JP2001074027A - シャフト駆動車両の出力軸構造 - Google Patents
シャフト駆動車両の出力軸構造Info
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Abstract
を容易にする。 【解決手段】 クランク軸を車体の前後方向へ配設した
縦置きエンジンを搭載する4輪駆動仕様の4輪バギー車
において、出力軸20を本体部51と前輪接続部52に
分割する。4輪駆動仕様時には、本体部51の前端部5
5に形成された雄スプライン56と前輪接続部52の後
端61に形成された雌スプライン62とをスプライン結
合し、前輪接続部52の先端側67を前ケースカバー3
1の出口64から前方へ突出させて前輪プロペラ軸と連
結する。一方、2輪駆動仕様の場合は、前輪接続部52
を省略するだけで本体部51をそのまま共用でき、か
つ、前ケースカバー31も出口64の貫通穴65を形成
せずに鋳造時の壁のままで残せばよいので、前ケースカ
バー31のみに対して4輪駆動仕様時に若干の穴開け加
工を要するだけで他のケース部材には変更がなく、パワ
ーユニットケースの殆どを共用可能となる。
Description
ャフト駆動車両における出力軸構造に係り、特に前後輪
駆動と後輪駆動との仕様変更を容易にできるようにした
ものに関する。
軸を車体の前後方向へ向けて配設したエンジン(以下、
縦置きという)を搭載して前後の4輪をシャフト駆動す
る4輪バギー車が示されている。この動力伝達構造はパ
ワーユニットケースの下部を前後に貫通する出力軸を設
け、その前端をパワーユニット外前方で前輪側プロペラ
軸へ連結して前輪を駆動し、後端をパワーユニット外後
方で後輪側プロペラ軸へ連結して後輪を駆動するように
なっている。
合、パワーユニットケースを貫通する出力軸を設けてい
るため、後輪駆動仕様の車両には、出力軸及びパワーユ
ニットケースを共用できず、後輪駆動用及び前後輪駆動
用のものをそれぞれ専用に製造しなければならない。そ
こで本願発明は、これらの共用化の実現を主たる目的と
する。
材で形成した出力軸の場合は、長軸となるので長さ方向
において3ヶ所以上の軸受部を必要とする場合がある。
仮に3ヶ所で軸受けする場合には、両端の軸受部のジャ
ーナル径は、中央に配置するベアリングの内径より小さ
くなければ組付けが不可能となる。したがって、両端の
ベアリングサイズは中央に配置するベアリングサイズに
影響を受ける。逆に、両端のベアリングを要求されるサ
イズに設定した場合は、中間に配置するベアリングはさ
らに内径の大きなものに設定する必要があり、この場合
には出力軸と隣り合う軸や周辺に配置する部品との距離
を大きなものにしなければならないという制約が発生す
る。
計したいという本来的な要求があるにもかかわらず、こ
の要請を達成困難となる可能性がある。また、長い出力
軸は軸振れを防ぐために高精度の軸受部が複数必要とな
るから、この軸受部を形成するために製造上でも厳しい
精度で管理しなければならず、出力軸が長ければ長い程
この精度維持が難しくなる。しかもこのような高精度の
軸受部を得るには、出力軸の製造工程として、素材作
成、軸受部等の荒加工、熱処理、曲がり矯正、軸受部研
磨、再矯正の各工程が必要となり、工程数が極めて多く
なってしまう。そこで本願発明は係る問題点の解決を併
せて目的とする。
本願におけるシャフト駆動車両の出力軸構造に関する第
1の発明は、エンジンの出力を前輪側と後輪側の双方へ
伝達するための出力軸を備えたシャフト駆動車両におい
て、前記出力軸を前輪側軸部と後輪側軸部とに分離・結
合自在に分割したことを特徴とする。
上記前輪側軸部と後輪側軸部の結合をスプライン結合と
したことを特徴とする。
部と後輪側軸部とに2分割したので、前後輪駆動の場合
には、前輪側軸部と後輪側軸部を併用して両軸を結合す
ることにより、前輪と後輪を同時駆動できる。後輪駆動
の場合は前輪側軸部を結合せずに後輪側軸部単独で使用
して後輪のみを駆動する。これにより、後輪駆動及び前
後輪駆動のいずれでも後輪側軸部を共用化でき、かつパ
ワーユニットケースも僅かの加工を加えるだけで共用で
きる。したがって、前後輪駆動と後輪駆動との間におけ
る仕様変更を容易にできる。
軸部をスプライン結合としたので、両軸の結合と分離が
容易かつ迅速になる。そのうえ、前輪側軸部と後輪側軸
部の接続部で、雄スプライン近傍の軸部外周を軸受けす
ることによりジャーナル径を小さくでき、その結果、出
力軸と変速機側との軸間距離を小さくすることができる
ため、パワーユニット全体をコンパクト化できる。ま
た、出力軸を分割することにより、各分割部を短くでき
るからそれだけ製造時の精度管理を緩和でき、製造が容
易になる。
走行車両である4輪バギー車に適用された一実施例を説
明する。図1は4輪駆動仕様の出力軸構造を示す図、図
2は車体要部の側面図、図3はパワーユニットの伝動機
構部分を示す縦断面図、図4は2輪駆動(後輪駆動)仕
様における図1と同様の図である。
体フレーム1の前後へそれぞれ左右一対づつの前輪2及
び後輪3を備え、車体フレーム1の中央部にエンジンと
変速機を備えたパワーユニット4が支持されている。こ
のパワーユニット4はクランク軸5を車体の前後方向へ
向けて配置する縦置き形式である。
ーパイプ6とロアーパイプ7の間をフロントパイプ8及
びリヤパイプ9並びに補強パイプ10で連結し、さらに
数種の補助パイプ11,12,13等で補強したもので
ある。また、図中の符号14はハンドル軸、15はハン
ドル、16は燃料タンク、17は鞍乗り型シート、18
はオイルクーラーである。
ワーユニット4の下部にクランク軸5と平行に設けられ
ている出力軸20の前端は、前輪プロペラ軸21の後端
へ接続し、前輪ギヤケース22を介して前輪車軸23を
駆動する。
軸24の前端へ接続し、後輪ギヤケース25を介して後
輪車軸26を駆動する。後輪プロペラ軸24はリヤスイ
ングアーム27内に収容されており、リヤスイングアー
ム27は後端を後輪ギヤケース25へ連結し、前端をリ
ヤパイプ9に設けられたピボットプレート28へピボッ
ト軸29により揺動自在に支持されている。
つき、その構成各軸を結んで平行に切断した縦断面を概
略表示するものであり、パワーユニット4を構成するク
ランクケース30の前側は前ケースカバー31で覆わ
れ、後部側は後ケースカバー32で覆われ、これらでパ
ワーユニットケースを構成している。また、クランクケ
ース30の上部にはシリンダブロック33、シリンダヘ
ッド34及びシリンダヘッドカバー35が取付けられ、
シリンダヘッド34の吸気口へは気化器36が接続さ
れ、さらにこの気化器36にはエアクリーナー37が接
続されている。シリンダヘッド34の排気口には排気管
38が接続されている。
前ケース30aと後ケース30bからなり、これら前ケ
ース30aと後ケース30bの間にクランク軸5が支持
されている。図中の符号40はクランク軸5の一端に設
けられた公知の遠心クラッチ機構からなる発進クラッ
チ、41は他端側に設けられたACG、42はコンロッ
ド、43はピストンである。
の出力軸20は4輪駆動部仕様時における状態を示し、
図1はその前部側のみを拡大した断面図である。これら
の図に示すように、出力軸20はクランクケース30内
に設けられた変速機44の変速出力を前輪2及び後輪3
へ伝達するための軸部材である。
であり、クランク軸5と平行に配設されるメイン軸45
とカウンタ軸46を備え、メイン軸45の一端に変速ク
ラッチ47を設けてクランク軸5から伝達される駆動力
をメイン軸45へ断続させるとともに、メイン軸45と
カウンタ軸46の間に常時噛み合う多数の変速ギヤ列4
8を設け、その変速出力をカウンタ軸46の一端に設け
られたファイナルドライブギヤ49から出力軸20上の
ファイナルドリブンギヤ50へ出力するようになってい
る。
部51と、前輪側軸部に相当する前輪接続部52とに前
後へ2分割され、本体部51は、前後2ヶ所の軸受部を
有し、それぞれでボールベアリング53及びニードルベ
アリング54によりクランクケース30側へ回転自在に
支持されている。
径のストッパ段部51a(図1)より前方側がボールベ
アリング53の軸受穴を貫通して前方へ突出する前端部
55をなし、その外周には雄スプライン56(図4)が
形成されている。後方のニードルベアリング54の軸受
穴からに後方へ突出する部分であるギヤ取付部57の外
周にはスプラインを介してファイナルドリブンギヤ50
が一体回転するように取付けられている。
2に設けられた後方へ筒状に突出する出口58を貫通し
てさらに後方へ突出し、その突出する後端59の外周に
は雄スプラインが形成され、これと結合する雌スプライ
ンが内周に形成された後輪プロペラ軸24側のジョイン
トと一体回転可能に連結している。
径部をなし、その軸心部に後方へ向かって開放する嵌合
穴が設けられ、さらにその内周に雌スプライン62が形
成されており、ボールベアリング53より前方に形成さ
れた筒状のハウジング空間60内において、本体部51
