toppan Printing Co Ltd セキュリティデバイス及びラベル付き物品
JP2011113030A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Toppan Forms Co Ltd 温度管理ラベル
JP2013003182A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Yupo Corp ラベル
WO2021079815A1 (ja) 2019-10-23 2021-04-29 日本ゼオン株式会社 液晶硬化層転写シール、液晶硬化層転写物、及び液晶硬化層転写シールの真正性判定方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021172567A1 (ja) 2020-02-28 2021-09-02 日本ゼオン株式会社 表示媒体及びその製造方法、並びに、表示物品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155199A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム転写箔
JPH07219435A (ja) * 1994-02-09 1995-08-18 Toppan Printing Co Ltd ホログラムシールおよびその製造方法
JPH11151877A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Nhk Spring Co Ltd 対象物の識別用媒体及び識別構造及び識別方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155199A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム転写箔
JPH07219435A (ja) * 1994-02-09 1995-08-18 Toppan Printing Co Ltd ホログラムシールおよびその製造方法
JPH11151877A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Nhk Spring Co Ltd 対象物の識別用媒体及び識別構造及び識別方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004142167A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Osaka Sealing Printing Co Ltd 液晶積層体、液晶層積層貼着体および液晶積層体の製造方法
JP2008164818A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Sato Corp 封緘ラベル
JP2008273559A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Hayakawa Seitai:Kk テープ付き袋
JP2009237101A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toppan Printing Co Ltd セキュリティデバイス及びラベル付き物品
JP2011113030A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Toppan Forms Co Ltd 温度管理ラベル
JP2013003182A (ja) * 2011-06-13 2013-01-07 Yupo Corp ラベル
WO2021079815A1 (ja) 2019-10-23 2021-04-29 日本ゼオン株式会社 液晶硬化層転写シール、液晶硬化層転写物、及び液晶硬化層転写シールの真正性判定方法
CN114556460A (zh) * 2019-10-23 2022-05-27 日本瑞翁株式会社 液晶固化层转印贴签、液晶固化层转印物、以及液晶固化层转印贴签的真实性判定方法
CN114556460B (zh) * 2019-10-23 2024-05-28 日本瑞翁株式会社 液晶固化层转印贴签、液晶固化层转印物、以及液晶固化层转印贴签的真实性判定方法
JP7494857B2 (ja) 2019-10-23 2024-06-04 日本ゼオン株式会社 液晶硬化層転写シール、液晶硬化層転写物、及び液晶硬化層転写シールの真正性判定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4630465B2 (ja) 2011-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009093372A1 (ja) 識別媒体およびその製造方法
JP4335352B2 (ja) 偽造防止体及び偽造判別方法
US5658411A (en) Durable security laminate with hologram
CN101363931B (zh) 介质、基材、介质标签、介质转印片、片材和信息记录体
WO2000072056A1 (en) Laminated composite body, information recording medium, and member for imparting counterfeit preventive function
WO2004102234A1 (ja) 対象物の識別媒体及び識別方法
JPWO2005063495A1 (ja) 識別媒体および識別媒体の識別方法
US7388627B2 (en) Discrimination medium and article to be discriminated
JP2002205472A (ja) 不正使用防止体とその製造方法及び使用方法
JP2007237535A (ja) 真偽判定用媒体およびそれを有する物品、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、ならびに真偽判定用媒体転写箔
JP4550235B2 (ja) 真偽判定体
JP4445656B2 (ja) 真偽判定体の作製方法及び使用方法、真偽判定体
JP4402383B2 (ja) 真偽判定用媒体、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、真偽判定可能なシート、および真偽判定可能な情報記録体
JP4437721B2 (ja) 真偽判定用媒体、真偽判定可能な基材、真偽判定用媒体ラベル、および真偽判定用媒体転写シート
JP2002071952A (ja) 真偽判定体並びにその作製方法及び使用方法
JP4515065B2 (ja) 真偽判定用媒体、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、真偽判定可能なシート、および真偽判定可能な情報記録体
JP2006142576A (ja) 真偽判定用媒体、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、真偽判定可能なシート、および真偽判定可能な情報記録体
KR200353146Y1 (ko) 홀로그램 유브이라벨
JP2007003673A (ja) 偽造防止媒体とそれに使用する偽造防止体及び偽造防止体転写箔
JP2007144896A (ja) 記録媒体
KR100451917B1 (ko) 홀로그램 유브이라벨 및 그 제조방법
JP5953832B2 (ja) 記録媒体及び転写箔
JP7711769B2 (ja) 光学構造体およびその製造方法、ならびにコード形成方法
JP2005014482A (ja) 偽造防止媒体及びその検証方法並びに偽造防止媒体用の転写シート
JP6053258B2 (ja) 偽造防止媒体、偽造防止用ラベル、偽造防止用転写シート及び偽造防止物品

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100507

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100907

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees