JP4445656B2 - 真偽判定体の作製方法及び使用方法、真偽判定体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード,商品券,金券,切符,紙幣,パスポート,身分証明書,証券,公共競技投票券などの対象物の偽造を防止する真偽判定体の作製方法及び使用方法、真偽判定体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高精細かつ高色彩に再現可能なカラーコピー装置の普及に伴い、商品券、証券等の偽造が問題となってきている。
このような偽造を防止するために、従来より、見る角度によって反射色が変化するコレステリック液晶(cholesteric liquid crystal)を用いる液晶フィルム(特開昭63−51193)等による真偽判定体を真正識別対象物に貼付し、この色変化により真偽判定する方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来のコレステリック液晶による真偽判定体であっても、最近の偽造技術によれば、偽造されてしまう可能性がある。また、従来の真偽判定体は、単に、色変化するのみで意匠性に乏しかった。
【0004】
本発明の課題は、偽造・変造困難で、また、意匠性にも優れる真偽判定体の作製方法及び使用方法、真偽判定体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
【0008】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、入射した光のうち、特定波長の光を反射して特定の色を呈し、傾けると異なる波長の光を反射して色変化し、真正識別可能な色変化層(12)と、前記色変化層(12)の少なくとも一部分に形成され、色変化せずに同一色を呈し目視可能な真正識別情報を表示する情報表示部(12a)とを備え、前記色変化層(12)は、コレステリック液晶を含み、前記情報表示部(12a)は、加熱されて色変化機能が破壊されて形成されていることを特徴とする真偽判定体を作製する真偽判定体の作製方法であって、前記色変化層(12)を被着体(20)に載置する載置工程と、前記載置工程で被着体(20)に載置された色変化層(12)に対して、被着体(20)と一緒に凹凸型(30)で熱圧を加えて色変化機能を破壊して前記情報表示部(12a)を形成するとともに、その被着体(20)に接着する熱圧工程とを備えることを特徴とする真偽判定体の作製方法である。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の真偽判定体の作製方法で作製した真偽判定体の使用方法であって、前記被着体(20)を傾けながら、前記情報表示部(12a)の真正識別情報及び前記色変化層(12)の色変化を確認して、前記被着体(20)が真正品であることを識別することを特徴とする真偽判定体の使用方法である。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1に記載の真偽判定体の作製方法によって作製された真偽判定体である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による真偽判定体の第1実施形態を示す図であり、図1(A)は層構成図、図1(B)は色変化層の拡大模式図である。
真偽判定体10は、表面保護層11と、色変化層12と、接着層13とを備え、紙券などの真正識別対象物20へ貼付されて使用される。
また、本実施形態の真偽判定体10は、真正識別対象物20への貼付前は、フィルム層14で剥離可能に保持された、いわゆる転写箔タイプのものである(図3参照)。
【0014】
表面保護層11は、真正識別対象物20に貼付された真偽判定体10の表面を保護する層である。表面保護層11は、その材質として、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂、EVA樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、セルロース樹脂等の単品又は混合物を例示することができるが、これらに限定されるものではない。表面保護層11は、用途に合わせて、真偽判定体10の表面に要求される耐光性、平滑性、ハードコート性、耐摩耗性などの必要物性に応じて、適宜選択するとよい。
【0015】
色変化層12は、コレステリック液晶相を有し、見る角度によって、異なる反射色を呈する。また、色変化層12は、少なくともその一部分に、色変化せず、目視可能な真正識別情報を表示する情報表示部12aを有する(図1(B))。この情報表示部12aは、後述の通り、加熱されて、コレステリック液晶相の色変化機能が破壊されており、色変化しない。このため、周囲の色変化にかかわらず、情報表示部12aは、常に、例えば白色等で、真正識別情報を表示する。
色変化層12は、コレステリック液晶配向を固定化した高分子フィルム又はコレステリック液晶粒子を担体中に分散したフィルムなど、光学的に選択反射性及び円偏光選択性を示す媒体すべてを用いることが可能であるが、特に、液晶配向を固定化した高分子フィルムを好適に用いることができる。
【0016】
このような液晶配向を固定化した高分子フィルムは、低分子液晶をコレステリック配向させた後、光反応又は熱反応などで低分子液晶を架橋して配向状態を固定化して製造することができる。
また、他の製造方法としては、側鎖型又は主鎖型のサーモトロピック高分子液晶を液晶状態でコレステリック配向させた後、液晶転移点以下の温度に冷却して、配向状態を固定化する方法がある。
さらに、他の製造方法としては、側鎖型又は主鎖型のリオトロピック高分子液晶を溶液中でコレステリック配向させた後、溶媒を徐々に除去することによって配向状態を固定化する方法もある。
【0017】
これらフィルム製造に用いることのできる高分子液晶の例としては、側鎖に液晶形成基を有するポリアクリレート,ポリメタクリレート,ポリシロキサン,ポリマロネートなどの側鎖型ポリマー、主鎖に液晶形成基をもつポリエステル,ポリエステルアミド,ポリカーボネート,ポリアミド,ポリイミドなどの主鎖型ポリマーなどがある。
【0018】
接着層13は、真正識別対象物20に貼付可能な接着層であり、例えば、塩酸酢酸ビニル系接着剤などが塗布されて形成されている。
【0019】
フィルム層14は、真正識別対象物20へ貼付前の真偽判定体10を保持する層であり、表面保護層11を剥離可能に接着する(図3参照)。フィルム層14は、プラスチック基材が望ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、ポリエチレン−エチレンビニルアルコール等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0020】
図2は、本発明による真偽判定体の第1実施形態の色変化層の作用を説明する図である。
色変化層12にコレステリック配向状態で固定化されたコレステリック液晶は、液晶分子の配向構造が膜厚方向に螺旋を描くように規則的なねじれを有している。また、コレステリック液晶は、ピッチP(液晶分子が360°回転するのに必要な膜厚)と入射光の波長λとがほぼ等しい場合に、選択反射性と円偏光選択性という2つの光学的性質を示す(参考文献;液晶とディスプレイ応用の基礎(コロナ社)など)。
【0021】
ここに、選択反射性とは、入射光のうち、特定の波長帯域内にある光を強く反射し、それ以外の光を透過する性質である。この選択反射性は、特定の波長帯域内で限定的に発現するので、コレステリック液晶のピッチPを適切に選択することで、反射光は、色純度の高い有彩色になる。その帯域の中心波長をλs,帯域幅をΔλとすれば、これらは、光学媒体のピッチP(=λ/nm )と平均屈折率nm (=√((ne 2 +no 2 )/2))とによって、式(1),(2) のように決まる。ここで、Δnは、光学媒体の面内の異常光線屈折率ne と常光線屈折率no との差(Δn=ne −no )である。
λs=nm ・P ・・・(1)
Δλ=Δn・P/nm ・・・(2)
【0022】
式(1),(2)に示した中心波長λs及び波長帯域幅Δλは、コレステリック液晶層への入射光が垂直入射(0°入射,on−axis入射)の場合であるが、入射光が斜め入射(off−axis入射)である場合は、ピッチPが見かけ上減少するので、中心波長λsは短波長側へ移行し、帯域幅Δλは減少する。この現象は、λsが短波長側へ移行することからブルーシフトと呼ばれ、その移行量は入射角に依存するが、目視でも容易に識別可能である。たとえば、垂直(0°入射位置)から見るときに赤色を呈色するコレステリック液晶の反射色は、視野角を大きくしていくにつれて、オレンジ色,黄色,緑色,青緑色,青色と順次変化するように見える。
【0023】
また、円偏光選択性とは、特定の回転方向の円偏光だけを反射し、これと回転方向が反対の円偏光を透過する性質である。入射光のうち、コレステリック液晶の配向構造のねじれ方向と同方向の円偏光成分は反射され、その反射光の回転方向も同一方向となるのに対し、逆方向に回転する円偏光成分は透過する。左ねじれ構造を有するコレステリック液晶の場合は、左円偏光を反射し、かつ反射光は左円偏光のままであり、右円偏光は透過する。
【0024】