の前端55を後端61の嵌合穴へ嵌合し、前端55の外
周に形成された雄スプライン56とスプライン結合する
ことにより本体部51と連結している。
設けられ、この大径部63より前方部分は、リヤカバー
31の前面に前方へ突出形成された出口64の貫通穴6
5内を貫通して前方へ突出するとともに、この貫通穴6
5内にて、ニードルべアリング66により軸受けされ、
このとき大径部63がストッパーとなる。
7は、その外周に雄スプライン68が形成されており、
この部分を内周に雌スプラインが形成されている前輪プ
ロペラ軸21のジョイントと嵌合することにより(図
3)、前輪接続部52がスプライン結合で前輪プロペラ
軸24と一体回転可能に連結する。
(4輪)駆動仕様の場合には、本体部51の前端55を
ボールベアリング53の軸受穴へ通してハウジング空間
60内へ突出させ、その外周を前輪接続部52の後端6
1の軸心に形成された嵌合穴へ嵌合し、前端55の外周
に形成されている雄スプライン56と後端61内周に形
成された雌スプライン62とをスプライン結合させるこ
とにより、前輪接続部52を本体部51をはめ合いによ
り一体回転可能に連結して出力軸20を形成する。
ースカバー31の出口64から前方へ突出させ、前輪プ
ロペラ軸21のジョイントとスプライン結合すると前輪
駆動系が完成する。また、本体部51の後端59を後輪
プロペラシャフト24のジョイントとスプライン結合に
より連結させて後輪駆動系を完成させる。
本体部51及び前輪接続部52からなる出力軸20及び
前輪プロペラ軸21、前輪ギヤボックス22を介して前
輪2へ伝達され、前輪2を駆動できる。同時に本体部5
1及びこれを連結する後輪プロペラシャフト24を介し
て後輪3を駆動するので、前後輪計4輪の前後輪駆動が
可能となる。
には、前輪接続部52を取付ず、かつ出口64に貫通穴
65(図1)を設けない。すなわち図4は、この状態を
示し、出口64に前輪接続部52を貫通させて軸受けす
るための貫通穴を形成せず、この貫通穴相当部分を閉鎖
壁69とする。閉鎖壁69は前ケースカバー31を鋳造
等によって製造するとき製造当初に一体形成される部分
であり、4輪駆動仕様にするとき後加工で除去する部分
であるが、この部分を除去せずに残しておけばよい。
だけで、出力軸20は本体部51のみを使用し、後輪3
のみを駆動する後2輪駆動となる。したがって、前輪接
続部52の着脱により、駆動形式の変更ができる。その
うえパワーユニットケースについては、4輪駆動仕様時
において出口64部分に貫通穴65を形成し、2輪駆動
仕様時にはこの貫通穴65を設けずに閉鎖壁69として
残しておくだけでよいので、4輪駆動仕様の際若干の後
加工を施すだけであり、殆ど共用可能となる。したがっ
て、4輪駆動と2輪駆動の仕様変更が簡単になる。
なることにより、長さ方向において3ヶ所で軸受けする
ことを必要としても、本体部51と前輪接続部52に分
割してスプライン結合するようにしたので、嵌合時に内
側となる細径の雄スプライン形成側部分である前端55
を中央のボールベアリング53の軸受穴へ通して軸受け
すれば、ジャーナル径を小さくできるため、中央のボー
ルベアリング53のサイズを小さくできる。
おけるジャーナル径は、前端側のニードルベアリング6
6部分と同程度であり、かつ後端側のニードルベアリン
グ54部分のジャーナル径よりは明らかに著しく小さ
い。このため、中央のボールベアリング53は両端のベ
アリングサイズに影響を与えず、かつ逆に、両端のベア
リングを要求のサイズに設定した場合でもあまり内径を
大きくせずに組付けが可能となる。
リング3点による支持方法を採らざるを得ない構造とな
っても、出力軸20と隣り合うカウンタ軸46並びに周
辺に配置する部品との距離を大きなものにしなくてすむ
ため、パワーユニット4全体をコンパクトに設計するこ
とができる。
0aと後ケース30bの間に本体部51を配設し、その
前端55をニードルベアリング54からハウジング空間
60内へ突出させた状態で前輪接続部52を取付けでき
る。この場合、前輪接続部52は前ケースカバー31の
取付に先立って予め前端55へ結合させておくか、前ケ
ースカバー31へそのニードルベアリン66から前端6
7を突出させた状態で予め小組してから前ケースカバー
31を前ケース30a前面へ取付けるとき同時に取付け
るようにすることができる。
また、パワーユニット4が車体フレーム1に搭載されて
いる状態でメンテナンスを行うときも、前ケースカバー
31や前輪接続部52だけを取り外せば足りる場合があ
