JP2002176235A - 接続材とその製造方法、および接続構造の製造方法 - Google Patents
接続材とその製造方法、および接続構造の製造方法Info
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Abstract
めて低い層間接続等を実現するための接続材、その接続
構造、それらの製造方法を提供すること。 【解決手段】 銅箔1(主導体層)の片面全面にニッケ
ルめっき3を施すとともにその反対面にパターン付きの
スズめっき2を施し、ニッケルめっき3の表面に銅めっ
き5(基層導体層)を形成する。スズめっき2をマスク
として銅箔1をエッチングして離散的な凸状体10とな
し、凸状体10をマスクとしてニッケルめっき3をエッ
チングする。そして、スズめっき2を加熱して上に凸と
なるように湾曲させる。これにより、接続箇所の導電経
路のほとんどがソリッドな金属(銅箔1など)により構
成された接続材を得る。また、その接続材に被接続物を
プレスすることにより、接続構造を得る。
Description
間の接続もしくは配線板と実装部品との接続を行うため
の接続材もしくは接続構造およびそれらの製造方法に関
する。
体層との間の電気的接続をとる層間接続構造が随所に形
成される。配線板にはまた、実装部品との間の接続構造
も適宜形成される。これらの接続構造を、高密度かつ高
生産性をもって実現する手法として、「新層間接続法に
よる高密度プリント配線板の開発」(回路実装学会誌Vo
l.11、No.2、pp106-112(1996)) に記載されたものが挙
げられる。そこには、銅スルーホールめっき法による層
間接続技術に代わる接続方法として、印刷技術により導
電ペーストを用いて導電性バンプを形成する技術が紹介
されている。
た従来の技術による接続構造には、次のような問題点が
あった。すなわちこの技術では、基本的に導電ペースト
を用いて接続構造を形成するので、導電経路をなすバン
プの導電率がさほど高くなく、接続抵抗が無視できなか
った。このため、接続の信頼性に不安があり、また、大
電流用途には使いにくかった。
構造が有する問題点を解決するためになされたものであ
る。すなわちその課題とするところは、集積密度や生産
性が高くかつ接続抵抗がきわめて低い層間接続等を実現
するための接続材、およびその接続構造、さらにはそれ
らの製造方法を提供することにある。
してなされた本発明の接続材は、基層導体層と、基層導
体層の上に存在する主導体層と、主導体層の上にパター
ン状に存在するとともに主導体層とは材質が異なる第1
めっき層と、基層導体層と主導体層との間に位置すると
ともにそれらとも第1めっき層とも材質が異なる第2め
っき層とを有し、主導体層が第1めっき層をマスクとし
てエッチングされて離散的な凸状部をなしており、第1
めっき層は上に凸となるように湾曲しているものであ
る。
ッチングされている箇所では第2めっき層もエッチング
されていることが望ましい。
ーン状に主導体層とは材質が異なる第1めっき層を形成
し、主導体層の他面全体に、主導体層とも第1めっき層
とも材質が異なる第2めっき層を形成し、第2めっき層
の他面全体に第2めっき層とは材質が異なる基層導体層
を形成し、第1めっき層をマスクとして主導体層をエッ
チングして離散的な凸状部をなさしめ、第1めっき層を
加熱することにより上に凸となるように湾曲させること
により製造される。ここで、第1めっき層を加熱する代
わりに、第1めっき層を上方から圧迫して上に凸となる
ように湾曲させるようにしてもよい。
体層とは材質が異なる第1めっき層を形成し、主導体層
の他面全体に、主導体層とも第1めっき層とも材質が異
なる第2めっき層を形成し、第2めっき層の他面全体に
第2めっき層とは材質が異なる基層導体層を形成し、第
1めっき層をマスクとして主導体層をエッチングして離
散的な凸状部をなさしめ、第1めっき層を加熱すること
により上に凸となるように湾曲させ、第1めっき層側の
面に被接続物を配置して、凸状部の頂部が第1めっき層
を介して被接続物に接触する状態とし、凸状部により被
接続物と基層導体層とを接続すれば、本発明の接続材を
利用した接続構造が得られる。ここで、第1めっき層を
加熱する代わりに、第1めっき層を上方から圧迫して上
に凸となるように湾曲させるようにしてもよい。
後で主導体層をマスクとして第2めっき層をエッチング
し、その際第1めっき層を残すことが望ましい。
を構成している。そして凸状部は、「主導体層」がエッ
チングされた残りである。よって、主導体層を銅箔のよ
うな金属性の素材で形成しておくことにより、ペースト
等の絶縁成分を含むものと比較してはるかに低抵抗な接
続構造、およびその接続構造を形成するための接続材が
得られる。また、フォトリソグラフィ等によるパターン
マスク形成が、第1めっき層形成時の1回だけで済むの
で、生産性も高い。
な接続構造を形成する際には、接続材の上方から樹脂
(接着層)を押し付け、凸状部に樹脂を貫通させた後に
被接続物を接続材に接着することになる。そして、凸状
部に樹脂を貫通させた後に第1めっき層の上(凸状部の
頂部)に樹脂が残留してしまう。そこで、本発明では、
凸状部の上に存在する第1めっき層が上に凸となるよう
に湾曲させている。そのため、樹脂を貫通させやすく、
また第1めっき層に残留する樹脂の量も減少する。さら
に、被接続物を接続材に接着する際に行うプレスによ
り、第1めっき層上に存在する残留樹脂が周囲に逃がさ
れる。従って、接続材に被接続物を接着させた後には、
第1めっき層上には残留樹脂が存在しない。すなわち、
接続の導通経路中には絶縁成分を含むものがほとんど存
在しない。これにより、非常に低い抵抗の接続構造が得
られる。
形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
するための出発状態を説明する。本実施の形態に係る接
続構造は、100μm程度の厚さの銅箔を出発材料とし
て製造される(図1)。この銅箔1は、主導体層であ
る。最初に、銅箔1に対し、両面にめっきを施す(図
2)。その際、図中上側の面(以下、上面という)はパ
ターン付きのスズめっき2とし、図中下側の面(以下、
下面という)は全面のニッケルめっき3とする。厚さは
ともに3μm程度でよい。上側のパターン付きのスズめ
っき2の形成は、一旦全面めっきしてパターンエッチン
グする方法でもよいし、あらかじめネガパターンのマス
クレジストを形成しておいて、マスクレジストのない箇
所にのみめっきを形成する方法でもよい。
の状態で、下面全面に厚さ20μm程度の銅めっき5を
形成する(図3)。この銅めっき5は、基層導体層であ
る。この状態では、銅箔1(主導体層)と銅めっき5
(基層導体層)との間にニッケルめっき3が位置してい
る。
し、下面に全面マスクを形成する。この状態で、アルカ
リエッチング液によりエッチングする。すると、主導体
層である銅箔1のみがエッチングされる。その際、スズ
めっき2がエッチングマスクとして作用する。よって銅
箔1は、スズめっき2のない箇所のみがエッチングさ
れ、離散的な凸状体10となる(図4)。このとき、エ
ッチングマスクとして作用しているのが金属めっき(ス
ズめっき2)であるため、樹脂系のレジストマスクに比
べて銅箔1に対する密着力が強い。このため、エッチン
グ中の液圧(スプレー圧)で剥離することがない。よっ
て、スズめっき2のパターンに忠実なパターンの凸状体
10が確実に形成される。
液等)によりエッチングする。このとき、ニッケルは銅
よりエッチングされやすいので、凸状体10に覆われた
部分を除き、ニッケルめっき3も同時にエッチングされ
る。この相対的なエッチング速度でみると、このとき凸
状体10がエッチングマスクとして作用するので、凸状
体10のない箇所で銅めっき5が上方に向けて露出した
状態となる(図5)。この状態では、ニッケルめっき3
は凸状体10の下にのみ存在している。また、この状態
では、上方のスズめっき2は残っている。
のときの加熱は、スズめっき2が軟化して凸状体10の
頂部を覆うようになるまで行えばよい。そうすると、ス
ズめっき2は、柔らかくなり凸状体10の頂部を覆うよ
うにだれてくるので、上に凸となるように湾曲する(図
6)。このようにスズめっき2が湾曲するのは、図6に
示すように、凸状体10の頂部における面積よりもスズ
めっき2の面積の方が少し大きいからである。
ズめっき2を湾曲させているが、図4の状態でスズめっ
き2を湾曲させてから、硝酸系エッチング液によるエッ
チングを行い、図6の状態のものを得るようにしてもよ
い。また、スズめっき2を加熱する代わりに、スズめっ
き2を上方から圧迫して湾曲させてもよい。この場合に
は、若干クッション性のある部材を押しつければよい。
図6の状態のものの各凸状体10の上方から接着層を押
し付け、凸状体10が接着層6を貫通する状態とする
(図7)。ここで、凸状体10の頂部、正確にはスズめ
っき2が、上に凸となるように湾曲している。このた
め、接着層6を貫通させやすい。また、スズめっき2の
上に残留する接着層6の量も少ない。なお、接着層6と
しては、ガラスクロスプリプレグ、不織布プリプレグ、
樹脂シート等のいずれでも使用可能である。あるいは、
液状樹脂を塗布してもよい。図7の状態では、凸状体1
0の上のスズめっき2が、接着層6の上部に顔を出して
いる。
組み合わせ、各凸状体10の頂部がスズめっき2を介し
て銅箔7と接する状態とする(図8)。この状態では、
スズめっき2と銅箔7との間に接着層6が若干残ってい
る。そしてこれをプレスして、図9の状態とする。その
際のプレスは、通常のプレス圧より高めの390N/c
m2 程度とする。各凸状体10の頂部と銅箔7とを強固
に密着させるためである。図9の状態では、各凸状体1
0が、スズめっき2を介して銅箔7と接触しており、か
つ、ニッケルめっき3を介して銅めっき5(基層導体
層)と接触している。すなわち各凸状体10は、銅めっ
き5(基層導体層)と銅箔7(上層)との間の層間接続
構造をなしている。
銅箔7との間に残留していた接着層6は、プレスにより
周囲に逃がされる。凸状体10の上のスズめっき2が湾
曲しているからである。従って、図9の状態では、スズ
めっき2と銅箔7との間に接着層6が介在していない。
そしてその後、銅めっき5(基層導体層)と銅箔7(上
層)とにそれぞれ、適宜のパターニングを施せばよい。
頂部をエッチングすることにより、スズめっき2の上に
残留している接着層6を除去するようにしてもよい。こ
れにより、図9の状態において、スズめっき2と銅箔7
との間に接着層6が確実に介在しなくなるからである。
下から、ニッケルめっき3、凸状体10、そしてスズめ
っき2により構成されている。この導電経路には、導電
ペーストにより構成される部分は含まれていない。ま
た、スズめっき2と銅箔7との間に接着層6が残留して
いない。すなわちそのほとんどがソリッドな金属により
構成されている。したがって、そのビア抵抗は著しく低
い。また、層間接続の構成のためのパターニングは、図
2の上側のスズめっき2を形成するためのマスクレジス
ト1回のみで済む。ビアホールめっきのような複雑な工
程もない。よって生産性にも優れる。このことは高い集
積度の実現にも寄与する。さらに、図5の状態のものま
たは図9の状態のもの(凸状体10の配置は標準的なも
のとする)をストックしておいて、受注次第でその後の
プロセス(銅めっき5(下層)および銅箔7(上層)の
パターニングを含む)に供することもできる。そこで、
図5の状態のものを「接続材」と呼ぶことができる。
第1の変形例として、製造プロセス中の図5から図9に
至る範囲を別の方法で製造する例が挙げられる。すなわ
ち、図10に示すように、図5の状態のものの各凸状体
10の上方に樹脂付き銅箔8を配置し、プレスするので
ある。樹脂付き銅箔8は、当然ながら、銅箔81が図中
上方となり樹脂層82が各凸状体10に対面するように
配置する。プレスは、上記と同様、通常のプレス圧より
高めの390N/cm2 程度とする。これにより、各凸
状体10が樹脂層82を突き破って銅箔81に接触し、
各凸状体10の頂部が、スズめっき2を介して銅箔81
と強固に密着する状態となる。すなわち、図9と同様の
状態が得られる。
接続でなく、配線板とICチップ等の実装部品との接続
に応用する例が挙げられる。すなわち、図11に示すよ
うに、図7の状態のものの上に実装部品9を組み合わ
せ、各凸状体10の頂部がスズめっき2を介して実装部
品9のパッドと接する状態とする。そしてこれをプレス
して、各凸状体10の頂部と実装部品9のパッドとが密
着する状態とする。その際のプレスは、上記と同様、通
常のプレス圧より高めの390N/cm2 程度とする。
プレス後の状態では、各凸状体10が、スズめっき2を
介して実装部品9のパッドと強固に密着しており、か
つ、ニッケルめっき3を介して銅めっき5(基層導体
層)と接触している。すなわち各凸状体10は、銅めっ
き5(基層導体層)と実装部品9との間の相互接続構造
をなしている。その後、銅めっき5(基層導体層)に適
宜のパターニングを施せばよい。
は、出発材料である銅箔1(主導体層)の片面全面にニ
ッケルめっき3を形成するとともにその反対側の面にパ
ターン付きのスズめっき2を形成し、ニッケルめっき3
の表面に銅めっき5(基層導体層)を形成することとし
ている。そして、スズめっき2をエッチングマスクとし
て銅箔1をエッチングして離散的な凸状体10となし、
凸状体10をエッチングマスクとしてニッケルめっき3
をエッチングすることとしている。さらに、スズめっき
2を上に凸となるように湾曲させている。
どがソリッドな金属(銅箔1など)により構成された接
続材を得ている。また、その接続材に上層(銅箔7)ま
たは実装部品9をプレスすることにより、接続構造を得
ている。そして、上層(銅箔7)または実装部品9に直
接接触するスズめっき2の上に、接着層6が残留しな
い。すなわち、導電経路中に絶縁成分がほとんど含まれ
ないのである。かくして、導通箇所の抵抗が著しく低
く、集積度や生産性にも優れた接続材、接続構造、およ
びそれらの製造方法が実現されている。
ず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本
発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能である。例えば、本実施の形態では、主
導体層(銅箔1、凸状体10)および基層導体層(銅箔
5)を銅で構成し、パターンめっきをスズで構成し、全
面めっきをニッケルで構成したが、これら各部の金属種
の組み合わせは、違っていてもよい。ただし、めっきに
より適切に形成できることと、互いに選択的にエッチン
グ可能であることが条件である。例としては、スズめっ
き2の代わりにハンダめっきを用いることが挙げられ
る。
よれば、集積密度や生産性が高くかつ接続抵抗がきわめ
て低い層間接続等を実現するための接続材、およびその
接続構造、さらにはそれらの製造方法が提供されてい
る。
る銅箔を示す断面図である。
ッケルめっきを施した状態を示す断面図である。
を示す断面図である。
的な凸状体をなさしめた状態を示す断面図である。
露出している部分をエッチングした状態を示す断面図で
ある。
せた状態を示す断面図である。
を示す断面図である。
す断面図である。
した状態を示す断面図である。
せる状況を示す断面図である。
況を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基層導体層と、 前記基層導体層の上に存在する主導体層と、 前記主導体層の上にパターン状に存在するとともに前記
主導体層とは材質が異なる第1めっき層と、 前記基層導体層と前記主導体層との間に位置するととも
にそれらとも前記第1めっき層とも材質が異なる第2め
っき層とを有し、 前記主導体層が前記第1めっき層をマスクとしてエッチ
ングされて離散的な凸状部をなしており、 前記第1めっき層は上に凸となるように湾曲しているこ
とを特徴とする接続材。 - 【請求項2】 請求項1に記載する接続材において、 前記主導体層がエッチングされている箇所では前記第2
めっき層もエッチングされていることを特徴とする接続
材。 - 【請求項3】 主導体層の一面にパターン状に前記主導
体層とは材質が異なる第1めっき層を形成し、 前記主導体層の他面全体に、前記主導体層とも前記第1
めっき層とも材質が異なる第2めっき層を形成し、 前記第2めっき層の他面全体に前記第2めっき層とは材
質が異なる基層導体層を形成し、 前記第1めっき層をマスクとして前記主導体層をエッチ
ングして離散的な凸状部をなさしめ、 前記第1めっき層を加熱することにより上に凸となるよ
うに湾曲させることを特徴とする接続材の製造方法。 - 【請求項4】 主導体層の一面にパターン状に前記主導
体層とは材質が異なる第1めっき層を形成し、 前記主導体層の他面全体に、前記主導体層とも前記第1
めっき層とも材質が異なる第2めっき層を形成し、 前記第2めっき層の他面全体に前記第2めっき層とは材
質が異なる基層導体層を形成し、 前記第1めっき層をマスクとして前記主導体層をエッチ
ングして離散的な凸状部をなさしめ、 前記第1めっき層を上方から圧迫して上に凸となるよう
に湾曲させることを特徴とする接続材の製造方法。 - 【請求項5】 主導体層の一面にパターン状に前記主導
体層とは材質が異なる第1めっき層を形成し、 前記主導体層の他面全体に、前記主導体層とも前記第1
めっき層とも材質が異なる第2めっき層を形成し、 前記第2めっき層の他面全体に前記第2めっき層とは材
質が異なる基層導体層を形成し、 前記第1めっき層をマスクとして前記主導体層をエッチ
ングして離散的な凸状部をなさしめ、 前記第1めっき層を加熱することにより上に凸となるよ
うに湾曲させ、 前記第1めっき層側の面に被接続物を配置して、前記凸
状部の頂部が前記第1めっき層を介して被接続物に接触
する状態とし、前記凸状部により被接続物と前記基層導
体層とを接続していることを特徴とする接続構造の製造
方法。 - 【請求項6】主導体層の一面にパターン状に前記主導体
層とは材質が異なる第1めっき層を形成し、 前記主導体層の他面全体に、前記主導体層とも前記第1
めっき層とも材質が異なる第2めっき層を形成し、 前記第2めっき層の他面全体に前記第2めっき層とは材
質が異なる基層導体層を形成し、 前記第1めっき層をマスクとして前記主導体層をエッチ
ングして離散的な凸状部をなさしめ、 前記第1めっき層を上方から圧迫して上に凸となるよう
に湾曲させ、 前記第1めっき層側の面に被接続物を配置して、前記凸
状部の頂部が前記第1めっき層を介して被接続物に接触
する状態とし、前記凸状部により被接続物と前記基層導
体層とを接続していることを特徴とする接続構造の製造
方法。 - 【請求項7】 請求項3から請求項6に記載するいずれ
か1つの製造方法において、 前記主導体層をエッチングした後で前記主導体層をマス
クとして前記第2めっき層をエッチングし、その際前記
第1めっき層を残すことを特徴とする製造方法。
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JP (1) | JP4476474B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007123941A (ja) * | 2007-02-09 | 2007-05-17 | Casio Comput Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP2007165680A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Toppan Printing Co Ltd | 積層用配線基板、多層配線基板およびそれらの製造方法、ならびに半導体装置 |
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2000
- 2000-12-06 JP JP2000371110A patent/JP4476474B2/ja not_active Expired - Lifetime
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