図2に示す通り、自然光50が、左ねじれ構造を有するコレステリック液晶の色変化層12に入射すると、上述のような特定波長λの左円偏光51は、反射されて、特定の反射色を呈し、それ以外の光52は、透過する。
【0025】
(作製方法)
図3は、本発明による真偽判定体の第1実施形態の作製方法を示す図である。フィルム層14に保持されている真偽判定体10を、真正識別対象物20に載置して(載置工程)、フィルム層14の上方から、あらかじめ加熱されている凹凸の付いたエンボス型30で熱圧を加える(熱圧工程;図3(A))。すると、真偽判定体10は、エンボス型30の凸部分で、強く加熱され、その熱によって、コレステリック液晶相の色変化機能が破壊されて、色変化しない情報表示部12aが形成されるとともに(図1(B)参照)、接着層13で真正識別対象物20に接着する。
そして、フィルム層14を剥がすと、情報表示部12aが形成されている真偽判定体10が完成する(図3(B))。
【0026】
(使用方法)
真偽判定者は、真正識別対象物20を傾けながら、貼付されている真偽判定体10を目視する。
このとき、真偽判定体10の情報表示部12aの真正識別情報を確認することができ、また、それ以外の部分の色変化を確認することができるときは、その真正識別対象物20は、真正品であると識別できる。
【0027】
本実施形態によれば、色変化層12に情報表示部12aが形成されているので、真偽判定時に色変化のみならず、真正識別情報を確認することができ、偽造困難で、偽造牽制効果が高い。
また、真正識別情報は、凹凸状に形成されているので、触感によっても、真偽判定することができる。
さらに、真正識別情報を目視することができるので、意匠性が向上する。
さらにまた、真正識別対象物20に載置されている真偽判定体10に、エンボス型30で熱圧を加えて、情報表示部12aを形成するとともに、真正識別対象物20に接着するので、量産性に優れる。
【0028】
(第2実施形態)
図4は、本発明による真偽判定体の第2実施形態を示す層構成図である。
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
真偽判定体10は、いわゆるラベルタイプのものであり、保護フィルム層11と、色変化層12と、粘着層13とを備え、また、真正識別対象物20への貼付前は、粘着層13が剥離紙15で保護されている(図4(A))。
【0029】
保護フィルム層11は、プラスチック基材が望ましく、例えば、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアクリレート、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロース、ポリエチレン−エチレンビニルアルコール等を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
【0030】
保護フィルム層11は、接着層16によって色変化層12に接着されている。接着層16は、熱硬化性樹脂(例えば、フェノール系樹脂,フラン系樹脂,尿素系樹脂,メラミン系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリウレタン系樹脂,エポキシ系樹脂その他の樹脂)、熱可塑性樹脂(例えば、ポリ酢酸ビニル,ポリビニルアルコール,ポリ塩化ビニル樹脂,ポリビニルブチラール樹脂,ポリ(メタ)アクリル系樹脂,ニトロセルロース,ポリアミドその他の樹脂)、ゴム(例えば、ブタジエン−アクリロニトリルゴム,ネオブレンゴムその他のゴム)、ニカワ、天然樹脂、カゼイン、ケイ酸ナトリウム、デキストリン、でんぷん、アラビアゴム等のうち、1種類又は2種類以上を主成分とする接着剤を使用するものである。また、このような接着剤は、溶液型,エマルジョン型,粉末型又はフィルム型のいずれでもよく、さらには、常温固化型,溶剤揮発固化型又は融解固化型のいずれでもよい。
【0031】
粘着層13は、真正識別対象物20に貼付可能な接着層であり、例えば、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤などが塗布されて形成されている。
剥離紙15は、真正識別対象物20への貼付前の粘着層13を保護する基材であり、その上面、すなわち、粘着層13の側の面に、シリコーン系離型剤などによる剥離処理がなされている。
【0032】
(作製方法及び使用方法)
剥離紙15が貼付されている真偽判定体10に対して、あらかじめ加熱されている凹凸の付いたエンボス型30で押圧しながら加熱して(加熱工程)、色変化層12のコレステリック液晶相の色変化機能を破壊して、情報表示部を形成する。