り、この場合は本体部51や後ケースカバー32を取り
外したり、クランクケース30の分解等をする必要がな
くなるから、メンテナンス作業が容易になる。
度で管理しなければならず、かつ製造上も精度維持が難
しく、複数回の矯正処理を施さなければならないことが
ある軸受部を複数有する長い出力軸20であっても、こ
れを比較的短い本体部51と前輪接続部52に分割して
個々に製造できるので、素材作成、軸受部の荒加工、熱
処理、曲がり矯正、軸受部研磨、再矯正と多くの工程が
必要になるが、本実施例によれば、熱処理後と軸受部研
磨後の矯正処理を廃止できる可能性がある。さらに矯正
によるクラックなどの問題を未然に防ぐことができる。
種々に変形や応用が可能であり、例えば、前後輪駆動の
自動2輪車に対して適用することもできる。
軸、21:前輪プロペラ軸、22:前輪ギヤボックス、
24:後輪プロペラ軸、30:クランクケース、31:
前ケースカバー、32:後ケースカバー、51:本体
部、52:前輪接続部、55:前端部、56:雄スプラ
イン、62:雌スプライン、61:後端、64:出口、
65:貫通穴、67:前端、68:雄スプライン、6
9:閉鎖壁
0)
つき、その構成各軸を結んで平行に切断した縦断面を概
略表示するものであり、パワーユニット4を構成するク
ランクケース30の前側は前ケースカバー31で覆わ
れ、後部側は後ケースカバー32で覆われ、これらでパ
ワーユニットケースを構成している。また、クランクケ
ース30の上部にはシリンダブロック33、シリンダヘ
ッド34及びシリンダヘッドカバー35が取付けられ、
シリンダヘッド34の吸気口へは気化器36が接続さ
れ、さらにこの気化器36にはエアクリーナー37(図
2)が接続されている。シリンダヘッド34の排気口に
は排気管38が接続されて
径のストッパ段部51a(図1)より前方側がボールベ
アリング53の軸受穴を貫通して前方へ突出する前端部
55をなし、その外周には雄スプライン56(図4)が
形成されている。後方のニードルベアリング54の軸受
穴からさらに後方へ突出する部分であるギヤ取付部57
の外周にはスプラインを介してファイナルドリブンギヤ
50が一体回転するように取付けられている。
2に設けられた後方へ筒状に突出する出口58を貫通し
てさらに後方へ突出し、その突出する後端59の外周に
は雄スプラインが形成され、これと結合する雌スプライ
ンが内周に形成された後輪プロペラ軸24側のジョイン
トと一体回転可能に連結している。
25)
設けられ、この大径部63より前方部分は、前ケースカ
バー31の前面に前方へ突出形成された出口64の貫通
穴65内を貫通して前方へ突出するとともに、この貫通
穴65内にて、ニードルべアリング66により軸受けさ
れ、このとき大径部63がストッパーとなる。
には、前輪接続部52を取付けず、かつ出口64に貫通
穴65(図1)を設けない。すなわち図4は、この状態
を示し、出口64に前輪接続部52を貫通させて軸受け
するための貫通穴を形成せず、この貫通穴相当部分を閉
鎖壁69とする。閉鎖壁69は前ケースカバー31を鋳
造等によって製造するとき製造当初に一体形成される部
分であり、4輪駆動仕様にするとき後加工で除去する部
分であるが、この部分を除去せずに残しておけばよい。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの出力を前輪側と後輪側の双方
へ伝達するための出力軸を備えたシャフト駆動車におい
て、前記出力軸を前輪側軸部と後輪側軸部とに分離・結
合自在に分割したことを特徴とするシャフト駆動車両の
出力軸構造。 - 【請求項2】 上記前輪側軸部と後輪側軸部の結合をス
プライン結合としたことを特徴とする請求項1に記載し
たシャフト駆動車両の出力軸構造。
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JP25006099A JP4226163B2 (ja) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | シャフト駆動車両の出力軸構造 |
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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Country Status (2)
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