判定体使用者は、剥離紙15を剥がして、貼付真偽判定体10を真正識別対象物20に貼付する(図4(B))。
真偽判定者は、真正識別対象物20を傾けながら、貼付されている真偽判定体10を目視し、真偽判定体10の情報表示部の真正識別情報及び色変化を確認することができるか否かで真正識別を行う。
【0033】
本実施形態によれば、真偽判定体10を真正識別対象物20に貼付するだけで、手軽に使用することができる。
【0034】
(第3実施形態)
図5は、本発明による真偽判定体の第3実施形態を示す層構成図である。
本実施形態の色変化層12は、加熱工程で、レーザー又はサーマルヘッド等で加熱されて、コレステリック液晶相の色変化機能が破壊されて、情報表示部12aが形成されている。そのため、本実施形態の真偽判定体10は、凹凸形状ではなく、平らである。
【0035】
本実施形態によれば、特別な型などを使用することなく、簡易に作製することができる。
【0036】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、真偽判定体10をスレッド方式によって、紙基材中にすき込み、その紙基材で真正識別対象物を構成してもよい。
第1実施形態において、第3実施形態のように、レーザー等で加熱しても、同様の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、色変化層の少なくとも一部分に、色変化せずに同一色を呈する真正識別情報を目視可能に表示する情報表示部が形成されているので、偽造困難であるとともに、意匠性にも優れる。
【0038】
本発明によれば、色変化層は、コレステリック液晶を含むので、色がきれいでデザイン性に優れる。
【0039】
本発明によれば、情報表示部は、加熱されて色変化機能が破壊されて形成されているので、形成容易である。
【0040】
本発明によれば、被着体に載置された色変化層を、被着体と一緒に凹凸型で熱圧を加えて、前記情報表示部を形成するとともに、その被着体に接着するので、量産性に優れる。
【0041】
本発明によれば、色変化層の所定部分を加熱して色変化機能を破壊するので、簡易に情報表示部を形成することができる。
【0042】
本発明によれば、色変化層の所定部分をレーザー又はサーマルヘッドで加熱するので、特別な型などを使用することなく、作製することができる。
【0043】
本発明によれば、色変化層の所定部分を凹凸型で押圧しながら、加熱するので、短時間で、作製することができる。
【0044】
本発明によれば、被着体を傾けて、情報表示部の真正識別情報及び色変化層の色変化を確認して、その被着体が真正品であることを識別するので、手軽に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真偽判定体の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明による真偽判定体の第1実施形態の色変化層の作用を説明する図である。
【図3】本発明による真偽判定体の第1実施形態の作製方法を示す図である。
【図4】本発明による真偽判定体の第2実施形態を示す層構成図である。
【図5】本発明による真偽判定体の第3実施形態を示す層構成図である。
【符号の説明】
10 真偽判定体
11 表面保護層
12 色変化層
12a 情報表示部
13 接着層
14 フィルム層
15 剥離紙
16 接着層
20 真正識別対象物
Claims (3)
- 入射した光のうち、特定波長の光を反射して特定の色を呈し、傾けると異なる波長の光を反射して色変化し、真正識別可能な色変化層と、
前記色変化層の少なくとも一部分に形成され、色変化せずに同一色を呈し目視可能な真正識別情報を表示する情報表示部と
を備え、
前記色変化層は、コレステリック液晶を含み、
前記情報表示部は、加熱されて色変化機能が破壊されて形成されていることを特徴とする真偽判定体を作製する真偽判定体の作製方法であって、
前記色変化層を被着体に載置する載置工程と、
前記載置工程で被着体に載置された色変化層に対して、被着体と一緒に凹凸型で熱圧を加えて色変化機能を破壊して前記情報表示部を形成するとともに、その被着体に接着する熱圧工程と
を備えることを特徴とする真偽判定体の作製方法。 - 請求項1に記載の真偽判定体の作製方法で作製した真偽判定体の使用方法であって、
前記被着体を傾けながら、前記情報表示部の真正識別情報及び前記色変化層の色変化を確認して、前記被着体が真正品であることを識別する
ことを特徴とする真偽判定体の使用方法。 - 請求項1に記載の真偽判定体の作製方法によって作製された真偽判定体。
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